JPS5968590A

JPS5968590A - ロ−タリ圧縮機の消音構造

Info

Publication number: JPS5968590A
Application number: JP17842982A
Authority: JP
Inventors: Masayasu Sudo; 須藤　正庸; Minoru Ooki; 大木　年
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1982-10-13
Filing date: 1982-10-13
Publication date: 1984-04-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、ロータリ圧縮機の消音構造に関するものであ
り、運転中の騒音を静粛にせんがためになされたもので
ある。

従来のロータリ圧縮機の消音構造を第１図により説明す
る。１はケースであり、電動要素を上部に圧縮機要素を
下部に収納している。２はシリンダであり、ケース１に
固定しである。３は上部軸受、４は下部軸受けであり、
シリンダ２の上面及び下面に固定しである。５はクラン
ク軸であり、上部軸受３及び下部軸受４で支持されてい
る。６はローラであり、クランク軸５に嵌合している。

７はベーンであり、シリンダ２とローラ６て形成される
空間を圧縮室と吸込室に仕切っている。８は吐出孔であ
り、下部軸受４に設けられて圧縮室に続なかっている。

９は吐出弁、１０は弁受けてあり、下部軸受４に固着し
である。１１は吐出カバーであり、下部軸受４の下に外
周を圧入しておおいかぶせである。■２は消音室であり
吐出カバーと下部軸受４とてかこまれた空間である。１
３は吐出通路であり、下部軸受４、シリンダ２、上部軸
、受３を貫通した小孔である。

このように構成した従来のロータリ圧縮機では吐出ガス
が吐出弁９を押し開いて吐出孔８から流出するときに吐
出ガス流出音や吐出弁９の振動音或は弁受けとの衝撃音
が発生し、消音室１２内は非常に大きな音圧となってい
る。そのため、吐出通路１３からケースＪ内の空間に大
きな音圧が放出される。従来の構造における消音作用の
働きは、吐出通路１３の絞りによる減音のみである。従
って吐出通路１３からの放用音を小さくするには、通路
径を絞ることも有効であるが、これは、通路損失の増大
をまねき圧縮性能を低下させるため実用的でない。

また、吐出カバー１１が絞り加工であるため薄板で成形
されており、剛性が弱く吐出消音室１２内の音が透過し
やすい（遮音性能が悪い）構造であった０このように従来のロークリ圧縮機の消音構造では、消音
性能及び遮音性能が不充分なため騒音が大きいという欠
点を有していた。

本発明の目的は、上述のごとき吐出通路から放出される
騒音の消音並びに吐出カバーから透過する騒音の遮音性
能を向上し、ロータリ圧縮機の運転騒音を静粛にせんが
ためになされたものである。

すなわち、下部軸受の外周ケ≠≠ｍにリブを設け、円形
の平板を下部軸受の下方に固着し、平板とリブで書会噌
寺拡張室を形成するようにしたものである。

以下本発明の一実施例を第２図及び第３図により説明す
る（従来と同一符号は同一物を示す）。

１４は下部軸受、１５は軸受ボス部でありシリンダ２に
固着しである。Ｊ６−１は外周りブてあり、下部軸受１
４の外周に沿って設けである。１６−２は、放射リブで
あり、下部軸受１４の軸受ボス部１５と外周りブを結ぶ
ように設けである。１７は連通孔であり、放射リブ１６
−２の端面に設けである。１８は吐出カバであり、下部
軸受１４に取付けられている。１９はネジ穴、２０は取
付穴であり、吐出カバ１８を下部軸受１４に取付けるた
めに設けられている。２１は弁溝であり、吐出弁９と弁
受１０が取付けられている。２２は取付穴であり、下部
軸受１４をシリンダ２に取付けるための穴である。２３
及び２４は消音室であり、下部軸受１４と吐出カバ１８
によってかこまれた空間部である。

このように構成された本考案のロータリ圧縮機では、下
部軸受１４に設けた外周りブ１６−１及び放射リブ１６
−２と吐出カバ１８によってかこまれた空間部が消音室
となり、連通孔１７が消音室を結ぶ絞り通路を形成する
。従って、吐出弁９などによって発生した騒音は、消音
室２３から連通孔１７で絞られた後、消音室２４で拡張
し、再び吐出通路１３によって絞られるため、拡張と縮
少の繰返しによって消音される。放射リブ１６−２を騒
音の低減量に応じて更に多くすれば多段拡張形消音器構
造となり、大幅な低減効果を有するめに板厚を増すこと
が容易である。そのため、消音室　　　　　”＋ら吐出
カバ１７を透過する騒音の低減も可能となり、ロークリ
圧縮機の運転騒音が大幅に低減されるという利点を有す
る。

以上説明のごとく、本発明によれば、吐出弁部から発生
する騒音の消音及び遮音性能を大幅に向上することがで
きるので、運転騒音の静粛なロータリ圧縮機を提供する
ことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のロークリ圧縮機の一部断面図、第２図
は、本考案の実施例における圧縮機の一部１・・・ケー
ス、２・　シリンダ、３・・上部軸受、４１４・・・下
部軸受、５・・・クランク軸、６・・・ローラ、消音室
、１３・・吐出通路、１５・・軸受ボス部、１６−１・
・・外周りブ、１６−２・・放射リブ、１７・・・連通
孔、１９・・・ネジ穴、２０．２２・・・取付穴。第１図第　２　図第３図

Claims

【特許請求の範囲】吐出弁（９）を固着し、シリンダ（２）に係止される下
部軸受（１４）に外周りブ（１６”ｌ）番婬≠唯≠４　
　　　　　　　、　・とネジ穴（１９）を設け、当該下部軸受（１４）の下方
に取付穴（２０）を有する平板状の吐出カバ（１８）を
係止し、ｍ消音室（２３，２４）を形成したことを特徴
とするロータリ圧縮機の消音構造。