JP2962048B2 - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置

Info

Publication number
JP2962048B2
JP2962048B2 JP15194392A JP15194392A JP2962048B2 JP 2962048 B2 JP2962048 B2 JP 2962048B2 JP 15194392 A JP15194392 A JP 15194392A JP 15194392 A JP15194392 A JP 15194392A JP 2962048 B2 JP2962048 B2 JP 2962048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
processing
transaction
card
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15194392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05342451A (ja
Inventor
康子 柴田
和弘 阿久津
潔貴 粟津
節男 津久井
美晴 日向
浩一 金元
一夫 高久
隆浩 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP15194392A priority Critical patent/JP2962048B2/ja
Priority to EP93304494A priority patent/EP0574254B1/en
Priority to DE69331889T priority patent/DE69331889T2/de
Publication of JPH05342451A publication Critical patent/JPH05342451A/ja
Priority to US08/826,040 priority patent/US5880444A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2962048B2 publication Critical patent/JP2962048B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/023Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/201Accessories of ATMs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現金自動取引装置に関
し、特に顧客の操作性を向上させ、取引処理の高速化を
可能ならしめる技術に関する。
【0002】近年、銀行等の金融機関において、人手を
介さずに取引を可能ならしめる現金自動取引装置が開発
され、実用に供されている。かかる現金自動取引装置で
は、顧客が装置に対向し、表示されるガイダンス等に従
って操作を行うことにより所定の情報を入力し、所望の
取引を行うようになっている。
【0003】ところで、かかる現金自動取引装置を利用
する顧客は、一定時期や一定時間帯に集中する傾向があ
る。従って、顧客サービスの向上という観点からも1つ
の取引に要する時間を短縮し、取引をスピーディに行う
ことが望まれている。
【0004】
【従来の技術】従来、現金自動取引装置は、顧客インタ
フェースとして、ディスプレイ装置と、該ディスプレイ
装置の画面上に配置された例えば透明スイッチで成るタ
ッチパネルを有している。そして、ディスプレイ装置の
画面にメッセージとキーを表示し、顧客に情報の入力
(選択)等を促すようになっている。
【0005】ところで、1つの取引に際して顧客が入力
すべき情報は複数あるので、画面表示を切り換えながら
異なるメッセージ及びキーを表示し、必要な情報の入力
を促しながら取引処理遂行するようになっている。
【0006】例えば、先ずカードの挿入を促すカード挿
入画面、通帳の挿入を促す通帳挿入画面、暗証番号の入
力を促す暗証入力画面、金額の入力を促す取引金額入力
画面、或いは取引金額の確認を促す金額確認画面等を次
々に表示しながら取引処理を行う。
【0007】従って、ディスプレイ装置の画面表示の切
換に時間がかかり、結果として取引に時間がかかるとい
う欠点があった。
【0008】また、上記各画面は、取引処理の進行に則
して予め定められた順番に従って表示されるようになっ
ている。例えば、カード挿入、通帳挿入、暗証番号入
力、取引金額入力等の各画面が順番に表示される。従っ
て、挿入又は入力等の操作のタイミングを間違うとやり
直しが必要となり、取引に時間がかかる要因の1つにな
っていた。
【0009】さらに、画面上で操作を促すメッセージを
表示する位置が固定されていないので、顧客はメッセー
ジを探すことになり、次に行うべき操作を認識するのに
時間がかかり、これも取引に時間がかかる要因の1つに
なっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、操作性を向上せしめ、取引時間
を短縮できる現金自動取引装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の現金自動取引装
置は、上記目的を達成するために、図1原理図にしめす
ように、情報を表示するディスプレイ装置41と、該デ
ィスプレイ装置41の表示面に重ねて設けられ、タッチ
することにより当該タッチ位置に係る情報を発生する入
力装置42とを有し、該入力装置42からの入力される
情報に応じて取引処理を行う現金自動取引装置におい
て、前記ディスプレイ装置41の一画面に、操作を促す
複数のメッセージと、操作を行うために必要な情報を入
力する為の入力キーを表示する表示制御手段11と、該
表示制御手段11により前記ディスプレイ装置41の画
面に表示された前記入力キーに対応する、前記入力装置
42の位置にタッチすることにより情報の入力制御を行
う入力制御手段12と、該入力制御手段12により入力
された情報に基づき取引処理を行う処理手段10とを具
備し、前記表示制御手段11は、選択された取引処理の
開始時に、前記一画面上の固定された領域に操作を促す
メッセージを表示するとともに、少なくとも複数段階の
入力操作に対して共通して使用され得る全ての入力キー
を表示させ、選択された取引処理についての必要な入力
操作が完了するまで、操作を促すメッセージは固定され
た表示領域に表示させるとともに、前記複数の操作に共
通して使用され得る全ての入力キーを、常に表示させる
よう制御することを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明は、まず特定の取引が選択された時点
で、メッセージと、各入力段階で共通して使用され得る
共通の入力キーを一つの画面に表示させ、入力操作によ
って取引処理が進行しても、取引処理に必要な入力操作
が完了するまで、この画面そのものは切り替えず、メッ
セージについては必ず固定された表示領域に表示して行
き、共通の入力キーについては常に固定表示させておく
ようにしたものである。
【0013】これにより、メッセージの表示位置が同
じなので、視点移動が少ない、選択された取引処理の
開始時から入力操作の完了時まで、常にキーの位置を把
握しておくことが可能であり、入力時にもたつくことが
ないしかも、複数の段階で使用され得る共有キーを設
けることにより、顧客が把握しておくキーの数を減ら
し、この点からも視点移動を軽減できる。 すなわち、顧
客の操作性を視覚的な見地から向上させることが可能と
なる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の現金自動取引装置の実施例に
つき図面を参照しながら説明する。なお、図1と同一又
は相当部分には同一符号を付して説明する。
【0015】図2は、本発明に係る現金自動取引装置の
実施例の構成を示すブロック図である。以下の各実施例
では、図2に示す構成が共通に使用される。
【0016】図において、10は主制御部であり、本現
金自動取引装置の全体を制御するものである。この主制
御部10としては、例えば、マイクロプロセッサ、リー
ドオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ
(RAM)等を含む処理装置が用いられる。
【0017】この主制御部10には、カード処理部(C
IP)20、通帳処理部(PPR)30、顧客操作部
(UOP)40、管理操作部(MOP)50、紙幣処理
部(BRU)60及び硬貨処理部(CRU)70が接続
されるようになっている。
【0018】カード処理部20は、カードリーダ/ライ
タ部21、カードエンボス読取部22、プリンタ部23
及び制御部24から構成される。このカード処理部20
は、当該現金取引装置が取り扱う各種カードの処理を行
うものである。
【0019】カードリーダ/ライタ部21は、JISカ
ード、ISOカード、振込カード(紙カード)、ICカ
ード等の各種カードに記憶されているデータを読み取
り、また、これら各種カードに所定のデータを書き込む
ものである。これら各種カードに記憶されたデータは取
引処理に使用される。
【0020】カードエンボス読取部22は、カードに形
成されている突起文字をイメージとして読み取るもので
ある。このカードエンボス読取部22で読み取られたデ
ータも取引処理に使用される。
【0021】プリンタ部23は、取引結果を示すレシー
トや取引経過を記録するジャーナル印刷を行うものであ
る。
【0022】制御部24は、上記カードリーダ/ライタ
部21、カードエンボス読取部22及びプリンタ部23
を制御してそれぞれ所定の機能を発揮させるとともに、
主制御部10との間のデータの送受を制御するものであ
る。
【0023】上記通帳処理部30は、通帳磁気ストライ
プリーダ/ライタ部31、通帳プリンタ部32及び制御
部33から構成される。この通帳処理部30は、当該現
金取引装置が取り扱う通帳の処理を行うものである。
【0024】通帳磁気ストライプリーダ/ライタ部31
は、通帳に設けられた磁気ストライプに記録された情報
を読み取り、取引処理に供するものである。また、この
通帳磁気ストライプリーダ/ライタ部31は、取引処理
の結果に係る処置の情報を、上記磁気ストライプに記録
するためにも使用される。
【0025】通帳プリンタ部32は、取引結果を通帳に
印字するものである。制御部33は、上記通帳磁気スト
ライプリーダ/ライタ部31及び通帳プリンタ部32を
制御してそれぞれ所定の機能を発揮させるとともに、主
制御部10との間のデータの送受を制御するものであ
る。
【0026】上記顧客操作部40は、カラーディスプレ
イ装置41、タッチキーボード42及び制御部43から
構成される。この顧客操作部40は、当該現金自動取引
装置を操作して取引を行う顧客が操作するものである。
【0027】カラーディスプレイ装置41は、顧客の操
作をガイドする種々のメッセージや入力すべき情報を
「入力キー」として表示するものである。このカラーデ
ィスプレイ装置41に表示されるメッセージや入力キー
の詳細については後述する。
【0028】タッチキーボード42は、例えばマトリッ
クス状に配置された透明スイッチで構成されるものであ
る。このタッチキーボード42は、カラーディスプレイ
装置41の表示画面上に密着して載置される。そして、
このタッチキーボード42の表面を例えば指で押圧する
ことにより、当該押圧位置を示す位置情報が出力される
ようになっている。
【0029】このタッチキーボード42が出力する位置
情報は、上記カラーディスプレイ装置41の画面上の入
力キーが表示された位置情報と比較されることにより、
入力キーの押下(タッチ)の有無が判断されるようにな
っている。
【0030】制御部43は、上記ディスプレイ装置41
及びタッチキーボード42を制御してそれぞれ所定の機
能を発揮させるとともに、主制御部10との間のデータ
の送受を制御するものである。
【0031】上記管理操作部50は、液晶ディスプレイ
装置51、キーボード52及び制御部53から構成され
ている。この管理操作部50は、当該現金自動取引装置
を保守する保守員が操作するものである。
【0032】液晶ディスプレイ装置51は、当該現金自
動取引装置の各種状態を表示するとともに、保守員に対
するメッセージを表示するものである。
【0033】キーボード52は、保守員が当該現金自動
取引装置に対し、所定の情報を入力するものである。
【0034】制御部53は、上記液晶ディスプレイ装置
51及びキーボード52を制御してそれぞれ所定の機能
を発揮させるとともに、主制御部10との間のデータの
送受を制御するものである。
【0035】保守員は、上記液晶ディスプレイ装置51
に表示された内容に応じて上記キーボード52を操作
し、各種保守作業を実行することになる。
【0036】上記紙幣処理部60は、複数のスタッカ6
1 〜613 、紙幣カセット62及び制御部63により
構成されている。この紙幣処理部60は、預金取引時の
紙幣のスタック及び支払取引時の紙幣の払出し等の処理
を行うものである。
【0037】上記スタッカ611 〜613 は、紙幣の種
類に応じてFスタッカ611 、Mスタッカ612 及びR
スタッカ613 の3種類が用意されている。預金や振込
等により図示しない現金投入口から投入された紙幣は、
その種類毎に分類されて、上記Fスタッカ611 、Mス
タッカ612 及びRスタッカ613 のいずれかにスタッ
クされるようになっている。
【0038】また、支払取引の場合は、上記Fスタッカ
611 、Mスタッカ612 及びRスタッカ613 にスタ
ックされた紙幣が、支払金額及び金種に応じて必要枚数
だけ取り出され、図示しない現金排出口から排出される
ようになっている。
【0039】紙幣カセット62は、当該現金自動取引装
置に投入する紙幣を収納するものである。この紙幣カセ
ット62は、当該現金自動取引装置を稼働させるに先立
って、保守員により該現金自動取引装置に装着される。
【0040】この紙幣カセット62に収納された紙幣
は、必要に応じて上記Fスタッカ61 1 、Mスタッカ6
2 及びRスタッカ613 にロードされ、取引処理に使
用されることになる。
【0041】制御部63は、上記スタッカ611 〜61
3 及び紙幣カセット62を制御してそれぞれ所定の機能
を発揮させるとともに、主制御部10との間のデータの
送受を制御するものである。
【0042】上記硬貨処理部70は、複数のスタッカ7
1 〜716 、オーバフロースタッカ72、硬貨カセッ
ト73及び制御部74により構成されている。この硬貨
処理部70は、預金取引時の硬貨のスタック及び支払取
引時の硬貨の払出し等の処理を行うものである。
【0043】上記スタッカ711 〜716 は、硬貨の種
類に応じて一円スタッカ711 、5五円スタッカ7
2 、十円スタッカ713 、五十円スタッカ714 、百
円スタッカ715 及び五百円スタッカ716 の6種類が
用意されている。預金や振込等により図示しない現金投
入口から投入された硬貨は、その種類毎に分類されて、
上記一円スタッカ711 、5五円スタッカ712 、十円
スタッカ713 、五十円スタッカ714 、百円スタッカ
715 及び五百円スタッカ716 のいずれかにスタック
されるようになっている。
【0044】また、支払取引の場合は、上記一円スタッ
カ711 、5五円スタッカ712 、十円スタッカ7
3 、五十円スタッカ714 、百円スタッカ715 及び
五百円スタッカ716 にスタックされた硬貨が、支払金
額及び金種に応じて必要枚数だけ取り出され、図示しな
い現金排出口から排出されるようになっている。
【0045】オーバフロースタッカ72は、上記一円ス
タッカ711 、5五円スタッカ71 2 、十円スタッカ7
3 、五十円スタッカ714 、百円スタッカ715 又は
五百円スタッカ716 のいずれかに収容できなくなった
硬貨を収容するものである。
【0046】硬貨カセット71は、当該現金自動取引装
置に投入する紙幣を収納するものである。この硬貨カセ
ット71は、当該現金自動取引装置を稼働させるに先立
って、保守員により該現金自動取引装置に装着される。
【0047】この硬貨カセット73に収納された硬貨
は、必要に応じて上記一円スタッカ711 、5五円スタ
ッカ712 、十円スタッカ713 、五十円スタッカ71
4 、百円スタッカ715 又は五百円スタッカ716 にロ
ードされ、取引処理に使用されることになる。
【0048】制御部74は、上記スタッカ711 〜70
6 、オーバフロースタッカ72及び硬貨カセット73を
制御してそれぞれ所定の機能を発揮させるとともに、主
制御部10との間のデータの送受を制御するものであ
る。
【0049】次に、上記の構成において、各実施例の動
作につき図面を参照しながら詳細に説明する。
【0050】図4は、当該現金自動取引装置の初期状態
において、顧客操作部40のカラーディスプレイ装置4
1に表示される取引選択画面の一例である。図におい
て、二重枠で囲った「預金」、「支払」、「通帳記
入」、「残高照会」、「振込」及び「振替」は、入力キ
ーを構成する部分である。即ち、各二重枠で囲った部分
のタッチキーボード42にタッチ(以下、「押下」とい
うこともある)することにより、その旨の信号が主制御
部10に送出され、後述する所定の処理が行われるよう
になっている。
【0051】なお、以下の図面の説明では、二重枠で囲
った部分は入力キーとして動作する部分であるものとし
て説明する。
【0052】(1)第1の実施例(出金取引) 図3は、第1の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【0053】取引選択画面(図4参照)で「支払」キー
が押下されると、例えば図5に示す出金取引画面が表示
される。
【0054】図5において、二重枠で囲まれた「取
消」、「訂正」、「確認」、「万」、「千」、「円」及
び2組の「0」〜「9」のテンキーの各表示部分は、入
力キーとして形成されている部分である。メッセージ表
示欄は、操作を促すメッセージが表示される部分であ
る。
【0055】また、暗証番号の丸印は、図中左側のテン
キーを用いて入力された暗証番号の桁位置、つまり当該
桁への入力の有無を表示するものである。また、取引金
額の部分は、図中右側のテンキーにより入力された金額
が表示される部分である。
【0056】出金取引画面の初期状態においては、メッ
セージ表示欄には、図6(A)に示すメッセージが表示
される。この状態においては、顧客は、カードの挿入、
通帳の挿入、暗証番号の入力又は取引金額の任意の操作
を行うことができる。即ち、入力する情報の順番は任意
である。
【0057】かかる出金取引画面が表示された状態にお
いて、カードの挿入若しくは通帳の挿入又は上記入力キ
ーのいずれかの押下が検出されると、図3に示すフロー
チャートに従った動作が行われる。
【0058】即ち、先ず、イベントが発生したか否かが
調べられる(ステップS10)。ここでイベントは、カ
ード処理部20でカードの挿入が検出されることによ
り、又は通帳処理部30で通帳の挿入が検出されること
により、あるいはカラーディスプレイ装置41の表示画
面上のいずれかの入力キーが押下されたことが検出され
ることにより発生するものである。
【0059】ここでイベントが発生されたことが検出さ
れると、イベントの種類に対応した処理が行われる(ス
テップS11)。
【0060】即ち、カード処理部20にカードが挿入さ
れたことが検出されると、カード処理が行われる(ステ
ップS12)。このカード処理は、例えばカードに設け
られている磁気ストライプに記憶されている情報を読み
出す処理である。また、通帳処理部30に通帳が挿入さ
れたことが検出されると、通帳処理が行われる(ステッ
プS13)。この通帳処理は、例えば通帳に設けられて
いる磁気ストライプに記憶されている情報を読み出す処
理である。
【0061】図5中の左側のテンキーが押下されたこと
が検出されると、暗証番号入力処理が行われる(ステッ
プS14)。これは、テンキーで入力された4桁の番号
を暗証番号として入力する処理である。
【0062】図5中の右側のテンキーが押下されたこと
が検出されると、取引金額入力処理が行われる(ステッ
プS15)。この取引金額の入力操作は、「円」キーの
押下により完了する。また、この「円」キーの押下によ
り紙幣処理部60及び硬貨処理部70に対し、先行計数
依頼を発する。この先行計数依頼とは、出金取引に必要
な全ての情報が入力されたか否かに拘わらず、指定され
た取引金額を計数し、出金準備をする処理である。
【0063】この先行計数依頼機能により、機械的動作
を伴う紙幣又は硬貨の計数と、他の処理とを並行して行
うことができ、全体としての処理の高速化が図れるもの
となっている。
【0064】また、図5中の「訂正」、「取消」又は
「確認」キーが押下されたことが検出されると、訂正/
取消/確認キー処理が行われる(ステップS16)。
【0065】即ち、訂正キーが押下されたことが検出さ
れると、既入力値をクリアし、例えば図7(H)に示す
ようなメッセージを表示して暗証番号又は取引金額の再
入力を促す。取消キーが押下されたことが検出される
と、カード及び通帳を返却し、取引処理を終了する。
【0066】確認キーが押下されたことが検出される
と、後述するように、処理が続行される。この確認キー
は、取引処理の当初から操作可能にしても良いが、カー
ド、暗証番号及び取引金額が入力された後に操作可能と
なるように構成しても良い。
【0067】一方、上記ステップS10でイベント発生
でないことが判断されると、該ステップS11の各処理
はスキップされる。
【0068】次いで、挿入・入力の一次タイムオーバが
発生したか否かが調べられる(ステップS17)。即
ち、メッセージで指示した全ての操作が完了しない状態
で一定時間が経過したか否かが調べられる。ここで、一
次タイムオーバであることが判断されると処理2が実行
される(ステップS18)。
【0069】この処理2は、未だなされていない操作に
対する補助メッセージを出力する処理である。例えば暗
証番号の入力が先に行われ、その後一定時間を経過して
も取引金額の入力が行われない場合は、図6(D)に示
すメッセージが表示され、取引金額の入力を促す。
【0070】また、例えば取引金額の入力が先に行わ
れ、その後一定時間を経過しても暗証番号の入力が行わ
れない場合は、図6(E)に示すメッセージが表示さ
れ、暗証番号の入力を促す。
【0071】さらに、タッチキーボード42によるいず
れかの入力が有り、その後一定時間を経過してもカード
の挿入がないときは、カードの挿入を促すメッセージを
表示する。なお、通帳はなくても出金取引は可能である
ので、通帳の未挿入に対する補助メッセージは表示され
ない。
【0072】上記ステップS17で一次タイムオーバが
ないことが判断され、又は上記ステップS18の処理が
終了すると、挿入・入力の二次タイムオーバが発生した
か否かが調べられる(ステップS19)。即ち、上記一
次タイムオーバが検出されたのち、更に所定時間が経過
したか否かが調べられる。
【0073】ここで、二次タイムオーバであることが判
断されると処理3が実行される(ステップS20)。こ
の処理3は、顧客媒体であるカード及び通帳を返却する
処理である。この返却処理が終了するとこの出金取引処
理を終了する。
【0074】上記ステップS19で二次タイムオーバが
ないことが判断されると、確認キーが押下されたか否か
が調べられる(ステップS21)。そして、確認キーが
押下されていないことが判断されるとステップS10へ
戻り、上述した一連の動作が繰り返される。
【0075】一方、確認キーが押下されたことが判断さ
れると、入力不備の有無が調べられる(ステップS2
2)。即ち、カードが挿入されたか否か、又は暗証番号
若しくは取引金額の入力があったか否かが調べられる。
【0076】ここで、入力不備があったことが判断され
ると、処理4が実行される(ステップS23)。この処
理4は、カードの挿入がなされていない、又は暗証番号
若しくは取引金額が未だ入力されていない場合は、その
旨のメッセージを表示してカードの挿入又は暗証番号若
しくは取引金額の入力を促す処理である。例えば、カー
ド未挿入の場合は、図7(F)に示すようなメッセージ
が表示され、カードの挿入が促される。
【0077】上記ステップS22で入力不備がないこと
が判断されると通信処理が行われる(ステップS2
4)。即ち、上記までの各ステップで入力された情報又
はカード若しくは通帳から読み取られた情報に基づきホ
スト装置との間で通信を行い、当該取引の妥当性がホス
ト装置においてチェックされる。そして、そのチェック
結果は、現金自動取引装置に通知される。
【0078】現金自動取引装置では、ホスト装置からの
通知を受け取り、出金が可能であるか否かを調べる(ス
テップS25)。ここで、出金可能でないことが判断さ
れると処理5が行われる(ステップS26)。この処理
5は、出金拒否のメッセージを表示する処理である。
【0079】出金拒否の原因が暗証番号の間違いにある
時は、例えば図6(B)に示すメッセージが表示され
る。出金拒否の原因が残高不足にある時は、例えば図6
(C)に示すメッセージが表示される。その後、ステッ
プS10へ戻り、上述したと同様の処理が行われる。
【0080】一方、ステップS25で出金可能であるこ
とが判断されると、出金処理が行われる(ステップS2
7)。即ち、通帳処理部30の通帳プリンタ32を駆動
して通帳への印字を行う。また、カード処理部20のプ
リンタ部23を駆動してレシート及びジャーナルの印字
を行う。さらに、紙幣処理部60及び硬貨処理部70を
駆動して現金の放出を行う。そして、カード、通帳を排
出し、一連の出金取引処理を終了する。
【0081】以上説明したように、この実施例によれ
ば、図5に示す1つの画面で、出金取引におけるカード
処理、通帳処理、暗証番号入力処理、取引金額入力処
理、更には訂正/取消/確認キー処理の各処理を行うこ
とができるので、画面表示の切換を行う必要がなく、迅
速な取引処理が行えるものとなっている。
【0082】また、上記各処理の順番は任意であり、顧
客を拘束することがないので操作性に優れたものとなっ
ている。
【0083】さらに、上記各処理は同時並行処理が行わ
れるので、迅速な処理が実現できるものとなっている。
【0084】(2)第2の実施例(出金取引) 次に、第2の実施例につき、図8のフローチャートを参
照しながら説明する。この実施例は、ホスト装置との間
の通信を行うタイミングを行う以外は、上記第1の実施
例と略同様である。
【0085】図4の取引選択画面で「支払」が押下され
ると、図5に示す出金取引画面が表示され、本処理ルー
チンがコールされる。
【0086】先ず、イベント発生の有無が調べられ(ス
テップS30)、イベントが発生したことが判断される
と、処理1が実行される(ステップS31)。この処理
1で行う内容で、上記第1の実施例と異なる点は、カー
ド処理(ステップS32)、通帳処理(ステップS3
3)、暗証番号入力処理(ステップS34)及び取引金
額入力処理(ステップS35)の各処理の後、通信処理
(ステップS38)が行われる点である。
【0087】即ち、カードの磁気ストライプを読み取っ
た後、通帳の磁気ストライプを読み取った後、暗証番号
の入力後、又は取引金額の入力後、これらの得られたデ
ータをホスト装置に送信する。ホスト装置ではこれらの
データの妥当性をチェックし、結果を返信する。ホスト
装置からの返信データの受信は、通信処理(ステップS
37)で行われる。
【0088】次いで、取消キーの押下があったか否かが
調べられる(ステップS39)。そして、取消キーの押
下があったことが判断されると、ステップS44へ分岐
し、通信処理を行う。ここで行う通信処理は、先に送信
したカードの磁気ストライプのデータ、通帳の磁気スト
ライプのデータ、暗証番号又は取引金額のキャンセルを
通知する処理である。そして、該出金処理を終了する。
【0089】一方、取消キーの押下がないことが判断さ
れると、上記第1の実施例の場合と同様に、一次タイム
オーバであるか否かを調べ(ステップS40)、タイム
オーバであることが判断されると、上述した処理2を実
行し(ステップS41)、次いで、二次タイムオーバで
あるか否かを調べ(ステップS42)、タイムオーバで
あることが判断されると、処理3を実行する(ステップ
S43)。
【0090】ここで、一次、二次のタイムオーバでない
ことが判断されると、出金の可否が調べられる(ステッ
プS45)。これは、上記ステップS37の通信処理で
受信したデータを調べることにより行われる。
【0091】そして、出金不可であることが判断される
と、その原因をメッセージで表示し、顧客に知らせる。
例えば、暗証番号が違う場合は、図6(B)のメッセー
ジが表示され、入力金額が不当である場合は、図6
(C)のメッセージが表示されることになる。
【0092】一方、出金可能であることが判断される
と、確認キーが押下されたか否かが調べられ(ステップ
S47)、押下されていない事が判断されると、ステッ
プS30へ戻って上述したと同様の処理を繰り返しなが
ら確認キーが押下されるのを待つ。
【0093】そして、確認キーが押下されたことが判断
されると、上記第1の実施例で説明したと同様の出金処
理を行い(ステップS48)、一連の出金取引処理を終
了する。
【0094】このように、この実施例によれば、ホスト
装置で確認すべきデータが発生した時点で直ちにホスト
装置との通信処理を行い、その妥当性を確認するように
したので、比較的長時間を要する通信処理と、顧客の操
作を並行して行うことができ、取引処理全体の時間を短
縮できるものとなっている。
【0095】また、顧客が確認キーを押下する時点で
は、入力データの妥当性は既に確認されている場合が多
いので、その時点では出金可能であるか否かが判明して
いる。従って、顧客が確認キーを押下すると直ちに出金
処理を行うことができ、顧客を待たせることがなくサー
ビス性の向上を図れるものとなっている。
【0096】(3)第3の実施例(出金取引) 次に、第3の実施例につき、図9のフローチャートを参
照しながら説明する。
【0097】この実施例は、図10に示すカラーディス
プレイ装置41の画面上に表示される出金取引画面のテ
ンキーを1組(図5に示す第1の実施例では2組)にし
たことを除けば、上記第1の実施例と略同様である。従
って、図3に示した第1の実施例の動作フローと同様の
処理ステップには同一の符号を付し、説明は省略する。
【0098】図10において、「暗証番号」及び「取引
金額」は、図5に示す場合と異なり、入力キーを構成し
ている。また、テンキーは、1組(「0」〜「9」)だ
けが入力キーとして用意されている。
【0099】図4の取引選択画面で「支払」が押下され
ると、図10に示す出金取引画面が表示され、メッセー
ジ表示部には図11(A)に示すメッセージが表示され
る。この状態で、カード/通帳挿入待ち、暗証番号キー
押下待ち、取引金額押下待ち及び取消/訂正/確認キー
押下待ちの状態となる。
【0100】この状態で暗証番号を入力する場合は、先
ず入力キーとしての暗証番号キーを押下する。これによ
り、イベントが発生した旨が判断され(ステップS1
0)、処理1に移る。処理1では、押下キーが暗証番号
キーであるか取引金額キーであるか調べられ(ステップ
S50)、暗証番号キーであることが判断されると、暗
証番号入力処理を行う(ステップS14)。
【0101】この際、「万」キー、「千」キー及び
「円」キーはマスクされ、押下されても入力の対象とな
らない。
【0102】この暗証番号入力処理では、暗証番号が入
力された時点で取引金額が未入力であれば、図11
(B)に示すメッセージを表示し、取引金額の入力を促
す。
【0103】一方、上記カード/通帳挿入待ち、暗証番
号キー押下待ち、取引金額押下待ち及び取消/訂正/確
認キー押下待ちの状態で取引金額を入力する場合は、先
ず入力キーとしての取引金額キーを押下する。これによ
り、イベントが発生した旨が判断され(ステップS1
0)、処理1に移る。
【0104】処理1では、押下キーが暗証番号キーであ
るか取引金額キーであるか調べられ(ステップS5
0)、取引金額キーであることが判断されると、取引金
額入力処理を行う(ステップS15)。
【0105】この取引金額入力処理では、取引金額が入
力された時点で暗証番号が未入力であれば、図11
(C)に示すメッセージを表示し、暗証番号の入力を促
す。
【0106】以下の処理は、図3に示した第1の実施例
の処理と同じであるので説明は省略する。
【0107】このように、この実施例によれば、出金取
引画面上のテンキーを1組だけ設けると共に暗証番号及
び取引金額の各入力キーを設けて、暗証番号の入力と取
引金額の入力とでテンキーを共用するようにしたので、
出金取引画面のレイアウトが簡単になり、また顧客も見
やすい画面構成が実現できるものとなっている。
【0108】(4)第4の実施例(出金取引) 次に、第4の実施例につき、図12のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0109】この実施例は、暗証番号と取引金額の入力
順番を一意的に定め、暗証番号及び取引金額の各入力キ
ーを削除したことを除けば、上記第3の実施例と同様で
ある。従って、図9に示した第3の実施例の動作フロー
と同様の処理ステップには同一の符号を付し、説明は省
略する。
【0110】図13において、「暗証番号」及び「取引
金額」は、図10に示す場合と異なり、入力キーを構成
せず、単なる表示である。また、テンキーは、上記第3
の実施例の場合と同様、1組(「0」〜「9」)だけが
入力キーとして用意されている。
【0111】図4の取引選択画面で「支払」が押下され
ると、図13に示す出金取引画面が表示され、メッセー
ジ表示部には図14(A)に示すメッセージが表示され
る。この状態で、カード/通帳挿入待ち、暗証番号キー
押下待ち及び取消/訂正/確認キー押下待ちの状態とな
る。
【0112】この際、暗証番号の入力を誘導するメッセ
ージは、例えば他の文言とは異なる色で表示し、又は打
抜き表示にし、又はブリンクさせる。これにより、暗証
番号の入力待ちである旨を顧客に印象付ける。
【0113】この状態でテンキーが操作されると、イベ
ントが発生した旨が判断され(ステップS10)、処理
1に移る。処理1では、暗証番号が未入力であるか否か
を調べる(ステップS51)。これは、主制御部10内
部に設けられた暗証番号フラグを参照することにより行
われる。
【0114】そして、暗証番号が未入力であることが判
断されると、以下のテンキーによる入力は暗証番号であ
るものと判断し、暗証番号入力処理を行う(ステップS
14)。この処理において、暗証番号フラグがセットさ
れる。
【0115】この際、「万」キー、「千」キー及び
「円」キーはマスクされ、押下されても入力の対象とな
らない。
【0116】この暗証番号入力処理では、暗証番号の入
力後、図14(B)に示すメッセージを表示し、取引金
額の入力を促す。
【0117】この状態でテンキーが操作されると、イベ
ントが発生した旨が判断され(ステップS10)、処理
1に移る。処理1では、暗証番号が未入力であるか否か
を調べる(ステップS51)。これは、主制御部10内
部に設けられた暗証番号フラグを参照することにより行
われる。
【0118】そして、暗証番号が既に入力されているこ
とが判断されると、以下のテンキーによる入力は取引金
額であるものと判断し、取引金額入力処理を行う(ステ
ップS15)。この処理において、暗証番号フラグがク
リアされる。
【0119】以下の処理は、図9に示した第3の実施例
の処理と同じであるので説明は省略する。
【0120】このように、この実施例によれば、出金取
引画面上のテンキーを1組だけ設け、テンキーは暗証番
号及び取引金額を、暗証番号及び取引金額の順番で入力
するために用いるようにしたので、第3の実施例で必要
とした暗証番号及び取引金額の入力キーが不要となり、
構成が簡単になるという利点がある。
【0121】なお、上記実施例では、暗証番号を入力し
た後に取引金額を入力するようにしたが、取引金額を入
力した後に暗証番号を入力するように構成しても良い。
この場合も上記と同様の作用効果を奏する。
【0122】(5)第5の実施例(出金取引) 次に、第5の実施例につき、図15のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0123】この実施例は、図13に示す出金取引画面
のメッセージ表示部に予め取引完了までの全ての操作手
順を表示させておき、現在行っている処理に対応するメ
ッセージを順次変化させながら顧客操作を誘導するよう
にしたものである。
【0124】メッセージの変化は、該当メッセージを他
のメッセージの色と異なる色にする、該当メッセージを
打抜き表示にする、又は該当メッセージをブリンクさせ
る等の処理を行うことにより実現する。
【0125】上記メッセージ表示部に表示されるメッセ
ージの一例を図16に示す。この実施例では、カード
/通帳挿入、暗証番号入力、取引金額入力、確認
キー押下の4つのステップで1つの取引が完了するもの
とする。また、処理は、上記〜の順番(固定)で行
われるものとする。
【0126】図4の取引選択画面で「支払」が押下され
ると、図13に示す出金取引画面が表示され、メッセー
ジ表示部には図16に示すメッセージが表示される。こ
の状態で、のメッセージが変化し、カード挿入待ちの
状態となる。
【0127】このカード挿入待ちの状態では、図15の
処理1が行われる。即ち、通帳が挿入されると通帳処理
が行われ(ステップS60)、カードが挿入されるとカ
ード処理が行われ(ステップS61)、また取消キーが
押下されると取消キー処理が行われる(ステップS6
2)。
【0128】そして、カード挿入済であるか否かが調べ
られる(ステップS63)。ここで、カード挿入済でな
いことが判断されると、処理6が行われる(ステップS
64)。ここで、処理6は、第1の実施例で説明した一
次及び二次タイムオーバの処理と同じ処理であるので詳
細な説明は省略する。
【0129】処理6でタイムオーバであることが判断さ
れると以下の処理は行わずに出金取引処理を終了する。
一方、タイムオーバでないことが判断されると、処理1
の先頭に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0130】この段階では、通帳の挿入はなくても取引
が可能であるので、通帳の挿入がなくても次の段階へ進
むことができるようになっている。勿論、通帳の挿入が
あれば、通帳への印字等の処理は行われることなる。
【0131】また、取消キーが押下された場合は、処理
6においてタイムオーバと同一の取扱がなされ、出金取
引処理を終了する。
【0132】上記ステップS63で、カード挿入済であ
ることが判断されると、制御は処理2に移る。この際、
のメッセージが変化し、暗証番号入力待ちの状態とな
る。
【0133】この暗証番号入力待ちの状態では、図15
の処理2が行われる。即ち、暗証番号の入力が行われる
と暗証番号入力処理が行われ(ステップS65)、訂正
キー又は取消キーが押下されると訂正/取消キー処理が
行われる(ステップS66)。
【0134】そして、暗証番号入力済であるか否かが調
べられる(ステップS67)。ここで、暗証番号入力済
でないことが判断されると、処理6が行われる(ステッ
プS68)。このステップS68の処理6は、上記ステ
ップS64で行う処理6と同じものであるので詳細な説
明は省略する。
【0135】ステップS68の処理6でタイムオーバで
あることが判断されると以下の処理は行わずに出金取引
処理を終了する。一方、タイムオーバでないことが判断
されると、処理2の先頭に戻り、同様の処理を繰り返
す。
【0136】また、訂正キーが押下された場合は既入力
値をクリアして処理2の先頭へ戻り、取消キーが押下さ
れた場合は処理6(ステップS68)においてタイムオ
ーバと同一の取扱がなされ、出金取引処理を終了する。
【0137】上記ステップS67で、暗証番号入力済で
あることが判断されると、制御は処理3に移る。この
際、のメッセージが変化し、取引金額入力待ちの状態
となる。
【0138】この取引金額入力待ちの状態では、図15
の処理3が行われる。即ち、取引金額の入力が行われる
と取引金額入力処理が行われ(ステップS69)、訂正
キー又は取消キーが押下されると訂正/取消キー処理が
行われる(ステップS70)。
【0139】そして、取引金額入力済であるか否かが調
べられる(ステップS71)。ここで、取引金額入力済
でないことが判断されると、処理6が行われる(ステッ
プS72)。このステップS72の処理6は、上記ステ
ップS64で行う処理6と同じものであるので詳細な説
明は省略する。
【0140】ステップS72の処理6でタイムオーバで
あることが判断されると以下の処理は行わずに出金取引
処理を終了する。一方、タイムオーバでないことが判断
されると、処理3の先頭に戻り、同様の処理を繰り返
す。
【0141】また、訂正キーが押下された場合は既入力
値をクリアして処理3の先頭へ戻り、取消キーが押下さ
れた場合は処理6(ステップS72)においてタイムオ
ーバと同一の取扱がなされ、出金取引処理を終了する。
【0142】上記ステップS71で、取引金額入力済で
あることが判断されると、確認/訂正/取消キー処理が
行われる(ステップS73)。そして、確認キー押下済
みであるか否かが調べられ(ステップS74)、確認キ
ー押下済でないことが判断されると、処理6が実行され
る(ステップS75)。このステップS75の処理6
は、上記ステップS64で行う処理6と同じものである
ので詳細な説明は省略する。
【0143】このステップS75における処理6で、タ
イムオーバ又は取消キーが押下されたことが判断される
と、以下の処理は行わずに出金取引処理を終了する。一
方、タイムオーバ又は取消キーの押下でない(訂正キー
の押下である)ことが判断されると、既入力値をクリア
してステップS73に戻り、再度同様の処理を繰り返
す。
【0144】上記ステップS74で、確認キー押下済み
であることが判断されると、制御はステップS76の通
信処理に移る。この際、のメッセージが変化し、確認
キー押下待ちの状態となる。
【0145】以下、第1の実施例で図3を参照して説明
したと同様に、通信処理を行い(ステップS76)、出
金の可否を調べ(ステップS77)、出金不可であれば
旨ををメッセージ表示する処理5を行い(ステップS7
9)、出金可能であれば出金処理を行い(ステップS7
7)、一連の出金処理を終了する。
【0146】このように、この実施例によれば、顧客
は、従来と同様に所定の定められた手順に従って現金自
動取引装置を操作することにより取引処理を行うが、顧
客に対するメッセージや入力すべき情報は1画面で表示
されているので、出金取引画面の表示切換は行わないの
で、迅速な取引処理が可能となっている。
【0147】なお、上記実施例では、出金取引画面のメ
ッセージ表示部に取り引き完了までの全操作手順(メッ
セージ)を予め示しておき、現在行っている処理に対応
するメッセージを変化させるように構成したが、1手順
毎にメッセージを表示し、顧客操作を誘導するように構
成しても良い。
【0148】(6)第6の実施例(入金取引) 次に、第6の実施例につき、図17のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0149】取引選択画面(図4参照)で「預金」キー
が押下されると、例えば図18に示す入力取引画面が表
示される。
【0150】図18において、二重枠で囲まれた「取
消」、「訂正」、「確認」、及び1組の「0」〜「9」
のテンキーの各表示部分は、入力キーとして形成されて
いる部分である。メッセージ表示欄は、操作を促すメッ
セージが表示される部分である。
【0151】また、暗証番号の丸印は、テンキーを用い
て入力された暗証番号の桁位置、つまり当該桁への入力
の有無を表示するものである。また、取引金額の部分
は、現金投入口に投入された金額が表示される部分であ
る。
【0152】入金取引画面の初期状態においては、メッ
セージ表示欄には、カードの挿入、通帳の挿入、暗証番
号の入力及び現金の挿入を促すメッセージが表示され
る。顧客は、表示されたメッセージに対応する任意の操
作を行うことができる。即ち、入力する情報・媒体等の
順番は任意である。
【0153】かかる入金取引画面が表示された状態にお
いて、カードの挿入若しくは通帳の挿入、上記暗証番号
の入力又は現金の投入が検出されると、図17に示すフ
ローチャートに従った動作が行われる。
【0154】即ち、先ず、イベントが発生したか否かが
調べられる(ステップS80)。ここでイベントは、カ
ード処理部20でカードの挿入が検出されることによ
り、又は通帳処理部30で通帳の挿入が検出されること
により、又は現金投入口に現金が投入されたことによ
り、あるいはカラーディスプレイ装置41の表示画面上
のいずれかの入力キーが押下されたことが検出されるこ
とにより発生するものである。
【0155】ここでイベントが発生されたことが検出さ
れると、イベントの種類に対応した処理が行われる(ス
テップS81)。
【0156】即ち、カード処理部20にカードが挿入さ
れたことが検出されると、カード処理が行われる(ステ
ップS82)。このカード処理は、例えばカードに設け
られている磁気ストライプに記憶されている情報を読み
出す処理である。また、テンキーが押下されたことが検
出されると、暗証番号入力処理が行われる(ステップS
83)。これは、テンキーで入力された4桁の番号を暗
証番号として入力する処理である。
【0157】また、通帳処理部30に通帳が挿入された
ことが検出されると、通帳処理が行われる(ステップS
84)。この通帳処理は、例えば通帳に設けられている
磁気ストライプに記憶されている情報を読み出す処理で
ある。
【0158】現金投入口に現金が投入されたことが検出
されると、入金処理が行われる(ステップS85)。こ
の入力処理では、投入された現金を計数し、入金取引画
面(図18)の取引金額部に表示する処理である。
【0159】また、図18中の「訂正」、「取消」又は
「確認」キーが押下されたことが検出されると、訂正/
取消/確認キー処理が行われる(ステップS86)。
【0160】即ち、訂正キーが押下されたことが検出さ
れると、既入力値をクリアし、所定のメッセージを表示
して暗証番号の再入力を促す。
【0161】取消キーが押下されたことが検出される
と、カード、通帳及び現金を返却し、取引処理を終了す
る。
【0162】確認キーが押下されたことが検出される
と、後述するように、処理が続行される。この確認キー
は、取引処理の当初から操作可能にしても良いが、カー
ド、暗証番号が入力された後に操作可能となるように構
成しても良い。
【0163】一方、上記ステップS80でイベント発生
でないことが判断されると、該ステップS81の各処理
はスキップされる。
【0164】次いで、挿入・入力の一次タイムオーバが
発生したか否かが調べられる(ステップS87)。即
ち、メッセージで指示した全ての操作が完了しない状態
で一定時間が経過したか否かが調べられる。ここで、一
次タイムオーバであることが判断されると処理2が実行
される(ステップS88)。この処理2は、未だなされ
ていない操作に対する補助メッセージを出力する処理で
ある。
【0165】さらに、タッチキーボード42によるいず
れかの入力が有り、その後一定時間を経過してもカード
の挿入がないときは、カードの挿入を促すメッセージを
表示する。なお、通帳はなくてもカードがあれば入金取
引は可能であるので、通帳の未挿入に対する補助メッセ
ージは表示されない。
【0166】上記ステップS87で一次タイムオーバが
ないことが判断され、又は上記ステップS88の処理が
終了すると、挿入・入力の二次タイムオーバが発生した
か否かが調べられる(ステップS89)。即ち、上記一
次タイムオーバが検出されたのち、更に所定時間が経過
したか否かが調べられる。
【0167】ここで、二次タイムオーバであることが判
断されると処理3が実行される(ステップS90)。こ
の処理3は、顧客媒体であるカード及び通帳並びに現金
を返却する処理である。この返却処理が終了するとこの
入金取引処理を終了する。
【0168】上記ステップS89で二次タイムオーバが
ないことが判断されると、確認キーが押下されたか否か
が調べられる(ステップS91)。そして、確認キーが
押下されていないことが判断されるとステップS80へ
戻り、上述した一連の動作が繰り返される。
【0169】一方、確認キーが押下されたことが判断さ
れると、入力不備の有無が調べられる(ステップS9
2)。即ち、カードが挿入されたか否か、暗証番号取引
金額の入力があったか否か、又は現金が投入されたか否
かが調べられる。
【0170】ここで、入力不備があったことが判断され
ると、処理4が実行される(ステップS93)。この処
理4は、カードの挿入がなされていない場合、又は暗証
番号が未だ入力されていない場合、又は現金が投入され
ていない場合は、その旨のメッセージを表示してカード
の挿入、暗証番号の入力、或いは現金の投入を促す処理
である。
【0171】上記ステップS92で入力不備がないこと
が判断されると通信処理が行われる(ステップS9
4)。即ち、上記までの各ステップで入力された情報又
はカード若しくは通帳から読み取られた情報に基づきホ
スト装置との間で通信を行い、当該取引の妥当性がホス
ト装置においてチェックされる。そして、そのチェック
結果は、現金自動取引装置に通知される。
【0172】現金自動取引装置では、ホスト装置からの
通知を受け取り、入金が可能であるか否かを調べる(ス
テップS95)。ここで、入金可能でないことが判断さ
れると処理5が行われる(ステップS96)。この処理
5は、入金拒否のメッセージを表示する処理である。
【0173】入金拒否の原因が暗証番号の間違いにある
時は、例えば図6(B)に示すメッセージが表示され
る。その後、ステップS80へ戻り、上述したと同様の
処理が行われる。
【0174】一方、ステップS95で入金可能であるこ
とが判断されると、入金処理が行われる(ステップS9
7)。即ち、通帳処理部30の通帳プリンタ32を駆動
して通帳への印字を行う。また、カード処理部20のプ
リンタ部23を駆動してレシート及びジャーナルの印字
を行う。そして、カード、通帳を排出し、一連の入金取
引処理を終了する。
【0175】以上説明したように、この実施例によれ
ば、図18に示す1つの画面で、入金取引におけるカー
ド処理、通帳処理、暗証番号入力処理、入金処理、更に
は訂正/取消/確認キー処理の各処理を行うことができ
るので、画面表示の切換を行う必要がなく、迅速な取引
処理が行えるものとなっている。
【0176】また、上記各処理の順番は任意であり、顧
客を拘束することがないので操作性に優れたものとなっ
ている。
【0177】さらに、上記各処理は同時並行処理が行わ
れるので、迅速な処理が実現できるものとなっている。
【0178】(7)第7の実施例(残高照会取引) 次に、第7の実施例につき、図19のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0179】取引選択画面(図4参照)で「残高照会」
が押下されると、例えば図20に示す残高照会取引画面
が表示される。
【0180】図20において、二重枠で囲まれた「取
消」、「訂正」、及び1組の「0」〜「9」のテンキー
の各表示部分は、入力キーとして形成されている部分で
ある。メッセージ表示欄は、操作を促すメッセージが表
示される部分である。
【0181】また、暗証番号の丸印は、テンキーを用い
て入力された暗証番号の桁位置、つまり当該桁への入力
の有無を表示するものである。また、イラスト表示の部
分は、副次的なメッセージや宣伝等が表示される部分で
あり、任意に使用される部分である。
【0182】残高照会取引画面の初期状態においては、
メッセージ表示欄には、カードの挿入及び暗証番号の入
力を促すメッセージが表示される。顧客は、表示された
メッセージに対応する任意の操作を行うことができる。
即ち、入力する情報・媒体等の順番は任意である。
【0183】かかる残高照会取引画面が表示された状態
において、カードの挿入又は暗証番号の入力が検出され
ると、図19に示すフローチャートに従った動作が行わ
れる。
【0184】即ち、先ず、イベントが発生したか否かが
調べられる(ステップS100)。ここでイベントは、
カード処理部20でカードの挿入が検出されることによ
り、又はカラーディスプレイ装置41の表示画面上のい
ずれかの入力キーが押下されたことが検出されることに
より発生するものである。
【0185】ここでイベントが発生されたことが検出さ
れると、イベントの種類に対応した処理が行われる(ス
テップS101)。
【0186】即ち、カード処理部20にカードが挿入さ
れたことが検出されると、カード処理が行われる(ステ
ップS102)。このカード処理は、例えばカードに設
けられている磁気ストライプに記憶されている情報を読
み出す処理である。また、テンキーが押下されたことが
検出されると、暗証番号入力処理が行われる(ステップ
S103)。これは、テンキーで入力された4桁の番号
を暗証番号として入力する処理である。
【0187】また、図18中の「訂正」又は「取消」キ
ーが押下されたことが検出されると、訂正/取消キー処
理が行われる(ステップS104)。
【0188】即ち、訂正キーが押下されたことが検出さ
れると、既入力値をクリアし、所定のメッセージを表示
して暗証番号の再入力を促す。
【0189】取消キーが押下されたことが検出される
と、カードを返却し、残高照会取引処理を終了する。
【0190】一方、上記ステップS100でイベント発
生でないことが判断されると、該ステップS101の各
処理はスキップされる。
【0191】次いで、挿入・入力の一次タイムオーバが
発生したか否かが調べられる(ステップS105)。即
ち、メッセージで指示した全ての操作が完了しない状態
で一定時間が経過したか否かが調べられる。ここで、一
次タイムオーバであることが判断されると処理2が実行
される(ステップS106)。この処理2は、未だなさ
れていない操作に対する補助メッセージを出力する処理
である。
【0192】さらに、タッチキーボード42による暗証
番号の入力が有り、その後一定時間を経過してもカード
の挿入がないときは、カードの挿入を促すメッセージを
表示する。
【0193】上記ステップS105で一次タイムオーバ
がないことが判断され、又は上記ステップS106の処
理が終了すると、挿入・入力の二次タイムオーバが発生
したか否かが調べられる(ステップS107)。即ち、
上記一次タイムオーバが検出されたのち、更に所定時間
が経過したか否かが調べられる。
【0194】ここで、二次タイムオーバであることが判
断されると処理3が実行される(ステップS108)。
この処理3は、顧客媒体であるカードを返却する処理で
ある。この返却処理が終了するとこの残高照会取引処理
を終了する。
【0195】上記ステップS107で二次タイムオーバ
がないことが判断されると、入力不備の有無が調べられ
る(ステップS109)。即ち、カードが挿入されたか
否か、暗証番号取引金額の入力があったか否かが調べら
れる。
【0196】ここで、入力不備があったことが判断され
ると、処理4が実行される(ステップS110)。この
処理4は、カードの挿入がなされていない場合、又は暗
証番号が未だ入力されていない場合は、その旨のメッセ
ージを表示してカードの挿入、暗証番号の入力を促す処
理である。
【0197】上記ステップS109で入力不備がないこ
とが判断されると通信処理が行われる(ステップS11
1)。即ち、カードから入力された情報又は暗証番号を
ホスト装置に送信し、当該取引の妥当性がホスト装置に
おいてチェックされる。そして、そのチェック結果は、
現金自動取引装置に通知される。
【0198】現金自動取引装置では、ホスト装置からの
通知を受け取り、残高照会が可能であるか否かを調べる
(ステップS112)。ここで、残高照会が可能でない
ことが判断されると処理5が行われる(ステップS11
3)。この処理5は、残高照会拒否のメッセージを表示
する処理である。
【0199】残高照会拒否の原因が暗証番号の間違いに
ある時は、例えば図6(B)に示すメッセージが表示さ
れる。その後、ステップS100へ戻り、上述したと同
様の処理が行われる。
【0200】一方、ステップS112で残高照会可能で
あることが判断されると、残高照会処理が行われる(ス
テップS114)。即ち、通帳処理部30の通帳プリン
タ32を駆動して通帳への印字を行う。また、カード処
理部20のプリンタ部23を駆動してレシート及びジャ
ーナルの印字を行う。そして、カード、通帳を排出し、
一連の残高照会取引処理を終了する。
【0201】以上説明したように、この実施例によれ
ば、図20に示す1つの画面で、残高照会取引における
カード処理、暗証番号入力処理、更には訂正/取消キー
処理の各処理を行うことができるので、画面表示の切換
を行う必要がなく、迅速な取引処理が行えるものとなっ
ている。
【0202】また、上記各処理の順番は任意であり、顧
客を拘束することがないので操作性に優れたものとなっ
ている。
【0203】さらに、上記各処理は同時並行処理が行わ
れるので、迅速な処理が実現できるものとなっている。
【0204】(8)第8の実施例(振込取引) 図21は、第8の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【0205】取引選択画面(図4参照)で「振込」キー
が押下されると、例えば図5に示す振込取引画面が表示
される。この振込取引画面は、第1の実施例で示した出
金取引画面と同じ構成であるので説明は省略する。
【0206】振込取引画面の初期状態においては、メッ
セージ表示欄には、カード挿入及び暗証番号入力、現金
投入、紙カード挿入、振込金額入力を促すメッセージが
表示される。ここで、紙カードは、振込先、受取人、依
頼人等の情報をその磁気ストライプに記憶したカードで
ある。
【0207】この状態においては、顧客は、カードの挿
入、現金の投入、紙カードの挿入、振込金額の入力のう
ち、任意の操作を行うことができる。入力の順番は任意
である。
【0208】かかる振込取引画面が表示された状態にお
いて、カードの挿入、現金の投入、紙カードの挿入又は
いずれかの入力キーの押下が検出されると、図21に示
すフローチャートに従った動作が行われる。
【0209】即ち、振込取引処理では、先ず、イベント
が発生したか否かが調べられる(ステップS120)。
ここでイベントは、カード処理部20でカード又は紙カ
ードの挿入が検出されることにより、又は現金投入口へ
の現金の投入が検出されることにより、あるいはカラー
ディスプレイ装置41の表示画面上のいずれかの入力キ
ーが押下されたことが検出されることにより発生するも
のである。
【0210】ここでイベントが発生されたことが検出さ
れると、イベントの種類に対応した処理が行われる(ス
テップS121)。
【0211】即ち、カード処理部20にカードが挿入さ
れた場合又は現金投入口に現金が投入された場合はステ
ップS122へ分岐し、カード挿入であるか否かが調べ
られる。
【0212】そして、カード挿入であることが判断され
ると、カード処理が行われる(ステップS123)。こ
のカード処理は、カードに設けられている磁気ストライ
プに記憶されている情報を読み出す処理である。このカ
ード挿入が検出されたことにより、当該振込は口座から
の振込とみなされ、以下の処理が行われる。従って、顧
客に対し暗証番号の入力を促すメッセージが表示される
ので、顧客は図5中の左側のテンキーを操作して暗証番
号の入力を行う。
【0213】この暗証番号の入力に対応して、暗証番号
入力処理が行われる(ステップS124)。この処理
は、テンキーで入力された4桁の番号を暗証番号として
入力する処理である。
【0214】一方、ステップS122でカードが挿入さ
れていないことが判断されると、現金投入口に現金が投
入された旨を認識し、入金処理が行われる(ステップS
125)。この入金処理は、投入された現金を計数し、
後に行う振込処理に備える処理である。この入金処理が
行われることにより現金振込として以下の処理が行われ
る。
【0215】また、カード処理部20に紙カードが挿入
されたことが検出されると、紙カード処理が行われる
(ステップS126)。これは、紙カードの磁気ストラ
イプに記憶されている振込先等の情報を読み出す処理で
ある。
【0216】そして、振込先の表示が行われる(ステッ
プS127)。これにより、顧客は振込先の確認ができ
るようになっている。
【0217】図5中の右側のテンキーが押下されたこと
が検出されると、振込金額入力処理が行われる(ステッ
プS128)。この振込金額の入力操作は、「円」キー
の押下により完了する。
【0218】また、図5中の「訂正」、「取消」又は
「確認」キーが押下されたことが検出されると、訂正/
取消/確認キー処理が行われる(ステップS129)。
即ち、訂正キーが押下されたことが検出されると、既入
力値をクリアし、所定のメッセージを表示して暗証番号
又は振込金額の再入力を促す。
【0219】取消キーが押下されたことが検出される
と、カード、現金及び紙カードを返却し、振込取引処理
を終了する。確認キーが押下されたことが検出される
と、後述するように、処理が続行される。
【0220】一方、上記ステップS120でイベント発
生でないことが判断されると、該ステップS121の各
処理はスキップされる。
【0221】次いで、挿入・入力の一次タイムオーバが
発生したか否かが調べられる(ステップS130)。即
ち、メッセージで指示した全ての操作が完了しない状態
で一定時間が経過したか否かが調べられる。ここで、一
次タイムオーバであることが判断されると処理2が実行
される(ステップS131)。この処理2は、未だなさ
れていない操作に対する補助メッセージを出力する処理
である。
【0222】さらに、タッチキーボード42によるいず
れかの入力が有り、その後一定時間を経過してもカード
の挿入がないときは、カードの挿入を促すメッセージを
表示する。
【0223】上記ステップS130で一次タイムオーバ
がないことが判断され、又は上記ステップS131の処
理2が終了すると、挿入・入力の二次タイムオーバが発
生したか否かが調べられる(ステップS132)。即
ち、上記一次タイムオーバが検出されたのち、更に所定
時間が経過したか否かが調べられる。ここで、二次タイ
ムオーバであることが判断されると処理3が実行される
(ステップS133)。
【0224】この処理3は、顧客媒体であるカード及び
紙カード、並びに投入された現金を返却する処理であ
る。この返却処理が終了するとこの振込取引処理を終了
する。
【0225】上記ステップS132で二次タイムオーバ
がないことが判断されると、確認キーが押下されたか否
かが調べられる(ステップS134)。そして、確認キ
ーが押下されていないことが判断されるとステップS1
20へ戻り、上述した一連の動作が繰り返される。
【0226】一方、確認キーが押下されたことが判断さ
れると、入力不備の有無が調べられる(ステップS13
5)。即ち、カードが挿入されたか否か、現金は投入さ
れたか否か、又は暗証番号若しくは振込金額の入力があ
ったか否かが調べられる。
【0227】ここで、入力不備があったことが判断され
ると、処理4が実行される(ステップS136)。この
処理4は、カードの挿入がなされていない、現金の投入
が行われていない、又は暗証番号若しくは振込金額が未
だ入力されていない場合は、その旨のメッセージを表示
してカードの挿入、現金の投入又は暗証番号若しくは取
引金額の入力を促す処理である。
【0228】上記ステップS135で入力不備がないこ
とが判断されると通信処理が行われる(ステップS13
7)。即ち、上記までの各ステップで入力された情報又
はカード若しくは紙カードから読み取られた情報に基づ
きホスト装置との間で通信を行い、当該取引の妥当性が
ホスト装置においてチェックされる。そして、そのチェ
ック結果は、現金自動取引装置に通知される。
【0229】現金自動取引装置では、ホスト装置からの
通知を受け取り、振込が可能であるか否かを調べる(ス
テップS138)。ここで、振込可能でないことが判断
されると処理5が行われる(ステップS139)。この
処理5は、振込拒否のメッセージを表示する処理であ
る。その後、ステップS120へ戻り、上述したと同様
の処理が行われる。
【0230】一方、ステップS138で振込可能である
ことが判断されると、振込処理が行われる(ステップS
140)。即ち、振込に関する情報を振込先に送信する
と共に、カード処理部20のプリンタ部23を駆動して
レシート及びジャーナルの印字を行う。さらに、紙幣処
理部60及び硬貨処理部70を駆動して釣銭の放出を行
う。そして、カード、紙カードを排出し、一連の振込取
引処理を終了する。
【0231】以上説明したように、この実施例によれ
ば、図5に示す1つの画面で、振込取引におけるカード
処理、入金処理、暗証番号入力処理、紙カード処理、振
込金額入力処理、更には訂正/取消/確認キー処理の各
処理を行うことができるので、画面表示の切換を行う必
要がなく、迅速な振込取引処理が行えるものとなってい
る。
【0232】また、上記各処理の順番は任意であり、顧
客を拘束することがないので操作性に優れたものとなっ
ている。
【0233】さらに、上記各処理は同時並行処理が行わ
れるので、迅速な処理が実現できるものとなっている。
【0234】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば操
作性を向上せしめ、取引時間を短縮できる現金自動取引
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現金自動取引装置の原理説明図であ
る。
【図2】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例の出金取引の動作を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の実施例の取引選択画面の一例を示す図
である。
【図5】本発明の第1の実施例の出金取引画面の一例を
示す図である。
【図6】本発明の実施例のメッセージ例を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施例のメッセージ例を示す図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例の出金取引の動作を示す
フローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例の出金取引の動作を示す
フローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例の出金取引画面の一例
を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施例のメッセージ例を示す
図である。
【図12】本発明の第4の実施例の出金取引の動作を示
すフローチャートである。
【図13】本発明の第4の実施例の出金取引画面の一例
を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施例のメッセージ例を示す
図である。
【図15】本発明の第5の実施例の出金取引の動作を示
すフローチャートである。
【図16】本発明の第5の実施例のメッセージ例を示す
図である。
【図17】本発明の第6の実施例の入金取引の動作を示
すフローチャートである。
【図18】本発明の第6の実施例の入金取引画面の一例
を示す図である。
【図19】本発明の第7の実施例の残高照会取引の動作
を示すフローチャートである。
【図20】本発明の第7の実施例の残高照会取引画面の
一例を示す図である。
【図21】本発明の第8の実施例の振込取引の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
11 表示制御手段 12 入力制御手段 13 処理手段 41 ディスプレイ装置(カラーディスプレイ装置) 42 入力装置(タッチキーボード)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津久井 節男 栃木県宇都宮市一の沢256番地7 株式 会社宇都宮富士通内 (72)発明者 日向 美晴 栃木県宇都宮市一の沢256番地7 株式 会社宇都宮富士通内 (72)発明者 金元 浩一 栃木県宇都宮市一の沢256番地7 株式 会社宇都宮富士通内 (72)発明者 高久 一夫 栃木県宇都宮市一の沢256番地7 株式 会社宇都宮富士通内 (72)発明者 大谷 隆浩 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−307666(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 9/00 426 G07D 9/00 421

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示するディスプレイ装置と、該
    ディスプレイ装置の表示面に重ねて設けられ、タッチす
    ることにより当該タッチ位置に係る情報を発生する入力
    装置とを有し、該入力装置からの入力される情報に応じ
    て取引処理を行う現金自動取引装置において、前記ディスプレイ装置の一画面に、操作を促す複数のメ
    ッセージと、操作を行うために必要な情報を入力する為
    の入力キーを 表示する表示制御手段と、 該表示制御手段により前記ディスプレイ装置の画面に表
    示された前記入力キーに対応する、前記入力装置の位置
    にタッチすることにより情報の入力制御を行う入力制御
    手段と、 該入力制御手段により入力された情報に基づき取引処理
    を行う処理手段とを具備し前記表示制御手段は、選択さ
    れた取引処理の開始時に、前記一画面上の固定された領
    域に操作を促すメッセージを表示するとともに、少なく
    とも複数段階の入力操作に対して共通して使用され得る
    全ての入力キーを表示させ、選択された取引処理につい
    ての必要な入力操作が完了するまで、操作を促すメッセ
    ージは固定された表示領域に表示させるとともに、前記
    複数の操作に共通して使用され得る全ての入力キーを、
    常に表示させるよう制御することを特徴とする現金自動
    取引装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記処理手段は、操
    作を促すメッセージに対応して行われた操作に対応する
    処理、又は前記入力制御手段により入力された情報に対
    応する処理を並行して行うことを特徴とする現金自動取
    引装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ディスプレイ装
    置の画面に表示される操作を促すメッセージのうち、未
    だ操作されていない操作に対応するメッセージは、特異
    な形態で表示されることを特徴とする現金自動取引装
    置。
JP15194392A 1992-06-11 1992-06-11 現金自動取引装置 Expired - Lifetime JP2962048B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15194392A JP2962048B2 (ja) 1992-06-11 1992-06-11 現金自動取引装置
EP93304494A EP0574254B1 (en) 1992-06-11 1993-06-10 Interactive I/O terminal
DE69331889T DE69331889T2 (de) 1992-06-11 1993-06-10 Interaktives Ein-/Ausgabeendgerät
US08/826,040 US5880444A (en) 1992-06-11 1997-03-28 Interactive I/O terminal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15194392A JP2962048B2 (ja) 1992-06-11 1992-06-11 現金自動取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05342451A JPH05342451A (ja) 1993-12-24
JP2962048B2 true JP2962048B2 (ja) 1999-10-12

Family

ID=15529605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15194392A Expired - Lifetime JP2962048B2 (ja) 1992-06-11 1992-06-11 現金自動取引装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5880444A (ja)
EP (1) EP0574254B1 (ja)
JP (1) JP2962048B2 (ja)
DE (1) DE69331889T2 (ja)

Families Citing this family (69)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6736251B2 (en) * 1992-09-04 2004-05-18 Coinstar, Inc. Coin counter and voucher dispensing machine and method
US6494776B1 (en) * 1992-09-04 2002-12-17 Coinstar, Inc. Coin counter/sorter and coupon/voucher dispensing machine and method
US7028827B1 (en) 1992-09-04 2006-04-18 Coinstar, Inc. Coin counter/sorter and coupon/voucher dispensing machine and method
GB9424558D0 (en) * 1994-12-06 1995-01-25 At & T Global Inf Solution An automated teller machine
US6363164B1 (en) * 1996-05-13 2002-03-26 Cummins-Allison Corp. Automated document processing system using full image scanning
US6748101B1 (en) * 1995-05-02 2004-06-08 Cummins-Allison Corp. Automatic currency processing system
US6863168B1 (en) * 1996-03-07 2005-03-08 Coinstar, Inc. Method and apparatus for conditioning coins prior to discrimination
US8950566B2 (en) 1996-05-13 2015-02-10 Cummins Allison Corp. Apparatus, system and method for coin exchange
JP3856910B2 (ja) * 1997-07-08 2006-12-13 富士通株式会社 自動取引装置
US6102286A (en) * 1998-03-12 2000-08-15 Hirsch Electronics Corporation Integrated data entry system including a card proximity sensor for security access control
US8701857B2 (en) 2000-02-11 2014-04-22 Cummins-Allison Corp. System and method for processing currency bills and tickets
AR033549A1 (es) * 2000-08-07 2003-12-26 Diebold Inc Maquina automatica para operaciones bancarias, metodos para operarla y medio legible por computadora
US6602125B2 (en) 2001-05-04 2003-08-05 Coinstar, Inc. Automatic coin input tray for a self-service coin-counting machine
US6896118B2 (en) 2002-01-10 2005-05-24 Cummins-Allison Corp. Coin redemption system
US20060207856A1 (en) * 2002-02-15 2006-09-21 Dean Scott A Methods and systems for exchanging and/or transferring various forms of value
US8033375B2 (en) * 2002-02-15 2011-10-11 Coinstar, Inc. Methods and systems for exchanging and/or transferring various forms of value
US7865432B2 (en) 2002-02-15 2011-01-04 Coinstar, Inc. Methods and systems for exchanging and/or transferring various forms of value
AU2003211087B2 (en) 2002-02-15 2007-09-13 Coinstar, Llc Methods and systems for exchanging and/or transferring various forms of value
US7743902B2 (en) 2002-03-11 2010-06-29 Cummins-Allison Corp. Optical coin discrimination sensor and coin processing system using the same
JP4071023B2 (ja) * 2002-03-26 2008-04-02 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引装置
WO2004008356A1 (ja) * 2002-07-12 2004-01-22 Fujitsu Limited 自動取引装置
US8171567B1 (en) 2002-09-04 2012-05-01 Tracer Detection Technology Corp. Authentication method and system
KR100477670B1 (ko) * 2002-09-26 2005-03-18 삼성전자주식회사 스마트 카드를 이용한 모니터 보안 장치 및 그 방법
US8393455B2 (en) 2003-03-12 2013-03-12 Cummins-Allison Corp. Coin processing device having a moveable coin receptacle station
JP4704777B2 (ja) * 2004-06-01 2011-06-22 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙幣入出金機
US7336265B2 (en) 2004-06-17 2008-02-26 Kyocera Mita Corporation Display control device for touch panel-type setting-operation unit, electronic apparatus and image forming apparatus
US8523641B2 (en) 2004-09-15 2013-09-03 Cummins-Allison Corp. System, method and apparatus for automatically filling a coin cassette
US9934640B2 (en) 2004-09-15 2018-04-03 Cummins-Allison Corp. System, method and apparatus for repurposing currency
US8602200B2 (en) 2005-02-10 2013-12-10 Cummins-Allison Corp. Method and apparatus for varying coin-processing machine receptacle limits
JP4972296B2 (ja) * 2005-07-13 2012-07-11 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引装置およびそれによる取引承認方法並びに自動取引装置用取引承認プログラム
WO2007044570A2 (en) 2005-10-05 2007-04-19 Cummins-Allison Corp. Currency processing system with fitness detection
US7946406B2 (en) 2005-11-12 2011-05-24 Cummins-Allison Corp. Coin processing device having a moveable coin receptacle station
US8833646B1 (en) * 2005-12-20 2014-09-16 Diebold Self-Service Systems Division Of Diebold, Incorporated Banking system controlled responsive to data bearing records
US9251540B1 (en) * 2005-12-20 2016-02-02 Diebold Self-Service Systems Division Of Diebold, Incorporated Banking system controlled responsive to data bearing records
US8573479B1 (en) * 2005-12-20 2013-11-05 Diebold Self-Service Systems Division Of Diebold, Incorporated Banking system controlled responsive to data bearing records
US9082253B1 (en) * 2005-12-20 2015-07-14 Diebold Self-Service Systems Division Of Diebold, Incorporated Banking system controlled responsive to data bearing records
US7980378B2 (en) 2006-03-23 2011-07-19 Cummins-Allison Corporation Systems, apparatus, and methods for currency processing control and redemption
US7929749B1 (en) 2006-09-25 2011-04-19 Cummins-Allison Corp. System and method for saving statistical data of currency bills in a currency processing device
US8127985B1 (en) * 2008-01-02 2012-03-06 Diebold Self-Service Systems Division Of Diebold, Incorporated Automated banking machine operated responsive to data bearing records
US20100176197A1 (en) * 2008-02-29 2010-07-15 International Currency Technologies Corporation Bill acceptor having a rfid recognition function
US20090218395A1 (en) * 2008-02-29 2009-09-03 International Currency Technologies Corporation Bill acceptor with radio frequency identification
CA2660418C (en) 2008-03-25 2018-08-07 Cummins-Allison Corp. Self service coin redemption card printer-dispenser
WO2012061424A2 (en) 2010-11-01 2012-05-10 Coinstar, Inc. Gift card exchange kiosks and associated methods of use
US8545295B2 (en) 2010-12-17 2013-10-01 Cummins-Allison Corp. Coin processing systems, methods and devices
US9589256B1 (en) * 2011-04-07 2017-03-07 Wells Fargo Bank, N.A. Smart chaining
US8602296B1 (en) 2011-04-07 2013-12-10 Wells Fargo Bank, N.A. Service messaging system and method for transaction machine
US9292840B1 (en) 2011-04-07 2016-03-22 Wells Fargo Bank, N.A. ATM customer messaging systems and methods
US8874467B2 (en) 2011-11-23 2014-10-28 Outerwall Inc Mobile commerce platforms and associated systems and methods for converting consumer coins, cash, and/or other forms of value for use with same
US9129294B2 (en) 2012-02-06 2015-09-08 Outerwall Inc. Coin counting machines having coupon capabilities, loyalty program capabilities, advertising capabilities, and the like
US9036890B2 (en) 2012-06-05 2015-05-19 Outerwall Inc. Optical coin discrimination systems and methods for use with consumer-operated kiosks and the like
US9092924B1 (en) 2012-08-31 2015-07-28 Cummins-Allison Corp. Disk-type coin processing unit with angled sorting head
US8967361B2 (en) 2013-02-27 2015-03-03 Outerwall Inc. Coin counting and sorting machines
US9022841B2 (en) 2013-05-08 2015-05-05 Outerwall Inc. Coin counting and/or sorting machines and associated systems and methods
US9443367B2 (en) 2014-01-17 2016-09-13 Outerwall Inc. Digital image coin discrimination for use with consumer-operated kiosks and the like
US9235945B2 (en) 2014-02-10 2016-01-12 Outerwall Inc. Coin input apparatuses and associated methods and systems
US20160005038A1 (en) * 2014-07-03 2016-01-07 Mastercard International Incorporated Enhanced user authentication platform
US9508208B1 (en) 2014-07-25 2016-11-29 Cummins Allison Corp. Systems, methods and devices for processing coins with linear array of coin imaging sensors
US10685523B1 (en) 2014-07-09 2020-06-16 Cummins-Allison Corp. Systems, methods and devices for processing batches of coins utilizing coin imaging sensor assemblies
US9501885B1 (en) 2014-07-09 2016-11-22 Cummins-Allison Corp. Systems, methods and devices for processing coins utilizing near-normal and high-angle of incidence lighting
US9916713B1 (en) 2014-07-09 2018-03-13 Cummins-Allison Corp. Systems, methods and devices for processing coins utilizing normal or near-normal and/or high-angle of incidence lighting
US9430893B1 (en) 2014-08-06 2016-08-30 Cummins-Allison Corp. Systems, methods and devices for managing rejected coins during coin processing
US10089812B1 (en) 2014-11-11 2018-10-02 Cummins-Allison Corp. Systems, methods and devices for processing coins utilizing a multi-material coin sorting disk
US9875593B1 (en) 2015-08-07 2018-01-23 Cummins-Allison Corp. Systems, methods and devices for coin processing and coin recycling
US10346819B2 (en) 2015-11-19 2019-07-09 Coinstar Asset Holdings, Llc Mobile device applications, other applications and associated kiosk-based systems and methods for facilitating coin saving
US10181234B2 (en) 2016-10-18 2019-01-15 Cummins-Allison Corp. Coin sorting head and coin processing system using the same
US10679449B2 (en) 2016-10-18 2020-06-09 Cummins-Allison Corp. Coin sorting head and coin processing system using the same
CN106991342A (zh) * 2017-03-20 2017-07-28 河南师范大学 一种基于液晶菲涅尔透镜的可视范围限制密码输入设备
GB2613288B (en) 2019-01-04 2023-12-06 Cummins Allison Corp Coin pad for coin processing system
JP2020119331A (ja) * 2019-01-24 2020-08-06 富士通フロンテック株式会社 取引装置、画面制御方法および画面制御プログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520528A (en) * 1978-07-31 1980-02-14 Hitachi Ltd Picture introduction system for data processing terminal
US4922419A (en) * 1980-11-26 1990-05-01 Omron Tateisi Electronics Co. System for performing banking transactions
JPS58192167A (ja) * 1982-05-06 1983-11-09 Toshiba Corp 自動取引装置
US4649499A (en) * 1984-03-07 1987-03-10 Hewlett-Packard Company Touchscreen two-dimensional emulation of three-dimensional objects
US4636947A (en) * 1984-03-14 1987-01-13 Docutel/Olivetti Corporation ATM task scheduling system for simultaneous peripheral device transactions processing
JPS61286996A (ja) * 1985-02-15 1986-12-17 ブラザー工業株式会社 自動販売装置
JPS62186359A (ja) * 1986-02-12 1987-08-14 Omron Tateisi Electronics Co 現金自動取引処理装置
JPS63127324A (ja) * 1986-11-18 1988-05-31 Hitachi Ltd タツチパネル入力装置
US5010238A (en) * 1988-03-18 1991-04-23 Hitachi, Ltd. Automatic cash transaction system and method
JPH02307189A (ja) * 1989-05-23 1990-12-20 Omron Corp 硬貨入出金装置
US5276794A (en) * 1990-09-25 1994-01-04 Grid Systems Corporation Pop-up keyboard system for entering handwritten data into computer generated forms
JPH05224086A (ja) * 1992-02-15 1993-09-03 Kyocera Corp フェルールの接着剤充填方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5880444A (en) 1999-03-09
EP0574254A2 (en) 1993-12-15
JPH05342451A (ja) 1993-12-24
EP0574254A3 (en) 1997-01-02
DE69331889D1 (de) 2002-06-13
EP0574254B1 (en) 2002-05-08
DE69331889T2 (de) 2002-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2962048B2 (ja) 現金自動取引装置
US5850076A (en) Automated transaction apparatus
KR910002340B1 (ko) 자동 거래장치
JPS6139186A (ja) 自動取引装置
US4788418A (en) Automatic transaction machine
CN101488259B (zh) 交易处理装置
JPH04101291A (ja) 自動取引装置の操作誘導方法
JP2686577B2 (ja) 自動取引装置
JP2511203B2 (ja) 自動取引装置
JP2982012B2 (ja) 現金自動取引装置
KR20070070587A (ko) 금융 자동화기기에서의 현금 입금 방법
JP2003132399A (ja) Icチップ搭載カード対応の自動取引装置
JP6631211B2 (ja) 現金処理装置
JPH0373910B2 (ja)
JP2023040879A (ja) 自動取引システム、自動取引方法、携帯端末、自動取引装置、及びプログラム
JP2003132395A (ja) Icチップ搭載カード対応の自動取引装置
JPH0714051A (ja) 自動取引装置
KR20210098536A (ko) 셀프 페이먼트 시스템, 관리 장치, 단말기 관리 방법 및 프로그램
JPH1196437A (ja) 自動取引装置
JP2002056438A (ja) 取引処理装置
JPH0620130A (ja) 自動取引装置
JPH0636212B2 (ja) 取引処理装置
JPS5924377A (ja) 取引処理装置の放出物放出方法
JP2017151848A (ja) 自動取引装置
JPH0239371A (ja) 現金自動取引装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990706

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080806

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100806

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term