JP2958570B2 - ウエブ巻取装置 - Google Patents

ウエブ巻取装置

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JP2958570B2 JP2186802A JP18680290A JP2958570B2 JP 2958570 B2 JP2958570 B2 JP 2958570B2 JP 2186802 A JP2186802 A JP 2186802A JP 18680290 A JP18680290 A JP 18680290A JP 2958570 B2 JP2958570 B2 JP 2958570B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、紙、プラスチックフイルムなどのウエブ
を巻芯に巻き取るウエブ巻取装置に関するものである。
従来技術の構成とその問題点 これまでにも、ウエブ巻取装置として種々のものが提
案され、使用されている。たとえば、特開昭64−64948
号公報に記載されているものがその一例である。同公報
の装置では、紙管などの巻芯が巻芯支持機構に支持され
る。巻芯支持機構は可動架台上に装備されている。そし
て、紙、プラスチックフイルムなどのウエブが巻芯に巻
き取られ、水平方向において、その巻取ロールに接触ロ
ーラが接触し、シリンダによって接触ローラまたは巻取
ロールが加圧され、巻取ロールと接触ローラ間に接圧が
生じる。したがって、ウエブを的確に巻き取ることがで
きる。さらに、巻取ロールの巻径の増大にともない、ボ
ールねじなどの駆動機構によって巻芯支持機構の可動架
台が操作され、巻芯支持機構、巻芯および巻取ロールが
接触ローラから離れる方向に移動する。これによって巻
取ロールの巻径の増大が許容される。ウエブの巻取完了
までに、巻芯支持機構、巻芯および巻取ロールはおよそ
巻取ロールの半径に相当する距離をもって移動する。
さらに、ウエブの巻取完了後、コンベヤが巻取ロール
に向かって上昇し、巻取ロールの外周面に係合し、巻取
ロールの巻芯が巻芯支持機構から取り外され、コンベヤ
によって巻取ロールが支持される。次いで、駆動機構に
よって巻芯支持機構の可動架台が操作され、可動架台お
よび巻芯支持機構が少なくとも巻取ロールの半径に相当
する距離をもって移動し、巻取ロールの端面から後退
し、コンベヤ上において、巻取ロールがその軸方向に送
られ、取り出される。したがって、可動架台および巻芯
支持機構は2回にわたって移動し、合計巻取ロールの直
径に相当する距離をもって移動するものである。その
後、次の巻芯が巻芯支持機構に支持され、これが接触ロ
ーラに向かって移動し、これによって次の巻取工程が開
始される。
しかしながら、巻取ロールには相当重量の大きいもの
がある。そして、この装置において、巻取ロールの巻径
の増大にともない、駆動機構によって巻芯支持機構の可
動架台を操作し、巻芯支持機構および巻取ロールを接触
ローラから離れる方向に移動させるとき、巻取ロールの
重量が可動架台および駆動機構に作用する。このため、
可動架台および駆動機構に大きい強度をもたせる必要が
あるという問題があった。また、可動架台および巻芯支
持機構を合計巻取ロールの直径に相当する距離をもって
移動させる必要があり、そのストロークが長いという問
題もある。しかも、ウエブの巻取完了後、可動架台およ
び巻芯支持機構が少なくとも巻取ロールの半径に相当す
る距離をもって移動し、巻取ロールの端面から後退する
まで、次の巻芯を巻芯支持機構に支持することができな
い。さらに、巻取ロールがその軸方向に送られ、取り出
されるまで、巻芯および巻芯支持機構を接触ローラに向
かって移動さることはできず、その待ち時間が長く、稼
働率が悪いという問題もある。
発明の目的 したがって、この発明は、紙管などの巻芯を巻芯支持
機構に支持し、紙、プラスチックフイルムなどのウエブ
を巻芯に巻き取り、その巻取ロールに接触ローラを接触
させるウエブ巻取装置において、前記従来の強度上の問
題、移動ストロークの問題および稼働率の問題が生じな
いようにすることを目的としてなされたものである。
発明の構成 この発明によれば、紙管などの巻芯(8)を巻芯支持
機構(4)に支持し、紙、プラスチックフィルムなどの
ウエブ(1)を前記巻芯(8)に巻き取り、その巻取ロ
ール(11)に接触ローラ(3)を接触させ、前記巻取ロ
ール(11)と前記接触ローラ(3)間に接圧を生じさせ
るように装置において、 前記接触ローラ(3)を支持する可動架台(13)と、 前記巻取ロール(11)の巻径の増大にともない、前記
可動架台(13)を操作し、前記接触ローラ(3)を前記
巻芯(8)から離れる方向に移動させ、これによって前
記巻取ロール(11)の巻径の増大を許容し、前記ウエブ
(1)の巻取工程のとき、前記巻芯支持機構(4)を定
位置に保ち、その状態で前記ウエブ(1)を巻き取るこ
とができるようにする駆動機構(18),(36)と、 前記ウエブ(1)の巻取完了後、その巻取ロール(1
1)を支持し、巻取ロール(11)全体を完全に前記巻芯
支持機構(4)よりも下方に下降させ、前記巻取ロール
(11)の取り出し工程のとき、前記巻芯支持機構(4)
を前記定位置に保ち、その状態で前記巻取ロール(11)
を取り出すことができるようにする昇降機構(25),
(29)とを備えたことを特徴とするウエブ巻取装置が提
供される。
実施例の説明 以下、この発明の実施例を説明する。
第1図において、この装置は紙、プラスチックフイル
ムなどのウエブ(1)を細断するスリッタの巻取装置で
あり、ウエブ(1)は複数枚の切断刃(2)に導かれ、
複数条のウエブに細断される。また、この実施例では、
一対の巻取装置がスリッタの前後両側に設けられ、細断
されたウエブ(1)が各巻取装置に導かれる。
巻取装置は接触ローラ(3)および巻芯支持機構
(4)を有し、接触ローラ(3)はアーム(5)の先端
に支持され、回転可能に案内されている。この実施例で
は、各巻取装置に複数本の接触ローラ(3)が設けら
れ、各接触ローラ(3)が複数対のアーム(5)間に配
置され、その先端に支持されている。そして、各巻取装
置に複数個のシリンダ(6)が設けられ、これが接触ロ
ーラ(3)のアーム(5)に連結されており、各シリン
ダ(6)と各接触ローラ(3)が個別に連結されてい
る。シリンダ(6)はエアまたは油圧シリンダからな
る。巻芯支持機構(4)は巻芯を挟み付ける形式をもの
で、複数対の側板(7)に設けられている。さらに、紙
管などの巻芯(8)が各対の側板(7)に配置され、側
板(7)の巻芯支持機構(4)によって巻芯(8)が挟
み付けられ、支持され、各接触ローラ(3)が各巻芯
(8)と対向する。
そして、細断されたウエブ(1)がガイドローラ
(9),(10)および接触ローラ(3)を通り、巻芯
(8)に導かれ、駆動モータによって巻芯支持機構
(4)および巻芯(8)が回転駆動され、細断されたウ
エブ(1)が巻芯(8)に巻き取られる。さらに、各シ
リンダ(6)によって接触ローラ(3)のアーム(5)
が揺動し、水平方向において、ウエブ(1)の巻取ロー
ル(11)に接触ローラ(3)が接触する。巻芯(8)お
よび接触ローラ(3)はウエブ(1)の細断幅と対応す
る長さのものである。さらに、各シリンダ(6)が各接
触ローラ(3)に作用し、各接触ローラ(3)が個別に
各圧され、巻取ロール(11)と接触ローラ(3)間に接
圧が生じる。したがって、細断されたウエブ(1)を的
確に巻き取ることができる。なお、便宜上、第1図には
異なる巻取状態が示されており、右側の巻取装置では巻
取が開始され、左側の巻取装置では巻取が完了してい
る。しかしながら、実際には、各巻取装置の巻取が同時
に開始され、同時に完了する。
さらに、各接触ローラ(3)については、そのアーム
(5)およびシリンダ(6)が個別にスライダ(12)に
支持され、各巻取装置において、各スライダ(12)が共
通の可動架台(13)に装備されている。したがって、各
接触ローラ(3)がアーム(5)、スライダ(12)およ
び可動架台(13)に支持されているものである。また、
スライダ(12)と可動架台(13)間に直線移動ガイド
(14)が設けられ、直線移動ガイド(14)によってスラ
イダ(12)が案内されており、スライダ(12)は接触ロ
ーラ(3)の軸方向に移動することができる。この他、
第2図に示すように、可動架台(13)のブラケット(1
5)によってガイドローラ(10)が支持されている。そ
して、可動架台(13)と固定フレーム(16)間に直線移
動ガイド(17)が設けられ、固定フレーム(16)および
直線移動ガイド(17)によって可動架台(13)が支持さ
れ、案内されており、可動架台(13)は直線移動ガイド
(17)に沿って移動することができ、接触ローラ(3)
は可動架台(13)、アーム(5)およびシリンダ(6)
と一体的に移動し、巻芯(8)から離れる方向に移動す
ることができる、ガイドローラ(10)も可動架台(13)
と一体的に移動する。
さらに、固定フレーム(16)にボールねじ(18)およ
びギヤボックス(19)が設けられ、可動架台(13)のブ
ラケット(15)にナット部(20)が設けられ、これがボ
ールねじ(18)にねじ合わされており、ボールねじ(1
8)は直線移動ガイド(17)と平行にのび、回転可能に
案内され、ギヤボックス(19)のギヤに連結されてお
り、モータ(21)に連結されている。モータ(21)は制
御装置(22)に接続されている。そして、後述するよう
に、制御装置(22)によって巻取ロール(11)の巻径が
演算され、その巻径の増大にともない、制御装置(22)
によってモータ(21)が駆動され、制御される。
なお、この実施例では、巻芯支持機構(4)の側板
(7)が固定フレーム(23)上に装備され、側板(7)
と固定フレーム(23)間に直線移動ガイド(24)が設け
られ、直線移動ガイド(24)によって側板(7)が案内
されており、側板(7)は巻芯(8)の軸方向に移動す
ることができる。したがって、ウエブ(1)の細断幅を
変更するとき、巻芯支持機構(4)の側板(7)を直線
移動ガイド(24)に沿って移動させ、ウエブ(1)の細
断幅に応じて側板(7)の間隔を調整することができ、
細断幅と対応する長さの巻芯(8)を側板(7)の巻芯
支持機構(4)に支持することができる。これと同時
に、接触ローラ(3)のスライダ(12)を直線移動ガイ
ド(14)に沿って移動させ、ウエブ(1)の細断幅に応
じてアーム(5)の間隔を調整し、細断幅と対応する長
さの接触ローラ(3)をアーム(5)の先端に支持する
ことができる。
この他、この装置は巻取ロール(11)の昇降機構を有
する。昇降機構はコンベヤ(25)およびシリンダ(26)
を有し、巻取ロール(11)の下方に配置されており、コ
ンベヤ(25)はベルトまたはローラコンベヤからなり、
巻取装置の全幅にわたってのび、シリンダ(26)に連結
され、支持され、シリンダ(26)はエアまたは油圧シリ
ンダからなり、ブラケット(27)に取り付けられ、支持
されている。さらに、固定フレーム(23)の直線移動ガ
イド(28)によってブラケット(27)が案内され、チエ
ーン(29)がブラケット(27)に連結され、チエーン
(29)によってブラケット(27)が支持されている。し
たがって、チエーン(29)によってコンベヤ(25)、シ
リンダ(26)およびブラケット(27)を引き上げること
ができ、これを直線移動ガイド(28)に沿って移動さ
せ、上昇および下降させることができる。
この装置において、細断されたウエブ(1)が巻芯
(8)に巻き取られ、その巻取ロール(11)の巻径が増
大すると、それにともない、制御装置(22)によってモ
ータ(21)が駆動され、ギヤボックス(19)のギヤによ
ってボールねじ(18)が駆動され、回転する。したがっ
て、ボールねじ(18)とナット部(20)によって接触ロ
ーラ(3)の可動架台(13)が送られ、可動架台(13)
が直線移動ガイド(17)に沿って移動し、接触ローラ
(3)が巻芯(8)から離れる方向に移動する。これに
よって巻取ロール(11)の巻径の増大が許容される。ウ
エブ(1)の巻取完了までに、接触ローラ(3)はおよ
そ巻取ロール(11)の半径に相当する距離だけ移動す
る。
そして、ウエブ(1)の巻取完了後、イエーン(29)
によってコンベヤ(25)、シリンダ(26)およびブラケ
ット(27)が引き上げられ、コンベヤ(25)が巻取ロー
ル(11)に向かって上昇し、巻取ロール(11)の外周面
に係合する。コンベヤ(25)の上昇前、または上昇後、
シリンダ(26)によってコンベヤ(25)を上昇または下
降させ、その高さを調整することもできる。次いで、巻
取ロール(11)の巻芯(8)が巻芯支持機構(4)から
取り外され、コンベヤ(25)によって巻取ロール(11)
が支持される。その後、チエーン(29)によってブラケ
ット(27)が操作され、コンベヤ(25)および巻取ロー
ル(11)が下降する。巻取ロール(11)は固定フレーム
(16),(23)間まで下降し、巻芯支持機構(14)より
も下方に下降する。そして、コンベヤ(25)によって巻
取ロール(11)が送られ、巻取ロール(11)がその軸方
向に移動し、巻取装置の外部に取り出される。
さらに、これと同時に、次の巻芯(8)が巻芯支持機
構(4)に支持され、ボールねじ(18)によって接触ロ
ーラ(3)の可動架台(13)が送られ、接触ローラ
(3)が巻芯(8)に向かって移動する。そして、細断
されたウエブ(1)が巻芯(8)に巻き取られ、その巻
取ロール(11)に接触ローラ(3)が接触し、これによ
って次の巻取工程が開始される。
したがって、前述した特開昭64−64948号公報の装置
と異なり、この装置の場合、ボールねじ(18)によって
接触ローラ(3)の可動架台(13)を操作し、接触ロー
ラ(3)を巻芯(8)から離れる方向に移動させ、これ
によって巻取ロール(11)の巻径の増大を許容すること
ができる。巻芯(8)および巻取ロール(11)を接触ロ
ーラ(3)から離れる方向に移動させる必要はない。し
たがって、巻取ロール(11)の重量が大きくても、それ
は可動架台(13)およびボールねじ(18)に作用しな
い。したがって、可動架台(13)およびボールねじ(1
8)に大きい強度をもたせる必要はない。また、接触ロ
ーラ(3)をおよそ巻取ロール(11)に半径に相当する
距離だけ移動させればよく、巻取ロール(11)の直径に
相当する距離をもって移動させる必要はなく、そのスト
ロークは短い。さらに、ウエブ(1)の巻取完了後、巻
取ロール(11)を巻芯支持機構(4)よりも下方に下降
させることができ、巻芯支持機構(4)を巻取ロール
(11)の端面から後退させなくても、巻取ロール(11)
をその軸方向に送り、取り出すことができる。しかも、
コンベヤ(25)および巻取ロール(11)の下降と同時
に、次の巻芯(8)を巻芯支持機構(4)に支持し、接
触ローラ(3)を巻芯(8)に向かって移動させ、これ
によって次の巻取工程を開始することができる。これと
並行し、またはその後、コンベヤ(25)上において、巻
取ロール(11)をその軸方向に送り、取り出すことがで
き、待ち時間が短く、稼働率は高い。
なお、巻芯支持機構(4)の側板(7)を固定フレー
ム(23)上に装備するのではなく、第3図に示すよう
に、巻芯支持機構(4)の側板(7)を固定フレーム
(23)から垂下させてもよい。さらに、第1図の実施例
と同様、直線移動ガイド(24)によって巻取支持機構
(4)の側板(7)を案内し、これを直線移動ガイド
(24)に沿って移動させ、ウエブ(1)の細断幅に応じ
て側板(7)の間隔を調整するようにしてもよい。
この他、前記実施例では、巻取ロール(11)と接触ロ
ーラ(3)間に接圧を生じさせるにあたって、シリンダ
(6)によって接触ローラ(3)を加圧するようにした
ものを説明したが、反対に、シリンダ(6)によって巻
取ロール(11)を加圧するようにしてもよい。第4図は
その方式の実施例を示す。この実施例では、固定フレー
ム(23)の直線移動ガイド(24)によって複数個の支持
台(30)が支持され、案内され、支持台(30)の直線移
動ガイド(31)によって巻芯支持機構(4)の側板
(7)が支持され、案内されており、側板(7)は直線
移動ガイド(31)に沿って移動することができ、巻芯支
持機構(4)、巻芯(8)および巻取ロール(11)は接
触ローラ(3)に向かって移動することができる。さら
に、各巻取装置に複数個のシリンダ(6)が設けられ、
各シリンダ(6)が各支持台(30)に装備されており、
各シリンダ(6)と巻芯支持機構(4)の側板(7)が
個別に連結されている。したがって、各シリンダ(6)
を各巻取ロール(11)に作用させ、各巻取ロール(11)
を個別に加圧し、巻取ロール(11)と接触ローラ(3)
間に接圧を生じさせることができる。ウエブ(1)の細
断幅を変更するとき、支持台(30)および側板(7)を
直線移動ガイド(24)に沿って移動させ、ウエブ(1)
の細断幅に応じて側板(7)の間隔を調整し、細断幅と
対応する長さの巻芯(8)を巻芯支持機構(4)に支持
することもできる。
また、第4図の装置では、接触ローラ(3)として長
いローラが使用されており、各巻取装置において、接触
ローラ(3)は各巻芯(8)に共通の単一のもので、各
巻芯(8)の軸方向領域にわたってのび、その径は一定
である。この装置の場合、各巻芯(8)に共通の単一の
接触ローラ(3)であっても、各シリンダ(6)を各巻
取ロール(11)に作用させ、各巻取ロール(11)を個別
に加圧することができ、巻取ロール(11)と接触ローラ
(3)間に接圧を生じさせる上に支障はない。また、共
通の単一の接触ローラ(3)であるため、ウエブ(1)
の細断幅を変更するとき、接触ローラ(3)はそのまま
でよく、接触ローラ(3)のアーム(5)をその都度移
動させる必要はない。したがって、この実施例では、ア
ーム(5)は直接可動架台(13)に装備されている。
なお、第4図の実施例では、右側の巻取装置におい
て、細断されたウエブ(1)がガイドローラ(32)およ
び接触ローラ(3)を通り、巻芯(8)に導かれ、左側
の巻取装置において、ウエブ(1)はガイドローラ(3
3)および接触ローラ(3)を通り、巻芯(8)に導か
れる。そして、巻取ロール(11)の巻径の増大にともな
い、ボールねじ(18)によって可動架台(13)が送ら
れ、接触ローラ(3)が巻芯(8)から離れる方向に移
動し、これによって巻取ロール(11)の巻径の増大が許
容されるのは第1図の装置と同様であり、左側の巻取装
置において、そのガイドローラ(33)は可動架台(13)
と一体的に移動するが、右側の巻取装置のガイドローラ
(32)は移動しない。さらに、巻取完了後、右側の巻取
装置の接触ローラ(3)が実線の位置まで後退し、この
状態でウエブ(1)の切断および貼り付け作業がなされ
る。左側の巻取装置の接触ローラ(3)も同様である。
そして、コンベヤ(25)によって巻取ロール(11)が支
持され、巻取ロール(11)が巻芯支持機構(4)よりも
下方に下降するのは第1図の装置と同様である。
第5図は他の実施例を示す。この実施例では、第4図
の実施例と同様、接触ローラ(3)として長いローラが
使用されている。そして、そのアーム(34)によって接
触ローラ(3)の可動架台(13)が構成されている。ア
ーム(34)は接触ローラ(3)の両側に配置され、支軸
(35)に支持され、揺動可能に案内され、接触ローラ
(3)はアーム(34)の先端に支持されている。したが
って、アーム(34)を支軸(35)のまわりに揺動させ、
接触ローラ(3)を巻芯(8)から離れる方向に移動さ
せることができる。
さらに、接触ローラ(3)の両側において、そのアー
ム(34)にボールねじ(36)が設けられ、支ピン(37)
によってナット部材(38)とアーム(34)が連結され、
そのナット部材(38)がボールねじ(36)にねじ合わさ
れており、ナット部材(38)は支ピン(37)のまわりを
回動することができる。ボールねじ(36)はギヤボック
ス(39)内に挿入され、回転可能に案内され、ギヤボッ
クス(39)は支点(40)に支持されている。ボールねじ
(36)およびギヤボックス(39)は支点(40)のまわり
を揺動することができる。さらに、ギヤボックス(39)
のギヤによってボールねじ(36)と入力軸(41)が連結
され、ボールジョイントによって入力軸(41)とモータ
が連結されている。
この実施例では、第4図の実施例と同様、シリンダ
(6)によって巻取ロール(11)が加圧され、巻取ロー
ル(11)と接触ローラ(3)間に接圧が生じる。そし
て、制御装置によって巻取ロール(11)の巻径が演算さ
れ、その巻径と増大にともない、モータおよびボールジ
ョイントによって入力軸(41)およびボールねじ(36)
が駆動され、回転する。したがって、ボールねじ(36)
とナット部材(38)によって接触ローラ(3)のアーム
(34)、すなわち可動架台(13)が操作され、揺動し、
接触ローラ(3)が巻芯(8)から離れる方向に移動す
る。これによって巻取ロール(11)の巻径の増大が許容
される。
この他、第5図のボールねじ(36)に代えて油圧シリ
ンダを使用し、油圧シリンダをサーボ弁に接続し、サー
ボ弁および油圧シリンダによってアーム(34)を揺動さ
せ、これによって巻取ロール(11)を巻径の増大を許容
することも可能である。
また、前記実施例では、右側および左側の巻取装置に
おいて、その巻取ロール(11)と接触ローラ(3)が互
いに対称的に配置されているが、第6図に示すように、
各巻取装置において、その巻取ロール(11)と接触ロー
ラ(3)を互いに同順序に配置してもよい。なお、第6
図の実施例では、第4図の実施例と同様、シリンダ
(6)によって巻取ロール(11)が加圧され、巻取ロー
ル(11)と接触ローラ(3)間に接圧が生じる。接触ロ
ーラ(3)として長いローラが使用され、直線移動ガイ
ド(17)によって接触ローラ(3)の可動架台(13)が
案内され、巻取ロール(11)の巻径の増大にともない、
ボールねじ(18)によって接触ローラ(3)の可動架台
(13)が送られ、これによって巻取ロール(11)の巻径
の増大が許容されるのも第4図の実施例と同様である。
また、第6図の実施例では、遊星ローラ(42)がその
アーム(43)に支持されており、ウエブ(1)の巻取完
了後、ボールねじ(18)によって接触ローラ(3)の可
動架台(13)が送られ、接触ローラ(3)は巻取ロール
(11)から後退する。次いで、遊星ローラ(42)および
アーム(43)が接触ローラ(3)の軸芯のまわりを旋回
し、巻取ロール(11)と接触ローラ(3)間において、
遊星ローラ(42)によってウエブ(1)が持ち上げら
れ、その遊星ローラ(42)が巻取ロール(11)と接触す
る。その後、遊星ローラ(42)と接触ローラ(3)間に
おいて、シリンダによってカッタ(44)が押し下げら
れ、カータ(44)によってウエブ(1)が切断される。
また、ウエブ(1)の切断前、ウエブ(1)の切断箇所
の両側に糊が塗布される。そして、ウエブ(1)の切断
後、そのウエブ(1)が巻取ロール(11)と遊星ローラ
(42)間に導かれ、巻取ロール(11)に巻き取られ、ウ
エブ(1)が完全に巻き取られたとき、遊星ローラ(4
2)によってウエブ(1)の末端が押さえられ、糊によ
ってウエブ(1)の末端が貼り付けられる。その後、遊
星ローラ(42)およびアーム(43)がもとの位置まで旋
回し、コンベヤ(25)によって巻取ロール(11)が支持
され、巻取ロール(11)が巻芯支持機構(4)よりも下
方に下降するものである。
また、第6図の接触ローラ(3)はサクションローラ
からなり、ウエブ(1)の切断後、その始端は接触ロー
ラ(3)の外周面に吸着される。そして、巻取ロール
(11)の下降後、次の巻芯(8)が巻芯供給機構(45)
に支持され、シリンダによって巻芯供給機構(45)が持
ち上げられる。次いで、シリンダによって巻芯供給機構
(45)が揺動し、次の巻芯(8)が巻芯支持機構(4)
に受け渡され、支持される。その後、ボールねじ(18)
によって接触ローラ(3)の可動架台(13)が送られ、
接触ローラ(3)が次の巻芯(8)に向かって移動し、
これと接触する。したがって、接触ローラ(3)によっ
てウエブ(1)の始端が送られ、ウエブ(1)の始端が
巻芯(8)に押し付けられ、糊によってそれが貼り付け
られる。その後、駆動モータによって巻芯支持機構
(4)および巻芯(8)が回転駆動され、これによって
次の巻取工程が開始される。
第6図の遊星ローラ(42)、カッタ(44)および巻芯
供給機構(45)を第1図、第3図、第4図および第5図
の装置に設けることもできる。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、紙管などの
巻芯(8)を巻芯支持機構(4)に支持し、紙、プラス
チックフィルムなどのウエブ(1)を巻芯(8)に巻き
取り、その巻取ロール(11)に接触ローラ(3)を接触
させ、巻取ロール(11)と接触ローラ(3)間に接圧を
生じさせるようにした装置において、巻取ロール(11)
の巻径の増大にともない、駆動機構(18),(36)によ
って接触ローラ(3)の可動架台(13)が操作され、接
触ローラ(3)が巻芯(8)から離れる方向に移動す
る。これによって巻取ロール(11)の巻径の増大が許容
されるものである。したがって、ウエブ(1)の巻取工
程のとき、巻芯支持機構(4)を定位置に保ち、その状
態でウエブ(1)を巻き取ることができる。巻取ロール
(11)の巻径の増大に関係なく、定位置において、ウエ
ブ1を巻芯(8)に巻き取るとができ、巻芯支持機構
(4)を定位置から移動させる必要はない。
さらに、この発明によれば、ウエブ(1)の巻取完了
後、昇降機構(25),(29)によって巻取ロール(11)
が支持され、巻取ロール(11)全体が完全に巻芯支持機
構(4)よりも下方に下降する。したがって、巻取ロー
ル(11)の取り出し工程のとき、巻芯支持機構(4)を
定位置に保ち、その状態で巻取ロール(11)を取り出す
ことができる。巻取ロール(11)の下降後、巻芯支持機
構(4)の下方において、巻取ロール(11)をその軸方
向に送り、取り出せばよく、巻芯支持機構(4)を定位
置から移動させる必要はない。
したがって、この発明によれば、ウエブ(1)の巻取
工程のとき、巻芯支持機構(4)を定位置に保つことが
でき、巻取ロール(11)の取り出し工程のとき、巻芯支
持機構(4)を定位置に保つこともできるものである。
その間、巻芯支持機構(4)を定位置から移動させる必
要はない。したがって、次の巻取工程開始にあたって、
巻芯支持機構(4)を定位置に戻す必要もない。この結
果、ウエブ(1)の巻取完了後、巻取ロール(11)の下
降と同時に、定位置において、次の巻芯(8)を巻芯支
持機構(4)に支持することができ、接触ローラ(3)
を巻芯(8)に向かって移動させ、これによって次の巻
取工程を開始することもできる。巻取ロール(11)を機
内に残した状態でも、巻取ロール(11)は巻芯支持機構
(4)および接触ローラ(3)に干渉せず、次の巻取工
程に支障はない。したがって、巻取運転をしながら、巻
取ロール(11)を機外に搬出することができ、その並列
処理動作が可能であり、待ち時間が短く、稼働率は高
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す側面断面図、第2図は
第1図の装置の平面断面図、第3図、第4図、第5図お
よび第6図は他の実施例を示す側面断面図である。 (1)……ウエブ (3)……接触ローラ (4)……巻芯支持機構 (6)……シリンダ (8)……巻芯 (13)……可動架台 (18),(36)……ボールねじ (25)……コンベヤ (29)……チエーン
フロントページの続き (72)発明者 寸田 崇 京都府京都市南区上鳥羽南苗代町21番地 株式会社西村製作所内 (56)参考文献 特開 昭63−97557(JP,A) 特開 平2−89759(JP,A) 特開 昭63−262360(JP,A) 特開 昭64−64957(JP,A) 特開 平1−252447(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 18/00 - 18/28 B65H 19/00 - 19/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙管などの巻芯(8)を巻芯支持機構
    (4)に支持し、紙、プラスチックフィルムなどのウエ
    ブ(1)を前記巻芯(8)に巻き取り、その巻取ロール
    (11)に接触ローラ(3)を接触させ、前記巻取ロール
    (11)と前記接触ローラ(3)間に接圧を生じさせるよ
    うに装置において、 前記接触ローラ(3)を支持する可動架台(13)と、 前記巻取ロール(11)の巻径の増大にともない、前記可
    動架台(13)を操作し、前記接触ローラ(3)を前記巻
    芯(8)から離れる方向に移動させ、これによって前記
    巻取ロール(11)の巻径の増大を許容し、前記ウエブ
    (1)の巻取工程のとき、前記巻芯支持機構(4)を定
    位置に保ち、その状態で前記ウエブ(1)を巻き取るこ
    とができるようにする駆動機構(18),(36)と、 前記ウエブ(1)の巻取完了後、その巻取ロール(11)
    を支持し、巻取ロール(11)全体を完全に前記巻芯支持
    機構(4)よりも下方に下降させ、前記巻取ロール(1
    1)の取り出し工程のとき、前記巻芯支持機構(4)を
    前記定位置に保ち、その状態で前記巻取ロール(11)を
    取り出すことができるようにする昇降機構(25),(2
    9)とを備えたことを特徴とするウエブ巻取装置。
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