JP2958578B2 - 調理機 - Google Patents

調理機

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JP2958578B2
JP2958578B2 JP5519791A JP5519791A JP2958578B2 JP 2958578 B2 JP2958578 B2 JP 2958578B2 JP 5519791 A JP5519791 A JP 5519791A JP 5519791 A JP5519791 A JP 5519791A JP 2958578 B2 JP2958578 B2 JP 2958578B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機で駆動されるカッ
ターで肉、野菜等を切削調理する調理機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種の調理機は、容器の開口がド
リンクやジュース類を作るミキサーなどに比べ大きく、
また一般的なミキサーの筒長な容器に比べ高さも低く、
材料の出し入れ時、カッターが手に近い状態に有り、運
転終了時に容器蓋を取り除いた時にカッターの刃が回っ
ていると危険であるため、カッターの回転を瞬時に停止
すべく、電磁ブレーキが働くよう回路構成しているもの
がある。このブレーキの回路構成として双投型のスイッ
チを2個配置し、容器蓋を操作しアクチュエータにより
これらのスイッチをほぼ同時に開閉する方式がとられて
いる。
【0003】また、過負荷状態や回転部のロック時に、
電動機の保護として、モータ内の巻線部にサーモスタッ
トを組み込んだり、温度ヒューズを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように安全面に
対する方策がとられているわけであるが、電動機の保護
をするのにサーモスタットや温度ヒューズでは温度に依
存するため、急激な大電流増加に対しては追随が遅く、
保護する前に電動機の巻線がショートしてしまい使えな
くなることがある。また、電流ヒューズでは一度働いて
しまうと電流ヒューズを交換せねばならず面倒である。
【0005】そこで例えば特開昭59−186531号
公報の如く電動機の保護用に手動復帰型の電流ブレーカ
ーを設けることが考えられる。電流ブレーカーであれば
過負荷時やロック時の大電流を検知し、直ちに回路を遮
断できるばかりでなく、再使用も可能で、安全性を確保
出来、これはミキサーやジューサーに設けられているも
のがある。
【0006】しかし、これを肉、野菜を切削するクッキ
ングカッター、フードプロセッサーなどの調理器で、操
作を簡単にした容器蓋の押圧により電動機の電源をオフ
するとともに電磁ブレーキをかける回路を構成するよ
う、双投型のスイッチを2個使用したものを用いると、
スイッチの接片の開閉順序により電動機の回転子のみ、
または固定子のみに大電流が流れてしまい、電流ブレー
カーが動作してしまい使用不能になることがあり、きわ
めて不具合なことになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、容器蓋下部にスイッチ
操作体を設け、スイッチ操作体の下部に容器蓋を開閉す
るとタイミングをずらして動作する2個の双投型のスイ
ッチを設け、スイッチ上部に容器蓋あるいはスイッチ操
作体の押圧により時間的に間隔をあけてスイッチ用の2
個の開閉突起の押圧操作をするアクチュエータを設け、
電動機に2個のスイッチを容器蓋を閉じると電動機に電
源を通じオン状態とし容器蓋を開くと電動機の電源をオ
フ状態とするとともに電磁ブレーキをかける回路を構成
するように接続し、更に電動機の電源供給回路に復帰型
の電流ブレーカーを直列に接続したものである。
【0008】
【作用】上記のように構成したことにより、容器蓋開閉
時2個の双投型のスイッチの開閉タイミングがずれ、電
動機の固定子あるいは回転子のみに大電流が流れること
を防ぎ、電流ブレーカーの誤作動を防ぐ作用をする。切
削終了してスイッチオフした時は電磁ブレーキが併用さ
れ瞬時にカッターを停止させる。また過負荷や電動機ロ
ック時には大電流により電流ブレーカーが作動し電動機
を保護する。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す調理機の要
部断面図である。
【0010】図において、本体1は電動機2を内蔵し、
本体1の上面には容器3が着脱自在に載置され、本体1
内のシャーシ4に電動機2が固定されている。電動機2
の軸5に小プーリー6が取付けられ、小プーリー6はベ
ルト7を介して大プーリー8を駆動し、大プーリー8は
駆動軸9に取付けられ、駆動軸9は駆動軸受10を介して
シャーシ4に回転自在に取付けられている。駆動軸9の
上部には駆動側カップリング11が取付けられ、容器3側
の従動側カップリング12間で回転力が伝達される。従動
側カップリング12を下端に取付けたカッター軸13は、カ
ッター軸受14を介して軸受台15に回転自在に取付けら
れ、容器3の中央底部より容器3内に突出し、上部にカ
ッター取付部13Aを有している。カッター取付部13Aに
嵌合自在にカッター16が嵌合し、カッター16はカッター
ベース16Cに段違いに切削刃16A、16Bが固定された構
成である。容器3の上部開口を覆う容器蓋17は、スイッ
チ押圧部17A及び、押圧突起17Bを有している。押圧突
起17Bは容器蓋17をセットしたとき電動機2を制御する
スイッチ部18のスイッチ操作体19に当接している。
【0011】図2はスイッチ部18を示し、2個の双投型
のスイッチ20、21がスイッチ取付ベース22に固定保持さ
れ、これらのスイッチ20、21とスイッチ操作体19との間
にアクチュエータ23を設け、アクチュエータ23はスイッ
チ操作体19の押圧突起19Aにより押し下げられ、各スイ
ッチ20、21の開閉突起20A、21Aを時間をおいて開閉す
るよう設定されている。スイッチ操作体19、アクチュエ
ータ23共スイッチ取付ベース22に取付けられている。開
閉突起20A、21Aは押圧がない場合は、常に押し上げら
れている。
【0012】スイッチ取付ベース22上にスイッチ操作体
19を押し上げるバネ24を設け、容器蓋17が押圧され押圧
突起17Bがスイッチ操作体19を押し下げるとき以外はス
イッチ20、21が押し下げられぬようにしている。
【0013】図3は回路図を示し、スイッチ20、21をオ
フする(容器蓋17が押圧されていない)ときには電動機
2内に閉回路を構成する回路となっている。即ち容器蓋
17が閉じると電動機2に電源を通じオン状態とし、容器
蓋17を開くと電動機2の電源をオフ状態とするとともに
電磁ブレーキをかける回路を構成するように接続してい
る。スイッチ20、21は各々コモン端子C、常時開路端子
NO、常時閉路端子NCを有している。なお、2Aは電動機
2の回転子、2Bは固定子である。
【0014】また、電動機2の電源供給回路に直列に復
帰型の電流ブレーカー25を組み込んでいる。
【0015】次に一実施例の動作について説明する。
【0016】容器3内のカッター軸13のカッター取付部
13Aにカッター16を取り付け、切削する材料を入れ、容
器3の上部開口を容器蓋17で覆う。容器蓋17のスイッチ
押圧部17Aを押し下げると押圧突起17Bがスイッチ操作
体19を押し下げ、押圧突起19Aがアクチュエータ23を押
し下げ、まずスイッチ20の開閉突起20Aを押し(図2
(イ))、スイッチ20は接続がコモン端子Cと常時閉路端
子NC間より、コモン端子Cと常時開路端子NO側に切りか
えられる。この時点ではスイッチ21の開閉突起21Aは押
し下げられていず、スイッチ21の接続はコモン端子Cと
常時閉路端子NC間であり、まだ電源は供給されず電動機
2は動かない。
【0017】さらにスイッチ押圧部17Aが押し下げられ
るとアクチュエータ23もさらに押し下げられ(図2
(ロ))スイッチ21の開閉突起21Aを押し、スイッチ21は
接続がコモン端子Cと常時開路端子NO側に切りかえら
れ、電源が供給され電動機2が駆動され、小プーリー6
はベルト7を介して大プーリー8を駆動し、カップリン
グ11、12間で伝達され、カッター16が回転し材料が切削
される。
【0018】材料の切削が終わり、運転を止める場合は
容器蓋17の押圧を止めればよく、容器蓋17の押圧を止め
ると、スイッチ操作体19がバネ24で押し上げられ、アク
チュエータ23が元の状態に戻るが、この時まずスイッチ
21側の開閉突起21Aの押圧が解除され(図2(イ))、ス
イッチ21側への接続がコモン端子Cと常時閉路端子NC間
に切りかわり、電源がカットされる。続いてスイッチ20
側の開閉突起20Aの押圧が解除され、スイッチ20側の接
続もコモン端子Cと常時閉路端子NC間に切りかわり、電
動機2内に閉回路を構成する。
【0019】電動機2は電源供給がカットされたのち
も、慣性によりその回転子2Aは回転するが、スイッチ2
0、21の押圧解除により、電動機2内にできる閉回路に
逆起電力を生じ、回転子2Aを停止させる電磁ブレーキが
働き、回転子2Aの回転が止められるので、容器蓋17の押
圧を止めることにより、電動機2は瞬時に停止し、カッ
ター16の回転も止まり、容器蓋17をとったときにまだカ
ッター16が回っているような危険性を除いている。
【0020】電磁ブレーキは、回転子2Aの回転が速いほ
ど大きな電磁力が生じるため、スイッチ21とスイッチ20
が押圧解除される間隔が短いほど効くが、これは、スイ
ッチ操作体19がバネ24で押し上げられることで得られ
る。
【0021】運転時に回転系がロックしたときや、材料
の量が多く過負荷状態になり、過電流が流れた場合は、
電流ブレーカー25が動作し、回路を遮断し機体を保護す
る。電流ブレーカー25動作時は、回転系がロックした原
因を取り除くか、過負荷状態であれば材料の量を減らし
たのち、電磁ブレーカー25を復帰させれば再運転可能で
ある。
【0022】
【発明の効果】以上本発明によると、容器蓋を閉じると
電動機に電源を通じオン状態とし容器蓋を開くと電動機
の電源をオフ状態とするとともに電磁ブレーキをかける
回路を構成するように電動機に2個のスイッチを接続
し、更に電動機の電源供給回路に復帰型の電流ブレーカ
ーを直列に接続したから、容器蓋を開いたときカッター
を瞬時に停止させるのでカッターの刃が回っている時に
手が触れるような危険性が防止できるとともに、過負荷
や電動機ロック時に直ちに電源を遮断するので安全性が
確保出来、かつ復帰可能なので再使用が容易で使い勝手
が良い調理機が提供できるという効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を施した調理機の要部断面図
である。
【図2】同じくそのスイッチ操作部を示す要部構成図で
ある。
【図3】同じくその回路図である。
【符号の説明】
2 電動機 17 容器蓋 19 スイッチ操作体 20、21 スイッチ 20A、21A 開閉突起 23 アクチュエータ 25 電流ブレーカー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機を内蔵する本体と、本体上に着脱
    自在に載置される容器と、容器内で電動機により駆動さ
    れるカッターと、容器の上部開口部を覆う容器蓋とを備
    えた調理機において、容器蓋(17)の下部に容器蓋(17)を
    開閉するとタイミングをずらして動作する2個の双投型
    のスイッチ(20)、(21)を設け、電動機(2)にスイッチ(2
    0)、(21)を容器蓋(17)を閉じると電動機(2)に電源を通
    じオン状態とし容器蓋(17)を開くと電動機(2)の電源を
    オフ状態とするとともに電磁ブレーキをかける回路を構
    成するように接続し、更に電動機(2)の電源供給回路に
    復帰型の電流ブレーカー(25)を直列に接続したことを特
    徴とする調理機。
  2. 【請求項2】 容器蓋(17)の下部のスイッチ(20)、(21)
    上部に容器蓋(17)を閉じると時間的に間隔をあけてスイ
    ッチ(20)、(21)用の開閉突起(20A)、(21A)の押圧操作
    をするアクチュエータ(23)を設け、容器蓋(17)を開閉す
    るとスイッチ(20)、(21)をタイミングをずらして動作さ
    せる請求項1記載の調理機。
  3. 【請求項3】 容器蓋(17)下部にスイッチ操作体(19)を
    設け、スイッチ操作体(19)の下部のスイッチ(20)、(21)
    上部に容器蓋(17)を閉じると時間的に間隔をあけてスイ
    ッチ(20)、(21)用の開閉突起(20A)、(21A)の押圧操作を
    するアクチュエータ(23)を設け、容器蓋(17)を開閉する
    と2個の双投型のスイッチ(20)、(21)をタイミングをず
    らして動作させる請求項1記載の調理機。
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