JPH09302675A - アンカーボルトの据え付け方法及び金具 - Google Patents

アンカーボルトの据え付け方法及び金具

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JPH09302675A
JPH09302675A JP12447296A JP12447296A JPH09302675A JP H09302675 A JPH09302675 A JP H09302675A JP 12447296 A JP12447296 A JP 12447296A JP 12447296 A JP12447296 A JP 12447296A JP H09302675 A JPH09302675 A JP H09302675A
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anchor bolt
center
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Taisuke Nagashima
泰介 長島
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Sumitomo Forestry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート基礎打設時にアンカーボルトの
据え付けを正確に行うことのできるアンカーボルトの据
え付け方法を提供すること。 【解決手段】 コンクリート基礎打設に際して、鉄骨柱
下端が緊結されるアンカーボルト1を据え付けるアンカ
ーボルトの据え付け方法において、セットプレート3の
中央に形成された正方形の方形開口部31の各辺中央の
外側に、アンカーボルト1を立設させ、アンカーボルト
1の上部に方形開口部31の対角線の長さに等しい一辺
の長さを有する正方形の型板2の四隅を固定し、柱心を
示す直交する墨付け線5に方形開口部31の頂点を合わ
せてセットプレート3を配置し、型板2の各辺中央から
下げ振り4を下げて型板2の各辺中央の位置を方形開口
部31の各頂点の位置の直上にそれぞれ合わせた後に、
セットプレート3をアンカーボルト1の設置位置に固定
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンカーボルトの据
え付け方法及び金具、詳しくは、コンクリート基礎打設
時にアンカーボルトの据え付けを正確に行うことのでき
るアンカーボルトの据え付け方法及び金具に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート基礎に埋設されるアンカー
ボルトは、コンクリート基礎の打設時には、その位置が
動かないように位置決めされた状態で仮固定され、その
後コンクリートが打設される。従来、コンクリート基礎
の打設時におけるアンカーボルトの位置決めは、先ず、
図8に示されるように、捨てコンクリート60上にアン
グル材310,320を固定し、該アングル材310,
320にセットプレート330を溶接固定し、該セット
プレート330にアンカーボルト10,10・・を固定
する。その後、上記アンカーボルト10,10・・の上
部に型板20を平ナット240,240で挟み込んで固
定し、上記コンクリート基礎90の打設後に上記型板2
0を取り外す。そして、鉄骨柱の下端が、上記アンカー
ボルト10,10・・の上記コンクリート基礎90上に
突出された部分に固定される。
【0003】上記セットプレート330は、上記アンカ
ーボルト10,10・・の下端を上記捨てコンクリート
60上の柱心を示す墨付けに対して位置決め固定させる
もので、上記型板20は、該アンカーボルト10,10
・・の上端の位置決めを行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】鉄骨柱は、上記コンク
リート基礎90上面より突出された上記アンカーボルト
10,10・・の上端に緊結されるが、建築物に加わる
荷重を受ける構造体であり且つ建築物各部の基準ともな
る柱の設置位置は正確でなくてはならない。上述したよ
うな従来のアンカーボルトの据え付け方法によると、上
記セットプレート330を上記捨てコンクリート60に
記された柱心を示す墨付けに合わせたとしても、上記ア
ンカーボルト10,10・・がねじれることによって該
セットプレート330に対する上記型板20の位置決め
を行い難くいため、該アンカーボルト10,10・・上
端の位置、即ち鉄骨梁の配設位置が正確でなくなってし
まうという問題があった。
【0005】また、上記型板20の位置決めを正確に行
うためにトランシット測定器を用いたり、周囲に遣方を
立てて水糸を張り、下げ振りを用いて位置決めを行うこ
とも考えられるが、作業が面倒であるばかりでなく、一
度位置決めした後に再び位置の確認を行うことが容易に
行えず、第3者による確認作業が行い難いという問題が
あった。
【0006】従って、本発明の目的は、コンクリート基
礎打設時にアンカーボルトの据え付けを正確に行うこと
のできるアンカーボルトの据え付け方法及び金具を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、コンクリート基礎打設に際して、鉄骨柱下端が緊結
されるアンカーボルトを据え付けるアンカーボルトの据
え付け方法において、中央に正方形の方形開口部の形成
されたセットプレートの該方形開口部の各辺中央の外側
に、上記アンカーボルトをそれぞれ立設させ、上記アン
カーボルトの上部に、上記方形開口部の対角線の長さに
等しい一辺の長さを有する正方形の型板の四隅をそれぞ
れ固定し、上記アンカーボルトの設置位置に記された柱
心を示す直交する墨付け線に上記方形開口部の頂点を合
わせて上記セットプレートを配置し、上記型板の各辺中
央から下げ振りを下げて該型板の各辺中央の位置を上記
方形開口部の各頂点の位置の直上にそれぞれ合わせた後
に、上記セットプレートを上記アンカーボルトの設置位
置に固定することを特徴とするアンカーボルトの据え付
け方法を提供することにより、上記目的を達成したもの
である。
【0008】請求項2に記載の発明は、コンクリート基
礎打設に際して、鉄骨柱下端が緊結されるアンカーボル
トを据え付けるアンカーボルトの据え付け金具におい
て、中央に正方形の方形開口部が形成され、該方形開口
部の各辺中央の外側に上記アンカーボルトがそれぞれ立
設され、アンカーボルトの設置位置に記された柱心を示
す直交する墨付け線に上記方形開口部の頂点を合わせて
配置固定されるセットプレートと、上記方形開口部の対
角線の長さに等しい一辺の長さを有し、各辺中央から下
げ振りを下げ、該型板の各辺中央の位置を上記方形開口
部の各頂点の位置の直上にそれぞれ合わせた状態で、四
隅が上記アンカーボルトの上部に固定される正方形の型
板とからなることを特徴とするアンカーボルトの据え付
け金具を提供することにより、上記目的を達成したもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、請求項2に記載の発明のア
ンカーボルトの据え付け金具の一実施形態を図面を参照
して説明する。図1〜図4は本実施形態のアンカーボル
トの据え付け金具を示しており、図1は全体斜視図、図
2は型板の斜視図、図3(a) はテーパーナットの斜視
図、図3(b) は断側面図、図4は平面図である。
【0010】本実施形態におけるアンカーボルトの据え
付け金具は、コンクリート基礎打設に際して、鉄骨柱下
端が緊結されるアンカーボルト1,1・・を据え付ける
もので、図1に示されるように、(1) 中央に正方形の方
形開口部31が形成され、該方形開口部31の各辺中央
の外側に上記アンカーボルト1,1・・がそれぞれ立設
され、アンカーボルト1,1・・の設置位置に記された
柱心を示す直交する墨付け線5,5に上記方形開口部3
1の頂点を合わせて配置固定されるセットプレート3
と、(2) 上記方形開口部31の対角線の長さに等しい一
辺の長さを有し、各辺中央から下げ振り4を下げ、各辺
中央の位置を上記方形開口部31の各頂点の位置の直上
にそれぞれ合わせた状態で、四隅が上記アンカーボルト
1,1・・の上部に固定される正方形の型板2とからな
る。
【0011】本実施形態のアンカーボルトの据え付け金
具を更に詳しく説明する。本実施形態のアンカーボルト
の据え付け金具は、上述したように、上記型板2と、上
記セットプレート3とからなる。
【0012】上記型板2は、図2に示されるように、正
方形の金属板材で、その四隅には上記ボルト孔21,2
1・・が穿孔されており、その中央には開口窓22が開
口されている。上記ボルト孔21,21・・は、上記ア
ンカーボルト10,10・・の外径よりもやや大きい内
径を有している。尚、図2には、上記開口窓22が正方
形に形成されている場合が示されており、それ以外の図
においては八角形に形成されている場合が示されてい
る。
【0013】上記セットプレート3は、図2に示される
ように、8角形の金属板材で、その中央には、上述した
ような上記型板2の一辺の長さに等しい対角線長さを有
する正方形の上記方形開口部31が開口されている。上
記方形開口部31の各辺中央外側には、上記アンカーボ
ルト1,1・・取付用のナット32,32・・がそれぞ
れ溶接されている。また、上記方形開口部31の各頂点
外側には、上記セットプレート3を捨てコンクリート6
上に固定するためのホールインアンカー36,36・・
用の孔がそれぞれ穿孔されている。
【0014】また、本実施形態のアンカーボルトの据え
付け金具と共に用いられる上記アンカーボルト1,1・
・は、通常用いられるアンカーボルトと何等変わること
なく、その両端には、上記セットプレート3取付用のネ
ジ部11と鉄骨柱下端緊結用兼上記型板2固定用のネジ
部11がそれぞれ形成されている。
【0015】また、上記アンカーボルト1,1・・を上
記型板2に固定するためのテーパーナット23,23・
・は、図3に示されるように、その一面側がテーパー状
に形成されており、その中央には、上記アンカーボルト
1,1・・の上記ネジ部11,11・・に螺合される螺
合孔が形成されている。上述のテーパー部先端の外径
は、上記ボルト孔21,21・・の内径よりもやや小さ
く且つ上記アンカーボルト1,1・・の外径よりもやや
大きく形成されている。上記テーパーナット23,23
・・の周囲は、通常の六角ナットと同様に平面視におい
て六角形となるように六つの垂直面が形成されている。
【0016】上記テーパーナット23,23・・と共に
上記型板2を挟み込んで固定する上記平ナット24,2
4・・は、通常の六角ナットと同様に形成されており、
その両面が平面状に形成されており、その中央には、上
記アンカーボルト1,1・・のネジ部11,11・・に
螺合される螺合孔が形成されている。上記テーパーナッ
ト23,23・・の周囲は、通常の六角ナットと同様に
平面視において六角形となるように六つの垂直面が形成
されている。
【0017】また、上記アンカーボルト1,1・・を上
記セットプレート3に取り付けるためのナット33,3
3・・及びナット35,35・・も、通常の六角ナット
と同様に形成されており、これら両ナットに挟まれて固
定される定着板34,34・・は、上記ナット33,3
3・・及び上記ナット35,35・・の外径よりも大き
い半径を有する金属板で、その中央に上記アンカーボル
ト1,1・・挿通用の孔が穿孔されている。
【0018】次に、上述の据え付け金具を用いてコンク
リート基礎打設時に上記アンカーボルト1,1・・を位
置決めする方法、即ち、請求項1に記載の発明のアンカ
ーボルトの据え付け方法の一実施形態を説明する。
【0019】本実施形態のアンカーボルトの据え付け方
法は、コンクリート基礎打設に際して、鉄骨柱下端が緊
結されるアンカーボルト1,1・・を据え付けるもの
で、図2に示されるように、中央に正方形の方形開口
部31の形成されたセットプレート3の該方形開口部3
1の各辺中央の外側に、上記アンカーボルト1,1・・
をそれぞれ立設させ、上記アンカーボルト1,1・・
の上部に、上記方形開口部31の対角線の長さに等しい
一辺の長さを有する正方形の型板2の四隅をそれぞれ固
定し、上記アンカーボルト1,1・・の設置位置に記
された柱心を示す直交する墨付け線5,5に上記方形開
口部31の頂点を合わせて上記セットプレート3を配置
し、上記型板2の各辺中央から下げ振り4を下げて該
型板2の各辺中央の位置を上記方形開口部31の各頂点
の位置の直上にそれぞれ合わせた後に、上記セットプ
レート3を上記アンカーボルト1,1・・の設置位置に
固定する。
【0020】本実施形態のアンカーボルトの据え付け方
法を、更に詳しく説明する。先ず、図1に示されるよう
に、上記捨てコンクリート6上に固定されるセットプレ
ート3に、上記アンカーボルト1,1・・を仮固定す
る。上記セットプレート3にはアンカーボルト固定用の
ナット32,32・・があらかじめ四個溶接固定されて
おり、上記ナット33−上記定着板34−上記ナット3
5が順に螺合又は挿通された上記アンカーボルト1下端
のネジ部11が上記ナット32,32・・にそれぞれ螺
合されて、上記アンカーボルト1,1・・が上記セット
プレート3に仮固定される。
【0021】次に、上記セットプレート3に仮固定され
た上記アンカーボルト1,1・・上端の上記ネジ部11
に、上記型板2を固定する。先ず、各アンカーボルト
1,1・・に上記テーパーナット23,23・・を、そ
のテーパー面が上を向くようにそれぞれ螺合させる。そ
の上に、上記型板2の各ボルト孔21,21・・に各ア
ンカーボルト1,1・・上端を挿入させる。上記ボルト
孔21の内径は上記テーパーナット23のテーパー部先
端の外径よりもやや大きいため、図3(b) に示されるよ
うに、該ボルト孔21の内周は、該テーパーナット23
のテーパー面と当接する。この状態で、各ネジ部11,
11・・に、上記型板2を挟むように上記平ナット2
4,24・・を螺合させると、各ボルト孔21,21・
・の中心と各アンカーボルト1,1・・の中心とが正確
に位置合わせされる。
【0022】尚、このとき、上記テーパーナット23,
23・・及び上記平ナット24,24・・は、各アンカ
ーボルト1,1・・上端から等距離の位置に螺合されな
くてはならず、このためには、図2に示されるように、
上記平ナット24,24・・の上面と上記アンカーボル
ト1,1・・の上面とを面一とした状態で、該平ナット
24,24・・及び上記テーパーナット23,23・・
を締め付けることが好ましい。また、図1〜図6には、
上記型板2と上記平ナット24,24・・との間にワッ
シャー25,25・・が取り付けられた場合が示されて
いる。
【0023】次に、上記セットプレート3に仮固定され
ていた上記アンカーボルト1,1・・を固定する。各ア
ンカーボルト1,1・・下端の上記ネジ部11,11・
・に螺合されていた上記ナット35を回転させて下方に
降ろして、該ナット35と上記ナット32とにより該ア
ンカーボルト1,1・・を固定する。次いで、上記ナッ
ト33も回転させて下方に降ろして、上記ナット35と
により上記定着板34を挟み込んで固定する。上記定着
板34は、周囲に張り出された状態とされ、上記基礎コ
ンクリート6の打設後に、上記アンカーボルト1,1・
・加わる引き抜き力に有効に対抗できるようにしてい
る。
【0024】次に、上述のように一体化された上記アン
カーボルト1,1・・、上記型板2及び上記セットプレ
ート3を、上記捨てコンクリート6上の所定の設置位置
に固定する。上記セットプレート3の中央には、上記型
板2の一辺の長さと等しい長さの対角線を有する方形開
口部31が開口されており、該方形開口部31の頂点
を、上記捨てコンクリート6上に記された柱心を示す直
交する上記墨付け線5,5に合わせて、一体化された上
記アンカーボルト1,1・・、上記型板2及び上記セッ
トプレート3を載置する。
【0025】次に、上記型板2の各辺中央から下げ振り
4を降ろして、図4に示されるように、該型板2各辺中
央が上記方形開口部31の各頂点の直上となるように、
上記セットプレート3の下に適宜スペーサーを入れる等
して調整して位置合わせを行う。このとき、上記型板2
の中央部に上記開口窓22が開口されているので、上記
下げ振り4の指す位置を確認し易く、また、図4に示さ
れるように、上記型板2各辺中央に切欠26が形成され
ていると、上記下げ振り4を下げる際にその位置出しの
必要がなく、簡便に作業を行うことができる。位置合わ
せが終了したら、上記ホールインアンカー36,36・
・により、上記セットプレート3を上記捨てコンクリー
ト6に固定する。
【0026】その後、図5に示されるように、上記捨て
コンクリート6上に鉄筋7,7・・を配し、図6に示さ
れるように、上記アンカーボルト1,1・・の周囲にも
鉄筋8,8・・を配し、コンクリート打設用の型枠を設
置して、図7に示されるようにコンクリート基礎9を打
設する。上記コンクリート基礎9の打設後は、上記平ナ
ット24,24・・、上記型板2及び上記テーパーナッ
ト23,23・・を取り外し、上記基礎コンクリート9
上面に突出された上記アンカーボルト1,1・・に鉄骨
柱下端が結合される。
【0027】上記型板2の取り外し時には、その上記ボ
ルト孔21,21・・が上記テーパーナット23,23
・・のテーパー面と当接されているため、上記アンカー
ボルト1,1・・と上記型板2とが噛み合ってしまい上
記型板2が外し難くなってしまうことなく容易に取り外
すことができる。また、容易に取り外すことができるた
め、上記型板2を変形させてしまうことが無く、再度利
用することができる。
【0028】本実施形態のアンカーボルトの据え付け金
具は上述のように構成されており、本実施形態のアンカ
ーボルトの据え付け金具又は本実施形態のアンカーボル
トの据え付け方法によれば、正方形形状の上記型板2
と、該型板2の一辺の長さに等しい対角線長さを有する
正方形の上記方形開口部31を有する上記セットプレー
ト3とを用いることによって、上記アンカーボルト1,
1・・にねじれを生じさせることなく、上記捨てコンク
リート6上の上記墨付け線5,5によって示された柱心
に合わせて上記型板2の位置、即ち鉄骨柱の取り付けら
れる上記アンカーボルト1,1・・上端の位置を正確に
位置出しした状態で、該アンカーボルト1,1・・を据
え付けることができる。
【0029】本発明のアンカーボルトの据え付け金具
は、上記実施形態に制限されることはない。例えば、上
記実施形態における上記開口窓22は必ずしも設けられ
なくても良い。また、本発明のアンカーボルトの据え付
け方法も上記実施形態に制限されることはなく、上記実
施形態においては、上記型板2の上記アンカーボルト
1,1・・との固定は、上記テーパーナット23及び上
記平ナット24を用いて該型板2と該アンカープレート
1,1・・上端との位置をも正確に位置決めできるよう
に行ったが、必ずしも上述したような上記テーパーナッ
ト23等を用いなくても良く、他の方法によって上記型
板2と上記アンカーボルト1,1・・上端とを固定して
も良い。その他の点に関しても、本発明の趣旨を逸脱し
ない限り適宜変更が可能である。
【0030】
【発明の効果】請求項1又は2に記載のアンカーボルト
の据え付け方法又は金具によれば、コンクリート基礎打
設時にアンカーボルトの据え付けを正確に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンカーボルトの据え付け金具の一実
施形態を示す全体斜視図であり、該据え付け金具を用い
た施工状況(第1段階)を示す斜視図である。
【図2】本発明のアンカーボルトの据え付け金具の一実
施形態における型板の斜視図である。
【図3】(a) は本発明のアンカーボルトの据え付け金具
の一実施形態におけるテーパーナットの斜視図であり、
(b) は本発明のアンカーボルトの据え付け金具の一実施
形態の断側面図である。
【図4】本発明のアンカーボルトの据え付け金具の一実
施形態の平面図である。
【図5】本発明のアンカーボルトの据え付け金具の一実
施形態を用いた施工状況(第2段階)を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明のアンカーボルトの据え付け金具の一実
施形態を用いた施工状況(第3段階)を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明のアンカーボルトの据え付け金具の一実
施形態を用いた施工状況(第4段階)を示す斜視図であ
る。
【図8】従来のアンカーボルトの据え付け金具を示す、
(a) は側面図、(b) は平面図である。
【符号の説明】
1 アンカーボルト 2 型板 21 ボルト孔 23 テーパーナット 24 平ナット 3 セットプレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート基礎打設に際して、鉄骨柱
    下端が緊結されるアンカーボルトを据え付けるアンカー
    ボルトの据え付け方法において、 中央に正方形の方形開口部の形成されたセットプレート
    の該方形開口部の各辺中央の外側に、上記アンカーボル
    トをそれぞれ立設させ、 上記アンカーボルトの上部に、上記方形開口部の対角線
    の長さに等しい一辺の長さを有する正方形の型板の四隅
    をそれぞれ固定し、 上記アンカーボルトの設置位置に記された柱心を示す直
    交する墨付け線に上記方形開口部の頂点を合わせて上記
    セットプレートを配置し、 上記型板の各辺中央から下げ振りを下げて該型板の各辺
    中央の位置を上記方形開口部の各頂点の位置の直上にそ
    れぞれ合わせた後に、上記セットプレートを上記アンカ
    ーボルトの設置位置に固定することを特徴とするアンカ
    ーボルトの据え付け方法。
  2. 【請求項2】 コンクリート基礎打設に際して、鉄骨柱
    下端が緊結されるアンカーボルトを据え付けるアンカー
    ボルトの据え付け金具において、 中央に正方形の方形開口部が形成され、該方形開口部の
    各辺中央の外側に上記アンカーボルトがそれぞれ立設さ
    れ、アンカーボルトの設置位置に記された柱心を示す直
    交する墨付け線に上記方形開口部の頂点を合わせて配置
    固定されるセットプレートと、 上記方形開口部の対角線の長さに等しい一辺の長さを有
    し、各辺中央から下げ振りを下げ、各辺中央の位置を上
    記方形開口部の各頂点の位置の直上にそれぞれ合わせた
    状態で、四隅が上記アンカーボルトの上部に固定される
    正方形の型板とからなることを特徴とするアンカーボル
    トの据え付け金具。
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