JP2512868B2 - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JP2512868B2
JP2512868B2 JP15347794A JP15347794A JP2512868B2 JP 2512868 B2 JP2512868 B2 JP 2512868B2 JP 15347794 A JP15347794 A JP 15347794A JP 15347794 A JP15347794 A JP 15347794A JP 2512868 B2 JP2512868 B2 JP 2512868B2
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直也 藤田
敏彦 後藤
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、画像や文字等を記録す
る熱転写記録装置に係り、特に、多色多階調記録に好敵
な熱転写記録装置に関する。 【0002】 【従来の技術】通信機器や電子計算機の端末出力機器に
おいて、信号に従って画像や文字を記録する方法が種々
提案されている。例えば、特開昭57−169370号
公報に示されるように、熱昇華性インク層を有するイン
ク紙を用い、サーマルヘッドなどによりインク層を入力
信号に応じて選択的にかつ通電時間を制御しつつ加熱し
て記録紙表面にインクを濃度階調法により転写する熱転
写記録方式が知られている。 【0003】この方法は比較的小形で安価な装置で、か
つ比較的安定な多階調のカラー画像が得られることか
ら、数社よりこの方式を採用した熱転写記録装置が発表
されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれも適用
されるインク紙と記録紙を決めておき、その通電時間対
記録濃度特性に合わせて入力信号対通電時間特性(γ補
正特性)を定めている。従って、他の通常時間対記録濃
度特性の異なるインク紙を用いると、濃度特性が変わ
り、1種類のγ補正特性では適正な補正は行なわれず、
良好なカラー画像が得られない点については配慮されて
いなかった。 【0005】また、このような熱転写記録装置の使用が
頻繁でない場合には、熱転写記録装置にセットされてい
るインク紙の種類を忘れてしまったり、インク紙の有効
期限が切れてしまったりすることがある。このような場
合に、使用するインク紙を確認する必要があるが、これ
には、一旦インクカセットを熱転写記録装置から取り出
して確認する等の不便さがあり、この点に関しては配慮
されていなかった。 【0006】本発明の目的は、インク紙を変えても良好
なカラー画像を得るとともに、使用中のインク紙の種類
や製造時期などを容易に確認することができるようにし
た熱転写記録装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、3色の各色毎に多階調の濃度情報とヘッ
ドヘの通電時間を規定するγ補正情報をインク紙の種類
毎に記録するメモリ手段と、収納されたインク紙のγ補
正特性とインク紙の種別及び製造時期情報とを識別する
ためのマークが付されたカセットからこのマークを検出
する検出手段と、この検出手段で検出したマークに対応
したγ補正情報をメモリから選択して読み出す読出し手
段と、この読出し手段にて読み出したγ補正情報に基づ
き入力信号に応じてヘッドへの通電時間を制御する手段
と、検出手段で検出したマークが表わすインク紙の種別
及び製造時期情報を表示する表示手段とを備える。 【0008】 【作用】カセットがセットされると、このカセットに付
されているマークが検出手段によって検出される。そし
て、一方では、このマークに対応したγ補正情報がメモ
リ手段から読み出され、このγ補正情報に応じてヘッド
の入力信号に対する通電時間が制御されて、セットされ
たカセットに収納されているインク紙の種類に拘らず、
良好な多階調のカラー画像が得られるし、また、他方で
は、検出手段で検出された上記マークが表わすインク紙
の種別やインク紙の製造時期が表示手段で表示され、そ
の表示内容からインク紙の種別やインク紙の製造時期を
容易に知ることができる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図1は本発明による熱転写記録装置の一実施例の機
構部の概要を示すものである。 【0010】同図において、表面がゴム等の弾性体で被
われたドラム1は記録装置のシャシ2,2’に支持され
ている。記録紙3は投入口4より装置内部へ投入され
る。装置内部には、案内板(図示せず)があり、記録紙
3の端部はドラム1に設けたチャック等が設けられた記
録紙支持機構部へ案内されて保持される。インク紙5
は、機構部の外部から図示位置に装着されるカセット6
に供給リール、巻取りリール等を介して収納されてお
り、記録に際しては、サーマルヘッド7によりその破線
位置から実線位置への移動にともない記録に必要な部分
のみがドラム1にむかって外部に引き出され、ドラム1
上に記録紙3と共に圧接される。記録はドラム1の回転
にともないサーマルヘッド7への通電によって行なわ
れ、使用後のインク紙5は巻取りリール8に巻取られ
る。記録終了後の記録紙3’は、保持されている端部と
は逆の端部より装置外部へ排出される。排出中に保持が
解除され、排出動作は終了する。 【0011】カセット6の一部には、内部に収納された
インク紙5の通電時間対記録濃度特性または適正な入力
信号対通電時間特性(γ補正特性)を情報として検出
し、サーマルヘッド7への通電時間を定めるためのマー
ク9が付されている。 【0012】シャシ2の、カセット6が装着される際、
マーク9と対向する位置には、該マーク9の検出器16
が設けられている。従って、記録に先立ち、カセットの
装着時に、マーク9に記された情報を検出することがで
きる。 【0013】通常、インク紙5は、カラーハードコピー
の3原色であるシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー
(Y)のインク面を一組として、1つのカセットの中に複
数画面分、即ち、複数組用意されている。 【0014】サーマルヘッド7への通電時間と、これら
3原色インクの濃度との関係を一例として図2に示す。 【0015】即ち、ある入力信号レベルに対して同じ濃
度、例えば1.0を得るためには、C,M,Yの各イン
クに対する通電時間は、各々14msec,18mse
c,20msecと別々にする必要がある。従って、最
大濃度までを例えば32階長とし、各階調で等しい濃度
を得るためには、ヘッドへの通電時間をC,M,Y毎に
32通りに設定する必要がある。 【0016】図2の通電時間対濃度特性はインク紙5の
種別により定まっており、インク紙5の種別が変われば
変化する。 【0017】そこで、図1に示すように、インク紙5は
カセット6に収納されているので、収納されてインク紙
5の通電時間対濃度の特性またはγ補正特性の情報をカ
セット6に設けたマーク9にデジタル情報として与えて
おき、印画に先立ってこの情報を検出手段により読み取
り、それに従って所与の入力信号に対するヘッドの通電
時間を制御することにより、収納されたインク紙5の種
別に応じて最適なカラー画像を得ることができる。 【0018】次に、本発明による熱転写装置の一実施例
の信号系の主要ブロック図を図3に示す。 【0019】32階調、即ち、各々5ビットにA/D変
換されたR,G,Bの入力信号10はメモリ11に、ま
ず、メモリされる。印画に際しては、R,G,Bの各信
号が順次メモリ11より読み出され、色変換回路12で
各々補色信号であるC,MまたはYの階調信号に変換さ
れ、γ補正回路13により、当該インクの階調信号に対
応したヘッドへの通電時間が後述するように選択され
る。 【0020】次段のパルス幅変調回路14では、印画ド
ット毎に選択された通電時間データに応じた通電パルス
データに変換し、通常サーマルヘッドに実装されており
シフトレジスタ、ラッチ等を含むヘッドドライバ15を
介してサーマルヘッド7が通電される。上記した印画に
先立ち、カセット6上の収納されたインク紙の種別を示
すマーク9は検出器16により検出され、次段のマイク
ロプロセッサからなる解読回路17で濃度とヘッド通電
時間の情報として解読され、前記γ補正回路13に入力
される。 【0021】カセット6上のマーク9と検出器16は光
学的なマーク、例えばバーコード,反射シール等と、そ
の読取り装置で構成されているが、他の手段、例えばマ
ーク9として磁気シートに情報を磁気記録したものを用
い、検出器16として磁気的検出器を用いる方法でもよ
い。また、γ補正回路13の内部に、図2に示したよう
な通電時間と濃度との関係、即ち、γ補正特性を数種類
予めメモリしてある場合には、マーク9は、全ての情報
を持つ必要はなく、メモリされた数種類のどれかが判別
できればよい。従って、前記した光学的なマークとその
読取装置以外にももっと情報伝達量の少ない手段、例え
ば所定の大きさ,ピッチをもつ凹凸とし、検出器16に
メカニカルスイッチを用い、解読回路17はインク紙5
に相当するγ補正の種類をγ補正回路13にメモリされ
た中から選択するように構成することもできる。 【0022】さらに、本実施例においては、三原色のイ
ンク紙5を用い、そのγ補正特性をマークしたが、例え
ば黒一色のインク紙の場合にその判別情報をγ補正情報
と共にマークしておき、これを読み取ることにより、黒
一色印画とカラー印画を自動的に判別せしめることも可
能である。 【0023】また、従来より知られているワックスイン
クの場合に必要ないが、インク紙5が昇華性のインクを
用いて構成されており、インクの自然昇華等のために製
造後の発色保証期限が限定される場合には、インク紙5
の製造時期をγ補正特性、またはインク種別と同時にマ
ークしておき、記録時にこれを確認もしくは表示せしめ
ることも可能である。この場合には、図3に破線で示し
たごとく、解読回路17で判定されたインク種別信号,
黒一色信号,製造時期信号などは熱転写装置に設けられ
た表示装置18に入力され、その旨表示される。 【0024】なお、表示装置18のかわりに本熱転写記
録装置のシステムコントローラ回路を接続し、装置の動
作そのものを黒一色記録等の制御をせしめることが可能
であることは明らかである。 【0025】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インク紙の種別を変えてもγ補正は対応するので、イン
ク紙に応じて常に最適な通電時間制御がなされて高品質
の多階調カラー画像を得ることができるし、使用中のイ
ンク紙の種類やインク紙の製造時期を容易に確認するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による熱転写記録装置の一実施例の機構
部の概略図である。 【図2】サーマルヘッドへの通電時間とインク紙、記録
紙の濃度の関係を示す特性図である。 【図3】本発明による熱転写記録装置の一実施例の信号
系の主要部を示すブロック図である。 【符号の説明】 3 記録紙 5 インク紙 6 カセット 7 サーマルヘッド 9 マーク 16 検出器 17 解読回路 18 表示装置

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.記録紙にインク紙を重ねたものにヘッドにより熱を
    加えて前記記録紙に記録を行なう熱転写記録装置におい
    て、 3色の各色毎に多階調の濃度情報と前記ヘッドヘの通電
    時間を規定するγ補正情報を前記インク紙の種類毎に記
    録するメモリ手段と、 収納されたインク紙のγ補正特性と前記インク紙の種別
    及び製造時期の情報とを識別するためのマークが付され
    たカセットから前記マークを検出する検出手段と、 前記検出手段で検出したマークに対応したγ補正情報を
    前記メモリから選択して読み出す読出し手段と、 前記読出し手段にて読み出したγ補正情報に基づき入力
    信号に応じて前記ヘッドへの通電時間を制御する手段
    と、 前記検出手段で検出した前記マークが表わすインク紙の
    種別及び製造時期の情報を表示する表示手段とを備えた
    ことを特徴とする熱転写記録装置。
JP15347794A 1994-07-05 1994-07-05 熱転写記録装置 Expired - Lifetime JP2512868B2 (ja)

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