JP5157801B2 - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5157801B2
JP5157801B2 JP2008258202A JP2008258202A JP5157801B2 JP 5157801 B2 JP5157801 B2 JP 5157801B2 JP 2008258202 A JP2008258202 A JP 2008258202A JP 2008258202 A JP2008258202 A JP 2008258202A JP 5157801 B2 JP5157801 B2 JP 5157801B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
state
voltage line
power supply
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008258202A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010093319A (ja
Inventor
圭祐 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2008258202A priority Critical patent/JP5157801B2/ja
Publication of JP2010093319A publication Critical patent/JP2010093319A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5157801B2 publication Critical patent/JP5157801B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、アンプを備えたスピーカ装置に関する。
液晶テレビジョン受像機のようなスピーカを備えたAV(Audio Visual)機器においては、たとえばオン状態からスタンバイ状態へ切り替えたときに、ポップ音(pop sound)と呼ばれる雑音が発生し、視聴者にとって耳障りとなる。そこで、従来、上記のようなポップ音が発生するのを抑制する手段を備えたアンプやスピーカ装置が種々知られている(たとえば、特許文献1〜3参照)。
上記特許文献1には、ミュートピンが接続された音声増幅回路を備えた電子装置が開示されている。この電子装置は、オン状態からスタンバイ状態またはオフ状態に切り替えられた場合に、ミュートピンに印加される電圧を迅速に減少させることにより、ポップ音が発生するのを抑制するように構成されている。
また、上記特許文献2には、スピーカに接続される出力コンデンサを備えた増幅器が開示されている。この増幅器は、オン状態からオフ状態に切り替えられた場合に、出力コンデンサに蓄積された電荷を急速にアースに放出することにより、ポップ音が発生するのを抑制するように構成されている。
また、上記特許文献3には、増幅回路と、増幅回路に電圧を供給するバイアス回路と、増幅回路の出力波形を消滅させるスタンバイ回路とを備えた電力増幅装置が開示されている。この電力増幅装置では、オン状態からスタンバイ状態またはオフ状態に切り替えられた場合に、スタンバイ回路により増幅回路の出力波形を消滅させた後、増幅回路への電圧の供給を停止させる。これにより、電力増幅装置は、ポップ音が発生するのを抑制する。
また、従来では、スピーカと、アンプと、アンプに電圧を供給するための電圧線と、電圧線に電圧を供給する電源回路とを備えたスピーカ装置も知られている。このスピーカ装置の電源回路は、オン状態の時に電圧線に第1電圧を供給するとともに、スタンバイ状態の時に電圧線に第1電圧よりも低い第2電圧を供給するように構成されている。
特開平10−242767号公報 特開平6−21724号公報 特開平3−171766号公報
しかしながら、上記したスピーカ装置では、オン状態からスタンバイ状態に切り替えられた場合に、電圧線の電圧が所定の電圧よりも低下してしまう場合がある。この場合には、電圧低下に起因してポップ音が発生してしまうという問題点がある。
なお、上記特許文献1〜3には、ポップ音が発生するのを抑制する構成について開示されているが、オン状態からスタンバイ状態に切り替えられた場合に、電圧線の電圧が所定の電圧よりも低下することに起因してポップ音が発生するという、本発明の課題(問題点)は存在しない。
本発明は、上述した課題を解決するものであって、その目的とするところは、オン状態からスタンバイ状態に切り替えられた場合に、電圧線の電圧が所定の電圧よりも低下することに起因してポップ音が発生するのを抑制することが可能なスピーカ装置を提供することである。
本発明のスピーカ装置は、スピーカと、スピーカに音声信号を出力するアンプと、アンプに電圧を供給するための電圧線と、オン状態の時に電圧線に第1電圧を供給するとともに、スタンバイ状態の時に電圧線に第1電圧よりも低い第2電圧を供給する第1の電源回路と、を備えたスピーカ装置において、スタンバイ状態の時に電圧線にポップ音が発生する閾値電圧よりも高い第3電圧を供給するための第2の電源回路をさらに備える。
このように構成することによって、オン状態からスタンバイ状態に切り替えられた場合に、第2の電源回路により、電圧線の電圧が閾値電圧よりも低下しないようにすることができるので、ポップ音が発生するのを抑制することができる。
上記スピーカ装置において、好ましくは、電圧線と第2の電源回路との間に、直列に接続された2つのダイオードをさらに備える。
このように構成することによって、オン状態の時に電圧線から第2の電源回路に電流が逆流しないようにすることができる。また、2つのダイオードのうち一方のダイオードがショートした場合にも、電圧線から第2の電源回路に電流が逆流しないようにすることができる。
本発明では、第2の電源回路が、オン状態の時とスタンバイ状態の時のいずれにおいても、同一電圧を出力するように構成してもよい。
本発明によれば、オン状態からスタンバイ状態に切り替えられた場合に、電圧線の電圧が所定の電圧よりも低下することに起因してポップ音が発生するのを抑制することが可能なスピーカ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態では、液晶テレビジョン受像機(以下、「液晶テレビ」という)に本発明を適用した場合について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による液晶テレビの全体構成を説明するための図である。まず、図1を参照して、本実施形態による液晶テレビ100の構成について説明する。
本発明の一実施形態による液晶テレビ100は、図1に示すように、スピーカ1と、スピーカ1に音声信号を出力するアンプ2と、アンプ2に電圧を供給するための電圧線3と、電圧線3に電圧を供給する電源回路4と、液晶パネル5と、液晶パネル5に電圧を供給する定電圧回路6と、定電圧回路6に電圧を供給するインバータ回路7とを備えている。なお、図1においては、チューナ、信号処理回路、制御部などの図示は省略してある。また、電源回路4は、本発明の「第1の電源回路」の一例であり、定電圧回路6は、本発明の「第2の電源回路」の一例である。なお、スピーカ1と、アンプ2と、電圧線3と、電源回路4と、定電圧回路6とにより、本発明のスピーカ装置が構成されている。
液晶テレビ100は、映像表示などを行う通常の動作状態であるオン状態と、オン状態にする指令がリモコンなどから入力されるのを待ち受けるスタンバイ状態とを切替可能に構成されている。電源回路4は、オン状態の時に電圧線3に約12Vの電圧(第1電圧)を供給するとともに、スタンバイ状態の時に電圧線3に約4Vの電圧(第2電圧)を供給するように構成されている。
インバータ回路7は、定電圧回路6へたとえば22Vの電圧を供給し、定電圧回路6はこの電圧に基づいて定電圧を出力する。具体的には、定電圧回路6は、オン状態の時およびスタンバイ状態の時のいずれにおいても、ノードNに約6Vの電圧を供給するように構成されている。ノードNには、ダイオード8のアノードが接続されている。ダイオード8のカソードには、トランジスタ9のコレクタが接続されている。また、ダイオード8のカソードとトランジスタ9のコレクタとの間には、ツェナーダイオード10のカソードと電解コンデンサ11のプラス側とが接続されている。ツェナーダイオード10のアノードおよび電解コンデンサ11のマイナス側は接地されている。そして、トランジスタ9のエミッタが液晶パネル5に接続されており、液晶パネル5には、トランジスタ9を介して約3.3Vの電圧が供給される。
ここで、本実施形態では、電圧線3とノードNとの間に、ダイオード12および13が直列に接続されている。具体的には、ダイオード12は、アノードがノードNに接続され、カソードがダイオード13のアノードに接続されている。ダイオード13のカソードは、電圧線3に接続されている。そして、ダイオード12および13では、それぞれ、約0.7Vずつの順方向電圧降下が発生することから、定電圧回路6は、スタンバイ状態の時に電圧線3に所定の電圧(本実施形態では、約3.6V)よりも高い約4.36Vの電圧(第3電圧)を供給するように構成されている。上記の約3.6Vの電圧値はポップ音発生の閾値であり、後述のように、電圧線3の電圧がこの閾値よりも低下するとポップ音が発生する。
本実施形態では、上記のように、定電圧回路6により、スタンバイ状態の時に電圧線3に閾値である約3.6Vよりも高い約4.36Vの電圧を供給することによって、オン状態からスタンバイ状態に切り替えられた場合に、電圧線3の電圧が閾値よりも低下しないようにすることができる。これにより、ポップ音が発生するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、ダイオード12および13を設けることによって、オン状態の時に電圧線3からノードNに電流が逆流しないようにすることができる。また、ダイオード12および13を直列に接続することによって、ダイオード12および13のいずれか一方がショートした場合にも、電圧線3からノードNに電流が逆流しないようにすることができる。
また、本実施形態では、液晶パネル5に電圧を供給する定電圧回路6から出力された電圧が電圧線3にも供給されることによって、電圧線3に前記の約4.36Vの電圧を供給する電源を別途設ける必要が無いので、その分、部品点数が増加するのを抑制することができる。
次に、上記した本実施形態の効果を確認するために行った比較実験について説明する。この実験では、比較例による液晶テレビがオン状態からスタンバイ状態に切り替えられた場合の電圧線の電圧とスピーカの出力とを測定した。また、本実施形態に対応する実施例による液晶テレビがオン状態からスタンバイ状態に切り替えられた場合の電圧線の電圧とスピーカの出力とを測定した。そして、その測定結果を図2および図3に示した。なお、比較例による液晶テレビとして、ダイオード12および13が設けられておらず、電圧線3とノードNとが接続されていない従来の液晶テレビを用いた。
比較例による液晶テレビでは、図2に示すように、オン状態の時には、電圧線に約12Vの電圧が印加されている。そして、オン状態からスタンバイ状態に切り替えられた場合には、電圧線の電圧が一時的に約2.96Vまで低下し、その後、約4Vの電圧で保持される。ここで、電圧線の電圧が約2.96Vから約4Vになるときに、スピーカの出力にノイズ(ポップ音)が発生する。なお、発明者の実験により、電圧線の電圧が約3.6Vよりも低下した場合に、ノイズが発生することが判明した。
一方、実施例による液晶テレビでは、図3に示すように、オン状態の時には、電圧線に約12Vの電圧が印加されている。そして、オン状態からスタンバイ状態に切り替えられた場合には、電圧線の電圧が約4.36Vまで低下し、その後、ほぼその電圧で保持される。このとき、スピーカの出力は安定し、ノイズが発生しない。
したがって、定電圧回路6により約4.36Vの電圧を電圧線3に印加することによって、オン状態からスタンバイ状態に切り替えられた場合に、電圧線3の電圧が閾値である約3.6Vよりも低下するのを防止できることが判明した。その結果、ノイズ(ポップ音)が発生するのを防止することができた。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、上記実施形態において示した各電圧値は一例であり、上記した値以外のその他の値であってもよい。具体的には、定電圧回路6により、電圧線3に約4.36Vの電圧が供給される例を示したが、これに限らず、定電圧回路6により、電圧線3に閾値よりも高い電圧が供給されていればよい。
また、上記実施形態では、第2の電源回路の一例として、液晶パネル5に電圧を供給する定電圧回路6を示したが、これに限らず、第2の電源回路としてその他の電源回路を用いてもよい。
また、上記実施形態において、インバータ回路7には電源回路4から電圧が供給されていてもよい。
本発明の一実施形態による液晶テレビの全体構成を説明するための図である。 比較例による液晶テレビの電圧線の電圧とスピーカの出力との関係を示したグラフである。 実施例による液晶テレビの電圧線の電圧とスピーカの出力との関係を示したグラフである。
符号の説明
1 スピーカ
2 アンプ
3 電圧線
4 電源回路(第1の電源回路)
液晶パネル
6 定電圧回路(第2の電源回路)
12、13 ダイオード
100 液晶テレビ

Claims (3)

  1. スピーカと、
    前記スピーカに音声信号を出力するアンプと、
    前記アンプに電圧を供給するための電圧線と、
    オン状態の時に前記電圧線に第1電圧を供給するとともに、スタンバイ状態の時に前記電圧線に前記第1電圧よりも低い第2電圧を供給する第1の電源回路と、を備えたスピーカ装置において、
    スタンバイ状態の時に前記電圧線にポップ音が発生する閾値電圧よりも高い第3電圧を供給するための第2の電源回路をさらに備えることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 請求項1に記載のスピーカ装置において、
    前記電圧線と前記第2の電源回路との間に、直列に接続された2つのダイオードをさらに備えることを特徴とするスピーカ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスピーカ装置において、
    前記第2の電源回路は、オン状態の時とスタンバイ状態の時のいずれにおいても、同一電圧を出力することを特徴とするスピーカ装置。
JP2008258202A 2008-10-03 2008-10-03 スピーカ装置 Expired - Fee Related JP5157801B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008258202A JP5157801B2 (ja) 2008-10-03 2008-10-03 スピーカ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008258202A JP5157801B2 (ja) 2008-10-03 2008-10-03 スピーカ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010093319A JP2010093319A (ja) 2010-04-22
JP5157801B2 true JP5157801B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=42255676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008258202A Expired - Fee Related JP5157801B2 (ja) 2008-10-03 2008-10-03 スピーカ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5157801B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0326665Y2 (ja) * 1984-12-13 1991-06-10
JPH01115380U (ja) * 1988-01-28 1989-08-03
US5036261A (en) * 1989-08-11 1991-07-30 Thomson Consumer Electronics, Inc. Standby/run power supply and control circuit
JPH10150723A (ja) * 1996-11-18 1998-06-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジョン受像機
JP2007135017A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Sharp Corp デジタル放送受信機及びその制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010093319A (ja) 2010-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3113228U (ja) プラズマテレビジョン
US8218793B2 (en) Apparatus and muting circuit
US7382195B2 (en) Power supply device for driving an amplifier
US7787639B2 (en) Circuit for suppressing audio noise
US20100045357A1 (en) Clamp Circuit for Clamping Inrush Voltage Induced by Hot Plugging and Related Chip
US20080048732A1 (en) Abnormality detection circuit
US7265614B2 (en) Amplifier circuit with reduced power-off transients and method thereof
US20190103840A1 (en) Amplifier Circuit of High Response Speed and Related Clamping Method
JP5157801B2 (ja) スピーカ装置
US8232842B1 (en) Output buffer
JP2007189434A (ja) 半導体集積回路
JP4662992B2 (ja) 突入電流軽減回路および電源装置
US20090164808A1 (en) Monitor
EP1047187A2 (en) Pre-amplifier circuit
US20080144857A1 (en) Audio signal output circuit capable of decreasing pop noise
JP5510028B2 (ja) 電源制御装置
JPH06104664A (ja) オーディオ用パワーアンプic
JP2005142795A (ja) オーディオ回路
US8077879B2 (en) Audio output apparatus and television broadcast receiver
JP2012005304A (ja) 電源供給回路
JP2010104182A (ja) レギュレータ装置
JP2013168741A (ja) 音声増幅器保護回路、及び音声機器
JP3666595B2 (ja) Crt付きav装置
JPWO2005104538A1 (ja) 映像信号判定回路
JP3122091U (ja) プラズマテレビジョン、および定電圧電源回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees