JP3058889B2 - 無線通信装置および無線通信システム - Google Patents
無線通信装置および無線通信システムInfo
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- JP3058889B2 JP3058889B2 JP2062584A JP6258490A JP3058889B2 JP 3058889 B2 JP3058889 B2 JP 3058889B2 JP 2062584 A JP2062584 A JP 2062584A JP 6258490 A JP6258490 A JP 6258490A JP 3058889 B2 JP3058889 B2 JP 3058889B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば選択呼出受信機のように、情報提供
者から無線回線を介して送られた伝達情報を受信し表示
器に表示する機能を有した無線通信装置およびこのよう
な装置を有する無線通信システムに関する。
者から無線回線を介して送られた伝達情報を受信し表示
器に表示する機能を有した無線通信装置およびこのよう
な装置を有する無線通信システムに関する。
(従来の技術) 近年、新しいタイプの選択呼出システムとして、基地
局からメッセ−ジ情報を伝送して選択呼出受信機で表示
する方式が開発されている。この種の選択呼出システム
において使用される選択呼出信号は、例えば第12図に示
すように構成されている。すなわち、1フレ−ムが複数
のグル−プ(nグループ)に時分割され、これらのグル
−プはさらに同期ワ−ドと複数の呼出ワ−ド(mワー
ド)とに時分割されている。またこれらの呼出ワードに
は、IDコードとメッセージコードとがそれぞれ挿入され
る。
局からメッセ−ジ情報を伝送して選択呼出受信機で表示
する方式が開発されている。この種の選択呼出システム
において使用される選択呼出信号は、例えば第12図に示
すように構成されている。すなわち、1フレ−ムが複数
のグル−プ(nグループ)に時分割され、これらのグル
−プはさらに同期ワ−ドと複数の呼出ワ−ド(mワー
ド)とに時分割されている。またこれらの呼出ワードに
は、IDコードとメッセージコードとがそれぞれ挿入され
る。
選択呼出受信機を呼出す場合、発呼者はこの選択呼出
受信機に対応する電話番号をダイヤルして基地局を呼出
し、この基地局へメッセ−ジ情報を送る。そうすると、
基地局は上記選択呼出受信機に対応して予め設定された
IDコードと、上記メッセージ情報を符号化したメッセ−
ジコードとを発生する。そして、1フレームの複数のグ
ループのうち上記選択呼出受信機が所属するグル−プの
空きの呼出ワ−ドに、上記IDコードおよびメッセージコ
ードをそれぞれ挿入して送信する。
受信機に対応する電話番号をダイヤルして基地局を呼出
し、この基地局へメッセ−ジ情報を送る。そうすると、
基地局は上記選択呼出受信機に対応して予め設定された
IDコードと、上記メッセージ情報を符号化したメッセ−
ジコードとを発生する。そして、1フレームの複数のグ
ループのうち上記選択呼出受信機が所属するグル−プの
空きの呼出ワ−ドに、上記IDコードおよびメッセージコ
ードをそれぞれ挿入して送信する。
一方選択呼出受信機は、例えば第13図に示す如く構成
される。同図において、基地局から送られた選択呼出信
号は、アンテナ1を介して無線回路2で受信されたのち
復調回路3で復調されて制御回路4へ入力される。この
制御回路4では、上記復調された選択呼出信号に含まれ
るIDコードが、ID−ROM5に予め記憶されている自己のID
コードと照合される。そして、この照合により両符号の
一致が検出されると、自己への呼出しが発生したものと
認識され、鳴音信号が出力される。この鳴音信号は駆動
回路6を介してスピーカ7に供給される。したがってス
ピーカ7からは呼出音が発生される。このため、所有者
には呼出しが発生した旨が報知される。
される。同図において、基地局から送られた選択呼出信
号は、アンテナ1を介して無線回路2で受信されたのち
復調回路3で復調されて制御回路4へ入力される。この
制御回路4では、上記復調された選択呼出信号に含まれ
るIDコードが、ID−ROM5に予め記憶されている自己のID
コードと照合される。そして、この照合により両符号の
一致が検出されると、自己への呼出しが発生したものと
認識され、鳴音信号が出力される。この鳴音信号は駆動
回路6を介してスピーカ7に供給される。したがってス
ピーカ7からは呼出音が発生される。このため、所有者
には呼出しが発生した旨が報知される。
また、上記IDコードの一致が検出されると、上記制御
回路4ではIDコードに続いて受信されたメッセ−ジコー
ドの誤り訂正処理が行なわれ、さらにデコードされる。
そして、このデコードにより得られたメッセージデータ
は、制御回路4から例えば液晶表示器(LCD)8に供給
にされ、このLCD8に受信メッセージが表示される。した
がって所有者は、呼出発生時に上記LCD8を見ることによ
り、発呼者からのメッセージを知ることができる。尚、
上記受信メッセージコードは制御回路4によりメッセー
ジメモリ(M−ARM)9に記憶される。そして、上記LCD
8の表示終了後に、所有者が必要に応じて入力操作部10
の表示スイッチを操作すると、上記受信メッセージコー
ドはM−RAM9から読み出されてLCD8に再表示される。
回路4ではIDコードに続いて受信されたメッセ−ジコー
ドの誤り訂正処理が行なわれ、さらにデコードされる。
そして、このデコードにより得られたメッセージデータ
は、制御回路4から例えば液晶表示器(LCD)8に供給
にされ、このLCD8に受信メッセージが表示される。した
がって所有者は、呼出発生時に上記LCD8を見ることによ
り、発呼者からのメッセージを知ることができる。尚、
上記受信メッセージコードは制御回路4によりメッセー
ジメモリ(M−ARM)9に記憶される。そして、上記LCD
8の表示終了後に、所有者が必要に応じて入力操作部10
の表示スイッチを操作すると、上記受信メッセージコー
ドはM−RAM9から読み出されてLCD8に再表示される。
ところで、最近この種の選択呼出システムを利用した
新たな情報伝達方式として、特定の選択呼出受信機に対
して情報提供者から為替レートや株価等のサービス情報
を伝達する方式が考えられている。この種の方式は、例
えばサービス情報の受信を希望する選択呼出受信機に、
先に述べた通常の呼出しを行なうために使用する第1の
IDコードとは別の第2のIDコードを所有させる。この第
2のIDコードは、サービス情報の受信を希望する全ての
選択呼出受信機に対し共通に与えられる。そして、サー
ビス情報を伝達する場合には、サービス情報の提供者が
基地局に対し発呼を行ない、サービス情報を送る。そう
すると基地局は、上記第2のIDコードと、上記サービス
情報を符号化したサービスコードとを発生する。そし
て、これらのコードを選択呼出信号の全てのグループの
空きの呼出ワードにそれぞれ挿入し、選択呼出受信機に
向けて送信する。
新たな情報伝達方式として、特定の選択呼出受信機に対
して情報提供者から為替レートや株価等のサービス情報
を伝達する方式が考えられている。この種の方式は、例
えばサービス情報の受信を希望する選択呼出受信機に、
先に述べた通常の呼出しを行なうために使用する第1の
IDコードとは別の第2のIDコードを所有させる。この第
2のIDコードは、サービス情報の受信を希望する全ての
選択呼出受信機に対し共通に与えられる。そして、サー
ビス情報を伝達する場合には、サービス情報の提供者が
基地局に対し発呼を行ない、サービス情報を送る。そう
すると基地局は、上記第2のIDコードと、上記サービス
情報を符号化したサービスコードとを発生する。そし
て、これらのコードを選択呼出信号の全てのグループの
空きの呼出ワードにそれぞれ挿入し、選択呼出受信機に
向けて送信する。
これに対し、サービス情報の受信を希望する選択呼出
受信機では、第1のIDコードの照合とともに、上記第2
のIDコードの照合が行なわれる。そして、この第2のID
コードが検出されると、この第2のIDコードとともに受
信されたサービスコードが制御回路4でデコードされ、
しかるのちLCD8に供給されて表示される。したがって、
所有者はこのLCD8を見ることによりサービス情報の内容
を確認することができる。尚、上記受信サービスコード
は制御回路4からサービス情報メモリ(S−RAM)11に
転送され記憶される。
受信機では、第1のIDコードの照合とともに、上記第2
のIDコードの照合が行なわれる。そして、この第2のID
コードが検出されると、この第2のIDコードとともに受
信されたサービスコードが制御回路4でデコードされ、
しかるのちLCD8に供給されて表示される。したがって、
所有者はこのLCD8を見ることによりサービス情報の内容
を確認することができる。尚、上記受信サービスコード
は制御回路4からサービス情報メモリ(S−RAM)11に
転送され記憶される。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この様なシステムには次のような問題点があ
った。すなわち、サービス情報を含む呼出ワードが受信
された場合、選択呼出受信機は例えば必ず鳴音を発生し
てサービス情報の受信を所有者に報知するようにしてい
る。しかし、そのために所有者が通常の呼出しとサービ
ス情報の受信とを識別し難くくなる問題があった。ま
た、所有者にとってはそれ程重要ではないサービス情報
が受信されたときでも必ず鳴音等による報知が行なわれ
るため、その都度鳴音の発生を停止させる操作を行なわ
なければならなくなり、その操作が非常に面倒だった。
った。すなわち、サービス情報を含む呼出ワードが受信
された場合、選択呼出受信機は例えば必ず鳴音を発生し
てサービス情報の受信を所有者に報知するようにしてい
る。しかし、そのために所有者が通常の呼出しとサービ
ス情報の受信とを識別し難くくなる問題があった。ま
た、所有者にとってはそれ程重要ではないサービス情報
が受信されたときでも必ず鳴音等による報知が行なわれ
るため、その都度鳴音の発生を停止させる操作を行なわ
なければならなくなり、その操作が非常に面倒だった。
一方、通常の呼出しとサービス情報の受信とを識別し
易くするするために、サービス情報が受信された場合に
は鳴音を発生しないようにすることも考えられている。
しかしこの様にすると、所有者はサービス情報が受信さ
れてもこれに気付かないことが多くなる。このため、サ
ービス情報の確認が遅れ、これにより例えば株価の急落
や為替レートの急変に対し迅速に対応することができな
くなる問題があった。
易くするするために、サービス情報が受信された場合に
は鳴音を発生しないようにすることも考えられている。
しかしこの様にすると、所有者はサービス情報が受信さ
れてもこれに気付かないことが多くなる。このため、サ
ービス情報の確認が遅れ、これにより例えば株価の急落
や為替レートの急変に対し迅速に対応することができな
くなる問題があった。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、重要な伝達情報が受信された場合に
のみ報知が行なわれるようにし、これにより面倒な操作
を不要しかつ重要な伝達情報については遅滞なく受信時
点で即時確認することができ、しかもこれを複数の識別
情報を使用せず、また重要度判定用の判断値を予め設定
する特別なシーケンスを使用することなく実現できる無
線通信装置を提供することである。
的とするところは、重要な伝達情報が受信された場合に
のみ報知が行なわれるようにし、これにより面倒な操作
を不要しかつ重要な伝達情報については遅滞なく受信時
点で即時確認することができ、しかもこれを複数の識別
情報を使用せず、また重要度判定用の判断値を予め設定
する特別なシーケンスを使用することなく実現できる無
線通信装置を提供することである。
また本発明の他の目的は、重要な伝達情報であるか否
かを情報提供側が主体的に決めることができ、これによ
り伝達情報の種類に拘らず重要な伝達情報についてはそ
の受信を無線通信装置で確実に報知することができ、し
かもこれを複数の識別情報を使用せずに実現できる無線
通信システムを提供することである。
かを情報提供側が主体的に決めることができ、これによ
り伝達情報の種類に拘らず重要な伝達情報についてはそ
の受信を無線通信装置で確実に報知することができ、し
かもこれを複数の識別情報を使用せずに実現できる無線
通信システムを提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の無線通信装置は、
基地局から送信された、定量的に表されるメッセージ情
報、及びその通知先を表す識別情報を含む信号を受信し
て、その復調された信号を出力する受信手段と、第1の
判定手段と、検出手段と、第2の判定手段と、報知手段
とを備える。そして、上記第1の判定手段により、上記
受信手段から出力された復調信号中に自己に対応する識
別情報が含まれているか否かを判定し、自己に対応する
識別情報が含まれていると判定された場合に、上記検出
手段により、この新たに受信された第1のメッセージ情
報と、過去に同一の識別情報と共に受信された第2のメ
ッセージ情報とを比較してその変化量を検出する。そし
て、この検出手段により検出された変化量が重要と判断
される変化量に対応して定めた零よりも大きいしきい値
以上であるか否かを上記第2の判定手段により判定し、
この第2の判定手段により上記変化量が所定量以上と判
定された場合に、上記報知手段により伝達情報が受信さ
れた旨を報知するようにしたものである。
基地局から送信された、定量的に表されるメッセージ情
報、及びその通知先を表す識別情報を含む信号を受信し
て、その復調された信号を出力する受信手段と、第1の
判定手段と、検出手段と、第2の判定手段と、報知手段
とを備える。そして、上記第1の判定手段により、上記
受信手段から出力された復調信号中に自己に対応する識
別情報が含まれているか否かを判定し、自己に対応する
識別情報が含まれていると判定された場合に、上記検出
手段により、この新たに受信された第1のメッセージ情
報と、過去に同一の識別情報と共に受信された第2のメ
ッセージ情報とを比較してその変化量を検出する。そし
て、この検出手段により検出された変化量が重要と判断
される変化量に対応して定めた零よりも大きいしきい値
以上であるか否かを上記第2の判定手段により判定し、
この第2の判定手段により上記変化量が所定量以上と判
定された場合に、上記報知手段により伝達情報が受信さ
れた旨を報知するようにしたものである。
一方上記他の目的を達成するために本発明の無線通信
システムは、情報供給装置と、この情報供給装置に対し
通信回線を介して接続された無線送信装置と、この無線
送信装置に対し無線チャネルを介して接続される無線通
信装置とを備える。このうち、上記情報供給装置は、伝
達情報およびこの伝達情報の報知指示情報をそれぞれ入
力する入力手段と、送信手段とを備え、入力手段により
入力された伝達情報および報知指示情報を含む信号を、
上記メッセージ情報の通知先を表す情報と共に、上記送
信手段により上記通信チャネルへ出力する。また上記無
線送信装置は、上記情報供給装置から送られた信号に上
記通知先を表す情報に対応する識別情報を含めて上記無
線チャネルへ送信する。一方無線通信装置は、上記無線
送信装置から送信された信号を受信してその復調された
信号を出力する手段と、第1らおよび第2の判定手段
と、報知手段とを備える。そして、上記第1の判定手段
により、上記受信手段から出力された復調信号中に自己
に対応する識別情報が含まれているか否かを判定し、ま
た上記第2の判定手段により、上記受信手段から出力さ
れた復調信号に含まれる報知指示情報に基づいて、上記
伝達情報が受信された旨を報知するべきか否かを判定す
る。そして、上記第1の判定手段で自己に対応する識別
情報が含まれていると判定され、かつ上記第2の判定手
段で上記伝達情報が受信された旨を報知するべきだと判
定された場合に、上記報知手段によって、上記伝達情報
が受信された旨を報知するようにしたものである。
システムは、情報供給装置と、この情報供給装置に対し
通信回線を介して接続された無線送信装置と、この無線
送信装置に対し無線チャネルを介して接続される無線通
信装置とを備える。このうち、上記情報供給装置は、伝
達情報およびこの伝達情報の報知指示情報をそれぞれ入
力する入力手段と、送信手段とを備え、入力手段により
入力された伝達情報および報知指示情報を含む信号を、
上記メッセージ情報の通知先を表す情報と共に、上記送
信手段により上記通信チャネルへ出力する。また上記無
線送信装置は、上記情報供給装置から送られた信号に上
記通知先を表す情報に対応する識別情報を含めて上記無
線チャネルへ送信する。一方無線通信装置は、上記無線
送信装置から送信された信号を受信してその復調された
信号を出力する手段と、第1らおよび第2の判定手段
と、報知手段とを備える。そして、上記第1の判定手段
により、上記受信手段から出力された復調信号中に自己
に対応する識別情報が含まれているか否かを判定し、ま
た上記第2の判定手段により、上記受信手段から出力さ
れた復調信号に含まれる報知指示情報に基づいて、上記
伝達情報が受信された旨を報知するべきか否かを判定す
る。そして、上記第1の判定手段で自己に対応する識別
情報が含まれていると判定され、かつ上記第2の判定手
段で上記伝達情報が受信された旨を報知するべきだと判
定された場合に、上記報知手段によって、上記伝達情報
が受信された旨を報知するようにしたものである。
(作 用) この結果上記本発明によれば、伝達情報が受信された
場合、この伝達情報の内容が同一の識別情報を使用して
過去に受信された伝達情報の内容に比べて重要と判断さ
れる変化量に対応して定めた零よりも大きいしきい値以
上変化している場合のみ、伝達情報が受信された旨が報
知されることになる。すなわち、受信された伝達情報が
重要な場合のみ報知が行なわれることになる。したがっ
て、重要な伝達情報が受信された場合、所有者は上記報
知により伝達情報の受信を即時知ることができ、必ずそ
の場で伝達情報の内容を確認することができる。このた
め、所有者は例えば株価や為替レートの急変に対して迅
速に対応することが可能となる。
場合、この伝達情報の内容が同一の識別情報を使用して
過去に受信された伝達情報の内容に比べて重要と判断さ
れる変化量に対応して定めた零よりも大きいしきい値以
上変化している場合のみ、伝達情報が受信された旨が報
知されることになる。すなわち、受信された伝達情報が
重要な場合のみ報知が行なわれることになる。したがっ
て、重要な伝達情報が受信された場合、所有者は上記報
知により伝達情報の受信を即時知ることができ、必ずそ
の場で伝達情報の内容を確認することができる。このた
め、所有者は例えば株価や為替レートの急変に対して迅
速に対応することが可能となる。
これに対し、重要ではない伝達情報が受信された場合
には、鳴音等による報知が行なわれない。このため、所
有者は伝達情報の全ての受信について伝達情報の内容を
確認する必要がなくなり、また報知動作を停止させるた
めの操作も不要にできる。
には、鳴音等による報知が行なわれない。このため、所
有者は伝達情報の全ての受信について伝達情報の内容を
確認する必要がなくなり、また報知動作を停止させるた
めの操作も不要にできる。
また、受信された伝達情報が重要なものであるか否か
がこの伝達情報の内容に基づいて無線通信装置で判断さ
れるので、情報提供側からは伝達情報以外の報知に係わ
る特別な付加情報を送信する必要がない。このため、伝
達情報の情報長が上記特別な付加情報によって制限され
ることはなく、これにより伝達情報の伝送効率を高める
ことができる。
がこの伝達情報の内容に基づいて無線通信装置で判断さ
れるので、情報提供側からは伝達情報以外の報知に係わ
る特別な付加情報を送信する必要がない。このため、伝
達情報の情報長が上記特別な付加情報によって制限され
ることはなく、これにより伝達情報の伝送効率を高める
ことができる。
さらに、無線端末装置において、同一の識別情報によ
り受信された新旧のメッセージ情報間の変化量から受信
報知の有無を判定しているので、重要なメッセージ情報
を通知するためにそれ専用の識別情報を用意する必要が
なく、また無線端末装置に重要度判定用の判断値を予め
設定しておく必要もない。すなわち、複数の識別情報
や、判断値設定用の特別なシーケンスを必要としない。
このため、システムの機能を大きく変更することなく実
現できる利点がある。
り受信された新旧のメッセージ情報間の変化量から受信
報知の有無を判定しているので、重要なメッセージ情報
を通知するためにそれ専用の識別情報を用意する必要が
なく、また無線端末装置に重要度判定用の判断値を予め
設定しておく必要もない。すなわち、複数の識別情報
や、判断値設定用の特別なシーケンスを必要としない。
このため、システムの機能を大きく変更することなく実
現できる利点がある。
一方、上記他の本発明によれば、重要と認められる伝
達情報を送信する場合には、情報提供側でこの伝達情報
に報知を行わせる旨の報知指定情報を付加すればよい。
この様にすれば、無線通信装置では上記伝達情報が受信
された場合に、例えば鳴音により必ず報知が行なわれる
ことになる。このため、重要な伝達情報が受信された場
合、所有者は上記報知により伝達情報の受信を即時知る
ことができ、その場で伝達情報の内容を確認することが
できる。このため、所有者は例えば株価や為替レートの
急変に対して迅速に対応することが可能となる。
達情報を送信する場合には、情報提供側でこの伝達情報
に報知を行わせる旨の報知指定情報を付加すればよい。
この様にすれば、無線通信装置では上記伝達情報が受信
された場合に、例えば鳴音により必ず報知が行なわれる
ことになる。このため、重要な伝達情報が受信された場
合、所有者は上記報知により伝達情報の受信を即時知る
ことができ、その場で伝達情報の内容を確認することが
できる。このため、所有者は例えば株価や為替レートの
急変に対して迅速に対応することが可能となる。
反対に、重要でない伝達情報を送信する場合には、情
報提供側で伝達情報に報知を行わない旨の報知指定情報
を付加する。この様にすれば、無線通信装置では上記伝
達情報が受信されても鳴音等による報知は一切行なわれ
ない。このため、所有者は伝達情報の全ての受信につい
て伝達情報の内容を確認する必要がなくなり、また報知
動作を停止させるための操作も不要にできる。
報提供側で伝達情報に報知を行わない旨の報知指定情報
を付加する。この様にすれば、無線通信装置では上記伝
達情報が受信されても鳴音等による報知は一切行なわれ
ない。このため、所有者は伝達情報の全ての受信につい
て伝達情報の内容を確認する必要がなくなり、また報知
動作を停止させるための操作も不要にできる。
また、伝達情報が重要であるか否かを情報提供側で主
体的に設定することができるので、例えば数値以外の情
報のように、伝達情報の内容からでは重要か否かを判別
し難い場合でも、重要な伝達情報が受信された旨を無線
通信装置で確実に報知することができる。
体的に設定することができるので、例えば数値以外の情
報のように、伝達情報の内容からでは重要か否かを判別
し難い場合でも、重要な伝達情報が受信された旨を無線
通信装置で確実に報知することができる。
さらに、報知動作を行わせるか否かを、メッセージ情
報に少数ビット(1ビット)の報知指定情報を付加する
ことで通知しているので、受信報知の有無を指定するた
めにそれ専用の識別情報を使用する必要がない。このた
め、数が限られる識別情報の有効利用を図ることがで
き、これにより加入者の収容能力を拡大することができ
る。
報に少数ビット(1ビット)の報知指定情報を付加する
ことで通知しているので、受信報知の有無を指定するた
めにそれ専用の識別情報を使用する必要がない。このた
め、数が限られる識別情報の有効利用を図ることがで
き、これにより加入者の収容能力を拡大することができ
る。
(実施例) 第1の実施例 先ず、本発明を選択呼出受信機に適用した場合の実施
例を説明する。第1図は、この実施例における選択呼出
受信機の構成を示すものである。尚、同図において前記
第12図と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省
略する。
例を説明する。第1図は、この実施例における選択呼出
受信機の構成を示すものである。尚、同図において前記
第12図と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省
略する。
制御回路40は、マイクロプロセッサ(CPU)を主制御
部として有しており、バッテリセ−ビングを伴う受信制
御手段、第1の個別番号符号(第1のIDコード)および
第2の個別番号符号(第2のIDコード)の照合手段、通
常の呼出制御手段等に加えて、サ−ビス情報の呼出しに
係わるサ−ビス情報比較手段41および報知制御手段42を
それぞれ備えている。
部として有しており、バッテリセ−ビングを伴う受信制
御手段、第1の個別番号符号(第1のIDコード)および
第2の個別番号符号(第2のIDコード)の照合手段、通
常の呼出制御手段等に加えて、サ−ビス情報の呼出しに
係わるサ−ビス情報比較手段41および報知制御手段42を
それぞれ備えている。
サ−ビス情報比較手段41は、第2のIDコードが受信さ
れた時に、この第2のIDコードとともに受信されたサ−
ビス情報を、サ−ビス情報メモリ(S−RAM)11に記憶
されている前回受信のサ−ビス情報と比較し、その差情
報を検出するものである。報知制御手段42は、上記サ−
ビス情報比較手段41により検出された差情報が予め設定
したしきい値以上か否かを判定し、しきい値以上のとき
に駆動回路6を介してスピ−カ7へ鳴音信号を供給し、
これによりサ−ビス情報が受信されたことを鳴音により
報知するものである。この場合鳴音信号は、通常の呼出
発生時に使用する鳴音信号とは周波数または継続周期が
異ならせてある。
れた時に、この第2のIDコードとともに受信されたサ−
ビス情報を、サ−ビス情報メモリ(S−RAM)11に記憶
されている前回受信のサ−ビス情報と比較し、その差情
報を検出するものである。報知制御手段42は、上記サ−
ビス情報比較手段41により検出された差情報が予め設定
したしきい値以上か否かを判定し、しきい値以上のとき
に駆動回路6を介してスピ−カ7へ鳴音信号を供給し、
これによりサ−ビス情報が受信されたことを鳴音により
報知するものである。この場合鳴音信号は、通常の呼出
発生時に使用する鳴音信号とは周波数または継続周期が
異ならせてある。
次に、以上のように構成された選択呼出受信機の動作
を制御回路40の制御手順に従って説明する。呼出待機状
態において制御回路40は、第2図に示す如くステップ2a
で表示スイッチの操作監視を行なうとともに、ステップ
2bでバッテリセ−ピング制御による自機が属するグルー
プの受信期間の監視を行なっている。この状態で、入力
操作部10の表示スイッチが操作されると、制御回路40は
メッセ−ジ表示制御に移行する。そして、上記表示スイ
ッチの操作内容に従ってメッセ−ジメモリ9またはサ−
ビス情報メモリ11からメッセ−ジコードまたはサ−ビス
情報を選択的に読み出し、これらのメッセ−ジコードま
たはサ−ビス情報を復号したのちLCD8に表示させる。
を制御回路40の制御手順に従って説明する。呼出待機状
態において制御回路40は、第2図に示す如くステップ2a
で表示スイッチの操作監視を行なうとともに、ステップ
2bでバッテリセ−ピング制御による自機が属するグルー
プの受信期間の監視を行なっている。この状態で、入力
操作部10の表示スイッチが操作されると、制御回路40は
メッセ−ジ表示制御に移行する。そして、上記表示スイ
ッチの操作内容に従ってメッセ−ジメモリ9またはサ−
ビス情報メモリ11からメッセ−ジコードまたはサ−ビス
情報を選択的に読み出し、これらのメッセ−ジコードま
たはサ−ビス情報を復号したのちLCD8に表示させる。
一方自機が属するグループの受信期間になると、制御
回路40はステップ2bからステップ2cに移行してここで無
線回路2および復調回路3に図示しない電池の出力電圧
を供給し、これにより受信機を受信動作状態に設定す
る。そして、以下次のような手順で制御動作を実行す
る。すなわち、先ず無線回路2および復調回路3により
受信復調されたIDコードを、ステップ2dでID−ROM5に記
憶してある自機の第1のIDコードおよび第2のIDコード
と各々照合する。続いて、ステップ2eおよびステップ2f
により、受信されたIDコ−ドが自機の第1のIDコードと
一致したか否か、受信されたIDコードが自機の第2のID
コードと一致したか否かをそれぞれ判定する。この判定
の結果、受信されたIDコードが自機の第1のIDコードと
一致すると判定された場合は通常の呼出制御へ移行し、
一方受信されたIDコードが自機の第2のIDコードと一致
すると判定された場合はサ−ビス情報呼出制御へ移行す
る。尚、受信されたIDコードが自機の第1のIDコードで
もまた第2のIDコードでもなかった場合には、呼出待機
状態に戻る。
回路40はステップ2bからステップ2cに移行してここで無
線回路2および復調回路3に図示しない電池の出力電圧
を供給し、これにより受信機を受信動作状態に設定す
る。そして、以下次のような手順で制御動作を実行す
る。すなわち、先ず無線回路2および復調回路3により
受信復調されたIDコードを、ステップ2dでID−ROM5に記
憶してある自機の第1のIDコードおよび第2のIDコード
と各々照合する。続いて、ステップ2eおよびステップ2f
により、受信されたIDコ−ドが自機の第1のIDコードと
一致したか否か、受信されたIDコードが自機の第2のID
コードと一致したか否かをそれぞれ判定する。この判定
の結果、受信されたIDコードが自機の第1のIDコードと
一致すると判定された場合は通常の呼出制御へ移行し、
一方受信されたIDコードが自機の第2のIDコードと一致
すると判定された場合はサ−ビス情報呼出制御へ移行す
る。尚、受信されたIDコードが自機の第1のIDコードで
もまた第2のIDコードでもなかった場合には、呼出待機
状態に戻る。
通常の呼出制御に移行すると制御回路40は、第3図に
示す如く先ずステップ3aで受信された第2のIDコードに
続いて受信されるメッセ−ジコードを導入したのち、ス
テップ3bで通常呼出用の鳴音信号を駆動回路6を経てス
ピ−カ7に供給し、これにより所持者に対し自機への呼
出しが発生した旨を鳴音により報知する。またステップ
3cで上記メッセ−ジコードをメッセ−ジメモリ9に格納
するとともに、ステップ3dでこのメッセ−ジコードを解
読したのちステップ3eによりLCD8に供給して表示させ
る。かくして、所持者は自己への呼出しの発生を知り、
さらに発呼者からのメッセ−ジを確認することができ
る。そうして鳴音の発生およびメッセ−ジの表示を開始
すると、制御回路40はステップ3fおよびステップ3gで鳴
音の終了監視および表示の終了監視をそれぞれ実行す
る。この状態で、所持者が入力操作部10の鳴音停止スイ
ッチを操作するかまたは第1の時間が経過すると、制御
回路40はステップ3hに移行してここで鳴音の発生を停止
させる。また、同様に所持者が入力操作部10の表示停止
スイッチを操作するかまたは第2の時間が経過すると、
制御回路40はスイッチ3iに移行してここでLCD8に表示中
のメッセ−ジを消去する。尚、通常上記第2の時間は第
1の時間よりも長く設定される。
示す如く先ずステップ3aで受信された第2のIDコードに
続いて受信されるメッセ−ジコードを導入したのち、ス
テップ3bで通常呼出用の鳴音信号を駆動回路6を経てス
ピ−カ7に供給し、これにより所持者に対し自機への呼
出しが発生した旨を鳴音により報知する。またステップ
3cで上記メッセ−ジコードをメッセ−ジメモリ9に格納
するとともに、ステップ3dでこのメッセ−ジコードを解
読したのちステップ3eによりLCD8に供給して表示させ
る。かくして、所持者は自己への呼出しの発生を知り、
さらに発呼者からのメッセ−ジを確認することができ
る。そうして鳴音の発生およびメッセ−ジの表示を開始
すると、制御回路40はステップ3fおよびステップ3gで鳴
音の終了監視および表示の終了監視をそれぞれ実行す
る。この状態で、所持者が入力操作部10の鳴音停止スイ
ッチを操作するかまたは第1の時間が経過すると、制御
回路40はステップ3hに移行してここで鳴音の発生を停止
させる。また、同様に所持者が入力操作部10の表示停止
スイッチを操作するかまたは第2の時間が経過すると、
制御回路40はスイッチ3iに移行してここでLCD8に表示中
のメッセ−ジを消去する。尚、通常上記第2の時間は第
1の時間よりも長く設定される。
一方、サ−ビス情報の呼出制御に移行すると制御回路
40は、第4図に示す如く先ずステップ4aで第2のIDコー
ドに続いて受信されたサ−ビス情報を導入する。そし
て、ステップ4bでこの受信サ−ビス情報と、サ−ビス情
報メモリ11に記憶されている前回受信のサ−ビス情報と
を比較し、その差を検出する。例えば、いまサ−ビス情
報として株価の情報を受信しているとすると、いま受信
した最新の株価と前回受信した株価とを比較し、その差
を算出する。尚、サ−ビス情報が為替レ−トの場合にも
同様である。
40は、第4図に示す如く先ずステップ4aで第2のIDコー
ドに続いて受信されたサ−ビス情報を導入する。そし
て、ステップ4bでこの受信サ−ビス情報と、サ−ビス情
報メモリ11に記憶されている前回受信のサ−ビス情報と
を比較し、その差を検出する。例えば、いまサ−ビス情
報として株価の情報を受信しているとすると、いま受信
した最新の株価と前回受信した株価とを比較し、その差
を算出する。尚、サ−ビス情報が為替レ−トの場合にも
同様である。
そうして差情報が検出されると制御回路40は、続いて
ステップ4cで上記差情報の値が予め設定した一定値以上
であるか否かを判定する。そして、例えば差情報の値が
一定値以上だったとすると、いま受信されたサ−ビス情
報は前回受信のサ−ビス情報に対する変化が大きく重要
であると判断し、ステップ4cからステップ4dに移行して
ここで駆動回路6を介してスピ−カ7へ鳴音信号を供給
し、これにより鳴音を発生させる。このとき発生される
鳴音は、通常の呼出しに使用する鳴音とは周波数または
継続周期が異ならせてある。このため、所持者は上記鳴
音により重要なサ−ビス情報が受信されたことを通常の
呼出しと区別して明確にしかも即時知ることができる。
また制御回路40は、上記鳴音の発生に続いてステップ4e
に移行し、ここでサ−ビス情報メモリ11の記憶内容を前
記受信の古いサ−ビス情報から上記最新のサ−ビス情報
に書換える。そして、ステップ4fで上記最新のサ−ビス
情報を解読したのち、ステップ4gでLCD8へ供給して表示
させる。これに対し上記差情報の値が一定値未満だった
場合には、いま受信されたサ−ビス情報はそれほど重要
なものではないと判断し、ステップ4dを飛越してステッ
プ4eに移行する。しかして、この場合鳴音は発生されな
い。そして、以後上記受信サ−ビス情報は、上記鳴音を
発生させた場合と同様に、ステップ4e〜ステップ4gによ
りサ−ビス情報メモリ11に格納されるとともにLCD8に表
示される。
ステップ4cで上記差情報の値が予め設定した一定値以上
であるか否かを判定する。そして、例えば差情報の値が
一定値以上だったとすると、いま受信されたサ−ビス情
報は前回受信のサ−ビス情報に対する変化が大きく重要
であると判断し、ステップ4cからステップ4dに移行して
ここで駆動回路6を介してスピ−カ7へ鳴音信号を供給
し、これにより鳴音を発生させる。このとき発生される
鳴音は、通常の呼出しに使用する鳴音とは周波数または
継続周期が異ならせてある。このため、所持者は上記鳴
音により重要なサ−ビス情報が受信されたことを通常の
呼出しと区別して明確にしかも即時知ることができる。
また制御回路40は、上記鳴音の発生に続いてステップ4e
に移行し、ここでサ−ビス情報メモリ11の記憶内容を前
記受信の古いサ−ビス情報から上記最新のサ−ビス情報
に書換える。そして、ステップ4fで上記最新のサ−ビス
情報を解読したのち、ステップ4gでLCD8へ供給して表示
させる。これに対し上記差情報の値が一定値未満だった
場合には、いま受信されたサ−ビス情報はそれほど重要
なものではないと判断し、ステップ4dを飛越してステッ
プ4eに移行する。しかして、この場合鳴音は発生されな
い。そして、以後上記受信サ−ビス情報は、上記鳴音を
発生させた場合と同様に、ステップ4e〜ステップ4gによ
りサ−ビス情報メモリ11に格納されるとともにLCD8に表
示される。
尚、上記鳴音およびサ−ビス情報の表示は、ステップ
4h〜ステップ4kにより所持者による鳴音または表示の終
了操作がなされるかまたは一定時間が経過した時点で停
止される。
4h〜ステップ4kにより所持者による鳴音または表示の終
了操作がなされるかまたは一定時間が経過した時点で停
止される。
このように本実施例であれば、サ−ビス情報が受信さ
れた場合に、この受信サ−ビス情報と前回受信のサ−ビ
ス情報との差を検出し、この差が一定値以上の時に鳴音
により報知を行なうようにしたので、変化の大きい重要
なサ−ビス情報が受信された場合には、サ−ビス情報が
受信された旨を所持者に対し即時報知することができ、
これにより所持者は迅速な対応を行なうことができる。
また、その際鳴音の信号形態を通常の呼出時の形態と異
ならせたことにより、所持者はサ−ビス情報の到来を通
常の呼出しと区別して明確に知ることができる。一方、
受信サ−ビス情報と前回受信のサ−ビス情報との差が一
定値未満の場合には、鳴音を発生させないようにしたの
で、サ−ビス情報が受信される毎に鳴音が発生されるこ
とはなくなり、この結果通常の呼出しを識別し易くする
ことができる。また、その都度鳴音の停止操作を行なう
必要がなくなるので、面倒な操作をできる限り少なくす
ることができる。
れた場合に、この受信サ−ビス情報と前回受信のサ−ビ
ス情報との差を検出し、この差が一定値以上の時に鳴音
により報知を行なうようにしたので、変化の大きい重要
なサ−ビス情報が受信された場合には、サ−ビス情報が
受信された旨を所持者に対し即時報知することができ、
これにより所持者は迅速な対応を行なうことができる。
また、その際鳴音の信号形態を通常の呼出時の形態と異
ならせたことにより、所持者はサ−ビス情報の到来を通
常の呼出しと区別して明確に知ることができる。一方、
受信サ−ビス情報と前回受信のサ−ビス情報との差が一
定値未満の場合には、鳴音を発生させないようにしたの
で、サ−ビス情報が受信される毎に鳴音が発生されるこ
とはなくなり、この結果通常の呼出しを識別し易くする
ことができる。また、その都度鳴音の停止操作を行なう
必要がなくなるので、面倒な操作をできる限り少なくす
ることができる。
また本実施例であれば、受信されたサービス情報が重
要なものであるか否かが、このサービス情報の内容に基
づいて選択呼出受信機で判断されるので、情報提供側か
らはサービス情報以外の特別な付加情報を送信する必要
がない。このため、サービス情報の情報長が上記特別な
付加情報によって制限されることはなく、これにより伝
達情報の伝送効率を高めることができる。
要なものであるか否かが、このサービス情報の内容に基
づいて選択呼出受信機で判断されるので、情報提供側か
らはサービス情報以外の特別な付加情報を送信する必要
がない。このため、サービス情報の情報長が上記特別な
付加情報によって制限されることはなく、これにより伝
達情報の伝送効率を高めることができる。
第2の実施例 次に、本発明を選択呼出システムに適用した場合の実
施例を説明する。第5図はこの実施例に係わる選択呼出
システムの構成を示すブロック図である。
施例を説明する。第5図はこの実施例に係わる選択呼出
システムの構成を示すブロック図である。
このシステムは、情報提供者が保有する電話装置100
と、この電話装置100が加入電話回線20を介して接続さ
れる交換機30と、この交換機30に通信線路400を介して
接続される基地局50と、複数の選択呼出受信機61〜6nと
を備えている。
と、この電話装置100が加入電話回線20を介して接続さ
れる交換機30と、この交換機30に通信線路400を介して
接続される基地局50と、複数の選択呼出受信機61〜6nと
を備えている。
電話装置100には、基地局に対し発呼するための回路
と、メッセージ情報およびサービス情報等の伝達情報を
送出すための回路とが備えられている。伝達情報を送出
するための回路は、ダイヤルキーの操作に応じてDTMF信
号を発生する。
と、メッセージ情報およびサービス情報等の伝達情報を
送出すための回路とが備えられている。伝達情報を送出
するための回路は、ダイヤルキーの操作に応じてDTMF信
号を発生する。
基地局50は、無線呼出装置51と、符号化装置52と、送
信機53と、送信アンテナ54とを備えている。無線呼出装
置51は、トランク55と、レジスタ56と、電話番号照合装
置57とを有する。トランク55は通信線路400の監視制御
を行なう。レジスタ56は上記電話装置100から交換機30
を経由して送られた選択呼出受信機の電話番号と、メッ
セージ情報またはサービス情報をそれぞれ蓄積する。電
話番号照合装置57は、上記電話番号と、予め記憶されて
いる各選択呼出受信機61〜6nの電話番号との照合を行な
う。そして、該当する電話番号があれば、この電話番号
に対応するID番号を発生し、さらに符号化装置52を起動
して、この符号化装置52へ所定のタイミングで上記ID番
号と、上記メッセージ情報またはサービス情報をそれぞ
れ出力する。符号化装置52は、上記ID番号と、メッセー
ジ情報またはサービス情報をそれぞれ符号化する。この
符号化装置52から出力されたIDコードと、メッセージコ
ードまたはサービスコードは、送信機53により変調され
たのち送信アンテナ54から各選択呼出受信機61〜6nへ向
けて送信される。
信機53と、送信アンテナ54とを備えている。無線呼出装
置51は、トランク55と、レジスタ56と、電話番号照合装
置57とを有する。トランク55は通信線路400の監視制御
を行なう。レジスタ56は上記電話装置100から交換機30
を経由して送られた選択呼出受信機の電話番号と、メッ
セージ情報またはサービス情報をそれぞれ蓄積する。電
話番号照合装置57は、上記電話番号と、予め記憶されて
いる各選択呼出受信機61〜6nの電話番号との照合を行な
う。そして、該当する電話番号があれば、この電話番号
に対応するID番号を発生し、さらに符号化装置52を起動
して、この符号化装置52へ所定のタイミングで上記ID番
号と、上記メッセージ情報またはサービス情報をそれぞ
れ出力する。符号化装置52は、上記ID番号と、メッセー
ジ情報またはサービス情報をそれぞれ符号化する。この
符号化装置52から出力されたIDコードと、メッセージコ
ードまたはサービスコードは、送信機53により変調され
たのち送信アンテナ54から各選択呼出受信機61〜6nへ向
けて送信される。
尚、第6図は通常の呼出しの場合に上記基地局50から
送信される呼出ワードの構成を示すもので、この呼出ワ
ードは第1のIDコードとメッセージコードとから構成さ
れる。このうち第1のIDコードは、各選択呼出受信機61
〜6n毎に固有のもので、全ての選択呼出受信機61〜6nに
それぞれ割り当てられている。一方、第7図はサービス
情報を伝達する際に上記基地局50から送出される呼出ワ
ードの構成を示すもので、この呼出ワードは第2のIDコ
ードと付加コードとサービスコードとから構成される。
このうち第2のIDコードは、上記各選択呼出受信機61〜
6nのうちサービス情報の受信を希望する選択呼出受信機
のみに共通に割り当てられている。また付加コードは、
選択呼出受信機に対しサービス情報の受信を鳴音により
報知するか否かを指定するためのもので、例えば1ビッ
トからなる。
送信される呼出ワードの構成を示すもので、この呼出ワ
ードは第1のIDコードとメッセージコードとから構成さ
れる。このうち第1のIDコードは、各選択呼出受信機61
〜6n毎に固有のもので、全ての選択呼出受信機61〜6nに
それぞれ割り当てられている。一方、第7図はサービス
情報を伝達する際に上記基地局50から送出される呼出ワ
ードの構成を示すもので、この呼出ワードは第2のIDコ
ードと付加コードとサービスコードとから構成される。
このうち第2のIDコードは、上記各選択呼出受信機61〜
6nのうちサービス情報の受信を希望する選択呼出受信機
のみに共通に割り当てられている。また付加コードは、
選択呼出受信機に対しサービス情報の受信を鳴音により
報知するか否かを指定するためのもので、例えば1ビッ
トからなる。
一方、上記各選択呼出受信機61〜6nのうち、サービス
情報の受信機能を有する選択呼出受信機は次のように構
成される。第8図はその構成を示す回路ブロック図であ
る。
情報の受信機能を有する選択呼出受信機は次のように構
成される。第8図はその構成を示す回路ブロック図であ
る。
基地局50から送信された選択呼出信号は、アンテナ71
を介して無線回路72で受信されたのち、復調回路73で復
調されて制御回路74に導入される。この制御回路74は、
例えばマイクロコンピュータにより構成される。このマ
イクロコンピュータは、CPU91と、入力ポート92と、出
力ポート93と、プログラムROM94と、メッセージメモリ
(M−RAM)95と、サービス情報メモリ(S−RAM)96
と、2個のタイマ97,98とを有している。CPU41は、上記
プログラムROM94に予め記憶されているプログラムに従
って所定の制御動作を実行する。またCPU91には、ID−R
OM75が接続されている。このID−ROM75には、通常呼出
用の第1のIDコードと、サービス情報受信用の第2のID
コードとがそれぞれ予め書き込まれている。
を介して無線回路72で受信されたのち、復調回路73で復
調されて制御回路74に導入される。この制御回路74は、
例えばマイクロコンピュータにより構成される。このマ
イクロコンピュータは、CPU91と、入力ポート92と、出
力ポート93と、プログラムROM94と、メッセージメモリ
(M−RAM)95と、サービス情報メモリ(S−RAM)96
と、2個のタイマ97,98とを有している。CPU41は、上記
プログラムROM94に予め記憶されているプログラムに従
って所定の制御動作を実行する。またCPU91には、ID−R
OM75が接続されている。このID−ROM75には、通常呼出
用の第1のIDコードと、サービス情報受信用の第2のID
コードとがそれぞれ予め書き込まれている。
入力ポート92には、上記復調回路73、停止スイッチ80
および表示スイッチ81がそれぞれ接続されている。停止
スイッチ80および表示スイッチ81はそれぞれ押ボタンス
イッチからなり、押ボタンが押されたときに操作信号を
発生して上記入力ポート92に供給する。出力ポート93に
は、スピーカ駆動回路76およびLCD駆動回路78がそれぞ
れ接続されている。スピーカ駆動回路76は、上記CPU71
から出力ポート93を介して出力された駆動信号に応じて
鳴音信号を発生し、この鳴音信号をスピーカ77に供給し
てスピーカ77から鳴音を発生させるものである。上記LC
D駆動回路78は、上記CPU91から上記出力ポート93を介し
て出力されたメッセージ表示データまたはサービス情報
表示データに従って、液晶表示器(LCD)79に上記メッ
セージ表示データに対応するメッセージあるいはサービ
ス情報表示データに対応するサービス情報を表示させる
ものである。
および表示スイッチ81がそれぞれ接続されている。停止
スイッチ80および表示スイッチ81はそれぞれ押ボタンス
イッチからなり、押ボタンが押されたときに操作信号を
発生して上記入力ポート92に供給する。出力ポート93に
は、スピーカ駆動回路76およびLCD駆動回路78がそれぞ
れ接続されている。スピーカ駆動回路76は、上記CPU71
から出力ポート93を介して出力された駆動信号に応じて
鳴音信号を発生し、この鳴音信号をスピーカ77に供給し
てスピーカ77から鳴音を発生させるものである。上記LC
D駆動回路78は、上記CPU91から上記出力ポート93を介し
て出力されたメッセージ表示データまたはサービス情報
表示データに従って、液晶表示器(LCD)79に上記メッ
セージ表示データに対応するメッセージあるいはサービ
ス情報表示データに対応するサービス情報を表示させる
ものである。
上記メッセージメモリ95およびサービス情報メモリ96
はRAMからなる。これらのRAMは、各々複数のメッセージ
コードおよびサービス情報コードを記憶する複数のメモ
リエリアを有する。上記タイマ97,98は、各々例えばカ
ウンタにより構成される。これらのカウンタは、各々異
なるカウント上限値が予め設定されている。上記タイマ
97,98は、CPU91からカウント開始信号が供給された時点
でカウント動作を開始し、カウント値が上記予め設定さ
れたカウント上限値に達した時点でタイムオーバ信号を
発生する。
はRAMからなる。これらのRAMは、各々複数のメッセージ
コードおよびサービス情報コードを記憶する複数のメモ
リエリアを有する。上記タイマ97,98は、各々例えばカ
ウンタにより構成される。これらのカウンタは、各々異
なるカウント上限値が予め設定されている。上記タイマ
97,98は、CPU91からカウント開始信号が供給された時点
でカウント動作を開始し、カウント値が上記予め設定さ
れたカウント上限値に達した時点でタイムオーバ信号を
発生する。
次に、以上のように構成された選択呼出システムの動
作を説明する。
作を説明する。
通常の呼出しを行なう場合 いま例えばある加入者が、選択呼出受信機61の所有者
を呼出すために、自身の電話装置100において上記選択
呼出受信機61の電話番号により発呼を行なったとする。
そうすると、上記電話装置100は交換機30を介して基地
局50に接続される。そして、この状態で上記選択呼出受
信機61の電話番号が交換機30を経由して基地局50の無線
呼出装置51へ伝送される。この伝送された電話番号は無
線呼出装置51内のレジスタ56に蓄積される。次に上記電
話装置100において、上記加入者がダイヤルキーを操作
して連絡先の電話番号等のメッセージ情報を入力したと
する。そうすると、電話装置100からは上記メッセージ
情報に対応するDTMF信号が発生され、このDTMF信号は交
換機を30を介して基地局50に伝送される。そして、この
DTMF信号からなるメッセージ情報に基地局50の無線呼出
装置51で受信され、レジスタ56に記憶される。
を呼出すために、自身の電話装置100において上記選択
呼出受信機61の電話番号により発呼を行なったとする。
そうすると、上記電話装置100は交換機30を介して基地
局50に接続される。そして、この状態で上記選択呼出受
信機61の電話番号が交換機30を経由して基地局50の無線
呼出装置51へ伝送される。この伝送された電話番号は無
線呼出装置51内のレジスタ56に蓄積される。次に上記電
話装置100において、上記加入者がダイヤルキーを操作
して連絡先の電話番号等のメッセージ情報を入力したと
する。そうすると、電話装置100からは上記メッセージ
情報に対応するDTMF信号が発生され、このDTMF信号は交
換機を30を介して基地局50に伝送される。そして、この
DTMF信号からなるメッセージ情報に基地局50の無線呼出
装置51で受信され、レジスタ56に記憶される。
上記電話番号が伝送されると基地局50では、電話番号
照合装置57で上記伝送された電話番号と予め記憶されて
いる各選択呼出受信機61〜6nの電話番号との照合が行な
われる。そして、該当する電話番号が見付かると、上記
電話番号に対応する第1のID番号と、上記レジスタ56に
記憶されているメッセージ情報とが符号化装置52に送ら
れ、それぞれ符号化される。そして、この符号化装置52
から出力された第1のIDコードおよびメッセージコード
(第6図)は、送信機53で変調されたのち送信アンテナ
54から選択呼出受信機61〜6nに向けて送信される。
照合装置57で上記伝送された電話番号と予め記憶されて
いる各選択呼出受信機61〜6nの電話番号との照合が行な
われる。そして、該当する電話番号が見付かると、上記
電話番号に対応する第1のID番号と、上記レジスタ56に
記憶されているメッセージ情報とが符号化装置52に送ら
れ、それぞれ符号化される。そして、この符号化装置52
から出力された第1のIDコードおよびメッセージコード
(第6図)は、送信機53で変調されたのち送信アンテナ
54から選択呼出受信機61〜6nに向けて送信される。
これに対し各選択呼出受信機61〜6nでは、呼出待機動
作が行なわれている。すなわち、制御回路74のCPU91に
おいて、例えば第9図に示す如く表示スイッチ81がオン
されたか否か(ステップ6a)と、自機が属するグループ
の受信期間になったか否か(ステップ6b)とが繰り返し
監視されている。
作が行なわれている。すなわち、制御回路74のCPU91に
おいて、例えば第9図に示す如く表示スイッチ81がオン
されたか否か(ステップ6a)と、自機が属するグループ
の受信期間になったか否か(ステップ6b)とが繰り返し
監視されている。
この状態で自機が属するグループの受信期間になる
と、制御回路74では選択呼出信号を受信するための制御
が行なわれる。すなわち、先ずステップ6cにより無線回
路62が起動される。そうすると、無線回路72では選択呼
出信号が受信され、この選択呼出信号は復調回路73で復
調される。次にステップ6dにより、上記復調回路74から
出力された復調選択呼出信号の中のIDコードがCPU91に
取り込れる。またステップ6eにより、ID−ROM75から第
1のIDコードが読出される。そして、ステップ6fにおい
て上記受信IDコードと第1のIDコードとの照合が行なわ
れる。この照合の結果両IDコードの一致が検出される
と、制御回路74では自機に対する通常の呼出しが発生し
たと判断され、通常呼出制御が実行される。
と、制御回路74では選択呼出信号を受信するための制御
が行なわれる。すなわち、先ずステップ6cにより無線回
路62が起動される。そうすると、無線回路72では選択呼
出信号が受信され、この選択呼出信号は復調回路73で復
調される。次にステップ6dにより、上記復調回路74から
出力された復調選択呼出信号の中のIDコードがCPU91に
取り込れる。またステップ6eにより、ID−ROM75から第
1のIDコードが読出される。そして、ステップ6fにおい
て上記受信IDコードと第1のIDコードとの照合が行なわ
れる。この照合の結果両IDコードの一致が検出される
と、制御回路74では自機に対する通常の呼出しが発生し
たと判断され、通常呼出制御が実行される。
すなわち、第10図に示すように先ずステップ7aにより
スピーカ駆動回路76に対し駆動信号が出力される。この
ため、スピーカ駆動回路76からは鳴音信号が出力され、
この鳴音信号によりスピーカ67から鳴音が発生される。
したがって、所有者はこの鳴音により呼出しが発生した
ことを知ることができる。次にステップ7bでは、上記復
調選択呼出信号中のメッセージコードが取り込まれる。
このメッセージコードは、CPU91内のレジスタに一時保
持されるとともに、ステップ7cでM−RAM95に格納され
る。続いてステップ7dでは上記メッセージコードのデコ
ードが行なわれる。このデコードにより得られたメッセ
ージ表示データは、ステップ7eによりLCD駆動回路78へ
出力される。このため、LCD79にはいま受信されたメッ
セージが表示される。したがって、所有者はLCD79を見
ることにより、いま受信されたメッセージを確認するこ
とができる。
スピーカ駆動回路76に対し駆動信号が出力される。この
ため、スピーカ駆動回路76からは鳴音信号が出力され、
この鳴音信号によりスピーカ67から鳴音が発生される。
したがって、所有者はこの鳴音により呼出しが発生した
ことを知ることができる。次にステップ7bでは、上記復
調選択呼出信号中のメッセージコードが取り込まれる。
このメッセージコードは、CPU91内のレジスタに一時保
持されるとともに、ステップ7cでM−RAM95に格納され
る。続いてステップ7dでは上記メッセージコードのデコ
ードが行なわれる。このデコードにより得られたメッセ
ージ表示データは、ステップ7eによりLCD駆動回路78へ
出力される。このため、LCD79にはいま受信されたメッ
セージが表示される。したがって、所有者はLCD79を見
ることにより、いま受信されたメッセージを確認するこ
とができる。
上記鳴音の発生およびメッセージの表示が開始される
と、制御回路74はこれらの鳴音の発生およびメッセージ
の表示を停止するための制御を実行する。すなわち、第
10図に示す如く先ずステップ7fおよびステップ7gによ
り、それぞれタイマ(TM1)97およびタイマ(TM2)98に
カウント開始信号が出力される。このためタイマ97,98
はそれぞれカウント動作を開始する。続いてステップ7h
およびステップ7iでは、それぞれ停止スイッチ80が押さ
れたか否かと、上記タイマ97からタイムオーバ信号が発
生されたか否かとが繰り返し監視される。この状態で、
いま例えば所有者が停止スイッチ80を押したとする。そ
うすると、ステップ7jでスピーカ駆動回路76に対し鳴音
停止信号が出力される。このため、スピーカ77からの鳴
音の発生は停止される。また、たとえば上記停止スイッ
チ80が押されなくても、上記鳴音の発生が開始されてか
ら第1の時間t1(例えば5秒)が経過すると、上記タイ
マ97からはタイムオーバ信号が発生され、これに応じて
上記ステップ7jにより鳴音停止信号が出力される。この
ため、鳴音の発生は自動的に停止される。
と、制御回路74はこれらの鳴音の発生およびメッセージ
の表示を停止するための制御を実行する。すなわち、第
10図に示す如く先ずステップ7fおよびステップ7gによ
り、それぞれタイマ(TM1)97およびタイマ(TM2)98に
カウント開始信号が出力される。このためタイマ97,98
はそれぞれカウント動作を開始する。続いてステップ7h
およびステップ7iでは、それぞれ停止スイッチ80が押さ
れたか否かと、上記タイマ97からタイムオーバ信号が発
生されたか否かとが繰り返し監視される。この状態で、
いま例えば所有者が停止スイッチ80を押したとする。そ
うすると、ステップ7jでスピーカ駆動回路76に対し鳴音
停止信号が出力される。このため、スピーカ77からの鳴
音の発生は停止される。また、たとえば上記停止スイッ
チ80が押されなくても、上記鳴音の発生が開始されてか
ら第1の時間t1(例えば5秒)が経過すると、上記タイ
マ97からはタイムオーバ信号が発生され、これに応じて
上記ステップ7jにより鳴音停止信号が出力される。この
ため、鳴音の発生は自動的に停止される。
上記鳴音の発生が停止されると、続いてステップ7kお
よびステップ7lにより、それぞれ停止スイッチ80が押さ
れたか否かと、上記タイマ98からタイムオーバ信号が発
生されたか否かとが繰り返し監視される。この状態で、
所有者が停止スイッチ80を押すか、または上記メッセー
ジの表示が開始されてから第2の時間t2(例えば20秒)
が経過すると、ステップ7mにより表示駆動回路78に対し
表示停止信号が出力される。このため、LCD79における
メッセージの表示は終了される。
よびステップ7lにより、それぞれ停止スイッチ80が押さ
れたか否かと、上記タイマ98からタイムオーバ信号が発
生されたか否かとが繰り返し監視される。この状態で、
所有者が停止スイッチ80を押すか、または上記メッセー
ジの表示が開始されてから第2の時間t2(例えば20秒)
が経過すると、ステップ7mにより表示駆動回路78に対し
表示停止信号が出力される。このため、LCD79における
メッセージの表示は終了される。
尚、先に述べた呼出待機状態で、例えば表示スイッチ
81が押されると、制御回路74ではメッセージメモリ95か
らメッセージコードを選択的に読出してLCD79に表示さ
せるための制御が実行される。したがって、LCD79にお
いてメッセージの表示が消えた後でも、表示スイッチ81
を押すことにより同メッセージを再表示することができ
る。
81が押されると、制御回路74ではメッセージメモリ95か
らメッセージコードを選択的に読出してLCD79に表示さ
せるための制御が実行される。したがって、LCD79にお
いてメッセージの表示が消えた後でも、表示スイッチ81
を押すことにより同メッセージを再表示することができ
る。
サービス情報を伝達する場合 例えばサービス情報の提供者が、サービス情報の受信
を希望する選択呼出受信機に対し、株価や為替レート等
のサービス情報を伝達するために、電話装置100を用い
て特定の電話番号により発呼を行なったとする。そうす
ると、上記電話装置100は交換機30を介して基地局50に
接続される。そして、この状態で上記特定の電話番号が
交換機30を経由して基地局50の無線呼出装置51へ伝送さ
れる。この伝送された電話番号は無線呼出装置51内のレ
ジスタ56に蓄積される。次に上記電話装置100におい
て、上記情報提供者はダイヤルキーを操作することによ
り、鳴音を発生させるか否かを指定するための付加情報
と、サービス情報とを入力する。そうすると、電話装置
100からは上記付加情報およびサービス情報に対応するD
TMF信号が発生され、このDTMF信号は交換機を30を介し
て基地局50に伝送される。そして、このTDMF信号からな
る付加情報およびサービス情報は基地局50の無線呼出装
置51で受信され、レジスタ56に記憶される。
を希望する選択呼出受信機に対し、株価や為替レート等
のサービス情報を伝達するために、電話装置100を用い
て特定の電話番号により発呼を行なったとする。そうす
ると、上記電話装置100は交換機30を介して基地局50に
接続される。そして、この状態で上記特定の電話番号が
交換機30を経由して基地局50の無線呼出装置51へ伝送さ
れる。この伝送された電話番号は無線呼出装置51内のレ
ジスタ56に蓄積される。次に上記電話装置100におい
て、上記情報提供者はダイヤルキーを操作することによ
り、鳴音を発生させるか否かを指定するための付加情報
と、サービス情報とを入力する。そうすると、電話装置
100からは上記付加情報およびサービス情報に対応するD
TMF信号が発生され、このDTMF信号は交換機を30を介し
て基地局50に伝送される。そして、このTDMF信号からな
る付加情報およびサービス情報は基地局50の無線呼出装
置51で受信され、レジスタ56に記憶される。
上記電話番号が伝送されると基地局50では、電話番号
照合装置57で上記伝送された電話番号と予め記憶されて
いる各選択呼出受信機61〜6nの電話番号との照合が行な
われる。そして、上記伝送された電話番号が特定の電話
番号と一致すると、上記特性の電話番号に対応する第2
のID番号と、上記レジスタ56に記憶されている付加情報
およびサービス情報とが符号化装置52に送られ、それぞ
れ符号化される。そして、この符号化装置52から出力さ
れた第2のIDコード、付加コードおよびサービスコード
(第7図)は、送信機53で変調されたのち送信アンテナ
54から選択呼出受信機61〜6nに向けて送信される。
照合装置57で上記伝送された電話番号と予め記憶されて
いる各選択呼出受信機61〜6nの電話番号との照合が行な
われる。そして、上記伝送された電話番号が特定の電話
番号と一致すると、上記特性の電話番号に対応する第2
のID番号と、上記レジスタ56に記憶されている付加情報
およびサービス情報とが符号化装置52に送られ、それぞ
れ符号化される。そして、この符号化装置52から出力さ
れた第2のIDコード、付加コードおよびサービスコード
(第7図)は、送信機53で変調されたのち送信アンテナ
54から選択呼出受信機61〜6nに向けて送信される。
これに対し各選択呼出受信機61〜6nでは、制御回路74
により第9図に示す手順に従って呼出待機制御が行なわ
れている。尚、この第9図に示す制御手順のうち、ステ
ップ6aからステップ6gまでの手順は、先に説明した通常
呼出しの場合と同じである。
により第9図に示す手順に従って呼出待機制御が行なわ
れている。尚、この第9図に示す制御手順のうち、ステ
ップ6aからステップ6gまでの手順は、先に説明した通常
呼出しの場合と同じである。
ステップ6fによる受信IDコードと第1のIDコードとの
照合の結果、ステップ6gで両IDコードが一致と判定され
ると、制御回路74では次にステップ6hによりID−ROM75
から第2のIDコードが読出される。そして、ステップ6i
で上記受信IDコードと第2のIDコードとの照合が行なわ
れる。この照合の結果に基づいて、ステップ6jでは上記
各IDコードが一致したか否かが判定され、一致するとサ
ービス情報の呼出制御が実行される。
照合の結果、ステップ6gで両IDコードが一致と判定され
ると、制御回路74では次にステップ6hによりID−ROM75
から第2のIDコードが読出される。そして、ステップ6i
で上記受信IDコードと第2のIDコードとの照合が行なわ
れる。この照合の結果に基づいて、ステップ6jでは上記
各IDコードが一致したか否かが判定され、一致するとサ
ービス情報の呼出制御が実行される。
すなわち、第11図(a)に示す如くステップ8aでは、
IDコードに続いて復調回路73から出力される付加コード
およびサービスコードがそれぞれ取り込まれる。そし
て、ステップ8bで付加コードは“H"レベルであるかまた
は“L"レベルであるかが判定される。もしいま付加コー
ドが“H"レベルであったとすれば、制御回路74は情報提
供者から鳴音の発生指示が受信されたと判断して、ステ
ップ8fに移行する。このステップ8fでは、スピーカ駆動
回路76に対し駆動信号が出力される。このため、スピー
カ77からは鳴音が発生される。したがって所有者は、選
択呼出受信機を例えばポケットや鞄等に収容した状態で
携帯していたとしても、上記鳴音によりサービス情報の
受信を確実に知ることができる。
IDコードに続いて復調回路73から出力される付加コード
およびサービスコードがそれぞれ取り込まれる。そし
て、ステップ8bで付加コードは“H"レベルであるかまた
は“L"レベルであるかが判定される。もしいま付加コー
ドが“H"レベルであったとすれば、制御回路74は情報提
供者から鳴音の発生指示が受信されたと判断して、ステ
ップ8fに移行する。このステップ8fでは、スピーカ駆動
回路76に対し駆動信号が出力される。このため、スピー
カ77からは鳴音が発生される。したがって所有者は、選
択呼出受信機を例えばポケットや鞄等に収容した状態で
携帯していたとしても、上記鳴音によりサービス情報の
受信を確実に知ることができる。
これに対し、付加コードが“L"レベルであったとする
と、制御回路74はステップ8cに移行する。このステップ
8cではS−RAM96から前回受信されたサービスコードが
読み出される。次にステップ8dでは、今回受信された上
記サービスコードと、上記前回受信されたサービスコー
ドとの比較が行なわれ、その差が検出される。例えば、
いまサービス情報が株価を表わしているとすれば、前回
受信された株価と今回受信された株価との差が検出され
る。続いてステップ8eでは、上記各サービスコードの差
が予め設定されている所定量以上であるか否かが判定さ
れる。そして、差が所定量以上と判定されるとステップ
8fに移行される。このステップ8fでは、先に述べたよう
にスピーカ駆動回路76に対し駆動信号が出力される。こ
のためスピーカ77からは鳴音が発生され、所有者にサー
ビス情報が受信された旨が報知される。したがってこの
場合にも、所有者はサービス情報の受信を確実に知るこ
とができる。すなわち、情報提供者が鳴音を発生させる
ための指示を行なわなくても、サービス情報の変化量が
所定量以上の場合には、自動的に鳴音が発生される。
と、制御回路74はステップ8cに移行する。このステップ
8cではS−RAM96から前回受信されたサービスコードが
読み出される。次にステップ8dでは、今回受信された上
記サービスコードと、上記前回受信されたサービスコー
ドとの比較が行なわれ、その差が検出される。例えば、
いまサービス情報が株価を表わしているとすれば、前回
受信された株価と今回受信された株価との差が検出され
る。続いてステップ8eでは、上記各サービスコードの差
が予め設定されている所定量以上であるか否かが判定さ
れる。そして、差が所定量以上と判定されるとステップ
8fに移行される。このステップ8fでは、先に述べたよう
にスピーカ駆動回路76に対し駆動信号が出力される。こ
のためスピーカ77からは鳴音が発生され、所有者にサー
ビス情報が受信された旨が報知される。したがってこの
場合にも、所有者はサービス情報の受信を確実に知るこ
とができる。すなわち、情報提供者が鳴音を発生させる
ための指示を行なわなくても、サービス情報の変化量が
所定量以上の場合には、自動的に鳴音が発生される。
続いてステップ8gでは、上記今回受信されたサービス
コードがS−RAM96に記憶される。次にステップ8hで
は、上記サービスコードがデコードされる。このデコー
ドにより得られたサービス情報表示データは、ステップ
8iによりLCD駆動回路78に供給される。このため、LCD79
には上記サービス情報が表示される。したがって所有者
は、上記LCD79を見ることによりサービス情報の内容を
確認することができる。
コードがS−RAM96に記憶される。次にステップ8hで
は、上記サービスコードがデコードされる。このデコー
ドにより得られたサービス情報表示データは、ステップ
8iによりLCD駆動回路78に供給される。このため、LCD79
には上記サービス情報が表示される。したがって所有者
は、上記LCD79を見ることによりサービス情報の内容を
確認することができる。
一方、上記ステップ8eで差が所定量に満たないと判定
されると、上記ステップ8fを飛び越してステップ8gに移
行される。そして、このステップ8gにより上記サービス
コードがS−RAM96に格納される。また、ステップ8hお
よびステップ8iにより、上記受信サービス情報をLCD79
に表示するための制御が行なわれる。すなわち、この場
合には、サービス情報の変化量が小さいため、鳴音を発
生させてサービス情報の受信を所有者に知らせる必要は
ないと判断され、サービス情報のS−RAM96への格納とL
CD79への表示のみが行なわれる。したがって、サービス
情報の変化が小さい場合、つまりサービス情報の重要性
が低い場合には、所有者は鳴音により呼び出されずに済
む。
されると、上記ステップ8fを飛び越してステップ8gに移
行される。そして、このステップ8gにより上記サービス
コードがS−RAM96に格納される。また、ステップ8hお
よびステップ8iにより、上記受信サービス情報をLCD79
に表示するための制御が行なわれる。すなわち、この場
合には、サービス情報の変化量が小さいため、鳴音を発
生させてサービス情報の受信を所有者に知らせる必要は
ないと判断され、サービス情報のS−RAM96への格納とL
CD79への表示のみが行なわれる。したがって、サービス
情報の変化が小さい場合、つまりサービス情報の重要性
が低い場合には、所有者は鳴音により呼び出されずに済
む。
そうしてサービス情報の表示が行なわれると、制御回
路74では表示の停止制御と、鳴音が発生されていればそ
の停止制御とが行なわれる。すなわち、第11図(b)に
示す如く先ずステップ8sにより鳴音を発生しているか否
かが判定される。鳴音を発生している場合には、ステッ
プ8jおよびステップ8kでそれぞれタイマ97,98に対しス
タート信号が出力される。これにより各タイマ97,98は
それぞれカウント動作を開始する。次にステップ8lおよ
びステップ8mでは、それぞれ停止スイッチ80が押された
か否かと、上記タイマ97からタイムオーバ信号が出力さ
れたか否かとが繰り返し監視される。この状態で、上記
鳴音の発生開始時点から第1の時間t1が経過して、これ
により上記タイマ97からタイムオーバ信号が出力される
か、またはこの第1の時間が経過する以前に停止スイッ
チ80が押されると、ステップ8nによりスピーカ駆動回路
76へ鳴音停止信号が出力される。このためスピーカ77か
らの鳴音の発生は停止される。
路74では表示の停止制御と、鳴音が発生されていればそ
の停止制御とが行なわれる。すなわち、第11図(b)に
示す如く先ずステップ8sにより鳴音を発生しているか否
かが判定される。鳴音を発生している場合には、ステッ
プ8jおよびステップ8kでそれぞれタイマ97,98に対しス
タート信号が出力される。これにより各タイマ97,98は
それぞれカウント動作を開始する。次にステップ8lおよ
びステップ8mでは、それぞれ停止スイッチ80が押された
か否かと、上記タイマ97からタイムオーバ信号が出力さ
れたか否かとが繰り返し監視される。この状態で、上記
鳴音の発生開始時点から第1の時間t1が経過して、これ
により上記タイマ97からタイムオーバ信号が出力される
か、またはこの第1の時間が経過する以前に停止スイッ
チ80が押されると、ステップ8nによりスピーカ駆動回路
76へ鳴音停止信号が出力される。このためスピーカ77か
らの鳴音の発生は停止される。
次にステップ8oおよびステップ8pでは、それぞれ停止
スイッチ80が押されたか否かと、上記タイマ98からタイ
ムオーバ信号が出力されたか否かとが繰り返し監視され
る。この状態で、上記鳴音の発生開始時点から第2の時
間t2が経過して、これにより上記タイマ98からタイムオ
ーバ信号が出力されるか、またはこの第2の時間が経過
する以前に停止スイッチ80が押されると、ステップ8qに
よりLCD駆動回路78へ表示停止信号が出力される。この
ためLCD79におけるサービス情報の表示は停止される。
スイッチ80が押されたか否かと、上記タイマ98からタイ
ムオーバ信号が出力されたか否かとが繰り返し監視され
る。この状態で、上記鳴音の発生開始時点から第2の時
間t2が経過して、これにより上記タイマ98からタイムオ
ーバ信号が出力されるか、またはこの第2の時間が経過
する以前に停止スイッチ80が押されると、ステップ8qに
よりLCD駆動回路78へ表示停止信号が出力される。この
ためLCD79におけるサービス情報の表示は停止される。
一方上記ステップ8sで鳴音信号が発生されていないと
判定された場合には、ステップ8rでタイマ98に対しての
みスタート信号が供給される。そして、ステップ8oに移
行され、以後上記したようにLCD79におけるサービス情
報の表示を停止するための制御が行なわれる。
判定された場合には、ステップ8rでタイマ98に対しての
みスタート信号が供給される。そして、ステップ8oに移
行され、以後上記したようにLCD79におけるサービス情
報の表示を停止するための制御が行なわれる。
このように本実施例では、前記第1の実施例と同様
に、選択呼出受信機において、サービス情報が受信され
た場合に、この今回受信されたサービス情報と、S−RA
M96に記憶しておいた前回受信のサービス情報との差が
検出され、この差が所定量以上の場合に鳴音が発生され
る。このため、重要なサービス情報が受信された場合に
は、選択呼出受信機がたとえば所有者のポケットや鞄の
中に収容されていても、サービス情報の受信が所有者に
鳴音によって確実に報告される。したがって、所有者は
重要なサービス情報を常に受信時点で即時確認すること
ができ、これにより迅速な対応が可能となる。また、差
が所定量に満たない場合、つまり重要ではないサービス
情報が受信された場合には、鳴音は発生されない。この
ため、所有者は重要ではないサービス情報が受信された
場合には、その都度LCD79を見る必要がなくなり、また
鳴音を停止させるための操作を行なう必要もなくなる。
したがって、所有者の負担は軽減される。
に、選択呼出受信機において、サービス情報が受信され
た場合に、この今回受信されたサービス情報と、S−RA
M96に記憶しておいた前回受信のサービス情報との差が
検出され、この差が所定量以上の場合に鳴音が発生され
る。このため、重要なサービス情報が受信された場合に
は、選択呼出受信機がたとえば所有者のポケットや鞄の
中に収容されていても、サービス情報の受信が所有者に
鳴音によって確実に報告される。したがって、所有者は
重要なサービス情報を常に受信時点で即時確認すること
ができ、これにより迅速な対応が可能となる。また、差
が所定量に満たない場合、つまり重要ではないサービス
情報が受信された場合には、鳴音は発生されない。この
ため、所有者は重要ではないサービス情報が受信された
場合には、その都度LCD79を見る必要がなくなり、また
鳴音を停止させるための操作を行なう必要もなくなる。
したがって、所有者の負担は軽減される。
さらに本実施例は、情報提供側がサービス情報を送る
際に、選択呼出受信機において鳴音を発生させるか否か
を指定するための付加情報を付加している。そして、選
択呼出受信機でサービス情報が受信された場合に、付加
情報の内容から鳴音を発生させるか否かを判定し、この
判定結果に従って鳴音の発明を制御するようにしてい
る。このため、例えば文字情報からなるニュースのよう
に、選択呼出受信機では定量的な判定が困難なサービス
情報を送る場合でも、情報提供側で重要なサービス情報
には鳴音を発生させるための付加情報を付加して送信す
ることにより、選択呼出受信機では鳴音を発生させるこ
とができる。したがって所有者は、サービス情報の種類
に拘らず重要なサービス情報が受信された場合には、こ
のサービス情報の受信を即時知ることができ、これによ
り重要なサービス情報の内容を遅滞なくその場で確認す
ることができる。
際に、選択呼出受信機において鳴音を発生させるか否か
を指定するための付加情報を付加している。そして、選
択呼出受信機でサービス情報が受信された場合に、付加
情報の内容から鳴音を発生させるか否かを判定し、この
判定結果に従って鳴音の発明を制御するようにしてい
る。このため、例えば文字情報からなるニュースのよう
に、選択呼出受信機では定量的な判定が困難なサービス
情報を送る場合でも、情報提供側で重要なサービス情報
には鳴音を発生させるための付加情報を付加して送信す
ることにより、選択呼出受信機では鳴音を発生させるこ
とができる。したがって所有者は、サービス情報の種類
に拘らず重要なサービス情報が受信された場合には、こ
のサービス情報の受信を即時知ることができ、これによ
り重要なサービス情報の内容を遅滞なくその場で確認す
ることができる。
尚、本発明は上記各実施例に限定されるものではな
く、次のような各種変形が可能である。すなわち、選択
呼出受信機において、通常の呼出しが発生した場合に発
生させる鳴音と、重要なサービス情報が受信された場合
に発生させる鳴音とを異ならせるようにしてもよい。鳴
音を異ならせるための方式としては、例えば音色(周波
数)や断続周期を異ならせる方式が考えられる。また、
鳴音の代わりに、音声合成回路を用いて、通常の呼出し
が発生した旨の音声メッセージと、重要なサービス情報
が受信された旨の音声メッセージとをそれぞれ発生させ
るようにしてもよい。さらに、サービス情報が受信され
た場合には、鳴音や音声メッセージの発生に加えて、発
光ダイオード等の発光素子を点灯または点滅させるよう
にしてもよい。また、サービス情報の受信をバイブレー
ションにより報知するようにしてもよい。
く、次のような各種変形が可能である。すなわち、選択
呼出受信機において、通常の呼出しが発生した場合に発
生させる鳴音と、重要なサービス情報が受信された場合
に発生させる鳴音とを異ならせるようにしてもよい。鳴
音を異ならせるための方式としては、例えば音色(周波
数)や断続周期を異ならせる方式が考えられる。また、
鳴音の代わりに、音声合成回路を用いて、通常の呼出し
が発生した旨の音声メッセージと、重要なサービス情報
が受信された旨の音声メッセージとをそれぞれ発生させ
るようにしてもよい。さらに、サービス情報が受信され
た場合には、鳴音や音声メッセージの発生に加えて、発
光ダイオード等の発光素子を点灯または点滅させるよう
にしてもよい。また、サービス情報の受信をバイブレー
ションにより報知するようにしてもよい。
サービス情報を伝送するために異なる2個のIDコード
を用意し、一方のIDコードを選択した場合には選択呼出
受信機で鳴音が発生されるようにし、他方のIDコードを
選択した場合には選択呼出受信機で鳴音が発生されない
ように構成してもよい。この様にすれば、付加情報が不
要となり、その分サービス情報のビット長を長くするこ
とができる。
を用意し、一方のIDコードを選択した場合には選択呼出
受信機で鳴音が発生されるようにし、他方のIDコードを
選択した場合には選択呼出受信機で鳴音が発生されない
ように構成してもよい。この様にすれば、付加情報が不
要となり、その分サービス情報のビット長を長くするこ
とができる。
サービス情報を伝送するために異なる複数個のIDコー
ドを用意し、異なる種類のサービス情報を上記各IDコー
ドにそれぞれ対応させて伝送するようにしてもよい。こ
の場合には、各所有者毎に各々希望するサービス情報に
対応するIDコードを記憶したID−ROMを選択呼出受信機
に内蔵させておくことにより実現できる。
ドを用意し、異なる種類のサービス情報を上記各IDコー
ドにそれぞれ対応させて伝送するようにしてもよい。こ
の場合には、各所有者毎に各々希望するサービス情報に
対応するIDコードを記憶したID−ROMを選択呼出受信機
に内蔵させておくことにより実現できる。
選択呼出受信機において、受信したサービス情報は、
重要と判断した場合のみS−RAMに記憶するようにして
もよい。またS−RAMには、常に最新のサービス情報の
みを記憶しておくようにしてもよく、また受信順に複数
の(例えば3個)のサービス情報を記憶するようにして
もよい。この様に複数のサービス情報を記憶させるよう
にすると、過去に受信された複数のサービス情報を順次
S−RAMから読み出してLCDで見ることができる。このた
め、例えば株価や為替レートの変動の推移を細かく検討
することが可能となる。
重要と判断した場合のみS−RAMに記憶するようにして
もよい。またS−RAMには、常に最新のサービス情報の
みを記憶しておくようにしてもよく、また受信順に複数
の(例えば3個)のサービス情報を記憶するようにして
もよい。この様に複数のサービス情報を記憶させるよう
にすると、過去に受信された複数のサービス情報を順次
S−RAMから読み出してLCDで見ることができる。このた
め、例えば株価や為替レートの変動の推移を細かく検討
することが可能となる。
選択呼出受信機において、受信されたサービス情報が
重要か否かを判定するためのしきい値を複数設定し、今
回受信されたサービスコードと前回受信されたサービス
コードとの差を上記各しきい値と各々比較する。そし
て、これらの比較結果に基づいてサービス情報の重要度
を判定し、この判定結果に基づいて報知を制御するよう
にしてもよい。例えば、しきい値を2つ設定し、これに
より重要度を3段階で判定する場合には、重要度が最も
高いと判定された場合には連続音を出力し、重要度が中
程度と判定された場合には通常呼出しの場合の鳴音とは
異なる断続周期の断続音を出力し、さらに重要度が低い
と判定された場合には鳴音を発生しないようにしてもよ
い。またこの場合、重要度のランクをサービス情報とと
もにLCDに表示するようにしてもよい。この様にすれ
ば、所有者がサービス情報の重要度をさらに細かく判断
することができる。また、上記しきい値を所有者が任意
に設定するための機能を選択呼出受信機に設けてもよ
い。この様にすれば、サービス情報の重要性の判断基準
を各所有者が自由に設定することができる。
重要か否かを判定するためのしきい値を複数設定し、今
回受信されたサービスコードと前回受信されたサービス
コードとの差を上記各しきい値と各々比較する。そし
て、これらの比較結果に基づいてサービス情報の重要度
を判定し、この判定結果に基づいて報知を制御するよう
にしてもよい。例えば、しきい値を2つ設定し、これに
より重要度を3段階で判定する場合には、重要度が最も
高いと判定された場合には連続音を出力し、重要度が中
程度と判定された場合には通常呼出しの場合の鳴音とは
異なる断続周期の断続音を出力し、さらに重要度が低い
と判定された場合には鳴音を発生しないようにしてもよ
い。またこの場合、重要度のランクをサービス情報とと
もにLCDに表示するようにしてもよい。この様にすれ
ば、所有者がサービス情報の重要度をさらに細かく判断
することができる。また、上記しきい値を所有者が任意
に設定するための機能を選択呼出受信機に設けてもよ
い。この様にすれば、サービス情報の重要性の判断基準
を各所有者が自由に設定することができる。
また本発明はサービス情報を伝達する場合に限らず、
メッセージ情報を伝達する場合に適用してもよい。すな
わち、メッセージ提供側、つまり呼出側は、鳴音を発生
させるか否かを指定する指定情報をメッセージ情報に付
加または挿入して基地局へ送信する。基地局は、上記指
定情報およびメッセージ情報をそれぞれ符号化して選択
呼出受信機に向け送信する。選択呼出受信機は、上記指
定情報が鳴音を発生させることを表すものであるか否か
を判定する。そして、鳴音を発生させるものであると判
定されれば、鳴音の発生を行なう。
メッセージ情報を伝達する場合に適用してもよい。すな
わち、メッセージ提供側、つまり呼出側は、鳴音を発生
させるか否かを指定する指定情報をメッセージ情報に付
加または挿入して基地局へ送信する。基地局は、上記指
定情報およびメッセージ情報をそれぞれ符号化して選択
呼出受信機に向け送信する。選択呼出受信機は、上記指
定情報が鳴音を発生させることを表すものであるか否か
を判定する。そして、鳴音を発生させるものであると判
定されれば、鳴音の発生を行なう。
また、メッセージ情報が定量的に表されるものである
場合にも適用できる。すなわち、選択呼出受信機におい
て、受信されたメッセージ情報の変化量を検出する。そ
して、この変化量が所定量以上の場合に鳴音を発生する
ように制御する。
場合にも適用できる。すなわち、選択呼出受信機におい
て、受信されたメッセージ情報の変化量を検出する。そ
して、この変化量が所定量以上の場合に鳴音を発生する
ように制御する。
さらに、複数のIDコードを用いて鳴音の発生を制御す
るようにしてもよい。すなわち、1台の選択呼出受信機
について、鳴音を発生させることに対応する電話番号
と、鳴音を発生させないことに対応する電話番号とを予
め設定しておく。そしてメッセージ提供者、つまり呼出
者は、メッセージの重要性に応じて上記電話番号を選択
して発呼を行なう。これに対し基地局では、上記呼出者
により選択された電話番号に応じたIDコードを発生して
メッセージコードを送信する。これらのコードを受信し
た選択呼出受信機は、上記IDコードが鳴音を発生させる
ことに対応するものであるか否かを判定し、鳴音を発生
させることに対応するものであった場合に鳴音を発生す
る。
るようにしてもよい。すなわち、1台の選択呼出受信機
について、鳴音を発生させることに対応する電話番号
と、鳴音を発生させないことに対応する電話番号とを予
め設定しておく。そしてメッセージ提供者、つまり呼出
者は、メッセージの重要性に応じて上記電話番号を選択
して発呼を行なう。これに対し基地局では、上記呼出者
により選択された電話番号に応じたIDコードを発生して
メッセージコードを送信する。これらのコードを受信し
た選択呼出受信機は、上記IDコードが鳴音を発生させる
ことに対応するものであるか否かを判定し、鳴音を発生
させることに対応するものであった場合に鳴音を発生す
る。
その他、本発明は選択呼出システム以外に、自動車電
話システムや携帯電話システム等の他の無線通信システ
ムにも適用可能である。また、伝達する情報の種類や内
容などについてもどのようなものを使用してもよい。
話システムや携帯電話システム等の他の無線通信システ
ムにも適用可能である。また、伝達する情報の種類や内
容などについてもどのようなものを使用してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明の無線通信装置は、基地局
から送信された、定量的に表されるメッセージ情報、及
びその通知先を表す識別情報を含む信号を受信して、そ
の復調された信号を出力する受信手段と、第1の判定手
段と、検出手段と、第2の判定手段と、報知手段とを備
える。そして、上記第1の判定手段により、上記受信手
段から出力された復調信号中に自己に対応する識別情報
が含まれているか否かを判定し、自己に対応する識別情
報が含まれていると判定された場合に、上記検出手段に
より、この新たに受信された伝達情報と過去に同一の識
別情報と共に受信された伝達情報とを比較してその変化
量を検出する。そして、この検出手段により検出された
変化量が重要と判断される変化量に対応して定めた零よ
りも大きいしきい値以上であるか否かを上記第2の判定
手段により判定し、この第2の判定手段により上記変化
量が上記しきい値以上と判定された場合に、上記報知手
段により伝達情報が受信された旨を報知するようにした
ものである。
から送信された、定量的に表されるメッセージ情報、及
びその通知先を表す識別情報を含む信号を受信して、そ
の復調された信号を出力する受信手段と、第1の判定手
段と、検出手段と、第2の判定手段と、報知手段とを備
える。そして、上記第1の判定手段により、上記受信手
段から出力された復調信号中に自己に対応する識別情報
が含まれているか否かを判定し、自己に対応する識別情
報が含まれていると判定された場合に、上記検出手段に
より、この新たに受信された伝達情報と過去に同一の識
別情報と共に受信された伝達情報とを比較してその変化
量を検出する。そして、この検出手段により検出された
変化量が重要と判断される変化量に対応して定めた零よ
りも大きいしきい値以上であるか否かを上記第2の判定
手段により判定し、この第2の判定手段により上記変化
量が上記しきい値以上と判定された場合に、上記報知手
段により伝達情報が受信された旨を報知するようにした
ものである。
したがってこの本発明によれば、重要な伝達情報が受
信された場合にのみ報知が行なわれるようになり、これ
により面倒な操作が不要で、かつ重要な伝達情報につい
ては遅滞なく受信時点で即時確認することができ、しか
もこれを複数の識別情報を使用せず、また重要度判定用
の判断値を予め設定する特別なシーケンスを使用するこ
となく実現できる無線通信装置を提供することができ
る。
信された場合にのみ報知が行なわれるようになり、これ
により面倒な操作が不要で、かつ重要な伝達情報につい
ては遅滞なく受信時点で即時確認することができ、しか
もこれを複数の識別情報を使用せず、また重要度判定用
の判断値を予め設定する特別なシーケンスを使用するこ
となく実現できる無線通信装置を提供することができ
る。
また別の本発明の無線通信システムは、情報供給装置
と、この情報供給装置に対し通信回線を介して接続され
た無線送信装置と、この無線送信装置に対し無線チャネ
ルを介して接続される無線通信装置とを備える。このう
ち、上記情報供給装置は、伝達情報およびこの伝達情報
の報知指示情報をそれぞれ入力する入力手段と、送信手
段とを備え、入力手段により入力された伝達情報および
報知指示情報を含む信号を、上記メッセージ情報の通知
先を表す情報と共に、上記送信手段により上記通信チャ
ネルへ出力する。また上記無線送信装置は、上記情報供
給装置から送られた信号に上記通知先を表す情報に対応
する識別情報を含めて上記無線チャネルへ送信する。一
方無線通信装置は、上記無線送信装置から送信された信
号を受信してその復調された信号を出力する手段と、第
1らおよび第2の判定手段と、報知手段とを備える。そ
して、上記第1の判定手段により、上記受信手段から出
力された復調信号中に自己に対応する識別情報が含まれ
ているか否かを判定し、また上記第2の判定手段によ
り、上記受信手段から出力された復調信号に含まれる報
知指示情報に基づいて、上記伝達情報が受信された旨を
報知するべきか否かを判定する。そして、上記第1の判
定手段で自己に対応する識別情報が含まれていると判定
され、かつ上記第2の判定手段で上記伝達情報が受信さ
れた旨を報知するべきだと判定された場合に、上記報知
手段によって、上記伝達情報が受信された旨を報知する
ようにしたものである。
と、この情報供給装置に対し通信回線を介して接続され
た無線送信装置と、この無線送信装置に対し無線チャネ
ルを介して接続される無線通信装置とを備える。このう
ち、上記情報供給装置は、伝達情報およびこの伝達情報
の報知指示情報をそれぞれ入力する入力手段と、送信手
段とを備え、入力手段により入力された伝達情報および
報知指示情報を含む信号を、上記メッセージ情報の通知
先を表す情報と共に、上記送信手段により上記通信チャ
ネルへ出力する。また上記無線送信装置は、上記情報供
給装置から送られた信号に上記通知先を表す情報に対応
する識別情報を含めて上記無線チャネルへ送信する。一
方無線通信装置は、上記無線送信装置から送信された信
号を受信してその復調された信号を出力する手段と、第
1らおよび第2の判定手段と、報知手段とを備える。そ
して、上記第1の判定手段により、上記受信手段から出
力された復調信号中に自己に対応する識別情報が含まれ
ているか否かを判定し、また上記第2の判定手段によ
り、上記受信手段から出力された復調信号に含まれる報
知指示情報に基づいて、上記伝達情報が受信された旨を
報知するべきか否かを判定する。そして、上記第1の判
定手段で自己に対応する識別情報が含まれていると判定
され、かつ上記第2の判定手段で上記伝達情報が受信さ
れた旨を報知するべきだと判定された場合に、上記報知
手段によって、上記伝達情報が受信された旨を報知する
ようにしたものである。
したがってこの別の本発明によれば、重要な伝達情報
であるか否かを情報提供側が主体的に決めることがで
き、これにより伝達情報の種類に拘らず重要な伝達情報
についてはその受信を無線通信装置で確実に報知するこ
とができ、しかもこれを複数の識別情報を使用せずに実
現できる無線通信システムを提供することができる。
であるか否かを情報提供側が主体的に決めることがで
き、これにより伝達情報の種類に拘らず重要な伝達情報
についてはその受信を無線通信装置で確実に報知するこ
とができ、しかもこれを複数の識別情報を使用せずに実
現できる無線通信システムを提供することができる。
第1図は本発明の第1の実施例に係わる選択呼出受信機
の構成を示す回路ブロック図、第2図乃至第4図は同受
信機の制御回路の制御手順および制御内容を示すフロー
チャート、第5図乃至第11図は本発明の第2の実施例に
係わる選択呼出システムを説明するためのもので、第5
図は同システムの構成を示すブロック図、第6図および
第7図は第5図に示されるシステムで使用される信号の
構成を示す図、第8図乃至第11図は選択呼出受信機のCP
Uの制御手順および制御内容を示すフローチャート、第1
2図は選択呼出信号の構成の一例を示す図、第13図は従
来の選択呼出受信機の構成の一例を示す回路ブロック図
である。 1,71……アンテナ、2,72……無線回路、3,73……復調回
路、5……個別番号符号メモリ(ID−ROM)、6……ス
ピーカ駆動回路、7……スピーカ、8,79……液晶表示器
(LCD)、9……メッセージメモリ(M−RAM)、10……
入力操作部、11……サービス情報メモリ(S−RAM)、2
0……加入者線、30……交換機、40,74……制御回路、41
……サービス情報比較手段、42……報知制御手段、50…
…基地局、51……無線呼出装置、52……符号化装置、53
……送信機、54……送信アンテナ、55……トランク、56
……レジスタ、57……電話番号照合装置、61〜6n……選
択呼出受信機、78……LCD駆動回路、97,98……タイマ。
の構成を示す回路ブロック図、第2図乃至第4図は同受
信機の制御回路の制御手順および制御内容を示すフロー
チャート、第5図乃至第11図は本発明の第2の実施例に
係わる選択呼出システムを説明するためのもので、第5
図は同システムの構成を示すブロック図、第6図および
第7図は第5図に示されるシステムで使用される信号の
構成を示す図、第8図乃至第11図は選択呼出受信機のCP
Uの制御手順および制御内容を示すフローチャート、第1
2図は選択呼出信号の構成の一例を示す図、第13図は従
来の選択呼出受信機の構成の一例を示す回路ブロック図
である。 1,71……アンテナ、2,72……無線回路、3,73……復調回
路、5……個別番号符号メモリ(ID−ROM)、6……ス
ピーカ駆動回路、7……スピーカ、8,79……液晶表示器
(LCD)、9……メッセージメモリ(M−RAM)、10……
入力操作部、11……サービス情報メモリ(S−RAM)、2
0……加入者線、30……交換機、40,74……制御回路、41
……サービス情報比較手段、42……報知制御手段、50…
…基地局、51……無線呼出装置、52……符号化装置、53
……送信機、54……送信アンテナ、55……トランク、56
……レジスタ、57……電話番号照合装置、61〜6n……選
択呼出受信機、78……LCD駆動回路、97,98……タイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩野 光志 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東芝通信システムエンジニアリング株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭61−16636(JP,A) 特開 昭64−16132(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (3)
- 【請求項1】基地局から送信された、メッセージ情報及
びその通知先を表す識別情報を含む信号を受信し、復調
された信号を出力するための受信手段と、 この受信手段から出力された復調信号中に、自己に対応
する識別情報が含まれているか否かを判定するための第
1の判定手段と、 この第1の判定手段により自己に対応する識別情報が含
まれていると判定された場合に、この識別情報と共に新
たに受信された定量的に表される第1のメッセージ情報
と、前記識別情報と同一の識別情報と共に過去に受信さ
れた定量的に表される第2のメッセージ情報とを比較
し、その変化量を検出するための検出手段と、 この検出手段により検出された第1及び第2のメッセー
ジ情報間の変化量が、重要と判断される変化量に対応し
て予め定めた零よりも大きいしきい値以上であるか否か
を判定するための第2の判定手段と、 この第2の判定手段により前記変化量が前記しきい値以
上と判定された場合に、前記第1のメッセージ情報が受
信された旨を報知するための報知手段とを具備したこと
を特徴とする無線通信装置。 - 【請求項2】情報供給装置と、 この情報供給装置に対し通信チャネルを介して接続され
た無線送信装置と、 この無線送信装置に対し無線チャネルを介して接続され
る無線通信装置とを備え、 前記情報供給装置は、 メッセージ情報及びこのメッセージ情報の報知指示情報
をそれぞれ入力するための手段と、 この手段により入力されたメッセージ情報及び報知指示
情報を含む信号を、前記メッセージ情報の通知先を表す
情報と共に前記通信チャネルへ送出するための手段とを
有し、 前記無線送信装置は、 前記情報供給装置から送られた信号に、前記通知先を表
す情報に対応する識別情報を含めて、前記無線チャネル
へ送信するための手段を有し、 前記無線通信装置は、 前記無線送信装置から送信された信号を受信し、復調さ
れた信号を出力するための受信手段と、 この受信手段から出力された復調信号中に、自己に対応
する識別情報が含まれているか否かを判定するための第
1の判定手段と、 前記受信手段から出力された復調信号に含まれる報知指
示情報に基づいて、前記メッセージ情報が受信された旨
を報知すべきか否かを判定するための第2の判定手段
と、 前記第1の判定手段により自己に対応する識別情報が含
まれていると判定され、かつ前記第2の判定手段により
前記メッセージ情報が受信された旨を報知するべきだと
判定された場合に、前記メッセージ情報が受信された旨
を報知する報知手段とを有したことを特徴とする無線通
信システム。 - 【請求項3】基地局から送信された、メッセージ情報及
びその通知先を表す識別情報を含む信号を受信し、復調
された信号を出力するための受信手段と、 この受信手段から出力された復調信号中に、自己に対応
する識別情報が含まれているか否かを判定するための第
1の判定手段と、 この第1の判定手段により自己に対応する識別情報が含
まれていると判定された場合に、この識別情報と共に新
たに受信された定量的に表される第1のメッセージ情報
と、前記識別情報と同一の識別情報と共に過去に受信さ
れた定量的に表される第2のメッセージ情報とを比較
し、その変化量を検出するための検出手段と、 この検出手段により検出された第1及び第2のメッセー
ジ情報間の変化量を、重要度を判定するために予め定め
た零より大きい異なる複数のしきい値とそれぞれ比較
し、その比較結果に基づいて、前記新たに受信された第
1のメッセージ情報の重要度を判定する第2の判定手段
と、 この第2の判定手段による重要度の判定結果に基づい
て、重要度に応じて予め設定された異なる複数の報知形
態の中から、前記判定された重要度に応じた報知形態を
選択し、この選択した報知形態により前記第1のメッセ
ージ情報が受信された旨を報知する報知手段とを具備し
たことを特徴とする無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2062584A JP3058889B2 (ja) | 1989-03-15 | 1990-03-15 | 無線通信装置および無線通信システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-63321 | 1989-03-15 | ||
JP6332189 | 1989-03-15 | ||
JP2062584A JP3058889B2 (ja) | 1989-03-15 | 1990-03-15 | 無線通信装置および無線通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0316326A JPH0316326A (ja) | 1991-01-24 |
JP3058889B2 true JP3058889B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=26403628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2062584A Expired - Fee Related JP3058889B2 (ja) | 1989-03-15 | 1990-03-15 | 無線通信装置および無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058889B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06125295A (ja) * | 1992-10-13 | 1994-05-06 | Nec Corp | 無線情報受信機 |
JP4757014B2 (ja) * | 2005-12-20 | 2011-08-24 | サンウエーブ工業株式会社 | 物品の保持具 |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP2062584A patent/JP3058889B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0316326A (ja) | 1991-01-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080421 Year of fee payment: 8 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090421 Year of fee payment: 9 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |