JP2019095584A - 光コネクタ - Google Patents

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雄一 是枝
正樹 石黒
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正樹 石黒
昌義 香川
Masayoshi Kagawa
昌義 香川
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Abstract

【課題】接続時にフェルールの後退を許容しながらも、伝送損失の増大を防止することができる光コネクタを提供する。【解決手段】光コネクタは、フェルール21を接続方向に沿って後退可能に保持するコネクタハウジング12を備え、コネクタハウジング12内における光ファイバ22は、接続方向に沿った接線を有するループ要素と、ループ要素に接続された接線部分とにより構成され、且つ、フェルール21の接続方向に沿った後退に伴ってループ要素の曲率半径が大きくなることを妨げないように保持されている。【選択図】図3

Description

この発明は、光コネクタに係り、特に、接続時にフェルールの後退を許容する光コネクタに関する。
図13に、光ケーブル1の端部に取り付けられた従来の光コネクタ2の構造を示す。光コネクタ2は、光ケーブル1から引き出された光ファイバ3の先端に配置されたフェルール4と、フェルール4を保持するコネクタハウジング5を有している。光ファイバ3の先端は、フェルール4に挿通された状態でフェルール4に保持されている。
光コネクタ2を、通信機器等の内部に設置された光モジュール、あるいは、他の光ケーブル等に取り付けられた相手側光コネクタに接続する場合には、フェルール4の先端面が、相手側光コネクタ内のフェルールの端面等の光学的基準面に突き合わされる。
このとき、接続損失を防ぐために、フェルール4を相手側光コネクタ内の光学的基準面に十分な力で押し当てる必要がある。そこで、フェルール4は、コネクタハウジング5内に接続方向D1に沿った後退が許容されるように保持され、コネクタハウジング5内に、フェルール4を接続方向D1に沿って前方に押しつけるバネ6が配置されている。
光コネクタ2が相手側光コネクタに接続されると、図14に示されるように、フェルール4が相手側光コネクタ内のフェルールに押され、バネ6を弾性圧縮しながら、接続方向D1とは反対方向に距離ΔLだけ後退する。これにより、フェルール4と相手側光コネクタ内のフェルールとが所定の接触圧で接触し、光ファイバ3の光接続がなされる。
特開2000−235132号公報
しかしながら、フェルール4が接続方向D1とは反対方向に後退することにより、図14に示されるように、光ケーブル1から引き出されている光ファイバ3がコネクタハウジング5内で撓んで、光ファイバ3に撓み部分7が形成される。この撓み部分7は、光コネクタ2の非接続時に比べて、光ファイバ3の曲率半径が小さくなった部分であり、光ファイバ3の曲率半径が局所的に光ファイバ3の最小許容半径よりも小さくなる場合には、光ファイバ3の伝送損失が大きくなるという問題がある。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、接続時にフェルールの後退を許容しながらも、伝送損失の増大を防止することができる光コネクタを提供することを目的とする。
この発明に係る光コネクタは、接続方向に沿って接続される際に、光ファイバの先端部を保持しているフェルールの接続方向に沿った後退を許容する光コネクタであって、フェルールを接続方向に沿って後退可能に保持するコネクタハウジングを備え、コネクタハウジング内における光ファイバは、接続方向に沿った接線を有する1つ以上のループ要素と、1つ以上のループ要素に接続された接線部分とにより構成され、且つ、フェルールの接続方向に沿った後退に伴ってループ要素の曲率半径が大きくなることを妨げないように保持されているものである。
光ファイバは、コネクタハウジング内に、接続方向を含む平面内に配置され且つ1つのループ要素からなる1巻きのループを形成することが好ましい。
あるいは、光ファイバは、コネクタハウジング内に、接続方向を含む平面内に配置され且つ複数のループ要素を有する渦巻き状のループを形成することが好ましい。
また、光ファイバは、コネクタハウジング内に、接続方向を含む平面に対して直交する中心軸を有し且つ複数のループ要素を有する螺旋状のループを形成するものでもよい。
コネクタハウジング内に配置され且つフェルールを接続方向に沿って前方に押しつけるためのバネを備えることが好ましい。
コネクタハウジングは、角筒形状を有するように構成することもできる。
この発明によれば、コネクタハウジング内における光ファイバは、接続方向に沿った接線を有する1つ以上のループ要素と、1つ以上のループ要素に接続された接線部分とにより構成され、且つ、フェルールの接続方向に沿った後退に伴ってループ要素の曲率半径が大きくなることを妨げないように保持されているので、光コネクタの接続時にフェルールの後退を許容しながらも、伝送損失の増大を防止することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る光コネクタを示す斜視図である。 実施の形態1に係る光コネクタを示す正面図である。 図2のA−A線断面図である。 実施の形態1に係る光コネクタのコネクタハウジング内における光ファイバを模式的に示す斜視図である。 図3の要部拡大図である。 相手側光コネクタとの接続時における実施の形態1の光コネクタを示す斜視図である。 相手側光コネクタとの接続時における実施の形態1の光コネクタを示す平面図である。 図7のB−B線断面図である。 図8の要部拡大図である。 実施の形態2に係る光コネクタのコネクタハウジング内における光ファイバを模式的に示す斜視図である。 実施の形態3に係る光コネクタのコネクタハウジング内における光ファイバを模式的に示す斜視図である。 実施の形態4に係る光コネクタを示す斜視図である。 非接続時における従来の光コネクタの側面断面図である。 接続時における従来の光コネクタの側面断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1および図2に、この発明の実施の形態1に係る光コネクタ11の構成を示す。光コネクタ11は、光ケーブルCAの端部に取り付けられており、ほぼ円筒形状のコネクタハウジング12を有している。
光ケーブルCAとの接続部とは反対側に位置するコネクタハウジング12の一端に、円形のコネクタ前面部13が配置され、コネクタ前面部13の周りに、図示しない相手側光コネクタの一部を収容するための環状で且つ凹状の相手側光コネクタ収容部14が形成されている。また、コネクタ前面部13には、円形のコネクタ前面部13の中心13Aから偏った位置に、相手側光コネクタのフェルールが挿入される相手側フェルール挿入孔15が形成されている。
光ケーブルCAとの接続部側に位置するコネクタハウジング12の他端には、光ケーブルCAを固定するための光ケーブル固定部16が配置されている。
ここで、便宜上、ほぼ円筒形状のコネクタハウジング12に沿ってコネクタ前面部13から光ケーブル固定部16に向かう方向を+Y方向、コネクタ前面部13において中心13Aから相手側フェルール挿入孔15に向かう方向を+Z方向、YZ面に垂直な方向をX方向と呼ぶことにする。
図3に示されるように、コネクタハウジング12内の−Y方向端部が円柱部材17により閉じられており、円柱部材17と光ケーブル固定部16との間に光ファイバ収容室18が形成されている。円柱部材17の−Y方向側の端面がコネクタ前面部13を形成しており、円柱部材17に、相手側フェルール挿入孔15に連通し且つY方向に延びる貫通孔19が形成されている。貫通孔19は、光ファイバ収容室18に向かって開口し、貫通孔19内に、ほぼ円筒形状のフェルール保持部材20が固定され、フェルール保持部材20によりフェルール21が保持されている。
光ケーブルCAから−Y方向に引き出された光ファイバ22は、光ファイバ収容室18内において、ループ23を形成し、光ファイバ22の−Y方向の先端部がフェルール21に保持されている。
光ファイバ22は、光ファイバ収容室18の内壁に接触しないように光ファイバ収容室18内に収容されており、光ファイバ22のループ23は、図4に示されるように、Y方向に沿った接線を有する1つのループ要素23Aからなる1巻きのループであり、光ファイバ収容室18内における光ファイバ22は、ループ要素23Aと、ループ要素23Aに接続され且つ光コネクタ11の接続方向であるY方向に沿った接線部分23Bとにより構成されている。なお、ループ要素23Aは、光ファイバ22の最小許容半径よりも大きい曲率半径を有するものとする。
図5に示されるように、貫通孔19内に配置されているフェルール保持部材20には、Y方向に延び且つ一定の内径を有する貫通孔からなるフェルール収容部20Aが形成され、フェルール収容部20Aの−Y方向端部に、フェルール収容部20Aの内径よりも小さな内径を有する環状の絞り部20Bが形成されている。
フェルール21は、Y方向に延びるほぼ円柱状の部材で、+Y方向側の後半部21Aと、−Y方向側の前半部21Bとを有している。フェルール21の後半部21AにY方向に沿って形成されている心線部挿入孔21Cに光ファイバ22のファイバ心線部が挿入され、前半部21BにY方向に沿って形成され且つ心線部挿入孔21Cに連通する素線部挿入孔21Dに光ファイバ22のファイバ素線部が挿入された状態で、光ファイバ22の−Y方向の先端部がフェルール21に保持されている。
フェルール21の後半部21Aは、フェルール保持部材20のフェルール収容部20Aの内径よりもわずかに小さく且つ絞り部20Bの内径よりも大きい外径を有し、前半部21Bは、フェルール保持部材20の絞り部20Bよりもわずかに小さな外径を有し、後半部21Aと前半部21Bとの境界部分に環状の段差21Eが形成されている。フェルール21は、後半部21Aがフェルール収容部20A内に収容されると共に、前半部21Bが絞り部20Bを貫通してフェルール収容部20Aから−Y方向に突出した状態で、Y方向に移動可能にフェルール保持部材20に保持されている。
さらに、フェルール保持部材20には、フェルール21を−Y方向に向けて弾性的に押しつけるバネ24が配置されており、フェルール21に外力が作用しない限り、フェルール21は、段差21Eがフェルール保持部材20の絞り部20Bに押し当てられた状態にある。ただし、フェルール21に、バネ24の弾性力よりも大きく且つ+Y方向に向かう外力が作用すると、+Y方向へのフェルール21の後退が許容されるように、光コネクタ11は構成されている。
フェルール21が+Y方向に後退すると、フェルール21に保持されている光ファイバ22の−Y方向の先端部も、フェルール21と共に+Y方向に後退することとなるが、このとき、後退した距離に応じて、ループ23のループ要素23Aの曲率半径が大きくなるように構成されている。さらに、このようにしてループ要素23Aの曲率半径が大きくなった場合でも、光ファイバ22は、光ファイバ収容室18の内壁に接触することはなく、ループ要素23Aの曲率半径が大きくなることを妨げないように、光ファイバ収容室18内に収容されている。
図6および図7に示されるように、相手側光コネクタ31がY方向に沿って光コネクタ11の−Y方向端部に接続されると、図8に示されるように、相手側光コネクタ31のコネクタハウジング32の環状の+Y方向端部が、光コネクタ11のコネクタハウジング12の凹状の相手側光コネクタ収容部14に挿入され、相手側光コネクタ31のフェルール33が、光コネクタ11の相手側フェルール挿入孔15に挿入される。
このとき、図9に示されるように、光コネクタ11の相手側フェルール挿入孔15に挿入された相手側光コネクタ31のフェルール33の+Y方向の端面が、光コネクタ11のフェルール21の−Y方向の端面に突き当たり、光コネクタ11のフェルール21に、バネ24の弾性力よりも大きく且つ+Y方向に向かう外力が作用する。このため、フェルール保持部材20内に配置されているバネ24が弾性圧縮され、フェルール21は、相手側光コネクタ31との非接続時に比べて、距離ΔYだけ+Y方向に移動する、すなわち、光コネクタ11と相手側光コネクタ31との接続方向であるY方向に沿って距離ΔYだけ後退する。
このフェルール21の+Y方向への後退に伴い、フェルール21に保持されている光ファイバ22の−Y方向の先端部も、フェルール21と共に距離ΔYだけ+Y方向に後退する。このため、光ファイバ収容室18内に収容されている光ファイバ22の全長が距離ΔYに相当する長さだけ増加することとなるが、光ファイバ収容室18内には、光ファイバ22により、Y方向に沿った接線を有し且つYZ面内に配置される1つのループ要素23Aからなる1巻きのループ23が形成されており、光ファイバ22の長さの増加分に応じて、ループ要素23Aの曲率半径が大きくなる。したがって、フェルール21の後退に起因した光ファイバ22の伝送損失の増大を防止することができる。
なお、光コネクタ11と相手側光コネクタ31の接続が解除されると、フェルール21は、バネ24の弾性力により、図5に示したように、段差21Eがフェルール保持部材20の絞り部20Bに押し当てられた状態に戻り、光ファイバ22のループ要素23Aの曲率半径も、当初の値に戻る。
実施の形態2
上述した実施の形態1では、コネクタハウジング12の光ファイバ収容室18内に収容される光ファイバ22が、YZ面内に配置される1つのループ要素23Aからなる1巻きのループ23を有しているが、これに限るものではなく、例えば、図10に示されるように、光ファイバ収容室18内に収容される光ファイバ22が、YZ面内に配置される渦巻き状のループ43を形成していてもよい。ループ43は、それぞれY方向に沿った接線を有し且つ互いに異なる曲率半径を有する複数のループ要素43Aを有し、光ファイバ収容室18内における光ファイバ22は、複数のループ要素43Aと、光コネクタ11の接続方向であるY方向に沿った接線部分43Bとにより構成されている。なお、ループ要素23Aと同様に、それぞれのループ要素43Aは、光ファイバ22の最小許容半径よりも大きい曲率半径を有するものとする。
光ファイバ22が、このような渦巻き状のループ43を有していても、実施の形態1と同様に、相手側光コネクタ31との接続時におけるフェルール21の後退に伴って、ループ43のループ要素43Aの曲率半径が大きくなり、光ファイバ22の伝送損失の増大を防止することが可能となる。
実施の形態3
上述した実施の形態1および2では、コネクタハウジング12の光ファイバ収容室18内に収容される光ファイバ22が、YZ面内に配置される1巻きのループ23、または、YZ面内に配置される渦巻き状のループ43を有しているが、これに限るものではない。例えば、図11に示されるように、光ファイバ収容室18内に収容される光ファイバ22が、YZ面に対して直交するX方向に沿った中心軸Cを有する螺旋状のループ53を形成していてもよい。ループ53は、それぞれY方向に沿った接線を有し且つ互いに同一の曲率半径を有する複数のループ要素53Aを有し、光ファイバ収容室18内における光ファイバ22は、複数のループ要素53Aと、光コネクタ11の接続方向であるY方向に沿った接線部分53Bとにより構成されている。なお、ループ要素23Aおよび43Aと同様に、それぞれのループ要素53Aは、光ファイバ22の最小許容半径よりも大きい曲率半径を有するものとする。
光ファイバ22が、このような螺旋状のループ53を有していても、実施の形態1および2と同様に、相手側光コネクタ31との接続時におけるフェルール21の後退に伴って、ループ53のループ要素53Aの曲率半径が大きくなり、光ファイバ22の伝送損失の増大を防止することが可能となる。
なお、螺旋状のループ53は、互いに同一の曲率半径を有する複数のループ要素53Aの代わりに、互いに異なる曲率半径を有する複数のループ要素を有していてもよい。
実施の形態4
図12に、実施の形態4に係る光コネクタ61を示す。この光コネクタ61は、実施の形態1の光コネクタ11において、ほぼ円筒形状のコネクタハウジング12の代わりに、XZ面に沿ってほぼ矩形の断面形状を有する、いわゆる角筒形状のコネクタハウジング62を用いたものであり、その他の部材は、光コネクタ11と同様である。
図3および図4に示されるように、実施の形態1における光ファイバ22のループ23は、YZ面内に配置されており、フェルール21の後退時においても、ループ23のループ要素23Aは、YZ面内で曲率半径が大きくなる。そこで、コネクタハウジング62が、ループ23を収容するのに十分なY方向の長さとZ方向の高さを有していれば、光ファイバ22を、コネクタハウジング62内の光ファイバ収容室の内壁に接触させることなく、ループ要素23Aの曲率半径が大きくなることを妨げないように保持することができる。このため、角筒形状のコネクタハウジング62の使用が可能となる。
これに対して、図13および図14に示した従来の光コネクタ2においては、フェルール4の後退時に光ファイバ3の撓み部分7が形成される方向を特定することができないため、光ファイバ3がいずれの方向に撓んでもよいように、円筒形状のコネクタハウジング5を使用せざるを得なかった。
この実施の形態4においては、角筒形状のコネクタハウジング62が用いられているので、円筒形状のコネクタハウジングに比べて空間利用効率に優れた光コネクタ61を実現することができる。
なお、上述した実施の形態2における渦巻き状のループ43も、図10に示されるように、YZ面内に配置されているので、同様にして、角筒形状のコネクタハウジングを用いた光コネクタを実現することができる。
さらに、実施の形態3における螺旋状のループ53は、図11に示されるように、YZ面に対して直交するX方向に沿った中心軸Cを有しているが、ループ53を形成する複数のループ要素53Aは、それぞれ、ほぼYZ面に沿って配置されているため、螺旋状のループ53を収容するのに十分なX方向の幅を有していれば、角筒形状のコネクタハウジングを用いた光コネクタを実現することが可能となる。
1 光ケーブル、2 光コネクタ、3 光ファイバ、4 フェルール、5 コネクタハウジング、6 バネ、7 撓み部分、11,61 光コネクタ、12,62 コネクタハウジング、13 コネクタ前面部、13A 中心、14 相手側光コネクタ収容部、15 相手側フェルール挿入孔、16 光ケーブル固定部、17 円柱部材、18 光ファイバ収容室、19 貫通孔、20 フェルール保持部材、20A フェルール収容部、20B 絞り部、21 フェルール、21A 後半部、21B 前半部、21C 心線部挿入孔、21D 素線部挿入孔、21E 段差、22 光ファイバ、23,43,53 ループ、23A,43A,53A ループ要素、23B,43B,53B 接線部分、24 バネ、31 相手側光コネクタ、32 コネクタハウジング、33 フェルール、D1 接続方向、ΔL 距離、CA 光ケーブル、ΔY 距離、C 中心軸。
この発明に係る光コネクタは、接続方向に沿って接続される際に、光ファイバの先端部を保持しているフェルールの接続方向に沿った後退を許容する光コネクタであって、フェルールを接続方向に沿って後退可能に保持するコネクタハウジングを備え、コネクタハウジング内における光ファイバは、接続方向に沿った接線を有する1つ以上のループ要素と、1つ以上のループ要素の接線上に配置され且つ1つ以上のループ要素に接続された接線部分とにより構成され、且つ、フェルールの接続方向に沿った後退に伴ってループ要素の曲率半径が大きくなることを妨げないように保持されているものである。

Claims (6)

  1. 接続方向に沿って接続される際に、光ファイバの先端部を保持しているフェルールの前記接続方向に沿った後退を許容する光コネクタであって、
    前記フェルールを前記接続方向に沿って後退可能に保持するコネクタハウジングを備え、
    前記コネクタハウジング内における前記光ファイバは、前記接続方向に沿った接線を有する1つ以上のループ要素と、前記1つ以上のループ要素に接続された接線部分とにより構成され、且つ、前記フェルールの前記接続方向に沿った後退に伴って前記ループ要素の曲率半径が大きくなることを妨げないように保持されていることを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記光ファイバは、前記コネクタハウジング内に、前記接続方向を含む平面内に配置され且つ1つの前記ループ要素からなる1巻きのループを形成する請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記光ファイバは、前記コネクタハウジング内に、前記接続方向を含む平面内に配置され且つ複数の前記ループ要素を有する渦巻き状のループを形成する請求項1に記載のコネクタ。
  4. 前記光ファイバは、前記コネクタハウジング内に、前記接続方向を含む平面に対して直交する中心軸を有し且つ複数の前記ループ要素を有する螺旋状のループを形成する請求項1に記載のコネクタ。
  5. 前記コネクタハウジング内に配置され且つ前記フェルールを前記接続方向に沿って前方に押しつけるためのバネを備えた請求項1〜4のいずれか一項に記載のコネクタ。
  6. 前記コネクタハウジングは、角筒形状を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載のコネクタ。
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