JPH07198878A - 時刻データ受信装置 - Google Patents

時刻データ受信装置

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JPH07198878A
JPH07198878A JP34893893A JP34893893A JPH07198878A JP H07198878 A JPH07198878 A JP H07198878A JP 34893893 A JP34893893 A JP 34893893A JP 34893893 A JP34893893 A JP 34893893A JP H07198878 A JPH07198878 A JP H07198878A
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reception
time
circuit
receiving
data
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JP34893893A
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Toshifusa Iwamaru
利房 岩丸
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一定時間毎の時刻計数回路の修正動作の度に
は修正を要さないデータをも、修正動作毎に受信するこ
とによる電力消費の無駄を除いた時刻データ受信装置を
提供する。 【構成】 CPU1で制御する構成とし、計時計数回路
7の計数現在時刻が午前3時以外の正時には、受信回路
3の受信動作を短時間なものとしてタイム・コードTC
の一部情報のみを得てこれにより計時計数回路7の分の
桁のみの修正を行ない、午前3時にのみ、受信回路3の
受信動作を十分な時間だけ行なってタイム・コードTC
の全情報を得て、計時計数回路7の計数現在時刻データ
の全桁を修正するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に電波時計と呼ば
れている時刻データ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各国(例えばドイツ、イギリス、
スイス、日本等)では、時刻コードすなわちタイム・コ
ード入り長波標準電波が送出されている。我国ではJG
2AS(実験局)から、図5に示すようなフォーマット
のタイム・コードで振幅変調した40KHzの長波標準
電波が送出されている。上記我国のタイム・コードは、
正確な時刻の分の桁が更新される度に(すなわち1分毎
に)1分間に亘るフォーマットで送られてきている。そ
して、上記図5に示すように上記1分間のフレームには
スタート時点すなわち0秒の開始時点に立上り、パルス
幅が0.2秒のものが配され、またこれとパルス幅が同
じなものが9、19、29、39、49、59秒の時点
にも配されている(図5においては、P0〜P6の符号で
示されている)。このためフレームの境界には、ほぼ1
秒の間隔を置いてパルス幅0.2秒のものが2個(すな
わちP6で示されるものとP0で示されるもの)配されて
いることになるが(これにより新フレームの開始を認識
できることになる)、この2個のパルスのうちの後の方
のパルスをフレーム基準マーカーといっている(従って
フレーム基準マーカーすなわちP0で示されるパルスの
立上り時点が現在時刻の分の桁の正確な更新時とな
る)。そして、上記フレーム内には当該フレーム開始時
点の時刻の分、時および積算日(1月1日からの日数)
の各データがそれぞれ1秒代、10秒代および30〜4
0秒代に2進化10進数で配されており、この場合、ロ
ジック1および0はそれぞれパルス幅が0.5秒、およ
び0.8秒のパルスで表わされている(図5に示すよう
に、適宜、データとしてではなく単なるデリミッタとし
て用いられるパルス幅0.8秒のパルスも配されてい
る)。なお、図5に示すフレームには積算日253日の
18時42分のデータが表示されている。
【0003】ところで、近年、受信回路を備えて上記タ
イムコードを受信して、これにより内蔵する時刻計数回
路が計数した現在時刻データを修正する電波時計すなわ
ち時刻データ受信装置が実用に供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の時刻
データ受信装置においては、その時刻計数回路の現在時
刻データを修正する上記動作は、定められている一定時
間(例えば1時間)の間隔で行なわれ、その都度、一定
時間の間(約40秒間)受信回路をオン状態にし(すな
わち電力を供給し続け)、1つの受信現在時刻データ
(すなわち現在時点に係る積算日データ、時データ、分
データ等)を得て、これらに基づいて上記時刻計数回路
の現在時刻データを修正している。しかし、上記時刻計
数回路の精度は、それほどは悪くなく、上記一定時間毎
に時刻計数回路の積算日データ、時データまでをも修正
する必要は、一般にはない。一方、1つの受信現在時刻
データの全てを受信するには、上記受信回路を、約40
秒程度、継続的にオン状態にしておくことが必要で、こ
れには比較的大きな電力供給を要する。すなわち従来の
時刻データ受信装置には、上記修正動作の度には修正を
要しないデータをも受信するために、比較的大きな電力
を受信回路に供給していることになり、電力消費に無駄
がある。本発明は、上述のような事情に鑑みてなされた
ものであり、一定時間毎の時刻計数回路の修正動作の度
には修正を要さないデータをも、修正動作毎に受信する
ことによる電力消費の無駄を除いた時刻データ受信装置
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基準クロック信号を計数して、少なくと
も時分秒を含む時刻データを得る計時手段と、フレーム
基準マーカー及び時刻コードを含む標準電波を受信する
受信手段と、この受信手段の受信動作を開始させ前記フ
レーム基準マーカーの受信タイミングを検出して、前記
受信手段の受信動作を停止させる動作を一定周期で実行
する第1の受信制御手段と、前記受信手段の受信動作を
開始させ前記フレーム基準マーカーの受信タイミングを
検出すると共に、前記時刻コードを受信したら前記受信
手段の受信動作を停止させる動作を、第1の受信制御手
段に係る一定周期よりも長い周期で実行する第2の受信
制御手段と、前記第1の受信制御手段により前記受信手
段が動作されているときに前記検出されたフレーム基準
マーカーの受信タイミングに基づいて前記計時計数手段
の1分以下の時刻データのみ修正する第1の修正手段
と、前記第2の受信制御手段により前記受信手段が動作
されているときに前記検出されたフレーム基準マーカー
の受信タイミング及び前記時刻コードに基づいて前記計
時計数手段の時分秒の時刻データを修正する第2の修正
手段とを備えるようにした。
【0006】
【作用】第1の受信制御手段は、一定周期で受信手段に
受信動作を行なわせ、フレーム基準マーカーの受信タイ
ミングのみを得て、その後、直ちに受信手段の受信動作
を停止させて受信動作の電力消費を押える。そして第1
の修正手段は、受信手段が得たタイミングに基づいて計
時手段の1分以下の時刻データのみを修正する。他方、
第2の受信制御手段は、上記一定周期より十分に長い周
期で、受信手段に受信動作を行なわせ、フレーム基準マ
ーカーの受信タイミングのみならず、それに続く時刻コ
ードをも得て、その後、受信手段の受信動作を停止させ
る。そして、この場合第2の修正手段は上記受信タイミ
ングおよび時刻コードに基づいて計時手段の時分秒等の
時刻データを修正する。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す一実施例により、本発明を
具体的に説明する。図1は本実施例の回路構成を示すも
のである。すなわち、本実施例は、CPU1を中心に他
の回路部がこれに接続する構成となっており、CPU1
は、送られてくるデータを処理・加工して送出すると共
に、接続する回路部に制御信号を送って、それらを制御
する回路部である。アンテナ2は送出されてくる電波を
受けて、これを対応する電気信号にして受信回路3に送
出する回路部である。受信回路3はCPU1からの受信
開始・終了信号Cを受けて起動し、アンテナ2からの上
記電気信号から特定周波数のものを選択し、その信号か
ら前記時刻コードすなわちタイム・コードTCを得てC
PU1に送出し、その後、上記受信開始・終了信号Cを
受けて作動を停止するスーパヘテロダイン形の受信回路
である。すなわちこの受信回路3はアンテナ2からの上
記電気信号より上記特定周波数信号を取出す同調回路
と、取出した上記特定周波数信号を増幅する高周波増幅
回路と、局部発振器して利用されるPLL周波数シンセ
サイザと、上記高周波増幅回路で増幅された信号に上記
PLL周波数シンセサイザよりの信号を混合する混合器
と、この混合器からの信号より所望の中間周波信号を取
出すバンドパスフィルタと、このバンドパスフィルタで
取出した中間周波信号からベースバンド信号を得る検波
回路と、この検波回路で得られたベースバンド信号をデ
ジタル信号に変換して前記タイム・コードTCとしてC
PU1に送出するA/D変換回路とからなる。
【0008】発振回路5は、常時、一定周波数の信号を
送出している回路部であり、分周回路6は、発振回路5
からの上記信号を計数して計数値すなわち現在時刻の秒
の桁をCPU1に送出すると共に、この計数値が1分に
対応する値になる度に1分信号Mを計時計数回路7に送
出し、更に、CPU1からのプリセット信号Pを受ける
度に計数値を1秒分だけ大きいものにする回路部であ
る。計時計数回路7は分周回路6からの上記1分信号M
を計数して、現在時刻データのうちの当日の日付データ
および現在の時データおよび分データを得て、これをC
PU1に与えると共に、CPU1からのプラス1分信号
PMを受けて計数している現在時刻データを1分だけ進
んだものとし、更に、CPU1からの時刻データで計数
している現在時刻データを修正する回路部である。
【0009】スイッチ部8は、各種スイッチを備えこれ
らのいずれかが操作されたときに、対応するスイッチ入
力信号をCPU1に送出する回路部である。RAM9は
後述の各種レジスタを備えており、CPU1の制御の下
に、CPU1からのデータを記憶すると共に、記憶して
いるデータをCPU1に送出する回路部である。表示部
10はCPU1からのデータ、例えば計時計数回路7に
よる現在時刻データ等をデジタル表示する回路部であ
る。
【0010】次に、上記RAM9に設けられている各種
レジスタを説明しておく。受信タイムメモリX1〜X3
は、1回の時刻修正動作すなわち後述の時刻日付修正処
理(図2のステップS5)において1分毎に連続して3
回タイム・コードTCを受信して、これらより抽出した
受信時刻データが、それぞれ記憶されるメモリであり、
受信積算日メモリD1〜D3は、上記受信タイムメモリ
X1〜X3に記憶した受信時刻データと共に送られてき
た積算日データを変換して得られた日付データ(例え
ば、3月10日のように月と日のデータからなるデー
タ)が、それぞれ記憶されるメモリであり、受信現在時
刻メモリXは上記受信タイムメモリX3に記憶した受信
時刻データよりも1分だけ後の時刻データが記憶される
メモリである。
【0011】以下、上記のように構成された本実施例の
動作を説明する。図2は本実施例の動作の概要を示すジ
ェネラルフローチャートであり、図3は、図2のステッ
プS4の時刻日付修正処理を詳細に示すフローチャート
であり、また図4は図2のステップS7の秒修正処理を
詳細に示すフローチャートである。本実施例では、先
ず、ステップS1でスイッチ部8のいずれかのスイッチ
を操作してのスイッチ入力があったかを判断するが、ス
イッチ入力があったときは、ステップS2に進み、対応
するスイッチ処理を実行し、然る後にステップS3に進
むが、スイッチ入力がなかったときは、上記ステップS
1から、直接、ステップS3に進む。ステップS3で
は、計時計数回路7の現在時刻が正時(1時、2時、3
時、……のように分および秒の桁が0となっている時
刻)になっているかを調べ、正時になっているときは、
ステップS4に進み正時中の午前3時になったのかを調
べる。午前3時になった場合にはステップS5に進み後
に詳述する時刻日付修正処理を実行するが、午前3時以
外の正時になった場合には上記ステップS4からステッ
プS7に進み後に詳述する秒修正処理を実行する。上記
ステップS5の時刻日付修正処理若しくはステップS7
の秒修正処理を終えた場合、又は上記ステップS3で計
時計数回路7の現在時刻は正時になっていないと判断し
た場合には、ステップS6に進み、計時計数回路7の現
在時刻等を表示部10にデジタル表示する表示処理を実
行してステップS1に戻る。そして以下上記同様の動作
を繰返す。
【0012】次に、上記ステップS5の時刻日付修正を
詳しく説明する。前記のように、図3は、この時刻日付
修正処理を詳細に示したフローチャートである。すなわ
ち当該処理においては、ステップS11では、受信回路
3に受信開始・終了信号Cを送って受信回路3を起動さ
せて、受信動作を開始させると共に、受信回路3の受信
動作によりこの受信回路3より送られてきたタイム・コ
ードTCを取込んでいく。そして次のステップS12で
は上記送られてきたタイム・コードTC中に前記フレー
ム基準マーカーがないかを調べ、フレーム基準マーカー
が送られてくるまで、当該動作を繰返す。そしてフレー
ム基準マーカーを見つけたときはこのステップS12か
らステップS13に進み、上記フレーム基準マーカーに
引続いて送られてきたタイム・コードTCより受信時刻
データ(すなわち分と時のデータ)および受信積算日デ
ータを抽出し、次のステップS14では上記受信時刻デ
ータをRAM9の受信タイムメモリX1に記憶し、その
上でステップS15に進み、上記受信積算日データを日
付データ(何月何日というデータ)に変換して、得られ
た日付データをRAM9の受信積算日メモリD1に記憶
する。次いでステップS16では、計時計数回路7の現
在時刻データ等を表示部10にデジタル表示する表示処
理を実行し、その後、ステップS17に進む。ステップ
S17では、今回、受信回路3に受信開始・終了信号C
を送って受信を開始してから、未だフレーム基準マーカ
ー(前述の如く1分毎に送られてくる)の検出を3回は
行なっていないこと(すなわち1分ずつ違う3通りの受
信時刻データの抽出を終了してはいないこと)を判断し
ステップS12に戻る。
【0013】以上の如くして、ステップS12に戻った
後は、このステップS12において上記フレーム基準マ
ーカー(以下、第1フレーム基準マーカーという)の次
に送られてくるフレーム基準マーカー(すなわち上記第
1フレーム基準マーカーが送られてきた後、1分間経過
後に送られてくるフレーム基準マーカーであり、以下、
第2フレーム基準マーカーという)を次々と送られてく
るタイム・コードTC中より捜していく。そして第2フ
レーム基準マーカーを見つけたときは、ステップS13
に進む。そしてステップS13では、上記第2フレーム
基準マーカーに引続くタイム・コードTCより受信時刻
データおよび受信積算日データを抽出し、続くステップ
S14では、上記受信時刻データを受信タイムメモリX
2に記憶し、その上でステップS15に進み、上記受信
積算日データを日付データに変換して受信積算日メモリ
D2に記憶する。然る後、ステップS16では、計時計
数回路7の現在時刻データ等を表示部10に表わし、ス
テップS17に進み、前述同様に今回の受信動作を開始
してから、未だフレーム基準マーカーの検出を3回は行
なっていないことを判断してステップS12に戻る。
【0014】以上の如くしてステップS12に戻った後
は、このステップS12において上記第2フレーム基準
マーカーの次に送られてくるフレーム基準マーカー(以
下、第3フレーム基準マーカーという)を次々と送られ
てくるタイム・コードTC中より捜していく。そして第
3フレーム基準マーカーを見つけたときは、ステップS
12からステップS13に進み、第3フレーム基準マー
カーに引続くタイム・コードTCより受信時刻データお
よび受信積算日データを抽出し、続くステップS14で
は、上記受信時刻データを受信タイムメモリX3に記憶
し、ステップS15では上記受信積算日データを日付デ
ータに変換した上で受信積算日メモリD3に記憶する。
然る後、ステップS16では、計時計数回路7の現在時
刻データ等を表示部10に表わし、ステップS17に進
み、今回の受信動作を開始してから既にフレーム基準マ
ーカーの検出を3回行なっていることを判断してステッ
プS18に進む。
【0015】上記の如くしてステップS18に進んだと
きは、このステップで、今回の受信は正しく行なわれた
かを判断する。すなわち、今回の受信で得て、上記受信
タイムメモリX1〜X3に記憶した3つの受信時刻デー
タが、順次、1分ずつ遅れたものになっており、かつ受
信積算日メモリD1〜D3に記憶した3つの日付データ
が同一になっているかを判断する。受信タイムメモリX
1〜X3の受信時刻データが、順次、1分ずつ遅れたも
のになっており、かつ受信積算日メモリD1〜D3の日
付データが同一になっており、今回の受信は正しく行な
われたと判断したときはステップS19に進み、上記受
信タイムメモリX3に記憶した受信時刻データに1分を
加算した時刻データを受信現在時刻メモリXに記憶する
(このように1分を加算した時刻データを受信現在時刻
メモリXに記憶しておくのは、次に説明するように、上
記第3フレーム基準マーカーが送られてきた後、1分経
過した時点に送られてくるフレーム基準マーカーすなわ
ち第4フレーム基準マーカーを待って、この受信現在時
刻メモリXの時刻データで計時計数回路7の現在時刻デ
ータを修正する動作を実行するからである)。
【0016】上記ステップS19の処理を終えた後に
は、ステップS20に進み、上記第4フレーム基準マー
カーを待つことになるが、この第4フレーム基準マーカ
ーを検出したときはステップS21に進む。ステップS
21では、上記第4フレーム基準マーカーの立上り時点
より1秒経過した時点に立上るパルスの立上り(すなわ
ち図5でT1で示される時点)を待機し、この立上りを
検出したときは、ステップS22に進む。そして受信現
在時刻メモリXに記憶しておいた時刻データ(前述のよ
うに、これは第4フレーム基準マーカーの立上り時点の
時刻データであるので、現時点では1秒間だけ古い時点
の時刻データとなっている)および受信積算日メモリD
3に記憶しておいた受信日付データを現在時刻データと
して計時計数回路7に強制的にセットする。続くステッ
プS23では、上記ステップS22で計時計数回路7に
セットした現在時刻データが上記の如く、現時点より1
秒だけ古いものすなわち遅れた時刻となっているので、
これを修正しておくため、次の1分信号Mが60秒後で
はなく59秒後に送出されるように分周回路6へプリセ
ット信号Pを与え、この分周回路6のカウント値を強制
的に1秒に相当するカウント値だけ大きいものとしてお
く。
【0017】以上の如くして、受信したタイム・コード
TCにより計時計数回路7の現在時刻データを修正する
処理を実行した場合、又は前記ステップS18で今回の
時刻日付修正処理においては正常な受信ができなかった
と判断した場合には、いずれもステップS24に進み受
信回路3に受信開始・終了信号Cを、再度、送って受信
回路3の受信動作を停止させて、当該時刻日付修正処理
(図3すなわち図2のステップS5)を終了する。
【0018】次に前記図2のステップS7の秒修正処理
について説明する。前述のように図4はこの秒修正処理
を詳細に示したフローチャートである。すなわちこの秒
修正処理に進んだときは、先ずステップS30では受信
回路3に受信開始・終了信号Cを送って受信回路3を起
動させて、受信動作を開始させると共に、受信回路3の
受信動作によりこの受信回路3より送られてきたタイム
・コードTCを取込んでいく。そして次のステップS3
1では上記送られてきたタイム・コードTC中に前記フ
レーム基準マーカーがないかを調べ、フレーム基準マー
カーが送られてくるまで、当該動作を繰返す。そしてフ
レーム基準マーカーを見つけたときはこのステップS3
1からステップS32に進み、上記フレーム基準マーカ
ーの立上り時点より1秒経過した時点に立上るパルスの
立上り(すなわち図5でT1で示される時点)を待機
し、この立上りを検出したときは、ステップS33に進
む。このステップS33では、分周回路6が計数してい
る計数現在時刻データの秒の桁の値が30秒以上で0秒
(すなわち60秒)未満となっているかを判断し、上記
秒の桁の値が上記範囲内にあるときは、計数現在時刻デ
ータは遅れたものになっているとして、次のステップS
34ではプラス1分信号PMを計時計数回路7に送出し
計時計数回路7の計数現在時刻データを1分だけ進めた
ものとする。このステップS34の処理を終えた場合、
又は上記ステップS33で分周回路6が計数している現
在時刻の秒の桁のデータは上記範囲内のものではないと
判断した場合には、いずれもステップS35に進み、前
述同様の理由で分周回路6にプリセット信号Pを送っ
て、この分周回路6の計数値を1秒だけ進めておき、然
る後ステップS36では受信回路3に受信開始・終了信
号Cを、再度、送って受信回路3の受信動作を停止しこ
の秒修正処理を終了する。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、基準ク
ロック信号を計数して、少なくとも時分秒を含む時刻デ
ータを得る計時手段と、フレーム基準マーカー及び時刻
コードを含む標準電波を受信する受信手段と、この受信
手段の受信動作を開始させ前記フレーム基準マーカーの
受信タイミングを検出して、前記受信手段の受信動作を
停止させる動作を一定周期で実行する第1の受信制御手
段と、前記受信手段の受信動作を開始させ前記フレーム
基準マーカーの受信タイミングを検出すると共に、前記
時刻コードを受信したら前記受信手段の受信動作を停止
させる動作を、第1の受信制御手段に係る一定周期より
も長い周期で実行する第2の受信制御手段と、前記第1
の受信制御手段により前記受信手段が動作されていると
きに前記検出されたフレーム基準マーカーの受信タイミ
ングに基づいて前記計時計数手段の1分以下の時刻デー
タのみ修正する第1の修正手段と、前記第2の受信制御
手段により前記受信手段が動作されているときに前記検
出されたフレーム基準マーカーの受信タイミング及び前
記時刻コードに基づいて前記計時計数手段の時分秒の時
刻データを修正する第2の修正手段とを備える時刻デー
タ受信装置に係るものであるから、一定時間毎の時刻計
数回路の修正動作の度には修正を要さないデータをも、
修正動作毎に受信することによる電力消費の無駄を除い
た時刻データ受信装置の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図である。
【図2】上記実施例の動作の概要を示すジェネラルフロ
ーチャートである。
【図3】図2中の時刻日付修正処理を詳細に示すフロー
チャートである。
【図4】図2中の秒修正処理を詳細に示すフローチャー
トである。
【図5】タイムコードのフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
C 受信開始・終了信号 TC タイム・コード P プリセット信号 M 1分信号 X1〜X3 受信タイムメモリ D1〜D3 受信積算日メモリ X 受信現在時刻メモリ PM プラス1分信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロック信号を計数して、少なくと
    も時分秒を含む時刻データを得る計時手段と、 フレーム基準マーカー及び時刻コードを含む標準電波を
    受信する受信手段と、 この受信手段の受信動作を開始させ前記フレーム基準マ
    ーカーの受信タイミングを検出して、前記受信手段の受
    信動作を停止させる動作を一定周期で実行する第1の受
    信制御手段と、 前記受信手段の受信動作を開始させ前記フレーム基準マ
    ーカーの受信タイミングを検出すると共に、前記時刻コ
    ードを受信したら前記受信手段の受信動作を停止させる
    動作を、第1の受信制御手段に係る一定周期よりも長い
    周期で実行する第2の受信制御手段と、 前記第1の受信制御手段により前記受信手段が動作され
    ているときに前記検出されたフレーム基準マーカーの受
    信タイミングに基づいて前記計時計数手段の1分以下の
    時刻データのみ修正する第1の修正手段と、 前記第2の受信制御手段により前記受信手段が動作され
    ているときに前記検出されたフレーム基準マーカーの受
    信タイミング及び前記時刻コードに基づいて前記計時計
    数手段の時分秒の時刻データを修正する第2の修正手段
    とを備えることを特徴とする時刻データ受信装置。
JP34893893A 1993-12-28 1993-12-28 時刻データ受信装置 Pending JPH07198878A (ja)

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