JP4875967B2 - マイクロホン用出力コネクタの製造方法およびコンデンサマイクロホン - Google Patents

マイクロホン用出力コネクタの製造方法およびコンデンサマイクロホン Download PDF

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本発明は、マイクロホン用出力コネクタの製造方法およびコンデンサマイクロホンに関し、さらに詳しく言えば、例えば携帯電話機などから発生される高い周波数の電磁波に対するシールド機能を有するマイクロホン用出力コネクタの製造方法および同出力コネクタを備えたコンデンサマイクロホンに関するものである。
コンデンサマイクロホンは、そのマイクロホンユニットのインピーダンスがきわめて高いため、FET(電界効果トランジタ)などのインピーダンス変換器を内蔵している。通常、コンデンサマイクロホンにおいてはファントム電源が用いられ、マイク音声信号はファントム電源用の平衡シールドケーブルを介して出力される。
上記平衡シールドケーブルを接続するため、マイクケース(手持ち式マイクロホンにおいてはマイクグリップ)側には、EIAJ RC−5236「音響機器用ラッチロック式丸形コネクタ」に規定されている3ピンタイプの出力コネクタが設けられ、この出力コネクタにより、コンデンサマイクロホンに対して上記平衡シールドケーブルを着脱できるようにしている。
上記出力コネクタに上記平衡シールドケーブルが接続された状態において、例えば携帯電話機などからの強い電磁波がマイクロホンやマイクケーブルに加えられると、その電磁波が出力コネクタからマイクロホンの内部に入り込み、インピーダンス変換器で復調され可聴周波数の雑音としてマイクロホンから出力されてしまうことがある。
これを防止するための方法のひとつとして、本出願人は特許文献1でシールド機能を有するマイクロホン用出力コネクタを提案している。その構成を図2a〜図2cにより説明し、その後に図2dによりその問題点を説明する。図2aはシールドカバーのみを断面とした出力コネクタの正面図、図2bは図2aのB−B線断面図、図2cは図2aの平面図である。
これによると、出力コネクタ10は、PBT(ポリブタジエンテレフタレート)樹脂などの電気絶縁体からなる円盤状のコネクタ基台11を備えている。コネクタ基台11には3本のピン、すなわち接地用の1番ピンE,信号のホット側の2番ピンSHおよび信号のコールド側の3番ピンSCとが例えば圧入により貫設されている。
なお、接地用の1番ピンEを単に「接地ピンE」、信号のホット側の2番ピンSHおよび信号のコールド側の3番ピンSCを単に「信号ピンSH,SC」ということがある。
手持ち式コンデンサマイクロホンについて言えば、図2bに示すように、出力コネクタ10は円筒状のマイクケース(マイクグリップ)20の端部内に装着される。通常、マイクケース20は真鍮などの金属材からなり、内蔵される電気部品のシールドケースとしても作用する。
コネクタ基台11には、その外周面から半径方向に向けて雌ネジ穴13が形成されており、雌ネジ穴13内には、出力コネクタ10をマイクケース20に固定するための雄ネジ12が螺合されている。
これによれば、図2bに示すように、マイクケース20に穿設されている丸孔21から図示しないドライバにより雄ネジ12を回して同雄ネジ12を丸孔21の周縁に当接させることにより、出力コネクタ10をマイクケース20にきつく固定することができる。なお、コネクタ基台11の外周面には、マイクケース20側に形成されている図示しない凹溝に係合して回り止めとして機能するリブ14が設けられている。
特許文献1に記載の発明によると、例えば携帯電話機から放射される電磁波のマイクケース20内への侵入を防止するため、コネクタ基台11の基台内面(マイクロホンの内部側に配置される面で、図2a,図2bにおいて上面)側にプリント配線板15とシールドカバー16とが設けられる。
図示しないが、プリント配線板15は、接地ピンEと信号ピンSH,SCが貫通される3つの貫通孔を有する両面プリント配線板で、コネクタ基台11の基台内面と対向する裏面側には、銅箔のベタパターンよりなるシールド層が形成され、その反対側の上面には、高周波侵入防止用のキャパシタと、静電気による回路破壊防止用のツェナーダイオードなどが実装されている。
シールドカバー16は、コネクタ基台11の基台内面の上部を覆う基板部16aと、コネクタ基台11の外周面に嵌合されるスカート部16bとを含み、その全体が好ましくは真鍮(BRASS)に代表される銅合金のプレス成型品よりなる。
シールドカバー16は、コネクタ基台11の基台内面側に被せられるため、図2cに示すように、その基板部16aには、接地ピンE用の貫通孔161,信号ピンSH用の貫通孔162および信号ピンSC用の貫通孔163の3つの貫通孔が穿設されている。
このうち、接地ピンE用の貫通孔161は、接地ピンEとシールドカバー16とを電気的に導通させるため、接地ピンEと接触し得るように接地ピンEとほぼ同径の孔として形成される。なお、最終的に接地ピンEはシールドカバー16にハンダ付けされる。
これに対して、信号ピンSH用の貫通孔162と信号ピンSC用の貫通孔163は、それらの各ピンと非接触となるように信号ピンSH,SCよりも大径に形成されるが、マイクケース20内に輻射される電磁波を最小限に抑えるため、貫通孔162,163はできるだけ小径に形成される。
このような構成を有する出力コネクタ10によれば、携帯電話機などで使用される高い周波数に対しても、その電磁波のマイクロホン内への侵入を確実に阻止することができるが、製造時(組み立て時)において、図2dに示すように、シールドカバー16の位置がずれ、シールドカバー16が信号ピンSH,SCに接触してしまうという問題がある。
すなわち、コネクタ基台11に対するシールドカバー16の位置決めは、接地ピンEと貫通孔161、コネクタ基台11の外周面とスカート部16bの内周面を基準にして行われるが、そのいずれにも組み立て性を考慮して若干のクリアランスが必要である。
設計時には、シールドカバー16が信号ピンSH,SCに接触しないように、上記クリアランスを含めてシールドカバー16の寸法が厳密に設定されるが、プレス金型の摩耗などによって、実際にプレス成型されるシールドカバー16の寸法が設計時のものと異なって上記クリアランスが広げられることがある。
そうした状態のシールドカバー16をコネクタ基台11に被せてマイクケース20内に挿入し、雄ネジ12を強く締め付けて出力コネクタ10をガタ付きなく固定しようとすると、図2dに示すように、シールドカバー16が接地ピンEを中心として例えば矢印C方向に回転し、これによりシールドカバー16が信号ピンSH,SCに接触し短絡してしまうことがある。
上記したように、接地ピンEはシールドカバー16にハンダ付けされ、また、コネクタ基台11の外周面には回り止め用のリブ14が設けられているが、雄ネジ12を強く締め付けた場合には用をなさない。
この点を解決するため、図3a(図2aと同様の出力コネクタの正面図),図3b(図3aのD−D線断面図)に示すように、信号ピンSH,SCの各々に熱収縮性のチューブ17を被せることも行われているが、チューブ17を被せる作業が面倒であることに加えて、この種のチューブ17は往々にして柔らかいため、雄ネジ12の締め付けに伴って図2bのようにシールドカバー16が回転した場合、貫通孔162,163のエッジにより、チューブ17が突き破られてしまうことがあるため、有効な防止策とは言えない。
特開2005−311752号公報
したがって、本発明の課題は、コネクタ基台に電磁波などの外乱遮蔽用のシールドカバーが被せられているマイクロホン用出力コネクタにおいて、その出力コネクタをマイクケースに固定する際の信号ピンとシールドカバーとの接触を確実に防止することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されているように、電気絶縁体からなるコネクタ基台に1本の接地ピン(1番ピン)と2本の信号ピン(2番ピン,3番ピン)とが貫設されており、コンデンサマイクロホンのマイクケース内の端部に装着される3ピンタイプの出力コネクタで、上記コネクタ基台の上記マイクケースの内側に位置する基台内面側に、上記基台内面の上部を覆う基板部と上記コネクタ基台の外周面に嵌合されるスカート部とを含み、上記基板部に上記接地ピンと実質的に同一径で上記接地ピンを接触した状態で貫通させるひとつの第1貫通孔と、上記各信号ピンよりも大径で上記各信号ピンを非接触で貫通させる2つの第2貫通孔とが穿設されているシールドカバーが取り付けられているマイクロホン用出力コネクタの製造方法において、上記各ピンを対応する上記各貫通孔に貫通させて上記シールドカバーを上記コネクタ基台の基台内面側に取り付け、上記各信号ピンと上記第2貫通孔とをほぼ同軸的に位置合わせしたのち、少なくとも一方の上記信号ピンと上記第2貫通孔との隙間から上記シールドカバー内に硬化性樹脂を注入して上記シールドカバーを上記コネクタ基台に固定するにあたって、上記硬化性樹脂として、嫌気性硬化を兼ね備えた紫外線硬化樹脂を用いることを特徴としている。
また、請求項に記載されているように、上記硬化性樹脂にて上記シールドカバーを上記コネクタ基台に固定したのち、上記接地ピンを上記シールドカバーにハンダ付けすることが好ましい。
また、本発明には、請求項に記載されているように、請求項1または2により製造されたマイクロホン用出力コネクタを備えているコンデンサマイクロホンも含まれる。
本発明によれば、コネクタ基台に電磁波などの外乱遮蔽用のシールドカバーが被せられているマイクロホン用出力コネクタを製造するにあたって、接地ピンおよび信号ピンの各ピンを、それらの各ピンに対応して穿設されているシールドカバーの第1,第2貫通孔に貫通させてシールドカバーをコネクタ基台の基台内面側に取り付け、各信号ピンと第2貫通孔とをほぼ同軸的に位置合わせしたのち、少なくとも一方の信号ピンと第2貫通孔との隙間からシールドカバー内に硬化性樹脂(嫌気性硬化を兼ね備えた紫外線硬化樹脂)を注入して、シールドカバーをコネクタ基台に固定するようにしたことにより、出力コネクタをマイクケースに固定する際の信号ピンとシールドカバーとの接触を確実に防止することができる。
次に、図1aないし図1cにより本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1aはシールドカバーのみを断面とした出力コネクタの正面図、図1bは図1aのA−A線断面図、図1cは図1aの平面図で、それぞれ先に説明した上記従来例の図2aないし図2cに対応しており、上記従来例と変更を要しない構成要素には同じ参照符号を用いて説明する。
この実施形態に係る出力コネクタ10Aにおいても、上記従来例と同じく、PBT(ポリブタジエンテレフタレート)樹脂などの電気絶縁体からなる円盤状のコネクタ基台11を備えている。コネクタ基台11には3本のピン、すなわち接地用の1番ピンE,信号のホット側の2番ピンSHおよび信号のコールド側の3番ピンSCとが例えば圧入により貫設されている。
なお、この実施形態の説明においても、接地用の1番ピンEを単に「接地ピンE」、信号のホット側の2番ピンSHおよび信号のコールド側の3番ピンSCを単に「信号ピンSH,SC」ということがある。
コネクタ基台11には、その外周面から半径方向に向けて雌ネジ穴13が形成されており、雌ネジ穴13内には、出力コネクタ10をマイクケース20(図2b参照)に固定するための雄ネジ12が螺合されている。また、コネクタ基台11の外周面には、上記マイクケース20側に形成されている図示しない凹溝に係合して回り止めとして機能するリブ14が設けられている。
この実施形態に係る出力コネクタ10Aにおいても、上記従来例と同じく、例えば携帯電話機から放射される電磁波のマイクケース20内への侵入を防止するため、コネクタ基台11の基台内面(マイクロホンの内部側に配置される面で、図1a,図1bにおいて上面)側にプリント配線板15とシールドカバー16とが設けられる。
図示しないが、プリント配線板15は、接地ピンEと信号ピンSH,SCが貫通される3つの貫通孔を有する両面プリント配線板で、コネクタ基台11の基台内面と対向する裏面側には、銅箔のベタパターンよりなるシールド層が形成され、その反対側の上面には、高周波侵入防止用のキャパシタと、静電気による回路破壊防止用のツェナーダイオードなどが実装されている。
シールドカバー16は、コネクタ基台11の基台内面の上部を覆う基板部16aと、コネクタ基台11の外周面に嵌合されるスカート部16bとを含み、その全体が好ましくは真鍮(BRASS)に代表される銅合金のプレス成型品よりなる。
シールドカバー16は、コネクタ基台11の基台内面側に被せられるため、図1cに示すように、その基板部16aには、接地ピンE用の貫通孔161(請求項1における第1貫通孔)と、信号ピンSH,SC用の2つの貫通孔162,163(請求項1における第2貫通孔)とが穿設されている。
このうち、接地ピンE用の貫通孔161は、接地ピンEとシールドカバー16とを電気的に導通させるため、接地ピンEと接触し得るように接地ピンEとほぼ同径の孔として形成される。なお、最終的に接地ピンEはシールドカバー16にハンダ付けされる。
これに対して、信号ピンSH用の貫通孔162と信号ピンSC用の貫通孔163は、それらの各ピンと非接触となるように信号ピンSH,SCよりも大径に形成されるが、マイクケース20内に輻射される電磁波を最小限に抑えるため、貫通孔162,163はできるだけ小径に形成されることが好ましい。
この出力コネクタ10Aは、上記マイクケース20内に装着する前に、コネクタ基台11の基台内面側にプリント配線板15とシールドカバー16とを取り付けることにより製造(組立)されるが、雄ネジ12を上記マイクケース20の内壁面に当接するように締め付けて固定する際に、シールドカバー16が図2dのように回転するのを防止するため、次のようにして製造する。
まず、接地ピンE、信号ピンSH,SCを、それぞれ対応する貫通孔161,162,163に貫通させてシールドカバー16をコネクタ基台11の基台内面側に取り付けたのち、好ましくは接地ピンEをシールドカバー16にハンダ付けする前に、信号ピンSH,SCと貫通孔162,163とを、それらの間の各隙間が均一になるようにほぼ同軸的に位置合わせして、所定の治具にて仮止めする。この位置合わせは、接地ピンEを中心としてシールドカバー16を回転させることにより行う。
その後、図1a,図1bに示すように、信号ピンSHと貫通孔162との隙間、信号ピンSCと貫通孔163との隙間から、シールドカバー16とコネクタ基台11との間の空間内に硬化性樹脂30を注入して硬化させて、シールドカバー16とコネクタ基台11とを一体化する。そして、硬化性樹脂30が硬化するのを待って、接地ピンEをシールドカバー16にハンダ付けする。
硬化性樹脂30はエポキシ樹脂などであってもよいが、作業性および生産性の観点から紫外線の照射により短時間で硬化する紫外線硬化樹脂が好ましい。
なお、紫外線硬化樹脂を用いる場合、上記したピンと貫通孔との間の隙間から紫外線を照射することになるが、その隙間が狭いことから、紫外線がシールドカバー16内に行き届かないことがあるため、紫外線硬化樹脂でも嫌気性硬化を兼ね備えていることがより好ましい。
このように、硬化性樹脂30にてシールドカバー16とコネクタ基台11とが一体化されているため、出力コネクタ10Aを上記マイクケース20内に装着し、雄ネジ12を上記マイクケース20の内壁面に当接するようにきつく締め付けて固定したとしても、コネクタ基台11に対してシールドカバー16が回転することがなく、信号ピンSH,SCとシールドカバー16の接触、すなわち短絡を防止することができる。
なお、上記実施形態では、信号ピンSHと貫通孔162との間、信号ピンSCと貫通孔163との間の各隙間から硬化性樹脂30を注入するようにしているが、一方の隙間のみから硬化性樹脂30を注入してもよい。また、場合によっては、プリント配線板15が省略されてもよい。また、本発明には、上記構成の出力コネクタを備えたコンデンサマイクロホンも含まれる。
本発明の実施形態に係る出力コネクタをシールドカバーのみを断面として示す正面図。 図1aのA−A線断面図。 図1aの平面図。 第1従来例としての出力コネクタをシールドカバーのみを断面として示す正面図。 図2aのB−B線断面図。 図2aの平面図。 上記第1従来例で生ずるシールドカバーの回転状態を示す平面図。 第2従来例としての出力コネクタをシールドカバーのみを断面として示す正面図。 図3aのD−D線断面図。
符号の説明
10A 出力コネクタ
11 コネクタ基台
12 固定用の雄ネジ
13 雌ネジ
15 プリント配線板
16 シールドカバー
16a 基板部
16b スカート部
161〜163 貫通孔
20 マイクケース
30 硬化型樹脂
E 接地用の1番ピン
SH ホット側の2番ピン
SC コールド側の3番ピン

Claims (3)

  1. 電気絶縁体からなるコネクタ基台に1本の接地ピン(1番ピン)と2本の信号ピン(2番ピン,3番ピン)とが貫設されており、コンデンサマイクロホンのマイクケース内の端部に装着される3ピンタイプの出力コネクタで、上記コネクタ基台の上記マイクケースの内側に位置する基台内面側に、上記基台内面の上部を覆う基板部と上記コネクタ基台の外周面に嵌合されるスカート部とを含み、上記基板部に上記接地ピンと実質的に同一径で上記接地ピンを接触した状態で貫通させるひとつの第1貫通孔と、上記各信号ピンよりも大径で上記各信号ピンを非接触で貫通させる2つの第2貫通孔とが穿設されているシールドカバーが取り付けられているマイクロホン用出力コネクタの製造方法において、
    上記各ピンを対応する上記各貫通孔に貫通させて上記シールドカバーを上記コネクタ基台の基台内面側に取り付け、上記各信号ピンと上記第2貫通孔とをほぼ同軸的に位置合わせしたのち、少なくとも一方の上記信号ピンと上記第2貫通孔との隙間から上記シールドカバー内に硬化性樹脂を注入して上記シールドカバーを上記コネクタ基台に固定するにあたって、上記硬化性樹脂として、嫌気性硬化を兼ね備えた紫外線硬化樹脂を用いることを特徴とするマイクロホン用出力コネクタの製造方法。
  2. 上記硬化性樹脂にて上記シールドカバーを上記コネクタ基台に固定したのち、上記接地ピンを上記シールドカバーにハンダ付けすることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン用出力コネクタの製造方法。
  3. 請求項1または2により製造されたマイクロホン用出力コネクタを備えているコンデンサマイクロホン。
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