JP2963519B2 - ベーンポンプ - Google Patents
ベーンポンプInfo
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 28
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C15/00—Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
- F04C15/0042—Systems for the equilibration of forces acting on the machines or pump
- F04C15/0049—Equalization of pressure pulses
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/30—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C2/34—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F04C2/344—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ベーンポンプに関し、特にポンプハウジン
グ内に形成された圧力室の構造の改良に関するものであ
る。
グ内に形成された圧力室の構造の改良に関するものであ
る。
<従来の技術> 従来から、ベーンポンプにおいて吐出流体に生じる脈
動を低減するため、ポンプハウジング内に圧力室を形成
して、吐出ポートから吐出される吐出流体が圧力室内に
流入する際、容積の増大による圧力の低下が生じて脈動
を低減するようにしていた。
動を低減するため、ポンプハウジング内に圧力室を形成
して、吐出ポートから吐出される吐出流体が圧力室内に
流入する際、容積の増大による圧力の低下が生じて脈動
を低減するようにしていた。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記の構成では、脈動低減作用を大き
くするには、圧力室の容積を大きくする必要があるが、
これは小型化及び軽量化の面から限りがあり、あまり圧
力室の容積を大きくすることできない。さらに、単に複
数の吐出ポートから吐出流体を圧力室内で合流させてい
るので、吐出流体の脈動が同期して脈動が増大してしま
う場合もある。
くするには、圧力室の容積を大きくする必要があるが、
これは小型化及び軽量化の面から限りがあり、あまり圧
力室の容積を大きくすることできない。さらに、単に複
数の吐出ポートから吐出流体を圧力室内で合流させてい
るので、吐出流体の脈動が同期して脈動が増大してしま
う場合もある。
<課題を解決するための手段> 本発明は上述した課題を解決するためになされたもの
で、ロータの外周に複数設けたベーンにより、カムリン
グの内周空間を区画してポンプ室となし、前記ロータの
回転に伴い容積が拡大するポンプ室内へ複数の吸入ポー
トより流体を吸入するとともに、前記ロータの回転に伴
い容積が縮小するポンプ室より複数の吐出ポートを介し
て流体を圧縮吐出して、ポンプハウジング内に形成され
た圧力室を経て吐出流体を流出するベーンポンプにおい
て、前記圧力室を隔壁によって複数に分割し、各圧力室
に前記複数の吐出ポートをそれぞれ開口させ、前記圧力
室の一つに吐出流体の流出口を開口させ、かつ前記隔壁
に絞り通路を形成することにより、複数の圧力室を前記
流出口へ直列的に接続したことを特徴とするものであ
る。
で、ロータの外周に複数設けたベーンにより、カムリン
グの内周空間を区画してポンプ室となし、前記ロータの
回転に伴い容積が拡大するポンプ室内へ複数の吸入ポー
トより流体を吸入するとともに、前記ロータの回転に伴
い容積が縮小するポンプ室より複数の吐出ポートを介し
て流体を圧縮吐出して、ポンプハウジング内に形成され
た圧力室を経て吐出流体を流出するベーンポンプにおい
て、前記圧力室を隔壁によって複数に分割し、各圧力室
に前記複数の吐出ポートをそれぞれ開口させ、前記圧力
室の一つに吐出流体の流出口を開口させ、かつ前記隔壁
に絞り通路を形成することにより、複数の圧力室を前記
流出口へ直列的に接続したことを特徴とするものであ
る。
<作用> それぞれの吐出ポートから分割した各圧力室に流入す
る同じ圧力脈動の生じた圧力流体は、従来の容積の増大
による脈動低減作用に加えて、圧力室の一つに流入した
圧力流体が、隣合う圧力室へ向けて絞り通路を通過する
際に脈動の位相がずらされ、これらの異なる位相を有す
る圧力流体が圧力室内で合成する際に互いの脈動を干渉
させる作用が生じて、効果的に脈動が低減される。
る同じ圧力脈動の生じた圧力流体は、従来の容積の増大
による脈動低減作用に加えて、圧力室の一つに流入した
圧力流体が、隣合う圧力室へ向けて絞り通路を通過する
際に脈動の位相がずらされ、これらの異なる位相を有す
る圧力流体が圧力室内で合成する際に互いの脈動を干渉
させる作用が生じて、効果的に脈動が低減される。
<実施例> 以下本発明の実施例を第1図から第3図に基づいて説
明する。ポンプハウジング4はフロントハウジング41及
びリヤハウジング42を結合して構成され、このポンプハ
ウジング4中心には回転軸11が回転可能に軸承されてい
る。この回転軸11の一端に円形のロータ1が固定されて
配設してあり、このロータ1の外周に外方に突出するよ
うに設けた複数のベーン2の先端が、ロータ1外方に配
設されたカムリング3の内周面の楕円状のカム面に当接
している。
明する。ポンプハウジング4はフロントハウジング41及
びリヤハウジング42を結合して構成され、このポンプハ
ウジング4中心には回転軸11が回転可能に軸承されてい
る。この回転軸11の一端に円形のロータ1が固定されて
配設してあり、このロータ1の外周に外方に突出するよ
うに設けた複数のベーン2の先端が、ロータ1外方に配
設されたカムリング3の内周面の楕円状のカム面に当接
している。
また、ロータ1及びカムリング3の一方の側面はリヤ
ハウジング42の壁面に接し、他方の側面はフロントハウ
ジング41内に設けたサイドプレート5に接している.そ
して、ベーン2間には、ロータ1とカムリング3、およ
びサイドプレート5の側面とリヤハウジング42の壁面に
よってポンプ室Pが複数形成されている。これらポンプ
室Pは、ロータ1の回転に伴って容積の拡大と縮小を繰
り返す。そして、リヤハウジング42壁面とサイドプレー
ト5側面には、それぞれ一対の吸入ポート52と吐出ポー
ト53,54が形成され、ロータ1の回転に伴って容積が拡
大するポンプ室Pに吸入ポート52により流体が吸入さ
れ、ロータ1の回転に伴って容積が縮小するポンプ室P
より吐出ポート53,54に流体を圧縮吐出させる。
ハウジング42の壁面に接し、他方の側面はフロントハウ
ジング41内に設けたサイドプレート5に接している.そ
して、ベーン2間には、ロータ1とカムリング3、およ
びサイドプレート5の側面とリヤハウジング42の壁面に
よってポンプ室Pが複数形成されている。これらポンプ
室Pは、ロータ1の回転に伴って容積の拡大と縮小を繰
り返す。そして、リヤハウジング42壁面とサイドプレー
ト5側面には、それぞれ一対の吸入ポート52と吐出ポー
ト53,54が形成され、ロータ1の回転に伴って容積が拡
大するポンプ室Pに吸入ポート52により流体が吸入さ
れ、ロータ1の回転に伴って容積が縮小するポンプ室P
より吐出ポート53,54に流体を圧縮吐出させる。
また、前記フロントハウジング41には、前記カムリン
グ3の上半周面に沿って一定間隔の弧状空間4aが形成さ
れ、フロントハウジング41の頂部に設けた流体供給口43
より流入した流体は、第2図の矢印で示すごとく、左右
に分岐して前記弧状空間4内を吸入ポート52方向へ流れ
る。そして前記カムリング3の外周に突出形成されたガ
イド壁31により左右に分流されて、カムリング3の両側
面に形成された図略の弧状凹部より吸入ポート52に吸入
される。
グ3の上半周面に沿って一定間隔の弧状空間4aが形成さ
れ、フロントハウジング41の頂部に設けた流体供給口43
より流入した流体は、第2図の矢印で示すごとく、左右
に分岐して前記弧状空間4内を吸入ポート52方向へ流れ
る。そして前記カムリング3の外周に突出形成されたガ
イド壁31により左右に分流されて、カムリング3の両側
面に形成された図略の弧状凹部より吸入ポート52に吸入
される。
また、フロントハウジング41側にある吐出ポート53,5
4は、フロントハウジング41内に設けられた後述の圧力
室60を介して、流量制御弁55に連通され、流量制御弁55
の公知の作用により流出流量を制御して、作動機器に送
出される。
4は、フロントハウジング41内に設けられた後述の圧力
室60を介して、流量制御弁55に連通され、流量制御弁55
の公知の作用により流出流量を制御して、作動機器に送
出される。
本発明の特徴である圧力室60の構造を第3図により説
明する。圧力室60は、全体がドーナツ状で、隔壁61a,61
bによって分割された第1圧力室62と第2圧力室63から
なり、第1圧力室62は一方の吐出ポート53と連通し、第
2圧力室63は他方の吐出ポート54と連通している。ま
た、隔壁61aには絞り孔64が形成され、この絞り孔64に
よって第1圧力室62と第2圧力室63が連通されている。
そして第2圧力室63から流量制御弁55と連通する流出口
65が開口している。これにより、前記圧力室60が、第1
圧力室62、第2圧力室63の順に、流出口65へ直列的に接
続されることとなる。
明する。圧力室60は、全体がドーナツ状で、隔壁61a,61
bによって分割された第1圧力室62と第2圧力室63から
なり、第1圧力室62は一方の吐出ポート53と連通し、第
2圧力室63は他方の吐出ポート54と連通している。ま
た、隔壁61aには絞り孔64が形成され、この絞り孔64に
よって第1圧力室62と第2圧力室63が連通されている。
そして第2圧力室63から流量制御弁55と連通する流出口
65が開口している。これにより、前記圧力室60が、第1
圧力室62、第2圧力室63の順に、流出口65へ直列的に接
続されることとなる。
次に、本実施例の作動について説明すると、ロータ1
の回転に伴ってポンプ室Pは、容積の拡大と縮小を繰り
返し、流体供給口43より流入した流体は容積が拡大する
ポンプ室Pに吸入ポート52より吸入され、容積が縮小す
るポンプ室Pより吐出ポート53,54を介して圧縮吐出さ
れる。吐出ポート53,54から吐出される圧力脈動が生じ
ている圧力流体は、それぞれ第1圧力室62及び第2圧力
室63内に流入する際、容積の増大による圧力低下作用で
脈動が低減される。さらに、第1圧力室62に吐出した圧
力流体は、隔壁61aに設けた絞り孔64を通過して第2圧
力室63に流入する際に脈動の位相がずらされる。そし
て、第2圧力室63に直接吐出した圧力流体との間に位相
差が生じ、これらの圧力流体が第2圧力室63内で合流す
る際に発生する脈動干渉作用により、さらに脈動が低減
される。この圧力脈動がほとんどなくなった圧力流体は
流出口65より流量制御弁55に吐出される。
の回転に伴ってポンプ室Pは、容積の拡大と縮小を繰り
返し、流体供給口43より流入した流体は容積が拡大する
ポンプ室Pに吸入ポート52より吸入され、容積が縮小す
るポンプ室Pより吐出ポート53,54を介して圧縮吐出さ
れる。吐出ポート53,54から吐出される圧力脈動が生じ
ている圧力流体は、それぞれ第1圧力室62及び第2圧力
室63内に流入する際、容積の増大による圧力低下作用で
脈動が低減される。さらに、第1圧力室62に吐出した圧
力流体は、隔壁61aに設けた絞り孔64を通過して第2圧
力室63に流入する際に脈動の位相がずらされる。そし
て、第2圧力室63に直接吐出した圧力流体との間に位相
差が生じ、これらの圧力流体が第2圧力室63内で合流す
る際に発生する脈動干渉作用により、さらに脈動が低減
される。この圧力脈動がほとんどなくなった圧力流体は
流出口65より流量制御弁55に吐出される。
このように、圧力室を隔壁61a,61bによって複数に分
割し、その分割した圧力室62,63に吐出ポート53,54を開
口させ、圧力室63に吐出流体の流出口65を開口させ、か
つ隔壁61aに絞り孔64を形成した構成にしたことによ
り、吐出ポート53,54から吐出する圧力脈動を有する圧
力流体は、それぞれの圧力室62,63内に流入する際に脈
動が低減されるとともに、一方の圧力流体が絞り孔64を
通過する際に脈動の位相がずらされて圧力流体の位相差
が生じ、これらの圧力流体を第2圧力室63内で合流する
際に干渉させることにより、さらに脈動低減作用が発生
して、圧力脈動が効果的に低減することができる。
割し、その分割した圧力室62,63に吐出ポート53,54を開
口させ、圧力室63に吐出流体の流出口65を開口させ、か
つ隔壁61aに絞り孔64を形成した構成にしたことによ
り、吐出ポート53,54から吐出する圧力脈動を有する圧
力流体は、それぞれの圧力室62,63内に流入する際に脈
動が低減されるとともに、一方の圧力流体が絞り孔64を
通過する際に脈動の位相がずらされて圧力流体の位相差
が生じ、これらの圧力流体を第2圧力室63内で合流する
際に干渉させることにより、さらに脈動低減作用が発生
して、圧力脈動が効果的に低減することができる。
なお、上記実施例では、圧力室60は2分割されている
が、さらに効果を上げるため圧力室60を4分割して1つ
置きの圧力室に吐出ポートが連通された構造にしてもよ
い。こうすることにより、圧力流体が複数の絞り通路の
作用を受けるとともに、複数回、合流されることとな
り、より効果的に脈動を低減できる。また隔壁に設けた
絞り孔の径及び個数を適切に設定することにより脈動低
減作用を調整することができるのはもちろんである。
が、さらに効果を上げるため圧力室60を4分割して1つ
置きの圧力室に吐出ポートが連通された構造にしてもよ
い。こうすることにより、圧力流体が複数の絞り通路の
作用を受けるとともに、複数回、合流されることとな
り、より効果的に脈動を低減できる。また隔壁に設けた
絞り孔の径及び個数を適切に設定することにより脈動低
減作用を調整することができるのはもちろんである。
<発明の効果> 以上述べたように本発明は、圧力室を隔壁によって複
数に分割し、その分割した圧力室を複数に分割し、その
分割した圧力室の複数に前記吐出ポートをそれぞれ開口
させ、圧力室の一つに吐出流体の流出口を開口させ、か
つ前記隔壁に絞り通路を形成することにより、複数の圧
力室を前記流出口へ直列的に接続した構成にしたことに
より、従来の圧力室内に流入する際の容積の拡大による
脈動低減作用に加えて、圧力室の一つに流入した圧力流
体が、隣合う圧力室へ向けて絞り通路を通過する際に脈
動の位相がずらされて、圧力室内で合流する際に生じる
干渉作用による脈動低減作用が生じるようにして、圧力
室の容積を大きくすることなく、大きな脈動低減作用を
得ることができる。また、圧力室の数を増やすことによ
り、より効果的に脈動低減作用を得ることができる。
数に分割し、その分割した圧力室を複数に分割し、その
分割した圧力室の複数に前記吐出ポートをそれぞれ開口
させ、圧力室の一つに吐出流体の流出口を開口させ、か
つ前記隔壁に絞り通路を形成することにより、複数の圧
力室を前記流出口へ直列的に接続した構成にしたことに
より、従来の圧力室内に流入する際の容積の拡大による
脈動低減作用に加えて、圧力室の一つに流入した圧力流
体が、隣合う圧力室へ向けて絞り通路を通過する際に脈
動の位相がずらされて、圧力室内で合流する際に生じる
干渉作用による脈動低減作用が生じるようにして、圧力
室の容積を大きくすることなく、大きな脈動低減作用を
得ることができる。また、圧力室の数を増やすことによ
り、より効果的に脈動低減作用を得ることができる。
第1図は本発明のベーンポンプの断面図、第2図は第1
図においてII−II線で断面した図、第3図は第1図にお
いてIII−III線で断面した図である。 1……ロータ、2……ベーン、3……カムリング、4…
…ポンプハウジング、52……吸入ポート、53,54……吐
出ポート、60……圧力室、61a,61b……隔壁、62……第
1圧力室、63……第2圧力室、64……絞り孔、P……ポ
ンプ室。
図においてII−II線で断面した図、第3図は第1図にお
いてIII−III線で断面した図である。 1……ロータ、2……ベーン、3……カムリング、4…
…ポンプハウジング、52……吸入ポート、53,54……吐
出ポート、60……圧力室、61a,61b……隔壁、62……第
1圧力室、63……第2圧力室、64……絞り孔、P……ポ
ンプ室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−26194(JP,A) 実開 昭57−152485(JP,U) 実開 昭58−114888(JP,U) 実開 昭59−148493(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04C 2/30 - 2/352
Claims (1)
- 【請求項1】ロータ外周に設けたベーンにより、カムリ
ングの内周空間を区画してポンプ室となし、前記ロータ
の回転に伴い容積が拡大するポンプ室内へ複数の吸入ポ
ートより流体を吸入するとともに、前記ロータの回転に
伴い容積が縮小するポンプ室より複数の吐出ポートを介
して流体を圧縮吐出して、ポンプハウジング内に形成さ
れた圧力室を経て吐出流体を流出するベーンポンプにお
いて、前記圧力室を隔壁によって複数に分割し、その分
割した圧力室の複数に前記吐出ポートをそれぞれ開口さ
せ、前記圧力室の一つに吐出流体の流出口を開口させ、
かつ前記隔壁に絞り通路を形成することにより、複数の
圧力室を前記流出口へ直列的に接続したことを特徴とす
るベーンポンプ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2274292A JP2963519B2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | ベーンポンプ |
KR1019910015890A KR920008350A (ko) | 1990-10-11 | 1991-09-12 | 베인펌프 |
US07/772,884 US5201878A (en) | 1990-10-11 | 1991-10-08 | Vane pump with pressure chambers at the outlet to reduce noise |
EP91117234A EP0481347A1 (en) | 1990-10-11 | 1991-10-09 | Vane pump |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2274292A JP2963519B2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | ベーンポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04148092A JPH04148092A (ja) | 1992-05-21 |
JP2963519B2 true JP2963519B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=17539615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2274292A Expired - Fee Related JP2963519B2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | ベーンポンプ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5201878A (ja) |
EP (1) | EP0481347A1 (ja) |
JP (1) | JP2963519B2 (ja) |
KR (1) | KR920008350A (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0758716B1 (de) * | 1995-08-14 | 2003-12-10 | LuK Fahrzeug-Hydraulik GmbH & Co. KG | Flügelzellenpumpe |
JPH0979156A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-03-25 | Seiko Seiki Co Ltd | 気体圧縮機 |
US6872065B1 (en) | 1996-09-06 | 2005-03-29 | Seiko Seiki Kabushiki Kaisha | Vane gas compressor having two discharge passages with the same length |
US6158983A (en) * | 1997-04-24 | 2000-12-12 | Trw Inc. | Pump having muffler for attenuating noise |
DE19918393B4 (de) | 1998-05-04 | 2013-12-05 | Ixetic Hückeswagen Gmbh | Hydraulische Fördereinrichtung |
US6287094B1 (en) | 1999-08-26 | 2001-09-11 | Ford Global Technologies, Inc. | Inlet tube diffuser element for a hydraulic pump |
DE10027990A1 (de) | 2000-06-08 | 2001-12-20 | Luk Fahrzeug Hydraulik | Pumpe |
JP2002021748A (ja) | 2000-06-30 | 2002-01-23 | Showa Corp | ベーンポンプ |
JP3744349B2 (ja) * | 2000-11-27 | 2006-02-08 | 豊田工機株式会社 | ポンプ装置 |
US6899528B2 (en) * | 2002-09-03 | 2005-05-31 | Visteon Global Technologies, Inc. | Power steering pump |
JP2005146994A (ja) * | 2003-11-17 | 2005-06-09 | Hitachi Ltd | オイルポンプ |
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