JP2953691B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、洗浄槽内に所定量の水を供給した状態でそ
の水をポンプにより循環させながら洗い行程を行なう食
器洗浄機、特には食器の洗浄に伴い発生する残滓が再度
食器に付着することを防止するために、ポンプの吸込口
側にフィルタを設けて成る食器洗浄機に関する。
(従来の技術) 従来より、食器洗浄機の一例として、被洗浄食器を収
納するための洗浄槽を設けると共に、この洗浄槽内の水
を吸込んだ後に噴射アームを通じて前記食器に噴射する
ポンプ、並びに食器乾燥用のヒータを夫々設ける構成と
したものが知られている。斯様な食器洗浄器にあって
は、洗浄槽内に所定量の水及び洗剤を供給した状態でポ
ンプを駆動する洗剤洗い行程を実行した後に、洗浄槽内
に所定量の清水を供給した状態でポンプを駆動するすす
ぎ洗い行程を複数回反復して実行し、さらにこの後に槽
内から排水した状態でヒータに通電するという乾燥行程
を実行する構成となっており、上記各行程は、タイマ機
能を備えた制御回路により順次一連の行程として自動的
に実行される。
しかして、上記のような各洗い行程では、洗浄槽内の
水が循環される関係上、食器の洗浄に伴い発生する残滓
が再度食器に付着することを防止する必要がある。この
ため、従来より、ポンプの吸込口側にフィルタを設け、
以て上記残滓がポンプ内に吸込まれないように構成する
ことが行なわれている。
(発明が解決しようとする課題) 上記構成の食器洗浄機の使用時において、食器の洗浄
に伴い発生する残滓の量が異常に多い場合、或はフィル
タの定期的な清掃を怠った場合には、フィルタが目詰ま
りを起こしてポンプにより循環される水量が減少するこ
とになるため、食器の洗浄を十分に行ない得なくなり、
洗剤洗い行程,すすぎ洗い行程及び乾燥行程を含む一連
の洗浄運転そのものが無駄に行なわれることになる。従
って、このような状態に陥ったときには、上記のような
循環水量の減少原因であるフィルタの目詰まりを早期に
解消することが望ましい。しかしながら、前記従来構成
の食器洗浄機では、フィルタの目詰まりを報知する機能
が存在しないため、いたずらに無駄な洗浄運転を継続す
ることが往々にしてあり、この場合には消費電力の増大
を来たすばかりか、洗剤及び水の無駄使用等も来たすと
いう大きな問題点が惹起される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、洗浄槽内の水を循環させるためのポンプの吸込
口側に設けられたフィルタが目詰まり状態となったこと
を報知すると同時に上記ポンプの運転を自動的に停止す
ることができ、以て食器の洗浄運転が無駄に行なわれる
事態を未然に防止することが可能になると共に、フィル
タの目詰まりに迅速に対処できるようになる食器洗浄機
を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、洗浄槽内に所定量の水を供給した状態でそ
の水をポンプにより循環させながら洗い行程を行なうよ
うに構成され、且つ前記ポンプの吸込口側にフィルタを
設けて成る食器洗浄機において、前記洗浄槽内の水位を
検知する水位センサ、前記水位センサによる検知水位に
基づいて前記洗浄槽内への水の供給量を制御すると共
に、前記洗い行程中において前記水位センサによる検知
水位が前記フィルタの目詰まりに起因して予め設定され
た異常水位以上に上昇したときに検知信号を出力する運
転制御手段、前記検知信号の出力に応じて前記ポンプの
運転を停止させる停止制御手段、並びに前記検知信号が
出力されたときに異常報知を行なう報知手段を夫々設け
る構成としたものである。
(作用) 洗い行程時には、洗浄槽内の水がポンプにより循環さ
れることによって食器の洗浄が行なわれるものであり、
このときの洗浄槽内への水の供給量は、運転制御手段
が、水位センサによる検知水位に基づいて制御するよう
になる。上記のような洗浄運転に伴い発生する残滓はポ
ンプに吸込まれる水の流れに乗ってフィルタにより捕獲
されるようになる。従って、食器の洗浄に伴い発生する
残滓が再度食器に付着することがなくなる。しかして、
フィルタによる捕獲残滓量が限度量以上に増えて、その
フィルタが目詰まりを起こした場合には、ポンプに吸込
まれる水の量(ひいてはポンプから吐出される水の量)
が減少して洗浄槽内の水位が予め設定された異常水位以
上に上昇するようになる。すると、水位センサが異常水
位を検知するのに応じて、運転制御手段が検知信号を出
力するようになるため、停止制御手段が前記ポンプの運
転を停止させるようになる。この結果、フィルタの目詰
まりに起因した洗浄槽内水位の異常上昇現象が発生した
ときには、ポンプの運転が自動的に停止されることにな
ものであり、従って無駄な洗浄運転が不用意に継続され
る虞がなくなる。また、上記のように検知信号が出力さ
れたときには、報知手段が異常報知を行なうようになる
から、使用者は、斯様な報知に基づいてフィルタが目詰
まり状態に陥ったことを知ることができて、その目詰ま
りに迅速に対処できるようになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
まず、全体の縦断面構造を示す第3図において、1は
外箱であり、これの内部には洗浄槽2が設けられている
と共に、その洗浄槽2の前面開口部を開閉する扉3が設
けられている。この場合、上記洗浄槽2の底部は、洗剤
洗い及びすすぎ洗いのための水を貯留するための貯水部
2aとして構成されている。また、洗浄槽2内には、その
下部に例えば2個の噴射アーム4及び5が設けられてい
ると共に、噴射アーム4,5の上方部位に食器籠6及び7
が上下二段に設けられている。8は洗浄槽2の底部に配
設されたポンプで、そのポンプ羽根8aが、モータ9によ
りベルト伝達機構10を介して正逆回転される。上記ポン
プ8の外殻をなすポンプケース8bの下部には、吸込口た
る通水口8cが前記貯水部2aに連通するように形成されて
いる。そして、斯かるポンプ8にあっては、ポンプ羽根
8aが正回転されたときには、貯水部2a内の水を通水口8c
を介して吸込んでこれを噴射アーム4及び5から食器籠
6及び7に向けて噴射し、また、ポンプ羽根8aが逆回転
されたときには、貯水部2a内の水を図示しない排水管を
介して外部に排出するように構成されている。一方、貯
水部2aの底部には、前記ポンプケース8bの下部(ひいて
は通水口8c)を覆うカバー11が設けられており、このカ
バー11に形成された開口部分には、例えばメッシュ状金
属より成るフィルタ12が着脱可能に設けられている。こ
の結果、フィルタ12は、ポンプ8の通水口8c側に装着さ
れた状態となる。尚、12aはフィルタ12を着脱するとき
の手掛かりとなる摘み部である。また、13は洗浄槽2内
の下部に配置されたシーズヒータで、これは、洗い行程
を温水にて行なうべく貯水部2a内の水を加熱する機能
と、洗い行程終了後に行なわれる食器乾燥行程時に洗浄
槽2内の空気を加熱するための機能とを兼ねるように設
けられている。さらに、14は洗浄槽2の側壁に設けられ
た給水用電磁弁であり、この給水用電磁弁14が通電駆動
された状態では、図示しない給水源からの水が洗浄槽2
内(特には貯水部2a内)に供給される。
さて、15は前記貯水部2aの底部ににおける前記フィル
タ12の上面側と対応する位置に連通されたエアトラッ
プ、16はこのエアトラップ15内にチューブ15aを介して
連通された水位センサで、以下これの具体的構造につい
て第5図を参照しながら説明する。即ち、この水位セン
サ16は、ダイヤフラム17にて二室に区分されたダイヤフ
ラム容器18を有し、このダイヤフラム容器18の一方の室
を前記チューブ15aを介してエアトラップ15に連通させ
ている。このため、ダイヤフラム17の変位量は、エアト
ラップ15の圧力の大小、換言すれば洗浄槽2内の水位の
高低に応じた量となる。また、ダイヤフラム17には磁性
体製のコア19が連結されていると共に、このコア19の周
囲にはコイル20が配設されており、以てコイル20のイン
ダクタンスLがコア19の位置に応じて変化するようにな
っている。この場合、コア19は、ダイヤフラム17の変位
量が大きい場合ほどコイル20内に入り込む量が大きくな
るように構成されており、結果的に上記インダクタンス
Lは洗浄槽2内の水位が高くなるのに応じて増大する性
質を有し、新規なインダクタンスLに基づいて洗浄槽2
内の水位を前記フィルタ12の上面側で検知することがで
きる。
一方、前記第3図において、21は外箱1内の前面側下
部に配設された操作箱で、これの内部には報知手段とし
てのブザー22及び本発明でいう運転制御手段並びに停止
制御手段の機能を備えた制御回路23が収納されている。
また、操作箱21の前面には第4図に示すような操作パネ
ル21aが設けられている。即ち、第4図において、24は
例えば5種類の洗い運転コースのうちから所望のものを
選択するためのコース設定スイッチ、25は例えば3段階
に設定された乾燥行程継続時間のうちから所望のものを
選択するための乾燥時間設定スイッチ、26は洗い運転を
開始及び停止させるときに操作されるスタート・ストッ
プスイッチであり、これらには夫々の機能を示す文字が
施されている。また、27a〜27eはコース設定スイッチ24
により選択された洗いコースを表示するための発光ダイ
オード、28a〜28cは乾燥時間設定スイッチ25により選択
された乾燥行程継続時間を表示するための発光ダイオー
ドで、これら各発光ダイオード27a〜27e及び28a〜28cに
対応した位置には、夫々の表示内容に対応した文字が施
されている。さらに、29は報知手段たる発光ダイオード
で、これと対応した位置には例えば「フィルタ目づま
り」の文字が施され、以て前記フィルタ12の目詰まりを
表示(報知)するように構成されている。尚、この発光
ダイオード29の発光色は、前記各発光ダイオード27a〜2
7e,及び28a〜28cと異なる発光色に設定されている。
第1図には電気的構成がブロック図にて示されてお
り、以下これについて説明する。30は前記水位センサ16
に対応して設けられたLC発振回路で、このLC発振回路30
は前記コイル20及びこれと並列接続されたコンデンサ31
を発振要素とするように構成されている。従って、この
LC発振回路30から出力される発振信号Soの周波数fは、
コイル20のインダクタンスLが大きくなるに連れて低く
なる。このとき、上記インダクタンスLは、前述したよ
うに洗浄槽2内の水位が高くなるのに応じて増大する性
質を有するから、結果的に発振信号Soの周波数fは、第
6図に示すように洗浄槽2内の水位に対し反比例的に変
化するようになる。一方、32は上記発振信号Soをデジタ
ル信号である数値信号Snに変換するための周波数カウン
タで、その数値信号Sn(つまり洗浄槽2内の水位を示す
信号)を前記制御回路23に与えるようになっている。こ
の制御回路23は、マイクロコンピュータを主体に構成さ
れており、上記数値信号Snの他に前記コース選択スイッ
チ24,乾燥時間設定スイッチ25,スタート・ストップスイ
ッチ26の各オンに応じて出力されるオン信号を受けるよ
うになっており、これら各入力信号及び予め記憶したプ
ログラムに基づいて、前記モータ9,シーズヒータ13,給
水用電磁弁14及びブザー22,発光ダイオード27a〜27e,28
a〜28c,29の通断電を駆動回路33,34を通じて制御し、こ
れにより洗い行程,乾燥行程等を自動的に進行させるよ
うになっている。
しかして、第2図のフローチャートには、上記制御回
路23による制御内容のうち本発明の要旨に関係した洗い
行程対応部分が示されており、以下これについて全体の
作用と共に説明する。但し、この第2図は最初の洗い行
程である洗剤洗い行程に対応するものであるが、これに
引続くすすぎ洗い行程も同様のアルゴリズムにて実行さ
れる。
即ち、第2図において、スタート・ストップスイッチ
26のオンにより運転開始指令が与えられたときには、制
御回路23は、まず給水用電磁弁14に通電させ(ステップ
a)、これにより洗浄槽2内(特には貯水部2a内)に給
水開始させると共に、数値信号Snに基づいて洗浄槽2内
が規定水位に達したか否かを判断する(ステップb)。
そして、制御回路23は、規定水位まで給水されたとき
(ステップbで「YES」)には、モータ9に対しこれが
正回転するように通電してポンプ羽根8aを正回転させる
(ステップc)。このようにしてポンプ8が駆動される
と、貯水部2a内の水がフィルタ12,通水口8cを介してポ
ンプ8内に吸込まれた後に噴射アーム4,5から噴射され
るようになり、これにて食器籠6及び7内の食器の洗浄
が行なわれる。そして、斯かる洗い運転は、貯水部2a内
の水がポンプ8により循環されることにより継続的に行
なわれるものであり、このときには食器から発生する残
滓がポンプ8に吸込まれる水の流れに乗ってフィルタ12
により捕獲されるようになる。
上記のようにポンプ8が駆動開始された後において、
制御回路23は、数値信号Snに基づいて洗浄槽2内が異常
水位に達したか否かを判断し(ステップd)、ここで
「NO」と判断される状態、つまり洗浄槽2内が異常水位
まで達しない状態では、洗い運転開始後に所定の運転継
続時間Mが経過したか否かを判断する(ステップe)。
そして、制御回路23は、上記洗い運転継続時間Mが経過
するまでの間ステップc,dを繰返し実行するループを形
成して洗い運転を続行させ、洗い運転継続時間Mが経過
したとき(ステップeで「YES」)には次の排水行程へ
移行する。
制御回路23は、上記のような洗い運転中に洗浄槽2内
が異常水位に達したとき、つまり前記ステップdで「YE
S」と判断したときには、その異常水位状態が5分以上
継続したか否かを判断する(ステップf)。制御回路23
は、上記ステップfで「NO」と判断したとき、つまり上
述のような異常水位状態がポンプ8の駆動より生成され
る波等に起因した一時的なものであった場合には、前記
ステップd,eを実行するようになり、前述同様に洗い継
続時間Mが経過したときに次の排水行程へ移行する。こ
れに対して、洗浄槽2内の異常水位状態が5分以上継続
されたとき(ステップfで「YES」)には、制御回路23
は、夫々検知信号たるモータ断電指令信号S1,鳴動指令
信号S2及び点灯指令信号S3を出力し、これによりモータ
9を断電すると共にブザー22及び発光ダイオード29を間
欠的に通電駆動する(ステップg)。この結果、ポンプ
8が駆動停止されて洗い運転が停止されると共に、ブザ
ー22の間欠鳴動及び発光ダイオード29の間欠点灯に応じ
てフィルタ12に目詰まりが発生した旨の報知が行なわれ
る。即ち、フィルタ12による捕獲残滓量が限度以上に増
えて、そのフィルタ12が目詰まりを起こした場合には、
ポンプ8に吸込まれる水の量(ひいてはポンプ8から吐
出される水の量)が減少することになるため、洗浄槽2
内の水位が異常に上昇することになるが、このような異
常水位状態が発生したときには、ポンプ8の運転が自動
的に停止されると共に、その旨がブザー22及び発光ダイ
オード29の点灯によって報知されるようになる。尚、上
記ブザー22は例えば前記乾燥行程の終了報知にも兼用さ
れるものであり、異常水位状態報知時には例えば0.3秒
間鳴動し且つ0.2秒間休止するように駆動され、また、
乾燥行程の終了報知時には例えば1.5秒間鳴動し且つ0.5
秒間休止するように駆動される。
そして、制御回路23は、上記のようなポンプ8の駆動
停止並びに異常報知状態を、スタート・ストップスイッ
チ26がオンされるまで保持し(ステップh)、スタート
・ストップスイッチ26がオンされたとき(ステップhで
「YES」)には、ステップcに戻ってモータ9に再通電
するものであり、これにより洗い運転が再開される。
要するに上記した構成によれば、洗い運転時におい
て、食器の洗浄に伴い発生する残滓がフィルタ12により
捕獲されるようになるから、その残滓が再度食器に付着
することがなくなる。また、洗い行程時において、フィ
ルタ12による捕獲残滓量が限度量以上に増えて、そのフ
ィルタ12に目詰まりが発生したときには、ポンプ8の駆
動が停止されて洗い行程が一時停止されるため、無駄な
洗浄運転が不用意に継続される虞がなくなる。また、上
記のようにフィルタ12に目詰まりが発生した場合には、
ブザー22の間欠鳴動及び発光ダイオード29の間欠点灯に
よりフィルタ12に目詰まりが発生した旨の報知が行なわ
れる。従って、斯様な報知に基づいてフィルタ12の清掃
を行なった後に、スタート・ストップスイッチ26により
洗い運転を再開させるようにすれば、洗い行程及び乾燥
行程が従来のように無駄に行なわれることがなく、以て
消費電力の増大を来たしたり、洗剤及び水の無駄使用を
来たす虞がなくなるものである。この場合、上記のよう
なフィルタ12の目詰まりは、その目詰まりの発生に伴い
洗浄槽2内の水位が異常に上昇する現象を利用して検知
するようにしているが、斯かる検知を行なうための制御
回路23は、洗浄槽2内の異常水位状態が5分経過したと
きに始めてフィルタ12に目詰まりが発生したことを示す
信号S1,S2,S3を出力する構成となっているから、ポン
プ8の駆動に伴い生成される波等の影響により誤検知す
る虞がなくなるという利点がある。
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限
定されるものではなく、例えば水位センサとして他の構
造のものを利用しても良い等、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
[発明の効果] 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、
洗浄槽内に所定量の水を供給した状態でその水をポンプ
により循環させながら洗い行程を行なうようにした構成
のものであって、且つ前記ポンプの吸込口側にフィルタ
を設けて成る食器洗浄機において、前記洗浄槽内の水位
を検知する水位センサ、前記水位センサによる検知水位
に基づいて前記洗浄槽内への水の供給量を制御すると共
に、前記洗い行程中において前記水位センサによる検知
水位が前記フィルタの目詰まりに起因して予め設定され
た異常水位以上に上昇したときに検知信号を出力する運
転制御手段、前記検知信号の出力に応じて前記ポンプの
運転を停止させる停止制御手段、並びに前記検知信号が
出力されたときに異常報知を行なう報知手段を夫々設け
る構成としたので、被洗浄食器から発生する残滓を捕獲
するように設けられた上記フィルタが目詰まり状態とな
ったときに、前記ポンプの運転を自動的に停止できると
共に、その旨を報知手段を通じて報知することができ、
以て食器の洗浄運転が無駄に行なわれる事態を未然に防
止し得るという大いに有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は電気的
構成のブロック図、第2図は信号発生手段たる制御回路
による制御内容の要部を示すフローチャート、第3図は
全体の縦断側面図、第4図は操作パネル部分の正面図、
第5図は水位センサの構造を示す縦断面図、第6図は洗
浄槽内の水位と水位センサの出力を発振要素とした発振
回路の出力との関係を示す特性図である。 図中、1は外箱、2は洗浄槽、2aは貯水部、4,5は噴射
アーム、8はポンプ、8cは通水口(吸込口)、9はモー
タ、12はフィルタ、13はヒータ、14は給水用電磁弁、15
はエアトラップ、16は水位センサ、20はコイル、21は操
作箱、21aは操作パネル、22はブザー(報知手段)、23
は制御回路(運転制御手段、停止制御手段)、29は発光
ダイオード(報知手段)、30は発振回路、31はコンデン
サを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽内に所定量の水を供給した状態でそ
    の水をポンプにより循環させながら洗い行程を行なうも
    のであって、前記ポンプの吸込口側にフィルタを設けて
    成る食器洗浄機において、 前記洗浄槽内の水位を検知するように設けられた水位セ
    ンサと、 前記水位センサによる検知水位に基づいて前記洗浄槽内
    への水の供給量を制御すると共に、前記洗い行程中にお
    いて前記水位センサによる検知水位が前記フィルタの目
    詰まりに起因して予め設定された異常水位以上に上昇し
    たときに検知信号を出力する運転制御手段と、 前記検知信号の出力に応じて前記ポンプの運転を停止さ
    せる停止制御手段と、 前記検知信号が出力されたときに異常報知を行なう報知
    手段とを備えたことを特徴とする食器洗浄機。
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