JP2791289B2 - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JP2791289B2
JP2791289B2 JP7035229A JP3522995A JP2791289B2 JP 2791289 B2 JP2791289 B2 JP 2791289B2 JP 7035229 A JP7035229 A JP 7035229A JP 3522995 A JP3522995 A JP 3522995A JP 2791289 B2 JP2791289 B2 JP 2791289B2
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俊彦 大坪
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階調補正データを生成
する画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、標準の階調補正データは工場出
荷時に設定されたものに固定されていた。
【0003】階調補正の変更は、ユーザや操作部により
濃度補正キーを用いて、ユーザがマニュアルで行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
マニュアルで濃度補正を行っていたため、適正な濃度補
正を設定するには高い知識と技術が必要であるという問
題点があった。
【0005】更に、適正な濃度補正を設定するまでに何
度も試しプリントをする必要があり、時間も掛かるとい
う問題点があった。
【0006】本願発明は、上述の点に鑑みてなされたも
のであり、ユーザがガイダンス表示に基づき、操作する
ことにより、任意に簡単に適正な階調補正データを生成
できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本願発明は上
述の点に鑑みてなされたものであり、表示に基づく階調
補正モードのマニュアル指示を入力し、前記マニュアル
指示に基づき所定パターンを形成させ、前記所定パター
ンが形成された被記録媒体を原稿台に乗せるべき旨ガイ
ダンスし、前記所定のパターンを読み込ませ、前記読み
込みにより得られた画像データに基づき階調補正データ
を生成することを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、実施例をもとに本発明の詳細な説明を
行う。
【0009】図1は本発明の実施例のインクジェット記
録装置の構成を示すブロック図である。図1において、
101は原稿を読み取るカラーイメージセンサであり、
102の増幅器により所定値に増幅された後、103の
A/D変換器によりデジタル画像信号に変換される。
【0010】デジタル画像信号は、104であるシェー
ディング補正によりセンサ感度及び白レベルが補正され
る。
【0011】105、106、107それぞれは、カラ
ーイメージセンサ101のフィルタに応じた出力を所定
区間加算する信号加算器であり、108はデジタルカラ
ー画像信号を原稿と同等な色と濃度に変換する画像処理
部である。
【0012】109は画像処理部108の一部で濃度変
換に関する特性を調整するγ補正部であり、112は多
値信号をヘッドで印字が可能なように2値に変える2値
化回路であり、該回路により2値化された信号はヘッド
ドライバー113により、ヘッド114〜117に与え
られ印字されるに適した信号に変換される。
【0013】又、ヘッド114、115、116、11
7はそれぞれ温度制御部118により定温に制御され
る。
【0014】110はこれらの信号加算器105、10
6、107、γ補正部、パターン発生部119、ヘッド
ドライバー113、温度制御部118を制御する演算制
御部であり、119は所定の印字パターンを発生させる
ためのパターン発生部である。
【0015】111は後述する様な装置の状態を表示す
る表示部111′及び操作を行うための操作部である。
【0016】紙交換検知部119は基準となるパターン
を発生するパターン発生部、120は2値化回路112
とパターン発生部119との出力を切換え選択してヘッ
ドドライバー113に与えるためのスイッチ回路であ
る。
【0017】次に以上の様に構成された実施例の動作に
ついて説明する。
【0018】本実施例では紙のにじみ率を測定するため
に、記録紙以外の印字条件を一定する必要がある。従っ
て例えば印字ヘッドの温度が所定の値に設定される様に
演算制御部110から、温度制御部118に設定温度が
指示され、該温度制御部118により、印字ヘッド11
4、115、116、117は所定の温度に制御され
る。該印字ヘッド114〜117に印加される電圧とパ
ルス幅とが所定の値に設定された後に、図2に示す様な
パターンを印字するための信号の発生をパターン発生部
119に指示をするとともに、切り換えスイッチ回路1
20をパターン発生部119側に選択させる。この状態
で1色ごとに最低3行印字を行う。本実施例においてこ
の様に3行以上印字を行うのは以後に述べる様にこの印
字結果をイメージセンサ101で読み取るため、例えば
1行のみの印字を行うと印字巾とイメージセンサ読み取
り巾が1:1に対応するわけであるが、この印字結果を
イメージセンサに読み取らせる時に、該印字結果をイメ
ージセンサの移動方向に平行にずれなく置くことは事実
上不可能であるためである。
【0019】次に印字結果をイメージセンサ101に読
み取らせる。まず使用者は印字結果を印字ヘッドの移動
方向とイメージセンサ101の移動方向とほぼ平行にな
る様にセットし、イメージセンサ101に読み取らせ
る。そこでまず、一行分を読み取り読み取られた印字結
果のRed,Green,Blueの色の比率により、
どのヘッドの印字であるか判別した後に、次の一行読み
取りで得られた読取データを全て加算平均し、あらかじ
め決められている基準値、即ちパターン発生部119で
発生する基準値に対して濃度の違いを判断する。この動
作を4本のヘッドについて行った後に画像処理部108
のγ補正部109の補正カーブに修正を行う。
【0020】ここで、基準値はそれぞれのインクの種類
により異なってもよいが、本実施例では図2からわかる
様に印字される面積の比率を25%にしてある。これ
は、インクとインクが混じるのを防ぐためである。本実
施例では印字結果を濃度で判別し、この判別された印字
結果に応じ印字比率を演算制御部で制御している。
【0021】記録紙のにじみ率が大きくなると印字した
ドット径が大きくなるために濃度が高くなる。逆に、に
じみ率が小さくなると印字したドット径が小さくなるた
めに濃度が低くなる。
【0022】かかるにじみ率にかかわらず印字された結
果の濃度を一定とするためのγ補正部109の補正特性
を表す例を図3に示す。1点破線を通常の補正特性とし
たとき、実線の様に補正特性を修正すると出力データが
淡めになり、ドット径が基準より大きい場合はこの様に
補正を行う。逆に点線の様に補正特性を修正すると出力
データが濃いめになり、ドット径が基準より小さい場合
はこの様に補正を行う。
【0023】次に上述の様な基準パターンの印字を行
い、この結果を読み取る時期について説明する。かかる
時期としては記録紙の交換時期が挙げられる。
【0024】図4に紙交換を自動的に検知する検知部の
構造を示す。
【0025】301は印字されるロール紙であり、30
2はロール紙301を押さえる軸であり、自由に回転す
る。103は図1に示した演算制御部であり、ロール紙
の残量及び交換を検知する。304はロール紙の残量を
検知するロール紙残量検知棒であり、軸302から延び
る部材309により矢印方向に付勢されている。308
は309の回転軸である。305は304のロール紙残
量検知棒の位置を検出するフォトセンサアレーであり、
306はセンサ信号を処理するセンサ処理部である。
【0026】以上の様に構成される検知部ではロール紙
301を使用し、紙の量の変化をフォトセンサアレーの
出力から検知し、更に紙の残量を把握しておくことによ
り、紙がジャムした等のロール紙をはずした場合に於い
てもロール紙301を交換したものでないことを判別す
ることが出来、ロール紙をはずしただけで紙を交換した
ものと誤検知するのを防ぐとともに、紙交換を自動的に
正確に把握することが出来る。
【0027】次に以上の検知部の動作を示すフローチャ
ートを図5に示し、その時に関する操作部の表示を図6
に示す。
【0028】図5においては、まずロール紙がはずされ
たか否かを検出し(S1)、この検出の結果ロール紙が
はずされていた場合にはロール紙の量が変わったか否か
を判別し(S3)、ロール紙の量が変化した場合にはロ
ール紙が交換されたものとして図6i)に示す表示を図
1の操作部111の表示部に行う。
【0029】次いで所定時間後、印字補正を行うか否か
の表示を図6ii)として行う(S7)。かかる表示に
応じ、使用者はA、Bいずれかの部分を手で触れること
に依り、印字補正を行うか否かの指示を操作部111を
介して演算制御103に入力する。この結果、印字補正
を行う旨の指示がなされた場合には後述する印字補正動
作を行う(S9)。
【0030】また、前述のS1、S3、S7においてN
Oとして示された位置にフローが分岐した場合及び印字
補正動作が終了した場合には図6v)に示す表示が操作
部111に行われる。
【0031】次に、図5に示すステップS9における動
作について図7を用いて説明する。
【0032】図7においては、まずf4−3に於いて所
定パターンを作成する前にヘッド温度制御及びヘッド電
圧、パルス巾等を規定値に設定し、この後パターン発生
部119から図2に示した所定のパターンを印字する
(f4−4)。
【0033】この間f4−3〜f4−4の時間中、操作
部111の表示部は図8i)及びii)に示す表示を行
い、現在補正のための印字動作を行っていることを表示
している。次に、f4−5で操作部111に図8ii
i)に示す表示を行い印字結果を読み取り部に乗せて下
さいと表示し、補正スタートの合図を待つ。そしてスタ
ートボタンとともに、操作部111の表示部は、図8i
v)に示す画像濃度補正中であることを示す表示を出
し、イメージセンサでそれぞれのデータをサンプリング
した後、γ補正部に修正をかける。
【0034】この補正全てが終了後、図5のS11に示
すステップにフローは移り、図6に示す表示を行いコピ
ーができますと操作部の表示部に示す。
【0035】他の実施例として、実施例1に於けるパタ
ーン発生部119に代りに基準の一定色のヘッドに対応
するチャートを使用することにより、同様な補正を行う
ことが可能となる。
【0036】まず、基準チャートを読み取る前に補正モ
ードをセットし、ヘッド温度及びヘッドドライバ電源電
圧とパルス巾を設定、制御する。
【0037】設定が終了した後、読み取り部に基準チャ
ート置き、基準の画像処理により基準チャートを複写す
る。
【0038】そして、図9に示す様に図10に示す様に
チャートと複写した結果を読み取り部にセットし、イメ
ージセンサにより基準チャートと複写物を読み取り、差
の量を演算制御部により演算し、γ補正部に修正をかけ
る。
【0039】以上の実施例に依ればパターン発生部11
9を必要とせず、良好に印字濃度の補正を行うことが出
来る。
【0040】以上説明したように、本実施例に依れば印
字したものの濃度を読み取る手段を持つことによりにじ
み率を判断し、γ補正特性を変えることにより、紙のロ
ットの違いによる印字結果の濃度差を補正することがで
き、紙の違いによる濃度差を防ぐことができる効果があ
る。
【0041】またかかる印字濃度の補正としては記録紙
の交換時にこの補正の必要があるか否かを表示し、使用
者に選択出来る様にさせ、使用者が必要とするときのみ
行う様にしたので、更に使い勝手が向上する。
【0042】また、上述の実施例では印字濃度の補正を
使用者に選択させる様にしたが本発明はこれに限らず、
記録紙の交換が検出された際には自動的に印字濃度の補
正を行う様にしてもよい。
【0043】また、上述の実施例においては記録方式と
してインクジェット方式を用いたが、本発明はこれに限
らず、サーマル転写方式あるいは静電複写方式等の種々
の記録方式に適用可能である。
【0044】また、本実施例では印字濃度の調整を行う
ためγ補正部109の特性をかえて行ったが本発明はこ
れに限らず他の特性、例えばヘッドの温度をかえたりし
てもよく、又、読み取り系の特性をかえることに依って
行ってもよい。
【0045】また、本実施例では、被記録材として紙を
示したが、これに限らず他の素材、例えばバックプリン
トフィルムと呼ばれる合成樹脂で出来たフィルムでもよ
い。
【0046】また、本実施例では被記録材としての紙の
交換を検出する手段を図4に示したが、これに限らず他
の構成を採ってもよいのは勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、ユ
ーザがガイダンス表示に基づき、操作することにより、
任意に簡単に適正な階調補正データを生成することがで
きる。
【0048】即ち、補正モードをマニュアルで設定でき
るので、ユーザが階調補正モードを行うか否かを任意に
設定することができる。
【0049】また、階調補正モードにおいて行う通常プ
リント操作とは異なる操作である所定パターンが形成さ
れた被記録媒体を原稿台に乗せるという操作をガイダン
ス表示するので、ユーザはとまどうことなく簡単に階調
補正モードにかかる操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の記録装置の構成を示すブロ
ック図。
【図2】記録された基準パターンの1例を示す平面図。
【図3】γ補正部109の補正特性を示す図。
【図4】記録紙の交換を検知する検知部の構成を示す
図。
【図5】演算制御部103の制御を示すフローチャー
ト。
【図6】操作部111の表示部に行われる表示の状態を
示す図。
【図7】図5のS9における詳細を示す図。
【図8】図7に示すフローを実行している際に行われる
表示の状態を示す図。
【図9】本発明の他の実施例を説明する図。
【図10】本発明の他の実施例を説明する図。
【符号の説明】
101 イメージセンサ 110 演算制御部 111 操作部 130 紙交換検知部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示に基づく階調補正モードのマニュア
    ル指示を入力し、 前記マニュアル指示に基づき所定パターンを形成させ、 前記所定パターンが形成された被記録媒体を原稿台に乗
    せるべき旨ガイダンスし、 前記所定のパターンを読み込ませ、 前記読み込みにより得られた画像データに基づき階調補
    正データを生成することを特徴とする画像処理方法。
JP7035229A 1995-02-23 1995-02-23 画像処理方法 Expired - Lifetime JP2791289B2 (ja)

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JPH0825654A JPH0825654A (ja) 1996-01-30
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