JP2961990B2 - 光ファイバ部品のファイバ保護部材 - Google Patents
光ファイバ部品のファイバ保護部材Info
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- JP2961990B2 JP2961990B2 JP3240683A JP24068391A JP2961990B2 JP 2961990 B2 JP2961990 B2 JP 2961990B2 JP 3240683 A JP3240683 A JP 3240683A JP 24068391 A JP24068391 A JP 24068391A JP 2961990 B2 JP2961990 B2 JP 2961990B2
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- protection member
- component
- fiber
- concave portions
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- Expired - Lifetime
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバ部品のファイ
バ保護部材に関し、特に素線あるいは心線構造の光ファ
イバより構成される光ファイバカプラ等の光ファイバ部
品のファイバ保護部材に関する。
バ保護部材に関し、特に素線あるいは心線構造の光ファ
イバより構成される光ファイバカプラ等の光ファイバ部
品のファイバ保護部材に関する。
【0002】
【従来の技術】素線あるいは心線構造の光ファイバより
構成される融着形の光カプラーや、光合波分波器等の光
ファイバ部品は、ケーブル構造のものと比較し、製造が
簡単で小形であり、パッケージ内での実装が容易である
ため、今後、多量に使用されることが予想される。
構成される融着形の光カプラーや、光合波分波器等の光
ファイバ部品は、ケーブル構造のものと比較し、製造が
簡単で小形であり、パッケージ内での実装が容易である
ため、今後、多量に使用されることが予想される。
【0003】従来の素線あるいは心線構造の光ファイバ
を使用した光ファイバ部品においては、図2に示すよう
に、光ファイバ部品2本体からの光ファイバ取出し部分
にゴムチューブあるいは収縮チューブ等による保護部材
5を被せたりして、曲げによる光ファイバ3の損傷を緩
和している。
を使用した光ファイバ部品においては、図2に示すよう
に、光ファイバ部品2本体からの光ファイバ取出し部分
にゴムチューブあるいは収縮チューブ等による保護部材
5を被せたりして、曲げによる光ファイバ3の損傷を緩
和している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の光ファイバ部品のファイバ保護部材は、ファイバの
引張りや曲げに対して弱く、光コネクターや他の光部品
の端末部材を組立てるとき、ファイバに引張り力や曲げ
力が作用した場合、光ファイバが破断,損傷するという
欠点がある。
来の光ファイバ部品のファイバ保護部材は、ファイバの
引張りや曲げに対して弱く、光コネクターや他の光部品
の端末部材を組立てるとき、ファイバに引張り力や曲げ
力が作用した場合、光ファイバが破断,損傷するという
欠点がある。
【0005】すなわち、従来の素線や心線用の保護部材
を取扱うには細心の注意が必要であり、ケーブル構造の
光ファイバ部品と比べ、他の部品を加工するときの歩留
りが低いという欠点がある。
を取扱うには細心の注意が必要であり、ケーブル構造の
光ファイバ部品と比べ、他の部品を加工するときの歩留
りが低いという欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ部品
の保護部材は、素線あるいは心線構造の光ファイバより
構成される光ファイバ部品のファイバ保護部材におい
て、弾性を有する材料でできた台の中央に、前記光ファ
イバ部品本体を収納する第1の凹部と、該第1の凹部の
両側に前記光ファイバを収納する第2及び第3の凹部を
設け、該第2及び第3の凹部の中に半径が前記光ファイ
バの許容曲げ半径以上である円形の凸部を設け、かつ、
前記第1,第2及び第3の各々の凹部の間を連結する溝
を設け、さらに前記第2及び第3の凹部から前記台の外
側に向かって前記光ファイバのガイド溝を設けている。
の保護部材は、素線あるいは心線構造の光ファイバより
構成される光ファイバ部品のファイバ保護部材におい
て、弾性を有する材料でできた台の中央に、前記光ファ
イバ部品本体を収納する第1の凹部と、該第1の凹部の
両側に前記光ファイバを収納する第2及び第3の凹部を
設け、該第2及び第3の凹部の中に半径が前記光ファイ
バの許容曲げ半径以上である円形の凸部を設け、かつ、
前記第1,第2及び第3の各々の凹部の間を連結する溝
を設け、さらに前記第2及び第3の凹部から前記台の外
側に向かって前記光ファイバのガイド溝を設けている。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す図であり、
分図(A)は保護部材の斜視外形図、分図(B)は分図
(A)の保護部材へ光ファイバ部品を収納した状態を示
す平面図、分図(C)は分図(B)のものにフタを被せ
た状態を示す斜視外形図である。
分図(A)は保護部材の斜視外形図、分図(B)は分図
(A)の保護部材へ光ファイバ部品を収納した状態を示
す平面図、分図(C)は分図(B)のものにフタを被せ
た状態を示す斜視外形図である。
【0009】図1(A)において、台1には光ファイバ
部品を収納する第1の凹部11と光ファイバの余長部を
収納する第2の凹部12および第3の凹部13が設けて
ある。さらに、第2,第3の凹部12,13の中に、そ
の半径が光ファイバ3の許容曲げ半径以上である円形の
凸部14,15をそれぞれ設け、かつ、第1,第2,第
3の凹部11,12,13を連結する溝16,17を設
けてある。また、第2,第3の凹部12,13から光フ
ァイバ3を取り出すためガイド溝18,19を設けてあ
る。
部品を収納する第1の凹部11と光ファイバの余長部を
収納する第2の凹部12および第3の凹部13が設けて
ある。さらに、第2,第3の凹部12,13の中に、そ
の半径が光ファイバ3の許容曲げ半径以上である円形の
凸部14,15をそれぞれ設け、かつ、第1,第2,第
3の凹部11,12,13を連結する溝16,17を設
けてある。また、第2,第3の凹部12,13から光フ
ァイバ3を取り出すためガイド溝18,19を設けてあ
る。
【0010】分図(A)の台1に光ファイバ部品2を収
納した状態を分図(B)に示す。光ファイバ部品2の光
ファイバ3は、凸部14,15にそれぞれ巻きつけた
後、ガイド溝18,19より外部へ取り出す。分図
(B)に示すように本発明においては、光ファイバ3が
凸部14,15に巻きつけられているため、光ファイバ
3に引張り力が作用した場合、力は凸部14,15を締
めつける方向に働き、光ファイバ部品2のファイバ取出
し部21には、ほとんど作用しない。また、凸部14,
15は弾性を有する材質でできているため、光ファイバ
3に加わる力は緩和され、かつ、その半径が光ファイバ
の許容曲げ半径以上であるため光ファイバが損傷するこ
とはない。
納した状態を分図(B)に示す。光ファイバ部品2の光
ファイバ3は、凸部14,15にそれぞれ巻きつけた
後、ガイド溝18,19より外部へ取り出す。分図
(B)に示すように本発明においては、光ファイバ3が
凸部14,15に巻きつけられているため、光ファイバ
3に引張り力が作用した場合、力は凸部14,15を締
めつける方向に働き、光ファイバ部品2のファイバ取出
し部21には、ほとんど作用しない。また、凸部14,
15は弾性を有する材質でできているため、光ファイバ
3に加わる力は緩和され、かつ、その半径が光ファイバ
の許容曲げ半径以上であるため光ファイバが損傷するこ
とはない。
【0011】なお、保護部材より光ファイバ3,部品本
体2が飛出さないようにするためには、分図(C)に示
すように、台1にフタ6を被せ、バンド4で固定すれば
良い。
体2が飛出さないようにするためには、分図(C)に示
すように、台1にフタ6を被せ、バンド4で固定すれば
良い。
【0012】保護部材の台1を製造するには、弾性を有
するプラスチック材料、たとえばシリコン樹脂をモール
ド方法がある。
するプラスチック材料、たとえばシリコン樹脂をモール
ド方法がある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、弾性を有
しその半径が光ファイバの許容曲げ半径以上である円形
の凸部に光ファイバを巻きつけて、光ファイバ部品を保
護しているため、素線又は心線構造の光ファイバ部品に
光コネクタや他の光部品を組立てる場合、光ファイバが
損傷したり破損したりすることはないという効果を有す
る。
しその半径が光ファイバの許容曲げ半径以上である円形
の凸部に光ファイバを巻きつけて、光ファイバ部品を保
護しているため、素線又は心線構造の光ファイバ部品に
光コネクタや他の光部品を組立てる場合、光ファイバが
損傷したり破損したりすることはないという効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施例を示す図であり、分図(A)
は保護部材の斜視外形図、分図(B)は分図(A)の保
護部材へ光ファイバ部品を収納した状態を示す平面図、
分図(C)は分図(B)のものにフタを被せた状態を示
す斜視外形図である。
は保護部材の斜視外形図、分図(B)は分図(A)の保
護部材へ光ファイバ部品を収納した状態を示す平面図、
分図(C)は分図(B)のものにフタを被せた状態を示
す斜視外形図である。
【図2】従来の保護部材を示す平面図である。
1 保護部材の台 2 光ファイバ部品 3 光ファイバ 4 バンド 5 従来の保護部材 6 フタ 11,12,13 台1に設けた凹部 14,15 凹部の中に設けた凸部 16,17 凹部の連結溝 18,19 光ファイバを取り出すガイド溝
Claims (1)
- 【請求項1】 素線あるいは心線構造の光ファイバより
構成される光ファイバ部品のファイバ保護部材におい
て、弾性を有する材料でできた台の中央に、前記光ファ
イバ部品本体を収納する第1の凹部と、該第1の凹部の
両側に前記光ファイバを収納する第2及び第3の凹部を
設け、該第2及び第3の凹部の中に半径が前記光ファイ
バの許容曲げ半径以上である円形の凸部を設け、かつ、
前記第1,第2及び第3の各々の凹部の間を連結する溝
を設け、さらに前記第2及び第3の凹部から前記台の外
側に向かって前記光ファイバのガイド溝を設けたことを
特徴とする光ファイバ部品のファイバ保護部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3240683A JP2961990B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 光ファイバ部品のファイバ保護部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3240683A JP2961990B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 光ファイバ部品のファイバ保護部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580220A JPH0580220A (ja) | 1993-04-02 |
JP2961990B2 true JP2961990B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=17063156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3240683A Expired - Lifetime JP2961990B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 光ファイバ部品のファイバ保護部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2961990B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019095584A (ja) * | 2017-11-22 | 2019-06-20 | 日本航空電子工業株式会社 | 光コネクタ |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3240683A patent/JP2961990B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0580220A (ja) | 1993-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990706 |