JP2958070B2 - テレビジョン装置用のスタンバイ/ラン組合せ電源と制御回路 - Google Patents

テレビジョン装置用のスタンバイ/ラン組合せ電源と制御回路

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    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
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    • H02M1/0032Control circuits allowing low power mode operation, e.g. in standby mode
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一般的にいえばテレビジヨン装置用の電
源の分野に、詳しくはスタンバイ動作モードおよびラン
動作モードの双方での動作に適した、テレビジヨン装置
の制御回路用の電源に関するものである。
〔発明の背景〕
テレビジヨン受像機、ビデオレコーダおよび類似機器
(以下、これらを総称してテレビジヨン装置という)に
は、使用者がそのテレビジヨン装置をオフ状態にしてお
きたい場合でも同装置内の或る回路は常に付勢状態にお
くことを要するような特徴を持たせることが、屡々あ
る。このような特徴には、たとえば、即時オン、クロツ
クおよびタイマー、給電オン/オフ能力をもつ遠隔制
御、および高級複雑な制御などの諸機能がある。高級複
雑な制御の中には、たとえば、放送チヤンネルかテーブ
ルチヤンネルか同調可能なチヤンネルを識別してステツ
プ状に選局する自動プログラミング機能や、それに類似
した他の機能などがある。その様に特徴は、屡々、少く
ともその一つは通常マイクロプロセツサとして組込まれ
ている1個以上の集積回路によつて制御されるものであ
る。
上記したような、およびその他の諸特徴を有するテレ
ビジヨン装置はスタンバイ電源を具えている。スタンバ
イ電源は、一般に、装置がAC(交流)電源に結合されて
いるとき、たとえば装置の給電プラグがAC主電源に接続
されたソケツトに差込まれているとき、はいつでも動作
状態にある電源である。
スタンバイ電源は、一般にどれも同様な構造をしてい
る。変圧器は、装置の給電プラグに結合された1次巻線
と、たとえばブリツジ型全波整流器であるように整流回
路の入力端子に結合された2次巻線を持つている。この
全波整流器の出力端子は未調整DC(直流)電圧を発生す
る。この電圧のレベルは、AC電源の電圧レベルと変圧器
の巻線比とに関係した値である。全波整流器の出力は大
きなフイルタ・キヤパシタを充電する。このフイルタ・
キヤパシタと全波整流器とに結合された電圧調整器があ
つて、たとえばマイクロプロセツサ、ランダムアクセス
メモリおよび遠隔制御受信器を組込んだ集積回路であ
る、スタンバイ負荷を動作させるための調整済DC電圧を
生成する。或種のテレビジヨン装置では、ラン動作モー
ド中にも上記の諸負荷を付勢するのに上記と同じスタン
バイ電源を利用することが行なわれていた。その様な方
式をとる装置では、ラン動作モードの時だけ動作する負
荷は、1個またそれ以上の別の電源から、たとえば切換
モード型電源の動作からまたはテレビジヨン装置中のフ
ライバツク変圧器を具えた水平偏向回路から引出される
電力によつて、付勢される。
スタンバイモードの負荷とランモードの負荷との双方
に対して別々の未調整DC電圧源を使用することには、2
つの重要な問題、すなわち経済性と、動作および信頼性
とに関して問題がある。経済性の問題は、切換型電源か
らランモード電力を供給するに要するコストに比べて非
切換型電源からスタンバイ電力を供給するに要するコス
トに関連するものである。スタンバイ電力は、幾つかの
理由によつて、ランモード電力よりも通常非常に高価に
つく。すなわち、第1に、スタンバイ電源の構成に必要
な諸部品、特に変圧器、が高くつくことにある。第2
に、ランモード電力は、屡々、切換モード動作および/
またはフライバツク変換器モードで動作する既存の2次
側電源から給電することができる。更に、切換モード型
電源回路および水平偏向回路で使用される変圧器は、所
定の容量の場合、スタンバイ電源で必要とする標準幹線
周波数の変圧器よりも、通常は安価である。相対的なコ
ストは、その回路の諸パラメータおよび要求負荷によつ
て変るが、両者のコスト比は20倍にもなることがある。
従つて、スタンバイモード電源によるこの給電にランモ
ード電源を使用することが経済上好ましいことは明らか
である。たとえ、スタンバイ電源の代わりにランモード
電源を利用することによる個々の装置の節約量は小さい
としても、その様な回路を有する装置が多数集まれば全
体の節約量は極めて大きなものとなる。
動作と信頼性も重要なことである。テレビジヨン装置
のマイクロプロセツサ制御は、より広範囲に及び、また
より多数の動作機能がデジタル制御されるようになつて
来た。個別素子回路の大規模集積化がより一般化するに
つれて、個々の集積回路相互間に共通のコミユニケーシ
ヨン・パスを作ることが必要である。また、速いスイツ
チング特性を持ちかつ長期にわたつて信頼性を呈する集
積回路を使用することも必要である。この目的に対して
は、CMOS技法で製造した集積回路を使用することが一般
化して来た。
マイクロプロセツサ制御には、たとえば3線式直列コ
ミユニケーシヨン・バスのようなコミユニケーシヨン・
制御バスで、幾つかの上記の様なCMOS集積回路を相互接
続することが必要である。初期のマイクロプロセツサ制
御テレビジヨン装置では、そこにある全ての制御集積回
路を、その装置と共にスタンバイ動作モードで動作させ
ることが必要であつた。その様な状況下では、相異なる
集積回路が相異なる電源を持つことを特に必要としなか
つた。その次の世代のマイクロプロセツサ制御テレビジ
ヨン装置は、別に付加集積回路を具えている。この付加
集積回路は、スタンバイ動作モードでは給電を受ける必
要が無く、ランモードの動作時のみすなわちテレビジヨ
ン装置がオン状態にされているときのみ給電されるもの
である。勿論、上記両種の集積回路すなわちスタンバイ
とランの両動作モードで働く集積回路とラン動作モード
でのみ動作する集積回路とに充分給電できる容量を持つ
たスタンバイ電圧源を利用することは可能である。しか
し、そうするとそのスタンバイ電源に余分な負担がかゝ
り、それに伴なつてスタンバイ変圧器に余分な負担がか
ゝることになる。スタンバイ動作モード用とラン動作モ
ード用の双方の全部の集積回路にスタンバイ電力を供給
するためのコストは、許容し得ないものとなる可能性が
ある。
効率的な動作という観点から、ラン動作モードのとき
だけ電力を要する集積回路に対して別の電源が必要であ
ることが判る。しかし、相互に接続されているCMOS集積
回路は、一般にSCRラツチングと呼ばれる不都合を蒙り
易い。一旦この様な状態になると、その集積回路(IC)
内のスイツチング・ゲートはロツクアツプ状態となつて
制御機能を失なう。この問題は、このICに対する電源電
VDDとその集積回路の相異なる入力ピンに印加される最
大電圧との差が、或る公差を超えることによつて生ず
る。1個づつ相互接続されている集積回路は、たとえば
コミユニケーシヨン・バスによつて、共通の基準電位を
持つていることは理解できよう。大抵のCMOS集積回路
は、絶対に規定以外の動作をすることがないようにする
ため、どの入力ピンに対する電圧もVDD+0.3Vを超えな
いようにすることを要する。VDD+0.3Vよりも大きな電
圧が加わると、SCRラツチ発生の可能性に加えて、保護
手段のないフリツプフロツプ、RAMセルおよびその他の
集積化された装置がその状態を変化させることがある。
たとえば、2個のCMOS集積回路について考えて見よ
う。その1方のCMOS集積回路は5ボルトのスタンバイ電
源から給電され、他方の集積回路は5ボルトのラン電源
により給電されているものとする。もしも双方の電源が
5.0V±5%の電圧で動作しているものとすると、両電源
の出力電圧間の差は、最悪の状態では、1.05×(5V)−
0.95×(5V)=0.5Vとなる。両集積回路はたとえば直列
バスによつて相互接続されていて一方の集積回路の出力
が他方の集積回路の入力を駆動するので、両電源電圧間
の差は前記したVDD+0.3Vの原則を破ることになる。
普通のテレビジヨン装置の電圧調整回路には、公差が
5%のツエナ・ダイオードがよく使用されている。しか
し、一旦ΔVZと温度ドリフトの公差を考慮に入れると、
この定格電源は電圧レベルで10%の変動を呈することに
なる。いまこゝで検討している実例でいえば、一方のCM
OS集積回路の入力がVDDを1ボルト超過する可能性があ
る。この様な条件の下ではSCRラツチ発生の可能性が非
常に高い。
一般に、SCRラツチが生ずるためには、0.6V−0.7Vの
電圧差が必要である。SCRラツチ状態とするには、入力
ピンまたは出力ピンにVDDより大きな電圧を印加する外
にその入力ピンまたは出力ピンに充分な電流を供給せね
ばならない。CMOS製造工程における変動のために、およ
び入力回路と出力回路とにおける違いのために、上記し
た必要ラツチ電流の大きさには数ミリアンペアから1ア
ンペア付近までのばらつきがある。しかし、ピンに流入
する電流はB+または接地点へ戻る。ラン/スタンバイ
組合せ電源において考慮すべきことはB+ピンを介して
戻される或るピンに対する過電圧に起因するSCRラツチ
である。SCRラツチが起り得る条件下でB+電源のイン
ピーダンスを増大させることができれば、入力ピンまた
は出力ピンに流入する電流はSCRラツチを発生させるに
足る値には達しないようにできる。或る場合には、制御
回路のうちの幾つかはオフ状態にされ、他のものはオン
状態を保つていることがある。これと同じ状態は、一つ
の集積回路に対する供給電圧がキヤパシタの充電電荷に
よつて維持されているがこの集積回路に接続されている
他の集積回路に対する供給電圧はそのキヤパシタの充電
電荷によつて維持されていない場合にも生じる。この維
持されていない集積回路に対する電源が低インピーダン
スであれば、SCRラツチ状態が発生する可能性がある。
このラツチングの問題を解消するために提案された一
つの解決策は効率やコストよりも信頼性を重視してい
る。スタンバイ電源とラン電源の各給電線中に可調整電
圧減衰器を介在させて、両電圧レベルを手動で等しくで
きるようにしている。その様な解決策は、余分な調節段
階を必要とするために、長期的には不充分でありまたコ
ストも増加する。この発明による電源は、対負荷スイツ
チにNPNトランジスタを使用すると共に直列パス調整器
にNPNトランジスタをうまく使用している。これら両ト
ランジスタの各ベース・エミツタ接合は、電源がオフの
状態で入力ピンまたは出力ピンに電圧が印加されると、
逆バイアスされる。この構造によつて、電流が流れる可
能性のある戻り電路の形成が妨げられ、従つてSCRラツ
チを除くことができる。
〔発明の概要〕
以下、この発明の概要を、理解の便のため、後述する
図示実施例中の各構成素子に付けた参照符号を付けて説
明する。
この発明の一つの特徴は、テレビジョン装置中の互い
に接続されている複数の集積回路、特にCMOS集積回路の
全部のものに対する共通の電圧源を提供することを目的
としこれを達成できることである。この特徴に従ったこ
の発明のテレビジョン装置(10)用のスタンバイ/ラン
電源および制御回路は、このテレビジョン装置(10)が
AC電源に接続されているときにスタンバイDC電圧(+6
V)電源を形成する手段(46)と、ランDC電圧(+8V)
電源を形成する手段(48)と、スタンバイ動作モードと
ラン動作モードの両動作モードにおいて活性状態を呈す
る少なくとも1個のCMOS集積回路(36)とラン動作モー
ドのときのみ活性状態である少なくとも1個のCMOS集積
回路(24)とを含んでいる複数個の相互接続されたCMOS
集積回路(20、24、30、36、44)と、上記のスタンバイ
DC電圧電源(46)とランDC電圧電源(48)との両者に結
合されていて、共に未調整電圧であるこれらの両電圧の
電源(46と48)の出力電圧の何れか一方から調整された
供給電圧(+5V)を発生させることによって上記の相互
接続されているCMOS集積回路(20、24、30、36、44)を
同じ供給電圧レベルで付勢する調整手段(52)と、を具
備して成るものである。
これによって、スタンバイ動作モードとラン動作モー
ドの両動作モード期間中に動作すべきCMOS集積回路に
も、ラン動作モードの期間中のみ動作すべきCMOS集積回
路にも、調整された同一レベルの動作電圧を、経済的に
かつ信頼性をもって、供給することができる。
この発明のもう一つの特徴は、テレビジョン装置がAC
電源に結合されている状態で、不意にAC給電が中断した
場合に、緊急DC電圧源を構成できるようにすることを目
的とし、それを可能としたことである。
この特徴のために、この発明のスタンバイ/ラン電源
および制御回路は、スタンバイDC電圧電源を形成する手
段(46)、ランDC電圧電源を形成する手段(48)、ラン
動作モードの期間に動作可能な負荷回路(24)、負荷回
路を制御する制御回路(36)、および調整手段(52)を
具えている。そのスタンバイDC電圧(+6V)電源(46)
を形成する手段(46)は、大容量のキャパシタのような
第1のエネルギ蓄積装置(C2)を有し、テレビジョン装
置(10)がAC電源に結合されているときに第1のエネル
ギ蓄積装置が充電される構成のスタンバイDC電圧(+6
V)電源(46)を形成する。ランDC電圧(+8V)電源を
形成する手段(48)は、大容量のキャパシタのような第
2のエネルギ蓄積装置(C1)を有し、ラン動作モードの
期間中に第2のエネルギ蓄積装置が充電される構成のラ
ンDC電圧(+8V)電源を形成する。上記の制御回路(3
6)は、スタンバイ動作モードおよびラン動作モードの
双方の期間に動作して、そのラン動作モードの期間中は
上記のラン電圧電源を形成する手段(48)と負荷回路
(24)との双方を可動化し、かつスタンバイ動作モード
の期間中は上記のランDC電圧電源を形成する手段(48)
と負荷回路(24)の双方を非可動化する。上記の調整手
段(52)は、スタンバイ電圧電源(46)とラン電圧電源
(48)の双方に結合されて、制御回路と必要に応じ負荷
回路とをスタンバイ動作モードの期間と同じ供給電圧レ
ベルで付勢するように第1のエネルギ蓄積装置と第2の
エネルギ蓄積装置の何れかからの電圧を調整する。第1
と第2のエネルギ蓄積装置(C2とC1)は、ラン動作モー
ドの期間中にAC給電の中断が生じたときに制御回路(3
6)が負荷回路(24)とランDC電圧電源(48)をターン
オフするのを可能にする充分なエネルギを、ラン動作モ
ードの期間に蓄積するものである。
この特徴によって、ラン動作モード期間中に充分に充
電された状態にある第1と第2のエネルギ蓄積装置は、
たとえば停電などによるAC給電中断状態になって、ラン
電圧電源が急に動作不能になると、初めはラン電圧電源
中の第2エネルギ蓄積装置から、次いでスタンバイ電圧
電源中の第1エネルギ蓄積装置から、マイクロプロセッ
サがテレビジョン装置の動作を正常な順序に従って停止
させ得るまで、給電し続けることができる。従って、AC
給電が回復したときに、たとえばテレビジョン装置の自
動再プログラミングを行う必要なしに、装置の正常な動
作が回復することになる。もし相互接続されている負荷
回路と制御回路を構成するたとえばCMOS集積回路に別々
の電源から給電していたとすると、ラン電圧電源とスタ
ンバイで電圧電源の両供給電圧のレベルが同一であった
としても、両電源が非動作状態になるまでの時間差に起
因してSCRラッチングが生じ、上記の正常な停止動作が
妨害されるという不利を伴う。
この発明のまた別の特徴は、スタンバイおよびランの
両動作モード期間中動作し得る負荷がスタンバイ動作モ
ード中は第1の電源(スタンバイ電圧電源)から給電さ
れ、ラン動作モード中はラン動作モードの時だけの負荷
と共に第2の電源(ラン電圧電源)から給電されること
である。
この特徴のために、この発明のスタンバイ/ラン電源
および制御回路は、スタンバイ動作モード期間中DC電圧
(+6V)を供給する第1の電源(46)およびラン動作モ
ードの期間中のみDC電圧(+8V)を供給する第2の電源
(48)と、これら両DC電圧電源(46と48)に結合された
入力を有しスタンバイ動作モード期間中は第1の電力レ
ベルの調整されたDC電圧(+5V)を、またラン動作モー
ド期間中は第2の電力レベルの調整されたDC電圧(+5
V)を供給する出力を有する電圧調整器(52)と、互い
に結合されかつその電圧調整器の出力にも結合された、
ラン動作モード期間中動作可能な負荷回路(24)および
両動作モード期間中動作可能な制御回路(36)と、ラン
動作モードにおいて上記第1の電源(46)を上記の電圧
調整器(52)から分離する手段(D3、D4)と、を具えて
いて、上記の制御回路(36)はスタンバイ動作モードに
おいて上記第1の電源(46)により付勢され、かつ上記
の制御回路(36)と負荷制御回路(24)の双方は共にラ
ン動作モードにおいて上記第2の電源(48)によって付
勢されるように構成されている。
この特徴によって、第1の電源であるスタンバイ電圧
電源(46)は、スタンバイ動作モードとラン動作モード
の両期間中働く負荷(制御回路36)に対しては、スタン
バイ動作モード時のみ給電すれば足りるので、両動作モ
ード期間中その負荷に給電し続けねばならぬ場合に比べ
て小容量のもので済み、それに伴ってコストも低減する
ことができる。
この発明の更にまた別の特徴は、スタンバイ動作モー
ド期間中は、ラン電圧電源をスタンバイ電圧電源から自
動的に切離し、またラン動作モード期間中はスタンバイ
電圧電源をラン電圧電源から自動的に切離して、各電源
の給電時に他方の電源が給電中の電源の負荷となったり
正常な給電動作を妨害したりすることが無いようにでき
ることである。
この特徴によるこの発明のスタンバイ/ラン電源は、
スタンバイ動作モードの期間中供給されるDC電圧(+6
V)の第1の電源(46)とラン動作モードの期間中のみ
供給されるDC電圧(+8V)の第2の電源(48)と、これ
ら両DC電圧電源(46と48)に結合された入力を有し上記
のスタンバイおよびランの両動作モードの期間中、互い
に接続されている第1のデジタル回路(24)と第2のデ
ジタル回路(36)の双方に、同一電圧レベルの調整され
たDC電圧(+5V)を供給する出力を持った電圧調整器
(52)と、上記のスタンバイ動作モードの期間中上記第
2の電源(48)を上記の電圧調整器(52)から分離する
手段(D6)と、上記のラン動作モードの期間中上記第1
の電源(46)を上記の電圧調整器(52)から分離する手
段(D3、D4)と、を具備している。
この特徴によって、第1の電源であるスタンバイ電圧
電源(46)および第2の電源であるラン電圧電源(48)
は、その一方の動作を他方の動作が妨害することが無
く、安定な動作を保証される。
〔詳細な説明と実施例〕
第1図には、テレビジヨン受像機10がブロツク図形式
で示されている。ブロツクとブロツクを接続する入力線
および出力線は、その内容は後述するが、或る部分では
単線で他の部分では複数の線で示されている。チユーナ
12はアンテナ入力14からの放送ビデオ信号または補助入
力16上に生ずるたとえばケーブル会社またはビテオカセ
ツトレコーダからの補助ビデオ信号を受取る。チユーナ
12の出力は線13に生じてIF回路18に対する入力となる。
IF回路18の第1出力は線15上に現われてアナログ・イン
タフエース・ユニツト20に入力する。アナログ・インタ
フエース・ユニツト20の出力は線17に生じるがこの線17
は位相ロツクループ制御信号をチユーナ12に伝達する。
IF回路18の出力線19は、ビデオ処理回路22に対してビデ
オ入力を、デジタル・ステレオ処理回路30に対してオー
デイオ入力を供給する。線21に生ずるビデオ処理回路22
の出力は適応型くし形フイルタ24の入力になる。この適
応型くし形フイルタ24の出力は線23に生じ、映像管駆動
回路26の第1入力となる。線25に現われる映像管駆動回
路26の出力は映像管28を駆動する。この映像管駆動回路
26の第2入力は、アナログ・インタフエース・ユニツト
で発生するオンスクリーン表示(OSD)駆動信号であ
る。映像管駆動回路26に対する第3入力は線37から供給
されるが、ピクス・イン・ピクスモジユール44からの補
助ビデオ信号である。ピクス・イン・ピクスは、たとえ
ば大きな画像の一隅に挿入像として補助ビデオ信号を表
示する作用のことである。線27上に生成されるデジタル
ステレオ回路の出力は電力増幅器32で増幅された後スピ
ーカ34に供給される。
テレビジヨン全体の動作を制御するマイクロプロセツ
サ36は、データバス29を介して、アナログ・インタフエ
ース・ユニツト(AIU)20、適応型くし形フイルタ24、
デジタルステレオ処理回路30およびピクス・イン・ピク
スモジユール44のそれぞれに接続されている。データバ
ス29は、たとえば、DATA線31、CLOCK線33およびENABLE
線35から成る3線式コミユニケーシヨン制御バスであ
る。マイクロプロセツサ36は線39上に生ずるキーボード
38からの入力と線41に供給される赤外線受信器40からの
入力とをモニタする。赤外線受信器40はホトダイオード
42に応答して動作する。
スタンバイ/ラン電源は、スタンバイ電源46、ラン電
源48および電圧調整器52で構成されている。線51に生じ
るスタンバイ電源46の出力と線49に現われるラン電源48
の出力とは端子Aと表示されている接続点50で組合せら
れる。端子Aは線53に接続された電圧調整器52の入力と
なつている。このスタンバイ電源46とラン電源48とは未
調整DC電圧の電源である。電圧調整器52の出力は調整さ
れたDC電圧であつて、多数の負荷に給電するためにタツ
プ導出される。これらのタツプはDC1からDC6までの符号
で示されている。タツプDC1のDC電圧はマイクロプロセ
ツサ36を付勢し、タツプDC2のDC電圧はアナログ・イン
タフエース・ユニツト20を、タツプDC3のDC電圧はデジ
タルステレオ回路30を、またタツプDC4のDC電圧は適応
型くし形フイルタ24を付勢する。タツプDC5のDC電圧は
ピクス・イン・ピクス・モジユール44に供給される。破
線で示すタツプDC6のDC電圧は、たとえば赤外線受信器4
0および/またはキーボード38という様な、他の負荷用
である。上記した赤外線受信器40やキーボード38という
様な他の負荷は、バス29に結合されていないしまたSCR
ラッチングの問題も無いので、少なくとも動作の信頼性
という点から見れば、それに給電するのに特に前記の様
なスタンバイ/ラン組合せ電源を使用する必要もない。
すなわち、スタンバイ動作モード期間中もラン動作モー
ド期間中も、独立したスタンバイ電源から給電し続けれ
ば良い。しかし、効率という点から見ると、前記の様な
スタンバイ/ラン組合せ電源を使用して、ラン動作モー
ド期間には、この組合せ電源のラン電源から給電した方
が有利である。
調整剤B+電源56は、たとえば主電源であるAC電源に
結合されていて、テレビジヨン受像機にそのラン動作モ
ード中動作用の主電力を供給する。調整剤のB+電源56
は、たとえば、VIPUR(可変周期パルス調整器)電源を
構成する切換モード型電源である。線45上に生成される
調整剤B+電圧が水平偏向回路54の電源になる。水平偏
向回路54はフライバツク動作モードで働くもので、フラ
イバツク変圧器を持っている。線47は、ラン電源48がフ
ライバツク変圧器の2次巻線に結合されて。ダイオード
とキヤパシタから成る回路でフライバツク・パルスを整
流してラン電圧を発生する形の、フライバツク変圧器の
磁気的結合を表わしているとすることもできる。或い
は、このラン電源48は調整剤B+VIPUR電源56の変圧器
の2次巻線に結合された2次電源から引き出したもので
もよい。
直列データバス29に関連している各制御回路はCMOS集
積回路として構成され得るもので、その場合、不適切な
動作状態になるとSCRラッチングの問題を生じる可能性
がある。マイクロプロセツサ36はスタンバイおよびラン
の両動作モード期間中動作する。アナログ・インタフエ
ース・ユニツト20は両モードの期間中動作するものであ
るが、或いはスタンバイ期間の低電力モード中に働くも
のであってもよい。デジタル・ステレオ回路30、適応型
くし形フイルタ24およびピクス・イン・ピクス・モジユ
ール44はラン動作モード中のみ動作する。従つて、SCR
ラツチングの危険はこの発明によるスタンバイ/ラン組
合せ電源を使用することによつて避けることができる。
マイクロプロセツサ36は、他の制御回路のオン、オフの
切換えまたは低電力動作モードと高電力動作モード間の
切換えの作用を行なう。マイクロプロセツサ36は、ま
た、調整済B+電源と水平偏向回路とを、ラン動作モー
ド中はターンオンし、スタンバイ動作モード中はターン
オフする役目も果す。その様な制御のタイミング・シー
ケンスについては、第3図(a)〜(e)を参照して詳
細に説明する。
第2図において、スタンバイ電源46は、たとえば主電
源であるAC電源に結合された1次巻線W1と、ダイオード
D1、D2、D3およびD4からなるブリツジ型全波整流器に結
合された2次巻線W2とを有する変圧器T1を持つている。
端子Aに生ずる全波整流器の出力は大きな蓄積および濾
波用キヤパシタ(第1のエネルギ蓄積装置)C2に供給さ
れる。ラン電源48はフライバツク変圧器T2の2次巻線W4
に結合されている。フライバツク変圧器の1次巻線W3は
B+電圧およびスイツチ回路64に結合されている。水平
偏向回路54は、マイクロプロセツサ36から受入れる制御
信号に応じてオン/オフ回路60によつてオン、オフされ
る。ラン電源48は、ダイオードD5と蓄積および濾波用キ
ヤパシタ(第2のエネルギ蓄積装置)C1を具えている。
スイツチ回路64中のスイツチング・トランジスタがオフ
にされると、巻線W4中のフライバツク・パルスはゲート
されてダイオードD5を通過する。蓄積および濾波用キヤ
パシタC1にエネルギが蓄積され、端子BにDC電圧を発生
させる。ダイオードD6はスタンバイ動作期間中、端子A
を端子Bから分離する。
スタンバイ電源46は、スタンバイ動作期間中は約+6
ボルトのDC電圧を発生するように構成されている。ラン
電源48は、ランモード期間中は約+8ボルトのDC電圧を
供給するように構成されている。スタンバイ・モード期
間中ダイオードD6は逆バイアスされるので、端子Aから
Bに電流が流れることはない。逆に、ランモード期間中
は、ダイオードD6は順バイアスされ、ダイオードD3とD4
が逆バイアスされることになる。このメカニズムによ
り、スタンバイ電圧源はスタンバイ・モードの期間中ラ
ン電源回路が負荷としてかゝることなしに動作すること
ができる。また、これによつてラン電源は、ラン動作モ
ードの期間中変圧器T1が端子Aから分離されるので、ス
タンバイ電源にとつて代ることができる。従つて、両電
源の電圧は、互に加算されるとも動作上合成されること
もない。両電源は、各動作モードの間、事実上他方に関
係なく電圧調整器を付勢する。
電圧調整器52は、トランジスタQ1、抵抗R1およびツエ
ナ・ダイオードD7を具え、直列調整器の形に構成されて
いる。トランジスタQ1のエミツタ電極に生じるこの調整
器の出力は+5ボルトのレベルを有する調整済DC電圧で
ある。ツエナ・ダイオードD7によつて決められるこの電
圧レベルは、トランジスタQ1のコレクタ電極がスタンバ
イ電源46またはラン電源48の何れから電流が供給される
かに関係なしに、同じである。
たとえば給電の中断期間中の如く、両方の電源が共に
非動作状態になつても、キヤパシタC1が放電し、続いて
ダイオードD6が逆バイアスされた後はキヤパシタC2が放
電するので、調整決は或る時間電流を受入れ続けること
になる。これでマイクロプロセツサに対して調整された
電圧の供給がなされ、AC給電の中断に応じてテレビジヨ
ン受像機の制御された順序正しい停止がなされる。
トランジスタQ1のエミツタにおける5ボルトのラン/
スタンバイ電圧は、たとえばマイクロプロセツサ36のよ
うなスタンバイおよびラン負荷と、たとえば適応型くし
形フイルタ24であるランモードのみの負荷に結合され
る。この調整された電圧の供給は、また、キーボード38
と赤外線遠隔制御受信器40に結合されるものとして図示
されている。この赤外線制御受信器40は遠隔制御ユニツ
ト62の動作に応答するものである。マイクロプロセツサ
36は、スタンバイ・モード中動作し、たとえば発光ダイ
オードLED1によつて或る状態を表示することができる。
発光ダイオードは抵抗R2とR3およびトランジスタQsを含
む回路によつて制御される。マイクロプロセツサ36は、
データバス29を介して伝送される信号によつて、適応型
くし形フイルタのオンとオフを、または低電力動作モー
ドを高電力動作モードとの間を、スイツチすることがで
きる。
データバスによつて相互接続されている各集積回路、
特にCMOS集積回路は、スタンバイ・モード期間中、ラン
モード期間中およびAC給電中断中、同じ調整済みのDC電
圧レベルを受入れる。入力電圧の差によるSCRラツチン
グの危険は事実上解消する。更に、ラン動作モード期間
中にスタンバイ電源に負荷を与える必要も実質的に除か
れる。このスタンバイ/ラン組合せ電源は最大の効率と
信頼性を与える。
端子Aにおける電圧レベルは第2図に示した回路に関
係している。第2図に示した各素子の値および第4、5
図に示した素子の値は、定格電圧レベルが120ボルト、6
0HzのAC主電源に対するものである。周波数が50Hzで定
格電圧レベルが220ボルトのAC主電源の場合には、上記
とは異なる値の回路素子を用いることになろう。
このスタンバイ/ラン電源および制御回路を動作させ
るタイミング・シーケンスが第3図(a)〜(e)に示
されている。時点t0ではテレビジヨン装置は主電源から
プラグが引抜かれていて完全に非動作状態にある。時点
t1で、第3図(a)の如く、テレビジヨン装置のプラグ
が主電源に差込まれる。電流が供給されてキヤパシタC2
が充電され、時点t2で未調整電圧は+6ボルトのレベル
に達する。時点t2とほゞ同じ時点に、マイクロプロセツ
サ36に調整された5ボルトの電圧が供給され、第3図
(b)に示す如く、ターンオンされる。装置の電力スイ
ツチは第3図(c)に示す如く、時点t3で急転オン状態
となる。これをマイクロプロセツサ36が検出して調整済
B+電源56を、次いで水平偏向回路54をターンオンす
る。この状態を第3図(d)に示す。これによつて端子
Bにラン電圧が発生し、これがダイオードD6を順バイア
スして、端子Aのスタンバイ電圧にとつて代る。このラ
ン電圧が、たとえば時点t5で確定したことをマイクロプ
ロセツサが検出すると、第3図(e)に示すように、ラ
ン制御回路がターンオンされる。従つて、テレビジヨン
装置は電力スイツチが時点t6で急転オフされるまで充分
に動作状態にある。マイクロプロセツサはこの急転オフ
を検出し、時点t7でラン制御回路をターンオフし、次い
で時点t8において水平偏向回路をターンオフする。キヤ
パシタC1はこの時点t8から放電を開始し、それによりダ
イオードD6は再び逆バイアスされ、スタンバイ電圧電源
は端子Aに6ボルトの未調整DC電圧を供給する。時点t9
で、装置のプラグは主電源から引抜かれ、或いはAC給電
が中断される。キヤパシタC2が放電を始めるので、マイ
クロプロセツサは装置の制御された停止操作を行ない得
るだけの電力を持つている。時点t10でキヤパシタC2
は、マイクロプロセツサが最早動作し得ない点まで放電
し、マイクロプロセツサは非動作状態となる。キヤパシ
タC2は、時点t11で完全に放電し、テレビジヨン装置はA
C給電が再開されるまで完全に非動作状態を続ける。
第4図に示した回路は多くの点で第2図に示した回路
と同様なものである。しかし、第4図の回路は、更に、
ラン電源電圧を検出してランモード専用の制御回路を制
御する個別スイツチング回路を示すと共に、ラン電圧源
48を生成するためにVIPUR電源中の変圧器T4を利用して
いる切換モード型電源56の概略も例示している。スタン
バイ動作期間中、DC電圧源46は、ブリツチ型全波整流器
によりキヤパシタC12の両端間に+8ボルトの定格未調
整レベルの電圧を発生させる。ダイオードD6はそれによ
り逆バイアスされるので、電圧調整器52の一部を構成す
るトランジスタQ1のコレクタに流入する電流はスタンバ
イ電源46だけから発生する。調整されたDC電圧+5ボル
トがキヤパシタC4の両端間すなわち端子Cに発生する。
スタンバイ・モード期間中、低電流駆動器であるトラン
ジスタQ3のエミツタは、ツエナ・ダイオードD7によつて
約5.6ボルトの電位に保たれている。抵抗R6とR7で構成
された抵抗分圧器は、トランジスタQ3のベースがスタン
バイ動作中は約+5ボルトまたはそれより僅かに低い電
位にあつてトランジスタQ3がターンオンされることにな
るように、その分圧比が選ばれている。スタンバイ期間
にトランジスタQ3のコレクタに生じる電圧はトランジス
タQ4をターンオンするに充分な大きさであり、それによ
りトランジスタQ4のコレクタを接地電位に引張り込む。
これは、論理LO信号を等価である。上記の動作は、また
トランジスタQ2のベースも接地電位に引張り込み、トラ
ンジスタQ2をオフ状態に保つ。マイクロプロセツサ(第
4図には示されていない)によつてランモードが設定さ
れると、ラン電圧電源48は定格レベルが+10ボルトのDC
供給電圧を発生する。このレベルは充分にダイオードD6
を順バイアスできる値である。抵抗R6とR7は、また、端
子Aの電圧が約10ボルトに上昇するとトランジスタQ3の
ベース電圧もそのエミツタ・ベース接合を充分逆バイア
スするように増大してトランジスタQ3をターンオフさせ
るように、その分圧比が選ばれている。トランジスタQ3
がオフになるとトランジスタQ4もオフになる。トランジ
スタQ4がターンオフすると、そのコレクタは論理HIとな
り、マイクロプロセツサを除く全集積回路に対するリセ
ツトパルスを発生する。この動作は、またトランジスタ
Q2のベース電圧を上昇させ、同トランジスタはオンとな
り、ランモード専用制御回路に対する調整されたDC電圧
を供給する。ダイオードD3とD4は逆バイアスされ、電圧
調整器は実質的にラン電源48によつてのみ付勢される。
トランジスタQ2のエミツタ電圧は実質上端子Cの電圧に
等しく、SCRラツチング発生の危険性を排除できる。
個別回路素子を使つたまた別の制御回路が第5図に示
されており、この回路も2レベルのスタンバイ電圧を発
生する。この個別素子型制御回路は、AC電力が中断した
とき出来るだけ多量の電力をマイクルプロセツサに転流
させてテレビジヨン装置の制御された停止操作を行なわ
せ得るように、AC電力の中断に応答してランモード専用
制御回路をターンオフする。スタンバイ電源46は、端子
Aに、約+20ボルトのレベルの未調整DC電圧を発生す
る。ラン電源48は、動作時、約+22ボルトの未調整DC電
圧を発生する。ダイオードD6はスタンバイ期間中は逆バ
イアスされている。トランジスタQ6は直列型調整器とし
て動作して、そのエミツタ電極に+18ボルトのスタンバ
イ電圧を生成する。このレベルはツエナ・ダイオードD9
によつて決められる。トランジスタQ1はそのコレクタに
18ボルトのスタンバイ電圧が与えられ、第2の直列型調
整器として働き、エミツタ電極は+5ボルトのスタンバ
イ電圧を供給する。このレベルはツエナ・ダイオードD7
によつて設定される。
トランジスタQ4のエミツタ電極には、ツエナ・ダイオ
ードD7によつて決められる5.6ボルトのレベルの電圧が
印加されている。抵抗R16とR17は、トランジスタQ4のベ
ースを、そのエミツタ・ベース接合を逆バイアスしてト
ランジスタQ4をオフ状態に維持できる充分高いレベルに
保つように、その分圧比が選ばれている。トランジスタ
Q4がオフであればトランジスタQ5もオフ、トランジスタ
Q2はオンで、ラン動作モード期間中切換制御回路に調整
済DC電圧を供給する。
このラン電圧電源は、第4図の回路においてはそうで
あつたような、第5図の個別素子型の制御回路に対する
制御入力を構成するものではない。もしテレビジヨン装
置が、そのプラグを主電源から抜き取りまたは何かの理
由でAC電力が無くなつたとすると、トランジスタQ4のベ
ース電圧は低下してトランジスタQ4はオンになる。トラ
ンジスタQ4がオン状態になると、トランジスタQ5もター
ンオンしてトランジスタQ2はそのベースが接地電位に引
張り込まれてオフになる。トランジスタQ2がオフになれ
ば切換型ランモード専用制御回路はオフになる。スタン
バイ負荷は一般に高インピーダンス負荷である。従つ
て、AC給電の中断中キヤパシタC21とC22が放電して電力
を供給する際、その電力の大部分はトランジスタQ1のエ
ミツタにおける5ボルトのスタンバイ電源に送られる。
この電力でマイクロプロセツサが動作する。これによつ
て、マイクロプロセツサが装置の制御された停止操作を
行なうために利用できる時間が長くなる。スタンバイ電
圧および切換えられたラン電圧が有るか無いかは、第5
図には図示されていないマイクルプロセツサによつて検
知することができ、それをたとえば水平偏向回路54の動
作制御に利用してラン電源をオンおよびオフさせること
ができる。
第6図には、スイツチS1が接地されていることにより
トランジスタQ2でオフ状態にされている集積回路IC2に
接続された集積回路IC1が示されている。通常、R20の抵
抗値が小さいとすれば、充分な電圧と電流とが矢印Aを
付けた電流路を通じてIC2の入力に流入して、SCRラツチ
を起こすことになる。トランジスタQ2(これは第4図の
トランジスタQ2に相当する)としてNPN形を使用するこ
とにより、矢印Bを付けた電流路は開路となる。電流が
流れることのできる帰路がなければSCRラツチが起生す
ることは無い。
この発明によるスタンバイ/ラン電源および制御回路
は、特に相互接続されたCMOS集積回路に対して、その動
作の信頼性を高め、かつテレビジヨン装置を経済的に構
成できるようにする。このスタンバイ/ラン電源は、ま
た、AC給電の中断期間中利用できる残存電力を最大にし
てマイクロプロセツサがテレビジヨン装置の制御された
停止操作を容易に行なうことができるようにしている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による一例スタンバイ/ラン電源およ
び制御回路を具えたテレビジヨン装置のブロツク図、第
2図はこの発明によるスタンバイ/ラン電源および制御
回路の第1実施例の一部ブロツクで示す回路図、第3図
(a)〜(e)は第2図に示した回路の動作説明のため
の総合タイミング図、第4図は制御回路用のスタンバイ
/ラン電源でラン電圧のスイツチング回路を含むものゝ
また別の実施例の回路図、第5図は制御回路用のスタン
バイ/ラン電源で2個の調整済スタンバイ電圧電源と切
換ラン電圧電源と含むものゝ更に別の実施例の回路図、
第6図は切換型制御回路を制御するためのNPNトランジ
スタ・スイツチの使用を示す回路図である。 10……テレビジヨン装置、12……チユーナ、22……ビデ
オ処理回路、28……映像管、20、29、30、36および44…
…相互接続されたCMOS集積回路、24……ラン動作モード
のときのみ活性状態を呈するCMOS集積回路(請求項
1)、負荷回路(請求項2および3)、第1のデジタル
回路(請求項4)、36……スタンバイ動作モードとラン
動作モードの双方で活性状態を呈するCMOS集積回路(請
求項1)、制御回路(請求項2)、第2のデジタル回路
(請求項4)、46……スタンバイDC電圧電源(請求項1
および2)、DC電圧の第1の電源(請求項3および
4)、48……ランDC電圧電源(請求項1および2)、DC
電圧の第2の電源(請求項3および4)、52……調整手
段(請求項1および2)、電圧調整器(請求項3および
4)、C1……第2のエネルギ蓄積装置(請求項2)、C2
……第1のエネルギ蓄積装置(請求項2)、D3、D4……
第1の電源を電圧調整器から分離する手段(請求項3お
よび4)、D6……第2の電源を電圧調整器から分離する
手段(請求項4)。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン装置がAC電源に結合されてい
    るときスタンバイDC電圧の電源を形成する手段と、 ランDC電圧の電源を形成する手段と、 スタンバイ動作モードとラン動作モードの双方において
    活性状態を呈する少なくとも1個のCMOS集積回路と、上
    記ラン動作モードのときのみ活性状態を呈する少なくと
    も1個のCMOS集積回路とを含む複数個の相互接続された
    CMOS集積回路と、 上記スタンバイDC電圧の電源とランDC電圧の電源の双方
    に結合され、共に未調整電圧である上記スタンバイDC電
    圧および上記ランDC電圧の上記両電源の何れかの出力か
    ら調整済の供給電圧を生成し、上記相互接続されたCMOS
    集積回路を同じ供給電圧レベルで付勢する調整手段と、 を具備して成る、テレビジョン装置用のスタンバイ/ラ
    ン組合せ電源と制御回路。
  2. 【請求項2】第1のエネルギ蓄積装置を有し、テレビジ
    ョン装置がAC電源に結合されているときに上記第1のエ
    ネルギ蓄積装置が充電されるスタンバイDC電圧電源を形
    成する手段と、 第2のエネルギ蓄積装置を有し、ラン動作モードの期間
    中に上記第2のエネルギ蓄積装置が充電されるランDC電
    圧電源を形成する手段と、 ラン動作モードの期間中動作可能な負荷回路と、 スタンバイ動作モードおよびラン動作モードの双方の期
    間に動作して、そのラン動作モードの期間中上記のラン
    DC電圧電源を形成する手段と上記の負荷回路の双方を可
    動化し、かつ上記スタンバイ動作モードの期間中上記の
    ランDC電圧電源を形成する手段と上記の負荷回路の双方
    を非可動化する、上記の負荷回路を制御する制御回路
    と、 上記スタンバイDC電圧電源と上記ランDC電圧電源の双方
    に結合されて、上記制御回路と必要に応じ上記負荷回路
    を上記スタンバイ動作モードの期間と同じ供給電圧レベ
    ルで付勢するように上記第1のエネルギ蓄積装置と上記
    第2のエネルギ蓄積装置の何れかからの電圧を調整する
    調整手段と、 を具備し、 上記第1と第2のエネルギ蓄積装置は、上記ラン動作モ
    ードの期間中に上記AC給電の中断が生じたときに上記制
    御回路が上記負荷回路と上記ランDC電圧電源をターンオ
    フするのを可能にする充分なエネルギを、上記ラン動作
    モードの期間に蓄積するものである、 テレビジョン装置用のスタンバイ/ラン電源と制御回
    路。
  3. 【請求項3】スタンバイ動作モード期間中供給されるDC
    電圧の第1の電源とラン動作モード期間中のみ供給され
    るDC電圧の第2の電源と、 上記両DC電圧の電源に結合された入力と、上記スタンバ
    イ動作モードの期間中は第1の電力レベルの調整された
    DC電圧を供給しまた上記ラン動作モードの期間中は第2
    の電力レベルの調整されたDC電圧を供給する出力と、を
    有する電圧調整器と、 ラン動作モード期間中動作可能な負荷回路とラン動作モ
    ード時およびスタンバイ動作モード時に動作可能な制御
    回路とであって、互いに結合されかつ上記電圧調整器の
    出力にも結合されている両回路と、 上記ラン動作モード時に上記第1の電源を上記電圧調整
    器から分離する手段と、 を具備し、 上記制御回路は上記スタンバイ動作モード時に上記第1
    の電源によって付勢され、上記制御回路と上記負荷回路
    の両者は上記ラン動作モード時に上記第2の電源によっ
    て付勢されるように構成されている、 テレビジョン装置用のスタンバイ/ラン電源および制御
    回路。
  4. 【請求項4】スタンバイ動作モードの期間中供給される
    DC電圧の第1の電源とラン動作モード期間中のみ供給さ
    れるDC電圧の第2の電源と、 上記第1の電源と第2の電源の双方に結合された入力
    と、上記スタンバイ動作モードおよびラン動作モードの
    両期間中、相互接続された第1および第2のデジタル回
    路に同一電圧のレベルの調整されたDC電圧を供給する出
    力と、を有する電圧調整器と、 上記スタンバイ動作モードの期間中上記第2の電源を上
    記電圧調整器から分離する手段と、 上記ラン動作モードの期間中上記第1の電源を上記電圧
    調整器から分離する手段と、 を具備して成る、テレビジョン装置用のスタンバイ/ラ
    ン電源。
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