JP3122091U - プラズマテレビジョン、および定電圧電源回路 - Google Patents

プラズマテレビジョン、および定電圧電源回路 Download PDF

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Abstract

【課題】IC回路のソフトスタートポートの入力電圧を安定させつつ、チョッパ回路の立ち上げを早くすることが可能な定圧電源回路、および上記電源回路を使用したプラズマテレビジョンの提供を目的とする。
【解決手段】IC回路4は、入力端子4a1と、出力端子4a2と、グランド端子4a4と、分圧回路4dと接続し、帰還電圧を上記IC回路内4のロジック回路に出力することでPWM制御のフィードバックを行うフィードバック端子4a3と、上記ロジック回路にPWM制御のパルスの立ち上がりと立下りを指示するオン/オフ信号電圧を安定して出力するオン/オフ信号端子4a5とを有し、上記オン/オフ信号端子4a5をソフトスタートコンデンサ4bを介してグランドと接続しつつ、上記ソフトスタートコンデンサ4bに15ボルトの入力電圧を供給するために上記入力端子4a1と抵抗11を介して接続する。
【選択図】図2

Description

本考案は、定電圧電源回路に関し、特に、商用電源から所定の電圧を生成する定電圧電源回路および上記定電圧電源回路を使用するプラズマテレビジョンに関する。
定電圧電源回路1は、従来商用電源等のDC100ボルトを整流しメイントランス1aからの分圧を用いて所定の電圧を生成している。このときメイントランス1aから分圧して生成した所定の電圧をドロッパ方式電源回路やチョッパ回路により低圧して所定の電源電圧を生成している。
チョッパ方式は、スイッチング方式とも称され、入力電流を周期的に断続して出力し、導通時間と遮断時間との割合によって、平滑化した後の出力電圧を制御する方式である。この方式では、ドロッパ方式のように、電圧降下による損失が発生しないため、入力電圧と出力電圧との差が大きい用途であっても、効率がよい。
図4は従来の定電圧電源回路に使用されるチョッパ回路を表す図である。チョッパ回路4は、IC回路4aと、コイルや抵抗などIC回路に外付けされた部材によって形成された平滑化回路4cおよび分圧回路4dとを備えている。IC回路4aにおいて、入力端子4a1から電流が供給されると、npn型の出力トランジスタ4a12は、指示されたデューティ比にて、上記電流を断続して出力する。このとき、上記デューティ比は、外付けされたソフトスタートコンデンサ4bの逐電時間によって決定されている。断続された電流は、平滑化回路4cによって平滑化された後、負荷端子4eへ供給される。
一方、負荷端子4eの電圧 は、分圧回路4dにより、所定の分圧比で分圧され、帰還電圧VADJ として、IC回路4aのフィードバック端子4a3へ印加されている。IC回路4aにおいて、誤差増幅器4a6は、上記帰還電圧VADJ と所定の基準電圧VREFとを比較し、両者の誤差に応じた電圧VERR を出力する。このとき、ソフトスタート回路4a15は、オン/オフ信号入力端子4a1を介してソフトスタートコンデンサ4bから出力されるオン/オフ信号を監視しており、上記オン/オフ信号の値に応じて誤差増幅器4a6から出力するVERRの出力を制御している。
PWMコンパレータ4a8は、発振機4a7から与えられた所定の周波数の三角波と、上記誤差電圧VERR とを比較して、誤差電圧VERR に応じたパルス幅のパルス信号VPWM を出力する。上記パルス信号VPWMは、NAND回路4a10を介して、npn型トランジスタ4a11に印加される。これにより、出力トランジスタ4a12のデューティ比は、帰還電圧VADJと基準電圧VREFとの誤差が小さくなるように制御される。この結果、定電圧電源回路1は、入力電圧VINや負荷が変動しても、所定の大きさの電圧Vを安定して負荷へ供給できる。
ところで、上記構成の定電圧電源回路1は、帰還電圧VADJ、すなわち、出力電圧が所定の値となるようデューティを変更する。したがって、負荷端子4eが短絡した場合や、想定よりも重い負荷が負荷端子4eに接続された場合などには、定電圧電源回路1は、出力電圧を維持するために、出力トランジスタ4a12や平滑化回路4cなどの許容量を越えた電流を供給しようとする。この結果、上記出力トランジスタ4a12や平滑化回路4cなど、定電圧電源回路1の各部材を破損する虞れがある。
したがって、定電圧電源回路1には、供給電流を制限するための機能が不可欠である。具体的には、IC回路4aにおいて、入力端子4a1と、出力トランジスタ4a12との間には、過電流検出用抵抗4a14が設けられており、過電流検出回路4a13は、上記過電流検出用抵抗4a14の両端間電圧を監視して、過電流が流れているか否かを判定している。
出力トランジスタ4a12を流れる電流が増加して、所定の値IS0を越えると、過電流検出回路4a13は、過電流検出用抵抗4a14の両端間電圧に基づいて、過電流が流れていると判定する。この場合、過電流検出回路4a13は、フリップフロップ4a9へ検出信号を送り、フリップフロップ4a9は、発振機4a7からリセット信号が入るまでの間、NAND回路4a10の出力の一方をローレベルに保持する。さらに、NAND回路4a10は、PWMコンパレータ4a8からの入力に関わらず、npn型トランジスタ4a11を遮断する。これにより、出力トランジスタ4a12は、過電流検出回路4a13が過電流を検出している間、常に遮断され、定電圧電源回路1は、過電流から保護される。なお、上記電流値IS0は、正常状態において、定電圧電源回路1が供給可能な出力電流の最大を示しており、用途に応じて決定される。
上述した構成の定電圧回路1において、出力電圧の立ち上がり速度は、誤差増幅器4a6のVERRの出力を制御するソフトスタートコンデンサ4bの逐電速度によって決定される。定電圧回路1から出力される安定化電源を用いてIC回路やマイコン等のロジックを形成する際、出力電圧の順番は重要となってくる。上述した構成のチョッパ回路4が出力する出力電圧が、後に出力する出力電圧よりも遅い場合には、チョッパ回路4の構成を見直す必要がある。仮にソフトスタートコンデンサ4bの容量を小さくした場合では、オン/オフ信号の出力を早くすることは可能であるが、オン/オフ信号入力端子4a4に十分な電圧を供給することができず、またIC回路4aがノイズを拾い易くなってしまいIC回路4aの誤作動を招く原因となってしまう。
チョッパ回路の立ち上げを早くする方法として、チョッパ回路とインバータ回路が接続した照明用の電源回路にてチョッパ回路と電源回とのいずれかをつねに駆動回路と接続しておくことで起動用抵抗値を下げずチョッパ回路の立ち上げを早くする方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−027953号
上述した特許文献1の考案は、インバータ回路等の負荷の高い回路と接続したチョッパ回路の起動抵抗を下げることなく立ち上げを早くする方法であり、本考案の課題であるソフトスタートポートの入力を安定させつつインバータ回路の立ち上げを早くするものではない。
本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、IC回路のソフトスタートポートの入力電圧を安定させつつ、チョッパ回路の立ち上げを早くすることが可能な定電圧電源回路、および上記定電圧電源回路を使用したプラズマテレビジョンの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の請求項1にかかる考案では、アンテナが受信するテレビジョン放送から所定の番組に対応するテレビジョン放送を選択し、上記選択したテレビジョン放送から映像信号と音声信号を生成するクロマ制御を行うチューナ回路と、上記チューナ回路が生成した映像信号を基にカラー映像を表示するためのRGB信号を生成する映像信号処理回路と、上記映像信号処理回路が生成したRGB信号を基に映像を表示するプラズマディスプレイと、上記チューナ回路が生成した音声信号を基に増幅等の信号処理を行う音声信号処理回路と、上記音声信号処理回路が信号処理した音声信号を基に音声を出力するスピーカと、12ボルトと、5ボルトと、3、3ボルトの直流電圧を生成して端子を介して上記チューナ回路と映像信号処理回路と音声信号処理回路とに供給する定電圧電源回路とを有するプラズマテレビジョンにおいて、
上記定電圧回路は、巻き線比の異なる一次側コイルと二次側コイルから形成されるメイントランスから整流ダイオードを介して15ボルトの直流電圧を生成し、上記メイントランスが生成した15ボルトの直流電源から、トランジスタなどを用いて構成した等価的な可変抵抗などによって、入力電圧を低下させる第一のドロッパ方式電源回路と第二のドロッパ方式電源回路にて12ボルトと3、3ボルトの電圧を生成し、15ボルトの入力電圧を5ボルトに低圧するPWM制御を行うIC回路と、上記IC回路に外付けされて同IC回路にて生成される5ボルトの電圧をツェナーダイオードと平滑化コンデンサにより平滑化を行う平滑化回路と、上記IC回路から出力される5ボルト出力電圧から分圧により帰還電圧を生成し、上記生成した帰還電圧を上記IC回路にフィードバックする分圧回路とから構成されるチョッパ回路にて5ボルトの安定電圧を生成し、
上記IC回路は、上記メイントランスとダイオードを介して接続する入力端子と、5ボルトの電圧を出力する出力端子と、グランドと接続するグランド端子と、上記分圧回路と接続し、帰還電圧を上記IC回路内のロジック回路に出力することでPWM制御のフィードバックを行うフィードバック端子と、上記ロジック回路にPWM制御のパルスの立ち上がりと立下りを指示するオン/オフ信号電圧を安定して出力するためソフトスタートコンデンサをグランドを介して接続しつつ、上記ソフトスタートコンデンサに入力電圧を供給するために上記入力端子と抵抗を介して接続するオン/オフ信号端子とを有する構成としてある。
上記のように構成した請求項1にかかる考案においては、チューナ回路と、映像信号処理回路と、プラズマディスプレイと、音声信号処理回路と、スピーカと、定電圧回路とでテレビジョンの機能を構成するプラズマテレビジョンにおいて、上記定電圧回路は、12ボルトと、5ボルトと、3、3ボルトの直流電圧を生成して端子を介して上記チューナ回路と映像信号処理回路と音声信号処理回路とに供給するものである。
上記定電圧回路は、メイントランスと、第一のドロッパ方式定電圧回路と、第二のドロッパ方式定電圧回路と、チョッパ回路とから構成される。メイントランスは、巻き線比の異なる一次側コイルと二次側コイルから形成され、整流ダイオードを介して15ボルトの直流電圧を生成する。第一のドロッパ方式定電圧回路と第二のドロッパ方式定電圧回路は、上記メイントランスが生成した15ボルトの直流電源から、トランジスタなどを用いて構成した等価的な可変抵抗などによって入力電圧を低下させることで12ボルトと3、3ボルトの電圧を生成する。チョッパ回路は、IC回路と、平滑化回路と、分圧回路とから構成されている。IC回路は、内部ロジックにより15ボルトの入力電圧を5ボルトに低圧するPWM制御を行う。平滑化回路は、上記IC回路に外付けされて同IC回路にて生成される5ボルトの電圧をツェナーダイオードと平滑化コンデンサにより平滑化を行う。分圧回路は、上記IC回路から出力される5ボルト出力電圧から分圧により帰還電圧を生成し、上記生成した帰還電圧を上記IC回路にフィードバックする。
上記チョッパ回路に使用されるIC回路は、入力端子と、出力端子と、グランド端子と、フィードバック端子と、オン/オフ信号端子とを有するIC回路を使用する。このとき、IC回路の接続方法として、入力端子を上記メイントランスとダイオードを介して接続し、グランド端子をグランドと接続し、フィードバック端子を、帰還電圧を上記IC回路内のロジック回路に出力することでPWM制御のフィードバックを行うよう分圧回路と接続し、オン/オフ信号端子を上記ロジック回路にPWM制御のパルスの立ち上がりと立下りを指示するオン/オフ信号電圧を安定して出力するためソフトスタートコンデンサをグランドを介して接続しつつ、上記ソフトスタートコンデンサに入力電圧を供給するために上記入力端子と抵抗を介して接続する。これにより出力端子より5ボルトに定圧された出力電圧を供給する。
また、上記目的を達成するために、請求項2に記載の定電圧回路では、メイントランスから分圧して出力する所定の電圧をチョッパ回路にて低圧して出力する定電圧電源回路において、上記チョッパ回路は、入力電圧を所定の電圧に低圧するPWM制御を行うIC回路と、上記IC回路に外付けされて同IC回路にて生成される出力電圧をツェナーダイオードと平滑化コンデンサにより平滑化を行う平滑化回路と、上記IC回路から出力される5ボルト出力電圧から分圧により帰還電圧を生成し、上記生成した帰還電圧を上記IC回路にフィードバックする分圧回路とから構成され、上記IC回路は、上記メイントランスとダイオードを介して接続する入力端子と、所定の電圧を出力電圧として出力する出力端子と、グランドと接続するグランド端子と、上記分圧回路と接続し、帰還電圧を上記IC回路内のロジック回路に出力することでPWM制御のフィードバックを行うフィードバック端子と、上記ロジック回路にPWM制御のパルスの立ち上がりと立下りを指示するオン/オフ信号電圧を安定して出力するためソフトスタートコンデンサをグランドを介して接続しつつ、上記ソフトスタートコンデンサに15ボルトの入力電圧を供給するために上記入力端子と抵抗を介して接続するオン/オフ信号端子とを有する構成としてある。
上記のように構成した請求項2にかかる考案において、メイントランスから分圧して出力する所定の電圧をチョッパ回路にて低圧して出力する定電圧電源回路において、上記チョッパ回路は、IC回路と、平滑化回路と、分圧回路とか構成されている。IC回路は、入力電圧を所定の電圧に低圧するPWM制御を行う。平滑化回路は、上記IC回路に外付けされて同IC回路にて生成される出力電圧をツェナーダイオードと平滑化コンデンサにより平滑化を行う。分圧回路は、上記IC回路から出力される5ボルト出力電圧から分圧により帰還電圧を生成し、上記生成した帰還電圧を上記IC回路にフィードバックする。
チョッパ回路に使用されるIC回路は、入力端子と、出力端子と、グランド端子と、フィードバック端子と、オン/オフ信号端子とを有するIC回路である。上記IC回路の接続方法として、入力端子を、上記メイントランスとダイオードを介して接続する。グランド端子をグランドと接続する。フィードバック端子を、帰還電圧を上記IC回路内のロジック回路に出力することでPWM制御のフィードバックを行うために分圧回路と接続する。オン/オフ信号端子を、上記ロジック回路にPWM制御のパルスの立ち上がりと立下りを指示するオン/オフ信号電圧を安定して出力するためソフトスタートコンデンサをグランドを介して接続しつつ、上記ソフトスタートコンデンサに15ボルトの入力電圧を供給するために上記入力端子と抵抗を介して接続する。これにより出力端子から所定の電圧を出力する。
そして、請求項3にかかる考案では、請求項2に記載の定電圧回路において、上記定電圧電源回路は、上記メイントランスが生成した入力電圧を基に12ボルトの直流電圧を生成する第一のドロッパ方式電源回路と、同15ボルトの直流電源を基に3.3ボルトの直流電圧を生成する第二のドロッパ方式電源回路と、同15ボルトの直流電源を基に5ボルトの直流電源を生成するチョッパ回路とを有する構成としてある。
上記のように構成した請求項3にかかる考案において、請求項2に記載の定電圧回路は、メイントランスと、第一のドロッパ方式電源回路と、第二のドロッパ方式電源回路と、チョッパ回路とから構成される定圧電圧回路としてもよい。
以上説明したように本考案によれば、ソフトスタートポートに入力される電圧の値を安定させつつ、インバータ回路の立ち上げを早くすることが可能な定電圧電源回路、および上記定電圧電源回路を使用したプラズマディスプレイテレビジョンを提供することができる。
また請求項3にかかる考案によれば、メイントランスが生成した電圧をドロッパ方式電源回路とチョッパ回路を用いて所定の電源電圧を生成する定電圧電源回路に応用することができる。
さらに請求項1のような、より具体的な構成において、上述した請求項2または請求項3の各考案と同様の作用を奏することはいうまでもない。
本考案の定電圧電源回路の具体的な説明として、上記定電圧電源回路を使用するプラズマテレビジョン10を基に説明する。しかしながら、本考案の定電圧電源回路は上記プラズマテレビジョンに限定されるものではなく、ソフトスタートポートに入力される電圧の値を安定させつつ、インバータ回路の立ち上げを早くすることが可能である定電圧電源回路を使用するものであれば応用することができる。
以下、下記の順序に従って本考案の実施形態を説明する。
(1)プラズマテレビジョンの構成
(2)定電圧電源回路の構成
(3)まとめ
(1)プラズマテレビジョンの構成
以下、図1、2、3を参照して、この考案に係るプラズマテレビジョン10を具体化した第1の実施の形態について説明する。図3より、プラズマテレビジョン10は、チューナ回路5と映像信号処理回路6と、プラズディスプレイパネル8と、音声信号処理回路7と、スピーカ7aと、定電圧電源回路1とを有する構成である。以下に各構成要素の機能を説明する。
プラズマテレビジョン10は、アンテナ5aが受信したテレビジョン放送から、所定の番組に対応する周波信号を入力するチュ−ナ回路5を具備している。チュ−ナ回路5は、例えば、シンセサイザ方式のチュ−ナの構成とされ、選局制御信号としてPLLデータ、すなわち、PLLグル−プにおける可変分周回路の分周比のデ−タが与えられる。またチューナ回路5は上記入力したテレビジョン放送から映像信号と音声信号を生成するクロマ制御を行う。
また、プラズマテレビジョン10は、ビデオ入力端子9を具備している。ビデオ入力端子9には、外部装置として例えば、図示しないDVD装置等を接続可能であり、このビデオ入力端子4a1を介して外部らの映像信号および音声信号の入力が可能となっている。チュ−ナ回路5とビデオ入力端子4a1とには、スイッチ回路9aが接続されている。このスイッチ回路9aは、チュ−ナ回路5からの映像信号、または、ビデオ入力端子4a1からの映像信号のいずれか一方を有効とし、後述する映像信号処理回路6に供給するためのものである。すなわち、実施形態にかかるプラズマテレビジョン10は、TV放送の受像と、DVD装置等の外部装置からの映像の表示との両方を行うことが可能なように構成されている。
チュ−ナ回路5またはビデオ入力端子4a1からの出力は、マイコンに制御された映像信号処理回路6に供給される。映像信号処理回路6は、カラー映像を表示するためのRGB信号を生成する。映像信号処理回路6は、入力された上記映像信号のデジタル信号への変換処理、インターレース形式の映像信号のプログレッシブ形式の映像信号への変換等の所定の信号処理を行う。
また、映像信号処理回路6はフレームメモリ6aを有し、同フレームメモリ6aは、上記信号処理が施された一表示画面(フレ−ム)毎の映像信号を一時的に格納する。上記一表示画面は、後述する駆動ドライバ8aを介してプラズマディスプレイパネル8に出力、表示される。
駆動ドライバ8aは、プラズマディスプレイパネル8aにマトリクス状に設けられたX方向、Y方向の両電極に、フレームメモリ6aに格納されたフレームデータに応じて発生さらせたデ−タパルスを印加し、所定のセルを発光制御する。
音声信号処理回路7は、チューナ回路5が生成した音声信号を基に増幅等の信号処理を行う。音声信号処理回路7はマイコンからの指示に基づいて音量を調整するために増幅等の信号処理を行い、上記信号処理を行った音声信号をスピーカ7aを介して出力する。
(2)定電圧電源回路の構成
図1は、本発明の定電圧電源回路1を表す図である。同図より定電圧電源回路1は、端子を介して、外部IC回路等の作動に必要な12ボルト、5ボルト、3、3ボルトの電源を供給する汎用型電源供給回路を有する構成である。定電圧電源回路1は、メイントランス1aと、第一のドロッパ方式電源回路2と、チョッパ回路4と、第二のドロッパ方式電源回路3とから構成されており、上記各電源回路にて目的に応じた所定の電源を生成し、端子を介して出力する。
メイントランス1aは、巻き線比の異なる一次側コイル1a1と二次側コイル1a2から形成されている。商用電源1bから出力された交流電圧は、一次側コイル1a1に印加され、二次側コイル1a2から分圧されて出力される。二次側コイル1a2から出力された電圧は、第一のドロッパ方式電源回路2と第二のドロッパ方式電源回路3とチョッパ回路4にそれぞれ出力される。
第一のドロッパ方式電源回路2と第二のドロッパ方式電源回路3は、メイントランス1aが入力した15ボルトの直流電圧を減圧する。第一のドロッパ方式電源回路2は12ボルトの直流電圧を生成し、第二のドロッパ方式電源回路3は3.3ボルトの直流電圧を生成する。ドロッパ方式は、可変抵抗、あるいは、トランジスタなどを用いて構成した等価的な可変抵抗などによって、入力電圧を低下させて、所望の出力電圧を得る方式である。この方式は、ノイズが少なく、回路設計が簡単かつ容易である。
チョッパ回路4は、整流ダイオード1cを介して入力された15ボルトの直流電圧を低圧して5ボルトの直流電源を生成する。チョッパ回路4は5端子のIC回路4aを実装しており、整流ダイオード1cを介して入力した直流電圧をIC回路4aにて5ボルトに低圧して出力する。出力された5ボルト電圧はコンデンサに逐電された後、端子を介して各回路に供給される。
図2は本発明のチョッパ回路を表す図である。同図より、チョッパ回路4は、入力された15ボルト直流電圧を5ボルトに低圧するIC回路4aと、上記IC回路4aに外付けされて出力電圧の平滑化を行う平滑化回路4c、IC回路4aがPWM制御を行うためのフィードバック用の帰還電圧を入力電圧を分圧して生成する分圧回路4dとを有する構成である。
IC回路4aは、入力端子4a1と、出力端子4a2と、グランド端子4a4と、フィードバック端子4a3と、オン/オフ信号入力端子4a5の計5本の端子を有するIC回路4aを使用する。IC回路の端子の数は上記した5本に限定されるものでなく、以下に説明する機能を有するものであればよい。IC回路の接続方法として、入力端子4a1をメイントランス1aと整流ダイオード1cを介して接続する。グランド端子4a4をグランドと接続する。フィードバック端子4a3を、帰還電圧をIC回路4a内のロジック回路に出力することでPWM制御のフィードバックを行うよう分圧回路4dと接続する。オン/オフ信号入力端子4a5を上記ロジック回路にPWM制御のパルスの立ち上がりと立下りを指示するオン/オフ信号電圧を安定して出力するためソフトスタートコンデンサ4bをグランドを介して接続する。
このとき、ソフトスタートコンデンサ4bの逐電速度を上げるために、オン/オフ信号入力端子4a5と入力端子4a1とを抵抗11を介して接続する。これにより、メイントランス1aから整流ダイオード1cを介して出力された入力電圧は、抵抗11にて分圧されソフトスタートコンデンサ4bに逐電され、結果としてソフトスタートコンデンサ4bの逐電速度は高められる。このため、ソフトスタートコンデンサ4bから出力されるオン/オフ信号により、内部ロジックにて行われるPWM制御のパルスの立ち上がりを迅速に行い、出力端子4a2から出力する出力電圧の出力速度を高める。
出力端子4a2から出力された出力電圧は、平滑化回路4cに入力されツェナーダイオード4c1と平滑化コンデンサ4c2によりリップルやノイズの吸収等の平滑化処理がおこなわれ5ボルトの定圧電圧が生成される。また、その際5ボルトを超える出力電圧は、分圧回路4dによりフィードバックされIC回路4aにて電圧の安定化が図られる。
以上説明したように本考案によれば、ソフトスタートコンデンサ4bの容量を下げることなくIC回路に入力されるオン/オフ信号の出力速度を高めるので、ソフトスタートポートに入力されるオン/オフ信号を安定して供給して、インバータ回路の立ち上げを早くすることが可能な定電圧電源回路、および上記定電圧電源回路を使用したプラズマディスプレイテレビジョンを提供することができる。
(3)まとめ
メイントランスから分圧して出力する所定の電圧をチョッパ回路にて低圧して出力する定電圧電源回路において、上記チョッパ回路は、入力電圧を所定の電圧に低圧するPWM制御を行うIC回路と、上記IC回路に外付けされて同IC回路にて生成される出力電圧をツェナーダイオードと平滑化コンデンサにより平滑化を行う平滑化回路と、上記IC回路から出力される5ボルト出力電圧から分圧により帰還電圧を生成し、上記生成した帰還電圧を上記IC回路にフィードバックする分圧回路とから構成される。上記IC回路は、上記メイントランスとダイオードを介して接続する入力端子と、所定の電圧を出力電圧として出力する出力端子と、グランドと接続するグランド端子と、上記分圧回路と接続し、帰還電圧を上記IC回路内のロジック回路に出力することでPWM制御のフィードバックを行うフィードバック端子と、上記ロジック回路にPWM制御のパルスの立ち上がりと立下りを指示するオン/オフ信号電圧を安定して出力するためソフトスタートコンデンサをグランドを介して接続しつつ、上記ソフトスタートコンデンサに15ボルトの入力電圧を供給するために上記入力端子と抵抗を介して接続するオン/オフ信号端子とを有する。
そして、請求項3にかかる考案では、請求項2に記載の定電圧回路において、上記定電圧電源回路は、上記メイントランスが生成した入力電圧を基に12ボルトの直流電圧を生成する第一のドロッパ式電源回路と、同15ボルトの直流電源を基に3.3ボルトの直流電圧を生成する第二のドロッパ方式電源回路と、同15ボルトの直流電源を基に5ボルトの直流電源を生成するチョッパ回路とを有する構成としてある。
上記のように構成した請求項3にかかる考案において、請求項2に記載の定電圧回路は、メイントランスと、第一のドロッパ方式電源回路と、第二のドロッパ方式電源回路と、チョッパ回路とから構成される定圧電圧回路としてもよく、メイントランスが生成した電圧をドロッパ方式電源回路とチョッパ回路を用いて所定の電源電圧を生成する定電圧電源回路に応用することができる。
なお、本考案は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本考案の一実施例として開示されるものである。
本発明の定電圧電源回路を表す図である。 本発明のチョッパ回路を表す図である。 プラズマテレビジョンのブロック構成図である 従来の定電圧電源回路の図である。
符号の説明
1…定電圧電源回路 1a…メイントランス 1a1…一次側コイル 1a2…二次側コイル 1b…商用電源 1c整流ダイオード 2…第一のドロッパ方式電源回路 3…第二のドロッパ方式電源回路 4…チョッパ回路 4a…IC回路 4a1…入力端子 4a2…出力端子 4a3…フィードバック端子 4a4…グランド端子 4a5…オン/オフ信号入力端子 4a6…誤差増幅器 4a7…発振機 4a8…PWMコンパレータ 4a9…フリップフロップ 4a10…NAND回路 4a11…npn型トランジスタ 4a12…出力トランジスタ 4a13…過電流検出回路 4a14…過電流検出用抵抗 4a15…ソフトスタート回路 4b…ソフトスタートコンデンサ 4c…平滑化回路 4c1…ツェナーダイオード 4c2…平滑化コンデンサ 4d…分圧回路 4e…負荷端子 5…チューナ回路 5a…アンテナ 6…映像信号処理回路 6a…フレームメモリ 7…音声信号処理回路 7a…スピーカ 8…プラズマディスプレイパネル 8a…駆動ドライバ 9…ビデオ入力端子 9a…スイッチ回路
10…プラズマテレビジョン 11…抵抗



Claims (3)

  1. アンテナが受信するテレビジョン放送から所定の番組に対応するテレビジョン放送を選択し、上記選択したテレビジョン放送から映像信号と音声信号を生成するクロマ制御を行うチューナ回路と、
    上記チューナ回路が生成した映像信号を基にカラー映像を表示するためのRGB信号を生成する映像信号処理回路と、
    上記映像信号処理回路が生成したRGB信号を基に映像を表示するプラズマディスプレイと、
    上記チューナ回路が生成した音声信号を基に増幅等の信号処理を行う音声信号処理回路と、
    上記音声信号処理回路が信号処理した音声信号を基に音声を出力するスピーカと、
    12ボルトと、5ボルトと、3、3ボルトの直流電圧を生成して端子を介して上記チューナ回路と映像信号処理回路と音声信号処理回路とに供給する定電圧電源回路とを有するプラズマテレビジョンにおいて、
    上記定電圧電源回路は、巻き線比の異なる一次側コイルと二次側コイルから形成されるメイントランスから整流ダイオードを介して15ボルトの直流電圧を生成し、上記メイントランスが生成した15ボルトの直流電源から、トランジスタなどを用いて構成した等価的な可変抵抗などによって、入力電圧を低下させる第一のドロッパ方式電源回路と第二のドロッパ方式電源回路にて12ボルトと3、3ボルトの電圧を生成し、
    15ボルトの入力電圧を5ボルトに低圧するPWM制御を行うIC回路と、上記IC回路に外付けされて同IC回路にて生成される5ボルトの電圧をツェナーダイオードと平滑化コンデンサにより平滑化を行う平滑化回路と、上記IC回路から出力される5ボルト出力電圧から分圧により帰還電圧を生成し、上記生成した帰還電圧を上記IC回路にフィードバックする分圧回路とから構成されるチョッパ回路にて5ボルトの安定電圧を生成し、 上記IC回路は、
    上記メイントランスとダイオードを介して接続する入力端子と、5ボルトの電圧を出力する出力端子と、グランドと接続するグランド端子と、上記分圧回路と接続し、帰還電圧を上記IC回路内のロジック回路に出力することでPWM制御のフィードバックを行うフィードバック端子と、上記ロジック回路にPWM制御のパルスの立ち上がりと立下りを指示するオン/オフ信号電圧を安定して出力するためソフトスタートコンデンサをグランドを介して接続しつつ、上記ソフトスタートコンデンサに入力電圧を供給するために上記入力端子と抵抗を介して接続するオン/オフ信号端子とを有することを特徴とするプラズマテレビジョン。
  2. メイントランスから分圧して出力する所定の電圧をチョッパ回路にて低圧して出力する定電圧電源回路において、
    上記チョッパ回路は、入力電圧を所定の電圧に低圧するPWM制御を行うIC回路と、上記IC回路に外付けされて同IC回路にて生成される出力電圧をツェナーダイオードと平滑化コンデンサにより平滑化を行う平滑化回路と、上記IC回路から出力される5ボルト出力電圧から分圧により帰還電圧を生成し、上記生成した帰還電圧を上記IC回路にフィードバックする分圧回路とから構成され、
    上記IC回路は、上記メイントランスとダイオードを介して接続する入力端子と、所定の電圧を出力電圧として出力する出力端子と、グランドと接続するグランド端子と、上記分圧回路と接続し、帰還電圧を上記IC回路内のロジック回路に出力することでPWM制御のフィードバックを行うフィードバック端子と、上記ロジック回路にPWM制御のパルスの立ち上がりと立下りを指示するオン/オフ信号電圧を安定して出力するためソフトスタートコンデンサをグランドを介して接続しつつ、上記ソフトスタートコンデンサに15ボルトの入力電圧を供給するために上記入力端子と抵抗を介して接続するオン/オフ信号端子とを有する定電圧電源回路。
  3. 上記定電圧電源回路は、上記メイントランスが生成した入力電圧を基に12ボルトの直流電圧を生成する第一のドロッパ式電源回路と、同15ボルトの直流電源を基に3.3ボルトの直流電圧を生成する第二のドロッパ方式電源回路と、同15ボルトの直流電源を基に5ボルトの直流電源を生成するチョッパ回路とから構成されることを特徴とする請求項2に記載の定電圧電源回路。


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