JP2965001B2 - フェライトコアの固定構造 - Google Patents
フェライトコアの固定構造Info
- Publication number
- JP2965001B2 JP2965001B2 JP9166255A JP16625597A JP2965001B2 JP 2965001 B2 JP2965001 B2 JP 2965001B2 JP 9166255 A JP9166255 A JP 9166255A JP 16625597 A JP16625597 A JP 16625597A JP 2965001 B2 JP2965001 B2 JP 2965001B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrite core
- cable
- fixing
- permanent magnet
- fixing structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器のケーブ
ル布線技術に関し、特にフェライトコアなどの不要電磁
波対策部品の固定構造に関する。
ル布線技術に関し、特にフェライトコアなどの不要電磁
波対策部品の固定構造に関する。
【０００１】
【従来の技術】電子機器から放射される不要電磁波を抑
制するための方法の一つとして、ケーブルに磁性体から
できているフェライトコアなる対策部品を装着する方法
が用いられている。そのフェライトコア装着部を固定す
る方法として、従来は、図２Ａ、Ｂに示すように、金属
筐体面に角穴を設けてケーブル部をケーブルバンドで結
わえたり、ケーブルクランプによってケーブル部を固定
する方法がとられている。
制するための方法の一つとして、ケーブルに磁性体から
できているフェライトコアなる対策部品を装着する方法
が用いられている。そのフェライトコア装着部を固定す
る方法として、従来は、図２Ａ、Ｂに示すように、金属
筐体面に角穴を設けてケーブル部をケーブルバンドで結
わえたり、ケーブルクランプによってケーブル部を固定
する方法がとられている。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、一度フェライトコア装着部の固定位置を決め
てしまうと、容易に位置の変更ができないという問題が
ある。その理由は、固定のために筐体金属面に角穴を設
け、そこにケーブルバンドを通してケーブルを結わえた
り、ケーブルクランプによって固定しているため、位置
変更時には再び固定のための金属面への角穴開け加工や
ケーブルクランプ貼り付け作業を行わなければならない
からである。また、従来の技術においては、金属面に角
穴を設ける分やケーブルクランプを貼り付ける面積分、
実装スペースをとってしまうという問題がある。さら
に、金属筐体面の角穴にケーブルバンドを通し、ケーブ
ルを結わえる作業や、ケーブルクランプを筐体面に貼り
付け、そこにケーブルを固定しているので作業が煩雑に
なるという問題がある。
おいては、一度フェライトコア装着部の固定位置を決め
てしまうと、容易に位置の変更ができないという問題が
ある。その理由は、固定のために筐体金属面に角穴を設
け、そこにケーブルバンドを通してケーブルを結わえた
り、ケーブルクランプによって固定しているため、位置
変更時には再び固定のための金属面への角穴開け加工や
ケーブルクランプ貼り付け作業を行わなければならない
からである。また、従来の技術においては、金属面に角
穴を設ける分やケーブルクランプを貼り付ける面積分、
実装スペースをとってしまうという問題がある。さら
に、金属筐体面の角穴にケーブルバンドを通し、ケーブ
ルを結わえる作業や、ケーブルクランプを筐体面に貼り
付け、そこにケーブルを固定しているので作業が煩雑に
なるという問題がある。
【０００３】本発明の目的は上述の欠点を除去し、ケー
ブル上のフェライトコア装着部の金属筐体内への固定位
置が容易に変更でき、また、フェライトコア装着固定部
分の実装スペースの省スペース化が図られ、さらに固定
作業が容易となるフェライトコアの固定構造を提供する
ことにある。
ブル上のフェライトコア装着部の金属筐体内への固定位
置が容易に変更でき、また、フェライトコア装着固定部
分の実装スペースの省スペース化が図られ、さらに固定
作業が容易となるフェライトコアの固定構造を提供する
ことにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の固定構造では、フェライトコア装着部（図
１の３）の固定の際に使用する固定治具（図１の１）に
永久磁石を用い、それを介して磁性金属面（図１の４）
にフェライトコア装着部分を固定している。
め、本発明の固定構造では、フェライトコア装着部（図
１の３）の固定の際に使用する固定治具（図１の１）に
永久磁石を用い、それを介して磁性金属面（図１の４）
にフェライトコア装着部分を固定している。
【０００５】このような構造において、磁性材料からで
きているフェライトコアは、永久磁石に吸着する性質を
有する。また、鉄等の磁性金属も永久磁石に吸着する。
この性質を利用することにより、永久磁石に吸着固定し
たフェライトコアを磁性金属筐体面のあらゆる場所に容
易に取り付けることができる。
きているフェライトコアは、永久磁石に吸着する性質を
有する。また、鉄等の磁性金属も永久磁石に吸着する。
この性質を利用することにより、永久磁石に吸着固定し
たフェライトコアを磁性金属筐体面のあらゆる場所に容
易に取り付けることができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【０００７】図１は本発明の固定構造の一実施の形態を
示す斜視図である。不要電磁波抑制部品であるフェライ
トコア３にケーブルを１回巻装する。固定治具１は永久
磁石であり、フェライトコア３が装着されるよう凹部２
が設けられている。ケーブル５に装着したフェライトコ
ア３は磁性体であるため、永久磁石である固定治具１に
吸着し、また永久磁石は磁性金属を吸着する性質も有す
ることから、永久磁石である固定治具１は筐体の磁性金
属面４に吸着させることができる。
示す斜視図である。不要電磁波抑制部品であるフェライ
トコア３にケーブルを１回巻装する。固定治具１は永久
磁石であり、フェライトコア３が装着されるよう凹部２
が設けられている。ケーブル５に装着したフェライトコ
ア３は磁性体であるため、永久磁石である固定治具１に
吸着し、また永久磁石は磁性金属を吸着する性質も有す
ることから、永久磁石である固定治具１は筐体の磁性金
属面４に吸着させることができる。
【０００８】
【発明の効果】上述したように、本発明では、固定治具
の永久磁石の性質により、あらゆる磁性金属面に取り付
けることができるので、固定位置を容易に変更できる。
また、本発明では、固定に必要な部品はフェライトコア
と密接する固定治具のみであり、金属面に角穴を設ける
必要は無く、さらにケーブルバンドで結わえたり、ケー
ブルクランプで固定する必要がないため、実装スペース
を小さくできるとともに固定作業が極めて簡単になる。
の永久磁石の性質により、あらゆる磁性金属面に取り付
けることができるので、固定位置を容易に変更できる。
また、本発明では、固定に必要な部品はフェライトコア
と密接する固定治具のみであり、金属面に角穴を設ける
必要は無く、さらにケーブルバンドで結わえたり、ケー
ブルクランプで固定する必要がないため、実装スペース
を小さくできるとともに固定作業が極めて簡単になる。
【図１】（Ａ），（Ｂ）は本発明の固定構造の一実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】（Ａ），（Ｂ）は従来の固定構造を示す斜視図
である。
である。
１ 固定治具（永久磁石） ２ 凹部固定面 ３ フェライトコア ４ 磁性金属面 ５ ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02G 3/22 - 3/28 H01F 17/06
Claims (3)
- 【請求項１】 不要電磁波抑制対策部品をケーブルに装
着し、このフェライトコアを永久磁石を介して金属筐体
に固定したことを特徴とする不要電磁波抑制部品の取付
構造。 - 【請求項２】 前記不要電磁波対策部品がフェライトコ
アである請求項１の不要電磁波抑制部品の取付構造。 - 【請求項３】 中空を有する円柱状のフェライトコアに
ケーブルを装着し、このケーブルを装着したフェライト
コアを、前記フェライトコアの外周部を保持する収容部
を備えた永久磁石の収容部に装着して金属筐体に固定し
たことを特徴とするフェライトコアの固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9166255A JP2965001B2 (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | フェライトコアの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9166255A JP2965001B2 (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | フェライトコアの固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1118256A JPH1118256A (ja) | 1999-01-22 |
| JP2965001B2 true JP2965001B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=15827995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9166255A Expired - Lifetime JP2965001B2 (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | フェライトコアの固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2965001B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AUPR446401A0 (en) * | 2001-04-20 | 2001-05-17 | Smith, Warrick | Magnetic cable and lead support |
| JP4062531B2 (ja) * | 2003-08-08 | 2008-03-19 | 船井電機株式会社 | ノイズ吸収装置 |
| KR101137263B1 (ko) * | 2009-04-22 | 2012-04-20 | 삼성메디슨 주식회사 | 프로브 거치대 |
| CN103236341B (zh) * | 2013-05-14 | 2016-04-27 | 昆山禾旺电子有限公司 | 一种磁环定位挂线治具 |
| JP6899684B2 (ja) * | 2017-03-30 | 2021-07-07 | 住友重機械工業株式会社 | パワーコンポーネント |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP9166255A patent/JP2965001B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1118256A (ja) | 1999-01-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990713 |