JP2961232B2 - 画像送信装置 - Google Patents

画像送信装置

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JP2961232B2
JP2961232B2 JP63275531A JP27553188A JP2961232B2 JP 2961232 B2 JP2961232 B2 JP 2961232B2 JP 63275531 A JP63275531 A JP 63275531A JP 27553188 A JP27553188 A JP 27553188A JP 2961232 B2 JP2961232 B2 JP 2961232B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ファクシミリ装置等の画像送信装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、片面に画像が記録された片面原稿の片面だけを
読み取って送信するファクシミリ装置において、オペレ
ータが原稿をセットする向きの裏表を間違えてセットす
ることがあり、その場合、原稿が裏向きにセットされて
いることを検出してオペレータに警告していた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述のような従来のファクシミリ装置では、
オペレータは、裏向きにセットされた原稿を表向きにセ
ットし直して、再度読取らせねばならず、手間がかかっ
ていた。
そこで、原稿の両面を読取って送信することが考えら
れるが、一律に原稿を読取った順に送信すれば、ページ
順が逆に送信されることがある。
本発明は、オペレータが片面原稿をセットする向きを
気にせずにセットすれば、正しい順序で送信できる画像
送信装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、原稿の両面を読取る読取り手段と、装置の
原稿セット位置にセットされた原稿の装置に対する所定
の面を第1面とし、前記第1面と逆の面を第2面として
取り扱い、かつ、セットされた原稿が複数ある場合は、
セットされた原稿を前記読取り手段に順に搬送する搬送
手段と、前記原稿が原稿の両面に有意情報を有する両面
原稿であるか、原稿の第1面のみに有意情報を有する片
面原稿であるかを判定し、片面原稿であれば、前記第1
面と第2面のどちらの面に有意情報を有するのかを判定
する判定手段と、前記読取り手段により読取られた複数
の原稿の画像データを格納する格納手段と、前記格納手
段に格納された画像データを送信する送信手段と、前記
判定手段の判定結果に応じて、前記原稿が片面原稿であ
り、かつ、その第1面のみに有意情報を有すると判定さ
れた場合は、前記読取り手段により読取られた順に前記
格納手段から読み出して前記送信手段に送信させ、一
方、前記原稿が片面原稿であり、かつ、その第2面のみ
に有意情報を有すると判定された場合は、前記前記読取
り手段により読取られた順とは逆の順に前記格納手段か
ら読み出して前記送信手段に送信させる制御手段とを有
することを特徴とする。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例によるファクシミリ装置
1の概要を示すブロック図である。
このファクシミリ装置1は、原稿の両面の読取りを可
能とした読取装置2と、記録紙の両面への記録を可能と
した記録装置3と、これら読取装置2および記録装置3
を制御し、両面処理モードと片面処理モードとの切換え
を行なうコントローラ4とを有している。またコントロ
ーラ4は、モデムやDSU(宅内データ回線終端装置)を
内蔵した通信制御装置5を介して通信網6に接続されて
いる。
第2図は、このファクシミリ装置1において、両面処
理モードによる送信、受信、コピーの基本動作を示すフ
ローチャートである。
まず、両面処理モードが設定された状態で、ファクシ
ミリの動作モードが指定される(S10)。送信モードが
指定されると(S11)、読取装置2が原稿の両面を読込
み(S12)、この読込んだデータを通信制御装置5が所
定の送信データに変換し、相手ファクシミリ装置に送信
する(S13)。ここでデータの送信は2チャンネルの通
信インタフェースを使用することにより両面同時に送信
することもできるし、1チャンネルの通信インタフェー
スを使用することにより片面ずつ順に送信することもで
きる。
そして、以上の動作をセットされた原稿に対して順次
実行し、全原稿の送信が終了することにより(S14)、
処理を終了する。
また、S11において、コピーモードが指定されると、
読取装置2が原稿の両面を読込み(S15)、この読込ん
だデータを、記録装置3が記録紙の両面に記録する(S1
6)。そして、全原稿のコピーが終了することにより(S
17)、処理を終了する。
そして、データの受信時には、通信制御装置5が外部
よりデータを受信し(S18)、この受信したデータをコ
ントローラ4により画像データに展開して記録用のデー
タに変換した後、記録装置3が記録紙の両面に記録する
(S19)。そして、受信完了(S20)により処理を終了す
る。
第3図は、読取装置2の構成を示す側面図である。
この読取装置2は、原稿7を下から順番に重ねて原稿
台にセットする構成のものである。この読取装置2は、
分離ローラ、給紙ローラより成るADF部8と、原稿7の
表裏両面の読取りを行なう原稿読取部9と、この原稿読
取部9より排出された原稿7を排紙トレー11に供給する
排紙ローラ10とを有する。
原稿読取部9は、原稿7の表裏両面に対向する2つの
密着型イメージセンサ(以下コンタクトセンサという)
12、13を有するものであり、これらコンタクトセンサ1
2、13により、原稿7の両面に書かれた画像を1度に読
取るものである。各コンタクトセンサ12、13は、原稿7
の表面を読取るコンタクトセンサ、すなわちこの例では
下側に配置されたコンタクトセンサ12が、もう一方のコ
ンタクトセンサ13よりも原稿7が早く到達する位置に配
置されている。
第4図は、このような読取装置2の動作を示すフロー
チャートである。
コントローラ4から読取指示があれば(S21)、ADF部
8により原稿7を1枚原稿読取部9に搬送する(S2
2)。そして、表面用のコンタクトセンサ12に原稿7が
到達すると(S23)、この表面の原稿読取りを開始する
(S24)。また、裏面用のコンタクトセンサ13に原稿7
が到達すると(S25)、この裏面の原稿読取りを開始す
る(S26)。
そして、両面の読取りが完了すると(S27)、読取っ
た原稿7を排紙トレー11にスタックする(S28)。
以上の動作を繰返して、原稿台に原稿7が無くなった
場合には(S29)、ブザーの発報やメッセージの表示に
より、作業の完了を知らせる終業処理を行ない(S3
0)、原稿の読取り動作を終了する。
第5図は、読取装置の他の例を示す側面図である。
この読取装置2aは、原稿7を上から順に重ねてセット
する構成のものであり、ADF部8aと、原稿読取部9aと、
排紙ローラ10aとを備え、ガイド14により原稿7を裏返
しにして排紙トレー11aに排出するものである。この場
合、原稿読取部9aは、原稿7の表面を読取るためのコン
タクトセンサ12aが上方に配置され、原稿7の裏面を読
取るためのコンタクトセンサ13aが下側に配置されてい
る。そして、この例においても表面用のコンタクトセン
サ12aが裏面用のコンタクトセンサ13aに対し、原稿7が
先に到達する位置に配置されている。そして、第4図に
示す動作と同様にして原稿7の両面の読取りを行なう。
また、第6図は、ファクシミリ装置1の操作部の構成
を示す平面図である。
この操作部15には、表示部16、テンキー17、ワンタッ
チキー18、スタートキー19、ストップキー20、裏面送信
指定キー40等が設けられている。
このうち、裏面送信指定キー40は、片面にのみに情報
を有する原稿を、原稿台に逆向きにセットした場合に、
そのまま原稿を送信する裏面送信処理モードを指定する
ものである。この裏面送信指定キー40をスタートキー19
に先立って押下することにより、裏面送信処理モードを
初期設定することができる。また、スタートキー19の押
下後、後述するメッセージ表示に基いて押下することに
より、裏面送信処理モードを実行することができる。
また、このファクシミリ装置1においては、原稿が片
面にのみ情報を有するものである場合等に、後述するモ
ード設定部に設けたモード指定用の切換スイッチ25、26
の操作により、両面処理モードから片面処理モードに適
宜切換え、片面だけの読取りおよび記録をも行なえるよ
うになっている。
両面モードにおける読取装置2の動作は、第4図に示
したように2つのコンタクトセンサ12、13を作動させて
原稿7の両面を1度に読取るものであるが、片面モード
の読取り時には、原稿が先に到達するコンタクトセンサ
12によって読取りを行なうことが有効であり、もう一方
のコンタクトセンサ13を作動させないか、あるいはこの
コンタクトセンサ13からの情報を無視することにより、
原稿7の表面のみを読取ることになる。
第7図は、このような両面/片面処理モードの指定を
行なう場合の手順を説明するフローチャートである。
この実施例では、ファクシミリの動作指定(第2図:S
10)に際して、濃度、解像度、両面/片面読取りおよび
両面/片面記録の各モードを設定するようになってい
る。そしてこの例では、デフォルトとして、濃度=ノー
マル、解像度=200dpi、読取り=両面、記録=両面と設
定されている(S31)。
そしてこの設定は、第8図に示すモード設定部の切換
スイッチ23〜26によって指定することができ、これら切
換スイッチ23〜26に対応して設けられるLED表示灯27〜3
4によって表示されるようになっている。
第1の切換スイッチ23は解像度を指定するためのもの
で、LED表示灯27が点灯した状態で、200dpiが指定さ
れ、LED表示灯28が点灯した状態で、400dpiが指定され
る。
また、第2の切換スイッチ24は、濃度を指定するため
のもので、LED表示灯29が点灯した状態で、ノーマルが
指定され、LED表示灯30が点灯した状態でダークが指定
される。
さらに第3の切換スイッチ25は、読取りにおける両面
/片面を指定するものであり、LED表示灯31が点灯した
状態で、両面読取モードが指定され、LED表示灯32が点
灯した状態で、片面読取モードが指定される。
また、第4の切換スイッチ26は、記録における両面/
片面を指定するものであり、LED表示灯33が点灯した状
態で、両面記録モードが指定され、LED表示灯34が点灯
した状態で、片面記録モードが指定される。
次に、S31における設定を変更したい場合には、切換
スイッチ23〜26を操作して設定を変更する(S32)。こ
の設定が変更されると、LED表示灯の点灯を切換え(S3
3)、動作モード(送信、コピー、受信)の指定を行な
う(S34)。また、設定の変更がない場合には、デフォ
ルトの状態で動作モードの指定を行なう。なお、設定の
切換等をLED表示灯のみならず、表示部16に表示するよ
うにしてもよい。
第9図は、コンタクトセンサ12、13の制御回路を示す
回路図である。
この例では、片面読取モードにおいて、裏面用のコン
タクトセンサ13の動作を制御するようになっている。
各コンタクトセンサ12、13には、これらの動作を制限
する動作規制端子が設けられている。そして、裏面用の
コンタクトセンサ13の動作規制端子は、直流電源(図示
せず)、電流制限用抵抗35、LED表示灯31、切換スイッ
チ25、アースによって構成される直流回路の、LED表示
灯31と切換スイッチ25の接続点に接続されている。そし
て、切換スイッチ25を閉じることにより、LED表示灯31
が通電されて点灯するとともに、裏面用のコンタクトセ
ンサ13の動作規制端子が接地され、このコンタクトセン
サ13がイネーブル状態となる。また、切換スイッチ25を
解放することにより、裏面用のコンタクトセンサ13の動
作規制端子に正の電圧がかかり、このコンタクトセンサ
13の動作が制限されるようになっている。一方、表面用
のコンタクトセンサ12の動作規制端子は、直接接地され
ており、このコンタクトセンサ12は、常にイネーブル状
態におかれている。
また、コンタクトセンサ13を直接制御する代りに、こ
のコンタクトセンサ13の出力をコントローラ4側で無視
することにより片面のみの読取りを行なうようにしても
よい。第10図は、この場合の制御回路を示す回路図であ
る。各コンタクトセンサ12、13の動作規制端子は、とも
に接地されており、LED表示灯31と切換スイッチ25の接
続点がコントローラ4側に導かれている。この例におい
ても、切換スイッチ25の開閉をコントローラ4が検出
し、この検出結果に基づいて裏面用のコンタクトセンサ
13の出力を制御することにより、両面読取モードと片面
読取モードとの切換えを行なうことができる。
また、このファクシミリ装置1では、以上のようなコ
ンタクトセンサ12、13によって読取った原稿の画像デー
タを記憶するメモリを備えており、さらにこのメモリに
記憶された画像データから、各頁のうちの白紙頁を検出
し、この検出結果に基いて、原稿のセットミスを識別す
るようになっている。
第11図は、この処理動作を示すフローチャートであ
る。
この例では、原稿の読取りに先立って、全表面頁の有
効フラグおよび全裏面頁の有効フラグをともにオフに設
定する(S40)。そしてこの初期設定の後、上述の手順
で原稿の両面の読取りを行い、その画像データをメモリ
に格納する(S41)。次に、コントローラ4は、所定頁
の表面の画像データをメモリから呼出し、この画像デー
タの黒画素の数をカウントする(S42)。そして、この
カウント値が所定の基準値より大きい場合には、表面が
有効頁であると判定して(S43)、全表面頁の有効フラ
グをオンする(S44)、反対にカウント値が所定の基準
値より小さい場合には、表面が白紙頁であると判断し
(S43)、全表面頁の有効フラグをオフしたまま保持す
る。
次に、コントローラ4は、裏面の画像データをメモリ
から呼出し、この画像データの黒画素の数をカウントす
る(S45)。そして、このカウント値が所定の基準値よ
り大きい場合には、裏面が有効頁であると判断して(S4
6)、全裏面頁の有効フラグをオンする(S47)。反対に
カウント値が所定の基準値より小さい場合には、この裏
面が白紙頁であると判断し(S46)、全裏面頁の有効フ
ラグをオフしたまま保持する。
このような動作を原稿の各葉に対して繰り返し、全原
稿の処理を終了する(S48)。ここで、原稿の全表面頁
のうち1頁でも有効頁があれば、その有効フラグがオン
することになり、また同様に原稿の全裏面頁のうち1頁
でも有効頁があれば、その有効フラグがオンすることに
なる。したがって、全表面または全裏面の何れか一方の
有効フラグがオフしたままであれば、片面原稿がセット
されていることは判別できる。そして、全裏面が無効で
ある場合には、片面原稿が適正にセットされていること
が分かり、反対に全表面が無効である場合には、片面原
稿が逆向きにセットされていることが分かる。そこで、
この実施例では、片面原稿が逆向きにセットされている
場合に、この旨を表示部16に表示してオペレータに知ら
せるとともに、逆向きにセットされた原稿を逆順で送信
し、受信側に適正な順番で送るようになっている。
第12図は、この処理手順の一例を示すフローチャート
である。
まず、第11図に示す有効フラグの処理が終了した後
(S50)、全表面の有効フラグがオフである場合(S5
1)、上述した裏面送信指定キー40の初期設定により自
動で裏面だけの送信を行うことが許されている場合には
(S52)、そのまま裏面だけを逆順で送信し(S55)、そ
うでなければ、原稿の表裏が逆である旨のメッセージを
表示部16に表示する(S53)。この表示によって、オペ
レータが、裏面送信指定キー40を押下して裏面だけの送
信を指定した場合には(S54)、裏面だけを逆順で送信
し(S55)、反対に、そのままスタートキー19が押され
たときには、両面の送信を行う(S56)。
また、S51において、全表面の有効フラグがオンして
いる場合には、両面の送信を行う(S56)。なお、全表
面の有効フラグがオンしており、全裏面の有効フラグが
オフである場合に、表面だけを送信してもよい。
また、裏面だけの送信は行わず、原稿をセットし直す
ように指示するようにしてもよい。
以上説明したように、このファクシミリ装置では、読
取装置に原稿の両面読取機能を設けたことにより、両面
に画情報を有する原稿を1度に読取ることが可能となっ
た。したがってこれにより、両面の原稿を片面ずつコピ
ーして送る等といった手間が不要となり、用紙の無駄使
いも解消することができる。
また、送信時における原稿搬送回数が減り、装置の消
費電力、故障回数等を減少することができ、さらに耐久
年数の延長が可能となる。
さらに、上記実施例のように、ファクシミリ装置が2
チャンネルの通信回線を持つことにより、原稿の両面の
送信を同時に行なうことができ、送信時間の短縮を図る
ことができる。
またさらに、両面/片面のモードを指定する手段を付
加したことにより、両面/片面モードを原稿の状態によ
り使い分けることができる。したがって、片面モードを
指示することにより、従来のファクシミリ装置と同様に
使用することができる。また、たとえば片面コピー済み
の用紙を用いて原稿を作成したため、この片面は読取り
たくないような場合にも、必要な面のみ指示して読取り
を行なうことができ、このような場合に、モード切換機
能が極めて有効となる。
また、第13図は、本発明の他の実施例によるファクシ
ミリ装置の送信動作を示すフローチャートである。
このファクシミリ装置では、上記のようにして読取っ
た原稿の両面頁のうち白紙頁を検出し、この頁を除く有
効頁だけを送信する。
この例では、まず読取った原稿の両面の画像データを
メモリに格納する(S131)。次に、コントローラ4は、
所定のタイミングで表面の画像データをメモリから呼出
し、この画像データの黒画素の数をカウントする(S13
2)。そして、このカウント値が所定の基準値より大き
い場合には、表面が有効頁であると判断し(S133)、こ
の表面の画像データを送信し(S134)、反対にカウント
値が所定の基準値より小さい場合には、表面が白紙頁で
あると判断し(S133)、送信は行なわない。
次に、所定のタイミングで裏面の画像データをメモリ
から呼出し、この画像データの黒画素の数をカウントす
る(S135)。そして、このカウント値が所定の基準値よ
り大きい場合には、裏面が有効頁であると判断して(S1
36)、この裏面の画像データを送信し(S137)、反対に
カウント値が所定の基準値より小さい場合には、裏面が
白紙頁であると判断し(S136)、送信は行なわない。
このような動作を原稿の各葉に対して繰り返し、全原
稿が終了することにより(S138)、処理を完了する。
第14図(1)〜(3)は、画面原稿、片面原稿、白紙
原稿の混合した原稿が、以上のような処理によって有効
頁だけを選択され、送信される原理を示す模式図であ
る。
この例では、正しい方向に表面Aを向けた片面原稿40
と、正しい方向に表面Bおよび裏面Cを向けた両面原稿
41と、間違った方向に表面Dを向けた片面原稿42と、両
面白紙原稿43とを重ね合せてセットした場合を示してい
る。
そして、このような原稿に対して、上述した白紙頁の
検出処理により、第14図(2)に示すように、セット順
に各頁の有効、無効が判断される。これにより、有効頁
A、B、C、Dのみが順番に送信され、他の4つの頁は
送信されない。したがって、読取った画像データをその
まま送信する場合に比べて送信時間を短縮することがで
きる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、さらに種
々の変形が可能である。
たとえば、読取り装置にコンタクトセンサを用いる代
りに、レンズ、ミラーおよびCCDの光学系イメージセン
サを用いてもよい。
また、上述のように黒画素をカウントして無効頁を検
出する代りに、白画素をカウントしてもよい。また、各
画素をカウントする代りに、たとえば1ライン毎に白黒
を判別してもよい。
また、上記実施例では、読取装置と記録装置の双方に
両面処理機能を設けたが、読取装置にのみ両面処理機能
を設けた場合にも充分な効果を有する。
また、本発明は、必ずしも両面読取処理のみを行なう
装置として構成する必要はなく、モードの切換えによっ
て片面読取処理をも可能な装置としてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、原稿の両面を読取る読取り手段と、
装置の原稿セット位置にセットされた原稿の装置に対す
る所定の面を第1面とし、第1面と逆の面を第2面とし
て取り扱い、かつ、セットされた原稿が複数ある場合
は、セットされた原稿を読取り手段に順に搬送する搬送
手段と、原稿が原稿の両面に有意情報を有する両面原稿
であるか、原稿の第1面のみに有意情報を有する片面原
稿であるかを判定し、片面原稿であれば、第1面と第2
面のどちらの面に有意情報を有するのかを判定する判定
手段と、読取り手段により読取られた複数の原稿の画像
データを格納する格納手段と、格納手段に格納された画
像データを送信する送信手段と、判定手段の判定結果に
応じて、原稿が片面原稿であり、かつ、その第1面のみ
に有意情報を有すると判定された場合は、読取り手段に
より読取られた順に格納手段から読み出して送信手段に
送信させ、一方、原稿が片面原稿であり、かつ、その第
2面のみに有意情報を有すると判定された場合は、読取
り手段により読取られた順とは逆の順に格納手段から読
み出して送信手段に送信させので、オペレータが片面原
稿をセットした場合には、どちらの向きにセットしても
正しいページ順序で送信でき、オペレータは片面原稿の
向きを気にせずに原稿をセットできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例によるファクシミリ装置の
概要を示すブロック図である。 第2図は、同実施例によるファクシミリ装置において、
両面処理モードによる送信、受信、コピーの基本動作を
示すフローチャートである。 第3図は、同実施例によるファクシミリ装置の読取装置
の構成を示す側面図である。 第4図は、第3図に示す読取装置の動作を示すフローチ
ャートである。 第5図は、読取装置の他の例を示す側面図である。 第6図は、同実施例によるファクシミリ装置の操作部の
構成を示す平面図である。 第7図は、同実施例において、両面/片面処理モードの
指定を行なう場合の手順を説明するフローチャートであ
る。 第8図は、同実施例によるファクシミリ装置に設けられ
るモード設定部の切換スイッチとLED表示灯を示す平面
図である。 第9図は、同実施例によるファクシミリ装置におけるコ
ンタクトセンサの制御回路を示す回路図である。 第10図は、コンタクトセンサの制御回路の他の例を示す
回路図である。 第11図は、第1図に示す実施例のファクシミリ装置にお
いて、原稿より読取った画像データの処理動作を示すフ
ローチャートである。 第12図は、同実施例のファクシミリ装置において、画像
データの送信動作を示すフローチャートである。 第13図は、本発明の他の実施例によるファクシミリ装置
の送信動作を示すフローチャートである。 第14図(1)〜(3)は、第13図に示す実施例におい
て、両面原稿、片面原稿、白紙原稿の混合した原稿が、
有効頁だけを選択されて送信される原理を示す模式図で
ある。 1……ファクシミリ装置、2、2a……読取装置、3……
記録装置、4……コントローラ、5……通信制御装置、
6……通信網、7……原稿、9、9a……原稿読取部、1
2、12a、13、13a……コンタクトセンサ、23〜26……切
換スイッチ、27〜34……LED表示灯、40……裏面送信指
定キー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−208959(JP,A) 特開 昭62−68360(JP,A) 特開 昭63−234669(JP,A) 特開 昭63−109641(JP,A) 特開 昭60−47562(JP,A) 特開 平1−220958(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の両面を読取る読取り手段と; 装置の原稿セット位置にセットされた原稿の装置に対す
    る所定の面を第1面とし、前記第1面と逆の面を第2面
    として取り扱い、かつ、セットされた原稿が複数ある場
    合は、セットされた原稿を前記読取り手段に順に搬送す
    る搬送手段と; 前記原稿が原稿の両面に有意情報を有する両面原稿であ
    るか、原稿の第1面のみに有意情報を有する片面原稿で
    あるかを判定し、片面原稿であれば、前記第1面と第2
    面のどちらの面に有意情報を有るのかを判定する判定手
    段と; 前記読取り手段により読取られた複数の原稿の画像デー
    タを格納する格納手段と; 前記格納手段に格納された画像データを送信する送信手
    段と; 前記判定手段の判定結果に応じて、前記原稿が片面原稿
    であり、かつ、その第1面のみに有意情報を有すると判
    定された場合は、前記読取り手段により読取られた順に
    前記格納手段から読み出して前記送信手段に送信させ、
    一方、前記原稿が片面原稿であり、かつ、その第2面の
    みに有意情報を有すると判定された場合は、前記前記読
    取り手段により読取られた順とは逆の順に前記格納手段
    から読み出して前記送信手段に送信させる制御手段と; を有することを特徴とする画像送信装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、 前記格納手段は、原稿の両面の画像データを格納し、 前記制御手段は、前記判定手段の判定結果に応じて原稿
    が片面原稿である場合は、前記送信手段に片面原稿の有
    意情報を有する面のみを送信させることを特徴とする画
    像送信装置。
  3. 【請求項3】請求項(1)において、 前記判定手段の判定結果により、前記原稿が両面原稿で
    ある場合、前記読取り手段により読取られた順であり、
    かつ、第1面、第2面の順に前記格納手段から読み出し
    て前記送信手段に原稿の両面を送信させることを特徴と
    する画像送信装置。
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