JP3309116B2 - 時刻データ受信装置 - Google Patents

時刻データ受信装置

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JP3309116B2
JP3309116B2 JP33989593A JP33989593A JP3309116B2 JP 3309116 B2 JP3309116 B2 JP 3309116B2 JP 33989593 A JP33989593 A JP 33989593A JP 33989593 A JP33989593 A JP 33989593A JP 3309116 B2 JP3309116 B2 JP 3309116B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に電波時計と呼ばれ
ている時刻データ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各国(例えばドイツ、イギリス、
スイス、日本等)では、時刻コードすなわちタイム・コ
ード入り長波標準電波が送出されている。我国ではJG
2AS(実験局)から、図4に示すようなフォーマット
のタイム・コードで振幅変調した40KHzの長波標準
電波が送出されている。上記我国のタイム・コードは、
正確な時刻の分の桁が更新される度に(すなわち1分毎
に)1分間に亘るフォーマットで送られてきている。そ
して、上記図4に示すように上記1分間のフレームには
スタート時点すなわち0秒の開始時点に立上り、パルス
幅が0.2秒のものが配され、またこれとパルス幅が同
じなものが9、19、29、39、49、59秒の時点
にも配されている(図4においては、P0〜P6の符号で
示されている)。このためフレームの境界には、ほぼ1
秒の間隔を置いてパルス幅0.2秒のものが2個(すな
わちP6で示されるものとP0で示されるもの)配されて
いることになるが(これにより新フレームの開始を認識
できることになる)、この2個のパルスのうちの後の方
のパルスをフレーム基準マーカーといっている(従って
フレーム基準マーカーすなわちP0で示されるパルスの
立上り時点が現在時刻の分の桁の正確な更新時とな
る)。そして、上記フレーム内には当該フレーム開始時
点の時刻の分、時および積算日(1月1日からの日数)
の各データがそれぞれ1秒代、10秒代および30〜4
0秒代に2進化10進数で配されており、この場合、ロ
ジック1および0はそれぞれパルス幅が0.5秒、およ
び0.8秒のパルスで表わされている(図4に示すよう
に、適宜、データとしてではなく単なるデリミッタとし
て用いられるパルス幅0.8秒のパルスも配されてい
る)。なお、図4に示すフレームには積算日253日の
18時42分のデータが表示されている。
【0003】ところで、近年、上記タイムコードを受信
して、これにより時刻計数回路の時刻データを修正する
電波時計すなわち時刻データ受信装置が実用に供されて
いる。更に、予め設定したアラーム時刻に報音を行なう
機能が追加されているアラーム機能付電波時計も製品化
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如きアラーム機
能付電波時計においては、予め設定されたアラーム時刻
データと時刻計数回路の時刻データとを、当該時刻計数
回路の時刻データの分の桁が更新される度に、比較し
て、一致した場合に報音をするように構成されている。
従って、該時刻計数回路の時刻データが、上記アラーム
時刻データに達する直前に修正タイミングとなり、受信
した正確な時刻データがアラーム時刻を過ぎた時刻デー
タとなったときは、この時刻データで時刻計数回路の時
刻データを修正することになるので、アラーム時刻は過
ぎてしまい、アラーム時刻データと時刻計数回路の時刻
データとの一致は検出できず、当日はアラーム時刻の報
知を行なわないでしまうという問題があった。本発明
は、上述の如き事情に鑑みてなされたものであり、受信
した時刻コードに基づいた時刻計数回路の時刻の修正動
作に起因し、当日のアラーム時刻報知が行なわれないで
しまうことを回避できる時刻データ受信装置の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基準クロック信号を計数して時刻データ
を得る時刻計数手段と、アラーム時刻データを設定する
設定手段と、前記時刻計数手段の時刻データと前記アラ
ーム時刻データとを比較して、両者の一致を検出する一
致検出手段と、上記一致検出手段が一致を検出したとき
に報知動作を行なう第1の報知手段と、時刻コードを含
む標準電波を受信して受信時刻データを得る受信手段
と、前記時刻計数手段の時刻データを前記受信手段で得
られた受信時刻データに修正する修正手段と、この修正
手段により前記計数手段の時刻データが修正されるま
で、上記一致検出手段が、当日において未だ一致を検出
しておらず、かつ上記アラーム時刻データが当日の範囲
内では、上記修正後の時刻計数手段の時刻データより前
の範囲にあるかを判断する判断手段と、この判断手段で
肯定的判断が得られた場合に報知動作を行なう第2の報
知手段とを備えるようにした。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す一実施例により、本発明を
具体的に説明する。図1は本実施例の回路構成を示すも
のである。すなわち、本実施例は、CPU1を中心に他
の回路部がこれに接続する構成となっており、CPU1
は、送られてくるデータを処理・加工して送出すると共
に、接続する回路部に制御信号を送って、それらを制御
する回路部である。アンテナ2は送出されてくる電波を
受けて、これを対応する電気信号にして受信回路3に送
出する回路部である。受信回路3はCPU1からの受信
開始・終了信号Cを受けて起動し、アンテナ2からの上
記電気信号から特定周波数のものを選択し、その信号か
ら前記時刻コードすなわちタイム・コードTCを得てC
PU1に送出し、その後、上記受信開始・終了信号Cを
受けて作動を停止するスーパヘテロダイン形の受信回路
である。すなわちこの受信回路3はアンテナ2からの上
記電気信号より上記特定周波数信号を取出す同調回路
と、取出した上記特定周波数信号を増幅する高周波増幅
回路と、局部発振器して利用されるPLL周波数シンセ
サイザと、上記高周波増幅回路で増幅された信号に上記
PLL周波数シンセサイザよりの信号を混合する混合器
と、この混合器からの信号より所望の中間周波信号を取
出すバンドパスフィルタと、このバンドパスフィルタで
取出した中間周波信号からベースバンド信号を得る検波
回路と、この検波回路で得られたベースバンド信号をデ
ジタル信号に変換して前記タイム・コードTCとしてC
PU1に送出するA/D変換回路とからなる。
【0007】発振回路5は、常時、一定周波数の信号を
送出している回路部であり、分周回路6は、発振回路5
からの上記信号を計数して計数値が1分に対応する値に
なる度に1分信号Mを計時計数回路7およびCPU1に
送出すると共に、CPU1からのプリセット信号Pを受
ける度に計数値を1秒分だけ大きいものにする回路部で
ある。計時計数回路7は分周回路6からの上記1分信号
Mを計数して、現在時刻データすなわち当日の日付デー
タおよび現在の時データおよび分データを得て、これを
CPU1に与えると共に、CPU1からの時刻データで
計数している現在時刻データを修正する回路部である。
【0008】スイッチ部8は、各種スイッチを備えこれ
らのいずれかが操作されたときに、対応するスイッチ入
力信号をCPU1に送出する回路部である。RAM9は
CPU1の制御の下に、CPU1からのデータを記憶す
ると共に、記憶しているデータをCPU1に送出する回
路部である。このRAM9においてアラーム時刻メモリ
ALは、予め、スイッチ部8のスイッチを操作して設定
されたアラーム時刻が記憶されるメモリであり、受信タ
イムメモリX1〜X3は、正時後、1分毎に連続して3
回タイム・コードTCを受信して、これらより抽出した
受信時刻データが、それぞれ記憶されるメモリであり、
受信積算日メモリD1〜D3は、上記受信タイムメモリ
X1〜X3に記憶した受信時刻データと共に送られてき
た積算日データを変換して得られた日付データがそれぞ
れ記憶されるメモリであり、受信現在時刻メモリXは上
記受信タイムメモリX3に記憶した受信時刻データから
1分経過したときの時刻データが記憶されるメモリであ
り、また計数現在時刻メモリYは計時計数回路7の現在
時刻データを修正するに当って、その時点の計時計数回
路7の現在時刻データ(すなわち修正前の現在時刻デー
タ)を退避して記憶しておくメモリである。
【0009】報音装置10は、CPU1からの信号aを
受けて後述のアラーム音Aを発生し、信号bを受けて後
述のアラーム音Bを発生する回路部である。表示部11
は、CPU1からのデータ例えば計時計数回路7による
現在時刻データ等をデジタル表示する回路部である。
【0010】以下、上記の如くに構成されている本実施
例の動作を説明する。図2は本実施例の動作の概要を示
すフローチャートであり、図3は、図2のステップS7
の電波修正処理を詳細に示すフローチャートである。本
実施例では、電源投入と共に図2のステップS1に進
み、このステップS1では、分周回路6から1分周期で
送られてくる1分信号Mが送られてきているかを判断
し、送られてきているときはステップS2に進む。ステ
ップS2では計時計数回路7の現在時刻データがRAM
9のアラーム時刻メモリALに記憶されているアラーム
時刻データに等しくなっているかを判断し、等しくなっ
ているときは、ステップS3に進み報音装置10に信号
aを送出し、30秒間、アラーム音Aを発生させ、アラ
ーム時刻になったことを報知する。このステップS3の
処理を終了した場合、上記ステップS1で1分信号Mが
送られてきていないと判断した場合、および上記ステッ
プS2で計時計数回路7の現在時刻データが上記アラー
ム時刻データに等しくなっていないと判断した場合に
は、いずれもステップS4に進みスイッチ部8のいずれ
かのスイッチを操作してのスイッチ入力があったかを判
断する。そして、スイッチ入力があったときには、ステ
ップS5に進み、対応するスイッチ処理を実行した後、
ステップS6に進むが、スイッチ入力がなかったときは
ステップS4から、直接、ステップS6に進む。このス
テップS6では、計時計数回路7の現在時刻が正時(1
時、2時、3時、……のように分および秒の桁が0とな
っている時刻)になっているかを調べ、正時になってい
るときは、ステップS7に進み後に詳述する電波修正処
理を実行した後、ステップS8に進むが、ステップS6
で正時になっていないと判断したときは、このステップ
S6から、直接、ステップS8に進む。ステップS8で
は表示部11に計時計数回路7の現在時刻データ等をデ
ジタル表示するが、このステップS8の処理を終えた後
は、ステップS1に戻り、以下、上述同様の動作を繰返
すことになる。
【0011】次に正時毎に実行される前記電波修正処理
(ステップS8)について説明する。前述のように図3
は、当該電波修正処理を詳細に示すものである。すなわ
ち、計時計数回路7の現在時刻データが正時となり、こ
の処理に入った場合、先ず、ステップS11で計時計数
回路7の現在時刻データをRAM9の計数現在時刻メモ
リYに記憶する。次いでステップS12では、受信回路
3に受信開始・終了信号Cを送って受信回路3を起動さ
せて、受信動作を開始させると共に、受信回路3の受信
動作によりこの受信回路3より送られてきたタイム・コ
ードTCを取込んでいく。そして次のステップS13で
は上記送られてきたタイム・コードTC中に前記フレー
ム基準マーカーがないかを調べ、フレーム基準マーカー
が送られてくるまで、当該動作を繰返す。そしてフレー
ム基準マーカーを見つけたときはこのステップS13か
らステップS14に進み、上記フレーム基準マーカーに
引続いて送られてきたタイム・コードTCより受信時刻
データ(すなわち分と時のデータ)および受信積算日デ
ータを抽出し、次のステップS15では上記受信時刻デ
ータをRAM9の受信タイムメモリX1に記憶し、その
上でステップS16に進み、上記受信積算日データを日
付データ(何月何日というデータ)に変換して、得られ
た日付データをRAM9の受信積算日メモリD1に記憶
する。次いでステップS17では、計時計数回路7の現
在時刻データ等を表示部11にデジタル表示する表示処
理を実行し、その後、ステップS18に進む。ステップ
S18では、今回、受信回路3に受信開始・終了信号C
を送って受信を開始してから、未だフレーム基準マーカ
ー(前述の如く1分毎に送られてくる)の検出を3回は
行なっていないこと(すなわち1分ずつ違う3通りの受
信時刻データの抽出を終了してはいないこと)を判断し
ステップS13に戻る。
【0012】以上の如くして、ステップS13に戻った
後は、このステップS13において上記フレーム基準マ
ーカー(以下、第1フレーム基準マーカーという)の次
に送られてくるフレーム基準マーカー(すなわち上記第
1フレーム基準マーカーが送られてきた後、1分間経過
後に送られてくるフレーム基準マーカーであり、以下、
第2フレーム基準マーカーという)を次々と送られてく
るタイム・コードTC中より捜していく。そして第2フ
レーム基準マーカーを見つけたときは、ステップS14
に進む。そしてステップS14では、上記第2フレーム
基準マーカーに引続くタイム・コードTCより受信時刻
データおよび受信積算日データを抽出し、続くステップ
S15では、上記受信時刻データを受信タイムメモリX
2に記憶し、その上でステップS16に進み、上記受信
積算日データを日付データに変換して受信積算日メモリ
D2に記憶する。然る後、ステップS17では、計時計
数回路7の現在時刻データ等を表示部11に表わし、ス
テップS18に進み、前述同様に今回の受信動作を開始
してから、未だフレーム基準マーカーの検出を3回は行
なっていないことを判断してステップS13に戻る。
【0013】以上の如くしてステップS13に戻った後
は、このステップS13において上記第2フレーム基準
マーカーの次に送られてくるフレーム基準マーカー(以
下、第3フレーム基準マーカーという)を次々と送られ
てくるタイム・コードTC中より捜していく。そして第
3フレーム基準マーカーを見つけたときは、ステップS
13からステップS14に進み、第3フレーム基準マー
カーに引続くタイム・コードTCより受信時刻データお
よび受信積算日データを抽出し、続くステップS15で
は、上記受信時刻データを受信タイムメモリX3に記憶
し、ステップS16では上記受信積算日データを日付デ
ータに変換した上で受信積算日メモリD3に記憶する。
然る後、ステップS17では、計時計数回路7の現在時
刻データ等を表示部11に表わし、ステップS18に進
み、今回の受信動作を開始してから既にフレーム基準マ
ーカーの検出を3回行なっていることを判断してステッ
プS19に進む。
【0014】上記の如くしてステップS19に進んだと
きは、このステップで、今回の受信は正しく行なわれた
かを判断する。すなわち、今回の受信で得て、上記受信
タイムメモリX1〜X3に記憶した3つの受信時刻デー
タが、順次、1分ずつ遅れたものになっており、かつ受
信積算日メモリD1〜D3に記憶した3つの日付データ
が同一になっているかを判断する。受信タイムメモリX
1〜X3の受信時刻データが、順次、1分ずつ遅れたも
のになっており、かつ受信積算日メモリD1〜D3の日
付データが同一になっており、今回の受信は正しく行な
われたと判断したときはステップS20に進み、上記受
信タイムメモリX3に記憶した受信時刻データに1分を
加算した時刻データを受信現在時刻メモリXに記憶する
(このように1分を加算した時刻データを受信現在時刻
メモリXに記憶しておくのは、次に説明するように、上
記第3フレーム基準マーカーが送られてきた後、1分経
過した時点に送られてくるフレーム基準マーカーすなわ
ち第4フレーム基準マーカーを待って、計時計数回路7
の現在時刻データを修正する動作を実行するからであ
る)。なお、ステップS19で今回の受信は正しくは行
なわれなかったと判断したときはステップS27に進
む。
【0015】上記ステップS20の処理を終えた後に
は、ステップS21に進み、上記第4フレーム基準マー
カーを待つことになるが、この第4フレーム基準マーカ
ーを検出したときはステップS22に進む。ステップS
22では、上記第4フレーム基準マーカーの立上り時点
より1秒経過した時点に立上るパルスの立上り(すなわ
ち図4でT1で示される時点)を待機し、この立上りを
検出したときは、ステップS23に進む。そして受信現
在時刻メモリXに記憶しておいた時刻データ(前述のよ
うに、これは第4フレーム基準マーカーの立上り時点の
時刻データであるので、現時点では1秒間だけ古い時点
の時刻データとなっている)および受信積算日メモリD
3に記憶しておいた受信日付データを現在時刻データと
して計時計数回路7に強制的にセットする。続くステッ
プS24では、上記ステップS23で計時計数回路7に
セットした現在時刻データが上記の如く、現時点より1
秒だけ古いものすなわち遅れた時刻となっているので、
これを修正しておくため、次の1分信号Mが60秒後で
はなく59秒後に送出されるように分周回路6へプリセ
ット信号Pを与え、この分周回路6のカウント値を強制
的に1秒に相当するカウント値だけ大きいものとしてお
く。
【0016】以上の如くして、上記ステップS24まで
の処理で受信したタイム・コードTCにより計時計数回
路7の現在時刻データを修正する処理を実行した後は、
ステップS25に進みアラーム時刻メモリALに記憶さ
れているアラーム時刻データが、計数現在時刻メモリY
に記憶されている時刻データ(すなわち今回の受信を開
始した時点における修正前の計時計数回路7による時刻
データ)よりも大きく、かつ受信現在時刻メモリXの時
刻データすなわち修正後の計時計数回路7の時刻データ
以下になっているかを判断する(すなわち、当日におい
て未だアラーム音Aによる報知が行なわれていないが、
計時計数回路7の現在時刻データを修正することによ
り、この現在時刻データが上記アラーム時刻又はアラー
ム時刻後の時刻データになってしまったかを判断す
る)。そして、上記ステップS25でアラーム時刻メモ
リALのアラーム時刻データは計数現在時刻メモリYの
時刻データより大きく、かつ受信現在時刻メモリXの時
刻データ以下であると判断したときは(なお、この場
合、時刻データは、時と分の桁にのみ着目し、時は24
時間表示形式として取扱う)、ステップS26に進み報
音装置10に信号bを送出し、アラーム音Bを、以後3
0秒間だけ発生せしめる。この場合、使用者は通常のア
ラーム音Aとは異なったアラーム音Bを聞くことによ
り、計時計数回路7の現在時刻データを修正する動作に
より影響を受けたアラーム時刻報知であることを認識で
きることになる。
【0017】上記ステップS26の処理を終了した場
合、前記ステップS19で今回の受信は正しくは行なわ
れなかったと判断した場合、および上記ステップS25
でアラーム時刻メモリALのアラーム時刻データが上記
範囲のものではないと判断した場合は、いずれもステッ
プS27に進み受信回路3に受信開始・終了信号Cを送
出し今回の受信動作を停止し、この電波修正処理を終了
する。
【0018】なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。例えば、本実施例は、計時計数回路7の現
在時刻データが正時となる度に、計時計数回路7の現在
時刻データがアラーム時刻メモリALのアラーム時刻デ
ータに至ったかを調べて、至っているときはアラーム音
Aを発生せしめる動作(すなわち図2のステップS2、
S3の動作)を、一旦、中断し(4分強の間だけ)、上
記計時計数回路7の現在時刻データ(正時になってい
る)を計数現在時刻メモリYにセットし、この時点から
4分強だけ経過した時点に係る時刻データ(正しい時刻
データ)を受信現在時刻メモリXにセットし、アラーム
時刻メモリALのアラーム時刻データが上記計数現在時
刻メモリYの時刻データより大きく、受信現在時刻メモ
リXの時刻データ以下であったとき(前述の如く、時刻
データは時と分にのみ着目し、時は24時間表示形式と
して取扱っており、以下においても同様とする)、アラ
ーム音Bを発生せしめるものであった。しかし、これ
を、正時になった後も、計時計数回路7の現在時刻デー
タを受信現在時刻メモリXの時刻データで修正する直前
までは、計時計数回路7の現在時刻データがアラーム時
刻メモリALのアラーム時刻データに至ったかを調べ、
至っているときはアラーム音Aを発生して(例えば図2
のステップS2、S3の処理を図3のステップS17と
S18の間およびステップS22とS23の間に入れ
る)、その後の受信動作を中止するようにし、他方、上
記修正の直前まで計時計数回路7の現在時刻データがア
ラーム時刻メモリALのアラーム時刻データに至ってい
ないときは、アラーム時刻メモリALのアラーム時刻が
計時計数回路7の修正後の時刻データ(すなわち受信現
在時刻メモリXの時刻データ)以下かを判断し、以下の
ときにのみアラーム音Bを発生せしめるようにしてもよ
いことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、未だ当
日においてはアラーム時刻報知を行なっておらず、かつ
設定されているアラーム時刻データが、当日の範囲内で
は、受信時刻コードによる修正後の時刻計数手段の時刻
データより前の範囲にあるかを判断し、肯定的判断が得
られたときにはアラーム時刻報知を行なうようにした時
刻データ受信装置に係るものであるから、受信した時刻
コードに基づいた時刻計数回路の時刻データの修正動作
に起因し、当日のアラーム時刻報知が行なわれないでし
まうことを回避できる時刻データ受信装置の提供を可能
とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図である。
【図2】上記実施例の動作の概要を示すフローチャート
である。
【図3】上記図2のステップS7の電波修正処理を詳細
に示すフローチャートである。
【図4】タイムコードのフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
3 受信回路 7 計時計数回路 8 スイッチ部 9 RAM 10 報音装置 AL アラーム時刻メモリ X1〜X3 受信タイムメモリ X 受信現在時刻メモリ D1〜D3 受信積算日メモリ Y 計数現在時刻メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−19584(JP,A) 特開 平5−142365(JP,A) 特開 平5−264294(JP,A) 特開 平4−266258(JP,A) 特開 昭57−160084(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04G 5/00 G04C 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロック信号を計数して時刻データを
    得る時刻計数手段と、 アラーム時刻データを設定する設定手段と、 前記時刻計数手段の時刻データと前記アラーム時刻デー
    タとを比較して、両者の一致を検出する一致検出手段
    と、 上記一致検出手段が一致を検出したときに報知動作を行
    なう第1の報知手段と、 時刻コードを含む標準電波を受信して受信時刻データを
    得る受信手段と、 前記時刻計数手段の時刻データを前記受信手段で得られ
    た受信時刻データに修正する修正手段と、 この修正手段により前記計数手段の時刻データが修正さ
    れるまで、上記一致検出手段が、当日において未だ一致
    を検出しておらず、かつ上記アラーム時刻データが当日
    の範囲内では、上記修正後の時刻計数手段の時刻データ
    より前の範囲にあるかを判断する判断手段と、 この判断手段で肯定的判断が得られた場合に報知動作を
    行なう第2の報知手段とを備えることを特徴とする時刻
    データ受信装置。
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