JP2982515B2 - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

Info

Publication number
JP2982515B2
JP2982515B2 JP4272165A JP27216592A JP2982515B2 JP 2982515 B2 JP2982515 B2 JP 2982515B2 JP 4272165 A JP4272165 A JP 4272165A JP 27216592 A JP27216592 A JP 27216592A JP 2982515 B2 JP2982515 B2 JP 2982515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
bit rate
synchronization
selective call
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4272165A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06125297A (ja
Inventor
基樹 井出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP4272165A priority Critical patent/JP2982515B2/ja
Priority to EP19930308109 priority patent/EP0601697A3/en
Priority to CA002108244A priority patent/CA2108244C/en
Priority to US08/134,683 priority patent/US5487090A/en
Priority to AU48976/93A priority patent/AU669566B2/en
Publication of JPH06125297A publication Critical patent/JPH06125297A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2982515B2 publication Critical patent/JP2982515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線選択呼出受信機に関
し,特に電源のバッテリーセービングの効率を低下させ
ることなく同期回復率の向上を確保する無線選択呼出受
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】無線選択呼出受信機は各種のタイプのも
のが提供されており,呼出しに使われる選択呼出信号も
多岐にわたるが,基本的な構成は殆んど同じである。
【0003】この無線選択呼出受信機で利用する選択呼
出信号の基本的なフォーマットの一例を図10に示す。
この選択呼出信号は,文献“STANDARD MES
SAGE FORMATS FOR DIGITAL
RADIO PAGING”(Post Office
Code Standardisation Adv
isory Group(POCSAG),Autum
n.1980)に示さされている。
【0004】POCSAGは時分割のシステムであり,
無線選択呼出受信機側では自己の属するタイムスロット
のグループでのみ受信回路をオンにして,それ以外では
オフにする,いわゆる「バッテリーセービング動作」を
行ない消費電流の低減をはかっている。
【0005】図10の(a)はバッチストリームを,ま
た図10の(b)は図10(a)のバッチを,さらに図
10の(c)は(b)のコードワードを示す。
【0006】図10の(a)において,プリアンブル信
号は,1010…が576ビット続き,同期信号(S
C)はコードワードの同期をとる32ビット構成の信号
である。
【0007】また,図10の(b)のグループ1〜グル
ープ8で示す各グループは,各無線選択呼出受信機が,
自己の属するグループの信号のみを間欠受信する。
【0008】図10の(a)に示す選択呼出信号は,各
無線選択呼出受信機に固有の番号の選択呼出番号をBC
Hコード化したもので,コードワードのMSB=0に設
定される。
【0009】またメッセージ信号は,送信されるメッセ
ージをBCHコード化したもので,コードワードのMS
B=1に設定される。
【0010】この図10に示すPOCSAGのフォーマ
ットでは,1バッチストリームに1回しかプリアンブル
信号が送出されないので,フェージング等で電界が弱ま
り,信号受信中に同期が外れてしまった場合にはそれ以
降のデータ受信は不可能となる。
【0011】このため,従来の選択呼出受信機では,P
OCSAGコードでバッチストリームの先頭にくるプリ
アンブル信号以外の信号でも同期回復ができるように,
受信信号のビットレートを検出してバッテリーセービン
グ動作を解除し,同期信号サーチモードに移行してい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
無線選択呼出受信機では,ビットレート検出の検出率を
上げていくと,ノイズによって誤って検出してしまう誤
検出率も上がってしまい,このためバッテリーセービン
グ効率が低下し電池寿命の短縮を招く副作用の発生が避
けられないという問題点があった。
【0013】本発明の目的は上述した問題点を解決し,
バッテリーセービング効率を低下させることなく同期回
復率の向上が確保できる無線選択呼出受信機を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の無線選択呼出受
信機は,バッテリーセービングのための間欠受信を行な
い,無線による選択呼出信号を受けてメッセージを受信
処理する無線選択呼出受信機において,入力する受信信
号と受信機の同期状態を確保する制御を行なう同期制御
手段と,前記受信信号の前記選択呼出信号に相当するビ
ットレートを検出し前記同期制御手段による同期確保の
制御に供するビットレート検出手段と,前記ビットレー
ト検出手段による検出率を前記同期制御手段の同期確保
状態に対応させて制御するビットレート検出率制御手段
とを備えた構成を有する。
【0015】また本発明の無線選択呼出受信機は,前記
ビットレート検出率制御手段が,前記同期制御手段にお
ける同期外れ後の所定の一定時間だけビットレート検出
率を上げ,その後はビットレート検出率を低く抑圧して
同期回復率の向上を確保するものとした構成を有する。
【0016】
【実施例】次に,本発明について図面を参照して説明す
る。
【0017】図1は,本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【0018】図1に示す実施例は,アンテナ1と,アン
テナ1で取得した受信変調波を復調し,かつデコーダ3
の制御のもとにバッテリーセービング受信動作を行なう
無線部2と,同期制御手段とビットレート検出手段とを
含みメッセージを復号化出力するデコーダ3と,デコー
ダ3に対するビットレート検出率制御手段を含みメッセ
ージをドライバー9に送出し,かつLCD(Liqui
d CrystalDisplay)5に表示可能なM
PU(Micro Processor Unit)4
と,LCD5と,MPU4の外部メモリとして利用する
EEPROM6およびRAM7と,ドライバー9と,表
示パターンを設定するファンクションスイッチ8と,ド
ライバー9の出力を受けて携帯者に対する告知,表示を
行なうスピーカ10,LED(Light Emitt
ing Diode)11およびバイブレータ12と,
基準クロック13およびMPU動作クロック14とを備
えた構成を有する。
【0019】次に,本実施例の動作について説明する。
【0020】アンテナ1で取得した受信変調波は,無線
部2で復調され復調信号cをデコーダ3に送出する。
【0021】無線部2は,デコーダ3から供給されるバ
ッテリーセービング制御信号6の制御のもとにバッテリ
ーの消費を抑圧するための間欠受信動作を行なう。
【0022】MPU4は,EEPROM6に設定された
自受信機の選択呼出番号を読み出し,アドレスバスeを
介してデコーダ3に設定する。
【0023】デコーダ3は,自受信機の選択呼出番号と
無線部2から供給された復調番号cとを照合し,一致す
れば選択呼出番号を検出した旨を告知する割込み信号
d,アドレスバスeおよびデータバスfを利用してMP
U4に出力する。以後,割込み信号d,アドレスバスe
およびデータバスfを総括してMPUインタフェースw
と呼ぶ。デコーダ3は,その後,選択呼出信号に続いて
送られてくるデータの誤り訂正を行ない,情報ビットの
みを図10に示す1コードワードごとにMPUインタフ
ェースwを用いてMPU4に送出する。
【0024】MPU4は,デコーダ3から選択呼出番号
検出情報を受け取り,MPU4内蔵もしくは外部のRA
M,本実施例では外部のRAM7に格納する。その後デ
ータがデコーダ3から引続いて送られてくれば,データ
がメッセージ情報か選択呼出符号であるかを判断し,メ
ッセージ情報であればRAM7のバッファ領域に格納す
る。MPU4は,この処理を基準クロック13の送出す
る基準クロック信号gを動作クロックとして処理する。
この場合,データが選択呼出符号であればその時点でデ
ータの受領を中止するとともにMPU動作クロック14
を起動させ,それまでRAM7のバッファ領域に格納し
ておいたデータをMPU動作クロック14によるクロッ
クで処理してメッセージ(文字データ)としてRAM7
のメッセージメモリ領域に格納する。
【0025】図2は,デコーダ3およびMPUのメッセ
ージ受信動作のタイミングチャートである。
【0026】図2の(1)は,POCSAGの受信信号
中に自受信機宛の選択呼出信号を含まない場合のバッテ
リーセービング制御信号bのタイミング,図2の(2)
は選択呼出信号Aが自受信機宛の場合のバッテリーセー
ビング制御信号bのタイミング,図2の(3)は自受信
機が選択呼出信号受信後の割込信号dのタイミング,さ
らに図2の(4)はMPU動作クロックの発振タイミン
グを示し,ハイレベルになっているところでクロックが
発振していることを表わしている。MPU4は,このタ
イミングでMPU動作クロック14を動作クロックとし
て用い,RAM7のバッファメモリ内のデータを処理し
てメッセージメモリに文字データとして格納する。
【0027】メッセージ信号受信終了後,MPU4はド
ライバー9を通してスピーカ10,LED11,バイブ
レータ12を駆動して携帯者に報知するとともにLCD
5に受信したメッセージ内容を表示する。
【0028】報知に対し,スピーカ10,LED11お
よびバイブレータ12のうちのいずれを利用するかはE
EPROM6にあらかじめ設定しており,この設定情報
とファンクションスイッチ8の設定組合せにもとづいて
決定される。RAM7に格納されたメッセージはファン
クションスイッチ8によって再度LCD5に表示するこ
とができる。
【0029】図3は,図1のデコーダ3の詳細構成を示
すブロック図である。
【0030】デコーダ3は,ビット同期を検出するビッ
ト同期回路301と,バッテリーセービングのための間
欠受信に必要な同期制御を行なう同期制御回路302
と,入力POCSAG信号のプリアンブルおよび同期信
号を検出するプリアンブル/SC検出回路303と,コ
ードワードの誤り訂正を行なうBCH誤り訂正回路30
4と,選択呼出符号を検出する選択呼出符号検出回路3
05と,ビットレート検出を行なうビットレート検出回
路306と,MPU4とのインタフェースをとるMPU
インタフェース回路307と,MPU4に対する割込み
信号dを出力する割込み制御回路308と,基準クロッ
ク信号を発生する発振回路309とを備え,図3にはな
お,基準クロック13を併記して示す。
【0031】ビット同期回路301は,発振回路309
から基準クロック信号gをまた無線部2から復調信号c
を入力し,再生クロック信号mを発生する。
【0032】プリアンブル/SC検出回路303は,再
生クロック信号mにより復調信号cをサンプリングして
図10に示すプリアンブル信号を検出してプリアンブル
検出信号iを発生し,またSC(同期信号)を検出して
SC検出信号jを発生する。
【0033】同期制御回路302は,バッテリーセービ
ングのための間欠受信の制御を行なうバッテリーセービ
ング制御信号bを出力する。
【0034】POCSAG信号を受信してない状態で
は,無線部2へバッテリーセービング制御信号bを送出
し,バッテリーセービング動作(プリアンブル・サーチ
・モード)を行っており,前述したプリアンブル検出信
号iもしくは後述するビットレート検出回路306から
のビットレート検出信号kを受けてから連続受信状態に
入る。SC検出信号jを受けると同期状態となり再びバ
ッテリーセービング動作(選択呼出符号サーチモード)
を開始して自受信機の属するグループ(タイムスロッ
ト)のタイミングで選択呼出符号の受信を行なう。また
後述する選択呼出符号検出回路305の出力する選択呼
出符号一致検出信号oを受けて,後続するメッセージ信
号受信のために継続して無線部2を受信状態に保持す
る。
【0035】また,後述するBCH誤り訂正回路304
の出力する同期外れ要求信号qを受けると同期状態を解
除してプリアンブル・サーチ・モードのバッテリーセー
ビング動作に移行する。
【0036】同期制御回路302からは,同期状態モニ
ター信号rがMPUインタフェース回路307に供給さ
れ,さらにMPU4に送出される。
【0037】また,同期制御回路302からは,自受信
機の属するグループを指定する自グループ信号hが選択
呼出符号検出回路305に出力される。
【0038】また,同期制御回路302からは,ワード
タイミング信号lがBCH誤り訂正回路304とビット
レート検出回路306に供給される。
【0039】選択呼出符号検出回路305は,同期制御
回路302から提供される自グループ信号hのタイミン
グで図10に示す選択呼出符号の照合を行ない,一致す
れば選択呼出符号一致検出信号oを同期制御回路302
とMPUインタフェース回路307に送出する。MPU
インタフェース回路307は,MPUインタフェースw
を介してさらにMPU4に送出する。
【0040】BCH誤り訂正回路304は,同期制御回
路302から提供されるワードタイミング信号lのタイ
ミングで無線部2の送出する復調信号cの誤り訂正を行
ない,メッセージデータpをMPUインタフェース回路
307に供給し,メッセージデータpはさらにインタフ
ェースwを介してMPU4に供給される。
【0041】なお,同期状態で受信した符号に訂正不可
能な誤りが一定回数継続した場合に,同期制御回路30
2に対して同期外れ要求信号qを送出する。
【0042】ビットレート検出回路306は,ビット同
期回路301から提供される再生クロック信号mと復調
信号cとを比較し,自受信機が受信すべきPOCSAG
信号のビットレートであるか否かを判定し,POCSA
G信号のビットレートであるときは,ビットレート検出
信号kを出力する。このビットレート検出信号kはPO
CSAG信号を受信してない状態でのバッテリーセービ
ング動作から同期信号SCを探しにいく動作への起動と
して用いられ,プリアンブル信号以外でもバッテリーセ
ービング動作を解除するために用いられる。このビット
レート検出回路306については,後述して詳細に説明
する。
【0043】MPUインターフェース回路307は,M
PU4とのデータの入出力を制御するインタフェース処
理を行なう。
【0044】割込み制御回路308は,MPU4に対す
る割込み信号dの送出を制御する回路であり,MPU4
へ送るべきデータや状態変化が発生したとき,MPUイ
ンタフェース回路307から供給される割込み要求信号
nによりMPU4に対して割込み信号dを送出する。
【0045】図4は,図3のビットレート検出回路30
6の詳細構成を示すブロック図である。
【0046】図4において,窓枠生成回路61は,基準
クロック13からの基準クロック信号gと,ビット同期
回路301からの再生クロック信号mとを利用し,図5
に示す如き窓枠信号sを発生する。
【0047】エッジ位置判定回路62は,無線部2から
の復調信号cと,窓枠信号sとを利用し図5に示す判定
信号tを出力する。この判定信号tは,図5に示す如
く,復調信号cの変化点が窓枠信号sの範囲内に含まれ
ているか否かを判定し,含まれている場合に出力され
る。
【0048】カウンタ63は,図5に示す同期制御回路
302から提供されるワードタイミング信号lによりリ
セットされ,1ワードごとに判定信号tをカウントす
る。
【0049】エッジカウンタ値設定部65は,MPUイ
ンタフェース回路307を介してMPU4からエッジカ
ウンタ設定信号uが入力され,エッジカウンタ値を設定
する。
【0050】比較器64は,カウンタ63の出力カウン
ト値と,エッジカウンタ値設定部65に設定したエッジ
カウンタ値とを比較し,一致した場合,図5に示すビッ
トレート検出信号kを同期制御回路302へ送出する。
【0051】図6は,図3の同期制御回路302の詳細
構成を示すブロック図である。
【0052】図6の32進ビットカウンタ21は,ビッ
ト同期回路301から提供される再生クロック信号mを
カウントし,1ワードの基準タイミングを決定する図5
に示すワードタイミング信号lを発生し,17進ワード
カウンタ22と,BCH誤り訂正回路304およびビッ
トレート検出回路306に送出する。
【0053】17進ワードカウンタ22は,1ワード
(1バッチ)のタイミングを発生し自グループ比較部2
4に送出する。
【0054】自グループ比較部24は,17進ワードカ
ウンタの出力値が自グループか否かを比較し,自グルー
プのときは自グループのタイミングで自グループ信号h
を発生する。
【0055】同期状態制御部23は,プリアンブル/S
C検出回路303からのプリアンブル検出信号iおよび
SC検出信号jと,BCH誤り訂正回路304からの同
期外れ要求信号qと,選択呼出符号検出回路305から
の選択呼出符号一致検出信号oと,さらにビットレート
検出回路306からのビットレート検出信号kらを起動
信号として同期状態を制御し,同期状態モニター信号r
とバッテリーセービング制御信号bを発生する。
【0056】図7に,同期状態制御部23の動作状態遷
移内容を示す。
【0057】図8は,図1のMPU4のビット検出率制
御動作のフローチャートである。
【0058】同期外れ割込みが発生すると(ステップ1
01),ビットレート検出のエッジカウンタ数をへら
し,これを一定時間継続して(ステップ102,10
3)ビットレート検出率を上げ,その後はビットレート
検出のエッジカウンタ数を増やして(ステップ104)
ビットレート検出率を低く抑え,バッテリーセービング
の効率を低下されることなく同期回復率をアップさせ
る。
【0059】このことを,具体的に説明すると次のとお
りである。
【0060】通常状態で,ビットレート検出回路306
のエッジカウンタ値設定部65に設定するエッジカウン
タ設定値をNとする。
【0061】MPU4は,同期制御回路302の同期状
態制御部23から提供される同期モニター信号rが同期
状態から非同期状態に変化したイベントをMPUインタ
フェース回路307を介して受けると,ビットレート検
出回路306に設定したエッジカウンタ設定値NをMP
Uインタフェース回路307を介してエッジカウンタ設
定信号uによりM(N>M)だけ減ずることによりビッ
トレート検出率をアップさせる。その後一定時間待ち状
態となり,あらかじめ設定した一定時間後ビットレート
検出回路306のエッジカウンタ値設定部65のエッジ
カウンタ設定値をNに戻すことによりビットレート検出
率を低下させる。
【0062】図9は,ビットレート検出率制御時のMP
U4およびデコーダ3の動作のタイミングチャートであ
る。
【0063】図9の(1)は送信信号が終了し受信機が
同期外れ状態となる場合のバッテリーセービング制御信
号のタイミングである。図9の(2)は,同期外れ状態
となった場合の割込み信号dのタイミングである。この
場合は,同期制御回路302の出力する同期状態モニタ
ー信号rが同期状態から非同期状態に変化したことによ
り割込みが発生する。また,図9の(3)は,MPU4
の動作タイミングである。MPU4はこのタイミングで
デコーダ3のビットレート検出回路306のエッジカウ
ンタ値設定部65に設定するエッジカウンター設定値を
減ずる。
【0064】このようにして,受信同期が外れた後の一
定時間だけビットレート検出率をアップし,その後は低
く抑えることにより,バッテリーセービングの効率を悪
化させることなく同期回復率のアップを確保することが
できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明は,従来の無
線選択呼出受信機がビットレート検出の検出率を上げて
同期回復しやすくすると,ノイズによって誤って検出し
てしまう誤検出率も上がってしまい,このためバッテリ
ーセービング効率が低下して電池寿命の短縮を招く副作
用があるのに対し,同期が外れた後の一定時間だけビッ
トレート検出の検出率を上げ,その後は検出率を低く抑
えることにより,バッテリーセービングの効率を悪化さ
せることなく同期回復率の向上を確保することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のデコーダ3およびMPU4のメッセージ
受信動作のタイミングチャートである。
【図3】図1のデコーダ3の詳細構成を示すブロック図
である。
【図4】図3のビットレート回路306の詳細構成を示
すブロック図である。
【図5】図4のビットレート回路306の動作のタイミ
ングチャートである。
【図6】図3の同期制御回路302の詳細構成を示すブ
ロック図である。
【図7】図6の同期状態制御部23の動作状態遷移の説
明図である。
【図8】図1のMPU4のビットレート検出率制御動作
のフローチャートである。
【図9】図1のデコーダ3とMPU4のビットレート検
出率制御時の動作のタイミングチャートである。
【図10】選択呼出受信機の呼出しに利用する選択呼出
信号の基本的フォーマット例としてのPOCSAGの信
号フォーマットである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 デコーダ 4 MPU 5 LCD 6 EEPROM 7 RAM 8 ファンクションスイッチ 9 ドライバー 10 スピーカ 11 LED 12 バイブレータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーセービングのための間欠受信
    を行ない,無線による選択呼出信号を受けてメッセージ
    を受信処理する無線選択呼出受信機において,入力する
    受信信号と受信機の同期状態を確保する制御を行なう同
    期制御手段と,前記受信信号の前記選択呼出信号に相当
    するビットレートを検出し前記同期制御手段による同期
    確保の制御に供するビットレート検出手段と,前記ビッ
    トレート検出手段による検出率を前記同期制御手段の同
    期確保状態に対応させて制御するビットレート検出率制
    御手段とを備えることを特徴とする無線選択呼出受信
    機。
  2. 【請求項2】 前記ビットレート検出率制御手段が,前
    記同期制御手段における同期外れ後の所定の一定時間だ
    けビットレート検出率を上げ,その後はビットレート検
    出率を低く抑圧して同期回復率の向上を確保するものと
    したことを特徴とする請求項1記載の無線選択呼出受信
    機。
JP4272165A 1992-10-12 1992-10-12 無線選択呼出受信機 Expired - Fee Related JP2982515B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4272165A JP2982515B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 無線選択呼出受信機
EP19930308109 EP0601697A3 (en) 1992-10-12 1993-10-12 Radio selective call receiver in which the detection of the bit rate is controlled over a predetermined range.
CA002108244A CA2108244C (en) 1992-10-12 1993-10-12 Selectively called radio receiver in which bit rate detection is controlled with a predetermined range
US08/134,683 US5487090A (en) 1992-10-12 1993-10-12 Selectively called radio receiver in which bit rate detection is controlled with a predetermined range
AU48976/93A AU669566B2 (en) 1992-10-12 1993-10-12 Selectively called radio receiver in which bit rate detection is controlled with a predetermined range

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4272165A JP2982515B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 無線選択呼出受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06125297A JPH06125297A (ja) 1994-05-06
JP2982515B2 true JP2982515B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=17509993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4272165A Expired - Fee Related JP2982515B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 無線選択呼出受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2982515B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7203333B2 (ja) * 2018-10-17 2023-01-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 無線通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06125297A (ja) 1994-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5142699A (en) Radio receiver with clock signal controlled to improve the signal to noise ratio
US6078631A (en) Wireless communication system compulsively turning remote terminals into inactive state
US5381133A (en) Selective call receiver with battery saving features and method therefor
JP2872057B2 (ja) 無線選択呼出受信機
US5230084A (en) Selective call receiver having extended battery saving capability
JP3056084B2 (ja) 無線選択呼出受信機
US5376929A (en) Selective call receiver with battery saving features and method therefor
JP2712868B2 (ja) 選択呼出受信機
US6216385B1 (en) Radio calling receiver with means to control reception based on service area, time zone, and/or electric field strength
US5487090A (en) Selectively called radio receiver in which bit rate detection is controlled with a predetermined range
US5960326A (en) Radio apparatus outputting an alarm prior to a scheduled time
JP2643802B2 (ja) 選択呼出受信機
JP2982515B2 (ja) 無線選択呼出受信機
JPH11225107A (ja) 受信機及び間欠フレーム同期方法及び携帯端末
JP2773583B2 (ja) 選択呼出受信機のビットレート検出率自動調整方式
US5526368A (en) Method for receiving calling data even if missing a predetermined code in a paging receiver
JP2928806B2 (ja) 選択呼出方式
JP2822523B2 (ja) データ伝送方法、データ受信機、及び、データ伝送システム
JPH10341466A (ja) 無線選択呼出受信機
JPH08204761A (ja) 無線受信装置
JPH04349724A (ja) 選択呼出受信機
JPH09247729A (ja) 無線呼出受信機
JPH10178669A (ja) 間欠受信制御装置
JPH08317442A (ja) 無線受信機
JPH1188932A (ja) 選択呼出信号受信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990824

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees