JP2959134B2 - ページプリンタ装置 - Google Patents
ページプリンタ装置Info
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- JP2959134B2 JP2959134B2 JP1007791A JP1007791A JP2959134B2 JP 2959134 B2 JP2959134 B2 JP 2959134B2 JP 1007791 A JP1007791 A JP 1007791A JP 1007791 A JP1007791 A JP 1007791A JP 2959134 B2 JP2959134 B2 JP 2959134B2
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- Japan
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- paper
- manual
- sheet
- manual paper
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手差し給紙機構を有する
画像形成装置に係り、特に電子写真方式を用いたページ
プリンタ装置に関する。
画像形成装置に係り、特に電子写真方式を用いたページ
プリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LEDプリンタ、LCSプリンタ等の電
子写真方式を使用したページプリンタ装置には、給紙カ
セットに積載されていない用紙、又は給紙カセットに積
載できない特殊紙に印字を行う為、カセット給紙機構以
外に所謂手差し給紙機構が設けられている。この手差し
給紙機構は、ページプリンタ装置の側部に設けられた手
差し給紙口から用紙を差し込み、手差し給紙ロールによ
り転写部へ給送するものである。
子写真方式を使用したページプリンタ装置には、給紙カ
セットに積載されていない用紙、又は給紙カセットに積
載できない特殊紙に印字を行う為、カセット給紙機構以
外に所謂手差し給紙機構が設けられている。この手差し
給紙機構は、ページプリンタ装置の側部に設けられた手
差し給紙口から用紙を差し込み、手差し給紙ロールによ
り転写部へ給送するものである。
【0003】上述のような手差し給紙機構においては、
手差し給紙ロールの駆動をクラッチ機構を介してモータ
と接続し駆動する装置もあるが、装置のコストダウンを
はかる為クラッチ機構を使用せず、モータの回転を直接
給紙ロールに伝達する装置が多く使用されている。
手差し給紙ロールの駆動をクラッチ機構を介してモータ
と接続し駆動する装置もあるが、装置のコストダウンを
はかる為クラッチ機構を使用せず、モータの回転を直接
給紙ロールに伝達する装置が多く使用されている。
【0004】
【従来技術の問題点】しかしながら、上述のようなモー
タの回転を直接手差し給紙ロールに伝達するページプリ
ンタ装置は、装置が駆動中常に手差し給紙ロールが回転
している為、給紙カセットから用紙を給送中(カセット
給紙機構の作動中)誤って用紙を手差しすると、手差し
用紙も転写部へ給送され用紙詰まりの原因となる。
タの回転を直接手差し給紙ロールに伝達するページプリ
ンタ装置は、装置が駆動中常に手差し給紙ロールが回転
している為、給紙カセットから用紙を給送中(カセット
給紙機構の作動中)誤って用紙を手差しすると、手差し
用紙も転写部へ給送され用紙詰まりの原因となる。
【0005】この場合、手差し給紙台にシャッタ等の用
紙の手差しを阻止する装置を配設することも考えられる
が、それではコストダウンの為クラッチ機構を節約した
意味がなくなる。
紙の手差しを阻止する装置を配設することも考えられる
が、それではコストダウンの為クラッチ機構を節約した
意味がなくなる。
【0006】
【発明の目的】本発明は上記従来の問題点に鑑み、手差
し給紙機構を有するページプリンタ装置において、誤っ
て手差し用紙を挿入しても用紙詰まりを防止できるペー
ジプリンタ装置を提供することを目的とする。
し給紙機構を有するページプリンタ装置において、誤っ
て手差し用紙を挿入しても用紙詰まりを防止できるペー
ジプリンタ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【発明の要点】本発明は上記目的を達成する為に、ホス
ト機器より供給される印字情報に基づいてイメージデー
タを生成するイメージデータ生成部と、該イメージデー
タ生成部から出力されるイメージデータに従って画像形
成処理を行う画像形成部からなり、該画像形成部は手差
し給紙機構を備えるページプリンタ装置において、前記
イメージデータ生成部は前記ホスト機器から入力した前
記印字情報を一時的に蓄積記憶する受信バッファと、該
受信バッファに印字情報が記憶されていると受信信号を
出力する受信信号出力手段と、前記受信バッファメモリ
内の印字情報からイメージデータを作成し所定量のイメ
ージデータがメモリに記憶された時前記画像形成部への
イメージデータ転送準備が整ったことを示す開始信号を
出力する開始信号出力手段とを有し、前記画像形成部
は、給紙された用紙が少なくとも機外へ排出されるまで
稼働し続ける駆動モータと、駆動力断続器を介さずに前
記駆動モータからの駆動力が直接伝達される手差し用紙
給送手段と、手差し用紙の差込みを検知する手差し用紙
検知手段と、用紙の搬送を画像が形成された像担持体と
同期させるために一時停止させる待機手段とを有し、前
記手差し用紙検知手段が手差し用紙を検知した時に、前
記受信信号又は開始信号の出力がある場合、前記駆動モ
ータを稼働状態に維持すると共に、前記待機手段を動作
させながら画像形成処理を行い、前記受信信号及び前記
開始信号の出力が無い場合、前記駆動モータが稼働中で
あれば用紙を前記待機手段により停止させると共に所定
時間以上同状態の継続に応じて自動的に待機用紙を排出
させ、前記駆動モータが非稼働中であれば手差し用紙の
除去を警告表示することを特徴とすること、及び手差し
用紙を画像転写部へ搬送する手差し給紙搬送路とカセッ
トに収納された用紙を前記画像転写部へ搬送するカセッ
ト給紙搬送路とを備え、前記両搬送路が前記画像転写部
の上流で合流するページプリンタ装置において、給紙さ
れた機内の用紙を機外に排出させるまで稼働状態にある
駆動源に連動した前記手差し用紙を給送する手差し用紙
給送手段と、前記手差し用紙の差込みを検知する手差し
用紙検知手段と、該手差し用紙検知手段が手差し用紙を
検知した時、該手差し用紙がそのまま給紙されると前記
両搬送路の合流点よりも下流においてカセット給紙機構
から搬出された通過中の用紙に重なるか否かを判断する
判断手段と、該判断手段が両用紙の重なりを予測すると
警告表示を行い、重ならないと予測するとそのまま手差
し用紙を給送する用紙制御手段とを備えることを特徴と
する。
ト機器より供給される印字情報に基づいてイメージデー
タを生成するイメージデータ生成部と、該イメージデー
タ生成部から出力されるイメージデータに従って画像形
成処理を行う画像形成部からなり、該画像形成部は手差
し給紙機構を備えるページプリンタ装置において、前記
イメージデータ生成部は前記ホスト機器から入力した前
記印字情報を一時的に蓄積記憶する受信バッファと、該
受信バッファに印字情報が記憶されていると受信信号を
出力する受信信号出力手段と、前記受信バッファメモリ
内の印字情報からイメージデータを作成し所定量のイメ
ージデータがメモリに記憶された時前記画像形成部への
イメージデータ転送準備が整ったことを示す開始信号を
出力する開始信号出力手段とを有し、前記画像形成部
は、給紙された用紙が少なくとも機外へ排出されるまで
稼働し続ける駆動モータと、駆動力断続器を介さずに前
記駆動モータからの駆動力が直接伝達される手差し用紙
給送手段と、手差し用紙の差込みを検知する手差し用紙
検知手段と、用紙の搬送を画像が形成された像担持体と
同期させるために一時停止させる待機手段とを有し、前
記手差し用紙検知手段が手差し用紙を検知した時に、前
記受信信号又は開始信号の出力がある場合、前記駆動モ
ータを稼働状態に維持すると共に、前記待機手段を動作
させながら画像形成処理を行い、前記受信信号及び前記
開始信号の出力が無い場合、前記駆動モータが稼働中で
あれば用紙を前記待機手段により停止させると共に所定
時間以上同状態の継続に応じて自動的に待機用紙を排出
させ、前記駆動モータが非稼働中であれば手差し用紙の
除去を警告表示することを特徴とすること、及び手差し
用紙を画像転写部へ搬送する手差し給紙搬送路とカセッ
トに収納された用紙を前記画像転写部へ搬送するカセッ
ト給紙搬送路とを備え、前記両搬送路が前記画像転写部
の上流で合流するページプリンタ装置において、給紙さ
れた機内の用紙を機外に排出させるまで稼働状態にある
駆動源に連動した前記手差し用紙を給送する手差し用紙
給送手段と、前記手差し用紙の差込みを検知する手差し
用紙検知手段と、該手差し用紙検知手段が手差し用紙を
検知した時、該手差し用紙がそのまま給紙されると前記
両搬送路の合流点よりも下流においてカセット給紙機構
から搬出された通過中の用紙に重なるか否かを判断する
判断手段と、該判断手段が両用紙の重なりを予測すると
警告表示を行い、重ならないと予測するとそのまま手差
し用紙を給送する用紙制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本実施例のページプリンタ装
置の一部の構成を示す図である。同図において、ページ
プリンタ装置は給紙カセット1に積載された用紙Pを給
紙する所謂カセット給紙機構2と、手差しされた用紙
P′を給紙する手差し給紙機構3を有する。手差し給紙
機構3は手差し給紙台4、手差し給紙口5、手差し用紙
センサ6、手差し給紙ロール7、手差し給紙のガイド板
8で構成されている。また、カセット給紙機構2は給紙
カセット1、給紙コロ9、サバキ部材10、ターンガイ
ド11で構成されている。さらに、このカセット給紙機
構2と手差し給紙機構3の各々の用紙搬送路(ガイド板
8とターンガイド11)は待機センサ12の位置で合流
しており、カセット給紙機構2と手差し給紙機構3から
給紙される用紙P、又はP′は待機ロール13、ガイド
板14を介して転写部15へ給送される。転写部15は
感光体ドラム16と転写器17間に位置しており、この
転写部15において感光体ドラム16の周面に形成され
るトナー像は用紙P、又はP′に転写される。
しながら説明する。図1は本実施例のページプリンタ装
置の一部の構成を示す図である。同図において、ページ
プリンタ装置は給紙カセット1に積載された用紙Pを給
紙する所謂カセット給紙機構2と、手差しされた用紙
P′を給紙する手差し給紙機構3を有する。手差し給紙
機構3は手差し給紙台4、手差し給紙口5、手差し用紙
センサ6、手差し給紙ロール7、手差し給紙のガイド板
8で構成されている。また、カセット給紙機構2は給紙
カセット1、給紙コロ9、サバキ部材10、ターンガイ
ド11で構成されている。さらに、このカセット給紙機
構2と手差し給紙機構3の各々の用紙搬送路(ガイド板
8とターンガイド11)は待機センサ12の位置で合流
しており、カセット給紙機構2と手差し給紙機構3から
給紙される用紙P、又はP′は待機ロール13、ガイド
板14を介して転写部15へ給送される。転写部15は
感光体ドラム16と転写器17間に位置しており、この
転写部15において感光体ドラム16の周面に形成され
るトナー像は用紙P、又はP′に転写される。
【0009】手差し給紙台4は装置本体の側部に設けら
れており、例えば折りたたみ式構造であり、手差し給紙
台4を使用しない時は装置本体の側部に折りたたんでお
く。また、手差し用紙センサ6はLED6aとフォトト
ランジスタ6bで構成される光センサより成る。また、
待機センサ12も手差し用紙センサ6と同様LED12
aとフォトセンサ12bからなる光センサで構成されて
いる。この手差し用紙センサ6と待機センサ12は後述
するプリンタ制御回路28に接続され、各センサ6、及
び12から検知信号がプリンタ制御回路28へ出力され
る。また、手差し給紙ロール7はモータMに直接接続さ
れており、クラッチを介さない構成である。したがっ
て、手差し給紙ロール7はモータMが回転する時常に回
転する構成である。しかしながら、この手差し給紙ロー
ル7の用紙P′に対する挟持力は比較的弱く、停止中の
待機ロール13に用紙P′の先端が当接して搬送が阻止
されると手差しロール7が用紙P′に対して滑動し、ま
た操作者が用紙P′の後部を引っ張ると容易に引き抜く
ことができる程度の挟持力である。尚、手差し給紙口5
と待機ロール13間の距離Lは、本実施例で使用する用
紙P′の中で最も短い用紙の長さより短い距離に設定さ
れている。したがって、手差しされた用紙P′が待機ロ
ール13に当接している時は必ず用紙P′の後端は手差
し給紙口5から外に出て見える状態である。
れており、例えば折りたたみ式構造であり、手差し給紙
台4を使用しない時は装置本体の側部に折りたたんでお
く。また、手差し用紙センサ6はLED6aとフォトト
ランジスタ6bで構成される光センサより成る。また、
待機センサ12も手差し用紙センサ6と同様LED12
aとフォトセンサ12bからなる光センサで構成されて
いる。この手差し用紙センサ6と待機センサ12は後述
するプリンタ制御回路28に接続され、各センサ6、及
び12から検知信号がプリンタ制御回路28へ出力され
る。また、手差し給紙ロール7はモータMに直接接続さ
れており、クラッチを介さない構成である。したがっ
て、手差し給紙ロール7はモータMが回転する時常に回
転する構成である。しかしながら、この手差し給紙ロー
ル7の用紙P′に対する挟持力は比較的弱く、停止中の
待機ロール13に用紙P′の先端が当接して搬送が阻止
されると手差しロール7が用紙P′に対して滑動し、ま
た操作者が用紙P′の後部を引っ張ると容易に引き抜く
ことができる程度の挟持力である。尚、手差し給紙口5
と待機ロール13間の距離Lは、本実施例で使用する用
紙P′の中で最も短い用紙の長さより短い距離に設定さ
れている。したがって、手差しされた用紙P′が待機ロ
ール13に当接している時は必ず用紙P′の後端は手差
し給紙口5から外に出て見える状態である。
【0010】一方、給紙カセット1は押上げバネ1aに
より上方へ付勢力を受ける低板1b上に用紙Pを積載
し、給紙ロール9を回転駆動することにより捌き部材1
0との間で給紙カセット1から1枚ずつ用紙Pを搬出す
る構成である。給紙ロール9は給紙クラッチ9′を介し
てモータMと接続されており、後述するプリンタ制御回
路28から出力される駆動制御信号に従って給紙クラッ
チ9′が制御され、クラッチ9′の切り換えにより給紙
ロール9の回転/非回転が制御される。また、上述の待
機ロール13も給紙ロール9と同様に待機クラッチ1
3′を介してモータMに接続され、後述するプリンタ制
御回路28から出力される駆動制御信号に従って回転/
非回転制御される。
より上方へ付勢力を受ける低板1b上に用紙Pを積載
し、給紙ロール9を回転駆動することにより捌き部材1
0との間で給紙カセット1から1枚ずつ用紙Pを搬出す
る構成である。給紙ロール9は給紙クラッチ9′を介し
てモータMと接続されており、後述するプリンタ制御回
路28から出力される駆動制御信号に従って給紙クラッ
チ9′が制御され、クラッチ9′の切り換えにより給紙
ロール9の回転/非回転が制御される。また、上述の待
機ロール13も給紙ロール9と同様に待機クラッチ1
3′を介してモータMに接続され、後述するプリンタ制
御回路28から出力される駆動制御信号に従って回転/
非回転制御される。
【0011】図2は上述の機構構成を有するページプリ
ンタ装置の回路ブロック図であり、インターフェイスコ
ントローラ18及びプリンタコントローラ19で構成さ
れている。同図において、インターフェイスコントロー
ラ18はCPU(中央処理装置)20、ROM21、R
AM22、DMAコントローラ23、操作/表示部2
4、受信バッファ25、イメージデータ発生部26、フ
レームメモリ27より成る。プリンタコントローラ19
は前述のプリンタ制御回路28と感光体ドラム16の上
方に位置する(図1には示さなかった)光書き込みヘッ
ド29より成る。
ンタ装置の回路ブロック図であり、インターフェイスコ
ントローラ18及びプリンタコントローラ19で構成さ
れている。同図において、インターフェイスコントロー
ラ18はCPU(中央処理装置)20、ROM21、R
AM22、DMAコントローラ23、操作/表示部2
4、受信バッファ25、イメージデータ発生部26、フ
レームメモリ27より成る。プリンタコントローラ19
は前述のプリンタ制御回路28と感光体ドラム16の上
方に位置する(図1には示さなかった)光書き込みヘッ
ド29より成る。
【0012】ページプリンタ装置の上位機器であるホス
トコンピュータ31は、セントロインターフェイス32
を介してインターフェイスコントローラ18と接続され
ている。ホストコンピュータ31は文字コードや印字制
御データ等の印字情報をインターフェイスコントローラ
18へ出力する。CPU20はROM21に記憶された
システムプログラムに従って本実施例のページプリンタ
装置全体の制御を行い、例えば、上記のようにホストコ
ンピュータ31から出力される印字情報を受信バッファ
25へ一時的に記憶する処理や、受信バッファ25に記
憶した印字情報を順次読み出しコマンド解析を行う処理
等を実行する。
トコンピュータ31は、セントロインターフェイス32
を介してインターフェイスコントローラ18と接続され
ている。ホストコンピュータ31は文字コードや印字制
御データ等の印字情報をインターフェイスコントローラ
18へ出力する。CPU20はROM21に記憶された
システムプログラムに従って本実施例のページプリンタ
装置全体の制御を行い、例えば、上記のようにホストコ
ンピュータ31から出力される印字情報を受信バッファ
25へ一時的に記憶する処理や、受信バッファ25に記
憶した印字情報を順次読み出しコマンド解析を行う処理
等を実行する。
【0013】イメージデータ発生部26は文字コードに
対応するドットパターンデータを有し、入力する文字コ
ードに対応するドットパターンデータをフレームメモリ
27へ出力する。フレームメモリ27は用紙1ページ分
の印字データ(ドットパターンデータ)のメモリ領域を
有し、上述のイメージデータ発生部26から出力される
データを記憶する。尚、操作/表示部24は本実施例の
ページプリンタ装置の各種操作キーや後述するアラーム
表示を行うLED表示装置等で構成されている。
対応するドットパターンデータを有し、入力する文字コ
ードに対応するドットパターンデータをフレームメモリ
27へ出力する。フレームメモリ27は用紙1ページ分
の印字データ(ドットパターンデータ)のメモリ領域を
有し、上述のイメージデータ発生部26から出力される
データを記憶する。尚、操作/表示部24は本実施例の
ページプリンタ装置の各種操作キーや後述するアラーム
表示を行うLED表示装置等で構成されている。
【0014】また、RAM21はCPU20の制御処理
中発生する各種データを記憶するエリアと共に、C−S
TATUSデータを記憶するエリアを有する。このC−
STATUSデータはインターフェイスコントローラ1
8と後述するプリンタ制御回路28間の情報の伝達に使
用されるデータであり、ホストコンピュータ31から出
力される印字情報に含まれ、後に変更可能なカセット給
紙モードと手差し給紙モードの切り換え指示コマンド
や、後述する受信バッファ25内の印字情報の有無を示
す情報、用紙Pのサイズ情報等である。
中発生する各種データを記憶するエリアと共に、C−S
TATUSデータを記憶するエリアを有する。このC−
STATUSデータはインターフェイスコントローラ1
8と後述するプリンタ制御回路28間の情報の伝達に使
用されるデータであり、ホストコンピュータ31から出
力される印字情報に含まれ、後に変更可能なカセット給
紙モードと手差し給紙モードの切り換え指示コマンド
や、後述する受信バッファ25内の印字情報の有無を示
す情報、用紙Pのサイズ情報等である。
【0015】一方、ビデオインターフェイス33はイン
ターフェイスコントローラ18とプリンタ制御回路28
間の信号の入出力制御や、フレームメモリ27から出力
されるドットパターンデータを光書き込みヘッド29へ
出力する制御等を行う。
ターフェイスコントローラ18とプリンタ制御回路28
間の信号の入出力制御や、フレームメモリ27から出力
されるドットパターンデータを光書き込みヘッド29へ
出力する制御等を行う。
【0016】プリンタ制御回路28は上述の給紙クラッ
チ9′や待機クラッチ13′に駆動信号を出力すると共
に、インターフェイスコントローラ18(CPU20)
から出力されるプリントスタート信号等の制御信号に基
づいて各部負荷に対して駆動信号を出力する。
チ9′や待機クラッチ13′に駆動信号を出力すると共
に、インターフェイスコントローラ18(CPU20)
から出力されるプリントスタート信号等の制御信号に基
づいて各部負荷に対して駆動信号を出力する。
【0017】 また、プリンタ制御回路28には前述の
ように手指し用紙センサ6、待機センサ12が接続さ
れ、これらの各センサから用紙Pの検知信号が出力され
る。例えば、手指し用紙センサ6から用紙P′が手差し
されたことを示す信号が出力され、待機センサ12から
用紙P、又はP′が待機センサ12の位置に達したこと
を示す信号が出力される。尚、プリンタ制御回路28に
は上述の各センサ以外に不図示の排紙センサ等のセンサ
やスイッチ類が接続され、各種検知信号をプリンタ制御
回路28へ出力する構成である。
ように手指し用紙センサ6、待機センサ12が接続さ
れ、これらの各センサから用紙Pの検知信号が出力され
る。例えば、手指し用紙センサ6から用紙P′が手差し
されたことを示す信号が出力され、待機センサ12から
用紙P、又はP′が待機センサ12の位置に達したこと
を示す信号が出力される。尚、プリンタ制御回路28に
は上述の各センサ以外に不図示の排紙センサ等のセンサ
やスイッチ類が接続され、各種検知信号をプリンタ制御
回路28へ出力する構成である。
【0018】尚、前述のモータMもこのプリンタ制御回
路28の駆動制御信号に基づいて回転/非回転制御され
る。次に、本実施例のぺージプリンタ装置の給紙制御を
説明する前に、図3に示すフローチャートを用いて簡単
にフレームメモリ27へのドットパターンデータの生成
処理について説明する。
路28の駆動制御信号に基づいて回転/非回転制御され
る。次に、本実施例のぺージプリンタ装置の給紙制御を
説明する前に、図3に示すフローチャートを用いて簡単
にフレームメモリ27へのドットパターンデータの生成
処理について説明する。
【0019】前述のように、ホストコンピュータ31か
ら印字情報がセントロインターフェイス32を介してイ
ンターフェイスコントローラ18へ出力されると、前述
のようにCPU20の制御に従ってこの印字情報は受信
バッファ25に格納される。そして、CPU20は受信
バッファ25内に印字情報が有るか判断し(ステップ
(以下STで示す)1)、印字情報がある時は(ST1
がY(イエス))印字情報有りを示すフラグをC−ST
ATUSデータにのせてプリンタ制御回路28へ出力
し、以後受信バッファ25から印字情報を読み出しデー
タの解析処理を実行する(ST2〜ST5)。また、受
信バッファ25に印字情報が格納されていない間は(S
T1がN(ノー))、印字情報有りを示すフラグをリセ
ット状態としてC−STATUSデータにのせプリンタ
制御回路28へ出力する(ST6)。尚、同図に示すV
−I/Fはビデオインターフェイス33を介してC−S
TATUSデータが転送される意味である。プリンタ制
御回路28はこのC−STATUSデータによりページ
プリンタ装置の状態を知ることができる。
ら印字情報がセントロインターフェイス32を介してイ
ンターフェイスコントローラ18へ出力されると、前述
のようにCPU20の制御に従ってこの印字情報は受信
バッファ25に格納される。そして、CPU20は受信
バッファ25内に印字情報が有るか判断し(ステップ
(以下STで示す)1)、印字情報がある時は(ST1
がY(イエス))印字情報有りを示すフラグをC−ST
ATUSデータにのせてプリンタ制御回路28へ出力
し、以後受信バッファ25から印字情報を読み出しデー
タの解析処理を実行する(ST2〜ST5)。また、受
信バッファ25に印字情報が格納されていない間は(S
T1がN(ノー))、印字情報有りを示すフラグをリセ
ット状態としてC−STATUSデータにのせプリンタ
制御回路28へ出力する(ST6)。尚、同図に示すV
−I/Fはビデオインターフェイス33を介してC−S
TATUSデータが転送される意味である。プリンタ制
御回路28はこのC−STATUSデータによりページ
プリンタ装置の状態を知ることができる。
【0020】一方、上述の解析処理(ST5)におい
て、例えばCPU20に読み出されたデータが文字コー
ドであれば、その文字コードに対応したドットパターン
データをイメージデータ発生部26から読み出しフレー
ムメモリ27の所定エリアに記憶する(ST7)。また
読み出した印字情報がコマンドであれば、このコマンド
に対応した処理を実行する(ST8)。すなわち、読み
出したコマンドが例えば文字の回転、拡大等の指示コマ
ンドであればそのコマンドに対応した処理を行う。ま
た、読み出したデータが改頁コードである時、1ページ
分のデータがフレームメモリ27に書き込まれたとして
スタート信号をプリンタ制御回路28へ出力する(ST
9)。すなわち、この処理は受信バッファ6内の1ペー
ジ分の印字データの供給完了の際出力されるコマンドで
あり、この出力によりCPU20はフレームメモリ27
に1ページ分のドットパターンデータが記憶されたもの
と判断し上述のスタート信号を出力する。
て、例えばCPU20に読み出されたデータが文字コー
ドであれば、その文字コードに対応したドットパターン
データをイメージデータ発生部26から読み出しフレー
ムメモリ27の所定エリアに記憶する(ST7)。また
読み出した印字情報がコマンドであれば、このコマンド
に対応した処理を実行する(ST8)。すなわち、読み
出したコマンドが例えば文字の回転、拡大等の指示コマ
ンドであればそのコマンドに対応した処理を行う。ま
た、読み出したデータが改頁コードである時、1ページ
分のデータがフレームメモリ27に書き込まれたとして
スタート信号をプリンタ制御回路28へ出力する(ST
9)。すなわち、この処理は受信バッファ6内の1ペー
ジ分の印字データの供給完了の際出力されるコマンドで
あり、この出力によりCPU20はフレームメモリ27
に1ページ分のドットパターンデータが記憶されたもの
と判断し上述のスタート信号を出力する。
【0021】その後、プリンタ制御回路28からFDレ
ディ信号が出力されるのを待つ。このFDレディ信号
は、カセット給紙機構2、又は手差し給紙機構3から給
紙される用紙P、又はP′が待機センサ12に検知され
た後所定時間経過するとプリンタ制御回路28からCP
U20へ出力される信号である。この信号が出力される
と(ST10がY)、用紙P、又はP′が待機ロール1
3の位置に達したと判断して上述のスタート(STAR
T)信号をリセットし、DMAコントローラ23へ転送
実行条件がセットされた後転送処理がスタートされ、こ
れと同時にリスタート(RESTART)信号がプリン
タ制御回路28へ出力される(ST11、ST12)。
したがって、その後フレームメモリ27内のドットパタ
ーンデータは光書き込みヘッド29へDMAコントロー
ラ23の制御により出力される。尚、FDレディ信号及
びリスタート信号の出力関係は、次の図4のフローチャ
ートの説明の際詳しく説明する。
ディ信号が出力されるのを待つ。このFDレディ信号
は、カセット給紙機構2、又は手差し給紙機構3から給
紙される用紙P、又はP′が待機センサ12に検知され
た後所定時間経過するとプリンタ制御回路28からCP
U20へ出力される信号である。この信号が出力される
と(ST10がY)、用紙P、又はP′が待機ロール1
3の位置に達したと判断して上述のスタート(STAR
T)信号をリセットし、DMAコントローラ23へ転送
実行条件がセットされた後転送処理がスタートされ、こ
れと同時にリスタート(RESTART)信号がプリン
タ制御回路28へ出力される(ST11、ST12)。
したがって、その後フレームメモリ27内のドットパタ
ーンデータは光書き込みヘッド29へDMAコントロー
ラ23の制御により出力される。尚、FDレディ信号及
びリスタート信号の出力関係は、次の図4のフローチャ
ートの説明の際詳しく説明する。
【0022】次に、カセット給紙機構2により給紙され
る用紙Pの給紙動作について、図4に示すフローチャー
ト及び図5に示すタイムチャートを用いて説明する。
尚、この処理は上述の図3に示すスタート信号の出力に
基づいて行われる処理であり、また図5に示す手差し挿
入期間T1 〜T4 についての説明は後述する。先ず、ス
タート信号の入力を判断すると(ステップ(以下STP
で示す)1)、プリンタ制御回路28はカセット給紙モ
ードか手差し給紙モードか判断する(STP2)。この
判断は前述のC−STATUSデータに従って判断さ
れ、操作者の指定に応じてC−STATUSデータに手
差し給紙モードが指定されていれば(STP2がY)、
手差し用紙センサ6が用紙P′の通過を検知すると後述
する図5のフローチャートへ移行する(STP3が
Y)。但し、ここではカセット給紙モードについて説明
している為(STP2がN)、以後処理(STP4)以
降を実行する。すなわち、プリンタ制御回路28はモー
タMを駆動させ、給紙クラッチ9′をオンし給紙ロール
9を回転して給紙カセット1から用紙Pを搬出する(S
TP4、STP5)。このようにして給紙カセット1か
ら搬出された用紙Pはターンガイド11に沿って給送さ
れ、待機センサ12をオンする(STP6がY)。その
後、用紙Pがさらに給送され待機ロール13に当接して
若干たわむ時間待って(図5に示す時間t1 )、給紙ク
ラッチ9′をオフし、給紙ロール9の回転を止め用紙P
の給送を一時停止する(ST7、ST8)。ここでプリ
ンタ制御回路28は前述のFDレディ信号をCPU20
へ出力し、CPU20から出力されるリスタート信号を
待つ(ST9、ST10)。その後、前述のようにCP
U20はDMAコントローラ23へデータ転送時の実行
条件をセットすると共に、リスタート信号をプリンタ制
御回路28へ出力する(STP10がY)。
る用紙Pの給紙動作について、図4に示すフローチャー
ト及び図5に示すタイムチャートを用いて説明する。
尚、この処理は上述の図3に示すスタート信号の出力に
基づいて行われる処理であり、また図5に示す手差し挿
入期間T1 〜T4 についての説明は後述する。先ず、ス
タート信号の入力を判断すると(ステップ(以下STP
で示す)1)、プリンタ制御回路28はカセット給紙モ
ードか手差し給紙モードか判断する(STP2)。この
判断は前述のC−STATUSデータに従って判断さ
れ、操作者の指定に応じてC−STATUSデータに手
差し給紙モードが指定されていれば(STP2がY)、
手差し用紙センサ6が用紙P′の通過を検知すると後述
する図5のフローチャートへ移行する(STP3が
Y)。但し、ここではカセット給紙モードについて説明
している為(STP2がN)、以後処理(STP4)以
降を実行する。すなわち、プリンタ制御回路28はモー
タMを駆動させ、給紙クラッチ9′をオンし給紙ロール
9を回転して給紙カセット1から用紙Pを搬出する(S
TP4、STP5)。このようにして給紙カセット1か
ら搬出された用紙Pはターンガイド11に沿って給送さ
れ、待機センサ12をオンする(STP6がY)。その
後、用紙Pがさらに給送され待機ロール13に当接して
若干たわむ時間待って(図5に示す時間t1 )、給紙ク
ラッチ9′をオフし、給紙ロール9の回転を止め用紙P
の給送を一時停止する(ST7、ST8)。ここでプリ
ンタ制御回路28は前述のFDレディ信号をCPU20
へ出力し、CPU20から出力されるリスタート信号を
待つ(ST9、ST10)。その後、前述のようにCP
U20はDMAコントローラ23へデータ転送時の実行
条件をセットすると共に、リスタート信号をプリンタ制
御回路28へ出力する(STP10がY)。
【0023】リスタート信号が出力されると、プリンタ
制御回路28はFDレディ信号の出力を停止し、待機ク
ラッチ13′をオンし待機ロール13を回転し用紙Pを
再給送する(STP11、STP12)。また、この時
通過長タイマーをオンする(STP13)。この通過長
タイマーには不図示の用紙カセット判別機構により判別
された用紙Pのサイズのデータから計算されたタイマー
時間が設定されている。尚、このタイマー時間の具体例
については後述する。
制御回路28はFDレディ信号の出力を停止し、待機ク
ラッチ13′をオンし待機ロール13を回転し用紙Pを
再給送する(STP11、STP12)。また、この時
通過長タイマーをオンする(STP13)。この通過長
タイマーには不図示の用紙カセット判別機構により判別
された用紙Pのサイズのデータから計算されたタイマー
時間が設定されている。尚、このタイマー時間の具体例
については後述する。
【0024】その後、フレームメモリ27から光書き込
みヘッド29へ出力されたドットパターンデータに従っ
て光書き込みヘッド29は感光体ドラム16に静電潜像
を形成し、この静電潜像は不図示の現像器によりトナー
像化される。この間用紙Pは転写部15へ給送され、転
写器17のコロナ放電により感光体ドラム16上のトナ
ー像は用紙Pに転写される(STP14)。そして用紙
Pはさらに給送され、用紙Pの後端が待機センサ6を通
過し終わると(STP15)、プリンタ制御回路28は
待機センサ6からの検知信号によりこれを知り、以後用
紙Pの後端が待機ロール13を通過し終わる時間(図5
に示す時間t2 )待ち(STP16)、通過長タイマー
をリセットして待機クラッチ13′をオフして待機ロー
ル13の回転を停止する(STP17、STP18)。
みヘッド29へ出力されたドットパターンデータに従っ
て光書き込みヘッド29は感光体ドラム16に静電潜像
を形成し、この静電潜像は不図示の現像器によりトナー
像化される。この間用紙Pは転写部15へ給送され、転
写器17のコロナ放電により感光体ドラム16上のトナ
ー像は用紙Pに転写される(STP14)。そして用紙
Pはさらに給送され、用紙Pの後端が待機センサ6を通
過し終わると(STP15)、プリンタ制御回路28は
待機センサ6からの検知信号によりこれを知り、以後用
紙Pの後端が待機ロール13を通過し終わる時間(図5
に示す時間t2 )待ち(STP16)、通過長タイマー
をリセットして待機クラッチ13′をオフして待機ロー
ル13の回転を停止する(STP17、STP18)。
【0025】尚、その後さらに連続プリント処理が必要
な場合は上述と同様の処理を実行し(ST1〜ST1
8)、必要とする用紙Pへのプリント処理が全て終了す
るとプリンタ制御回路28は所定時間(図5に示す時間
t3 )待ってモータMの駆動を停止する(ST19が
Y、ST20)。
な場合は上述と同様の処理を実行し(ST1〜ST1
8)、必要とする用紙Pへのプリント処理が全て終了す
るとプリンタ制御回路28は所定時間(図5に示す時間
t3 )待ってモータMの駆動を停止する(ST19が
Y、ST20)。
【0026】次に、上述のカセット給紙動作中、用紙
P′が手差しされた場合の処理について図6に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。尚、図5に示す期間T1
〜T4 は給紙カセット1から搬出された用紙Pの先端が
カセット給紙機構2のどの位置に存在するかを示すもの
であり、図1には対応する位置としてT1 ′〜T4 ′を
示す。以下、場合を分けて説明する。
P′が手差しされた場合の処理について図6に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。尚、図5に示す期間T1
〜T4 は給紙カセット1から搬出された用紙Pの先端が
カセット給紙機構2のどの位置に存在するかを示すもの
であり、図1には対応する位置としてT1 ′〜T4 ′を
示す。以下、場合を分けて説明する。
【0027】先ず、図6に示す期間T1 の時手差し給紙
台4に用紙P′を手差しした場合。この時は未だモータ
Mが駆動していない為(ステップ(以下Sで示す)1が
N)、手差し給紙ロール7も回転しておらず給紙カセッ
ト1内の用紙Pは給紙ロール9と捌き部材10との接点
部まで出ている状態(図1の位置T1 ′)である。プリ
ンタ制御回路28はこの状態を、モータMが駆動してい
ないこと(ステップ(以下Sで示す)1がN)、手差し
給紙モードでないこと(S2がN)で知り、操作/表示
部24にアラーム表示を行い手差し操作が誤っているこ
とを知らせる(S3)。この表示によりオペレータは現
在カセット給紙モードであり、用紙P′の手差し処理は
誤りであることが分かる。
台4に用紙P′を手差しした場合。この時は未だモータ
Mが駆動していない為(ステップ(以下Sで示す)1が
N)、手差し給紙ロール7も回転しておらず給紙カセッ
ト1内の用紙Pは給紙ロール9と捌き部材10との接点
部まで出ている状態(図1の位置T1 ′)である。プリ
ンタ制御回路28はこの状態を、モータMが駆動してい
ないこと(ステップ(以下Sで示す)1がN)、手差し
給紙モードでないこと(S2がN)で知り、操作/表示
部24にアラーム表示を行い手差し操作が誤っているこ
とを知らせる(S3)。この表示によりオペレータは現
在カセット給紙モードであり、用紙P′の手差し処理は
誤りであることが分かる。
【0028】尚、この時ページプリンタ装置が手差しモ
ードに設定されていれば(S2がY)、受信バッファ2
5にデータが有るか否か及びスタート信号の出力を判断
し(S4)、モータMを駆動して(S5)、前述の図4
に示す判断(STP6)以降の処理を実行する。尚、図
4は説明の都合上カセット給紙として説明したが、判断
(STP6)以降の処理は手差し給紙の場合でも同様の
処理である。
ードに設定されていれば(S2がY)、受信バッファ2
5にデータが有るか否か及びスタート信号の出力を判断
し(S4)、モータMを駆動して(S5)、前述の図4
に示す判断(STP6)以降の処理を実行する。尚、図
4は説明の都合上カセット給紙として説明したが、判断
(STP6)以降の処理は手差し給紙の場合でも同様の
処理である。
【0029】次に、モータMが回転しており給紙ロール
9が回転して給紙カセット1から搬出された用紙Pの先
端がターンガイド11の位置にある時(図5の期間T2
、図1に示すT2 ′の間に用紙Pの先端が位置する
時)、用紙P′が手差しされた場合について説明する。
プリンタ制御回路28はこの状態をモータMの回転(S
1がY)、カセット給紙モード(S6がN)、給紙クラ
ッチ9′がオン(S7がY)、待機センサ12がオフ
(S8がN)で知り、用紙Pがターンガイド11を給送
中であると判断する。すなわち、この時は用紙Pはまだ
ターンガイド11上であり、直ちに給紙クラッチ9′を
オフし給紙ロール9の回転を止め用紙Pの給紙動作を停
止すれば手差しされた用紙P′と用紙Pの重なりは回避
できる場合である。したがって、直ちに給紙クラッチ
9′をオフして用紙Pの給紙を停止する(S9)。そし
て、手差しされた用紙P′に印字処理を施すべく手差し
モードに変更し(S10)、以後図4に示す前述の判断
(STP6)以降を実行する。
9が回転して給紙カセット1から搬出された用紙Pの先
端がターンガイド11の位置にある時(図5の期間T2
、図1に示すT2 ′の間に用紙Pの先端が位置する
時)、用紙P′が手差しされた場合について説明する。
プリンタ制御回路28はこの状態をモータMの回転(S
1がY)、カセット給紙モード(S6がN)、給紙クラ
ッチ9′がオン(S7がY)、待機センサ12がオフ
(S8がN)で知り、用紙Pがターンガイド11を給送
中であると判断する。すなわち、この時は用紙Pはまだ
ターンガイド11上であり、直ちに給紙クラッチ9′を
オフし給紙ロール9の回転を止め用紙Pの給紙動作を停
止すれば手差しされた用紙P′と用紙Pの重なりは回避
できる場合である。したがって、直ちに給紙クラッチ
9′をオフして用紙Pの給紙を停止する(S9)。そし
て、手差しされた用紙P′に印字処理を施すべく手差し
モードに変更し(S10)、以後図4に示す前述の判断
(STP6)以降を実行する。
【0030】次に、給紙カセット1から搬出された用紙
Pの先端がターンガイド11を通過し、さらに待機セン
サ12の位置に達している時(図5の期間T3 、図1に
示すT3 ′の位置にある時)、用紙P′が手差しされた
場合について説明する。プリンタ制御回路28はこの状
態を上述と同様、モータMのオン(S1がY)、カセッ
ト給紙モード(S6がN)、給紙クラッチ9′がオン
(S7がN)、待機センサ12がオン(S8がY)で知
る。この時は用紙Pは用紙P′との合流位置まで達して
おり、そのまま手差しされた用紙P′を給送すると用紙
詰まり等のトラブルとなる為操作/表示部24にアラー
ム表示を行い(S11)、用紙P′の手差しを止めさせ
る。尚、この場合には手差しされた用紙P′を強制的に
引き抜かないと用紙詰まり等のトラブルが発生する為、
特にブザー等の報音を行う。
Pの先端がターンガイド11を通過し、さらに待機セン
サ12の位置に達している時(図5の期間T3 、図1に
示すT3 ′の位置にある時)、用紙P′が手差しされた
場合について説明する。プリンタ制御回路28はこの状
態を上述と同様、モータMのオン(S1がY)、カセッ
ト給紙モード(S6がN)、給紙クラッチ9′がオン
(S7がN)、待機センサ12がオン(S8がY)で知
る。この時は用紙Pは用紙P′との合流位置まで達して
おり、そのまま手差しされた用紙P′を給送すると用紙
詰まり等のトラブルとなる為操作/表示部24にアラー
ム表示を行い(S11)、用紙P′の手差しを止めさせ
る。尚、この場合には手差しされた用紙P′を強制的に
引き抜かないと用紙詰まり等のトラブルが発生する為、
特にブザー等の報音を行う。
【0031】また、用紙Pについては給紙動作を停止さ
せることなく、そのままカセット給紙処理を続行する
(S12)。次に、給紙カセット1から搬出された用紙
Pの先端が待機センサ12の位置を通過し、さらに用紙
Pが待機ロール13の回転によりかなりの距離再給送さ
れている時(図1に示すT4 ′の位置に用紙Pの先端が
位置する時)、用紙P′が手差しされた場合について説
明する。この状態は既に給紙ロール9が回転していない
状態であり、給紙クラッチ9′がオフしていることか
ら、プリンタ制御回路28はモータMのオン(S1が
Y)、カセット給紙モード(S6がN)、給紙クラッチ
9′がオフ(S7がN)、さらに待機センサ12がオン
(S13がY)で、待機クラッチ13′がオン(S14
がY)であることから知る。そして、この時用紙Pは待
機センサ12の位置にあるが、用紙P′をそのまま手差
ししても用紙P′が待機センサ12の位置に達する時に
は用紙Pは待機センサ12を通過し終わっており用紙詰
まり等のトラブルが発生しない位置であるかを判断する
為、前述の通過長タイマーの時間と手差し給紙口5から
手差しされた用紙P′が待機ロール13まで達する時間
の長短を比較する(S15)。例えば、A4サイズの用
紙Pを使用しプロセススピード50mm/Sの場合、A4サ
イズの用紙Pの長さが297mmであることから通過長タ
イマーの設定時間はおよそ6秒(297/50)であ
り、また手差し給紙口5から待機ロール13までの距離
が150mmであるとすればプロセススピード50mm/Sか
ら3秒である。したがって、待機クラッチ13′オンし
た時(待機ロール13が回転を開始した時)通過長タイ
マーは前述の図4に示す処理(STP13)によりスタ
ートし、手差しが行われた時の通過長タイマーの残り時
間と上述の待機ロール13に達するまでの時間を比較す
る。したがって、例えば待機ロール13が回転を開始し
てから2秒後に手差しが行われたとすれば、通過長タイ
マーの残り時間は4秒であり、用紙P′が待機ロール1
3に達するまでの時間3秒より長いので判断(S15)
はNとなり、そのまま用紙P′を手差しすると先行紙で
ある用紙Pと手差しされた用紙P′は重なり、用紙詰ま
りになるので前述と同様アラーム表示を行う(S1
1)。一方、例えば待機ロール13が回転を開始してか
ら4秒後に手差しが行われたとすれば、通過長タイマー
の残り時間は2秒であり、用紙P′が待機ロール13に
達するまでの時間3秒より短いので判断(S15)はY
となる。すなわち、この場合には用紙P′を手差しして
も用紙Pと用紙P′が重ならない為、この時にはカセッ
ト給紙モードを手差しモードに切り換える(S16)。
そして、先行紙である用紙Pが待機センサ12を通過し
終わった後、待機ロール13の通過完了を確認し待機ク
ラッチ13′をオフして待機ロール13の回転を停止し
(S17がY、S18、S19)、その後待機ロール1
3に給紙される用紙P′の処理に移行する。
せることなく、そのままカセット給紙処理を続行する
(S12)。次に、給紙カセット1から搬出された用紙
Pの先端が待機センサ12の位置を通過し、さらに用紙
Pが待機ロール13の回転によりかなりの距離再給送さ
れている時(図1に示すT4 ′の位置に用紙Pの先端が
位置する時)、用紙P′が手差しされた場合について説
明する。この状態は既に給紙ロール9が回転していない
状態であり、給紙クラッチ9′がオフしていることか
ら、プリンタ制御回路28はモータMのオン(S1が
Y)、カセット給紙モード(S6がN)、給紙クラッチ
9′がオフ(S7がN)、さらに待機センサ12がオン
(S13がY)で、待機クラッチ13′がオン(S14
がY)であることから知る。そして、この時用紙Pは待
機センサ12の位置にあるが、用紙P′をそのまま手差
ししても用紙P′が待機センサ12の位置に達する時に
は用紙Pは待機センサ12を通過し終わっており用紙詰
まり等のトラブルが発生しない位置であるかを判断する
為、前述の通過長タイマーの時間と手差し給紙口5から
手差しされた用紙P′が待機ロール13まで達する時間
の長短を比較する(S15)。例えば、A4サイズの用
紙Pを使用しプロセススピード50mm/Sの場合、A4サ
イズの用紙Pの長さが297mmであることから通過長タ
イマーの設定時間はおよそ6秒(297/50)であ
り、また手差し給紙口5から待機ロール13までの距離
が150mmであるとすればプロセススピード50mm/Sか
ら3秒である。したがって、待機クラッチ13′オンし
た時(待機ロール13が回転を開始した時)通過長タイ
マーは前述の図4に示す処理(STP13)によりスタ
ートし、手差しが行われた時の通過長タイマーの残り時
間と上述の待機ロール13に達するまでの時間を比較す
る。したがって、例えば待機ロール13が回転を開始し
てから2秒後に手差しが行われたとすれば、通過長タイ
マーの残り時間は4秒であり、用紙P′が待機ロール1
3に達するまでの時間3秒より長いので判断(S15)
はNとなり、そのまま用紙P′を手差しすると先行紙で
ある用紙Pと手差しされた用紙P′は重なり、用紙詰ま
りになるので前述と同様アラーム表示を行う(S1
1)。一方、例えば待機ロール13が回転を開始してか
ら4秒後に手差しが行われたとすれば、通過長タイマー
の残り時間は2秒であり、用紙P′が待機ロール13に
達するまでの時間3秒より短いので判断(S15)はY
となる。すなわち、この場合には用紙P′を手差しして
も用紙Pと用紙P′が重ならない為、この時にはカセッ
ト給紙モードを手差しモードに切り換える(S16)。
そして、先行紙である用紙Pが待機センサ12を通過し
終わった後、待機ロール13の通過完了を確認し待機ク
ラッチ13′をオフして待機ロール13の回転を停止し
(S17がY、S18、S19)、その後待機ロール1
3に給紙される用紙P′の処理に移行する。
【0032】尚、モータMが回転しており(S1が
Y)、カセット給紙モードである(S6がN)にも係わ
らず、給紙クラッチ9′も待機クラッチ13′もオンし
ていない(給紙ロール9も待機ロール13も回転してい
ない)時には手差し給紙を行っても支障がないので、手
差し用紙P′が挿入された時手差し給紙を行うべく手差
し給紙モードに移行する(S7がN、S13がN、S1
3′)。
Y)、カセット給紙モードである(S6がN)にも係わ
らず、給紙クラッチ9′も待機クラッチ13′もオンし
ていない(給紙ロール9も待機ロール13も回転してい
ない)時には手差し給紙を行っても支障がないので、手
差し用紙P′が挿入された時手差し給紙を行うべく手差
し給紙モードに移行する(S7がN、S13がN、S1
3′)。
【0033】以上の説明はカセット給紙モード時におけ
る場合であったが、次に手差しモード時おいて連続して
用紙P′を手差しした場合について説明する。図7は手
差しモード時の動作を説明するタイムチャートである。
同図に示す期間T1 ″は手差しされた用紙P′が手差し
用紙センサ6まで達していない期間を示し、期間T2 ″
は手差しされた用紙P′が手差し給紙台4上に見える期
間を示し、期間T3 ″は手差しされた用紙P′が手差し
給紙台4上に見えない期間を示す。すなわち、手差し給
紙ロール7はモータMに直接接続されている為、用紙
P′が手差しされ手差し用紙センサ6に検知されその後
スタート信号が出力されるとモータMが駆動し直ちに用
紙P′を装置内に給送する。その後、用紙P′が手差し
ガイド板8を通過して待機センサ12により検知された
後のFDレディ信号、リスタート信号の出力タイミング
は前述の図4に示す処理(STP6以降)と同じであ
る。但し、図7に示す次の用紙P′の手差し時期につい
ては期間T1 ″及びT2 ″の間は前に手差しされた用紙
P′が見えるので、さらに用紙P′を手差すことは考え
られず、実際上は期間T1 ″、T2 ″については問題は
ない。したがって、用紙P′が手差しされた用紙P′が
手差し給紙台4から見えなくなった期間T3 ″について
説明する。
る場合であったが、次に手差しモード時おいて連続して
用紙P′を手差しした場合について説明する。図7は手
差しモード時の動作を説明するタイムチャートである。
同図に示す期間T1 ″は手差しされた用紙P′が手差し
用紙センサ6まで達していない期間を示し、期間T2 ″
は手差しされた用紙P′が手差し給紙台4上に見える期
間を示し、期間T3 ″は手差しされた用紙P′が手差し
給紙台4上に見えない期間を示す。すなわち、手差し給
紙ロール7はモータMに直接接続されている為、用紙
P′が手差しされ手差し用紙センサ6に検知されその後
スタート信号が出力されるとモータMが駆動し直ちに用
紙P′を装置内に給送する。その後、用紙P′が手差し
ガイド板8を通過して待機センサ12により検知された
後のFDレディ信号、リスタート信号の出力タイミング
は前述の図4に示す処理(STP6以降)と同じであ
る。但し、図7に示す次の用紙P′の手差し時期につい
ては期間T1 ″及びT2 ″の間は前に手差しされた用紙
P′が見えるので、さらに用紙P′を手差すことは考え
られず、実際上は期間T1 ″、T2 ″については問題は
ない。したがって、用紙P′が手差しされた用紙P′が
手差し給紙台4から見えなくなった期間T3 ″について
説明する。
【0034】先行する用紙P′が印字処理中であるが、
未だ機外へ排出されていない状態の時、新たな用紙P′
を手差しした場合、プリンタ制御回路28が用紙P′が
手差しされたことを検知するとモータMの回転、手差し
モードの確認を行った後(S1がY、S6がY)、CP
U20から出力されるスタート信号に基づいて図4に示
す判断(STP6)に移行し、通常の印字処理を実行す
る。また、まだスタート信号が出力されていない時は
(S20がN)、プリンタ制御回路28は前述のC−S
TATUSデータによって受信バッファ25内に印字情
報があるか確認し、印字情報がある時はスタート信号の
出力を待ち(S21がY)、スタート信号が出力された
時点で(S22がY)、上述と同様判断(STP6)に
移行し、通常の印字処理を行う。
未だ機外へ排出されていない状態の時、新たな用紙P′
を手差しした場合、プリンタ制御回路28が用紙P′が
手差しされたことを検知するとモータMの回転、手差し
モードの確認を行った後(S1がY、S6がY)、CP
U20から出力されるスタート信号に基づいて図4に示
す判断(STP6)に移行し、通常の印字処理を実行す
る。また、まだスタート信号が出力されていない時は
(S20がN)、プリンタ制御回路28は前述のC−S
TATUSデータによって受信バッファ25内に印字情
報があるか確認し、印字情報がある時はスタート信号の
出力を待ち(S21がY)、スタート信号が出力された
時点で(S22がY)、上述と同様判断(STP6)に
移行し、通常の印字処理を行う。
【0035】一方、受信バッファ25に印字情報がない
時は手差し用紙P′の挿入は誤操作であるので、アラー
ム表示を行い(S21がN、S23)、用紙P′を引き
抜くよう指示する。ここで、アラーム表示を行ったにも
かかわらず用紙P′の引き抜き処理を実行しないと用紙
P′は待機センサ12へ達する(S24がY)。この時
用紙P′の引き抜きを所定時間待ち、所定時間待っても
用紙P′が引き抜かれず、しかも受信バッファ25に新
たな印字情報が入力しない時は待機クラッチ13′をオ
ンして用紙P′に印字を行うことなく強制排紙を行う
(S25がN、S26がY、S27)。尚、この間受信
バッファ25に新たな印字情報が入力すると(S25が
Y)、スタート信号を待って(S28がY)、前述の図
4に示す処理(STP9)以降を実行する。
時は手差し用紙P′の挿入は誤操作であるので、アラー
ム表示を行い(S21がN、S23)、用紙P′を引き
抜くよう指示する。ここで、アラーム表示を行ったにも
かかわらず用紙P′の引き抜き処理を実行しないと用紙
P′は待機センサ12へ達する(S24がY)。この時
用紙P′の引き抜きを所定時間待ち、所定時間待っても
用紙P′が引き抜かれず、しかも受信バッファ25に新
たな印字情報が入力しない時は待機クラッチ13′をオ
ンして用紙P′に印字を行うことなく強制排紙を行う
(S25がN、S26がY、S27)。尚、この間受信
バッファ25に新たな印字情報が入力すると(S25が
Y)、スタート信号を待って(S28がY)、前述の図
4に示す処理(STP9)以降を実行する。
【0036】尚、上述のアラーム表示(S23)の後所
定時間経過しても手差しされた用紙P′が待機センサ6
をオンしない時は(S29がY)、オペレータにより用
紙P′は引き抜かれたものと判断して前述の図4の判断
(STP1)に戻る。
定時間経過しても手差しされた用紙P′が待機センサ6
をオンしない時は(S29がY)、オペレータにより用
紙P′は引き抜かれたものと判断して前述の図4の判断
(STP1)に戻る。
【0037】以上のように処理することにより、カセッ
ト給紙モード時、及び手差し給紙モード時誤って手差し
用紙P′を給紙しても用紙詰まりを確実に防止できる。
ト給紙モード時、及び手差し給紙モード時誤って手差し
用紙P′を給紙しても用紙詰まりを確実に防止できる。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば手差し給紙機構を有するページプリンタ装置におい
て、給紙カセットから用紙を給送中、誤って手差し用紙
を給送しても用紙詰まりを起こすことがなく、プリント
処理の中断等のトラブルを未然に防止することができ
る。
れば手差し給紙機構を有するページプリンタ装置におい
て、給紙カセットから用紙を給送中、誤って手差し用紙
を給送しても用紙詰まりを起こすことがなく、プリント
処理の中断等のトラブルを未然に防止することができ
る。
【0039】また、手差し給紙台にシャッタ等の用紙の
手差し遮蔽部材等を設ける必要がなく装置のコストダウ
ンを図ることもできる。
手差し遮蔽部材等を設ける必要がなく装置のコストダウ
ンを図ることもできる。
【図1】一実施例のページプリンタ装置の構成図であ
る。
る。
【図2】一実施例のページプリンタ装置内のシステムブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】インターフェイスコントローラの印字データを
作成する処理を説明するフローチャートである。
作成する処理を説明するフローチャートである。
【図4】一実施例のページプリンタ装置の給紙動作を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
【図5】一実施例のページプリンタ装置の給紙動作を説
明するタイムチャートである。
明するタイムチャートである。
【図6】手差し給紙された用紙P′を検知した後の給紙
動作を説明するフローチャートである。
動作を説明するフローチャートである。
【図7】手差し用紙の給紙動作を説明するタイムチャー
トである。
トである。
1 給紙カセット 2 カセット給紙機構 3 手差し給紙機構 4 手差し給紙台 5 手差し給紙口 6 手差し用紙センサ 7 手差し給紙ロール 9 給紙ロール 9′給紙クラッチ 11 ターンガイド 12 待機センサ 13 待機ロール 13′待機クラッチ 15 転写部 20 CPU 23 DMAコントローラ 24 操作/表示部 25 受信バッファ 27 フレームメモリ 28 プリンタ制御回路 29 光書き込みヘッド M モータ
Claims (2)
- 【請求項1】 ホスト機器より供給される印字情報に基
づいてイメージデータを生成するイメージデータ生成部
と、該イメージデータ生成部から出力されるイメージデ
ータに従って画像形成処理を行う画像形成部とからな
り、該画像形成部は手差し給紙機構を備えるページプリ
ンタ装置において、 前記イメージデータ生成部は前記ホスト機器から入力し
た前記印字情報を一時的に蓄積記憶する受信バッファ
と、該受信バッファに印字情報が記憶されていると受信
信号を出力する受信信号出力手段と、前記受信バッファ
メモリ内の印字情報からイメージデータを作成し所定量
のイメージデータがメモリに記憶された時前記画像形成
部へのイメージデータ転送準備が整ったことを示す開始
信号を出力する開始信号出力手段とを有し、 前記画像形成部は、給紙された用紙が少なくとも機外へ
排出されるまで稼働し続ける駆動モータと、駆動力断続
器を介さずに前記駆動モータからの駆動力が直接伝達さ
れる手差し用紙給送手段と、手差し用紙の差込みを検知
する手差し用紙検知手段と、用紙の搬送を画像が形成さ
れた像担持体と同期させるために一時停止させる待機手
段とを有し、 前記手差し用紙検知手段が手差し用紙を検知した時に、 前記受信信号又は開始信号の出力がある場合、前記駆動
モータを稼働状態に維持すると共に、前記待機手段を動
作させながら画像形成処理を行い、 前記受信信号及び前記開始信号の出力が無い場合、前記
駆動モータが稼働中であれば用紙を前記待機手段により
停止させると共に所定時間以上同状態の継続に応じて自
動的に待機用紙を排出させ、前記駆動モータが非稼働中
であれば手差し用紙の除去を警告表示する ことを特徴と
するページプリンタ装置。 - 【請求項2】手差し用紙を画像転写部へ搬送する手差し
給紙搬送路とカセットに収納された用紙を前記画像転写
部へ搬送するカセット給紙搬送路とを備え、前記両搬送
路が前記画像転写部の上流で合流するページプリンタ装
置において、給紙された機内の用紙を機外に排出させるまで稼働状態
にある駆動源に連動した前記 手差し用紙を給送する手差
し用紙給送手段と、 前記手差し用紙の差込みを検知する手差し用紙検知手段
と、 該手差し用紙検知手段が手差し用紙を検知した時、該手
差し用紙がそのまま給紙されると前記両搬送路の合流点
よりも下流においてカセット給紙機構から搬出された通
過中の用紙に重なるか否かを判断する判断手段と、 該判断手段が両用紙の重なりを予測すると警告表示を行
い、重ならないと予測するとそのまま手差し用紙を給送
する用紙制御手段とを備えることを特徴とするページプ
リンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1007791A JP2959134B2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | ページプリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1007791A JP2959134B2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | ページプリンタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04246036A JPH04246036A (ja) | 1992-09-02 |
JP2959134B2 true JP2959134B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=11740295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1007791A Expired - Lifetime JP2959134B2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | ページプリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2959134B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0131962B1 (ko) * | 1994-11-02 | 1998-10-01 | 김광호 | 전자사진현상방식 화상기록장치의 급지방법 |
JP4241793B2 (ja) | 2006-09-25 | 2009-03-18 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体搬送装置 |
JP2009007156A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP5197123B2 (ja) * | 2008-04-18 | 2013-05-15 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP5327209B2 (ja) | 2010-11-29 | 2013-10-30 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
JP5591358B2 (ja) * | 2013-02-07 | 2014-09-17 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及びシート供給装置 |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP1007791A patent/JP2959134B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04246036A (ja) | 1992-09-02 |
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Legal Events
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