JP2003212296A - 飲料充填ボトルの製造方法 - Google Patents

飲料充填ボトルの製造方法

Info

Publication number
JP2003212296A
JP2003212296A JP2002015143A JP2002015143A JP2003212296A JP 2003212296 A JP2003212296 A JP 2003212296A JP 2002015143 A JP2002015143 A JP 2002015143A JP 2002015143 A JP2002015143 A JP 2002015143A JP 2003212296 A JP2003212296 A JP 2003212296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
beverage
filled
sealing step
capacity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002015143A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunzo Miyazaki
俊三 宮崎
Akihisa Suzuki
明久 鈴木
Katsumasa Tomizawa
克正 冨沢
Yasufumi Sakurai
康文 桜井
Yoshiyuki Nakajima
芳幸 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokkaican Co Ltd
Original Assignee
Hokkaican Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokkaican Co Ltd filed Critical Hokkaican Co Ltd
Priority to JP2002015143A priority Critical patent/JP2003212296A/ja
Publication of JP2003212296A publication Critical patent/JP2003212296A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Sealing Of Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内部に充填された飲料及び飲料の上部に形成さ
れている空間内の気体が加温によって膨張しても、ボト
ルの胴部が外側に膨出することを防止して、ホットウォ
ーマーやホットベンダーによる加温状態での保存販売を
良好に行なうことができる飲料充填ボトルの製造方法を
提供する。 【解決手段】加熱殺菌処理した後に常温に冷却された飲
料を、合成樹脂製ボトルWに充填する飲料充填工程と、
飲料が充填されたボトルWを押圧変形させボトルWの容
量を所定量減少させた状態でボトルWにキャップXを冠
着して封止する封止工程とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性を有する合
成樹脂製ボトルの内部に飲料が封入されてなる飲料充填
ボトルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料を内容物とする合成樹脂製ボトルと
しては、ポリエチレンテレフタレート製ボトルが挙げら
れる。従来、この種のボトルへの飲料の充填は、次のよ
うにして行なわれる。先ず、飲料を高温(例えば120
〜130℃)で加熱殺菌処理する。次いで、該飲料を常
温(例えば25〜30℃)に冷却する。続いて、該飲料
をPETボトルに充填した後、PETボトルにキャップ
を冠着して封止する。
【0003】ところで、近年、このようにして内部に飲
料が封入された飲料充填ボトルは、例えば、緑茶等の飲
料が内容物とされている場合に、加温された状態で販売
されることがある。そしてこの場合には、飲料充填ボト
ルをホットウォーマーやホットベンダーに収納すること
によって、飲料充填ボトルを例えば50〜80℃に加温
した状態で保存し販売することが行なわれる。
【0004】しかし、この種の飲料充填ボトルをホット
ウォーマーやホットベンダーに収納して加温保存する
と、ボトル内部の飲料及び飲料の上部に形成されている
空間内の気体が熱膨張する。更に、この影響により飲料
充填ボトルの内圧が上昇し、ボトルの胴部が外側に膨出
して胴部の外径が常温の時に比べて大となる。そして、
このようにボトルの胴部が外側に膨出すると、ホットウ
ォーマーによる販売では外観が悪くなり、ホットベンダ
ーによる販売では該ボトルがホットベンダーから外部へ
送り出される際に、ホットベンダーの内部に設けられた
送出路に膨出状態の胴部が過剰に接触して円滑な送り出
しが行なわれない不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、内部に充填された飲料及び飲料の上部に
形成されている空間内の気体が加温によって膨張して
も、ボトルの胴部が外側に膨出することを防止して、加
温状態での保存販売を良好に行なうことができる飲料充
填ボトルの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、可撓性を有する合成樹脂製ボトルの内
部に飲料が封入されてなる加温保存用の飲料充填ボトル
の製造方法において、加熱殺菌処理した後に常温に冷却
された飲料を、合成樹脂製ボトルに充填する飲料充填工
程と、飲料が充填された前記ボトルを押圧変形させ該ボ
トルの容量を所定量減少させた状態で該ボトルにキャッ
プを冠着して封止する封止工程とを備えることを特徴と
する。
【0007】本発明の方法によれば、先ず、前記飲料充
填工程により合成樹脂製ボトルの内部に飲料が充填され
る。該飲料充填工程において前記ボトルに充填する飲料
は、加熱殺菌処理した後に常温に冷却されたものであ
る。従って、該飲料は熱膨張等のない状態で前記ボトル
に充填される。
【0008】次いで、前記封止工程により前記ボトルを
押圧変形させ、その状態で前記ボトルにキャップが冠着
される。前記ボトルは押圧変形されることで容量が減少
した状態となる。これにより、該ボトルの内部に充填さ
れた飲料の液面が上昇し、キャップが冠着された後に
は、飲料の上部に形成される空間が小とされる。
【0009】そして、容量が減少した状態の内部に飲料
が封入された飲料充填ボトルは、例えば、ホットベンダ
ーに収納されて加温され、内部に充填された飲料の熱膨
張や飲料の上部に形成されている空間内の気体の熱膨張
が生じても、予め減少させておいた分の容量によりその
膨張を吸収することができる。これによって、加温保存
しても、ボトル全体の膨張や胴部の外周への膨出を防止
することができる。
【0010】このように、本発明によれば、封止工程に
おけるキャップの冠着時に前記ボトルを押圧しておくだ
けで、熱膨張を吸収するだけの容量を容易に減少させる
ことができ、ホットウォーマーやホットベンダーによる
加温状態での保存販売を良好に行なうことができる。し
かも、前記封止工程においてキャップの冠着直前に前記
ボトルを押圧することができるので、確実且つ精度良く
ボトルの容量を減少させることができる。
【0011】また、前記封止工程においては、ボトルの
容量を減少させることが可能であれば前記ボトルの何れ
の位置を押圧してもよいが、好ましくは、前記ボトルの
胴部をその側方から押圧することが挙げられる。この種
の合成樹脂製ボトルは、胴部を形成する周壁の肉厚が比
較的薄く形成されているので、押圧によって極めて簡単
に胴部を変形させることができ、迅速且つ確実にボトル
の容量を減少させることができる。
【0012】また、好ましい態様を挙げれば、前記封止
工程において、前記キャップの冠着時に該ボトルの胴部
をクランプするクランプ手段により前記ボトルが保持さ
れる場合には、該クランプ手段によるクランプ圧を増加
させることにより前記ボトルの胴部を押圧変形させてボ
トルの容量を減少させることができる。このように、キ
ャップの冠着時にボトルを保持するクランプ手段を用い
れば、胴部を押圧変形させるための他の手段を増設する
ことなく、クランプ圧を増加させるだけでボトルの容量
を容易に減少させることができる。これによって、装置
の複雑化等が防止でき、製造コストを増加させることな
く加温保存用の飲料充填ボトルを製造することができ
る。
【0013】また、前記封止工程において前記ボトルを
押圧することによって減少させる容量は、加温保存時に
ボトル内の飲料が膨張する量及び飲料の上部に形成され
ている空間内の気体が膨張する量に応じて設定されるこ
とが好ましい。即ち、加温保存時にボトル内の飲料が膨
張する量だけ、封止工程において前記ボトルの容量を減
少させておけば、加温保存時にボトル内の飲料が膨張し
たときに、ボトルの減少させた分の容量が減少させる前
の容量に戻って、ボトルの膨張を確実に防止することが
できる。
【0014】また、特に、前記封止工程を経て内部に飲
料が封入された飲料充填ボトルは、ホットベンダーに収
納されて加温保存され、該ホットベンダーに設けられた
送出路を介して該ホットベンダーの外部に送り出される
ものであって、前記封止工程において前記ボトルを押圧
することによって減少させる容量は、ホットベンダー内
において加温されることによって飲料及び飲料の上部に
形成されている空間内の気体が膨張した飲料充填ボトル
が、前記送出路を通過可能な形状となるように設定され
ることが好ましい。これにより、ホットベンダー内にお
いてボトル内の飲料や気体が膨張しても、飲料充填ボト
ルをホットベンダーの送出路を介して円滑に送り出すこ
とができる。
【0015】また、本発明において、具体的には、前記
飲料充填工程において合成樹脂製ボトルに充填される飲
料の温度は15〜40℃とされ、前記封止工程を経て内
部にが封入された飲料充填ボトルの加温保存時の温度が
50〜80℃とされるとき、前記封止工程においては、
ボトル容量の減少率が4〜6%となるように前記ボトル
が押圧変形されることが好ましい。発明者は、飲料の熱
膨張とボトル全体の膨張に関して試験を行い、前記封止
工程におけるボトル容量の減少率が4%より小さい場合
には、加温保存時の飲料の膨張を十分に吸収することが
できずに、加温保存時にボトルの胴部が外周に向かって
膨出してしまい、前記封止工程におけるボトル容量の減
少率が6%より大きい場合には、ボトルを押圧変形させ
た時点でキャップが冠着される前に飲料がボトルから溢
れ出るだけでなくボトルの変形量が大となり外観不良と
なるおそれがあることを知見した。従って、ボトルを押
圧変形させることによる容量の減少率を4〜6%とする
ことで、ボトルを押圧変形させた時に飲料の溢れや過剰
な変形を防止でき、且つ加温保存時の飲料の膨張を十分
に吸収することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態の装置の一部を示す説
明的平面図、図2は図1の装置における封止工程を示す
説明図である。
【0017】本実施形態において製造される飲料充填ボ
トルは、図1及び図2に示すPETボトルWの内部に飲
料(本実施形態においては緑茶)が封入され、出荷後に
図示しないホットベンダーに収納されて加温状態(50
〜80℃の範囲内とし、好ましくは55〜65℃)で保
存され販売されるものである。なお、本実施形態におい
ては、内容量(充填される飲料の量)が300ミリリッ
トル用のPETボトルWを採用した。
【0018】飲料は、加熱殺菌処理された後に15〜4
0℃、好ましくは25〜30℃の常温に冷却され、図示
しない充填装置によってPETボトルW内に注入される
(飲料充填工程)。次いで、該飲料充填工程により内部
に飲料が充填されたPETボトルWは、キャップX(図
2参照)が冠着され封止される(封止工程)。なお、飲
料充填工程及び封止工程はクリーンルーム等により無菌
状態で行なわれる。
【0019】次に、該封止工程について図1及び図2を
参照して詳しく説明する。該封止工程は、図1に示す封
止装置1(キャッパーと言われる)によって行なわれ
る。該封止装置1は、図1に平面視して示すように、図
中時計回りに回転するボトル搬送手段2を備えている。
該搬送手段2には、投入ターレット3によって上流側か
ら投入されたPETボトルWを載置するターンテーブル
4と、該ターンテーブル4上のPETボトルWをクラン
プして保持する複数のクランプ手段5とを備えている。
【0020】該クランプ手段5は、開閉方向に揺動する
一対のクランプ部材6と、両クランプ部材6の開閉を駆
動するアクチュエータ7とを備えている。両クランプ部
材6の基端部は、アクチュエータ7の伸縮するロッド8
にリンク部材9を介して連結されている。これにより、
両クランプ部材6は、アクチュエータ7のロッド8が収
縮されることにより閉じる方向に揺動してPETボトル
Wをクランプするようになっている。
【0021】また、搬送手段2の上方位置には、図2
(a)乃至(d)に一部を示すように、キャップXを保
持してPETボトルWに向かって下降し、該PETボト
ルWにキャップXを冠着した後に上昇する冠着手段10
が設けられている。該冠着手段10は、前記搬送手段2
の各クランプ手段5によって保持されたPETボトルW
の上方に対向して複数設けられており、該搬送手段2の
回転と同期して回転する。
【0022】また、搬送手段2の下流側には、前記クラ
ンプ手段5による保持が解除されたPETボトルW(キ
ャップXが冠着されて飲料充填ボトルとなったもの)を
払い出す払出ターレッ11が設けられている。
【0023】以上の構成による封止装置1によれば、先
ず、図1に示すように、投入ターレット3によって送り
込まれたPETボトルWが、前記クランプ手段5の両ク
ランプ部材6の内側に入り、ターンテーブル4上に載置
されて前記搬送装置5に受け渡される。次いで、図1に
示すクランプ位置Aにおいて、アクチュエータ7による
駆動により両クランプ部材6が閉じられ、図2(a)に
示すように、両クランプ部材6によって位置決め保持さ
れる。このとき、前記冠着手段10によりPETボトル
Wの直上にキャップXが対向した状態とされる。
【0024】更に、搬送手段2によってPETボトルW
が搬送され、図1に示す押圧位置Bにおいては、アクチ
ュエータ7の駆動により両クランプ部材6が閉じる方向
に揺動される。このとき、図2(b)に示すように、両
クランプ部材6によってPETボトルWの胴部Yが所定
の圧力で押圧される。これによって、PETボトルW
は、その胴部Yがくびれるように変形し、押圧された分
の容量が減少してPETボトルW内の飲料の液面aが上
昇する。飲料の液面aが上昇したことによって、PET
ボトルWの内部では飲料の液面の上方に形成される空間
(ヘッドスペースZ)が小となり、該空間内の気体がP
ETボトルWの外部に抜き出される。
【0025】なお、このとき、両クランプ部材6によっ
て押圧変形された際に減少するPETボトルWの容量
は、加温された飲料の熱膨張及びヘッドスペースZ内の
気体の熱膨張を考慮した容量分を減少させている。
【0026】ここで、PETボトルWの減少させる容量
について述べる。発明者は、加温販売の加熱温度を80
℃と仮定し、前記飲料充填工程における飲料の温度を2
0℃として実際の条件に比べて十分な余裕を持たせた条
件での試験を行なった。その結果、PETボトルW内へ
の飲料の充填時には一般にヘッドスペースZが平均的に
は20ミリリットルとされるが、80℃に加熱されるこ
とで、ヘッドスペースZが4ミリリットル増加する(又
は内圧が1.2倍となる)。一方、このとき、飲料(緑
茶の場合)は9ミリリットル増加する。従って、PET
ボトルWの容量を13ミリリットル(約4%)以上減少
させておくことで、加温販売時にPETボトルW全体の
膨張が防止できることが判明した。また、ヘッドスペー
スZが20ミリリットルであるとき、PETボトルWの
容量を20ミリリットル(約6%)を越えて減少させる
と、飲料がPETボトルW内部から溢れ出るだけでな
く、PETボトルWの変形が大となり外観不良となるお
それがある。そこで、PETボトルWの減少させる容量
はPETボトルWの通常時の容量に対して4〜6%とす
ることが好ましく、本実施形態においては5%とした。
【0027】また、以上の試験は、300ミリリットル
用(実用量は約320ミリリットル)のもので行なった
が、更に容量の大きなPETボトルである場合には、常
温でのヘッドスペースZが比較的大きくなるように予め
PETボトルを形成しておき、その分の容量を減少させ
ることで、同様の減少率(4〜6%)を採用することが
できる。
【0028】続いて、搬送手段2によって図1に示す冠
着位置CにPETボトルWが搬送されると、図2(c)
に示すように、両クランプ部材6によって押圧変形され
た状態のPETボトルWに向かって冠着手段10が下降
し、キャップXの冠着が行なわれる。これによって、容
量が減少された状態のPETボトルW内に飲料が封止さ
れる。なお、キャップXの冠着直前に、好ましくは、飲
料の酸化を防止するために、窒素ガスや炭酸ガス等の不
活性ガスによるスチームブローを行ない、ヘッドスペー
スZの空気を不活性ガスに置換する。
【0029】そして、搬送手段2によって図1に示す払
出位置DにPETボトルWが搬送されると、図2(d)
に示すように、冠着手段10が上昇してPETボトルW
(飲料充填ボトル)から離反し、該PETボトルWは両
クランプ部材6による保持が解除される。更に、PET
ボトルW(飲料充填ボトル)は払出ターレット11に受
け渡され、封止装置1から払い出される。
【0030】このようにして飲料が封止されたPETボ
トルW(飲料充填ボトル)は、ヘッドスペースZが小と
され、容量が減少した状態で出荷されるので、加温販売
時の加熱による内部飲料や気体の膨張を良好に吸収する
ことができる。
【0031】また、以上のように、前記クランプ手段5
のクランプ圧によって、PETボトルWの容量を減少さ
せるので、PETボトルWの容量を減少させるために他
の装置を設けることが不要となり、コストの増加を防止
することができる。
【0032】また、PETボトルWの胴部Yを押圧変形
させることによって、比較的小さな押圧力を付与して変
形させることができるので、PETボトルWの胴部Y以
外の部分(例えば底部等)を押圧する場合に比べて容量
の減少を容易に且つ正確に行なうことができる。
【0033】また、本実施形態においては、キャップX
を冠着する際にPETボトルWを保持する前記クランプ
手段5によって同時にPETボトルWの胴部Yを押圧す
るが、それ以外には、例えば、図1を参照すれば、搬送
手段2の外側に沿って設けられたガイドレール12に、
図示しないが、キャップXの冠着位置においてPETボ
トルWの胴部Yに圧接する圧接部を設けてもよい。ま
た、それ以外には、図示しないが、キャップXの冠着位
置に、PETボトルWの胴部Yをその外方から押圧する
押圧部材を設け、これによって、キャップXの冠着時に
PETボトルWの胴部Yを押圧してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の装置の一部を示す説明的
平面図。
【図2】図1の装置における封止工程を示す説明図。
【符号の説明】
W…合成樹脂製ボトル、X…キャップ、Y…胴部、5…
クランプ手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨沢 克正 埼玉県岩槻市上野4−5−15 北海製罐株 式会社技術本部内 (72)発明者 桜井 康文 埼玉県岩槻市上野4−5−15 北海製罐株 式会社技術本部内 (72)発明者 中島 芳幸 埼玉県岩槻市上野4−5−15 北海製罐株 式会社技術本部内 Fターム(参考) 3E079 AA10 AB01 AB09 FF16 GG02 3E080 AA06 BB02 BB03 FF11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性を有する合成樹脂製ボトルの内部に
    飲料が封入されてなる加温保存用の飲料充填ボトルの製
    造方法において、 加熱殺菌処理した後に常温に冷却された飲料を、合成樹
    脂製ボトルに充填する飲料充填工程と、 飲料が充填された前記ボトルを押圧変形させ該ボトルの
    容量を所定量減少させた状態で該ボトルにキャップを冠
    着して封止する封止工程とを備えることを特徴とする飲
    料充填ボトルの製造方法。
  2. 【請求項2】前記封止工程においては、前記ボトルの胴
    部をその側方から押圧することによりボトルの容量を減
    少させることを特徴とする請求項1記載の飲料充填ボト
    ルの製造方法。
  3. 【請求項3】前記封止工程において、前記ボトルは前記
    キャップの冠着時に該ボトルの胴部をクランプするクラ
    ンプ手段により保持され、該クランプ手段によるクラン
    プ圧を増加させることにより前記ボトルの胴部を押圧変
    形させてボトルの容量を減少させることを特徴とする請
    求項2記載の飲料充填ボトルの製造方法。
  4. 【請求項4】前記封止工程において前記ボトルを押圧す
    ることによって減少させる容量は、加温保存時にボトル
    内の飲料が膨張する量及び飲料の上部に形成されている
    空間内の気体が膨張する量に応じて設定されることを特
    徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の飲料充填ボ
    トルの製造方法。
  5. 【請求項5】前記封止工程を経て内部に飲料が封入され
    た飲料充填ボトルは、ホットベンダーに収納されて加温
    保存され、該ホットベンダーに設けられた送出路を介し
    て該ホットベンダーの外部に送り出されるものであっ
    て、 前記封止工程において前記ボトルを押圧することによっ
    て減少させる容量は、ホットベンダー内において加温さ
    れることによって飲料及び飲料の上部に形成されている
    空間内の気体が膨張した飲料充填ボトルが、前記送出路
    を通過可能な形状となるように設定されることを特徴と
    する請求項1乃至3の何れか1項記載の飲料充填ボトル
    の製造方法。
  6. 【請求項6】前記飲料充填工程において合成樹脂製ボト
    ルに充填される飲料の温度は15〜40℃とされ、前記
    封止工程を経て内部にが封入された飲料充填ボトルの加
    温保存時の温度が50〜80℃とされるとき、 前記封止工程においては、ボトル容量の減少率が4〜6
    %となるように前記ボトルが押圧変形されることを特徴
    とする請求項1乃至5の何れか1項記載の飲料充填ボト
    ルの製造方法。
JP2002015143A 2002-01-24 2002-01-24 飲料充填ボトルの製造方法 Pending JP2003212296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002015143A JP2003212296A (ja) 2002-01-24 2002-01-24 飲料充填ボトルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002015143A JP2003212296A (ja) 2002-01-24 2002-01-24 飲料充填ボトルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003212296A true JP2003212296A (ja) 2003-07-30

Family

ID=27651632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002015143A Pending JP2003212296A (ja) 2002-01-24 2002-01-24 飲料充填ボトルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003212296A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162658A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Toyo Seikan Kaisha Ltd プラスチックボトルに内容液が充填された製品の製造方法及びその製造装置
JP2008201461A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Hokkai Can Co Ltd 内容物充填ボトルの製造方法
JP2010126247A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Nakakin:Kk 容器のガス置換方法及びその装置
JP2017165453A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 大日本印刷株式会社 プラスチックボトル、及び充填体
JP2019073327A (ja) * 2017-10-19 2019-05-16 澁谷工業株式会社 キャッパ
CN111003677A (zh) * 2019-12-11 2020-04-14 佛山市金银河智能装备股份有限公司 一种铝瓶分装机及其分装方法
JP2020196546A (ja) * 2020-09-09 2020-12-10 大日本印刷株式会社 プラスチックボトル、及び充填体

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162658A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Toyo Seikan Kaisha Ltd プラスチックボトルに内容液が充填された製品の製造方法及びその製造装置
JP2008201461A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Hokkai Can Co Ltd 内容物充填ボトルの製造方法
JP2010126247A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Nakakin:Kk 容器のガス置換方法及びその装置
JP2017165453A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 大日本印刷株式会社 プラスチックボトル、及び充填体
JP7003391B2 (ja) 2016-03-16 2022-01-20 大日本印刷株式会社 プラスチックボトル、及び充填体
JP2019073327A (ja) * 2017-10-19 2019-05-16 澁谷工業株式会社 キャッパ
JP7006119B2 (ja) 2017-10-19 2022-01-24 澁谷工業株式会社 キャッパ
CN111003677A (zh) * 2019-12-11 2020-04-14 佛山市金银河智能装备股份有限公司 一种铝瓶分装机及其分装方法
JP2020196546A (ja) * 2020-09-09 2020-12-10 大日本印刷株式会社 プラスチックボトル、及び充填体
JP7006743B2 (ja) 2020-09-09 2022-01-24 大日本印刷株式会社 プラスチックボトル、及び充填体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6502369B1 (en) Method of supporting plastic containers during product filling and packaging when exposed to elevated temperatures and internal pressure variations
US10703617B2 (en) Method for controlled container headspace adjustment
US20200331740A1 (en) Apparatus and method for controlled container headspace adjustment
US20130239522A1 (en) Controlled container headspace adjustment and apparatus therefor
US20120311966A1 (en) Pressure sealing method for headspace modification
JPS62270316A (ja) ポリエチレンテレフタレート製容器を製造するための方法及び装置
JP2011520721A (ja) 減圧を解消するためのヘッドスペース修正方法およびそのための装置
JP5237384B2 (ja) 高温充填用容器
JP2010523413A (ja) 収縮可能な容器を充填する方法
JP2018514477A (ja) 内容物を有する容器内の圧力を、充填及び閉栓後に制御する方法、並びに関連するデバイス
JP4814726B2 (ja) 内容物充填ボトルの製造方法
JP2003212296A (ja) 飲料充填ボトルの製造方法
JP2001509456A (ja) カン、ビン及び他の適当な容器に入った液体製品の製造方法
JP6848189B2 (ja) プラスチックボトル、充填体、及びプラスチックボトルの製造方法
JP4338671B2 (ja) 樹脂製容器入り飲料の製造方法及び樹脂製容器入り飲料
JP2001519748A (ja) 無菌包装を行なう方法と装置
US20130283729A1 (en) System and method for pressurizing a plastic container
CA2388523A1 (en) Hot-fillable container and method for bottling a beverage
JP6134995B2 (ja) 加熱された内容物の冷却により生じる密封容器内の真空を緩和するための吸着材料の使用
US9731850B2 (en) System and method for pressurizing a plastic container
US20040000127A1 (en) Method for extending the effective life of an oxygen scavenger in a container wall
JP3721336B2 (ja) 樹脂製容器入り飲料の製造方法及び樹脂製容器入り飲料
JPH08309841A (ja) 熱殺菌充填ボトルの製法
EP2017176B1 (en) Method for sterilising a food product
JP2017074705A (ja) プリフォーム、プリフォームの製造方法、プリフォームの結晶化装置、プラスチックボトル、及び充填体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041130

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20051209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080116

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080213

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080708

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02