JP2958436B2 - 鉄骨柱の柱脚の固定法 - Google Patents
鉄骨柱の柱脚の固定法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄骨柱の柱脚の固定
法、特に、鉄骨柱の柱脚をプレストレス導入のPCケー
ブルを使って基礎に固定する柱脚の固定法に関する。
法、特に、鉄骨柱の柱脚をプレストレス導入のPCケー
ブルを使って基礎に固定する柱脚の固定法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄骨柱の柱脚1は、一般に、図6
および図7に示すように、その基盤2をアンカーボルト
4cを使って基礎3に固定している。すなわち、4角形
の底板2aの上面に放射状に複数のリブ片2bを配し、
各リブ片2bの下端を底板2aに溶接し、複数のリブ片
2bの上側に前記底板2aと平行に8角形の支持板2c
を配し、各リブ片2bの上端を支持板2cに溶接して基
盤2を形成する。基盤2の支持板2cの4角形の開口2
c1に角形鋼管柱の下部1aを通し、その下端部1a1
を底板2aに溶接し、かつ支持板2cの開口2c1の口
縁を角形鋼管柱1の周面1a2に溶接して、角形鉄骨柱
の柱脚1が形成されている。また、4角筒状の周枠4a
の下端部に4角形の底枠4bを固定し、前記底枠4bの
4隅部を含む複数の個所にそれぞれアンカーボルト4c
の下端を固定して、それぞれアンカーボルト4cの上端
4c1を周枠4aの上端より突出させて、アンカーフレ
ーム4を形成する。柱脚1の固定位置にアンカーフレー
ム4を設置し、アンカーフレーム4の周りに型枠5を配
し、型枠5内にコンクリートを打設して、その上面5a
にアンカーボルト4cの上端4c1が突出しているコン
クリート基礎5を形成する。そして、この基礎5の上面
5aに柱脚1を立て、基盤2の底板2aおよび支持板2
cに穿ったボルト通し孔を基礎5の上面5aから突出し
たアンカーボルト4cの上端4c1に嵌め、その上端4
c1に座金wを嵌め、ナットnをねじ込んで、柱脚1を
基礎5の上面5aに固定する。
および図7に示すように、その基盤2をアンカーボルト
4cを使って基礎3に固定している。すなわち、4角形
の底板2aの上面に放射状に複数のリブ片2bを配し、
各リブ片2bの下端を底板2aに溶接し、複数のリブ片
2bの上側に前記底板2aと平行に8角形の支持板2c
を配し、各リブ片2bの上端を支持板2cに溶接して基
盤2を形成する。基盤2の支持板2cの4角形の開口2
c1に角形鋼管柱の下部1aを通し、その下端部1a1
を底板2aに溶接し、かつ支持板2cの開口2c1の口
縁を角形鋼管柱1の周面1a2に溶接して、角形鉄骨柱
の柱脚1が形成されている。また、4角筒状の周枠4a
の下端部に4角形の底枠4bを固定し、前記底枠4bの
4隅部を含む複数の個所にそれぞれアンカーボルト4c
の下端を固定して、それぞれアンカーボルト4cの上端
4c1を周枠4aの上端より突出させて、アンカーフレ
ーム4を形成する。柱脚1の固定位置にアンカーフレー
ム4を設置し、アンカーフレーム4の周りに型枠5を配
し、型枠5内にコンクリートを打設して、その上面5a
にアンカーボルト4cの上端4c1が突出しているコン
クリート基礎5を形成する。そして、この基礎5の上面
5aに柱脚1を立て、基盤2の底板2aおよび支持板2
cに穿ったボルト通し孔を基礎5の上面5aから突出し
たアンカーボルト4cの上端4c1に嵌め、その上端4
c1に座金wを嵌め、ナットnをねじ込んで、柱脚1を
基礎5の上面5aに固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記アンカーボルト4
cを使った柱脚1の固定法は、その上端4c1を柱脚1
の基盤2の底板2aおよび支持板2cに穿ったボルト通
し孔に通し、ナットnを使って固定するため、アンカー
ボルト4cの配設位置に高い精度が要求される。そのた
め、アンカーボルト4cの正確な位置を確保するため
に、高価なアンカーフレーム4を使わなければならない
欠点がある。また、アンカーボルト4cとして、PC鋼
棒製のものを使うから、市売のアンカーボルト4cの最
大径は32mmである。そのため、柱脚1の寸法が大き
い場合はアンカーボルト4cの本数を多くする必要があ
る。アンカーボルトの数が多くなると、基盤2、アンカ
ーフレーム4等の製作費が増大するから、柱脚1の固定
経費が増大する原因となる。この発明の解決しようとす
る課題は、従来のアンカーボルトを使う固定法が具有す
る欠点をもたない鉄骨柱の柱脚の固定法を提供するこ
と、換言すると、PCケーブルの設置位置に高い精度が
要求させず、PCケーブルの本数が少なくてすむ施工性
のよい鉄骨柱の柱脚の固定法を提供することにある。
cを使った柱脚1の固定法は、その上端4c1を柱脚1
の基盤2の底板2aおよび支持板2cに穿ったボルト通
し孔に通し、ナットnを使って固定するため、アンカー
ボルト4cの配設位置に高い精度が要求される。そのた
め、アンカーボルト4cの正確な位置を確保するため
に、高価なアンカーフレーム4を使わなければならない
欠点がある。また、アンカーボルト4cとして、PC鋼
棒製のものを使うから、市売のアンカーボルト4cの最
大径は32mmである。そのため、柱脚1の寸法が大き
い場合はアンカーボルト4cの本数を多くする必要があ
る。アンカーボルトの数が多くなると、基盤2、アンカ
ーフレーム4等の製作費が増大するから、柱脚1の固定
経費が増大する原因となる。この発明の解決しようとす
る課題は、従来のアンカーボルトを使う固定法が具有す
る欠点をもたない鉄骨柱の柱脚の固定法を提供するこ
と、換言すると、PCケーブルの設置位置に高い精度が
要求させず、PCケーブルの本数が少なくてすむ施工性
のよい鉄骨柱の柱脚の固定法を提供することにある。
【0004】この発明は、前記課題を解決するために、
次の構成を採用するものである。この発明の構成は、コ
ンクリート基礎の複数の鉛直方向の開口内にPCケーブ
ルが通され、このPCケーブルの下部に固定したアンカ
ー金具が前記開口よりも下方のコンクリート中に埋め込
まれ、前記PCケーブルの上部がその基盤設置面より上
方に突出させてある基礎の上に、鉄骨柱の柱脚を立て、
柱脚の基盤の複数の止め具の貫通孔にそれぞれPCケー
ブルの上部を通し、それらの上部を止め具の上面から突
出させ、PCケーブルの上部の周りに配した掴持片を前
記止め具の貫通孔に嵌合させ、PCケーブルにその上部
を引っ張って引張力を付与し、掴持片を止め具の貫通孔
内に押し込み、掴持片と止め具との嵌合によりPCケー
ブルの上部を強固に掴持し、PCケーブルの引張力の付
与状態を固定することを特徴とする鉄骨柱の柱脚の固定
法にある。
次の構成を採用するものである。この発明の構成は、コ
ンクリート基礎の複数の鉛直方向の開口内にPCケーブ
ルが通され、このPCケーブルの下部に固定したアンカ
ー金具が前記開口よりも下方のコンクリート中に埋め込
まれ、前記PCケーブルの上部がその基盤設置面より上
方に突出させてある基礎の上に、鉄骨柱の柱脚を立て、
柱脚の基盤の複数の止め具の貫通孔にそれぞれPCケー
ブルの上部を通し、それらの上部を止め具の上面から突
出させ、PCケーブルの上部の周りに配した掴持片を前
記止め具の貫通孔に嵌合させ、PCケーブルにその上部
を引っ張って引張力を付与し、掴持片を止め具の貫通孔
内に押し込み、掴持片と止め具との嵌合によりPCケー
ブルの上部を強固に掴持し、PCケーブルの引張力の付
与状態を固定することを特徴とする鉄骨柱の柱脚の固定
法にある。
【0005】好ましい実施形態においては、前記PCケ
ーブルとして、PC撚り線を所定長さに切断し、そのP
C撚り線の下端にアンカー金具を固定したものを使い、
後述する鞘体の下端よりも上方に位置するPCケーブル
の部分に、アンボンド処理を施す。アンボンド処理は、
PC撚り線の表面にアスファルト、樹脂等を付着させ、
PC撚り線とコンクリート、グラウト、モルタル等との
結合(付着)を妨げる処理である。そして、鉄骨柱の柱
脚を立て、柱脚の基盤の止め具の貫通孔にPCケーブル
の上部を通して、柱脚の基盤の下面と基礎の上面との間
の隙間、基礎の鉛直方向の開口の内周面とPCケーブル
の外周面との間の隙間等にグラウト、モルタル等を充填
し、この充填したグラウト、モルタル等が硬化してか
ら、PCケーブルへの引張力の導入を行い得るようにす
る。好ましい実施形態においては、柱脚の設置位置の柱
脚の基盤の隅部に対応する位置に、その下端にアンカー
金具を固定したPCケーブルを鉛直方向に配し、PCケ
ーブルの周囲を型枠等で囲み、かつPCケーブルの上方
の部分の周囲に鞘体を配置し、型枠内および型枠と鞘体
との間にコンクリートを打設してコンクリート基礎を形
成し、鞘体の下部よりも下方のPCケーブルの部分を基
礎のコンクリート中に埋め込んで固定し、鞘体の下部よ
りも上方のPCケーブルの部分を自由に曲げ得る状態に
し、鞘体の上部に平らな柱脚の基盤の設置面を形成し、
PCケーブルの上部を前記設置面より上方に突出させ
る。鉄骨柱の柱脚しては、たとえば、鉄骨柱の下端に基
盤を固定し、鉄骨柱の角部に対応する基盤の部分に止め
具を固定してものを使う。止め具としては、PCケーブ
ルの上部を通す鉛直方向の貫通孔を形成したものを使
い、好ましい実施形態においては、PCケーブルの上部
の周りに配する複数個割りの掴持片(くさび)を止め具
の円錐形の貫通孔に押し込むことにより、PCケーブル
の上部を強固に掴持し得るようにする。
ーブルとして、PC撚り線を所定長さに切断し、そのP
C撚り線の下端にアンカー金具を固定したものを使い、
後述する鞘体の下端よりも上方に位置するPCケーブル
の部分に、アンボンド処理を施す。アンボンド処理は、
PC撚り線の表面にアスファルト、樹脂等を付着させ、
PC撚り線とコンクリート、グラウト、モルタル等との
結合(付着)を妨げる処理である。そして、鉄骨柱の柱
脚を立て、柱脚の基盤の止め具の貫通孔にPCケーブル
の上部を通して、柱脚の基盤の下面と基礎の上面との間
の隙間、基礎の鉛直方向の開口の内周面とPCケーブル
の外周面との間の隙間等にグラウト、モルタル等を充填
し、この充填したグラウト、モルタル等が硬化してか
ら、PCケーブルへの引張力の導入を行い得るようにす
る。好ましい実施形態においては、柱脚の設置位置の柱
脚の基盤の隅部に対応する位置に、その下端にアンカー
金具を固定したPCケーブルを鉛直方向に配し、PCケ
ーブルの周囲を型枠等で囲み、かつPCケーブルの上方
の部分の周囲に鞘体を配置し、型枠内および型枠と鞘体
との間にコンクリートを打設してコンクリート基礎を形
成し、鞘体の下部よりも下方のPCケーブルの部分を基
礎のコンクリート中に埋め込んで固定し、鞘体の下部よ
りも上方のPCケーブルの部分を自由に曲げ得る状態に
し、鞘体の上部に平らな柱脚の基盤の設置面を形成し、
PCケーブルの上部を前記設置面より上方に突出させ
る。鉄骨柱の柱脚しては、たとえば、鉄骨柱の下端に基
盤を固定し、鉄骨柱の角部に対応する基盤の部分に止め
具を固定してものを使う。止め具としては、PCケーブ
ルの上部を通す鉛直方向の貫通孔を形成したものを使
い、好ましい実施形態においては、PCケーブルの上部
の周りに配する複数個割りの掴持片(くさび)を止め具
の円錐形の貫通孔に押し込むことにより、PCケーブル
の上部を強固に掴持し得るようにする。
【0006】
【作 用】この発明の固定法は、基礎の上に柱脚を立
て、その下部をコンクリート中に埋め埋め込み、その上
方の部分を鉛直方向の開口内に通したPCケーブルの上
部を、柱脚の基盤の止め具の貫通孔に通し、それらの上
部を止め具の上面から突出させ、PCケーブルの上部の
周りに配した掴持片を前記止め具の貫通孔に嵌合させ、
PCケーブルにその上部を引っ張って引張力を付与し、
掴持片を止め具の貫通孔内に押し込み、掴持片と止め具
との嵌合によりPCケーブルの上部を強固に掴持し、P
Cケーブルの引張力の付与状態を保持させ、柱脚の基盤
を基礎に固定するから、PCケーブルの下部のコンクリ
ート中に埋め込まれた部分と柱脚の基盤の止め具の貫通
孔とが正しく一致せず、精度上の誤差があっても、PC
ケーブルの上方の部分が鉛直方向の開口内に通され、自
由に曲げ得る状態になっているから、PCケーブルの上
部を基盤の止め具の貫通孔に簡単に通すことができる。
て、その下部をコンクリート中に埋め埋め込み、その上
方の部分を鉛直方向の開口内に通したPCケーブルの上
部を、柱脚の基盤の止め具の貫通孔に通し、それらの上
部を止め具の上面から突出させ、PCケーブルの上部の
周りに配した掴持片を前記止め具の貫通孔に嵌合させ、
PCケーブルにその上部を引っ張って引張力を付与し、
掴持片を止め具の貫通孔内に押し込み、掴持片と止め具
との嵌合によりPCケーブルの上部を強固に掴持し、P
Cケーブルの引張力の付与状態を保持させ、柱脚の基盤
を基礎に固定するから、PCケーブルの下部のコンクリ
ート中に埋め込まれた部分と柱脚の基盤の止め具の貫通
孔とが正しく一致せず、精度上の誤差があっても、PC
ケーブルの上方の部分が鉛直方向の開口内に通され、自
由に曲げ得る状態になっているから、PCケーブルの上
部を基盤の止め具の貫通孔に簡単に通すことができる。
【0007】
【実施例】実施例1の角鋼管柱の柱脚11の基盤12
は、図1ないし図3に示すように、4角形の底板12a
の上面に放射状に12個のリブ片12bを配し、各リブ
片12bの下端を底板12aに溶接し、各リブ片12b
の上側に前記底板12aと平行に4角形の支持板12c
に配し、各リブ片12bの上端を支持板12cに溶接し
て形成する。底板12aの4つの隅部にはPCケーブル
14を通す貫通孔12a1が形成され、また、支持板1
2cの4つの隅部の前記貫通孔12a1に対応する位置
に、それぞれ開口12c1が形成されている。これらの
開口12c1にはそれぞれ止め具12dが嵌められ、溶
接等により固定されている。各止め具12dには円錐形
の貫通孔12d1が形成されてあり、この貫通孔12d
1にはこの孔12d1に通したPCケーブル14を掴持
する4つ割の掴持片(くさび片)12eが嵌合される。
掴持片12eは中央に貫通孔のある円錐台形体を4つ割
りにした形状になっていて、4つ割りの掴持片12eで
PCケーブル14を囲み、PCケーブル14に引張力を
付与した状態で、各掴持片12eを止め具12dの円錐
形の貫通孔12d1に押し込むことにより、PCケーブ
ル14を掴持できるようにしてある。そして、基盤12
の支持板12cの4角形の開口12c2に角鋼管柱の下
部11aが通され、その下端面11a1が基盤12の底
板12aに溶接され、かつ支持板12cの4角形の開口
12c 1の口縁が角鋼管柱の周面11a2に溶接により
固着され、角鉄骨柱の柱脚11が形成されている。柱脚
11の固定に使うPCケーブル14は、PC撚り線を所
定長さに切断し、そのPC撚り線4aの下端にアンカー
金具14bを固定し、後記鞘体17の下端よりも上方に
位置するPCケーブルの部分にアンボンド処理を施して
造る。
は、図1ないし図3に示すように、4角形の底板12a
の上面に放射状に12個のリブ片12bを配し、各リブ
片12bの下端を底板12aに溶接し、各リブ片12b
の上側に前記底板12aと平行に4角形の支持板12c
に配し、各リブ片12bの上端を支持板12cに溶接し
て形成する。底板12aの4つの隅部にはPCケーブル
14を通す貫通孔12a1が形成され、また、支持板1
2cの4つの隅部の前記貫通孔12a1に対応する位置
に、それぞれ開口12c1が形成されている。これらの
開口12c1にはそれぞれ止め具12dが嵌められ、溶
接等により固定されている。各止め具12dには円錐形
の貫通孔12d1が形成されてあり、この貫通孔12d
1にはこの孔12d1に通したPCケーブル14を掴持
する4つ割の掴持片(くさび片)12eが嵌合される。
掴持片12eは中央に貫通孔のある円錐台形体を4つ割
りにした形状になっていて、4つ割りの掴持片12eで
PCケーブル14を囲み、PCケーブル14に引張力を
付与した状態で、各掴持片12eを止め具12dの円錐
形の貫通孔12d1に押し込むことにより、PCケーブ
ル14を掴持できるようにしてある。そして、基盤12
の支持板12cの4角形の開口12c2に角鋼管柱の下
部11aが通され、その下端面11a1が基盤12の底
板12aに溶接され、かつ支持板12cの4角形の開口
12c 1の口縁が角鋼管柱の周面11a2に溶接により
固着され、角鉄骨柱の柱脚11が形成されている。柱脚
11の固定に使うPCケーブル14は、PC撚り線を所
定長さに切断し、そのPC撚り線4aの下端にアンカー
金具14bを固定し、後記鞘体17の下端よりも上方に
位置するPCケーブルの部分にアンボンド処理を施して
造る。
【0008】柱脚11の設置位置の捨てコンクリート等
の上の基盤12の底板12aの止め具12dの位置に略
対応する位置に、PCケーブル14を鉛直方向に配置
し、PCケーブル14を囲んで型枠15を配し、型枠1
5の上部に金属製の天板16を取り付ける。この天板1
6には、前記底板12aの貫通孔12a1に対応する位
置に、大径の開口16aが形成してあり、この開口16
aの下側に鞘体17を配置する。そして、前記開口16
aおよび鞘体17にPCケーブル14を通し、かつPC
ケーブル14を鉛直方向に張った状態にして、天板16
の下部の型枠15内にコンクリートを打設して、基礎1
8を形成する。鞘体17の下部よりも下方のPCケーブ
ル14の部分は基礎のコンクリート中に埋め込んで固定
されてあり、鞘体17の下部よりも上方のPCケーブル
14の部分は鞘体17内で自由に曲げ得る状態にしてあ
る。基礎18の天板16の上に、適宜の間隔保持部材を
介して、柱脚11を立て、基盤12の底板12aの貫通
孔12a1および支持板12cの止め具12dの円錐形
の貫通孔12d1にPCケーブル14の上部14cを通
し、その上端14cを止め具12dの上面から突出させ
る。PCケーブル14の上部14cの周りに配した4つ
割りの掴持片12eを止め具12dの円錐形の貫通孔1
2d1に嵌合させる。そして、柱脚の基盤12の底板1
2aの下面と基礎18の天板16の上面との間の隙間、
鞘体の内周面とPCケーブルの外周面との間の隙間等に
グラウト、モルタル等を充填する。
の上の基盤12の底板12aの止め具12dの位置に略
対応する位置に、PCケーブル14を鉛直方向に配置
し、PCケーブル14を囲んで型枠15を配し、型枠1
5の上部に金属製の天板16を取り付ける。この天板1
6には、前記底板12aの貫通孔12a1に対応する位
置に、大径の開口16aが形成してあり、この開口16
aの下側に鞘体17を配置する。そして、前記開口16
aおよび鞘体17にPCケーブル14を通し、かつPC
ケーブル14を鉛直方向に張った状態にして、天板16
の下部の型枠15内にコンクリートを打設して、基礎1
8を形成する。鞘体17の下部よりも下方のPCケーブ
ル14の部分は基礎のコンクリート中に埋め込んで固定
されてあり、鞘体17の下部よりも上方のPCケーブル
14の部分は鞘体17内で自由に曲げ得る状態にしてあ
る。基礎18の天板16の上に、適宜の間隔保持部材を
介して、柱脚11を立て、基盤12の底板12aの貫通
孔12a1および支持板12cの止め具12dの円錐形
の貫通孔12d1にPCケーブル14の上部14cを通
し、その上端14cを止め具12dの上面から突出させ
る。PCケーブル14の上部14cの周りに配した4つ
割りの掴持片12eを止め具12dの円錐形の貫通孔1
2d1に嵌合させる。そして、柱脚の基盤12の底板1
2aの下面と基礎18の天板16の上面との間の隙間、
鞘体の内周面とPCケーブルの外周面との間の隙間等に
グラウト、モルタル等を充填する。
【0009】前記隙間に充填したグラウト、モルタル等
を硬化させた状態において、PCケーブル14の上端部
14c1をジャッキの掴み具で掴んで引っ張り、PCケ
ーブル14に引張力を付与する。PCケーブル14に引
張力を付与した状態において、4つ割りの掴持片12e
を止め具12dの円錐形の貫通孔12d1内に押し込
み、4つ割りの掴持片12eと止め具12dとの嵌合に
よりPCケーブル14の上部14cを強固に掴持する。
そして、PCケーブル14の引張力の付与状態(すなわ
ち、プレストレス状態)を固定する。PCケーブル14
の下部のコンクリート中に埋め込まれた部分と柱脚11
の基盤12の貫通孔12a1等の部分とが正確に一致せ
ず、精度上の誤差があっても、PCケーブル14の上方
の部分14cが天板16の大きな開口16aおよび鞘体
17内に通され、鞘体17の下部よりも上方のPCケー
ブル14の部分が自由に曲げ得る状態になっているか
ら、PCケーブル14の上部14cを基盤12の貫通孔
12a1および止め具12dの貫通孔12d1に容易に通
すことができる。また、貫通孔12a1および貫通孔1
2d1に通したPCケーブル14の上部14cは4つ割
りの掴持片12eと止め具12dの貫通孔12d1との
嵌合により掴持するから、前記の精度上の誤差は全く問
題にならない。
を硬化させた状態において、PCケーブル14の上端部
14c1をジャッキの掴み具で掴んで引っ張り、PCケ
ーブル14に引張力を付与する。PCケーブル14に引
張力を付与した状態において、4つ割りの掴持片12e
を止め具12dの円錐形の貫通孔12d1内に押し込
み、4つ割りの掴持片12eと止め具12dとの嵌合に
よりPCケーブル14の上部14cを強固に掴持する。
そして、PCケーブル14の引張力の付与状態(すなわ
ち、プレストレス状態)を固定する。PCケーブル14
の下部のコンクリート中に埋め込まれた部分と柱脚11
の基盤12の貫通孔12a1等の部分とが正確に一致せ
ず、精度上の誤差があっても、PCケーブル14の上方
の部分14cが天板16の大きな開口16aおよび鞘体
17内に通され、鞘体17の下部よりも上方のPCケー
ブル14の部分が自由に曲げ得る状態になっているか
ら、PCケーブル14の上部14cを基盤12の貫通孔
12a1および止め具12dの貫通孔12d1に容易に通
すことができる。また、貫通孔12a1および貫通孔1
2d1に通したPCケーブル14の上部14cは4つ割
りの掴持片12eと止め具12dの貫通孔12d1との
嵌合により掴持するから、前記の精度上の誤差は全く問
題にならない。
【0010】実施例2の角鋼管柱の柱脚21の基盤22
は、図4および図5に示すように、4角形の鋼板で構成
され、基盤22の4つの隅部にそれぞれ貫通孔22aが
形成され、これらの貫通孔22aにそれぞれ止め具22
bの下端の突起が嵌められ、各止め具22bが溶接等に
より基板22に固定されている。各止め具22bには円
錐形の貫通孔22b1が形成されてあり、この貫通孔2
2b1にはこの孔22b1に通したPCケーブルの上部
14cを掴持する4つ割の掴持片22cが嵌合されてい
る。掴持片22cは中央に貫通孔のある円錐台形体を4
つ割りにした形状になっていて、4つ割りの掴持片22
cでPCケーブルの上部14cを囲み、PCケーブル1
4に引張力を付与した状態で、各掴持片22cを止め具
22bの円錐形の貫通孔22b1に押し込むことによ
り、PCケーブル14の上部14cを掴持できるように
なっている。そして、基盤22の中央部に角鋼管柱の下
部21aの下端面が当てられ、その下端部が基盤22に
溶接され、かつ基盤22の上面の角鋼管柱の下部21a
の周囲に放射状に12個のリブ片22dが配され、各リ
ブ片22dの下端が基盤22に溶接され、リブ片22d
の鉛直な辺縁が角鋼管柱の下部21aの周面に溶接によ
り固着され、角鋼管柱の柱脚21が形成されている。角
鋼管柱の柱脚21の前記基礎18への固定の仕方は実施
例1と同じであるからその説明を省略する。
は、図4および図5に示すように、4角形の鋼板で構成
され、基盤22の4つの隅部にそれぞれ貫通孔22aが
形成され、これらの貫通孔22aにそれぞれ止め具22
bの下端の突起が嵌められ、各止め具22bが溶接等に
より基板22に固定されている。各止め具22bには円
錐形の貫通孔22b1が形成されてあり、この貫通孔2
2b1にはこの孔22b1に通したPCケーブルの上部
14cを掴持する4つ割の掴持片22cが嵌合されてい
る。掴持片22cは中央に貫通孔のある円錐台形体を4
つ割りにした形状になっていて、4つ割りの掴持片22
cでPCケーブルの上部14cを囲み、PCケーブル1
4に引張力を付与した状態で、各掴持片22cを止め具
22bの円錐形の貫通孔22b1に押し込むことによ
り、PCケーブル14の上部14cを掴持できるように
なっている。そして、基盤22の中央部に角鋼管柱の下
部21aの下端面が当てられ、その下端部が基盤22に
溶接され、かつ基盤22の上面の角鋼管柱の下部21a
の周囲に放射状に12個のリブ片22dが配され、各リ
ブ片22dの下端が基盤22に溶接され、リブ片22d
の鉛直な辺縁が角鋼管柱の下部21aの周面に溶接によ
り固着され、角鋼管柱の柱脚21が形成されている。角
鋼管柱の柱脚21の前記基礎18への固定の仕方は実施
例1と同じであるからその説明を省略する。
【0011】
【発明の効果】この発明は、特許請求の範囲の欄に記載
した構成を備えることにより次の(イ)ないし(チ)の
効果を奏する。 (イ)請求項1記載のようにすると、PCケーブルの下
部のコンクリート中に埋め込まれた部分の位置と柱脚の
基盤の止め具の位置とが正確に一致せず、精度上の誤差
があっても、PCケーブルの上方の部分が基礎の鉛直方
向の開口内に通してあり、自由に曲げ得る状態になって
いるから、PCケーブルの上部を基盤の止め具の貫通孔
に簡単に通すことができる。 (ロ)請求項2記載のようにすると、PCケーブルへの
引張力の導入作業が容易になり、柱脚の基盤と基礎との
固定に弛みが生じる恐れがなく、この部分のPCケーブ
ルが腐食することもない。 (ハ)請求項3記載のようにすると、PCケーブルの下
部に固定したアンカー金具が基礎のコンクリート中に埋
め込まれ、PCケーブルの上方の部分が基礎の鉛直方向
の開口内に通され、PCケーブルの上部が基礎の柱脚設
置面から突出しているコンクリート基礎を容易に形成す
ることができる。 (ニ)請求項4記載のようにすると、鉄骨柱の角部に対
応する基盤の位置に、鉛直方向に貫通孔を穿った止め具
を固定するだけで柱脚が形成でき、基盤に対する止め具
の貫通孔の位置はボルト通し孔のような高い精度が要求
されないから、鉄骨柱の柱脚を安価に提供できる。 (ト)この発明の固定法によると、PCケーブルを使う
ため、直径の大きいものが市売されているPC撚り線を
使って容易に製作でき、柱脚の寸法が大きい場合でもP
Cケーブルの本数を多くする必要がなく、PCケーブル
の本数の増加をおさえることができる。したがって、基
礎、柱脚の基盤等の製作費が軽減でき、柱脚の固定のた
めの経費を軽減することができる。 (チ)この発明の固定法は、高価なアンカーフレームを
使わないから、コンクリート基礎の鉄筋の配筋後に下端
にアンカー金具を固定したPCケーブルを配置すること
ができ、施工性が向上する。また、この発明の固定法
は、PCケーブルの設置位置に高い精度が要求されず、
PCケーブルの本数も最小数におさえることができるか
ら、施工性の向上を図ることができる。
した構成を備えることにより次の(イ)ないし(チ)の
効果を奏する。 (イ)請求項1記載のようにすると、PCケーブルの下
部のコンクリート中に埋め込まれた部分の位置と柱脚の
基盤の止め具の位置とが正確に一致せず、精度上の誤差
があっても、PCケーブルの上方の部分が基礎の鉛直方
向の開口内に通してあり、自由に曲げ得る状態になって
いるから、PCケーブルの上部を基盤の止め具の貫通孔
に簡単に通すことができる。 (ロ)請求項2記載のようにすると、PCケーブルへの
引張力の導入作業が容易になり、柱脚の基盤と基礎との
固定に弛みが生じる恐れがなく、この部分のPCケーブ
ルが腐食することもない。 (ハ)請求項3記載のようにすると、PCケーブルの下
部に固定したアンカー金具が基礎のコンクリート中に埋
め込まれ、PCケーブルの上方の部分が基礎の鉛直方向
の開口内に通され、PCケーブルの上部が基礎の柱脚設
置面から突出しているコンクリート基礎を容易に形成す
ることができる。 (ニ)請求項4記載のようにすると、鉄骨柱の角部に対
応する基盤の位置に、鉛直方向に貫通孔を穿った止め具
を固定するだけで柱脚が形成でき、基盤に対する止め具
の貫通孔の位置はボルト通し孔のような高い精度が要求
されないから、鉄骨柱の柱脚を安価に提供できる。 (ト)この発明の固定法によると、PCケーブルを使う
ため、直径の大きいものが市売されているPC撚り線を
使って容易に製作でき、柱脚の寸法が大きい場合でもP
Cケーブルの本数を多くする必要がなく、PCケーブル
の本数の増加をおさえることができる。したがって、基
礎、柱脚の基盤等の製作費が軽減でき、柱脚の固定のた
めの経費を軽減することができる。 (チ)この発明の固定法は、高価なアンカーフレームを
使わないから、コンクリート基礎の鉄筋の配筋後に下端
にアンカー金具を固定したPCケーブルを配置すること
ができ、施工性が向上する。また、この発明の固定法
は、PCケーブルの設置位置に高い精度が要求されず、
PCケーブルの本数も最小数におさえることができるか
ら、施工性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の柱脚の固定状態等を示す正面図
【図2】図1に示す柱脚の基盤等の平面図
【図3】図1に示すPCケーブルの上部の掴持手段の正
面図
面図
【図4】実施例2の柱脚の基盤等の平面図
【図5】図4に示すPCケーブルの上部の掴持手段の正
面図
面図
【図6】従来のアンカーボルトを使った固定法により固
定した柱脚等を示す正面図
定した柱脚等を示す正面図
【図7】図6に示す柱脚の基盤等の平面図
11 柱脚 12 基盤 12a 底板 12b リブ片 12c 支持板 12d 止め具 12d1 貫通孔 12e 掴持片 14 PCケーブル 14b アンカー金具 14c PCケーブルの上部 15 型枠 16 天板 16a 開口 17 鞘体 18 コンクリート基礎 19 グラウト、モルタル等 21 柱脚 22 基盤 22b 止め具 22b1 貫通孔 22c 掴持片 22d リブ片
Claims (5)
- 【請求項1】コンクリート基礎の複数の鉛直方向の開口
内にPCケーブルが通され、このPCケーブルの下部に
固定したアンカー金具が前記開口よりも下方のコンクリ
ート中に埋め込まれ、前記PCケーブルの上部がその基
盤設置面より上方に突出させてある基礎の上に、鉄骨柱
の柱脚を立て、柱脚の基盤の複数の止め具の貫通孔にそ
れぞれPCケーブルの上部を通し、それらの上部を止め
具の上面から突出させ、PCケーブルの上部の周りに配
した掴持片を前記止め具の貫通孔に嵌合させ、PCケー
ブルにその上部を引っ張って引張力を付与し、掴持片を
止め具の貫通孔内に押し込み、掴持片と止め具との嵌合
によりPCケーブルの上部を強固に掴持し、PCケーブ
ルの引張力の付与状態を固定することを特徴とする鉄骨
柱の柱脚の固定法。 - 【請求項2】PCケーブルとして、基礎の鉛直方向の開
口の下端よりも上方に位置する部分にアンボンド処理を
施したものを使い、柱脚の基盤の下面と基礎の上面と間
の隙間、基礎の鉛直方向の開口の内周面とPCケーブル
の外周面との間の隙間等にグラウト、モルタル等を充填
し、この充填したグラウト、モルタル等を硬化させてか
ら、PCケーブルへの引張力の導入を行うことを特徴と
する請求項1記載の鉄骨柱の柱脚の固定法。 - 【請求項3】柱脚の設置位置の柱脚の基盤の隅部に対応
する位置に、その下端にアンカー金具を固定したPCケ
ーブルを鉛直方向に配し、PCケーブルの周囲を型枠等
で囲み、かつPCケーブルの上側の部分の周囲に鞘体を
配置し、型枠内及び型枠と鞘体との間にコンクリートを
打設して基礎を形成し、鞘体の下部よりも下方のPCケ
ーブルを基礎のコンクリート中に埋め込んで固定し、鞘
体の下部よりも上方のPCケーブルを自由に曲げ得る状
態にし、鞘体の上部に平らな柱脚の基盤の設置面を形成
し、PCケーブルの上部を前記設置面より上方に突出さ
せることを特徴とする柱脚固定用基礎の形成方法。 - 【請求項4】鉄骨柱の下端に基盤が固定され、柱の角部
に対応する基盤の部分に止め具が固定され、該止め具に
PCケーブルの上部を通す鉛直方向の貫通孔が形成さ
れ、PCケーブルの上部の周りに配する掴持片を止め具
の貫通孔に押し込むことにより、PCケーブルの上部を
強固に掴持し得るようになっていることを特徴とする鉄
骨柱の柱脚。 - 【請求項5】柱脚の設置位置の柱脚の基盤の複数の止め
具に略対応する位置に、その下端にアンカー金具を固定
しその上方の部分にアンボンド処理を施したPCケーブ
ルを鉛直方向に配し、PCケーブルを囲んで型枠を配
し、型枠の上部に金属製の天板を取り付け、基盤の止め
具に対応する天板の位置に穿たれた開口の下側に鞘体を
配置し、前記の鉛直方向に配したPCケーブルを前記開
口および鞘体内に通し、天板の下方の型枠内にコンクリ
ートを打設してコンクリート造の基礎を形成し、鞘体の
下部よりも下方のPCケーブルの部分をコンクリート中
に埋め込み、鞘体の下部よりも上方のPCケーブルの部
分を自由に曲げ得る状態にし、前記基礎の天板の上に、
適宜の間隔保持部材を介して、鉄骨柱の柱脚を立て、そ
の基盤の止め具の貫通孔にPCケーブルの上部を通し、
その上端を止め具の上面から突出させ、PCケーブルの
上部の周りに複数個割りの掴持片を配し、基盤の底面と
基礎の天板との間の隙間、鞘体の内周面とPCケーブル
の外周面との間の隙間等にグラウト、モルタル等を充填
して、この充填したグラウト、モルタル等を硬化させて
から、PCケーブルにその上部を引っ張って引張力を付
与し、複数個割りの掴持片を止め具の円錐形の貫通孔内
に押し込み、掴持片と止め具との嵌合によりPCケーブ
ルの上部を強固に掴持して、PCケーブルの引張力の付
与状態を固定して、柱脚の基盤を基礎に固定することを
特徴とする鉄骨柱の柱脚の固定法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35871591A JP2958436B2 (ja) | 1991-12-30 | 1991-12-30 | 鉄骨柱の柱脚の固定法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35871591A JP2958436B2 (ja) | 1991-12-30 | 1991-12-30 | 鉄骨柱の柱脚の固定法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05179657A JPH05179657A (ja) | 1993-07-20 |
JP2958436B2 true JP2958436B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=18460742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35871591A Expired - Fee Related JP2958436B2 (ja) | 1991-12-30 | 1991-12-30 | 鉄骨柱の柱脚の固定法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2958436B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010057453A (ko) * | 1999-12-23 | 2001-07-04 | 이구택 | 대형 이형철근을 이용한 강재교각 앵커시스템 |
JP6382661B2 (ja) * | 2014-09-25 | 2018-08-29 | 日鐵住金建材株式会社 | 鉄骨柱の柱脚構造及び鉄骨柱の立設方法 |
-
1991
- 1991-12-30 JP JP35871591A patent/JP2958436B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05179657A (ja) | 1993-07-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |