JP2951471B2 - 印鑑検索システム - Google Patents

印鑑検索システム

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JP2951471B2
JP2951471B2 JP4466292A JP4466292A JP2951471B2 JP 2951471 B2 JP2951471 B2 JP 2951471B2 JP 4466292 A JP4466292 A JP 4466292A JP 4466292 A JP4466292 A JP 4466292A JP 2951471 B2 JP2951471 B2 JP 2951471B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は銀行、証券会社等の金融
機関等で通帳等に押印された届け出印や通帳等に記され
た署名の検索を行う印鑑検索システムに係り、特に印鑑
の紛失、口座の解約等の事故が発生した場合に、印影や
署名のイメージデータを抹消できるようにした印鑑検索
システムに関する。
【0002】従来より、銀行、信用金庫等の金融機関で
は、通帳等に押印された届け出印と、電気代、ガス代、
リース代などの自動引き落とし依頼書、預金口座からの
引き出し依頼書等の押印を照合し、本人による正規の書
類か確認する作業が必須となっており、この印鑑照合作
業を効率的に行うことのできる印鑑検索システムの導入
が活発に進められている。印鑑検索システムでは、各通
帳等の届け出印の印影がイメージデータ化され、口座番
号と対応付けてイメージデータファイルに記憶されてお
り、端末でオペレータが口座番号を入力すると、イメー
ジデータファイルの中から該当する印影イメージデータ
を検索し、端末の画面に印影のイメージ画像を表示し
て、書面の押印と簡単に照合できるようになっている。
印鑑検索システムでは、通帳等になされた署名をイメー
ジデータ化し、印影とともに、または別個に、口座番号
に対応付けて記憶し、該署名のイメージを検索できるよ
うにしたものもある。
【0003】ところで、印鑑検索システムでは、或る口
座につき印鑑の紛失、解約等の事故が起きたとき、イメ
ージデータファイルに登録された当該口座のイメージデ
ータを抹消する必要がある。通常、イメージデータの抹
消は取引停止時点で直ちに抹消するのでなく、検索の必
要がなくなった時点で行う。この際、事故の起きた口座
を随時登録しておき、或る時点で区切ってそれまでに事
故の起きた口座につき一括してイメージデータの抹消を
行うのでは、ごく最近に事故が発生したイメージデータ
も消えてしまい、必要な照合作業ができなくなってしま
う場合がある。また、オペレータが事故のあった口座の
つき、個々に抹消しても良い時期になったか判断し、個
別に抹消作業を行うことは労力と時間が掛かる。本発明
はこのような状況に鑑み、オペレータに負担を掛けず
に、適切な時点でイメージデータの抹消を可能とするも
のである。
【0004】
【従来の技術】金融機関等では、出金や自動引き落とし
依頼等の手続き主体が本人であるかどうか確認するため
に、通帳等に押印された届け出印や、通帳等に記された
署名と、手続き書面の押印や署名を照合する必要があ
り、かかる照合を迅速に行うことのできる印鑑検索シス
テムが広く利用されている。この印鑑検索システムは、
例えば、図9に示すように構成されており、10は口座
番号別に印影や署名のイメージデータを記憶したイメー
ジデータファイル、12はイメージコントローラであ
り、端末から検索要求のあったイメージデータをイメー
ジデータファイルの中から検索して端末へ返信したり、
端末から抹消要求のあったイメージデータをイメージデ
ータファイルの中から探し抹消したりする。14はオペ
レータがイメージデータの検索作業、抹消作業等を行う
端末で、16は口座番号の入力、検索指示、抹消指示等
の操作を行うキーボード、18は印影や署名のイメージ
を表示したり口座番号を表示したりするディスプレイで
ある。イメージデータファイル10には、口座番号とイ
メージデータが組にして登録されている(図3参照)。
【0005】オペレータが端末14で或る口座の印影や
署名の照会をするとき、キーボード16の検索指示キー
を押したあと、当該口座番号を入力する。すると、端末
14は口座番号を含む検索要求をイメージコントローラ
12に発する。検索要求を受けたイメージコントローラ
12は、口座番号をキーにしてイメージデータファイル
10の中から該当するイメージデータを探し、存在すれ
ば、該イメージデータを要求を発した端末14へ返信す
る。端末14は返信されたイメージデータに基づき、デ
ィスプレイ18に印影や署名のイメージ画像を表示す
る。オペレータは画面を見て、書面の押印や署名が本人
のものか直ちに確認することができる。
【0006】ところで、印鑑検索システムでは、或る口
座につき印鑑の紛失、解約等の事故が起きたとき、イメ
ージデータファイルに登録された当該口座のイメージデ
ータを抹消する必要がある。或る口座のイメージデータ
を抹消したい場合、オペレータはまず端末14のキーボ
ード16の抹消指示キーを押して当該口座番号を入力す
る。すると、端末14は口座番号を含む抹消要求をイメ
ージコントローラ12に発する。該要求を受けたイメー
ジコントローラ12は、口座番号をキーにしてイメージ
データファイル10の中から該当するイメージデータを
探し、存在すれば、端末14へ返信する。端末14は返
信されたイメージデータに基づき、ディスプレイ18に
印影や署名のイメージ画像を表示する。オペレータは画
面を見て、事故の起きた当該口座につきイメージデータ
が登録されていること、及び、口座が存在することを確
認したあと、実行キーを押す。すると、端末14から実
行要求がイメージコントローラ12に発せられ、イメー
ジコントローラ12は、イメージデータファイル10の
中の当該口座に係るイメージデータを抹消する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、普通、
事故発生により取引停止とされた時点のあとでも、それ
まで有効であった印影や署名のイメージを検索したい場
合があるので、取引停止時点で直ちに該当口座のイメー
ジデータの抹消を行うのでなく、後日、検索の必要性が
完全になくなった時点でなされる。よって、取引停止と
なった個々の口座につき、オペレータは後日、イメージ
データを抹消しても良い時期になったか判断して、個別
に抹消操作を行うようにしており、作業負担が大きかっ
た。この点に関し、事故の起きた口座を随時登録してお
き、或る時点で区切ってそれまでに事故の起きた口座に
つき一括してイメージデータの抹消を行い、オペレータ
の負担を軽減することも考えられるが、ごく最近に事故
が発生したイメージデータも消えてしまい、必要な照合
作業ができなくなってしまう場合がある。以上から本発
明の目的は、オペレータに掛かる負担を少なくしなが
ら、適切な時点でイメージデータを抹消できる印鑑検索
システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。10は口座番号別に印影や署名のイメージデ
ータを記憶したイメージデータファイル、20は各口座
番号の別に取引停止日等の管理情報を記憶する管理デー
タファイル、12Aはイメージコントローラであり、端
末から口座番号含む検索要求のあったイメージデータを
イメージデータファイル10から検索して端末へ返信し
たり、端末から口座番号を含む事故登録要求があると、
その時点の日付を当該口座の取引停止日として設定し、
かつ、管理データファイル20に当該口座番号と取引停
止日を登録したり、端末から取引停止日を指定した抹消
要求があると、指定された取引停止日に該当する全ての
口座番号を管理データファイル20を参照して探し、イ
メージデータファイル10の中で、先に探し出した全て
の口座番号に係るイメージデータを抹消したりする。1
4Aはオペレータが検索作業、事故登録作業(取引停止
口座の設定作業を含む)、抹消作業を行う端末である。
【0009】
【作用】或る口座につき登録を抹消すべき事態が生じた
とき、オペレータは端末14Aでその口座番号を入力
し、事故の発生した口座を設定する。すると、端末14
Aから口座番号を含む事故登録要求がイメージコントロ
ーラ12Aに対しなされ、該イメージコントローラ12
Aは、その時点の日付を当該口座の取引停止日として設
定し、かつ、管理データファイル20に当該口座番号と
取引停止日を登録する。その後、取引停止日から最早検
索される可能性のなくなった十分な期間、例えば1週間
経ったところで、オペレータが端末14Aで1週間前の
取引停止日を指定して抹消の指示操作を行うと、端末1
4Aから該取引停止日を含む抹消要求がイメージコント
ローラ12Aに対しなされ、該イメージコントローラ1
2Aは、指定された1週間前の取引停止日に該当する全
ての口座番号を管理データファイル20を参照して探
し、イメージデータファイル10の中で、先に探し出し
た全ての口座番号に係るイメージデータを抹消する。
【0010】これにより、オペレータは、事故の発生し
た個々の口座につき、一々、抹消してもよい時期になっ
たか判断しなくても、最早検索される可能性がなくなっ
たと判断できる任意の期間だけ前の取引停止日の指定を
行うだけで、指定された日に取引停止となった全ての口
座のイメージデータを一括して抹消させることができ、
オペレータの負担が大幅に軽減される。
【0011】或る口座につき登録を抹消すべき事態が生
じたとき、オペレータは端末でその口座番号を設定す
る。すると、端末から口座番号を含む事故登録要求がイ
メージコントローラに対しなされ、該イメージコントロ
ーラは、その時点の日付から所定の一定期間だけ後の日
付を抹消予定日として設定し、管理データファイルに当
該口座番号と抹消予定日を登録する。イメージコントロ
ーラはタイマで計時された日付に従い、該日付が取引予
定日に該当する全ての口座番号を管理データファイルを
参照して探し出すとともに、イメージデータファイルの
中で、先に探し出した全ての口座番号に係るイメージデ
ータを抹消する。これにより、事故が発生したとき、そ
の口座番号と、取引停止日から最早検索される可能性が
なくなったと判断される十分な期間だけ後の抹消予定日
を設定しておくだけで、実際の日付が抹消予定日となっ
た全ての口座のイメージデータを自動的に一括して抹消
させることができ、オペレータの負担がより一層軽減さ
れる。
【0012】
【実施例】図2は本発明の実施例構成図であり、図1と
同一部分には同一符号を付している。10は口座番号別
に印影や署名のイメージデータを記憶したイメージデー
タファイル、20は事故の発生した口座の口座番号、取
引停止日、抹消予定日を組にして記憶する管理データフ
ァイル、22は抹消ログファイルであり、イメージデー
タの抹消処理をしたとき、抹消の完了した口座番号と取
引停止日、抹消予定日が組にして記憶される。12Aは
イメージコントローラであり、24は日付の計時を行う
タイマである。イメージコントローラ12Aは端末から
口座番号を含む検索要求のあったイメージデータをイメ
ージデータファイル10の中から検索して端末へ返信し
たり、端末から口座番号を含む事故登録要求があると、
タイマ24で計時されているその時点の日付を取引停止
日として設定し、更に、該取引停止日から所定の一定期
間だけ後の日付を抹消予定日として設定し、かつ、口座
番号、取引停止日、抹消予定日を組にして管理データフ
ァイル20に登録したりする。
【0013】また、イメージコントローラ12Aは、端
末から取引停止日を指定した抹消要求があると、指定さ
れた取引停止日に該当する全ての口座番号を管理データ
ファイル20を参照して探し、イメージデータファイル
10の中で、探し出した全ての口座番号に係るイメージ
データを抹消したり、電源投入時に、管理データファイ
ル20の中からタイマ24で計時した日付が抹消予定日
となっいるか、または、抹消予定日を過ぎた口座を全て
探し、イメージデータファイル10の中で、探し出した
全ての口座番号に係るイメージデータを抹消したりす
る。更に、イメージデータを抹消したとき、抹消の完了
した口座番号と取引停止日、抹消予定日を組にして抹消
ログファイル22に登録する。14Aはオペレータが検
索作業、事故登録作業(事故の起きた口座番号の設定作
業を含む)、抹消作業等を行う端末である。16Aは口
座番号の入力、検索指示、事故登録指示、抹消指示等の
操作を行うキーボード、18は印影や署名のイメージを
表示したり口座番号を表示したりするディスプレイであ
る。
【0014】イメージデータファイル10には図3に示
すように、口座番号とイメージデータが組にして登録さ
れている。管理データファイル20には図4に示すよう
に口座番号、取引停止日、抹消予定日が組にして記憶さ
れる。また、抹消ログファイル22には、図5に示すよ
うに抹消の完了したイメージデータにつき、口座番号、
取引停止日、抹消予定日が組みにして記憶される。
【0015】図6は印鑑検索システムでの事故登録処理
を示す流れ図、図7は印鑑検索システムでのマニュアル
抹消処理を示す流れ図、図8は印鑑検索システムでの自
動抹消処理を示す流れ図であり、以下、これらの図に従
って説明する。なお、予め、イメージデータファイル1
0には、口座番号別に、口座番号に対応付けた印影や署
名のイメージデータが記憶されているものとする(図3
参照)。
【0016】事故登録処理 或る口座につき、印鑑の紛失、解約等の事故が発生した
ならば、オペレータは、端末14Aのキーボード16A
で事故登録指示キーを押し、事故の起きた口座番号を入
力する(図6のステップ101、102)。すると、端
末14Aは入力された口座番号を事故の発生した口座と
して設定し、ディスプレイ18に口座番号と「事故登
録」の文字表示をし(ステップ103)、口座番号を含
む事故登録要求をイメージコントローラ12Aに発する
(ステップ104)。事故登録要求を受けたイメージコ
ントローラ12Aは、まず、口座番号をキーにしてイメ
ージデータファイル10の中から該当するイメージデー
タを探し(ステップ105)、存在すれば(ステップ1
06でYES)、該イメージデータを要求を発した端末
14Aへ返信する。端末14Aは返信されたイメージデ
ータに基づき、ディスプレイ18に印影や署名のイメー
ジ画像を表示する(ステップ107)。オペレータは画
面を見て、事故の起きた当該口座につきイメージデータ
が登録されていること、及び、口座が存在することを確
認したあと、実行キーを押す。
【0017】すると、端末14Aから実行要求がイメー
ジコントローラ12Aに発せられ(ステップ108、1
09)、イメージコントローラ12Aは、その時点でタ
イマ24により計時されている日付を取引停止日、該取
引停止日より最早イメージデータが検索される可能性が
なくなるのに十分な期間が経過したと判断できる所定の
一定期間後、例えば1か月後を抹消予定日として設定し
(ステップ110、111)、口座番号とともに管理デ
ータファイル20に登録する(ステップ112)。同日
若しくは、他日に他の口座につき同様の事故が起きたと
きも、同様の処理をしておく。これにより、管理データ
ファイル20には、事故が発生し、取引停止となった各
口座につき、口座番号、取引停止日、抹消予定日の組デ
ータが蓄積されていく(図4参照)。なお、取引停止日
から抹消予定日までの期間は、各システムユーザによっ
て、任意に設定されているものとする。
【0018】マニュアル抹消処理 オペレータは或る時点において、最早イメージデータが
検索される可能性がなくなるのに十分な期間が経過した
と判断できる、例えば1週間前に取引停止となった口座
につき、イメージデータの抹消をしたい場合、キーボー
ド16Aで抹消指示キーを押したあと、取引停止日を入
力して、抹消すべき口座の取引停止日を指定する(図7
のステップ21、202)。すると、端末14Aから指
定された取引停止日を含む抹消要求がイメージコントロ
ーラ12Aに対し発せられ(ステップ203)、該イメ
ージコントローラ12Aは、指定された1週間前の取引
停止日に該当する全ての口座番号を管理データファイル
20を参照して探し(ステップ204)、イメージデー
タファイル10の中で、今回探し出した全ての口座番号
に係るイメージデータを抹消し(ステップ205)、か
つ、ログファイル22に、抹消の完了した全ての口座に
つき、口座番号、取引停止日、抹消予定日を組にしてロ
グデータとして登録する(ステップ206、図5参
照)。
【0019】これにより、オペレータは、事故の発生し
た個々の口座につき、一々、抹消してもよい時期となっ
たか判断しなくても、最早検索される可能性がなくなっ
たと判断される任意の期間だけ前の取引停止日の指定を
行うだけで、指定された日に取引停止となっていた全て
の口座のイメージデータを一括して抹消させることがで
き、オペレータの負担を大幅に軽減しながら、任意の適
切な時点でイメージデータを抹消できることになる。ま
た、抹消の完了した口座につきログファイル22にログ
データが採取されるので、該ログファイル22の内容を
プリントアウトすることなどにより、抹消が正しく完了
したかの確認を行うことができる。
【0020】なお、ここでは、抹消すべき口座の取引停
止日の指定を1日分だけ行うようにしたが、或る期間で
指定するようにしてもよく、この場合、イメージコント
ローラ12Aは該期間内に取引停止日が入っている全て
の口座を管理データファイル20の中から探し、対応す
るイメージデータの抹消を行えばよい。また、複数の取
引停止日を同時指定できるようにしてもよく、この場
合、イメージコントローラ12Aは指定された各取引停
止日につき、管理データファイル20から該当する全て
の口座を探し、対応するイメージデータの抹消を行うよ
うにすればよい。
【0021】自動抹消処理 イメージコントローラ12Aは、電源立ち上げ時、タイ
マ24で計時された日付データを入力し(図7のステッ
プ301)、管理データファイル20の中で、タイマ2
4で計時された日付が抹消予定日となっている全ての口
座、若しくは、抹消予定日を過ぎている全ての口座を探
し(ステップ302)、これらの中から、更に、抹消ロ
グファイル22に登録されていないもの全てを探す(ス
テップ303)。そして、イメージデータファイル10
の中で、ステップ302、303を経て、現在日が抹消
予定日若しくは抹消予定日の過ぎた口座で、かつ、未だ
イメージデータの抹消がなされていないものとして、最
終的に探し出された全ての口座番号に対応するイメージ
データを抹消し(ステップ304)、かつ、ログファイ
ル22に抹消の完了した全ての口座につき、口座番号、
取引停止日、抹消予定日を組にしてログデータとして登
録する(ステップ305)。
【0022】これにより、現在日が取引停止日から最早
検索される可能性がなくなったと判断される十分な期間
だけ後の抹消予定日となったか、または、抹消予定日が
過ぎたとき、それまで、オペレータが取引停止日の指定
によるマニュアル抹消操作をしていない口座であって
も、自動的に、一括してイメージデータを抹消させるこ
とができ、オペレータの負担がより一層軽減される。ま
た、抹消の完了した口座につきログファイル22にログ
データが採取されるので、該ログファイル22の内容を
プリントアウトすることなどにより、抹消が正しく完了
したかの確認を行うことができる。
【0023】なお、上記した実施例では、取引停止日か
ら抹消予定日までの期間は1か月としたが、2週間や3
週間、或いは2か月など任意の他の期間であってもよ
い。また、取引停止日と抹消予定日は、オペレータが或
る口座につき、事故の起きた口座番号の入力操作(設定
操作)を行うと、イメージコントローラ側でタイマの計
時を参照して自動設定されるようにしたが、取引停止日
と抹消予定日の両方若しくはいずれか一方について、オ
ペレータがキーボード等でマニュアル設定するようにし
てもよい。更に、事故の起きた口座につき、取引停止日
と抹消予定日の両者を設定するようにしたが、いずれか
一方だけとしてもよく、また、イメージデータファイル
に記憶されるイメージデータは、印影と署名の両方であ
っても、いずれか一方であってもよい。以上、本発明を
実施例、変形例、応用例により説明したが、本発明は請
求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可
能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0024】
【発明の効果】以上、本発明によれば、或る口座につき
登録を抹消すべき事態が生じたとき、その口座番号と取
引停止日を設定する手段と、該手段で設定された口座番
号と取引停止日を対応して記憶する管理用記憶手段と、
取引停止日を指定して抹消の指示操作を行う手段と、該
手段で指定された取引停止日に該当する全ての口座番号
を管理用記憶手段を参照して探し、かつ、イメージデー
タ記憶手段の中で、探し出した全ての口座番号に係るイ
メージデータを抹消する抹消手段とを設け、或る口座に
つき登録を抹消すべき事態が生じて、その口座番号と取
引停止日が設定されると、管理用記憶手段にそれら口座
番号と取引停止日を対応して記憶しておき、後に、取引
停止日を指定して抹消の指示操作がなされると、指定さ
れた取引停止日に該当する全ての口座番号を管理用記憶
手段を参照して探し、かつ、イメージデータ記憶手段の
中で、探し出した全ての口座番号に係るイメージデータ
を抹消するように構成したから、オペレータは、事故の
発生した個々の口座につき、一々、抹消してもよい時期
となったか判断しなくても、最早検索される可能性がな
くなったと判断される任意の期間だけ前の取引停止日の
指定を行うだけで、指定された日に取引停止となってい
た全ての口座のイメージデータを一括して抹消させるこ
とができ、オペレータの負担を大幅に軽減しながら、任
意の適切な時点でイメージデータの抹消が可能となる。
【0025】また、或る口座につき登録を抹消すべき事
態が生じたとき、その口座番号と抹消予定日を設定する
手段と、該手段で設定された口座番号と抹消予定日を対
応して記憶する管理用記憶手段と、日付の計時を行う計
時手段と、抹消予定日が該計時手段で計時された日付に
該当する全ての口座番号を管理用記憶手段を参照して探
し、かつ、イメージデータ記憶手段の中で、探し出した
全ての口座番号に係るイメージデータを抹消する抹消手
段とを設け、或る口座につき登録を抹消すべき事態が生
じて、その口座番号と抹消予定日が設定されると、管理
用記憶手段にそれら口座番号と抹消予定日を対応して記
憶しておき、後に、管理用記憶手段の中から抹消予定日
が計時手段で計時した日付となっている全ての口座を探
し、かつ、イメージデータ記憶手段の中で、探し出した
全ての口座番号に係るイメージデータを抹消するように
構成したから、現在日が取引停止日から最早検索される
可能性がなくなったと判断される十分な期間だけ後の抹
消予定日となった口座につき、自動的に、一括してイメ
ージデータを抹消させることができ、オペレータの負担
がより一層軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例構成図である。
【図3】図2中のイメージデータファイルに記憶された
データの説明図である。
【図4】図2中の管理データファイルに登録されるデー
タの説明図である。
【図5】図2中の抹消ログファイルに登録されるデータ
の説明図である。
【図6】印鑑検索システムでの事故登録処理を示す流れ
図である。
【図7】印鑑検索システムでのマニュアル抹消処理を示
す流れ図である。
【図8】印鑑検索システムでの自動抹消処理を示す流れ
図である。
【図9】従来の印鑑検索システムの全体構成図である。
【符号の説明】
10 イメージデータファイル 12A イメージコントローラ 14A 端末 20 管理データファイル 22 抹消ログファイル 24 タイマ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口座番号に対応付けされた印影または署
    名のイメージデータを記憶したイメージデータ記憶手段
    (10)と、所望の口座番号に係るイメージデータの検
    索要求があると、イメージデータ記憶手段(10)から
    該当するイメージデータを検索する検索手段(12A)
    と、検索されたイメージを画面に表示する表示手段(1
    8)を有する印鑑検索システムにおいて、 或る口座につき登録を抹消すべき事態が生じたとき、そ
    の口座番号と取引停止日を設定する手段(14A、12
    A)と、 該手段で設定された口座番号と取引停止日を対応して記
    憶する管理用記憶手段(20)と、 取引停止日を指定して抹消の指示操作を行う手段(14
    A)と、 該手段で指定された取引停止日に該当する全ての口座番
    号を管理用記憶手段(20)を参照して探し、かつ、イ
    メージデータ記憶手段(10)の中で、探し出した全て
    の口座番号に係るイメージデータを抹消する抹消手段
    (12A)と、 を備えたことを特徴とする印鑑検索システム。
  2. 【請求項2】 口座番号に対応付けされた印影または署
    名のイメージデータを記憶したイメージデータ記憶手段
    (10)と、所望の口座番号に係るイメージデータの検
    索要求があると、イメージデータ記憶手段(10)から
    該当するイメージデータを検索する検索手段(12A)
    と、検索されたイメージを画面に表示する表示手段(1
    8)を有する印鑑検索システムにおいて、 或る口座につき登録を抹消すべき事態が生じたとき、そ
    の口座番号と抹消予定日を設定する手段(14A、12
    A)と、 該手段で設定された口座番号と抹消予定日を対応して記
    憶する管理用記憶手段(20)と、 日付の計時を行う計時手段(24)と、 抹消予定日が該計時手段(24)で計時された日付に該
    当する全ての口座番号を管理用記憶手段(20)を参照
    して探し、かつ、イメージデータ記憶手段(10)の中
    で、探し出した全ての口座番号に係るイメージデータを
    抹消する抹消手段(12A)と、 を備えたことを特徴とする印鑑検索システム。
JP4466292A 1992-03-02 1992-03-02 印鑑検索システム Expired - Lifetime JP2951471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4466292A JP2951471B2 (ja) 1992-03-02 1992-03-02 印鑑検索システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4466292A JP2951471B2 (ja) 1992-03-02 1992-03-02 印鑑検索システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05242129A JPH05242129A (ja) 1993-09-21
JP2951471B2 true JP2951471B2 (ja) 1999-09-20

Family

ID=12697660

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