JP5056364B2 - 自動取引システム - Google Patents
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Description
一方、従来のATMを有する自動取引システムにおいては、営業店に設置されたATMと窓口端末と受付管理装置とを接続し、そのATMと窓口端末とをそれぞれセンタに設置された顧客情報管理サーバに接続し、ATMで取引を行う顧客に、顧客情報管理サーバから受信したカードローンの商品案内を行う場合に、顧客がカードローンの商品案内を表示させることを選択すると、カードローンの契約内容を説明する画面を表示し、顧客が契約に同意すると、ローン審査に関する説明を表示し、顧客がローン審査に同意すると、ATMは、ローン審査の実行依頼を審査システムへ送信して顧客が窓口を訪れる前に審査を開始すると共に、受付管理装置から取得した受付番号を明細票に印刷して顧客に引渡し、顧客を窓口のオペレータとの面談に誘導してカードローン契約に要する時間の短縮を図っている(例えば、特許文献1参照。)。
また、顧客がATMの画面に表示された商品説明の内容を十分に確認し理解した上で、取引を行っているか否かの確認が困難であるという問題がある。
更に、ATMや窓口での顧客に対する説明についての履歴が残らないため、後日、金融商品に対する説明状況の開示を求められた場合に、説明状況の開示が困難になる場合があるという問題がある。
本実施例の自動取引システムは、図1に示すように、銀行や日本郵政株式会社等の金融機関の支店や郵便局等の営業店に設置された自動取引装置としてのATM1と、営業店の窓口に設置された窓口端末2と、営業店のロビー等に設置された受付管理装置3と、営業店の管理者等が用いる役席端末4とを、LAN(Local Area Network)等の店内ネットワーク5により接続し、この店内ネットワーク5に、金融機関のセンタ等に設置されたホストコンピュータ6および上位装置としての商品説明管理サーバ7を、専用回線等の通信回線8および営業店に設置された通信制御装置9を介して接続し構成されている。
図2において、11はATM1のATM制御部であり、店内ネットワーク5、通信制御装置9および通信回線8を介して、ホストコンピュータ6および商品説明管理サーバ7と接続しており、ATM1内の各部を制御して自動取引処理等を実行する機能を有している。
13は操作表示部であり、CRTやLCD等の表示画面とタッチパネル等の入力手段との組合せで構成されており、表示画面に取引選択画面や各種の入力画面、金融商品の説明画面、顧客の処置を促す画面等を表示する他、入力手段により顧客からの入力を受付ける機能を有している。
15は通帳取扱部であり、挿入された顧客の通帳の磁気ストライプやICチップ等に記録されている通帳情報を読み書きする機能を有すると共に、取引内容等を顧客の通帳に記帳する機能を有している。
17は時計部であり、水晶発振器等を有する周波数発生器とカレンダを格納したメモリ等を備えており、発生した周波数を基に時間を計数し、現在日時等をATM制御部11へ出力する機能を有している。
図3において、21は窓口端末2の端末制御部であり、店内ネットワーク5、通信制御装置9および通信回線8を介して、ホストコンピュータ6および商品説明管理サーバ7と接続しており、窓口端末2内の各部を制御して端末取引処理等を実行する機能を有している。
23は表示部であり、CRTやLCD等の表示画面を備えており、業務選択画面や各種の入力画面、金融商品の説明画面等を表示する機能を有している。
24は入力部であり、キーボードやマウス等を備えており、オペレータが取引業務の選択や各種の取引の入力等を行うために用いる。
26は通帳取扱部であり、上記ATM1の通帳取扱部15と同様の機能を有している。
27は現金取扱部であり、上記ATM1の現金取扱部16と同様の機能を有している。
28は時計部であり、上記ATM1の時計部17と同様の機能を有している。
役席端末4は、営業店の管理者等が操作して、各種の取引の承認や、取引状況の管理を行うコンピュータ装置であって、ATM1および窓口端末2の商品説明処理における所要時間等を表示したリスク商品説明状況一覧表(図11参照)やその個別情報(図12参照)を表示しながら商品説明承認処理を実行する機能、表示した個別情報の承認結果等を商品説明管理サーバへ送信する機能等を有している。
ホストコンピュータ6は、営業店に設置されている店内ネットワーク5と、通信回線8および通信制御装置9を介して接続しており、口座開設者である顧客を個別に識別するための顧客IDに対応させて、顧客の口座の口座情報やその暗証番号、口座残高等の顧客情報を保有して顧客の口座を管理する。
商品説明管理サーバ7は、営業店に設置されている店内ネットワーク5と、通信回線8および通信制御装置9を介して接続しており、リスクを伴う金融商品(リスク商品という。)のATM1や窓口端末2で行った商品説明の状況を記載した商品説明履歴情報(後述)等を管理している。
本実施例の再表示判定期間は、1週間に設定され、確認不足判定時間としては、各説明画面に表示した説明文を一般的な顧客が読取るのに必要な時間の平均時間が設定されている。
ホストコンピュータ6には、ATM1や窓口端末2と交信して本人認証や顧客の口座の入出金を管理する機能等を有する通常の勘定方管理プログラムがインストールされており、ホストコンピュータ6が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ6のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
役席端末4には、管理者による商品説明状況の確認時に、商品説明管理サーバ7に蓄積された商品説明履歴情報の一覧表を取得し、各商品説明履歴情報の、ATM1および窓口端末2の商品説明処理における表示時間が不足している場合等に、管理者の選択によりその商品説明履歴情報の個別情報を商品説明管理サーバ7から取得して表示し、管理者からの承認入力等を受付ける機能を有する商品説明承認処理プログラムが予めインストールされており、役席端末4が実行する商品説明承認処理プログラムのステップにより本実施例の役席端末4のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
本実施例の顧客は、事前に窓口において、外貨預金等のリスク商品の取引を行うための口座を開設しており、口座の開設時に、商品説明管理サーバ7に最初の商品説明履歴情報が記録される。
金融機関の営業店の係員が、始業時等にATM1へ電源を投入すると、ATM1のATM記憶部12に格納されている業務処理実行プログラムが自動的に起動される。
S1、業務処理実行プログラムが起動すると、ATM1のATM制御部11は、業務処理実行プログラムにより、操作表示部13の表示画面に取引選択画面を表示して待機する。
S2、顧客の選択した取引をタッチパネルからの出力信号等により外貨預金取引と認識したATM制御部11は、外貨預金の商品説明処理を実行するために、操作表示部13の表示画面に取引カードの挿入を促す旨の文言等を表示した取引カード挿入依頼画面を表示し、顧客はこれに従って取引カードをカード取扱部14に挿入する。
S3、カード情報を読取ったATM制御部11は、ATM記憶部12に保存したカード情報に顧客の選択した取引種別(本実施例では、外貨預金)等を添付した前回説明情報送信要求を、店内ネットワーク5、通信制御装置9、通信回線8を介して商品説明管理サーバ7へ送信する。
S5、ATM制御部11は、取得した前回説明情報のATM取引日時を読出し、ATM取引日時が空欄のときは、最初の取引と判定して、説明画面を最初から表示するためにステップS14へ移行する。
S6、ATM制御部11は、ATM記憶部12からATM取引日時を読出し、その日付(現在日)と前回説明情報のATM取引日時との間の経過期間が、再表示判定期間(本実施例では、1週間)を超えているときは、説明画面の最初からの再表示が必要と判定して、ステップS14へ移行する。
S7、説明画面の最初からの再表示を不要と判定したATM制御部11は、画面番号別に前回説明情報の説明画面の表示時間と確認不足判定時間とを比較し、未表示である旨の「未」が記録された表示時間以外で、確認不足判定時間以下となっている規定外表示時間の説明画面が存在する場合は、その画面番号Nsを認識してステップS8へ移行する。
S8、規定外表示時間の説明画面の画面番号Nsを認識したATM制御部11は、その画面番号Nsに該当する説明画面をATM記憶部12から読出し、当該説明画面を操作表示部13の表示画面に表示する。
このとき表示される説明画面には、その説明画面に関する説明文、次の画面に移行するための「次の画面」ボタン、説明画面の確認後に選択した取引へ移行するための「取引へ移行」ボタン等の指示ボタンが表示される。
S9、指示ボタンの押下によりその内容を認識したATM制御部11は、時計部17により計測した、説明画面を表示したときから指示ボタンが押下されるまでの表示時間を画面番号に対応させてATM記憶部12に保存し、ステップS10へ移行する。
押下された指示ボタンを「取引へ移行」ボタンと認識した場合はステップS12へ移行する。
S11、押下された指示ボタンを「次の画面」ボタンと認識したATM制御部11は、次の説明画面を表示するために、ATM記憶部12の画面番号記憶エリアの画面番号を「Ns+1」に書替えてステップS14へ移行する。
S13、中断情報が存在することを認識したATM制御部11は、中断された説明画面を表示するために、ATM記憶部12の画面番号記憶エリアの画面番号を「Nt」に書替えてステップS14へ移行する。
この場合に、ステップS5、S6から移行したときは、画面番号記憶エリアの画面番号は「1」となっているので、図7に示す画面番号1の説明画面が表示される。
また、ステップS11から移行したときは、前記と同様の内容が表示されたNs+1番目の説明画面が表示され、ステップS13から移行したときは、前記と同様の内容が表示されたNt番目の説明画面(中断された説明画面)が表示される。
顧客は、取引を中止するときは「取消」ボタンを、窓口での説明を希望するときは「窓口説明希望」ボタンを、次の画面に移行するときは「次の画面」ボタンを、表示された全ての説明画面の内容を確認したときは「了承」ボタン押下する。
S16、取引の中止を判定したATM制御部11は、「取消」ボタンが押下された説明画面の画面番号を認識し、当該画面番号およびそれ以後の画面番号に対応させて、それぞれの画面番号と「未」と記録された表示時間とからなる中断情報を作成し、これらをATM記憶部12に保存してステップS25へ移行する。
S18、「窓口説明希望」ボタンが押下されたことにより窓口における説明希望を受付けたATM制御部11は、「窓口説明希望」ボタンが押下された説明画面の画面番号を認識し、その説明画面の画面番号と表題名(利息、手数料等)とからなる説明希望情報をATM記憶部12に保存し、ステップS19へ移行する。
S20、ATM制御部11は、押下された指示ボタンを「了承」ボタンと認識したときは、商品説明の終了を判定してステップS22へ移行する。
S21、押下された指示ボタンを「次の画面」ボタンと認識したATM制御部11は、次の説明画面を表示するために、ATM記憶部12の画面番号記憶エリアの画面番号に「1」を加えて画面番号を更新し、ステップS14へ戻って説明画面の表示を継続する。
説明希望情報が保存されていない場合は、取引の実行を判定してステップ24へ移行する。
S23、ATM記憶部12に説明希望情報が保存されていることを認識したATM制御部11は、顧客の窓口における受付番号を取得するために、取引種別およびカード情報の科目、口座番号を添付した受付番号送信要求を作成し、これを店内ネットワーク5を介して受付管理装置3へ送信する。
受付番号を受信したATM制御部11は、その受付番号をATM記憶部12に保存してステップS25へ移行する。
S25、自動取引処理を実行した、または受付番号を取得したATM制御部11は、ATM記憶部12に保存されている各情報を読出し、取引の開始時に認識したATM取引日時、カード情報の科目と口座番号、取引種別、営業店名、各説明画面の画面番号とその表示時間(中断情報の「未」と記録された表示時間を含む。)、および窓口での説明希望情報が保存されている場合はその説明希望情報と当該顧客に発行した受付番号等で構成されたATM商品説明情報を通信回線8等を介して商品説明管理サーバ7へ送信する。
この場合に、窓口端末2における窓口商品説明情報の記録欄(図6における窓口取引日時から窓口端末画面表示時間までの間の記録欄)は、空欄とされる。
S26、ATM商品説明情報を送信したATM制御部11は、取引の内容を記載した明細票を印刷し、カード取扱部14から、取引カードや明細票を排出する。
ATM制御部11は、顧客がこれらを受取ったことを確認して、本実施例ATM商品説明処理および自動取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って操作表示部13の表示画面に取引選択画面を表示して待機する。
以下に、図5に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の窓口端末における窓口商品説明処理について説明する。
本説明においては、上記で説明した顧客が窓口における詳細な説明を希望し、受付番号が印刷された明細票を所持している場合を例に説明する。
SA2、この入力を認識した窓口端末2の端末制御部21は、業務実行プログラムにより、受付番号を添付した受付情報の送信要求を、店内ネットワーク5を介して受付管理装置3へ送信する。
受付情報を受信した端末制御部21は、その受付情報を端末記憶部22に保存してステップSA3へ移行する。
これを検知した端末制御部21は、カード取扱部25または通帳取扱部26によって、取引カードまたは通帳に記録されている顧客の口座の科目や口座番号等のカード情報または通帳情報を読取り、読取ったカード情報または通帳情報を端末記憶部22に保存すると共に、時計部28により現在日時を認識し、これを窓口取引日時として端末記憶部22に保存する。
また、通帳による取引の場合は、オペレータが本人確認書類による本人認証を行う処理(予め届け出ている運転免許証等の本人確認資料の提示を求め、オペレータが確認する処理)が、例えばステップSA3とSA4の間に行われ、通帳による取引の終了時には、取引内容は明細票ではなく通帳に記帳され、排出される。
この場合に、端末制御部21は、端末記憶部22に格納されている外貨取引の各説明画面の表題名を読出し、ATM説明情報画面の各画面番号の表示欄に付加して表示する。
SA6、オペレータは、ATM説明情報画面の表示内容を確認し、説明希望項目の説明画面、中断情報、つまり表示時間に「未」と記された説明画面、ATM1における表示時間が短すぎると考えられる説明画面のいずれか一つの画面番号を入力部24によって入力する。
オペレータは、表示された説明画面を顧客に示す等して、その説明画面の記載内容を詳細に説明する。
また、ATMで表示する説明画面と同じものでなくともよい。例えば、オペレータという人を介在した説明が可能なため、より詳しい画面を表示して説明をすることでもよく、窓口端末での説明に適した画面を表示することができる。
画面番号等の入力を受付けない場合は、前記の説明画面を表示しながらの待機を継続する。
SA10、説明画面の表示の終了を判定した端末制御部21は、時計部17により計測した、説明画面を表示したときから終了指示の入力を受付けるまでの表示時間を、表示した説明画面の画面番号に対応させて端末記憶部22に保存し、ステップSA11へ移行する。
SA12、取引処理を実行した端末制御部21は、端末記憶部22に保存されている各情報を読出し、窓口取引日時、カード情報の科目と口座番号、取引種別、営業店名、オペレータ氏名、窓口端末2に表示した説明画面別の画面番号とその表示時間、および入力された受付番号等で構成された端末商品説明情報を通信回線8等を介して商品説明管理サーバ7へ送信する。
SA13、端末商品説明情報を送信した端末制御部21は、取引の内容を記載した明細票を印刷し、カード取扱部25から、取引カードや明細票を排出する。
端末制御部21は、オペレータがこれらを受取ったことを確認して本実施例の窓口商品説明処理および取引処理を終了させる。
このようにして、本実施例の自動取引システムにおけるリスク商品の商品説明が行われ、ATM1や窓口端末2におけるリスク商品に対する商品説明の説明状況が、その説明画面毎の表示時間として記録された商品説明履歴情報が商品説明管理サーバ7に蓄積される。
また、ATM1において、顧客からの窓口における説明希望を受付けた場合に、説明を引き継いだ窓口における説明状況を、受付番号を基に一つの商品説明履歴情報として管理するので、ATM1から説明を引き継いだ窓口を容易に特定することができると共に、後日の検証を容易に行うことができる。
すなわち、管理者は、役席端末4に承認処理を行う取引種別を入力し、これを認識した役席端末4は、入力された取引種別(本実施例では、外貨預金)を添付した説明状況情報送信要求を、通信回線8等を介して商品説明管理サーバ7へ送信する。
説明状況情報を受信した役席端末4は、受信した説明状況情報を一覧表にした図11に示すリスク商品説明状況一覧表を表示する。
この選択入力を受付けた役席端末4は、選択された説明状況情報の取引種別、科目と口座番号、ATM取引日時等を添付した個別情報送信要求を、通信回線8等を介して商品説明管理サーバ7へ送信する。
管理者は、警告情報の基になったATM画面表示時間の画面番号1(利息)や中断情報として表示されている画面番号9(払戻方法)、説明希望項目である「利息」等に対して、窓口端末画面表示時間の当該画面番号に記された表示時間を参照して、およびもしくはオペレータに確認して、十分であると判断した場合に「確認済」ボタンを選択する。
これを受信した商品説明管理サーバ7は、受信した取引種別、科目と口座番号、ATM取引日時を基に、商品説明履歴情報を検索し、これらの全てが一致する商品説明履歴情報を特定し、その警告情報および承認結果を、空欄および「済」に書替える。
このようにして、役席端末4による商品説明承認処理が実行され、営業店の管理者は、顧客が希望した説明希望項目に対する商品説明が十分に行われたか否かや、ATM1および窓口端末2における説明画面の表示時間が短い場合のように、顧客に対する説明が不十分と思われる商品説明の有無を確認することができ、顧客からのリスク商品に対する商品説明が不十分という指摘を減少させることが可能になる。
また、上記実施例においては、各説明画面に「次の画面」ボタンのみを表示するとして説明したが、画面番号2以降の画面に、1つ前の画面に戻るための「前の画面」ボタンを表示するようにしてもよい。
更に、上記実施例においては、中断情報が存在せず、かつ前回説明情報に規格外表示時間の説明画面が存在しない場合には、自動取引処理を開始するとして説明したが、上記ステップS12において、接続子Aを介してステップS24へ移行するときに、説明画面の再表示の要否を確認する再表示要否確認画面を表示するようにしてもよい。このようにすれば、顧客がリスク商品に対する理解が曖昧なままで、取引を実行してしまうことを抑制することができる。
更に、上記実施例においては、外貨預金取引の場合を例に説明したが、投資信託等の他のリスク商品の場合も同様である。
更に、上記実施例においては、自動取引装置はATMであるとして説明したが、自動取引装置は前記に限らず、無人契約機等であってもよい。要は顧客との間でリスク商品の取引を自動で行うものであればどのような自動取引装置に適用しても本発明と同様の効果を得ることができる。
2 窓口端末
3 受付管理装置
4 役席端末
5 店内ネットワーク
6 ホストコンピュータ
7 商品説明管理サーバ
8 通信回線
9 通信制御装置
11 ATM制御部
12 ATM記憶部
13 操作表示部
14、25 カード取扱部
15、26 通帳取扱部
16、27 現金取扱部
17、28 時計部
21 端末制御部
22 端末記憶部
23 表示部
24 入力部
Claims (6)
- リスク商品の取引を自動で行う自動取引装置と、前記リスク商品の商品説明の商品説明履歴情報を管理する上位装置と、窓口に設置された窓口端末とを備えた自動取引システムであって、
前記自動取引装置は、
前記リスク商品の説明画面の表示中に、取引が中止されたときに、当該説明画面の説明内容を特定可能な中断情報を含む商品説明情報を、前記上位装置に送信する手段を備え、
前記上位装置は、
前記商品説明履歴情報に、前記自動取引装置から送信された商品説明情報を格納するする手段と、
前記窓口端末からの送信要求に応じて、前記商品説明情報を前記窓口端末へ送信する手段と、を備え、
前記窓口端末は、
前記上位装置から受信した前記商品説明情報の中断情報を表示する手段を備えることを特徴とする自動取引システム。 - 請求項1において、
前記窓口端末は、
前記中断情報に記された説明内容に対応する説明画面を表示する手段を備えることを特徴とする自動取引システム。 - 請求項1または請求項2において、
窓口で取引を行う顧客に発行する受付番号を採番する受付管理装置を設け、
前記自動取引装置は、
前記リスク商品の説明画面の表示中に、顧客からの窓口における説明希望を受付ける手段と、
前記説明希望が存在する場合に、前記受付管理装置が採番した受付番号を取得する手段と、
前記受付番号を明細票に印刷する手段と、
前記受付けた説明希望項目を含む商品説明情報を、前記上位装置に送信する手段と、を備えることを特徴とする自動取引システム。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
前記自動取引装置は、
前記上位装置から、前回の取引における商品説明情報である前回説明情報を取得する手段と、
前記前回説明情報に、中断情報が含まれる場合に、前記中断情報に記された説明内容に対応する説明画面から順に説明画面を表示する手段と、を備えることを特徴とする自動取引システム。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
前記自動取引装置は、
前記説明画面の画面識別情報に対応させて、当該説明画面の確認不足判定時間を格納する手段と、
前記リスク商品の説明画面の表示時間を測定する手段と、
前記説明画面毎の画面識別情報とその表示時間を含む商品説明情報を、前記上位装置に送信する手段と、
前記上位装置から、前回の取引における商品説明情報である前回説明情報を取得する手段と、
前記前回説明情報に、説明画面毎の画面識別情報とその表示時間が含まれている場合に、前記画面識別情報別に、当該説明画面の表示時間と前記確認不足判定時間とを比較する手段と、
前記比較結果に、前記表示時間が前記確認不足判定時間以下の規格外表示時間の説明画面が存在するときに、前記規格外表示時間の説明画面を表示する手段と、を備えることを特徴とする自動取引システム。 - 請求項5において、
前記窓口端末は、
前記上位装置から受信した商品説明情報に、説明画面毎の画面識別情報とその表示時間が含まれている場合に、前記説明画面毎の画面識別情報とその表示時間を表示する手段を備えることを特徴とする自動取引システム。
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