JP2611391B2 - シールド付フラットケーブルの中間部におけるシールド接続方法 - Google Patents

シールド付フラットケーブルの中間部におけるシールド接続方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電子機器等に用いるシールド付フラットケーブルの中
間部におけるシールド接続方法に関し、機器の電磁妨害
対策に使用するシールド付フラットケーブルの中間部に
おけるシールド接続方法を提供することを目的とし、 ケーブル部の外周を、表面が樹脂で裏面に導電面を有
するシールド材で覆い、さらに、その外周にジャケット
部を有するシールド付フラットケーブルの中間部におけ
るシールド接続方法であって、上記フラットケーブルの
中間において、上記ジャケットの一部を剥離してシール
ド材を露出し、その露出されたシールド材の間に銅箔テ
ープを差し込み、シールド材裏面の導電面と銅箔テープ
を接触させ、その箇所を金属板で接地された機器と接続
し、フラットケーブルをシールドするように構成する。
〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子機器等に用いるシールド付フラットケ
ーブルの中間部におけるシールド接続方法に関する。
一般に電子機器は外来ノイズからの防護、内部ノイズ
の外部への影響の軽減の為に、ケーブルのアース接続を
行っている。近年、特に注目をあつめている電磁妨害に
対する機器は、その機器に用いられている架内用フラッ
トケーブルの電磁妨害に対する確実性のあるフラットケ
ーブル処置方法が要求されている。このため、現在シー
ルド付フラットケーブルが提供されている。
〔従来の技術〕
従来プリンタ等の電子機器は例えば、第3図に示すよ
うに、装置1の内部にメカ部2と制御プリント板3と操
作パネル4等を備えており、制御プリント板3と操作パ
ネル4の間をコネクタ6を介してシールド付フラットケ
ーブル5で接続されている。
このシールド付フラットケーブル5は、例えば〔後述
の第4図(イ)参照〕ケーブル部7の外周を、裏面にア
ルミ箔の導通面を持ち、表面をポリエステル等の樹脂で
ラミネートし、アルミ箔の強度を向上させたアルミシー
ルド材8で覆い、さらに、その上にジャケット部9を有
する構成である。
なお、このシールド付フラットケーブル5は電磁妨害
防止の為にシールド処置する必要があり、そのケーブル
端末部のシールド処理方法を第4図(イ)(ロ)に示
す。
先ず、ナイフ等を用い、ケーブル端末部のジャケット
部9とアルミシールド材8を剥がし、第4図(イ)のよ
うにケーブル部7を露出する。
次に、アルミナシールド材8の端末を折りたたみ導電
面をを上にし、その導通面に接して金属板10を接地され
ている機器にネジで取り付け、シールド接続する。11は
取付穴である。
[発明が解決しようとする課題〕 従来のシールド付フラットケーブルのシールド接続
は、第4図のようにケーブル端末部でアルミシールド材
8の導通面と金属板10を接して行い、コネクタ6を介し
て制御プリント板3や操作パネル4に接続している。そ
の為、制御プリント板3や操作パネル4の配線に余長が
とれない。
ところが、装置の故障、点検の場合に、制御プリント
板3や操作パネル4を装置より引き出すとき、配線に余
長がないためにフラットケーブルのシールド接続の金属
板10を取り外さねばならなかった。
金属板10の固定を外さないためには、シールド付フラ
ットケーブルの中間部でシールド接続を行い、配線の余
長をとる必要があったが、そのシールド接続方法がなか
った。
従って、シールド付フラットケーブルを機器に実装す
る場合、ケーブル端末部でしかシールド接続出来ないた
め、機器の電磁妨害対策に不具合を生じていた。
そこで、本発明は、機器の電磁妨害対策に使用するシ
ールド付フラットケーブルの中間部におけるシールド接
続方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記問題点は、第1図(イ)〜(ハ)、第2図に示さ
れるように、ケーブル部7の外周を、表面が樹脂で裏面
に導電面を有するシールド材8で覆い、さらに、その外
周にジャケット部9を有するシールド付フラットケーブ
ルの中間部におけるシールド接続方法であって、 上記フラットケーブルの中間において、上記ジャケッ
ト部9の一部を剥離してシールド材8を露出し、その露
出されたシールド材8の間に銅箔テープ12を差し込み、
シールド材8裏面の導電面と銅箔テープ12を接触させ、
その箇所を金属板14で接地された機器13と接続し、フラ
ットケーブルをシールドする本発明のシールド付フラッ
トケーブルの中間部におけるシールド接続方法によって
解決される。
〔作用〕
本発明では、シールドケーブルの中間部において、ジ
ャケット部9を剥離して露出したシールド材8の間(シ
ールド材8は重ね合せている)に、粘着式の銅箔テープ
12を差し込み、その上から金属板14を取り付けているの
で、シールド材8の導電面と銅箔テープ12が接触する。
従って、銅箔テープ12と金属板14が接しているので、シ
ールド材8から金属板14に導通し、金属板14から機器の
アースへ接続される。このようにシールド付シールドケ
ーブル5の中間部でシールド接続されることで、機器の
電磁妨害対策が可能となる。
〔実施例〕
第1図(イ)〜(ハ)は本発明の一実施例の説明図で
あり、第2図は本発明のシールド断面図である。なお、
全図を通じて同一符号は同一対象物である。
第1図(イ)はシールド付フラットケーブル5の中間
部において、ナイフ等でジャケット部9を剥離し、アル
ミシールド材8を露出した状態である。
第1図(ロ)は露出したアルミシールド材8の間に、
(アルミシールド材8は重ね合わ状である)図示のよう
に接着式銅箔テープ12(実施例では市販品住友3M社製の
ものを用いる)を差し込む。このとき、アルミシールド
材8の裏側(導通面)と銅箔テープ12が接触する。
第1図(ハ)はアルミシールド材8の間に差し込んだ
銅箔テープ12を、1.5回〜2回アルミシールド材8に巻
き付け、その上から金属板14で押さえるようにネジで機
器側(機器側は接地されている)に固定する。
この状態は、第2図のようなシールド接続断面とな
る。即ち、ケーブル部7を被覆しているアルミシールド
材8の裏面の導電面A(図の×印部分)が銅箔テープ12
に面接触し、さらに銅箔テープ12と金属板14と面接触し
ているので、確実なシールド接続がされる。これによ
り、従来できなかったシールド付フラットケーブルの中
間部におけるシールド接続ができる。
また、シールド付フラットケーブルの中間部における
シールド接続ができることにより、(第3図参照)コネ
クタ6と制御プリント板3、及び操作パネル4間のケー
ブル配線の余長がとれ、保守点検がシールド接続の機器
側に固定した金属板を外すことなく可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ジャケット部か
ら露出させたシールド材の間に、銅箔テープを差し込み
シールド接続を可能としたことにより、従来ケーブル端
末部のみしかシールド接続できなかったものが、シール
ドケーブルのどの箇所においても、シールド接続が可能
となり、機器の電磁妨害対策に大きく寄与できる。ま
た、機器の保守点検も容易に行える効果もある。
【図面の簡単な説明】 第1図(イ)〜(ハ)は本発明の一実施例の説明図、 第2図は本発明のシールド接続断面図、 第3図は従来の電子機器のケーブル接続図、 第4図(イ)(ロ)は従来のケーブル端末のシールド処
理方法図である。 図において、 5はシールド付フラットケーブル、 8はアルミシールド材、 9はジャケット部、 11は取付穴、 12は銅箔テープ(接着式) 13は機器側、 14は金属板、 15はネジを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル部(7)の外周を、表面が樹脂で
    裏面に導電面を有するシールド材(8)で覆い、さら
    に、その外周にジャケット部(9)を有するシールド付
    フラットケーブルの中間部におけるシールド接続方法で
    あって、 上記フラットケーブルの中間において、上記ジャケット
    部(9)の一部を剥離してシールド材(8)を露出し、
    その露出されたシールド材(8)の間に銅箔テープ(1
    2)を差し込み、シールド材(8)裏面の導電面と銅箔
    テープ(12)を接触させ、その箇所を金属板(14)で接
    地された機器(13)と接続し、フラットケーブルをシー
    ルドすることを特徴とするシールド付フラットケーブル
    の中間部におけるシールド接続方法。
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