JP2969889B2 - 映像信号のカラー位相引込回路 - Google Patents

映像信号のカラー位相引込回路

Info

Publication number
JP2969889B2
JP2969889B2 JP2263672A JP26367290A JP2969889B2 JP 2969889 B2 JP2969889 B2 JP 2969889B2 JP 2263672 A JP2263672 A JP 2263672A JP 26367290 A JP26367290 A JP 26367290A JP 2969889 B2 JP2969889 B2 JP 2969889B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
phase
signal
output
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2263672A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04139992A (ja
Inventor
正志 小野里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP2263672A priority Critical patent/JP2969889B2/ja
Publication of JPH04139992A publication Critical patent/JPH04139992A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2969889B2 publication Critical patent/JP2969889B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テレビジョンカラー映像信号に含まれるサ
ブキャリア信号を再生するための映像信号のカラー位相
引込回路に関する。
[従来の技術] 従来、この種のカラー位相引込回路では、サブキャリ
ア信号(以下、SC信号と呼ぶ)のn倍の周波数の信号を
出力する発振器を備え、この発振器の出力を1/nに分周
した分周出力とカラーテレビジョンカラー映像信号のバ
ースト信号とを位相比較回路で位相比較して、この位相
比較回路の出力で発振器の発振周波数を制御することに
より位相引込み動作を行うようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来のカラー位相引込回路で
は、入力される映像信号の切り換わり時等において位相
が大きくずれた場合に、位相引込みまでの時間が長くな
るという欠点がある。例えば、発振器に水晶発振回路を
使用した場合、位相が大きくずれた場合に、位相同期を
確立するまでには数ミリ秒かかってしまい、映像信号が
別のカラー位相に切り換わったときには、色が異なる画
面に見えてしまうことがある。
一方、カラー位相調相装置等では、基準信号を外部か
ら供給し、この基準信号と入力映像信号のバースト信号
との位相比較を行い、入力切り換え等で位相が大きくず
れた場合には、基準信号から作ったSC信号の位相をジャ
ンプさせ、位相同期するまでの時間を短縮するようにし
ている。
しかしながら、このように基準信号を供給する方法で
は、入力カラー映像信号と基準信号の周波数を正確に一
致させる必要があり、両者の周波数が異なる場合には、
周期的に位相ジャンプが発生してカラーノイズが増加す
るという問題点があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであっ
て、映像信号の入力切り替え等で、映像信号の位相が大
きく変化した場合でも、速やかに位相引込み動作を完了
させることができ、しかも外部の基準信号に周波数を一
致させる必要がない映像信号のカラー位相引込回路を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る映像信号のカラー位相引込回路は、テレ
ビジョンカラー映像信号に含まれるバースト信号のn倍
の周波数のクロック信号を出力すると共に制御信号によ
ってその発振周波数を制御される発振回路と、この発振
回路の出力を1/nに分周する分周回路と、この分周回路
の出力と前記テレビジョンカラー映像信号のバースト信
号との位相を比較する第1の位相比較回路と、この第1
の位相比較回路の出力に基づいて前記発振回路に前記制
御信号を出力するフィルタ回路と、前記分周回路の出力
の位相を所定の位相ステップで夫々遅延させて複数の遅
延信号を生成出力するステップ遅延回路と、前記テレビ
ジョンカラー映像信号のバースト信号と前記分周回路の
出力との位相比較を行う第2の位相比較回路と、この第
2の位相比較回路の出力に基づいて前記複数の遅延信号
のうちの一つを選択すると共に位相調整してサブキャリ
ア信号を出力するセレクト回路とを具備したことを特徴
とする。
[作用] 本発明によれば、入力カラー映像信号の切替え等で入
力カラー位相の急激な変化が起こると、第2の位相比較
回路でこれが検出される。一方、ステップ遅延回路は、
予め分周回路の出力信号を所定のステップずつ遅延さ
せ、位相が相互に異なる複数の遅延信号を生成する。従
って、前記第2の位相比較回路で入力カラー位相の急激
な変化が検出されると、前記複数の遅延信号の中から、
第2の位相比較回路の出力に応じた最適な遅延信号が選
択される。これにより、遅延信号の数をmとすると、引
込みの前の位相差は、まず1/m以下に吸収されることに
なる。そして、その後に連続引き込み動作が働くため位
相同期を確立するまでの時間を短縮することができる。
また、この発明によれば、入力カラー映像信号のバー
スト信号と、発振器の出力から作られる信号との位相比
較を行っているため、装置自体に供給される基準信号と
入力映像信号とは周波数的に一致している必要はなく、
非同期信号でも動作上なんら支障を来すことはない。
[実施例] 以下、添付の図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。
第2図は、本実施例に係るカラー位相引込回路を使用
したカラー位相調相装置のブロック図である。
第2図において、映像入力信号は、アナログ−ディジ
タル変換回路(以下、A/D変換回路と呼ぶ)21、書込側
同期分離回路24及びカラー位相引込回路25に供給されて
いる。書込側同期分離回路24では、映像信号から同期信
号を分離して、書込側の水平同期信号WHを出力する。ま
た、カラー位相引込回路25では、映像信号に含まれるカ
ラーバースト信号に対する位相引込み動作を行い、SC信
号とそのもとになる14MHzのクロック信号とを出力す
る。
A/D変換回路21は、カラー位相引込回路25から出力さ
れるクロック信号を使用して入力映像信号をPCMデータ
に変換する。このPCMデータは1水平走査期間(1H)の
信号を記憶するメモリ22に書き込まれる。このメモリ22
に書込まれたPCMデータは、ディジタル−アナログ変換
回路(以下、D/A変換回路と呼ぶ)23でD/A変換されたの
ち、映像信号として出力される。
ここで、1Hのメモリ22への書き込みに際しては、書込
側同期分離回路24で分離された同期信号WHでH位相が決
定され、カラー位相引込回路25から出力されるSC信号に
よってカラー位相が決定される。これらの信号は、書込
アドレス発生回路27を介してメモリコントロール回路26
に与えられている。
また、1Hのメモリ22からの読み出しに際しては、基準
同期信号から読出側同期分離回路で作られる同期信号RH
でH位相が決定され、読出側クロック発生回路29から生
成されるSC信号によってカラー位相が決定される。
これにより、基準同期信号に位相が一致した調相後の
映像信号が出力される。
第1図は、ここで使用されているカラー位相引込回路
25の構成を示すブロック図である。
第1図において、映像入力信号は、カラーバースト信
号の周波数帯域である3.58MHzのバンドパスフィルタ1
を介して第1の位相比較器2の一方の入力端とバースト
抜き取り回路8とに供給されている。位相比較器2の出
力は、増幅器2及びローパルスフィルタ4を介して発振
器5の制御信号として供給されている。発振器5は、SC
信号のn倍の周波数のクロック信号出力する。発振器5
の出力は、1/n分周器6で1/nに分周され、遅延回路7で
所定時間遅延されたのち、位相比較器2の他方の入力端
に供給されている。
一方、バースト抜き取り回路8では、図示しない同期
信号に基づいて、映像入力信号からカラーバースト信号
を抜き取り、第2の位相比較器9の一方の入力端に供給
する。位相比較器9の他方の入力端には、遅延回路7の
出力が供給されている。
また、遅延回路7の出力は、90゜ステップ遅延回路10
に供給されている。90゜ステップ遅延回路10は、遅延回
路7の出力を90゜ステップで、夫々0゜、90゜、180゜
及び270゜遅延させる。これらの遅延信号は、連続遅延
回路11に供給され、ここで位相比較器9の出力に基づい
て選択される。そして、この選択された遅延信号は、連
続遅延回路11で連続的に遅延され、位相比較器9の出力
が0になるまで引込み動作が行われる。これによって得
られた信号がSC信号として出力される。
この回路によれば、映像入力信号が切り換わってその
位相が大幅に変動した場合、第2の位相比較器9の出力
が突発的に大きくなるので、連続遅延回路は、その大き
さ及び極性に基づき、90゜ステップ遅延回路10からの4
つの遅延信号のうちの1つを選択する。これにより、位
相変化は、1/4以下に吸収されることになる。そして、
その後に連続位相引込み動作を行うので、位相引込みま
での時間が短縮され、カラーノイズの発生を防止するこ
とができる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、入力カラー映像
信号の切替え等で入力カラー位相の急激な変化が起こっ
ても、相互に位相が異なる複数の遅延信号のうちの最適
な信号が選択されことにより、位相誤差をまず1/m(m
は遅延信号数)に吸収することができるので、引込みま
での時間を短縮することができ、カラーノイズの発生を
防止することができるという効果を奏する。
また、この発明によれば、発振器から作られるSC信号
と入力カラー映像のバースト信号との位相比較によって
位相引込み動作を行っているので、装置自体に供給され
る基準信号と入力映像信号とは周波数的に一致している
必要はなく、非同期信号でも動作上なんら支障を来さな
いという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るカラー位相引込回路のブ
ロック図、第2図は同回路を使用したカラー位相調相装
置のブロック図である。 1;バンドパスフィルタ、2,9;位相比較回路、3;増幅器、
4;ローパスフィルタ、5;発振器、6;分周器、7;遅延回
路、8;バースト抜き取り回路、10;90゜ステップ遅延回
路、11;連続遅延回路、21;A/D変換回路、22;メモリ、2
3;D/A変換回路、24;書込側同期分離回路、25;カラー位
相引込回路、26;メモリコントロール回路、27;書込アド
レス発生回路、28;読出アドレス発生回路、29;読出側ク
ロック発生回路、30;読出側同期分離回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョンカラー映像信号に含まれるバ
    ースト信号のn倍の周波数のクロック信号を出力すると
    共に制御信号によってその発振周波数を制御される発振
    回路と、この発振回路の出力を1/nに分周する分周回路
    と、この分周回路の出力と前記テレビジョンカラー映像
    信号のバースト信号との位相を比較する第1の位相比較
    回路と、この第1の位相比較回路の出力に基づいて前記
    発振回路に前記制御信号を出力するフィルタ回路と、前
    記分周回路の出力の位相を所定の位相ステップで夫々遅
    延させて複数の遅延信号を生成出力するステップ遅延回
    路と、前記テレビジョンカラー映像信号のバースト信号
    と前記分周回路の出力との位相比較を行う第2の位相比
    較回路と、この第2の位相比較回路の出力に基づいて前
    記複数の遅延信号のうちの一つを選択すると共に位相調
    整してサブキャリア信号を出力するセレクト回路とを具
    備したことを特徴とする映像信号のカラー位相引込回
    路。
JP2263672A 1990-09-30 1990-09-30 映像信号のカラー位相引込回路 Expired - Fee Related JP2969889B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2263672A JP2969889B2 (ja) 1990-09-30 1990-09-30 映像信号のカラー位相引込回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2263672A JP2969889B2 (ja) 1990-09-30 1990-09-30 映像信号のカラー位相引込回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04139992A JPH04139992A (ja) 1992-05-13
JP2969889B2 true JP2969889B2 (ja) 1999-11-02

Family

ID=17392743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2263672A Expired - Fee Related JP2969889B2 (ja) 1990-09-30 1990-09-30 映像信号のカラー位相引込回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2969889B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04139992A (ja) 1992-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4791488A (en) Line-locked clock signal generation system
US4438456A (en) Time base corrector
US5528307A (en) Clock generator
US5877815A (en) Frame synchronizer apparatus for synchronizing video and audio data to a reference signal
JP2969889B2 (ja) 映像信号のカラー位相引込回路
US5272532A (en) Horizontal AFC (automatic frequency control) circuit
US5923377A (en) Jitter reducing circuit
JPH0620293B2 (ja) 時間軸誤差補正装置
JPH09215005A (ja) 標本化信号処理装置
JPS5855718B2 (ja) 時間軸補正装置
JP2800305B2 (ja) クロック発生回路
JPS633577A (ja) 映像信号処理装置
KR950001186Y1 (ko) 시간축 보정 안정화회로
JPH05207413A (ja) 映像信号の処理装置
JPS62114330A (ja) 位相同期回路
KR100189877B1 (ko) 시간축 보정장치
JP2525883B2 (ja) 同期変換装置
JPH0984039A (ja) 標本化クロック生成装置
JP3083211B2 (ja) カラー映像信号処理回路
JPS6356083A (ja) 映像信号記録再生装置
JPH09107285A (ja) 位相情報検出回路
JPH0423568A (ja) Vtrの同期結合装置
JPH02228889A (ja) 画像処理回路
JPH06253337A (ja) タイムベースコレクタ装置
JPH0773369B2 (ja) 時間軸誤差補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees