JP2003151374A - フラットケーブル電磁界シールドホルダ - Google Patents

フラットケーブル電磁界シールドホルダ

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JP2003151374A
JP2003151374A JP2001349520A JP2001349520A JP2003151374A JP 2003151374 A JP2003151374 A JP 2003151374A JP 2001349520 A JP2001349520 A JP 2001349520A JP 2001349520 A JP2001349520 A JP 2001349520A JP 2003151374 A JP2003151374 A JP 2003151374A
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JP
Japan
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flat cable
shaft
electromagnetic field
cable
cylindrical member
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Pending
Application number
JP2001349520A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Shiratori
悦弘 白鳥
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラットケーブルの余長処理を簡単にかつ小
スペースで行うと共に、ケーブルと電子回路相互間の妨
害波の影響をなくすようにしたフラットケーブル電磁シ
ールドホルダを提供する。 【解決手段】 フラットケーブル3をシャフト部材1
b,1cの隙間1eに挟み、この状態でケーブル3の片
側からシールド円筒部材2を一対の対向スリット2aを
挿入しつつシャフト部材も円筒部材2へ挿入する。そし
て、ケーブル3を装置筐体に取付けてケーブル余長部
を、シャフト部材を回転(矢印4)させることにより、
電磁界シールドホルダ内に収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフラットケーブル電
磁界シールドホルダに関し、特に通信装置に使用される
フラットケーブルの電磁界シールドホルダに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電子機器内部の配線のために、フラット
ケーブルが用いられることが多い。この場合、フラット
ケーブルの余長部分が発生するが、この余長部分の処理
方法としては、図9及び図10に示す様な方式が採用さ
れている。図9は電子機器の筐体100の内部を裏面か
ら見た斜視図であり、図10はその1部拡大図である。
【0003】両図において、3はフラットケーブルであ
り、プリント配線板間の電気的接続や、プリント配線板
と筐体100のコネクタ(図示せず)との間の電気的接
続をなすものである。これ等フラットケーブル3の全長
処理は、特に図10の拡大図にも示す如く、ケーブルク
ランパ10,11を用いて行われる。すなわち、ケーブ
ル3の余長部分を折りたたんだ状態とし、この折りたた
んだ部分の上下2ヶ所をケーブルクランパ10,11で
挟止し、このケーブルクランパを筐体100の壁面やフ
レーム部分に固定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のフラットケーブ
ルの余長処理構造では、余長部分が折りたたまれた状態
で筐体100に収納されているので、フラットケーブル
3に対して電子回路から発生する放射妨害波が悪影響を
与えると同時に、フラットケーブル3から発生する放射
妨害波が電子回路に対して悪影響を与えるという問題が
ある。特に、近時においては、電子機器で扱われる信号
が高周波となり、その傾向が顕著になっているために、
互いの影響を有効に防止することが必要になっている。
【0005】また、電子機器が高密度実装化されてきて
おり、機器の筐体内の配線に使用されるフラットケーブ
ルの余長処理スペースが圧縮され、フラットケーブル余
長部の収容及び電子機器内の電子部品や金属部品からの
外傷を防止することが必要となっている。すなわち、フ
ラットケーブルの余長スペースの確保及び外傷保護が強
く要求されている。
【0006】本発明の目的は、通信装置等の電子機器内
のフラットケーブルと電子回路との間の放射妨害波の相
互影響をなくし、フラットケーブルの余長処理スペース
確保及び外傷防止を可能としたフラットケーブル電磁界
シールドホルダを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、フラッ
トケーブルを挾み込む構造のシャフトと、片端が開放さ
れ、対向する2ヶ所に前記フラットケーブルを挾むに十
分なスリットが前記片端まで設けられ、かつ前記シャフ
トを挿入自在なシールド円筒部材と、前記円筒部材の外
面に設けられて取付け用孔を有するフランジとを含むこ
とを特徴とするフラットケーブル電磁界シールドホルダ
が得られる。
【0008】そして、前記フラットケーブルの長軸に直
交する片側から、前記シャフトに前記フラットケーブル
を挾み込み、前記フラットケーブルの長軸に直交する他
の片側から、前記円筒部材の前記スリットに前記フラッ
トケーブルを挾み込み、かつ前記シャフトを前記円筒部
材の内部に挿入してなることを特徴とする。また、前記
シャフトを前記円筒部材の内部に挿入した状態で、この
シャフトを回転させて、前記フラッとケーブルの余長処
理をなすようにしたことを特徴とする。
【0009】本発明の作用を述べる。フラットケーブル
をシャフトに挟んで、このシャフトをシールド性のある
円筒に挿入してシャフトを回転させるこにより、フラッ
トケーブルの余長部分を全てシールド円筒内に収納する
ことができ、よって放射妨害波の影響をなくすことがで
きると共に、余長部分の収納スペースも小となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明の実
施例を説明する。図1は、本発明の実施例におけるシャ
フト部分の構造を示す斜視図であり、図2はこのシャフ
ト部分を挿入可能なシールド性円筒部材の斜視図であ
る。図1においてシャフト1は、断面が半円形状の一対
の半円柱1b,1c(正確に半円柱の形状でなくても良
い)を、図4に示す如く、フラットケーブル3を挟むに
十分な間隙1eをもって対向させ、これ等一対の半円柱
の一端に把手部1aを設けた構造となっている。
【0011】換言すれば、シャフト1は、その片端まで
開放されてフラットケーブルを挟むための溝1eを有す
るシャフト部材(1b,1c)を有しており、このシャ
フト部材の他端に把手1aを有している。この把手1a
には、シャフト回転用の治具を挿入するための溝1dが
設けられている。
【0012】図2において、シールド円等部材2は、片
端が開放され、対向する2ヶ所にフラットケーブル3を
挟むに十分なスリット2aが当該片端まで設けられてい
る(図5参照)。この円等部材2には、図1に示したシ
ャフト部材(1a,1c)が挿入自在であるものとす
る。シャフト部材にケーブル3を挟んだ状態が図3に示
されている。尚、2bは円筒部材2の外周に設けらた取
付け用フランジであり、2cは取付け用孔である。
【0013】図4に示すように、フラットケーブル3
を、シャフト部材(1b,1c)の開放された溝(半円
柱1b,1cの対向間隙1e)に挿入する。そして、図
5に示す如く、シールド円筒部材2のスリット2aにフ
ラットケーブル3が入るようにしながら、円筒部材2内
にシャフト部材(1a,1b)を挿入した後、シャフト
部材の把手部1aを矢印4の如く回転させることによ
り、図6に示すように、フラットケーブル3を円筒部材
2内でシャフト部材(1b,1c)に巻き付け(矢印4
で示す)、ケーブル余長部分を収容していく。なお、図
6は円筒部材2の長手方向に直交する断面図である。
【0014】更に、図7及び図8(図7の一部拡大図)
に示す如く、電磁界シールドホルダにより余長処理が施
されたフラットケーブル3を、電子機器の筐体100内
に配置した後、円筒部材2の外周面に設けられている取
付けフランジ2bの取付用孔子2cを用いて、筐体10
0のフレーム等に取り付けて固定するのである。
【0015】最後に、把手部1aの溝1dをコイン等の
治具を用いて回転させ、フラットケーブル余長部分を完
全に電磁界シールドホルダ内に収容することになる。
【0016】なお、この電磁界シールドホルダにおける
シャフト部材と円筒部材との固定方法は、特に図示して
いないが、種々の方法が考えられる。例えば、両者をネ
ジ止めしたり、クリップ止めしたり、嵌め合う構造とす
る等がある。また、シールドのための円筒2は金属を用
いる他、モールド部材に導電性を有する塗料等を施して
も良い。
【0017】
【発明の効果】本発明による第1の効果は、フラットケ
ーブル余長部と電子機器内部の電子回路との相互間にお
ける放射妨害波放出が軽減され悪影響の低減が図れる。
その理由は、円筒部材にシールド効果を持たせて、放射
妨害波を反射・吸収させ、電子機器内の取付け部に固定
することにより、機器筐体と同電位に保つことができる
からである。
【0018】本発明による第2の効果は、ケーブル余長
処理が極めて簡単に小スペースでできることである。そ
の理由は、プリント配線板間やプリント配線板と筐体と
の間の隙間に収容されていたフラットケーブル余長部
を、コネクタ直近の円筒部材で全て処理できるからであ
り、また余長処理空間を削減し、ケーブル取付け作業工
数の削減にもつながる。
【0019】本発明による第3の効果は、フラットケー
ブルを外傷から防止できることである。その理由は、ケ
ーブル余長部分を全て円筒部材の内部に収容しているた
めに、電子部材や金属品がフラットケーブルに触れるの
を防ぐためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるシャフト部分の斜視図
である。
【図2】本発明の実施例のシールド円筒部分の斜視図で
ある。
【図3】図1のシャフト部分と図2のシールド円筒部分
とを組合わせた状態を示す斜視図である。
【図4】フラットケーブルを図1のシャフト部分に挿入
した状態を示す斜視図である。
【図5】フラットケーブルを電磁界シールドホルダに取
付け収容した状態を示す斜視図である。
【図6】フラットケーブルを電磁界シールドホルダに送
き付けて余長処理した状態を示す断面図である。
【図7】本発明の実施例の電磁界シールドホルダを用い
た電子機器のケーブル収容状態を示す図である。
【図8】図7の一部拡大図である。
【図9】従来例を説明するための図である。
【図10】図9の一部拡大図である。
【符号の説明】
1 シャフト 1a 把手 1b,1c 半円柱(シャフト部材) 1d 溝 1e 間隙部 2 シールド円筒部材 2a スリット 2b フランジ 2c 取付用孔 3 フラットケーブル
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 9/00 H02G 3/26 P E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットケーブルを挾み込む構造のシャ
    フトと、 片端が開放され、対向する2ヶ所に前記フラットケーブ
    ルを挾むに十分なスリットが前記片端まで設けられ、か
    つ前記シャフトを挿入自在なシールド円筒部材と、 前記円筒部材の外面に設けられて取付け用孔を有するフ
    ランジと、を含むことを特徴とするフラットケーブル電
    磁界シールドホルダ。
  2. 【請求項2】 前記フラットケーブルの長軸に直交する
    片側から、前記シャフトに前記フラットケーブルを挾み
    込み、前記フラットケーブルの長軸に直交する他の片側
    から、前記円筒部材の前記スリットに前記フラットケー
    ブルを挾み込み、かつ前記シャフトを前記円筒部材の内
    部に挿入してなることを特徴とする請求項1記載のフラ
    ットケーブル電磁界シールドホルダ。
  3. 【請求項3】 前記シャフトを前記円筒部材の内部に挿
    入した状態で、前記シャフトを回転させて、前記フラッ
    トケーブルの余長処理をなすようにしたことを特徴とす
    る請求項2記載のフラットケーブル電磁界シールドホル
    ダ。
  4. 【請求項4】 前記フランジにより、前記円筒部材を装
    置筐体に固定する様にしたことを特徴とする請求項3記
    載のフラットケーブル電磁界シールドホルダ。
JP2001349520A 2001-11-15 2001-11-15 フラットケーブル電磁界シールドホルダ Pending JP2003151374A (ja)

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