JP2020119331A - 取引装置、画面制御方法および画面制御プログラム - Google Patents

取引装置、画面制御方法および画面制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】金額入力画面における利用者の操作を確認できる取引装置、画面制御方法および画面制御プログラムを提供する。【解決手段】取引装置は、入力部と、保存部と、表示制御部とを有する。入力部は、金額入力画面を表示するとともに、金額入力画面上のキーへの入力を受け付ける。保存部は、金額入力画面上のキーへの入力を受け付けた位置に印を配置し、印を含む画面イメージを記憶部に保存する。表示制御部は、取引電文の生成前に、記憶部に保存された画面イメージを含む注意画面を表示する。【選択図】図9

Description

本発明は、取引装置、画面制御方法および画面制御プログラムに関する。
ATM(Automated Teller Machine)等の取引装置を用いた取引では、タッチパネルに表示されるボタンを利用者が押下することで、利用者が意図する操作が行われる。例えば、出金取引では、利用者が取引種別を選択してカードを挿入し、暗証番号と出金金額を入力することで取引が進んでいくことになる。このとき、出金金額の入力画面において、利用者の誤操作により意図しない金額が入力される場合がある。この様な場合に、誤操作により低額取引や高額取引となる金額が入力されると、確認画面を表示することが提案されている。また、利用者の過去の取引パターンに基づいて、入力された金額が取引パターンの範囲外である場合に、確認画面を表示することが提案されている。
特開2006−139481号公報 特開2014−137662号公報
しかしながら、入力された金額の確認画面の表示では、誤操作による金額の入力がどの様にして発生したかを利用者が知る術がないため、利用者が誤操作によるATMの動作を納得しない場合がある。例えば、利用者の申告とATMの動作仕様とに基づいて解析を行ったとしても、証跡がないため利用者が納得しない場合がある。
一つの側面では、金額入力画面における利用者の操作を確認できる取引装置、画面制御方法および画面制御プログラムを提供することにある。
一つの態様では、取引装置は、入力部と、保存部と、表示制御部とを有する。入力部は、金額入力画面を表示するとともに、前記金額入力画面上のキーへの入力を受け付ける。保存部は、前記金額入力画面上の前記キーへの入力を受け付けた位置に印を配置し、前記印を含む画面イメージを記憶部に保存する。表示制御部は、取引電文の生成前に、前記記憶部に保存された前記画面イメージを含む注意画面を表示する。
金額入力画面における利用者の操作を確認できる。
図1は、実施例のATMの一例を示す外観図である。 図2は、実施例のATMのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施例の支払取引処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施例の支払取引処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、実施例の支払取引処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、実施例の支払取引処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、暗証入力画面の一例を示す図である。 図8は、金額入力画面の一例を示す図である。 図9は、画面イメージの一例を示す図である。 図10は、金額確認画面の一例を示す図である。 図11は、正当性確認画面の一例を示す図である。 図12は、画面イメージの他の一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する取引装置、画面制御方法および画面制御プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下の実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
(ATMの外観)
図1は、実施例のATMの一例を示す外観図である。図1に示すATM1は、人体センサ11と、スピーカ12と、カード投入口13aと、通帳投入口14aと、表示ユニット15と、紙幣入出金口16aと、硬貨入出金口17aとを有する。人体センサ11は、ATMの利用者を検知する。スピーカ12は、例えば案内音声を出力する。カード投入口13aには、磁気カードまたはICカードが投入される。通帳投入口14aには、通帳が投入される。表示ユニット15は、表示部とタッチパネルとを有し、利用者の操作を受け付ける。紙幣入出金口16aには紙幣が投入され、出金紙幣が紙幣入出金口16aから排出される。硬貨入出金口17aには硬貨が投入される。硬貨入出金口17aからは、出金硬貨が排出される。
(ATMの構成)
図2は、実施例のATMのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、ATM1は、カード処理ユニット13と、通帳処理ユニット14と、表示ユニット15と、紙幣処理ユニット16と、硬貨処理ユニット17と、制御部20と、外部記録媒体27とを有する。
カード処理ユニット13は、カード投入口13aに投入された磁気カードまたはICカードに記録された情報(以下、カード記録情報ともいう。)を読み取って、読み取ったカード記録情報を制御部20に出力する。
通帳処理ユニット14は、通帳投入口14aに投入された通帳の磁気ストライプに記録された情報(以下、通帳記録情報ともいう。)を読み取って、読み取った通帳記録情報を制御部20に出力する。また、通帳処理ユニット14は、制御部20から入力された情報に基づいて、通帳に記帳を行う。
表示ユニット15は、表示部15aと、タッチパネル15bとを有する。表示部15aとタッチパネル15bとは、一体化されている。表示部15aは、各種情報を表示するための表示デバイスである。表示部15aは、例えば、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。表示部15aは、制御部20から入力された表示画面等の各種画面を表示する。タッチパネル15bは、ATM1の利用者から各種操作を受け付ける入力デバイスであり、入力部である。タッチパネル15bは、利用者によって入力された操作を操作情報として制御部20に出力する。
紙幣処理ユニット16は、紙幣入出金口16aに投入された紙幣を鑑別および計数し、取引が成立すると券種ごとにカセットに格納する。また、紙幣処理ユニット16は、券種ごとのカセットから出金される紙幣を計数し、出金紙幣を紙幣入出金口16aから排出する。
硬貨処理ユニット17は、硬貨入出金口17aに投入された硬貨を計数し、取引が成立すると金種ごとにカセットに格納する。また、硬貨処理ユニット17は、金種ごとのカセットから出金される硬貨を計数し、出金硬貨を硬貨入出金口17aから排出する。
制御部20は、ATM1全体の動作を司る。制御部20は、CPU(Central Processing Unit)21と、RAM(Random Access Memory)22と、SSD(Solid State Drive)23と、通信制御部24と、入出力インタフェース25と、グラフィック処理部26とを有する。また、制御部20は、各種の取引処理を実行する。なお、制御部20は、画面制御における機能構成として保存部および表示制御部を有するが、以下の説明では、まとめて制御部20として説明する場合がある。
CPU21は、中央処理装置の一例である。CPU21は、SSD23に記憶されているプログラムを、RAM22を作業領域として実行することで、各種の処理を実行する。
RAM22は、主記憶装置の一例である。RAM22は、例えば、DDR4 SDRAM(Double-Data-Rate4 Synchronous Dynamic Random Access Memory)等を用いることができる。RAM22では、CPU21によってSSD23に記憶されたプログラムが読み出されて展開されることで、CPU21による各種の処理が実行される。
SSD23は、記憶部の一例である。SSD23は、取引情報、および、利用者の入力に関する証跡である画面イメージ等を記憶する。また、SSD23は、制御部20での処理に用いるプログラムや情報を記憶する。なお、SSD23に代えて、HDD(Hard Disk Drive)を用いてもよい。
通信制御部24は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信制御部24は、図示しないネットワークを介して勘定系システムと接続され、勘定系システムとの間で情報の通信を司る通信インタフェースである。
入出力インタフェース25は、カード処理ユニット13と、通帳処理ユニット14と、タッチパネル15bと、紙幣処理ユニット16と、硬貨処理ユニット17と接続され、これらのユニット等との間で情報をやりとりする。また、入出力インタフェース25には、外部記録媒体27が接続される。CPU21で動作するプログラムは、入出力インタフェース25を介して外部記録媒体27の読み書きを行う。
グラフィック処理部26は、CPU21で動作するプログラムの指示に基づいて、表示部15aに表示する画面を描画する。グラフィック処理部26は、描画した画面データを表示部15aに出力して画面を表示させる。
外部記録媒体27は、ジャーナルデータ等をバックアップするための記録媒体である。外部記録媒体27は、例えば、DVDやBD(Blu-ray(登録商標) Disc)等の光学メディアのドライブと、対応する光学メディアとを有する。
(ATMの動作)
次に、実施例のATM1の動作について説明する。本実施例では、金額入力画面がある取引として支払取引(出金取引)を一例として説明する。図3から図6は、実施例の支払取引処理の一例を示すフローチャートである。
制御部20は、人体センサ11により利用者を検知すると、取引種別選択画面を表示部15aに表示する(ステップS1)。制御部20は、取引キー(ボタン)が押下されたか否かを判定する(ステップS2)。制御部20は、取引キーが押下されていないと判定した場合(ステップS2:No)、引き続きステップS2の判定を繰り返す。制御部20は、取引キーが押下されたと判定した場合(ステップS2:Yes)、取引が支払であるか否かを判定する(ステップS3)。
制御部20は、取引が支払でないと判定した場合(ステップS3:No)、他の取引処理に遷移し(ステップS4)、他の取引処理の終了後にステップS1に戻る。制御部20は、取引が支払であると判定した場合(ステップS3:Yes)、カード挿入画面を表示する(ステップS5)。
制御部20は、カードが挿入されたか否かを判定する(ステップS6)。制御部20は、カードが挿入されていないと判定した場合(ステップS6:No)、引き続きステップS6の判定を繰り返す。制御部20は、カードが挿入されたと判定した場合(ステップS6:Yes)、カードチェックを行い、カードチェックがNGであるか否かを判定する(ステップS7)。制御部20は、カードチェックがNGであると判定した場合(ステップS7:Yes)、カードNGによる媒体返却画面を表示し(ステップS8)、ステップS39に進む。
制御部20は、カードチェックがNGでないと判定した場合(ステップS7:No)、暗証入力画面を表示する(ステップS9)。制御部20は、暗証入力画面において、暗証番号の4桁の数字が入力済であるか否かを判定する(ステップS10)。制御部20は、暗証番号の4桁の数字が入力済でないと判定した場合(ステップS10:No)、訂正キーが押下されたか否かを判定する(ステップS11)。制御部20は、訂正キーが押下されていないと判定した場合(ステップS11:No)、ステップS10に戻る。制御部20は、訂正キーが押下されたと判定した場合(ステップS11:Yes)、入力された暗証番号である暗証データをクリアし(ステップS12)、暗証再入力画面を表示して(ステップS13)、ステップS10に戻る。
一方、制御部20は、ステップS10において、暗証番号の4桁の数字が入力済であると判定した場合(ステップS10:Yes)、金額入力画面を表示する(ステップS14)。
ここで、図7を用いて暗証入力画面について説明する。図7は、暗証入力画面の一例を示す図である。図7に示すように、暗証入力画面50は、テンキーを表示して利用者からの暗証番号の入力を受け付ける。暗証入力画面50の例では、暗証番号「1236」に対応する入力位置51a〜51dの入力を受け付ける。また、暗証入力画面50は、暗証番号の入力を訂正する訂正キー52が押下されると、入力された暗証データをクリアして、例えば、暗証入力画面50を暗証再入力画面として再表示する。
図3から図6の説明に戻る。制御部20は、金額入力画面において、円キーが押下されたか否かを判定する(ステップS15)。制御部20は、円キーが押下されていないと判定した場合(ステップS15:No)、訂正キーが押下されたか否かを判定する(ステップS16)。制御部20は、訂正キーが押下されていないと判定した場合(ステップS16:No)、ステップS15に戻る。制御部20は、訂正キーが押下されたと判定した場合(ステップS16:Yes)、入力された金額である入力金額データをクリアし(ステップS17)、金額再入力画面を表示して(ステップS18)、ステップS15に戻る。
一方、制御部20は、ステップS15において、円キーが押下されたと判定した場合(ステップS15:Yes)、金額が入力済であるか否かを判定する(ステップS19)。制御部20は、金額が入力済でないと判定した場合(ステップS19:No)、ステップS15に戻る。制御部20は、金額が入力済であると判定した場合(ステップS19:Yes)、金額確認画面を表示する(ステップS20)。
ここで、図8および図9を用いて、金額入力画面および証跡として保存する画面イメージについて説明する。図8は、金額入力画面の一例を示す図である。図8に示すように、金額入力画面53は、テンキーと、「万」、「千」といった単位キーと、円キー56とを表示して利用者から出金する金額の入力を受け付ける。金額入力画面53の例では、利用者は1万円を出金したいので、「1」、「万」、「円」の各キーを押下する。制御部20は、1万円に対応する入力位置54a,54b,54eの入力を受け付ける。ところが、利用者がテンキーの「1」を押下した後に、利用者のコートの袖口がタッチパネルの領域55に触れてしまったとする。すると、制御部20は、入力位置54aに続いて、テンキーの「0」に対応する入力位置54c,54dの入力を受け付け、その後に入力位置54bの入力を受け付ける。この場合、利用者は1万円と入力したつもりが、制御部20は、100万円の入力を受け付けることになる。
利用者が、金額入力画面53で円キー56を押下する前に金額の誤入力に気が付けば、訂正キー57を押下して金額を訂正することができる。つまり、金額入力画面53では、金額の入力を訂正する訂正キー57が押下されると、制御部20が入力金額データをクリアして、例えば、金額入力画面53を金額再入力画面として再表示する。しかし、利用者が、誤入力に気付かずに円キー56を押下すると、制御部20は、入力位置54eの入力を受け付けて、金額確認画面の表示に進む。
このとき、制御部20(保存部)は、金額入力画面53に入力位置54a〜54eに対応する印を配置した画面イメージ60を記憶部であるSSD23に保存する。図9は、画面イメージの一例を示す図である。図9に示すように、画面イメージ60は、金額入力画面53で利用者から入力を受け付けた入力位置54a〜54eに対応する印61a〜61eが配置されている。つまり、画面イメージ60は、金額入力画面でどの様な入力があったかを示す証跡となる。
図3から図6の説明に戻る。制御部20は、金額確認画面において、訂正キーが押下されたか否かを判定する(ステップS21)。制御部20は、訂正キーが押下されたと判定した場合(ステップS21:Yes)、ステップS14に戻り、金額入力画面を表示する。制御部20は、訂正キーが押下されていないと判定した場合(ステップS21:No)、確認キーが押下されたか否かを判定する(ステップS22)。制御部20は、確認キーが押下されていないと判定した場合(ステップS22:No)、ステップS21に戻る。
制御部20は、確認キーが押下されたと判定した場合(ステップS22:Yes)、入力された金額が所定金額より大きいか否かを判定する(ステップS23)。ここで、所定金額は、例えば、利用者の出金履歴に基づく金額とすることができる。例えば、利用者が普段は1回当たり10万円程度までの金額しかATMで出金しない場合、所定金額を50万円とすることができる。制御部20は、入力された金額が所定金額以下であると判定した場合(ステップS23:No)、ステップS29の支払取引電文の生成に進む。
制御部20(表示制御部)は、入力された金額が所定金額より大きいと判定した場合(ステップS23:Yes)、SSD23に保存された画面イメージ60を含む正当性確認画面を表示する(ステップS24)。制御部20は、正当性確認画面において、訂正キーが押下されたか否かを判定する(ステップS25)。制御部20は、訂正キーが押下されたと判定した場合(ステップS25:Yes)、ステップS14に戻り、金額入力画面を表示する。
制御部20は、訂正キーが押下されていないと判定した場合(ステップS25:No)、取消キーが押下されたか否かを判定する(ステップS26)。制御部20は、取消キーが押下されたと判定した場合(ステップS26:Yes)、媒体返却画面を表示し(ステップS27)、ステップS39に進む。制御部20は、取消キーが押下されていないと判定した場合(ステップS26:No)、確認キーが押下されたか否かを判定する(ステップS28)。制御部20は、確認キーが押下されていないと判定した場合(ステップS28:No)、ステップS25に戻る。
制御部20は、確認キーが押下されたと判定した場合(ステップS28:Yes)、入力された金額に基づいて、支払取引電文を生成する(ステップS29)。制御部20は、手続中画面を表示するとともに(ステップS30)、生成した支払取引電文を勘定系システムに送信する(ステップS31)。
ここで、図10および図11を用いて、金額確認画面および正当性確認画面について説明する。図10は、金額確認画面の一例を示す図である。図10に示すように、金額確認画面63には、入力された出金金額が表示される。金額確認画面63では、確認キー64が押下されることで、利用者に対する出金金額の確認が行われる。なお、入力位置65は、確認キー64に対する入力を受け付けた位置を示す。また、金額確認画面63では、金額の入力を訂正する訂正キー66が押下されると、制御部20が入力金額データをクリアして、例えば、金額入力画面53の表示に戻る。なお、金額確認画面63では、確認キー64の代わりに千円両替キー67が押下されると、出金金額のうち1万円分を千円札で出金するものとして、利用者に対する出金金額の確認が行われる。
図11は、正当性確認画面の一例を示す図である。図11に示すように、正当性確認画面70では、領域71にSSD23に保存された画面イメージ60が表示される。正当性確認画面70は、注意画面の一例である。利用者は、領域71に表示された画面イメージ60を見ることで、どのキーが押下されたことになっているかを確認することができる。つまり、制御部20は、利用者が入力した入力位置に対応する印61a〜61eを証跡として表示することができる。なお、正当性確認画面70では、画面イメージ60のうち、入力対象のキーの領域を切り出して領域71に表示している。また、正当性確認画面70には、再度、出金金額が表示される。正当性確認画面70では、確認キー72が押下されることで、利用者にどのキーが押下されたことになっているかを確認しつつ、再度、出金金額の確認が行われる。なお、入力位置73は、確認キー72に対する入力を受け付けた位置を示す。また、正当性確認画面70では、金額の入力を訂正する訂正キー74が押下されると、制御部20が入力金額データをクリアして、例えば、金額入力画面53の表示に戻る。
図3から図6の説明に戻る。制御部20は、手続中画面において、勘定系システムから応答電文を受信したか否かを判定する(ステップS32)。制御部20は、応答電文を受信していない場合(ステップS32:No)、引き続きステップS32の判定を繰り返し、応答電文の受信を待機する。制御部20は、応答電文を受信したと判定した場合(ステップS32:Yes)、受信した応答電文が支払許可応答であるか否かを判定する(ステップS33)。制御部20は、支払許可応答であると判定した場合(ステップS33:Yes)、現金を計数し(ステップS34)、媒体返却画面を表示する(ステップS35)。制御部20は、計数した現金を排出するとともに、投入されたカード等の媒体を返却する(ステップS36)。
制御部20は、媒体が利用者によって抜取済であるか否かを判定する(ステップS37)。制御部20は、媒体が抜取済でないと判定した場合(ステップS37:No)、引き続きステップS37の判定を繰り返す。制御部20は、媒体が抜取済であると判定した場合(ステップS37:Yes)、ステップS1に戻る。
制御部20は、ステップS33において、支払許可応答でないと判定した場合(ステップS33:No)、取引NGによる媒体返却画面を表示して(ステップS38)、投入されたカード等の媒体を返却する(ステップS39)。制御部20は、媒体が利用者によって抜取済であるか否かを判定する(ステップS40)。制御部20は、媒体が抜取済でないと判定した場合(ステップS40:No)、引き続きステップS40の判定を繰り返す。制御部20は、媒体が抜取済であると判定した場合(ステップS40:Yes)、ステップS1に戻る。このように、ATM1は、利用者の入力位置を示す画面イメージを証跡として正当性確認画面に表示するので、金額入力画面における利用者の操作を確認させることができる。また、ATM1は、正当性確認画面で本当に利用者が入力した金額であるかを確認させることができるため、利用者の誤入力による意図しない金額の取引成立を抑制することができる。
このように、ATM1は、タッチパネル15bに、金額入力画面を表示するとともに、金額入力画面上のキーへの入力を受け付ける。また、ATM1は、金額入力画面上のキーへの入力を受け付けた位置に印を配置し、印を含む画面イメージをSSD23に保存する。また、ATM1は、取引電文の生成前に、SSD23に保存された画面イメージを含む注意画面を表示する。その結果、ATM1では、利用者の入力位置を示す画面イメージを証跡として注意画面に表示するので、金額入力画面における利用者の操作を確認できる。
また、ATM1は、利用者の出金履歴に基づく所定金額よりも大きな金額の出金であるか否かを判定し、所定金額よりも大きな金額の出金であると判定した場合に、注意画面を表示する。その結果、ATM1では、利用者の誤操作が疑われる場合に、金額入力画面における利用者の操作を確認できる。
なお、上記実施例では、画面イメージに、金額入力画面で利用者から入力を受け付けた入力位置に対応する印が配置されていたが、これに限定されない。例えば、金額入力画面への接触時間が長いほど、入力位置に対応する印の大きさを大きくするようにしてもよい。図12は、画面イメージの他の一例を示す図である。図12に示すように、画面イメージ80は、図8に示す金額入力画面53で利用者から入力を受け付けた入力位置54a〜54eに対応する印81a〜81eが配置されている。ここで、入力位置54c,54dでは、例えば、利用者のコートの袖口が接触した状態であるとすると、指で押下する場合よりも接触時間が長くなる。画面イメージ80では、入力位置54c,54dに対応する印81c,81dを、接触時間に応じて大きくすることで、指で押下した場合と、コートの袖口が接触した場合とを区別することができる。
このように、ATM1(保存部)は、金額入力画面への接触時間が長いほど印を大きくする。その結果、ATM1では、利用者が意図して押下したものでない入力位置を判別することができる。
また、上記実施例では、入力位置に対応する印が画面イメージに配置されたが、これに限定されない。例えば、画面イメージに加えて、図8に示す金額入力画面53の入力位置54a〜54eに印を表示するようにしてもよい。この場合、利用者は、金額入力画面53において円キー56を押下する前に、意図しない入力があったことを認識することができる。
このように、ATM1(保存部)は、金額入力画面上のキーへの入力を受け付ける際に、配置した印を金額入力画面上に表示する。その結果、ATM1は、金額入力画面上において、円キーの押下前に意図しない入力があったことを、利用者に認識させることができる。
また、上記実施例では、支払取引を一例として、金額入力画面の画面イメージを保存したが、これに限定されない。例えば、振込取引や振替取引等の口座から出金が行われる取引における金額入力画面の画面イメージを保存するようにしてもよい。
1 ATM
11 人体センサ
12 スピーカ
13 カード処理ユニット
13a カード投入口
14 通帳処理ユニット
14a 通帳投入口
15 表示ユニット
15a 表示部
15b タッチパネル
16 紙幣処理ユニット
16a 紙幣入出金口
17 硬貨処理ユニット
17a 硬貨入出金口
20 制御部
21 CPU
22 RAM
23 SSD
24 通信制御部
25 入出力インタフェース
26 グラフィック処理部
27 外部記録媒体

Claims (6)

  1. 金額入力画面を表示するとともに、前記金額入力画面上のキーへの入力を受け付ける入力部と、
    前記金額入力画面上の前記キーへの入力を受け付けた位置に印を配置し、前記印を含む画面イメージを記憶部に保存する保存部と、
    取引電文の生成前に、前記記憶部に保存された前記画面イメージを含む注意画面を表示する表示制御部と、
    を有することを特徴とする取引装置。
  2. 前記表示制御部は、利用者の出金履歴に基づく所定金額よりも大きな金額の出金であるか否かを判定し、前記所定金額よりも大きな金額の出金であると判定した場合に、前記注意画面を表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の取引装置。
  3. 前記保存部は、前記金額入力画面への接触時間が長いほど前記印を大きくする、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の取引装置。
  4. 前記保存部は、前記金額入力画面上のキーへの入力を受け付ける際に、配置した前記印を前記金額入力画面上に表示する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の取引装置。
  5. 金額入力画面を表示するとともに、前記金額入力画面上のキーへの入力を受け付け、
    前記金額入力画面上の前記キーへの入力を受け付けた位置に印を配置し、前記印を含む画面イメージを記憶部に保存し、
    取引電文の生成前に、前記記憶部に保存された前記画面イメージを含む注意画面を表示する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする画面制御方法。
  6. 金額入力画面を表示するとともに、前記金額入力画面上のキーへの入力を受け付け、
    前記金額入力画面上の前記キーへの入力を受け付けた位置に印を配置し、前記印を含む画面イメージを記憶部に保存し、
    取引電文の生成前に、前記記憶部に保存された前記画面イメージを含む注意画面を表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする画面制御プログラム。
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