JP2003132395A - Icチップ搭載カード対応の自動取引装置 - Google Patents

Icチップ搭載カード対応の自動取引装置

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JP2003132395A JP2001323149A JP2001323149A JP2003132395A JP 2003132395 A JP2003132395 A JP 2003132395A JP 2001323149 A JP2001323149 A JP 2001323149A JP 2001323149 A JP2001323149 A JP 2001323149A JP 2003132395 A JP2003132395 A JP 2003132395A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動入出金機において、ICチップと磁気
ストライプを備えたカードの利便性を向上する。 【解決手段】 自動取引装置において、ICチップお
よび磁気記録部を備えたカードから情報を入力可能にす
るとともに、ICチップの情報の利用可否を利用者が選
択可能とする。この選択は、ICチップに記録された情
報の読み出しに先立って行われる。本発明の自動取引装
置は、この選択結果に基づいてICチップの情報および
磁気記録部の情報の少なくとも一方を用いて、入出金処
理を行う。こうすることにより、利用者の意志に関わら
ずICチップの情報を読みとり処理が行われることを回
避でき、情報読みとり時間の長期化などの弊害を回避す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の操作に応
じて取引を行う自動取引装置に関し、詳しくは、ICチ
ップ搭載カード対応の自動取引措置に関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関等で利用者に対する入出金に自
動取引装置(以下、ATMという)が使用されている。
これらのATMでは、利用者の口座等を識別するために
クレジットカード、デビットカード、キャッシュカード
などのカードが利用される。これらのカードは、利用者
の口座、暗証番号などを記録した磁気ストライプを有し
ている。ATMはこの情報を利用して取引処理を行う。
複数の口座または取引に利用可能とするため、カードの
上下など複数箇所に磁気ストライプを備える場合もある
(以下、かかるタイプのカードを「マルチストライプ」
と称する)。
【0003】近年では、磁気ストライプに加えて接触型
または非接触型のICチップを搭載したカード(以下、
単に「ICカード」と称する)も普及しつつある。接触
型と非接触型のICチップの双方を備えているカードも
ある。これらのICチップは、磁気ストライプに比較し
て、小面積で多量の情報を記録可能であるため、マルチ
ストライプよりも更に多数の口座および取引を一枚のカ
ードで統合的に行うことが可能となる。また、情報の改
ざんが困難であるため、セキュリティ確保に優れるとい
う利点も備えている。
【0004】ATMは、ICチップを搭載しない従来型
のカードとICカードの双方に対応する必要があるた
め、ATMでは、ICチップの情報を次の手順で利用す
る。まず、ATMは、カードに備えられた磁気ストライ
プの情報を読み取る。磁気ストライプには、ATMに挿
入されたカードがICチップを搭載しているか否かを判
別するための識別情報が記録されている。磁気ストライ
プの情報を最初に読み取るのは、ATM内部のヘッドの
配置上、磁気ストライプとICチップの情報を同時に読
み取ることができず、磁気ストライプはいずれのカード
にも備えられているからである。識別情報によってIC
カードであることが判別すると、ATMは、カードを搬
送してICチップの情報を読み取り、これに基づいて取
引を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ICカードを用いた取
引では、ICチップの情報が優先されており、これに起
因して実用面でATMの利便性を損ねることがあった。
第1に、取引に必要な情報が磁気ストライプから取得可
能な場合でも、ICチップの情報が再度読み込まれてい
た。ICチップの読み取りは、磁気ストライプの読み取
りよりも長い時間を要する。従って、ICチップの情報
を優先することにより、ATMの処理時間が長時間化
し、利便性を損ねていた。
【0006】第2に、マルチストライプのICカードで
は、カードの再挿入が必要となる場合があった。図1は
マルチストライプのICカード10を例示する説明図で
ある。このカード10には、上下に2本の磁気ストライ
プ11、12、およびICチップ13、14が備えられ
ている。ICチップ13は接触型、ICチップ14は非
接触型である。磁気ストライプ11を利用する場合に
は、正方向にカードを挿入する。図の中段にこの状態を
示した。これは、カード取扱機構20の側断面を模式的
に示したものである。挿入口23からカード10を正方
向に挿入すると、カード10は位置Aに搬送され、この
過程で、ヘッド21によって磁気ストライプ11の情報
が読み取られる。その後、カード10を更に位置Bまで
搬送することによって、ヘッド22によってICチップ
13の情報が読み取られる。このように正方向に挿入し
た場合には、カード10の再挿入をするまでなくICチ
ップ13の読み取りが可能である。
【0007】磁気ストライプ12を利用する場合には、
逆方向にカードを挿入する。図中の下段にこの状態を示
した。逆方向の挿入状態では、正方向と同様、位置Aに
搬送される過程において磁気ストライプ12の情報がヘ
ッド21によって読み取られる。しかし、その後、仮に
位置Bまで搬送したとしても、ヘッド22によってIC
チップ13の情報は読み取ることができない。従って、
逆方向に挿入された場合には、ATMはICチップが搭
載されていることを検出すると、ICチップの情報を読
み取るため、一旦、カードを排出し、正方向での再挿入
を利用者に促す。かかる再挿入の操作は、利用者にとっ
て非常に煩雑であった。
【0008】本発明は、上述した種々の課題を解決する
ためになされたものであり、ATMにおいてICカード
の利便性を向上することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも一
部を解決するために、本発明では、自動取引装置におい
て、ICチップの情報の利用可否を利用者が選択できる
ようにした。この選択は、ICチップに記録された情報
の読み出しに先立って行われる。本発明の自動取引装置
は、この選択結果に基づいてICチップの情報および磁
気記録部の情報の少なくとも一方を用いて、取引処理を
行う。
【0010】本発明の自動取引装置によれば、ICチッ
プの情報を利用するか否かを利用者の意志によって切り
替えることができる。従って、利用者の意志に反して、
ICチップの読みとりが行われて処理に長期間を要した
り、ICチップの読みとりを行うためにカードの再挿入
が要求されたりするなどの弊害を回避することができ
る。
【0011】利用者による選択は、種々の態様で行うこ
とができる。例えば、ICチップを利用するか否かを直
接選択するものとしてもよいし、取引内容および口座な
どと対応づけて選択する態様をとってもよい。後者の態
様としては、例えば、ICチップの利用可否と対応づけ
て取引内容を列挙したメニューを利用者に提示すること
により実現できる。また、磁気記録部に記録された口座
を対象とした取引と、その他の口座を対象とした取引と
を選択するためのメニューを利用者に提示する態様を採
っても良い。このように取引および口座などと対応づけ
たメニューを提示することにより、利用者は、ICチッ
プ利用の必要性を容易に判断し、選択することが可能と
なる。これらのメニューでは、ICチップを利用するこ
とによる長所を併せて提示してもよい。
【0012】利用者による選択は、取引過程における種
々のタイミングで行うことができる。例えば、取引を始
める前の初期メニューで選択を行わせるものとしてもよ
い。カードを挿入する前、またはカード挿入直後の選択
がこれに含まれる。最初に選択しておくことにより、処
理の簡素化を図ることができる。また、カードにICチ
ップが搭載されていることが検出された後に、選択を行
うものとしてもよい。こうすれば、磁気記録部しか備え
ていないカードについては、ICチップの利用可否を問
うことなく迅速に取引を完了させることができる。
【0013】本発明における取引処理は、必ずしも現金
の授受を伴うものに限定はされない。例えば、特定の口
座から別の口座へ振り込み、デビットカード決済、公共
機関による証明書等の発行なども含まれる。従って、本
発明における自動取引装置は、金融機関等に設置され現
金の入出金も可能ないわゆるATMやキャッシュディス
ペンサーとして構成する他、クライアントコンピュータ
とネットワークで接続されたシステムにおいて取引を実
現する装置として構成することもできる。かかるシステ
ムでは、本発明の自動取引装置は、ネットワーク上のサ
ーバとして構成され、クライアントコンピュータから、
ネットワークを介して入力される種々の指示に応じて取
引処理を実現する。クライアントコンピュータには、I
Cカードの情報を読みとり可能なカードリーダが備えら
れており、自動取引装置は、ネットワークを介して制御
信号を送信することにより、ICカードからの情報を取
得する。
【0014】本発明は、更に種々の態様を採ることがで
き、例えば、上述した自動取引装置の機能を実現するた
めの制御方法として構成してもよいし、かかる機能をコ
ンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム
として構成してもよい。更に、こうしたコンピュータプ
ログラムを記憶した記憶媒体として構成してもよい。こ
こで、記憶媒体としては、フレキシブルディスク、CD
−ROM、DVD、光磁気ディスク、ICカード、IC
チップ、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコー
ドなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部
記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記
憶装置など光学的、磁気的、電気的にコンピュータが読
取り可能な種々の媒体を利用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、以下の項目に分けて説明する。 A.第1実施例: A1.全体構成: A2.構成の変形例: A3.入出金処理: A4.入出金処理(変形例): B.第2実施例:
【0016】A.第1実施例: A1.全体構成:図2は実施例としての自動取引装置の
概略構成を示す説明図である。自動取引装置は、銀行な
どの金融機関に設置され、利用者の操作に応じて入出金
処理を無人で行うための装置である。入出金処理として
は、例えば、利用者の口座への預金、口座からの出金、
ローンなどが挙げられる。以下の実施例では、入出金処
理を行う場合を例にとって、自動取引装置を説明する
が、実施例としての自動取引装置は、公共機関での証明
書発行など入出金以外の取引を行う装置として構成する
ことも可能である。
【0017】実施例の自動取引装置(以下、ATMとい
う)100は、磁気ストライプの他にICチップを搭載
したカード(以下、ICカードと呼ぶ)に対応可能であ
る。磁気ストライプが、複数備えられた、いわゆるマル
チストライプのカードにも対応可能である。ICカード
の概略構成は、先に図1で示した通りである。ICチッ
プは、接触型、非接触型いずれであってもよい。
【0018】ATM100には、次のユニットが図示す
る配置で備えられている。カード取扱機構105は、先
に図1で説明したカード取扱機構20と同様の機構であ
り、ICカードの磁気ストライプおよびICチップに記
録された情報を読みとる機能を奏する。カードに記録さ
れた情報には、例えば、顧客の口座を特定する口座指定
情報としての口座番号、暗証番号などが含まれる。磁気
ストライプには、1本につき1つの口座についての口座
指定情報が記録されており、ICチップには複数の口座
指定情報が記録されている。各磁気ストライプには、カ
ードのタイプを示すための識別情報も併せて記録されて
いる。この識別情報は、ICチップの搭載の有無、マル
チストライプにおけるカードの挿入方向を一義的に特定
することができる内容となっている。
【0019】操作部103は、入出金取引のための情報
表示および入出金のための操作入力を行うためのインタ
フェースである。本実施例では、タッチパネルを用いる
ものとしたが、ディスプレイと押しボタンスイッチなど
の組み合わせで構成してもよい。
【0020】利用者との紙幣の授受は、紙幣入出金口1
07を通じて行われる。入金時には、利用者が紙幣入出
金口107に入れた紙幣は、内蔵された紙幣取扱装置1
10によって、鑑別され、金種ごとに分類されて保管さ
れる。出金時には、紙幣取扱装置110は、利用者の指
示した金額分の紙幣を用意し、紙幣入出金口107から
利用者に受け渡す。明細票発行機構106は、これらの
取引の内容を記録した明細票を発行する。
【0021】ATM100には、ここで例示した構成に
限らず種々のユニットを設けることが可能である。例え
ば、上記ユニットに加えて通帳を取り扱うユニットを設
けても良い。
【0022】以上で説明したATM100の各ユニット
の動作は、制御ユニット120によって制御される。制
御ユニット120は、内部にCPU、メモリを備えたマ
イクロコンピュータとして構成されている。制御ユニッ
ト120は、図中に矢印で示す通り、各ユニットと情報
の授受を行い、ATM100全体の動作を制御する。A
TM100は、金融機関のホストコンピュータ200と
通信回線を介して接続されている。制御ユニット120
は、適宜、ホストコンピュータ200と通信を行いつ
つ、入出金に関する処理を実行する。
【0023】図中に制御ユニット120において入出金
処理に関連する機能ブロックを併せて示した。本実施例
では、各機能ブロックは、制御ユニット120内にソフ
トウェア的に構成され、主制御部125によって制御さ
れる。各機能ブロックはハードウェア的に構成しても構
わない。
【0024】カード情報入力部123は、カード取扱機
構105を制御して、カードの情報を入力する。カード
情報入力部123は、磁気ストライプからの情報入力を
制御するMS入力部123a、ICチップからの情報入
力を制御するIC入力部123bが備えられている。カ
ード情報入力部123は、主制御部125の指示によっ
て両者を使い分ける。カードから入力された情報は、主
制御部125を介して入出金処理全体を制御する入出金
処理部122に受け渡される。
【0025】指示入出力部121は操作部103を制御
し、利用者が操作するためのメニューその他の画面表
示、およびその捜査結果の入力を行う。入力された情報
は、主制御部125を介して入出金処理部122に受け
渡される。入出金処理部122は、適宜、通信部124
を介してホストコンピュータ200にこれらの情報を送
信し、入出金処理を行う。また、現金の授受を伴う取引
の場合には、入出金処理部122は、紙幣取扱装置11
0を制御して現金の授受を行う。
【0026】本明細書における入出金処理は、必ずしも
現金の授受を伴うとは限らない。例えば、利用者の口座
から他の口座への振り込みなど、金額情報の移動も入出
金処理に含まれる。
【0027】A2.構成の変形例:図2では、金融機関
等に設置された、いわゆるATMとしての構成例を示し
た。先に説明した通り、入出金処理には、必ずしも現金
の授受を伴わない処理も含まれるから、本発明の自動取
引装置は、ネットワーク上に設置されたサーバとして構
成することもできる。
【0028】図3は変形例としての自動取引装置120
Aの概略構成を示す説明図である。自動取引装置120
Aは、インターネットINTに接続されたWebサーバ
として構成されている。インターネットINT上には、
利用者用のクライアントコンピュータ300が接続され
ており、自動取引装置120Aは、このクライアントコ
ンピュータ300と情報をやりとりすることにより、種
々の取引を実現する。
【0029】クライアントコンピュータ300は、ネッ
トワークへのアクセス機能を有する汎用のパーソナルコ
ンピュータを利用可能である。クライアントコンピュー
タ300には、カードリーダ301が接続されており、
磁気ストライプおよびICチップを搭載したカード10
から情報を読みとることができる。クライアントコンピ
ュータ300には、HTML等の言語で提供されるWe
bページを閲覧するためのブラウザがインストールされ
ており、自動取引装置120Aによって提供されるWe
bページを介して取引に必要な情報の授受を行う。クラ
イアントコンピュータ300から自動取引装置120A
に送信される情報としては、カード10から読みとった
情報、口座や金額の指定など取引に関する種々の捜査結
果などが挙げられる。自動取引装置120Aからクライ
アントコンピュータ300に送信される情報としては、
Webページの形式で与えられる操作用の画面、カード
リーダ301の動作を制御する制御信号などが含まれ
る。
【0030】自動取引装置120Aには、図2で示した
ATMと同様の機能ブロックがソフトウェア的に構成さ
れている。その動作は、主制御部125Aによって制御
される。通信部124Aは、インターネットINTとの
情報授受を司る。
【0031】カード情報入力部123Aは、クライアン
トコンピュータ300にカードリーダ301の制御信号
を送信することにより、カード10からの情報入力を制
御する。カード情報入力部123Aは、主制御部125
Aからの指示に従って、カード10の磁気ストライプか
らの情報入力、ICチップからの情報入力を切り替えて
実行する。
【0032】指示入出力部121Aは、クライアントコ
ンピュータ300にWebページの形式で操作画面を提
示するとともに、マウス等のクリックに基づく操作結果
を入力する。入出金処理部122Aは、利用者の操作等
に基づき入出金処理を実行する。入出金処理は、図2に
示したATMの場合と同様、別途用意されたホストコン
ピュータとの通信によって行うものとしてもよいし、自
動取引装置120A内で独立して行うものとしてもよ
い。
【0033】以下で示す入出金処理では、説明の便宜
上、図2に示したATMを例にとって説明するが、各処
理は、図3に示した変形例の構成においてもそのまま実
現可能である。
【0034】A3.入出金処理:図4は入出金処理のフ
ローチャートである。制御ユニット120がカードの挿
入に呼応して実行する処理である。制御ユニット120
はカードの挿入を検知すると、まず、磁気ストライプ
(MS)の情報を入力する(ステップS10)。先に説
明した通り、磁気ストライプには、口座情報に併せて、
カードのタイプを示す識別情報が記録されている。制御
ユニット120は、この識別情報に基づいてICカード
であるか否かを判定する(ステップS11)。
【0035】ICチップがない判断される場合には、磁
気ストライプの情報のみを利用した取引が実行される。
この場合には、ICチップの情報の利用可否を利用者に
問うまでなく、預け入れ、引き出し等の取引科目を選択
するためのメニューを提示し、その選択結果を入力する
(ステップS16)。図中に取引科目を選択するための
メニュー例W4を例示した。このように磁気ストライプ
によって実行可能な取引科目の一覧が、操作部103に
表示される。例示するように、磁気ストライプに記録さ
れた口座の情報「口座A」を併せて提示してもよい。こ
の表示により、利用者の意図しない口座での取引を回避
することができる。
【0036】取引科目が入力されると、制御ユニット1
20は、取引内容に応じて暗証番号、金額などの取引情
報を入力し(ステップS17)、入出金処理を行う(ス
テップS18)。入出金処理は、取引科目に応じて異な
るが、例えば、取引対象となる口座への入出金情報のホ
ストコンピュータ200への通信、取引明細書の作成、
通帳への記入、現金の授受などが含まれる。こうして入
出金処理が完了すると、制御ユニット120は、カード
を排出する(ステップS19)。
【0037】一方、ステップS11において、挿入され
たカードがICカードであると判断された場合には、制
御ユニット120は、ICチップの情報を利用するか否
かを選択するためのメニューを利用者に提示し、選択結
果を入力する(ステップS12)。
【0038】かかるメニューの例W1,W2を図中に例
示した。メニューW1は、ICチップを利用するか否か
を直接選択するタイプのメニューである。メニューW2
は、取引口座と対応づけた形で選択するタイプのメニュ
ーである。メニューW2では、磁気ストライプに記録さ
れた「口座A」を選択するためのボタンと、「その他の
口座」を選択するためのボタンとが表示される。「その
他の口座」の選択は、ICチップの利用を選択すること
と同義である。これらのメニューは、いずれを使用して
も構わない。また、この他のメニューを用いることもで
きる。ICチップの利用可否を選択するメニューには、
ICチップを利用することによる利点を併せて提示する
ものとしてもよい。かかる利点としては、ICチップ内
に取引情報を記録することができる電子通帳機能が利用
できる点などが挙げられる。
【0039】ICチップを利用しない旨の選択が行われ
た場合(ステップS13)、磁気ストライプの情報のみ
を用いた取引が行われる(ステップS16〜S19)。
ICチップを利用する旨の選択が行われた場合(ステッ
プS13)、以下に示す通り、ICチップの情報を利用
した取引が行われる。
【0040】制御ユニット120は、ICチップの情報
を読みとり、取引可能な口座および取引科目を選択する
ためのメニューの提示および選択結果の入力を行う(ス
テップS14)。図中に選択用のメニュー例W3を例示
した。ICチップには、複数の口座情報が記録されてい
るため、取引対象となる口座が複数列挙される。ここで
列挙される口座の一部が、磁気ストライプに記録されて
いた口座Aと重複していても構わない。利用者は、左列
に列挙された口座から取引対象となる口座を選択し、右
列に列挙された取引科目から所望の取引を選択する。こ
こでは、口座と取引科目とを一つの画面で提示する場合
を例示したが、段階的に選択するメニューを提示しても
よい。即ち、最初に口座のみを列挙したメニューを提示
し、次に、この画面で選択された口座について実行可能
な取引科目を列挙したメニューを提示する形式を採って
も良い。
【0041】こうして、取引対象となる口座および取引
項目が入力されると、制御ユニット120は、ICチッ
プの情報を入力し、認証処理を行う(ステップS1
5)。認証処理には、例えば、ICチップに記録された
情報に基づいてICカードの正当性を確認する処理が含
まれる。ICチップの偽造は、困難であるため、この認
証処理を経ることにより、ICカードを用いた取引のセ
キュリティを向上することができる。
【0042】ICカードの認証が完了すると、制御ユニ
ット120は、取引情報の入力、入出金処理を行い(ス
テップS17、S18)、全ての処理が完了したところ
でカードを排出する(ステップS19)。
【0043】以上で説明した第1実施例としての自動取
引装置によれば、ICチップの利用可否を利用者が選択
することができる。従って、利用者の意志に関わらずI
Cチップの読みとりが行われ、処理が長時間化すること
を回避することができる。
【0044】第1実施例では、識別情報によってICカ
ードであることが判別された(ステップS11)後に、
ICチップの利用可否を選択するものとした。これによ
り、ICカードでない場合には、ICチップの利用可否
を選択する操作を省略することができ、処理の簡素化、
短期間化を図ることができる。もっとも、ステップS1
1の処理を省略することにより、ICカードであるか否
かに関わらず利用可否を選択する構成を採っても構わな
い。
【0045】A4.入出金処理(変形例):第1実施例
の入出金処理(図4)では、磁気ストライプが単一のカ
ードを指向した処理を例示した。次に、変形例として、
マルチストライプのカードについての入出金処理を例示
する。
【0046】図5は変形例としての入出金処理のフロー
チャートである。ICチップを利用する旨の選択がなさ
れた後の処理が第1実施例(図4)と相違する。マルチ
ストライプであっても、ICチップを搭載しないカード
である場合(ステップS11)、およびICチップを利
用しない場合(ステップS13)の処理(ステップS1
6)は、第1実施例(図4)と同じである。マルチスト
ライプの場合には、カードの挿入方向に応じて、取引に
利用される磁気ストライプが使い分けられる点で相違す
るのみである。
【0047】マルチストライプにおいて、ICチップを
利用する旨の選択がなされた場合には(ステップS1
3)、制御ユニット120は、カードの挿入方向が逆方
向であるか否かを確認する(ステップS13a)。この
確認は、ステップS10で入力された識別情報によって
行うことができる。カードが正方向で挿入されている場
合には、第1実施例と同様の入出金処理を実行する(ス
テップS14〜S17)。
【0048】逆方向にカードが挿入されている場合に
は、先に図1で説明した通り、ICチップの情報を読み
とることができない。従って、制御ユニット120は、
カードを一旦排出し、正方向での再挿入を指示する(ス
テップS13b)。図中に、再挿入の指示画面例W5を
示した。この指示は、カードが正方向に挿入されるまで
繰り返される。制御ユニット120は、カードが正方向
に挿入された時点で、第1実施例と同様の入出金処理を
実行する(ステップS14〜S17)。
【0049】ここでは、正方向での挿入を待つ場合を例
示したが、カードを一旦排出し、正方向での再挿入を指
示して(ステップS13b)、入出金処理を完了するも
のとしてもよい。利用者がカードを正方向に向けて再挿
入した場合には、図5に例示したフローチャートを最初
から再度実行するものとしてもよい。
【0050】変形例の処理によれば、マルチストライプ
のカードについてもICチップの利用可否を利用者が選
択することができ、処理の短期間化を図ることができ
る。
【0051】B.第2実施例:第1実施例およびその変
形例では、カードが挿入された後の取引過程において、
ICチップの利用可否を選択する場合を例示した。利用
可否の選択は、取引を始める初期メニューで行うものと
してもよい。かかる場合の入出金処理を第2実施例とし
て例示する。第2実施例としての自動取引装置のハード
ウェア的な構成は、第1実施例(図2)またはその変形
例(図3)と同じである。以下では、説明の便宜上、第
1実施例(図2)の構成に基づいて処理内容を示す。
【0052】図6は第2実施例としての入出金処理のフ
ローチャートである。制御ユニット120は、カードが
挿入されるか否かに関わらず、ICチップの利用可否を
選択可能な初期メニュー画面を提示し、その選択結果を
入力する(ステップS20)。
【0053】図中に初期メニュー例W6を示した。左列
にはICチップを利用した取引科目が列挙され、右列に
はICチップを利用しない取引科目が列挙されている。
本実施例では、ICチップを利用する場合にのみ、「振
り込み」、「ローン」を可能とし、ICチップの利用可
否によって取引科目に差違を持たせるものとしたが、か
かる差違を設けないものとしてもよい。ここでは、取引
科目とICチップの利用可否とを対応づけた初期メニュ
ーを提示したが、第1実施例(図4)で例示したメニュ
ーW1,W2を初期メニューとして活用することも可能
である。
【0054】次に、制御ユニット120は、カードの挿
入を受け付け、磁気ストライプに記録された情報を入力
する(ステップS21)。カードの挿入は、利用可否の
選択(ステップS20)の前後いずれでも構わない。
【0055】初期メニューにおいて、利用者がICチッ
プを使用しない取引を選択している場合には(ステップ
S22)、制御ユニット120は、磁気ストライプの情
報のみを利用した取引を行う(ステップS26〜S2
9)。これらの処理は、第1実施例のステップS16〜
S19と同じであるため、説明を省略する。
【0056】初期メニューにおいて、利用者がICチッ
プを使用する取引を選択している場合には(ステップS
22)、制御ユニット120は、ICチップが利用可能
な状態にあるか否かを判断する(ステップS23)。例
えば、ICチップが搭載されていないカードが挿入され
ている場合や、マルチストライプのカードが逆方向に挿
入されている場合などは、ICチップの情報が利用不能
と判断される。かかる場合には、磁気ストライプに記録
された情報を利用した取引を行う(ステップS26〜S
29)。こうすることにより、カードの再挿入などの操
作を利用者に強いるまでなく、取引を続行することがで
きる利点がある。
【0057】磁気ストライプの情報による取引に代え
て、ICチップの情報が利用できない旨の表示を行い、
カードを排出するものとしてもよい(ステップS23
a)。ICチップの情報が利用できない旨の表示を行う
場合には、「ICが搭載されていない」、「マルチスト
ライプで逆方向に挿入されている」などの理由を付すこ
とが好ましい。
【0058】ステップS23において、ICチップが利
用可能であると判断される場合には、制御ユニット12
0は、その情報を用いた入出金処理を実行する(ステッ
プS24〜S29)。これらの処理は、第1実施例(図
4)におけるステップS14〜S19と同じであるため
説明を省略する。
【0059】第2実施例の自動取引装置によれば、第1
実施例と同様、ICチップの情報の利用可否を利用者が
選択することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、ICチップの情報を利
用するか否かを利用者の意志によって切り替えることが
できる。従って、利用者の意志に反して、ICチップの
読みとりが行われて処理に長期間を要したり、ICチッ
プの読みとりを行うためにカードの再挿入が要求された
りするなどの弊害を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチストライプのICカード10を例示する
説明図である。
【図2】実施例としての自動取引装置の概略構成を示す
説明図である。
【図3】変形例としての自動取引装置120Aの概略構
成を示す説明図である。
【図4】入出金処理のフローチャートである。
【図5】変形例としての入出金処理のフローチャートで
ある。
【図6】第2実施例としての入出金処理のフローチャー
トである。
【符号の説明】
10…カード 11、12…磁気ストライプ 13、14…ICチップ 20…カード取扱機構 21、22…ヘッド 23…挿入口 100…自動取引装置 103…操作部 105…カード取扱機構 106…明細票発行機構 107…紙幣入出金口 110…紙幣取扱装置 120…制御ユニット 120A…自動取引装置 121、121A…指示入出力部 122、122A…入出金処理部 123、123A…カード情報入力部 124、124A…通信部 125、125A…主制御部 200…ホストコンピュータ 300…クライアントコンピュータ 301…カードリーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA01 AA04 AA07 BA07 BA20 CA14 CB04 DA03 DA04 EA01 FA04 FH02 FH04 FH05 FJ06 5B035 BB02 BB09 BC00 CA29 5B058 KA01 KA06 KA12 YA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の操作に応じて取引を行う自動取
    引装置であって、 ICチップおよび磁気記録部を備えたカードから情報を
    読み出す情報入力部と、 前記ICチップおよび磁気記録部の少なくとも一方から
    読み出された情報に基づき、前記取引処理を行う取引処
    理部と、 前記ICチップに記録された情報の読み出しに先立っ
    て、前記利用者の操作に基づき、指示を入力する指示入
    力部と、 該指示に応じて、前記情報入力部によるICチップから
    の情報入力の利用可否を制御する入力制御部とを備える
    自動取引装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動取引装置であって、 前記指示入力部は、前記ICチップの利用可否と対応づ
    けられた取引内容を選択するためのメニューを前記利用
    者に提示するとともに、該選択結果を前記指示として入
    力する自動取引装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動取引装置であって、 前記情報入力部は、前記ICチップの情報に先立って、
    前記磁気記録部の情報を入力するよう構成されており、 前記指示入力部は、前記磁気記録部に記録された口座を
    対象とした取引と、その他の口座を対象とした取引とを
    選択するためのメニューを前記利用者に提示するととも
    に、該選択結果を前記指示として入力する自動取引装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の自動取引装置であって、 前記指示入力部は、前記利用者に提示される初期メニュ
    ーを通じて前記指示の入力を行う自動取引装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の自動取引装置であって、 前記指示入力部は、前記カードにICチップが搭載され
    ていることが検出された後に、前記指示の入力を行う自
    動取引装置。
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