JP2957813B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2957813B2
JP2957813B2 JP4234328A JP23432892A JP2957813B2 JP 2957813 B2 JP2957813 B2 JP 2957813B2 JP 4234328 A JP4234328 A JP 4234328A JP 23432892 A JP23432892 A JP 23432892A JP 2957813 B2 JP2957813 B2 JP 2957813B2
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玄 伊藤
浩之 古川
正樹 高倉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置に関し、
より詳細には、温度や湿度などの環境条件に左右され
ず、安定に動作するフルカラープリンタ装置の構成に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近カラープリンタやカラースキャナ、
カラーコピーなどのOA機器のカラー化が進みつつあ
る。しかし、カラープリンタなどで、任意データを印刷
した場合、必ずしも期待する色がデータ通りに得られる
とは限らない。これには2つの原因がある。原因の一つ
は、カラー印刷の発色法に起因するものである。すなわ
ち、カラー印刷の発色は、無彩色の反射性像保持体の白
から出発して、3ないし4種の色材である光吸収性物質
を像保持体上に重ねることにより色を再現する減法混色
の原理を応用しているが、実際には減法混色の基本的な
原理である相加則、相乗則が成り立たないことが多いと
いう理由が考えられる。この問題を解決するために、従
来よりさまざまな色補正回路が提案されている。最も簡
単な方法は、赤、緑、青の3色をそれぞれ表す入力信号
r,g,bに対して、次式で表される3×3のマトリッ
クス演算を行う方法である。
【0003】
【数1】
【0004】ここでR(赤)、G(緑)、B(青)は補
正後の信号、a11〜a33の色補正のための係数である。
さらにこの出力を、ガンマテーブルを通してガンマ補正
することもある。
【0005】図8は、従来の色補正回路を有するプリン
タの原理構成図を示す。このプリンタは、基本的に、色
補正回路20、ガンマテーブル21、プリンタエンジン
(プリンタ)22から構成されている。入力端子23に
加えられた信号は、色補正回路20で数1に示すマトリ
ックス演算式に基いて色補正が行われる。色補正が完了
した信号はガンマテーブル21を経てプリンタエンジン
22に加えられる。プリンタエンジン22として、例え
ば、昇華型プリンタを仮定すると、プリンタエンジン2
2では、加えられた信号に基づきヘッドを加熱してイン
クを昇華拡散させ、印刷用紙に転写する。昇華型プリン
タに使用されるインクは、上述のようにヘッドを加熱し
て、昇華拡散させるものであるが、ヘッドに印加するエ
ネルギと、昇華して得られたインクによる印刷濃度との
関係は或る一定の関係がある。
【0006】図9は、昇華型プリンタにおける印刷濃度
(D)とヘッドに印加する印加エネルギー(mJ:ミリジ
ュール)の関係を示す一例であり、同じ印加エネルギー
によってもインクの種類により印刷濃度が異なる。この
ため、各色毎のヘッドに印加される加熱エネルギーは画
像に応じて調整され目的データの印刷が行われる。
【0007】次に、期待する色が得られるとは限らない
第2の要因として、プリンタが使用環境の温度や湿度の
影響をうけ、機器の特性が経時的に変化することがあげ
られる。たとえば昇華型プリンタでは、図9に例示した
ように、ヘッド温度(ヘッドに印加するエネルギー)に
よって印刷濃度が決まる。しかし、ヘッド温度は、周囲
温度の影響を受けるから、印刷濃度も周囲温度の影響を
受けて変動することは明らかである。この結果、従来の
プリンタ装置では、同一データに対し常に同じ色の印刷
ができるとは限らないという問題を生じていた。そのた
め、製品出荷時の初期調整やメンテナンス段階で多くの
時間を必要とするなど、総合的に見た製品開発維持コス
トが不必要に多くかかるなどの問題があった。た、特
開平2−90142号における「画像記録装置」には、
原稿画像の照明光の変動を検出して色補正定数を変更す
るカラープリンタ装置が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】期待する色を得るため
の上述の方法は、インクを加熱する温度や原稿画像の照
明光など印刷濃度とは直接関連しない、いわば傍系の変
動要因を検出して、これに応じて本来目的とする印刷濃
度を制御する方法であり、検出要素と制御要素が異なる
ので、実質的に機器の設計や動作制御が複雑であり、満
足な結果を得ることが難しいという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)印刷色変動を測定するための基準
となるデータを発生する基準データ発生部と、プリンタ
エンジンと、前記基準データ発生部からのデータに基い
て前記プリンタエンジンで印刷された基準データの印刷
結果を測定するカラーセンサと様々な温度や湿度の周囲
環境条件において印刷された基準データの印刷結果の測
定値が、標準の周囲環境条件において印刷された基準デ
ータの印刷結果の測定値と等しくなるようにそれぞれに
調整された色補正係数を予めメモリーに記憶し、前記
ラーセンサの出力測定値に基いて該メモリーから対応す
る調整された色補正係数を得、その係数に応じた制御信
号を出力するフィードバック制御回路と、前記制御信号
により周囲環境の変動により受けた色変動を打消すよう
該色補正係数に応じた回路定数の設定が制御される色
補正回路とを備え、該色補正回路により補正された印刷
すべき入力データに基づき前記プリンタエンジンを駆動
することにより印刷を行うこと、更には、 (2)前記(1)において、前記色補正回路に対して行
われる基準データに基づく色補正係数に応じた回路定数
の設定の制御動作期間を用いて、印刷すべきデータを当
該プリンタ装置の動作を制御するホストコンピュータか
ら転送するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】基準データ発生部は、周囲環境変化などによる
印刷色変動を測定するための基準となるデータを発生す
る。このデータはあらかじめプリンタエンジンにより印
刷されるが、周囲環境の変動の影響などを受け、必ずし
も期待した色が印刷されるとは限らない。次に、印刷さ
れた基準データはカラーセンサにより読み取られる。フ
ィードバック制御回路は、読み取ったデータをもとに、
色補正回路定数を制御するために必要な制御信号を発生
する。色補正回路は、前記制御信号に基づき、基準デー
タの印刷色が受けた周囲環境の変動の影響を打ち消して
正しい色が印刷されるように色補正を行う。これらの作
用の結果、基準データを実際に印刷して印刷された色を
検出し、その変動を把握して印刷すべき色が正しくなる
よう制御する作用を行うので、この発明によるプリンタ
装置は周囲環境などの影響をうけにくく安定な動作をす
るようになる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明におけるプリンタ装置の基本
構成を説明するための図で、図中、1はプリンタ装置、
2は基準データ発生部、3はカラーセンサ、4はフィー
ドバック制御回路、5は色補正部(色補正回路)、6は
プリンタエンジン、7はカラーデータ入力端子である。
図示のプリンタ装置は、ホストコンピュータにより制御
される。
【0012】図2は、ホストコンピュータとプリンタ装
置との制御系を示すブロック図で、プリンタ装置1はホ
ストコンピュータ8により制御され、制御される環境内
でネットワーク9を介して動作する。この動作手順を以
下に説明する。
【0013】ホストコンピュータ8から印刷開始命令が
送られると、ホストコンピュータ8とプリンタ装置1と
の間で次の一連の動作を行って、印刷物を得る。まず、
基準データ発生部2から、周囲環境変化などによる印刷
色変動を測定するための基準となるデータが発生する。
このデータは、プリンタエンジン6に入力し、プリンタ
エンジン6によりあらかじめ印刷され、印刷物は印刷色
の基準となる基準データとなる。基準データは、たとえ
ば印刷用紙の隅など、目立たぬ位置に印刷される。印刷
された基準データは、カラーセンサ3により読み取られ
る。さらに、フィードバック制御回路4は、カラーセン
サ3により読み取ったデータをもとに、色補正部5を制
御するために必要な制御信号を発生する。色補正部5で
は、前記制御信号をロードし、この制御信号にもとづい
て、印刷色が周囲環境の変動などをうけて変動すること
がないように色補正回路の定数を決定する。さらに、定
数が決定した色補正部5によりホストコンピュータ8か
ら入力端子7を介して転送されてきた印刷すべきデータ
を色補正する。印刷すべきデータはホストコンピュータ
8から転送されるが、基準データを印刷してから色補正
回路5における回路定数が決定されるまでの期間を利用
して転送を行うと良い。最後に、色補正されたデータが
プリンタエンジン6で印刷される。
【0014】つぎに、各要素の構成や動作の詳細を説明
する。まず、基準データ発生部2は、ROMやハードデ
ィスクを用い、あらかじめ印刷すべきデータを記憶、保
持するように構成する。基準データ発生部2から出力す
るデータは、たとえば赤、青、緑、黄色、紫、水色、黒
などの印刷色に対応したディジタルデータである。ま
た、このディジタルデータには、それぞれの色毎に階調
を持たせてもよい。このデータは、ホストコンピュータ
8から与えられた印刷開始命令によって、印刷用紙にあ
らかじめ印刷される。
【0015】図3(a),(b)は、本発明に係る印刷
用紙に印刷する基準色の配置例を示した図で、(a)図
は印刷用紙10の短辺10bにそって基準データの印刷
11を配置したもで、(b)図は印刷用紙10の長手
方向10aに基準データの印刷11を配置したものであ
り、いずれの場合も印刷用紙の隅に印刷される。いずれ
の配置で印刷されるかはここでは問題ではなく、後述す
るカラーセンサーや印刷用紙を切断するカッターなどの
構成にかかわる。色の配置順も限定する必要はない。ま
た、基準データとして与える色自体も、ここで例示した
7色に限るものでもない。上述の如く、例えば、階調を
与えるなどしてもよい。
【0016】図4(a),(b),(c)は本発明に係る
印刷用紙に印刷する基準色に階調を与えた例を示した図
で、(a)図は、印刷用紙10の短辺10b端部にそっ
て基準データの印刷11を配置したもので、基準データ
は、各々(c)図に示すように短形の長辺方向に色は濃
い部分から徐々に淡くなるように階調を与えて印刷した
もので、(b)図は基準データの印刷11を印刷用紙1
0の長辺10a端部にそって(c)図の階調をもった基
準データの印刷11を配置したものである。
【0017】次に、このようなあらかじめ印刷した基準
データをカラーセンサ3を用いて読み取る。これによ
り、基準データがどのような濃度値で印刷されたかがわ
かる。このことは、印刷を開始する時点で、プリンタが
周囲環境などの影響をどのようにうけているかを知るこ
とができることを意味する。
【0018】図5は、カラーセンサによる基準データの
読み取りを説明するための図で、図中、12は光源、1
3はセンサ部、14はA/D(アナログ/ディジタル)
変換器で、図1と同じ作用する部分には図と同一の参照
番号を付している。
【0019】カラーセンサ3は、光源12と、R
(赤)、G(緑)、B(青)の3個のフィルタ13aと
3個のセンサ13bからなるセンサ部13とA/D変換
部14とからなり、市販の色彩測定装置を用い、プリン
タエンジン6の用紙排出部付近に固定される。もちろ
ん、CCD(光電変換素子)などのセンサや光源、フィ
ルタ、電子回路などディスクリート部品を組み合わせて
同様の機能のものを作成してもかまわない。
【0020】図5では、光源12から照射された光があ
らかじめ印刷された基準データ11面で反射され、フィ
ルタ13aを通ってセンサ13bで受光される。このと
き、フィルタ13aとセンサ13bで決まる分光感度
を、適当なr,g,b(但し、r,g,bはベクトル)や等
色関数x,y,z(但し、x,y,zはベクトル)に相当す
るように決めておけば、センサ13bからaRGB表色
系やCIE(国際照明委員会)XYZ表色系に比例した
出力が得られる。これをA/D変換器14によりA/D
変換して、カラーセンサ3の出力とする。カラーセンサ
3は、図5に示す構成を複数組用いることで構成するこ
ともできる。この場合、複数の基準データの測定を同時
に行うことができ、時間を短縮する効果がある。また、
カラーセンサ3を複数組用いるかわりに、ライン状に配
置されたフィルタとセンサを用いることも可能である。
いずれの構成を用いるとしても、3色分解系を有し、C
IEで定めるXYZ表色系や、3色分解フィルタの特性
に応じたRGB値が出力されるよう構成されていればよ
い。先に述べた基準データ印刷時の色の配置は、図5に
示すセンサを用いる場合は印刷用紙10の長手方向10
aに沿って印刷され、また、ラインセンサ等を用いる場
合には印刷用紙10の短辺方向10bに沿って配置され
る。これにより、印刷用紙駆動装置(通常、プリンタエ
ンジンに含まれる)を用いて印刷用紙10をカラーセン
サ3付近で前後に駆動することにより、カラーセンサ3
で印刷した基準色データを読み取ることができるように
なる。
【0021】フィードバック制御回路4は、読み取った
データをもとに、環境の影響を打ち消して正しい色を印
刷することができるよう色補正回路5を制御するために
必要な信号を発生する。このような信号を発生するため
に、フィードバック制御回路4は通常のCPU(中央演
算処理回路)を用いて構成する。
【0022】図6は、フィードバック制御回路の構成の
一例を示す図で、フィードバック制御回路4をCPU1
5、メモリ16、入出力ポート17、記憶装置18、バ
ス19など、通常のコンピュータとして構成する例を示
す。ハード的には、従来のプリンタでも搭載されていた
システム制御用コントローラなどをそのまま応用するこ
とができる。もちろん、図1の基準データ発生部2と共
用することもできる。つぎに、このようなハード構成を
用いた場合の、フィードバック制御回路4のプログラム
(ソフト)を説明する。
【0023】フィードバック制御回路4のプログラム
は、基本的に入力をセンサから出力されるデータ、出力
をフィードバック制御回路4から得られるデータとした
データ変換プログラムとして構成される。例えば、
【0024】
【数2】
【0025】これらは製品開発時に内容設定を行って、
ROMやハードディスクにあらかじめ記憶させておく。
内容設定の手順を、センサ出力が(xyz)である場合
を例にして次に説明する。
【0026】まず、さまざまな環境条件で基準データを
印刷し、色を測定して測定値x′y′Y′を得る。次に
標準の環境条件で基準データを印刷して測定する。これ
らの測定結果は、さまざまに異なっていることが予想さ
れる。次に、それぞれの環境条件における印刷結果の測
定値が、標準の環境条件と等しくなるように数式1のa
11〜a33を調整する。
【0027】
【0028】このようなそれぞれの環境条件における印
刷結果の測定値x′y′Y′をアドレスとし、各アドレ
スにおのおのに応じて得られたa11〜a33をデータとし
て記憶するように構成する。以上により、環境が変化し
ても常に正しい色が印刷できるプリンタが構成できる。
なお、本発明を搭載した装置では、フィードバック制御
回路をoffすることにより通常のプリンタ装置と同様
に使うことができる。何らかの不都合が予想される場合
には、このようなスイッチを設けることが望ましい。
【0029】以上述べたプリント装置の動作をフローチ
ャートに基いて説明する。図7は、本発明におけるプリ
ント装置の動作を示すフローチャートである。step1 :スタート信号がONされるとホストコンピュー
タ8から印刷開始の命令が送られる。step2 :基準データ発生部2から周囲環境変化などによ
る印刷色変動を測定するための基準となるデータが発生
する。step3 :データ入力によりプリンタエンジン6は印刷色
基準となる基準データを印刷用紙に印刷する。
【0030】step4:基準データをカラーセンサ3で読
み取る。step5 :カラーセンサ3の読み取りデータをもとにフィ
ードバック制御回路4では、色補正回路5の制御信号を
作成する。step6 :印刷すべきデータをホストコンピュータから転
送される。step7 :色補正部5にstep5の制御信号をロードする。step8 :基準データに基いて、回路定数が決定された色
補正部5により、入力端子7を介してホストコンピュー
タ8から転送されてきた印刷すべきデータを色補正す
る。step9 :基準データに基いて補正された色により印刷さ
れて一連の動作が終了する。
【0031】ところで、本発明においては、プリンタ装
置によりあらかじめ印刷した基準データ11は、印刷用
紙10の隅に印刷された不要のパターンであり、ユーザ
の目の触れ、不快感を与えるので、基準データ11の印
刷部を印刷用紙10から切断するカッタをプリンタエン
ジン6等に配設し、最終的に印刷用紙を出力する前に切
り落し、ユーザに不快感を与えることを予防する。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、 (1)基準データ発生部や、カラーセンサ、フィードバ
ック制御回路、色補正部などを用いて、あらかじめ色の
分かった基準データによって、周囲環境などの影響によ
って生ずるプリンタの特性変動を、本来印刷すべきデー
タを印刷する直前に把握し、印刷すべきデータが正しい
色になるよう色補正回路の定数を変更するように動作す
る。すなわち、実際に印刷した色を検出してその変動を
把握し、印刷色が周囲環境の変動などを受けて変動する
ことがないように色補正を行うことができ、印刷すべき
色が正しくなるよう制御するので、周囲環境などの影響
をうけにくく安定な動作をする機器を簡単に設計し、提
供することができる。この結果、製品の初期設計、出荷
時調整の段階における信頼性が向上し、製品の性能向上
がはかれる。また、調整時間も短縮できるので、コスト
ダウンに効果がある。さらに、経年変化を補正するため
のメンテナンスも短時間のうちに終了することが可能に
なるので、メンテナンス段階での経費が大幅に削減でき
る。すなわち、極めて軽微なコストで、製品を常に高い
性能に保つことが可能となり、製品のコストダウンと性
能向上に総合的に貢献する。 (2)プリンタ装置の動作として、ホストコンピュータ
からの印刷すべきデータの転送を、基準データに基づく
印刷をしてから色補正回路5における回路定数が決定さ
れるまでの期間を利用して行うことによりプリント処理
を高速化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるプリンタ装置の基本構成を説明
するための図である。
【図2】本発明に係るホストコンピュータとプリンタ装
置との制御系を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る印刷用紙に印刷する基準色の配置
例を示した図である。
【図4】本発明に係る印刷用紙に印刷する基準色に階調
を与えた例を示した図である。
【図5】本発明におけるカラーセンサによる基準データ
の読み取りを説明するための図である。
【図6】本発明におけるフィードバック制御回路の構成
の一例を示す図である。
【図7】本発明におけるプリント装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】従来の色補正回路を有するプリンタの原理構成
図を示す図である。
【図9】昇華型プリンタにおける印刷濃度Dとヘッドに
印加する印加エネルギー(mJ:ミリジュール)の関係
を示す図である。
【符号の説明】
1…プリンタ装置、2…基準データ発生部、3…カラー
センサ、4…フィードバック制御回路、5…色補正部、
6…プリンタエンジン、7…カラーデータ入力端子、8
…ホストコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高倉 正樹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−199271(JP,A) 特開 平1−238958(JP,A) 特開 昭63−283974(JP,A) 特開 平5−30345(JP,A) 特開 平5−252392(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/525 B41J 5/30 H04N 1/23 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷色変動を測定するための基準となる
    データを発生する基準データ発生部と、プリンタエンジ
    ンと、前記基準データ発生部からのデータに基いて前記
    プリンタエンジンで印刷された基準データの印刷結果
    測定するカラーセンサと様々な温度や湿度の周囲環境条
    件において印刷された基準データの印刷結果の測定値
    が、標準の周囲環境条件において印刷された基準データ
    の印刷結果の測定値と等しくなるようにそれぞれに調整
    された色補正係数を予めメモリーに記憶し、前記カラー
    センサの出力測定値に基いて該メモリーから対応する調
    整された色補正係数を得、その係数に応じた制御信号を
    出力するフィードバック制御回路と、前記制御信号によ
    り周囲環境の変動により受けた色変動を打消すように
    色補正係数に応じた回路定数の設定が制御される色補正
    回路とを備え、該色補正回路により補正された印刷すべ
    き入力データに基づき前記プリンタエンジンを駆動する
    ことにより印刷を行うことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記色補正回路に対して行われる基準デ
    ータに基づく色補正係数に応じた回路定数の設定の制御
    動作期間を用いて、印刷すべきデータを当該プリンタ装
    置の動作を制御するホストコンピュータから転送するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ装
    置。
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