JP2969120B2 - キャップ搬送装置 - Google Patents

キャップ搬送装置

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JP2969120B2
JP2969120B2 JP9074396A JP9074396A JP2969120B2 JP 2969120 B2 JP2969120 B2 JP 2969120B2 JP 9074396 A JP9074396 A JP 9074396A JP 9074396 A JP9074396 A JP 9074396A JP 2969120 B2 JP2969120 B2 JP 2969120B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、キャップ搬送装
置に関し、より詳細には、加熱殺菌した合成樹脂のキャ
ップを所定位置に所定のタイミングで搬送するキャップ
搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】容器のキャップを所定位置に所定のタイ
ミングで搬送するための装置として、加熱殺菌された、
一端が開放した略円筒形のキャップを、金属製ガイドレ
ールで構成されたシュートS内を滑り下ろすことによっ
て所定位置まで搬送し、内容物が充填されて、搬送ライ
ン上を流されてきた容器の口に、キャップを供給するキ
ャップ搬送装置がある。この種のキャップ搬送装置に
は、図2の略平面図に示されるような、一対の揺動アー
ム20、20を備えたゲート部によって、ガイドレール
21によって形成されたシュートS内でのキャップC
1、C2、C3・・・の流れを調整し、ライン上を搬送
されてくる容器に、キャップを、1個づつ供給して、確
実に被せるタイプのキャップ搬送装置がある。この一対
の揺動アーム20、20は、図2に実線で示される、先
端20a、20aがガイドレール21によって形成され
たシュートS内に突出してキャップCが通過することを
阻止する突出位置と、図2に点線で示される、先端20
a、20aがシュートSから退避してキャップの通過を
許容する退避位置との間で、軸20b、20bを中心に
揺動可能である。揺動アーム20、20は、通常、図示
しないバネ等の付勢手段によって、突出位置に付勢さ
れ、ガイドレール21によって形成されたシュートS内
を、正立状態すなわち開放端が下を向いた状態で、滑り
下りてきた複数のキャップC1、C2、C3・・・の先
頭の即ち第1のキャップC1を、その先端部20a、2
0a間で、保持する。
【0003】ガイドレール21は、図5に示されるよう
に、揺動アーム20(一方のみを図示)の先端部20
a、20a間に保持された第1のキャップC1の搬送方
向下流側の内周部分が、搬送ラインL上を、矢印Aで示
される方向に搬送されてきた容器の口部分の搬送方向下
流側部分と係合するように配置されている。したがっ
て、この第1のキャップC1は、搬送ラインL上を搬送
されてきた先頭の即ち第1の容器10の口部分11と係
合する。さらに、第1のキャップC1は、第1の容器1
0の移動に伴って、第1の容器10とともに矢印A方向
に移動し、揺動アーム20、20を、バネ手段の付勢力
に抗して、図2に点線で示す退避位置に揺動させなが
ら、揺動アーム20、20により形成されたゲート部を
通過する。第1のキャップC1がゲート部を通過する
と、揺動アーム20、20は、バネ手段の付勢力によ
り、突出位置に戻る。次いで、第1のキャップC1の搬
送方向上流側に並んでいた第2のキャップC2が、ガイ
ドレール21によって形成されたシュートS内を滑り下
りて、突出位置に戻った揺動アーム20、20の先端部
20a、20aの間に保持される。第2のキャップは、
第1の容器C1に続いて搬送ラインL上を流れてくる第
2の容器12の口部分13と係合して、揺動アーム2
0、20を退避位置に揺動させながらゲート部を通過す
ることになる。
【0004】上述したように、ガイドレール21は、揺
動アーム20、20の先端部20a、20a間に保持さ
れたキャップの搬送方向下流側の内周部分が、搬送され
てきた容器の口部分の搬送方向下流側部分と係合するよ
うに配置されているので、第2のキャップC2を、第2
の容器12の口部分13に係合させるためには、第1の
キャップC1がゲート部を通過した後、2番目のキャッ
プC2を、突出位置に戻った揺動アーム20、20の先
端部20a、20a間に保持される位置まで、ガイドレ
ール21によって構成されるシュートS内を、速やかに
滑り下ろす必要がある。換言すれば、搬送ラインL上を
流れてくる第2の容器12の口部分13が、揺動アーム
20、20の先端部20a、20a間に保持されたキャ
ップと係合する位置を通過するまでに、第2のキャップ
C2を、揺動アーム20、20の先端部20a、20a
間に保持される位置までシュートS内を滑り下ろしてお
く必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】シュートS内を滑り下
りるキャップは、加熱殺菌を施されたものであるため、
ゲート部付近まで滑り下りてきたときにも、加熱殺菌時
の余熱により、高い温度を有している。この結果、高い
温度のキャップが、ゲート部のシュートSを構成する金
属製ガイドレールの温度を上昇させ、キャップとシュー
トSの間の摩擦が増大され、キャップがゲート部付近
で、シュートS内を速やかに滑り下りなくなることがあ
る。この結果、第1のキャップC1がゲート部を通過し
た後、第2のキャップC2が、揺動アーム20、20の
先端部20b、20b間に保持される位置に速やかに滑
り下りず、搬送されてきた第2の容器12の口部分13
と係合できず、第2の容器12がキャップを被せられて
いない状態で、搬送ラインL上を搬送されていってしま
うことがあり問題である。したがって、本発明は、合成
樹脂製のキャップをシュート内で円滑に滑り下ろすこと
ができるキャップ搬送装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
金属製案内部材で構成され、加熱殺菌された合成樹脂の
キャップを滑り下ろすシュートと、前記シュート内に突
出してキャップの通過を阻止する突出位置と、シュート
内から退避してキャップの通過を許容する退避位置との
間を移動可能なゲート手段と、前記ゲート手段の少なく
とも上流側に配置された冷却手段とを備えたキャップ搬
送装置によって達成される。本発明によれば、ゲート手
段の少なくとも上流側に冷却手段が配置されているの
で、ゲート手段の上流側で、加熱殺菌された合成樹脂製
キャップの余熱に起因する、シュートを構成する金属製
案内部材の温度上昇を抑え、シュートとキャップ間の摩
擦の増大を抑制できる。本発明の実施態様によれば、前
記冷却手段が、前記シュートに取付けられたウォータジ
ャケットを有している。本発明の実施態様によれば、ウ
ォータジャケット内を循環する冷却液によって、金属製
案内部材で構成されたシュートの温度上昇が抑制され
る。本発明の他の実施態様によれば、前記冷却手段が、
前記シュートを滑り下りるキャップに冷却用気体を吹き
付ける気体吹きつけ装置を備えている。
【0007】本発明の他の実施態様によれば、シュート
を滑り下りるキャップに、冷却用気体を吹きつけられる
ので、加熱殺菌による余熱が効果的に除去される。本発
明のもう一つの実施態様によれば、前記気体吹きつけ装
置が、水分を含まない気体を吹きつける気体吹きつけ装
置である。本発明のもう一つの実施態様によれば、シュ
ート内を滑り下りるキャップに、水分を含まない気体が
吹きつけられるので、キャップへの水分の付着が効果的
に防止できる。本発明のさらにもう一つの実施態様で
は、前記水分を含まない気体がオゾンガスである。本発
明のさらにもう一つの実施態様では、キャップの冷却時
にも、殺菌が行われるとともにキャップ無菌性が保たれ
る。本発明の更にもう一つの実施態様では、前記冷却手
段が加熱殺菌されたキャップを滞留させる滞留手段であ
る。本発明の更にもう一つの実施態様では、加熱殺菌さ
れたキャップがゲート手段に送られてくる前に、滞留手
段内に所定時間のあいだ、滞留させられるので、滞留中
に加熱殺菌時の余熱が失われる。
【0008】
【発明の好ましい実施の態様】以下、図面に沿って本発
明の好ましい実施の態様を詳細に説明する。図1は、本
発明の好ましい実施態様のキャップ搬送装置の略側面図
である。図1のキャップ搬送装置は、上述した図5に示
されるキャップ搬送装置と基本的には同一の構成を有し
ているので、対応する部材には、同一の参照番号を付
す。本発明の好ましい実施態様のキャップ搬送装置は、
図示しない加熱殺菌装置において高温の水蒸気によって
加熱殺菌を施された合成樹脂製の容器キャップC1、C
2、C3・・・を、清涼飲料、ミネラルウォータ等の飲
物を充填され、搬送ラインL上を搬送されてくるペット
ボトル等の容器10、12・・・の口部分11、13・
・・と係合する位置まで搬送するキャップ搬送装置であ
る。キャップは、一端が開放した円筒形状のねじ込み式
キャップである。図1に示されるように、キャップ搬送
装置は、4本のステンレス鋼等の金属製ガイドレール2
1によって構成されたキャップ搬送用のシュートSを備
えている。尚、図1には、4本のガイドレールのうち左
側の2本のみが示されている。この4本のガイドレール
21は、搬送すべきキャップがその内部を滑り下りる横
断面が矩形のキャップ搬送路の四隅に配置されている。
各ガイドレール21によって構成されるシュートSは、
鉛直方向から水平方向に向かって徐々に湾曲している。
シュートSが略水平になる直前の位置に、図2にそって
説明した、一対の揺動アーム20、20を備えたゲート
部が設けられている。上述したように、揺動アーム2
0、20は、通常、図示しないバネ手段によって、キャ
ップCの通過を阻止する突出位置に付勢されているの
で、図示しない加熱殺菌装置で加熱殺菌され、シュート
S内を滑り下りることによって搬送されてきた合成樹脂
製のキャップC1、C2、C3・・・は、その先頭の即
ち第1のキャップC1が、その先端部20a、20a間
に、保持された状態で、シュートS内で待機することに
なる。
【0009】また、図1に示されるように、ガイドレー
ル21によって構成されるシュートSの、ゲート部近傍
位置には、冷却手段であるウォータジャケット1、2、
3が取付けられている。ウォータジャケット1、2は、
揺動アーム20を備えたゲート部よりキャップ搬送方向
上流側の位置で、シュートSを構成する金属製のガイド
レール21の上方のガイドレールおよび下方に位置する
ガイドレールに、それぞれ取付けられている。ウォータ
ジャケット3は、揺動アーム20を備えたゲート部に対
向し、ゲート部の上流側と下流側にわたる位置で、シュ
ートSを構成する金属製ガイドレール21の上方のガイ
ドレールに取付けられている。このウォータジャケット
1、2、3は、冷却液を通す冷却液通路を内部に備え、
キャップ搬送装置の作動中、この冷却液通路内に水等の
冷却液を通すことにより、キャップCの余熱に起因す
る、金属製ガイドレール21の温度上昇を抑制するよう
に構成されている。尚、冷却液通路内に循環させる冷却
液の温度は、本実施態様では、室温、例えば約摂氏22
乃至23度程度に調整されている。このよう構成された
本実施態様のキャップ搬送装置は、以下のようにしてキ
ャップを搬送する。
【0010】加熱殺菌装置で加熱殺菌を施された合成樹
脂製キャップCは、ガイドレール21によって構成され
るシュートS内のキャップ搬送路を、揺動アーム20、
20を備えたゲート部まで、滑り下りる。上述のよう
に、ガイドレール21は、揺動アーム20、20の先端
部20a、20a間に保持された第1のキャップC1の
搬送方向下流側の内周部分が、搬送ラインL上を、矢印
Aで示される方向に搬送されてきた容器の口部分の搬送
方向下流側部分と係合するように配置されているので、
揺動アーム20、20の先端部20a、20a間に保持
された第1のキャップC1は、搬送ラインL上を搬送さ
れきた、先頭の即ち第1の容器10の口部分11と係合
する。さらに、第1のキャップC1は、第1の容器10
の移動(搬送)に伴って、第1の容器10とともに矢印
A方向に移動し、揺動アーム20、20を、バネ手段の
付勢力に抗して、図2に点線で示す退避位置に揺動させ
ながら、揺動アーム20、20により形成されたゲート
部を通過する。第1のキャップC1がゲート部を通過す
ると、揺動アーム20、20は、バネ手段の付勢力によ
り、突出位置に戻る。次いで、第1のキャップC1の搬
送方向上流側に並んでいた第2のキャップC2及びそれ
以降のキャップC3、C4、C5・・・が、ガイドレー
ル21によって形成されたシュートS内を、ゲート部に
向かって滑り下り、第2のキャップC2が、突出位置に
戻った揺動アーム20、20の先端部20a、20aの
間に保持される。このとき、加熱殺菌を施され、シュー
トS内を滑り下りることによって搬送されてきたキャッ
プの余熱に起因する、シュートSを構成する金属製ガイ
ドレール21の温度の上昇は、ウォータジャケット1、
2、3内を流れる冷却液によって抑制される。従って、
合成樹脂製のキャップと、金属製ガイドレールとの間の
摩擦が増大することはなく、第2のキャップC2以降の
キャップC2、C3、C4、C5・・・は、金属製ガイ
ドレール21によって形成されるシュートS内を、第2
のキャップC2が、突出位置に戻った揺動アーム20、
20の先端部20a、20aの間に保持される位置ま
で、速やかに滑り下りる。そして、第2のキャップは、
第1の容器C1に続いて搬送ラインL上を流れてくる第
2の容器12の口部分13と係合して、第1のキャップ
C1と同様に、揺動アーム20、20を退避位置に揺動
させながらゲート部を通過する。
【0011】次いで、第3のキャップC3以降のキャッ
プC3、C4、C5・・・が、金属製ガイドレール21
によって構成されるシュートS内を、第3のキャップC
3が、突出位置に戻った揺動アーム20、20の先端部
20a、20aの間に保持され、次に搬送されてくる容
器の口部分と係合可能な位置まで、速やかに滑り下り
る。このようにして、シュートS内のキャップは、先頭
のキャップが、容器に供給されると、シュートS内を速
やか滑りおり、搬送ラインL上を搬送されてきた容器に
は、キャップが1つづつ、確実に供給される。尚、キャ
ップを供給された容器は、搬送ラインLにそって、矢印
A方向に更に搬送され、図示しないキャップ締付け装置
によって、キャップの締付けが行われる。図3は、本発
明の他の実施態様の要部を示す略斜視図である。図3に
示されるように、本発明の他の実施態様では、キャップ
Cを搬送するシュートSの、キャップの加熱殺菌を行
う、図示しない加熱殺菌装置の下流側且つ揺動アームを
備えたゲート部(図3には図示せず)の上流側の部分
に、加熱殺菌を施されたキャップに、水分を含まないオ
ゾンガスを吹きかけて、加熱殺菌されたキャップCを冷
却する冷却用気体吹きつけ装置51が設けられている。
尚、図3に示されるキャップ搬送装置の下流側部は、図
5に示されるキャップ搬送装置の上流側部に連結されて
いる。
【0012】冷却用気体吹きつけ装置51は、シュート
Sを囲む箱型の装置であり、シュートS内を横転した状
態で搬送されるキャップCの両側に対向して配置された
オゾンガス配送用のパイプ52を備えている。パイプ5
2には、シュートS内を搬送されるキャップに向かって
開口する複数のガス放出孔53が、パイプ52の全長に
わたって設けられており、パイプ52に水分を含まない
オゾンガスを所定の圧力で供給することにより、ガス放
出孔53から、シュートS内を搬送されるキャップCに
向けて、水分を含まないオゾンガスを吹き付けることが
できるように構成されている。また、冷却用気体吹きつ
け装置51には、ガス放出孔53から装置51内のキャ
ップCに吹きつけられたオゾンガスを排出するための、
吸引手段に連通した排出口54が設けられている。この
水分を含まないオゾンガスの温度は、本実施態様では、
室温例えば摂氏約22乃至23度程度に調整されている
ので、加熱殺菌装置内で、水蒸気等で加熱殺菌されたキ
ャップの温度は、オゾンガスによって降下させられる。
したがって、本実施態様では、加熱殺菌されたキャップ
の余熱によって、ゲート部付近の金属製ガイドレールの
温度が上昇することがない。その結果、本実施態様にお
いても、キャップは、ゲート部付近でも、金属製ガイド
レール21で構成されたシュートS内を、速やかに滑り
下りることができる。
【0013】図4は、本発明のもう一つの実施態様の要
部を示す略斜視図である。図4に示されるように、本発
明のもう一つの実施態様では、キャップCを搬送するシ
ュートSの、キャップの加熱殺菌を行う、図示しない加
熱殺菌装置の下流側且つ揺動アームを備えたゲート部
(図4には図示せず)の上流側の部分に、加熱殺菌を施
された搬送されてきたキャップを、所定時間の間、滞留
させて、加熱殺菌によって上昇したキャップの温度を下
げるキャップ滞留部60が設けられている。尚、図3に
示されるキャップ搬送装置の下流側部は、図5に示され
るキャップ搬送装置の上流側部に連結されている。この
キャップ滞留部60は、第1乃至第4のキャップ収容レ
ーン61、62、63、64からなるキャップ収容部
と、加熱殺菌装置から搬送されてきたキャップを、キャ
ップ収容部の所定の収容レーンに収容させ、そして、キ
ャップを所定の収容レーンから図5に示されるキャップ
搬送装置に向けて搬送するようにキャップの流れを制御
する流れ制御装置とを備える。本実施態様では流れ制御
装置は、収容レーンの上流側に設けられ加熱殺菌装置か
ら搬送されてきたキャップの搬送方向を、第1乃至第4
の収容レーンのいずれかの方向に選択的に切り換えられ
る搬送方向切り換え手段65と、各収容レーンの下流端
に設けられた開閉自在のゲート61a、62a、63
a、64aから構成されている。
【0014】本実施態様では、あるレーンにキャップを
収容したいときには、搬送方向切り換え手段65によっ
て、キャップの流れをそのレーンに向けることによっ
て、当該レーンにキャップを収容できるように構成され
ており、また、あるレーンからキャップを排出したいと
きには、そのレーンの下流側のゲートのみを開くことに
より、シュートSの傾斜を利用して、下流側のゲートが
開いたレーンからキャップを排出できるように構成され
ている。本実施態様では、キャップ滞留部60は、加熱
殺菌装置から搬送されてきたキャップを、第1乃至第3
の収容レーン61、62、63に、順次、収容してい
き、次いで、第4の収容レーン64にキャップを収容す
るとき、第1の収容レーン61からキャップを排出し、
次いで、空になった、第1の収容レーン61にキャップ
を収容すると同時に、第2の収容レーン62からキャッ
プを排出するようにして、キャップを所定時間、キャッ
プ収容部内に、滞留させるように構成されている。本実
施態様では、加熱殺菌が施されたキャップを、所定時
間、キャップ滞留部60内で滞留させているので、滞留
中に、加熱殺菌によって上昇したキャップの温度が降下
する。したがって、本実施態様も、加熱殺菌されたキャ
ップの余熱によって、ゲート部付近の金属製ガイドレー
ルの温度が上昇することがない。その結果、本実施態様
においても、キャップは、ゲート部付近でも、金属製ガ
イドレール21で構成されたシュートS内を、速やかに
滑り下りることができる。
【0015】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、合成樹脂
製のキャップをシュート内で円滑に滑り下ろすことがで
きるキャップ搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様のキャップ
搬送装置の略側面図である。
【図2】図2は、本発明が前提とするキャップ搬送装置
のゲート部の略平面図である。
【図3】図3は、本発明の他の好ましい実施態様のキャ
ップ搬送装置の要部の略斜視図である。
【図4】図4は、本発明のもう一つの好ましい実施態様
のキャップ搬送装置の要部の略斜視図である。
【図5】図5は、本発明が前提とするキャップ搬送装置
の略側面図である。
【符号の説明】
1 ウォータジャケット 2 ウォータジャケット 3 ウォータジャケット 10 第1の容器 11 1の容器の口部分 12 第2の容器 13 第2の容器の口部分 20 揺動アーム 20a 揺動アームの先端部 21 ガイドレール 51 冷却用気体吹きつけ装置 60 キャップ滞留部 C1 第1のキャップ C2 第2のキャップ C3 第3のキャップ L 搬送ライン S シュート
フロントページの続き (72)発明者 小野 昭宣 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 (72)発明者 平野 真吾 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67B 3/06 - 3/064

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製案内部材で構成され、加熱殺菌さ
    れた合成樹脂のキャップを滑り下ろすシュートと、 前記シュート内に突出してキャップの通過を阻止する突
    出位置と、シュート内から退避してキャップの通過を許
    容する退避位置との間を移動可能なゲート手段と、 前記ゲート手段の少なくとも上流側に配置された冷却手
    段とを備えたこと、を特徴とするキャップ搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却手段が、前記シュートに取付け
    られたウォータジャケットを有していること、を特徴と
    する請求項1のキャップ搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却手段が、前記シュートを滑り下
    りるキャップに冷却用気体を吹き付ける気体吹きつけ装
    置を備えていること、を特徴とする請求項1のキャップ
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記気体吹きつけ装置が、水分を含まな
    い気体を吹きつける気体吹きつけ装置であること、を特
    徴とする請求項3に記載のキャップ搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記水分を含まない気体がオゾンガスで
    あること、を特徴とする請求項4に記載のキャップ搬送
    装置。
  6. 【請求項6】 前記冷却手段が加熱殺菌されたキャップ
    を滞留させる滞留手段であること、を特徴とする請求項
    1に記載のキャップ搬送装置。
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