JP2960449B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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Description
の変化を検出するセンサーと該センサーの検出値に応答
して電動送風機を制御する制御装置を備える電気掃除機
の運転方法に関する。
電気掃除機の運転状態の変化を検出する検出装置と該検
出装置の検出値に応答して電動送風機を制御する制御装
置を有する電気掃除機においては、従来は、特開昭58−
221921号に記載の如く、風量センサー等の検出値に応じ
て電動送風機の入力を自動的に制御する方法が知られて
いる。
機の特性は、風量が減少するほど、入力も減少していく
が、これを風量センサーにより、風量を検出し、風量が
減少すれば、入力を増加させるA′線のような制御を行
つている。
あるいはゴミ詰り程度等の様々な要因によつて変化す
る。このため、上記従来例の様な全風量域で単一な運転
モードによる制御では、上記の各種運転状態における最
適な運転を実現することには対応しきれないことが生じ
てくる。
合、通常、吸口体の開口部に吸着が生じて開口部が塞が
れて動作風量は減少する。このとき上記従来例では、風
量センサーが、風量の減少を検知して電動送風機の入力
を増加するように制御されるが、B線で表される真空度
もB′線へ増加するため上記の吸着力がさらに強くな
り、掃除の操作が困難になるという問題が生じてくる。
使用される吸口の種類あるいはゴミ詰り程度等におけ
る、吸込性能の最適化という点については配慮されてお
らず、逆に操作が困難になるという問題があつた。
な吸込性能制御をすることを可能とした電気掃除機を提
供することにある。
は、集塵室及び電動送風機を有する掃除機本体と、該掃
除機本体内の真空度,風量あるいは電流等を検出する検
出手段と、該検出手段の検出信号に基づいて前記電動送
風機を制御する制御手段とを有する電気掃除機におい
て、前記電気掃除機の風量域を、第1の風量域と、該第
1の風量域より小風量側となる第2の風量域と、該第2
の風量域より小風量側となる第3の風量域とに分割し、
前記第2の風量域には、前記電動送風機の吸込性能を変
化させる複数の運転特性を設け、前記制御手段は、前記
検出手段で検出された検出信号に対応する風量が前記第
2の風量域から第1の風量域、あるいは前記第3の風量
域に達した場合には前記電動送風機の入力を低減させる
ことにある。
種運転条件で使用される各風量域での吸込性能を最適化
できる。例えば、第7図のD線の如く、隙間用吸口等の
開口面積の小さい吸口の場合、その動作風量域は一般床
用吸口等に比べ小風量側にあるため、風量域B′の範囲
のみ吸込性能を増加させ、B′以外の風量域では、性能
を低減させる。これに対して一般吸口の場合はE線Bの
風量域で動作させることにより一般床用吸口の使用状態
の最適制御を可能とする。また、小風量域Cの範囲は、
例えば、ゴミ詰りが非常に多くなりほとんど風が流れな
い状態、あるいは吸口の開口部を被掃除物によつて塞が
れてしまつた場合であるため、風量域Cにおいては、吸
込性能を大幅に減少させる必要がある。但し、急激に減
少させると、性能の急変により操作性が、悪くなる。こ
のために、Cの風量域に移る前の風量域C′に風量の減
少とともに吸込性能を徐々に減少させる制御することに
よつて小風量域では最適運転が可能となる。
1図は、電気掃除機の全体構成を示す。本体部1は、電
動送風機2を収納する電動機室3と集塵装置4を収納す
る集塵室5から構成されており、集塵室5には、ホース
13,延長管14およびその先端には吸口体15が接続され
る。
たたみ,じゅうたんあるいは床等の被除面の種類、接続
される吸口体15の種類あるいは集塵装置4のゴミ詰り程
度等によつて、風量,真空度あるいは、電動送風機2の
電流等が変化する。この変化因子を検出する検出装置2
1、該検出装置による検出量に応答した信号を出力する
演算処理装置22および、その出力された信号により、電
動送風機2を運転制御する電力制御装置23および電源部
24からなる制御部6を本体部1に有している。
示す。これからわかるように、電動送風機2による風量
Qに対応して、真空度H,消費電力Wiおよび電流I(図示
せず)が、変化しており、前記検出装置21により真空度
Hあるいは、電流Iを検出することによつて、あらかじ
め風量Qとの相対関係を把握しておき演算処理装置22に
より演算することにより、風量Qを算出することができ
る。
10の常用される風量域を大風量域からA,B,Cの3つの風
量域に分割,設定し、各風量域にそれぞれ異なる運転モ
ードを設けることにより、運転状態の最適化をはかつて
いる。例えば第4図では、風量域AおよびCにおいて
は、消費電力Wiを、低下させ、風量域Bにおいてのみ、
定格の消費電力となるように設定している。これは、通
常、風量域Aでは、吸口体15を被掃除面から浮かした状
態で、つまり実際に掃除をしていない状態であるため、
むだな電力を消費するだけであるから、省エネルギーの
効果がある。さらに、風量域Aでは、風量Qが多いため
に、気流音による騒音が大きくなる傾向があり、消費電
力(吸込力)を低下させることにより、低騒音化も図る
ことができる。
あるいは紙などのシート状のものが、吸着し開口面積を
塞いだり、集塵装置4のゴミ詰りが増加して通気抵抗が
増大している場合等である。
費電力を増加させているが、吸口体15が、シート状のも
のに吸付いている場合は、さらに、吸付力を増加させ
て、操作性を悪化させることになり、また、ゴミ詰りが
増加している場合は、電動送風機2の冷却風が低下して
いる状態で、消費電力を増加すれば、電動送風機2の過
熱等の恐れがある。
により、真空度H等の吸込性能を低下させて、安全性お
よび操作性を向上させることが出来る。
最大動作点が有り、ここを定格で運転することにより、
有効に、電気掃除機10の吸込性能を得ることができる。
の3段階の吸込性能を設けている。これにより、例えば
被掃除面の種類では、じゅうたんでは強、たたみおよび
床では中、カーテンやソフアー等では弱というように、
最適な制御をすることができる。この場合、被掃除面の
種類は、検出装置21の検出量やその変動幅から判別可能
であり、自動的に被掃除面を判断し最適運転モードに切
替えて運転することが可能である。
きい場合は強、隙間用吸口体のように開口面積が小さい
場合は弱というように、接続した時に判断する手段を設
けておけば、自動的に最適運転が可能である。
よび変動幅等からの判断は可能であり、ゴミ詰りが少な
い時は、吸込性能は少なく設定し、ゴミ詰りが増加して
きた場合は、吸込性能は低下するため、消費電力を増加
させ吸込性能を確保するように制御すれば良い。
合せて、制御することにより、様々な運転条件における
最適運転が可能となる。
に、前述の例では、吸込性能が急に落ちこむため、一時
的に操作性が悪くなる。これに対して風量域C′に、徐
々に吸込性能が、低下する様に制御を加えた例を示す。
これにより上記のように急変によつて操作性が悪くなる
ことがなくなる。
量域を、第1の風量域と、該第1の風量域より小風量側
で、かつ電動送風機の吸込性能を変化させる複数の運転
特性を有する第2の風量域と、該第2の風量域より小風
量側となる第3の風量域とに分割し、検出手段で検出さ
れた検出信号に対応する風量が前記第2の風量域から第
1の風量域、あるいは前記第3の風量域に達した場合に
は前記電動送風機の入力を低減させるようにしたので、
大風量域となる第1の風量域では無駄な電力の消費を抑
え、小風量域となる第3の風量域では被掃除面への吸着
を抑えることができ、さらには通常掃除を行う第2の風
量域では被掃除面の種類に応じた吸込性能で掃除を行う
ことができる。
を示す図、第2図は従来技術の電気掃除機特性図、第3
図〜第7図は本発明の実施例を示す電気掃除機特性図で
ある。 2……電動送風機、21……検出装置、23……電力制御装
置、H……真空度、Wi……消費電力、I……電流、Q…
…風量。
Claims (1)
- 【請求項1】集塵室及び電動送風機を有する掃除機本体
と、該掃除機本体内の真空度,風量あるいは電流等を検
出する検出手段と、該検出手段の検出信号に基づいて前
記電動送風機を制御する制御手段とを有する電気掃除機
において、 前記電気掃除機の風量域を、第1の風量域と、該第1の
風量域より小風量側となる第2の風量域と、該第2の風
量域より小風量側となる第3の風量域とに分割し、前記
第2の風量域には、前記電動送風機の吸込性能を変化さ
せる複数の運転特性を設け、 前記制御手段は、前記検出手段で検出された検出信号に
対応する風量が前記第2の風量域から第1の風量域、あ
るいは前記第3の風量域に達した場合には前記電動送風
機の入力を低減させることを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31526589A JP2960449B2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31526589A JP2960449B2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03176021A JPH03176021A (ja) | 1991-07-31 |
JP2960449B2 true JP2960449B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=18063346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31526589A Expired - Lifetime JP2960449B2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2960449B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5214303B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-06-19 | 株式会社東芝 | 電気掃除機 |
JP5350755B2 (ja) * | 2008-11-13 | 2013-11-27 | 株式会社東芝 | 電気掃除機 |
-
1989
- 1989-12-06 JP JP31526589A patent/JP2960449B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03176021A (ja) | 1991-07-31 |
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