JP2966331B2 - 撮像装置のエジェクト装置 - Google Patents

撮像装置のエジェクト装置

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JP2966331B2
JP2966331B2 JP7291479A JP29147995A JP2966331B2 JP 2966331 B2 JP2966331 B2 JP 2966331B2 JP 7291479 A JP7291479 A JP 7291479A JP 29147995 A JP29147995 A JP 29147995A JP 2966331 B2 JP2966331 B2 JP 2966331B2
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英俊 遠藤
初夫 北田
悟 虫明
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置における
記録媒体収容部内に可搬記録媒体ユニットを収納する動
作、および、記録媒体収容部に収納された可搬記録媒体
ユニットを取り出す動作を行う撮像装置のエジェクト装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮像装置においては、一般に、撮像部に
より得られた映像信号およびマイクロフォンを通じて得
られた音声信号を記録する記録媒体としての磁気テープ
がリールに巻き取られて収納されるビデオカセットが用
いられている。また、撮像装置には、ビデオカセットが
収容される記録媒体収容部が設けられているものがあ
る。記録媒体収容部には、ビデオカセットの磁気テープ
に対し映像信号などを記録する記録ヘッドに対してビデ
オカセットを適切に位置決めして収容するとともに収容
されたビデオカセットを取り出し排出するエジェクト装
置が設けられている。また、業務用のテレビビデオカメ
ラと称される撮像装置においては、ビデオカセットの代
わりに記録媒体として磁気ディスクを使用し、例えば、
磁気ディスク、その磁気ディスクに映像信号を撮像デー
タとして記録するとともに記録された撮像データを再生
する記録再生用ヘッド部、および、磁気ディスクを回転
駆動制御する制御部等を含んでなるものを保護ケースに
収容した可搬記録媒体ユニットとしてディスクパックと
称されるものが提案されている。そのディスクパックの
保護ケースにおける下端部には、撮像装置の信号処理回
路部からの磁気ディスクに記録されるべき撮像データ、
および、保護ケース内の制御部に対し外部からの制御信
号を入力するとともに磁気ディスクから再生された撮像
データを出力する第1の入出力端子部が設けられてい
る。また、記録媒体収容部には、ディスクパックの保護
ケースにおける第1の入出力端子部に対向した位置に第
1の入出力端子部に接続される第2の入出力端子部が設
けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】撮像装置の記録媒体収
容部に上述のようなディスクパックを収容もしくは取り
出し排出する場合、ディスクパックの保護ケースにおけ
る第1の入出力端子部を第2の入出力端子部に対して機
械的に抜き差しする必要がある。また、ディスクパック
の重量がビデオカセットの重量に比して大であり、か
つ、第1および第2の入出力端子部のピン数が比較的多
いので抜き差しに必要な力が比較的大となる。それによ
り、エジェクト装置がビデオカセットが使用されるよう
な場合に比して複雑な機構となったり、あるいは、大型
化する虞がある。
【0004】以上の問題点を考慮し、本発明は、撮像装
置における記録媒体収容部内に可搬記録媒体ユニットを
収納する動作、および、記録媒体収容部に収納された可
搬記録媒体ユニットを取り出す動作を行う撮像装置のエ
ジェクト装置であって、簡単な構成で小型化が容易とな
り、かつ、入出力端子部の抜き差しを確実に行うことが
できる撮像装置のエジェクト装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る撮像装置のエジェクト装置は、撮像装
置における記録媒体収容部内に配され、記録媒体および
該記録媒体に対し撮像データの入出力を行う第1の入出
力端子部を有する可搬記録媒体ユニットと、可搬記録媒
体ユニットの第1の入出力端子部に対向した位置に開口
部が設けられ、可搬記録媒体ユニットの外周部に沿って
形成される側壁部に外側に突出する案内部材を有し、記
録媒体収容部の蓋の開閉に伴い可搬記録媒体ユニットと
ともに昇降せしめられる可動保持部材と、可動保持部材
の案内部材に係合されて可動支持部材の外方に配され、
可動保持部材の開口部を通じて第1の入出力端子部に接
続される第2の入出力端子部を有し、可動保持部材を支
持するとともに取出位置に移動させる動作もしくは可動
保持部材を支持するとともに収納位置に移動させる動作
を行う傾動支持部材と、傾動支持部材に、可動保持部材
を取出位置もしくは収納位置に移動させる動作を行わせ
る駆動手段と、可動保持部材における案内部材の先端部
が傾動支持部材を介して係合されて傾動支持部材の動き
に応じて可動保持部材を昇降させる案内係合部を有し、
傾動支持部材を回動可能に支持する固定支持部材と、記
録媒体収容部の蓋の開閉動作を制御する開閉制御機構と
を備えて構成されている。
【0006】また、固定支持部材に設けられ、可動保持
部材が傾動支持部材により収納位置に移動されるとき、
可搬記録媒体ユニットの端面部に当接する押圧当接部を
有し、可搬記録媒体ユニットにおける第1の入出力端子
部を傾動支持部材における第2の入出力端子部に対して
押圧する押圧部材を備える。
【0007】固定支持部材における案内係合部が斜め下
方から記録媒体収容部の前面部に向けて上方に延びる案
内孔とされてもよい。
【0008】固定支持部材における案内係合部が斜め上
方から記録媒体収容部の前面部に向けて下方に伸びる第
1の案内部と、第1の案内部の端部に連なり斜め下方か
ら記録媒体収容部の前面部に向けて上方に延びる第2の
案内部とからなる案内孔とされてもよい。
【0009】駆動手段が、固定支持部材と傾動支持部材
との間に配置される弾性部材を含んで構成されてもよ
く、あるいは、駆動手段が、傾動支持部材に連結される
歯車機構部、および、歯車機構部を回転駆動させるモー
タを含んで構成されてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図2および図3は、本発明に係る
撮像装置のエジェクト装置の一例が適用された撮像装置
の外観を示す。
【0011】図2および図3に示される撮像装置は、撮
像面に被写体の光学像を結像させる撮像レンズなどを含
んでなる光学部1と、光学部1により撮像面に結像され
た光学像を電気信号に変換する固体撮像素子、および、
固体撮像素子により光電変換されて得られた電気信号に
基づいて所定の信号処理を行い映像信号を形成する信号
処理回路部、信号処理回路部からの映像信号の記録もし
くは再生動作の制御を行う制御部、および、可搬記録媒
体ユニットとして例えば、ディスクパックが収容される
記録媒体収容部としてのディスクパック収容部等を含ん
でなる本体部2と、ビューファインダ部4、および、マ
イクロフォン部6とを備えている。
【0012】本体部2は、上部に取手部12が設けられ
るケーシング14内に信号処理回路部および制御部等が
内蔵される構成がとられ、信号処理回路部および制御部
等が内蔵される映像信号形成部8と、映像信号形成部8
からの撮像データを記録、もしくは、記録媒体に記録さ
れた撮像データを再生するディスクパックを収容するデ
ィスクパック収容部10、ケーシング14における下端
部の前後にそれぞれ設けられる前脚部14および後脚部
16とからなる。
【0013】ディスクパック収容部10に収容されるデ
ィスクパック22は、例えば、図5および図6に示され
るように、保護ケース24内に回転可能に支持されて格
納される複数の磁気ディスク(ハードディスク)からな
る磁気ディスクユニット22aと、各磁気ディスクの記
録面に対向配置される記録再生用ヘッド、および、磁気
ディスクユニット22aを駆動する駆動部とを有してい
る。また、保護ケース24における下端部には、凹部2
2bが形成されている。凹部22bには、撮像データお
よび制御信号の入出力を行う第1の入出力端子部として
の雄型のコネクタ26が固定されるとともにコネクタ2
6に隣接して互いに所定の距離だけ離隔した一対の位置
決め用の孔22cが並設されている。
【0014】ディスクパック収容部10の外郭は、図1
および図4に示されるように、ケーシング14の後面側
の壁部と、ケーシング14における前面側の開口を覆う
前面蓋18、および、上面側の開口を覆う上面蓋20と
により形成されている。前面蓋18における上端部は上
面蓋20の下面部に設けられる係合部に係合されてい
る。ディスクパック収容部10に内蔵されるエジェクト
装置28は、図1および図4に示されるように、ケーシ
ング14に固定される固定支持部材としてケーシング1
4の後面側の内壁面部に対向配置される固定フレーム部
材30と、ディスクパック22における保護ケース24
の外周部を取り囲むとともに支持する可動支持部材32
と、固定フレーム部材30の内側と可動支持部材32と
の間に配され、その下端部が固定フレーム部材30の下
部に設けられる支持軸72に回動可能に連結され可動支
持部材32の外周部を支持する傾動支持部材としての傾
動フレーム部材34と、一端部が固定フレーム部材30
の下端部に係止され、他端部が傾動フレーム部材34の
下部に係止される駆動手段としての弾性部材、例えば、
ねじりコイルばね36とを含んで構成され、加えて、傾
動フレーム部材34を選択的に図1に示されるように、
略直立状態に保持するロック/アンロック機構38とを
備えている。
【0015】固定フレーム部材30における上部の両端
部には、図4に示されるように、上面蓋20の長手方向
の両端部を回動可能に支持する支持軸40が設けられて
いる。また、固定フレーム部材30における上部の略中
央部には、押圧部材としてのベルクランク状部材42が
配されている。ベルクランク状部材42の上端部は、固
定フレーム部材30の略中央部に設けられる支持軸44
により回動可能に支持されている。ベルクランク状部材
42は、互いに略直交するアーム部42Aおよび42B
を有し、アーム部42Aおよび42Bにそれぞれ回転可
能に支持されて設けられる押圧当接部としてのローラ4
2aおよび42bにより保護ケース24を支持するもの
である。保護ケース24が収納位置にあるとき断面形状
がコの字状とされるアーム部42Aのローラ42aは保
護ケース24の後端面に当接し、また、同様に断面形状
がコの字状とされるアーム部42Bのローラ42bは、
保護ケース24の上端面に当接している。支持軸44の
回りには、一端部が固定フレーム部材30の上部に係止
され、他端部がアーム部42Bに係止されるねじりコイ
ルばね46が巻装されている。ねじりコイルばね46
は、図4に矢印AFで示される方向に、すなわちディス
クパック22を取出す方向にベルクランク状部材42を
付勢している。
【0016】固定フレーム部材30の両側面部における
それぞれの外面部には、前面蓋18が急峻に開くことを
抑制するダンパ部材50および52が所定の間隔をもっ
て上下にそれぞれ固定されている。なお、ダンパ部材5
0および52は、固定フレーム部材30の両側面部のう
ちいずれか一方に設けられるように構成されてもよい。
固定フレーム部材30の両側面部におけるそれぞれの内
面部と傾動フレーム部材34の側面部との間には、固定
フレーム部材30に固定される板状中間部材48がそれ
ぞれ設けられている。板状中間部材48は、図4および
図8では拡大されて示されるように、例えば、プラスチ
ック材料で成形され、固定フレーム部材30の側面部に
設けられ、ピニオンギア50aを有するダンパ部材50
の位置に対応してそのピニオンギア50aが挿入される
凹部48Aを有している。凹部48Aには、ダンパ部材
50のピニオンギア50aが噛み合う歯部54aを有す
るラック部材54が、図4においてその前端部を水平方
向に対して斜め上方に向け配されている。ラック部材5
4は、凹部48Aの底部に設けられる第1の案内係合部
である案内孔としての長孔56、および、傾動フレーム
部材34における長孔34aを通じて突出する可動支持
部材32の突起部32Aに連結ピン58Aにより連結さ
れている。ラック部材54には、連結ピン58Aの頭部
が挿入される段部54b、および、連結ピン58Aが貫
通する透孔54cが設けられている。連結ピン58A
は、透孔54cを通じて挿入されてその雄ねじ部が可動
支持部材32の突起部32Aに設けられる雌ねじ部に螺
合されて締結されている。突起部32Aの外周面と凹部
48Aの長孔56の内周縁部との間には、突起部32A
の移動を円滑に行わせるガイドローラ60が配されてい
る。また、板状中間部材48における傾動フレーム部材
34の側面部に対向する面と傾動フレーム部材34の側
面部との間、傾動フレーム部材34の側面部の内面と可
動支持部材32の側面部の外面との間には、それぞれ、
各相互間の摩擦を低減させるシート部材66および68
が設けられている。さらに、傾動フレーム部材34にお
ける長孔34aの内周縁部と突起部32Aの外周面との
間には、その隙間を調整するスペーサ部材70が配され
ている。連続ピン58Aの先端は、リンク部材104を
介して上面蓋20の下面部に連結されている。
【0017】また、板状中間部材48は、ダンパ部材5
2の位置に対応してそのピニオンギア52aが挿入され
る凹部48Bを有している。凹部48Bには、ダンパ部
材52のピニオンギア52aが噛み合う歯部62aを有
するラック部材62が図4においてその前端部をラック
部材54に比して水平方向に対し大なる角度をもって斜
め上方に向け配されている。ラック部材62は、凹部4
8Bの底部に設けられる第2の案内係合部である案内孔
としての長孔64、および、傾動フレーム部材34にお
ける長孔34bを通じて突出する可動支持部材32の突
起部32Bに連結ピン58Bにより連結されている。長
孔56および長孔64の長さは、前面蓋18が可動支持
部材32に伴なって回転されてケーシング14に対して
略全開となる角度に応じて設定される。その際、突起部
32Aの後述される支持軸72に対する回転半径が、突
起部32Bの支持軸72に対する回転半径に比して長
く、また、突起部32Aおよび32Bのそれぞれの上昇
量を等しくするため、図4において長孔64の水平方向
に対する角度が長孔56の水平方向に対する角度に比し
て大に設定し、長孔56の長さを長孔64の長さに比し
て長く設定する。ラック部材62と突起部32Bとの連
結の構造は、上述のラック部材54と突起部32Aとの
連結の構造と同様な構造とされるのでその重複説明を省
略する。
【0018】傾動フレーム部材34の下端部は、固定フ
レーム部材30の下端の両側部を連結する支持軸72に
回動可能に支持されている。支持軸72には、一端部が
傾動フレーム部材34の下端の内面に相互に対向して設
けられる係合ピン34pに係止され、他端部が固定フレ
ーム部材30に係止されるねじりコイルばね36が巻装
されている。ねじりコイルばね36は、図4の矢印KF
方向すなわち、ディスクパックの取出方向に傾動フレー
ム部材34を付勢している。
【0019】また、傾動フレーム部材34の中央部に
は、第2の入出力端子部としての雌型のコネクタ74が
挿入される開口部34hが形成されている。
【0020】開口部34hの周縁部には、図7(B)に
示されるように、取付用の雌ねじ孔34sが設けられて
いる。コネクタ74は板状ブラケット76上に固定さ
れ、それが取付ビス78が雌ねじ孔34sに螺合される
ことにより開口部34hの周縁部上に固定されている。
その際、板状ブラケット76における取付孔76aの直
径Dbは取付ビス78の頭部の直径Dpよりも若干大と
され、また、板状ブラケット76の板厚tbは、取付ビ
ス78の頭部の高さthよりも薄いものとされる。これ
により、板状ブラケット76およびコネクタ74は、取
付ビス78に対してその隙間分だけ開口部34hの周縁
部上を自由に動くことが可能となる。また、板状ブラケ
ット76上には、図7(A)、および、図1に示される
ように、コネクタ74に隣接してディスクパック22に
おける位置決め用の孔22cに挿入される位置決めピン
80が一対設けられている。
【0021】さらに、傾動フレーム部材34の上部にお
ける両側面部には、図4に示されるように、それぞれ、
固定フレーム部材30の内周面に向けて突出する係合ピ
ン82が対向配置されている。そして、傾動フレーム部
材34の上部に連なる中間部分には、傾動フレーム部材
34における両側面部からそれぞれ、前面蓋18側に向
かって屈曲された把持部34c、および、傾動フレーム
部材34の上部における両側面部からそれぞれ、後面側
に向かって屈曲された把持部34dが設けられている。
これにより、可動支持部材32における前面側部分およ
び後面側部分が把持部34cおよび34dにより保持さ
れることとなる。
【0022】可動支持部材32は、その内部に収容され
るディスクパック22を位置決めしつつ保持するために
ディスクパック22の表面に先端が当接する板バネ部材
32sを両側面部、および、後面部にそれぞれ有してい
る。また、可動支持部材32の内周面における前面側部
分とディスクパック22の表面との間には、ディスクパ
ック22を滑らかに放出あるいは収容するために柔滑部
材32mが介在されている。また、可動支持部材32の
底部には、板状ブラケット76、位置決めピン80、お
よび、コネクタ74が挿入される開口部32hが設けら
れている。さらに、可動支持部材32の外周部における
前面部の一部が、前面蓋18の裏面側に連結されてい
る。
【0023】ロック/アンロック機構38は、図1およ
び図4に示されるように、ケーシング14における上端
面部に設けられるエジェクト操作部84の下端部に一端
部が連結され上下方向に伸び、固定フレーム部材30と
ケーシング14の内周面との間に配されるリンク部材8
6と、リンク部材86の他端部に連結されるとともにケ
ーシング14の長手方向に沿って伸び、固定フレーム部
材30に設けられる支持軸88cを支点として回転せし
められるリンク部材88と、リンク部材88の他端部に
設けられる連結ピン88dに一端部が連結され、他端部
がリンク部材92Aおよび92Bのそれぞれの一端部に
互いに重ね合って連結ピン90cにより連結されるリン
ク部材90と、固定フレーム部材30に設けられる支持
軸92aに回転可能に支持され、他端部が固定フレーム
部材30の両側面部にそれぞれ設けられるフック部材9
6のうちの一方の後端部に係合するリンク部材92A
と、固定フレーム部材30に設けられる支持軸92bに
回転可能に支持され、他端部が固定フレーム部材30の
両側面部にそれぞれ設けられるフック部材96のうちの
他方の後端部に係合するリンク部材92Bと、リンク部
材92Aおよび92Bのそれぞれの上下動に応じて選択
的に可動支持部材32の係合ピン82に係合状態もしく
は非係合状態がとられるフック部材96とを主要な構成
要素として有している。
【0024】リンク部材88の一端部とケーシング14
の内部における上部との間には、支持軸88cを支点と
してリンク部材88を図1において反時計方向に付勢す
るコイルスプリング94が設けられている。これによ
り、エジェクト操作部84が操作されてリンク部材86
が一旦下方に移動された後、エジェクト操作部84が操
作されない状態となるとき、リンク部材86は、コイル
スプリング94の付勢力により初期状態に戻されること
となる。
【0025】リンク部材90は、上下方向に伸びる各案
内孔90Hに固定フレーム30に設けられるガイドピン
90aおよび90bが係合されてリンク部材88の動き
に応じて上下方向に沿って往復動せしめられることとな
る。
【0026】これにより、リンク部材90の往復動に応
じてリンク部材92Aが支持軸92aを支点として揺動
され、また、リンク部材92Bが支持軸92bを支点と
して揺動される。
【0027】フック部材96は、固定フレーム部材30
に側部に設けられる支持軸100により回動可能に支持
されるとともに支持軸100に巻装されるねじりコイル
ばね98により時計方向に付勢されている。これによ
り、フック部材96の先端部が可動支持部材32の係合
ピン82に係合する状態がとられ、図4に示されるよう
に、可動支持部材32が直立状態とされて上面蓋20お
よび前面蓋18が閉状態とされる。また、エジェクト操
作部84が操作されてリンク部材92Aおよび92Bの
それぞれの先端が下方に移動されるとき、フック部材9
6の先端部が可動支持部材32の係合ピン82に対して
非係合状態となる。
【0028】ディスクパック22を取り出すにあたり、
エジェクト操作部84が押圧操作され、フック部材96
の先端部が可動支持部材32の係合ピン82に対して非
係合状態、いわゆる、アンロック状態となるとき、図9
に示されるように、ねじりコイルばね36の付勢力によ
り傾動フレーム部材34が図9の矢印KFの示す方向に
回転される。これにより、傾動フレーム部材34におけ
る長孔34aおよび34bに係合されるスペーサ70
(図9においては図示を省略する)、突起部32Aおよ
び32Bが同一方向に回転されるとともに案内孔56お
よび64の内周縁部に沿って斜め上方に移動せしめら
れ、ベルクランク状部材42がねじりコイルばね46の
付勢力により図9の矢印AFが示す方向に回転される。
従って、可動支持部材32の底部が前面蓋18とともに
傾動フレーム部材34の下部から離隔した状態となると
ともに連結ピン58にリンク部材104を介して連結さ
れる上面蓋20が押し上げられ前面蓋18が開き始める
こととなる。その際、ラック部材54およびダンパ部材
50、ラック部材62およびダンパ部材52とによりス
ペーサ70、突起部32Aおよび32Bの移動速度、す
なわち、上面蓋20および前面蓋18の開く速度が適切
に調整されることとなる。
【0029】続いて、傾動フレーム部材34が図10の
矢印KFの示す方向にさらに回転されて図10に示され
るように、スペーサ70、突起部32Aおよび32Bが
案内孔56および64の周縁部の一端に当接せしめられ
る。これにより、図10に示されるようにディスクパッ
ク22および可動支持部材32の底部が前面蓋18とと
もに図10の矢印Uの示す方向に上昇されて傾動フレー
ム部材34からさらに離隔した状態となりコネクタ74
とコネクタ26とが自動的に互いに引き離される。ま
た、ディスクパック22における位置決め用の孔22c
から位置決めピン80の先端が離脱されディスクパック
22および可動支持部材32の底部が取出位置、すなわ
ち傾動フレーム部材34の下部に対して最も高い位置と
なる。その際、前面蓋18が一方向に回転せしめられる
とともに上昇せしめられるので脚部16が前面蓋18よ
りも前方に張り出した構造とされる場合であっても前面
蓋18の下端部と脚部16との干渉が回避されることと
なる。
【0030】従って、上面蓋20が押し上げられ略直立
状態となり、前面蓋18が可動支持部材32に伴って上
昇されて全開状態となり、ディスクパック22の先端が
その開口部に突出し取り出され得る状態となる。
【0031】一方、ディスクパック22を収容するにあ
たっては、先ず、ディスクパック22が可動支持部材3
2内に装填された後、前面蓋18がねじりコイルばねの
付勢力に抗して押圧されて図10の矢印KFの示す方向
とは逆方向に回転される。これにより、傾動フレーム部
材34における長孔34aおよび34bに係合されるス
ペーサ70、突起部32Aおよび32Bが同一方向に回
転されるとともに案内孔56および64の内周縁部に沿
って斜め下方に移動せしめられる。従って、可動支持部
材32の底部が前面蓋18とともに傾動フレーム部材3
4から近接した状態となるとともに連結ピン58にリン
ク部材104を介して連結される上面蓋20が引き下げ
られ始めることとなる。
【0032】続いて、前面蓋18がねじりコイルばねの
付勢力に抗してさらに操作する者により押圧されて傾動
フレーム部材34が図10の矢印KFの示す方向とは反
対方向に回転されて図4に示されるように、スペーサ7
0、突起部32Aおよび32Bが案内孔56および64
の周縁部の他端に当接せしめられる。これにより、ディ
スクパック22および可動支持部材32の底部が前面蓋
18とともに図10の矢印Uの方向とは反対方向に下降
されて傾動フレーム部材34にさらに近接した状態とな
りコネクタ74とコネクタ26との相互の接続が自動的
に開始される。その際、コネクタ74はコネクタ26の
係合部の位置にならって位置の微調整を行い接続される
こととなる。また、ベルクランク状部材42のローラ4
2aがディスクパック22の保護ケース24の表面に当
接することによりベルクランク状部材42がねじりコイ
ルばね46の付勢力に抗して図9の矢印AFが示す方向
とは反対方向に回転される。これにより、ディスクパッ
ク22の上端面がそのローラ42bにより押圧されるこ
とによりコネクタ74とコネクタ26との接続が確実に
行われることとなる。
【0033】そして、ディスクパック22の収納位置、
すなわち傾動フレーム部材34および可動支持部材32
が直立状態とされて、傾動フレーム部材34における係
合ピン82がフック部材96の先端をねじりコイルばね
98の付勢力に抗して一旦押上げ元の状態に戻されるこ
とにより係合ピン82とフック部材96の先端とが係合
状態、いわゆる、ロック状態となる。これにより、ディ
スクパック22がディスクパック収容部10に収容され
ることとなる。
【0034】なお、上述の例においては、板状中間部材
48における案内孔56および64の形状は斜め上方に
直線的に伸びる形状であるが、かかる例に限られること
なく、例えば、図11に示されるように、案内孔の形状
が略V字状とされ、上方に設けられる案内孔106が、
前面側に向かうにつれて下方に傾斜する第1の案内部1
06aと、第1の案内部106aに連なり前面側に向か
うにつれて上方に向けて傾斜する第2の案内部106b
とからなるものとされてもよい。また、下方に設けられ
る案内孔108が、前面側に向かうにつれて下方に傾斜
する第1の案内部108aと、第1の案内部108aに
連なり前面側に向かうにつれて上方に向けて傾斜する第
2の案内部108bとからなるものとされてもよい。こ
のように構成されることにより、前面蓋18が開くと
き、上面蓋20の内面部などとディスクパック22の上
面部との干渉が確実に回避されることとなる。
【0035】なお、前面蓋18の動作に応じたディスク
パック22の一連の動作は、案内孔56および64の形
状により容易に変化しうるものである。
【0036】図12および図13は、本発明に係る撮像
装置のエジェクト装置の他の実施形態を示す。
【0037】図12および図13に示される例は、図1
および図4に示される例では傾動フレーム部材34を駆
動する手段としてねじりコイルばね36を設け、また、
リンク部材88に連結されるリンク部材86およびエジ
ェクト操作部84を設け、エジェクト操作部84の操作
に応じてフック部材96の係合ピン82に対する係合状
態もしくは非係合状態が選択的にとられるように構成さ
れているが、その代わりに、リンク部材88の一端部と
ケーシング14の上部の内面部との間にコイルスプリン
グ110を設け、また、リンク部材88の一端部に駆動
時における衝撃吸収用のコイルスプリング114を介し
てソレノイド式のアクチュエータ112を設け、さら
に、駆動手段としての正転および逆転可能なリバーシブ
ルモータ122と、リバーシブルモータ122からの回
動力を傾動フレーム部材34の下端部に固定される回転
軸116に伝達する歯車機構部とを備えるものである。
なお、図12および図13に示される例においては、図
1および図4に示される例における同一の構成部品につ
いては同一の符号を付して示し、その重複説明を省略す
る。
【0038】傾動フレーム部材34の下端部に固定され
る回転軸116の中間部分には、ギア118が固設され
ている。ギア118は、板状支持部材124に軸支され
るアイドラーギア120に噛み合わされ、アイドラーギ
ア120はリバーシブルモータ122のピニオンギア1
22aに噛み合わされている。これにより、歯車機構部
がギア118、アイドラーギア120、および、ピニオ
ンギア122aにより形成されている。
【0039】また、回転軸116の一端部側には、脚部
16内部に設けられ傾動フレーム部材34が前方側に最
大に傾いた状態を検出するリミットスイッチ126に当
接する回転片130が固着されている。
【0040】さらに、固定フレーム部材30における傾
動フレーム部材34の後面に対向する位置には、傾動フ
レーム部材34が直立状態であることを検出するリミッ
トスイッチ128が設けられている。
【0041】本発明に係る撮像装置のエジェクト機構の
他の一例においては、加えて、図14に示されるよう
に、アクチュエータ112およびリバーシブルモータ1
22を駆動制御する駆動制御部138を備えている。
【0042】駆動制御部138においては、例えば、図
14に示されるように、リミットスイッチ126におけ
る可動接点126aは、電源Eaに接続され、また、リ
ミットスイッチ126における選択接点126cがケー
シング14に設けられる操作スイッチ部132における
選択接点132bに接続されている。
【0043】リミットスイッチ128における可動接点
128aは電源Ebに接続され、また、リミットスイッ
チ128における選択接点128bが操作スイッチ部1
32における選択接点132cに接続されている。
【0044】リバーシブルモータ122は、電源Eaと
電源Ebとの接続点に接続されるとともに操作スイッチ
部132における可動接点132aに接続されている。
アクチュエータ112はリバーシブルモータ122に対
し並列に、リバーシブルモータ122と電源Eaおよび
電源Ebの接続点との間、および、リバーシブルモータ
122と操作スイッチ部132の可動接点132aとの
間に接続されている。また、リバーシブルモータ122
には、並列して双方向性の定電圧ダイオード134が設
けられている。定電圧ダイオード134は、アクチュエ
ータ112の内部に発生する異常電圧およびリバーシブ
ルモータ122のロータの慣性により生じる異常電圧を
吸収するためのものであって、電源Eaおよび電源Eb
の設定電圧よりも2〜3割ほど高めの設定電圧を有する
ものとされる。さらに、電源Eaと電源Ebとの接続点
は接地電位に接続されている。
【0045】このような構成のもとで、図13に示され
るように、傾動フレーム部材34が直立状態であると
き、リミットスイッチ128における可動接点128a
は選択接点128cに接続され、また、リミットスイッ
チ126における可動接点126aが選択接点126c
に接続され、さらに、操作スイッチ132における可動
接点132aが選択接点132cに接続されている。
【0046】次に、ディスクパック22を取り出すにあ
たり、操作スイッチ部132が操作されて可動接点13
2aが選択接点132bに接続されるとき、電流Iaが
アクチュエータ112およびリバーシブルモータ122
に供給されてアクチュエータ112およびリバーシブル
モータ122が駆動される。これにより、リンク部材8
8におけるコイルスプリング114との連結端がコイル
スプリング110の付勢力に抗して引き下げられリンク
部材88が支持軸88cを支点として回動されることに
よりフック部材96の先端が傾動フレーム部材34の係
合ピン82に対し非係合状態となる。また、リバーシブ
ルモータ122の回動力が歯車機構部を介して回転軸1
16に伝達されて図9に示される例と同様に傾動フレー
ム部材34が前面側に向かって傾けられる。
【0047】続いて、傾動フレーム部材34がさらに傾
けられてリミットスイッチ128における可動接点12
8aが選択接点128bに接続されるとともに図10に
示される例と同様に前面蓋18および上面蓋20が略全
開状態となるとき、図13に一点鎖線で示されるよう
に、回転片130がリミットスイッチ126に当接せし
められてリミットスイッチ126の可動接点126aが
選択接点126bに接続される。これより、図10に示
される例と同様にディスクパック22の先端がその開口
部に突出し取り出され得る状態となり、また、アクチュ
エータ112およびリバーシブルモータ122への電流
Iaの供給が停止され、傾動フレーム部材34がその状
態に保持されるとともにフック部材96がねじりコイル
ばね98の付勢力により元の状態に戻される。
【0048】一方、ディスクパック22が収容されるに
あたっては、操作スイッチ部132が操作されて可動接
点132aが選択接点132bから選択接点132cに
接続されるとき、リミットスイッチ128における可動
接点128aが選択接点128bに接続されているので
電流Ibがアクチュエータ112およびリバーシブルモ
ータ122に供給されてアクチュエータ112およびリ
バーシブルモータ122が駆動される。これにより、フ
ック部材96の先端が図13において反時計方向に回転
され、また、リバーシブルモータ122の回動力が上述
とは逆の回転方向で歯車機構部を介して回転軸116に
伝達されて傾動フレーム部材34が後面側に向かって戻
されリミットスイッチ126における可動接点126a
が選択接点126cに接続される。
【0049】続いて、傾動フレーム部材34がさらに戻
されて傾動フレーム部材34が直立状態とされるとき、
リミットスイッチ128における可動接点128aが選
択接点128bから選択接点128cに接続されるとと
もに図13に示されるように前面蓋18および上面蓋2
0が全閉状態となる。これにより、アクチュエータ11
2およびリバーシブルモータ122への電流Ibの供給
が停止される。従って、ねじりコイルばね98の付勢力
によりフック部材96の先端が傾動フレーム部材34の
係合ピン82に対し係合状態となり、また、ディスクパ
ック22が収容されることとなる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係る撮像装置のエジェクト装置によれば、可搬記録媒体
ユニットを撮像装置における記録媒体収容部内に収容も
しくは可搬記録媒体ユニットを記録媒体収容部から取り
出すにあたり、可動保持部材とともに可搬記録媒体ユニ
ットは、駆動手段が可動保持部材の外方に配される傾動
支持部材に、可動保持部材を支持するとともに収納位置
に移動させる動作を行わせることにより記録媒体収容部
内に収容され、また、駆動手段が可動保持部材に、可動
保持部材を支持するとともに取出位置に移動させる動作
を行わせることにより、可搬記録媒体ユニットは、可動
保持部材が傾けられるとともに上昇せしめられて記録媒
体収容部内から取り出される。
【0051】さらに、可搬記録媒体ユニットが記録媒体
収容部内から取り出されるとき、可搬記録媒体ユニット
の第1の入出力端子部に接続されていた傾動支持部材の
第2の入出力端子部を、可動保持部材が上昇せしめられ
て自動的に引き離すことができる。
【0052】一方、可搬記録媒体ユニットが記録媒体収
容部内に収容されるときにあっては、可動保持部材が下
降せしめられて自動的に互いに第1の入出力端子部およ
び第2の入出力端子部を接続することができる。その
際、押圧部材が固定支持部材に設けられる場合にあって
は、より確実に第1の入出力端子部および第2の入出力
端子部を接続することができることとなる。
【0053】従って、固定支持部材、可動支持部材、傾
動支持部材、および、駆動手段という簡単な構成で小型
化が容易となり、かつ、入出力端子部の抜き差しを確実
に行うことができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撮像装置のエジェクト装置の実施
形態を、それが適用された撮像装置の一部とともに示す
断面構成図である。
【図2】本発明に係る撮像装置のエジェクト装置の実施
形態が適用された撮像装置の外観図である。
【図3】図2に示される例における側面図である。
【図4】図1に示される例における断面図である。
【図5】本発明に係る撮像装置のエジェクト装置の実施
形態に用いられるディスクパックの外観図である。
【図6】図5に示される例におけるディスクパックの側
面図である。
【図7】(A)は図1に示される例におけるコネクタの
周辺を示す平面図、(B)は図1に示される例における
板状ブラケットの取付を示す断面図である。
【図8】図1に示される例における部分拡大断面図であ
る。
【図9】図1に示される例における動作説明に供される
図である。
【図10】図1に示される例における動作説明に供され
る図である。
【図11】本発明に係る撮像装置のエジェクト装置の一
部の変形例を示す断面図である。
【図12】本発明に係る撮像装置のエジェクト装置の他
の実施形態を、それが適用された撮像装置の一部ととも
に示す断面構成図である。
【図13】図12に示される例における断面図である。
【図14】図12に示される例に備えられる駆動制御部
の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 ディスクパック収容部 18 前面蓋 20 上面蓋 22 ディスクパック 26、74 コネクタ 30 固定フレーム部材 32 可動支持部材 32h 開口部 34 傾動フレーム部材 36 ねじりコイルばね 38 ロック/アンロック機構 42 ベルクランク状部材 56、58 案内孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 33/02 301 G03B 31/00 G11B 17/04 401 G11B 33/06 H04N 5/225

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置における記録媒体収容部内に配
    され、記録媒体および該記録媒体に対し撮像データの入
    出力を行う第1の入出力端子部を有する可搬記録媒体ユ
    ニットと、 前記可搬記録媒体ユニットの第1の入出力端子部に対向
    した位置に開口部が設けられ、該可搬記録媒体ユニット
    の外周部に沿って形成される側壁部に案内部材を有し、
    前記記録媒体収容部の蓋の開閉に伴い前記可搬記録媒体
    ユニットとともに昇降せしめられる可動保持部材と、 前記可動保持部材の案内部材に係合されて該可動保持部
    材の外方に配され、該可動保持部材の開口部を通じて前
    記第1の入出力端子部に接続される第2の入出力端子部
    を有し、該可動保持部材を支持するとともに取出位置に
    移動させる動作もしくは該可動保持部材を支持するとと
    もに収納位置に移動させる動作を行う傾動支持部材と、 前記傾動支持部材に、前記可動保持部材を取出位置もし
    くは収納位置に移動させる動作を行わせる駆動手段と、 前記可動保持部材における案内部材の先端部が前記傾動
    支持部材を介して係合されて該傾動支持部材の動きに応
    じて該可動保持部材を昇降させる案内係合部を有し、該
    傾動支持部材を回動可能に支持する固定支持部材と、 前記記録媒体収容部の蓋の開閉動作を制御する開閉制御
    機構と、を具備して構成される撮像装置のエジェクト装
    置。
  2. 【請求項2】 前記固定支持部材に設けられ、前記可動
    保持部材が傾動支持部材により収納位置に移動されると
    き、前記可搬記録媒体ユニットの端面部に当接する押圧
    当接部を有し、前記可搬記録媒体ユニットにおける第1
    の入出力端子部を前記傾動支持部材における第2の入出
    力端子部に対して押圧する押圧部材を備える請求項1記
    載の撮像装置のエジェクト装置。
  3. 【請求項3】 前記固定支持部材における案内係合部が
    斜め下方から前記記録媒体収容部の前面部に向けて上方
    に延びる案内孔とされることを特徴とする請求項1また
    は2記載の撮像装置のエジェクト装置。
  4. 【請求項4】 前記固定支持部材が第1の案内係合部お
    よび第2の案内係合部を有し、該第1の案内係合部の勾
    配が該第2の案内係合部の勾配に比して小となることを
    特徴とする請求項1、2または3記載のうちのいずれか
    の撮像装置のエジェクト装置。
  5. 【請求項5】 前記固定支持部材における案内係合部が
    斜め上方から前記記録媒体収容部の前面部に向けて下方
    に伸びる第1の案内部と該第1の案内部の端部に連なり
    斜め下方から該記録媒体収容部の前面部に向けて上方に
    延びる第2の案内部とからなる案内孔であることを特徴
    とする請求項1または2記載の撮像装置のエジェクト装
    置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段が、前記固定支持部材と前
    記傾動支持部材との間に配置される弾性部材を含んで構
    成されることを特徴とする請求項1、2、3、4または
    5記載のうちのいずれかの撮像装置のエジェクト装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段が、前記傾動支持部材に連
    結される歯車機構部、および、該歯車機構部を回転駆動
    させるモータを含んで構成されることを特徴とする請求
    項1、2、3、4または5記載のうちのいずれかの撮像
    装置のエジェクト装置。
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