JP2008225854A - 訪問集金業務管理システムおよび訪問集金業務管理方法 - Google Patents

訪問集金業務管理システムおよび訪問集金業務管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業の簡易化、作業負担の軽減、業務の効率化を図ることができる訪問集金業務管理システムを提供すること。
【解決手段】訪問集金業務管理システムは、サーバーコンピュータ60より転送された集金計画データを保持するとともに、後述のハンディターミナル10から吸い上げた集金結果データを保持するクライアントコンピュータ30と、クライアントコンピュータ30から転送された集金計画データを記憶し、徴収員に携帯され、訪問先での滞納者からの集金の際に、集金計画データを更新するとともに接続されたモバイルプリンタ10aにより領収書を印字するハンディターミナル10とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、徴収員が訪問先に出向いて集金を行う訪問集金業務に関し、例えば、市役所等の官庁の行う滞納金等の公金を訪問して集金する業務を管理する公金徴収業務管理を含む訪問集金業務管理システムおよび訪問集金業務管理方法に関するものである。
市役所等の官庁の徴収員が各家庭を訪問して集金を行う訪問集金業務(公金徴収業務)においては、多くの滞納者の管理、特定の滞納者の抽出、及び帳票の出力等、コンピュータ化に好適な業務であり、従来、業務管理の効率化を図ること目的としてコンピュータを利用したシステムが提案されている。
従来の管理システムは、各部署に設置されたクライアントコンピュータと滞納者のデータが蓄積されたサーバーコンピュータとから構成されている。そして、サーバーコンピュータを操作して、サーバーコンピュータから、各世帯ごとの徴収科目および集金金額等が記載された未納一覧データ(以下、集金計画データという)を、回線を通じて転送し、クライアントコンピュータに接続されたプリンタにより印字する。この印字された集金計画データを徴収員が所持し、各家庭を訪問して集金を行なう。徴収員は、徴収内容を領収帳に記入して訪問先に渡し、帰庁後、徴収結果を各部署のクライアントコンピュータより入力する。
このような構成の従来の訪問集金業務管理システムにおいては、徴収員が集金計画データを持って個人宅を訪問し、滞納税金の徴収および領収書の発行をすべて手処理で行っているため、煩雑で時間がかかり間違いも多く非能率的であった。このため、徴収員が携帯可能なハンディターミナルを利用して訪問集金業務の能率化することが望まれている。
一方、従来、保険、積立貯金等の集金業務において、ハンディターミナルを使用することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特公平2―15901号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているようなハンディターミナルは、所定金額の徴収,未徴収の管理と釣銭の計算を行うのみで、集金データの記憶や管理、及びデータの検索やソートなどの高度な機能を備えていない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、ハンディターミナルを使用して、訪問集金を行う際の作業を簡易化し、作業負担の軽減、業務の効率化を図ることができる訪問集金業務管理システムおよび訪問集金業務管理方法を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1の訪問集金業務管理システムは、サーバーコンピュータよりLANを経由して転送された集金計画データを保持するとともに、後述のハンディターミナルから吸い上げた集金結果データを保持するクライアントコンピュータと、クライアントコンピュータから転送された集金計画データを記憶し、徴収員に携帯され、訪問先での滞納者からの集金の際に、集金計画データを更新するとともに接続されたモバイルプリンタにより領収書を印字するハンディターミナルとを備えたことを特徴とする。
又、本発明の請求項2の訪問集金業務管理システムは、請求項1の訪問集金業務管理システムにおいて、クライアントコンピュータは、集金計画データをソートして所定の徴収日の滞納者を抽出するタイミング抽出処理部を有することを特徴とする。
又、本発明の請求項3の訪問集金業務管理システムは、請求項1又は2に記載の訪問集金業務管理システムにおいて、ハンディターミナルは、滞納者が不在の際に、この滞納者の集金計画データを不在として更新するとともにモバイルプリンタにより不在票領収書を印字する不在票印刷処理部を有することを特徴とする。
又、本発明の請求項4の訪問集金業務管理システムは、請求項1又は2に記載の訪問集金業務管理システムにおいて、ハンディターミナルは、滞納者が在宅で集金不可能の際に、この滞納者の集金計画データを督励として更新する督励処理部を有することを特徴とする。
又、本発明の請求項5の訪問集金業務管理システムは、請求項1から4の何れか1項に記載の訪問集金業務管理システムにおいて、ハンディターミナルは、操作ログを採取し、クライアントコンピュータは、ハンディターミナルから転送された操作ログを表示するハンディターミナル操作ログ表示処理部を有することを特徴とする。
又、本発明の請求項6の訪問集金業務管理システムは、請求項1から5の何れか1項に記載の訪問集金業務管理システムにおいて、サーバーコンピュータは、他システムとの間で集金計画データの受け渡しを行う他システム取込処理部及び他システム出力処理部を有することを特徴とする。
又、本発明の請求項7の訪問集金業務管理システムは、請求項1から5の何れか1項に記載の訪問集金業務管理システムにおいて、クライアントコンピュータは、集金計画データを手入力可能とする集金計画データ入力処理部を有することを特徴とする。
さらに、本発明の請求項8の訪問集金業務管理方法は、サーバーコンピュータよりLANを通して転送されクライアントコンピュータにて保持された集金計画データを、クライアントコンピュータからハンディターミナルに転送し、ハンディターミナルを徴収員が携帯し、訪問先での滞納者からの集金の際に、集金計画データをハンディターミナルにて更新するとともにハンディターミナルに接続されたモバイルプリンタにより領収書を印字し、集金終了時、ハンディターミナルからクライアントコンピュータへ集金結果データを転送することを特徴とする。
又、本発明の請求項9の訪問集金業務管理方法は、請求項8に記載の訪問集金業務管理方法において、集金計画データをクライアントコンピュータにてソートすることにより、所定の徴収日の徴収業務の有無を確認することを特徴とする。
又、本発明の請求項10の訪問集金業務管理方法は、請求項8又は9に記載の訪問集金業務管理方法において、滞納者が不在の際に、この滞納者の集金計画データをハンディターミナルにて不在として更新するとともにモバイルプリンタにより不在票領収書を印字することを特徴とする。
又、本発明の請求項11の訪問集金業務管理方法は、請求項8又は9に記載の訪問集金業務管理方法において、滞納者が在宅で集金不可能の際に、この滞納者の集金計画データをハンディターミナルにて督励として更新することを特徴とする。
又、本発明の請求項12の訪問集金業務管理方法は、請求項8から11の何れか1項に記載の訪問集金業務管理方法において、ハンディターミナルが操作ログを採取するようにしておき、クライアントコンピュータに操作ログを転送して表示することを特徴とする。
又、本発明の請求項13の訪問集金業務管理方法は、請求項8から12の何れか1項に記載の訪問集金業務管理方法において、サーバーコンピュータにて、他システムとの間で集金計画データの受け渡しを行うことを特徴とする。
又、本発明の請求項14の訪問集金業務管理方法は、請求項8から12に記載の訪問集金業務管理方法において、集金計画データを、クライアントコンピュータから手入力することを特徴とする。
請求項1及び8の各発明によれば、何れも、集金計画データを記憶したハンディターミナルを徴収員が携帯し、訪問先での滞納者からの集金の際に、集金計画データをハンディターミナルにて更新するとともにハンディターミナルに接続されたモバイルプリンタにより領収書を印字するので、集金計画データの作成が容易になるとともに、訪問先での滞納税金の徴収および領収書の発行がコンピュータ化され手処理で行う必要が無くなり、さらに帰庁後の集金結果データの吸い上げ及び各種帳票の印字が自動的に行われることとなり、訪問集金業務の作業を簡易化し、作業負担の軽減、業務の効率化を図ることができるという効果を奏する。
請求項2及び9の各発明によれば、何れも、集金計画データをクライアントコンピュータにてソートすることにより、所定の徴収日の徴収業務の有無を確認するので、徴収業務の有無が即座に判り、さらなる業務の効率化を図ることができるという効果を奏する。
請求項3及び10の各発明によれば、何れも、滞納者が不在の際に、この滞納者の集金計画データを不在として更新して、モバイルプリンタにより不在票領収書を印字するので、滞納者が在宅した場合の徴収作業の簡易化のみならず、滞納者が不在の場合の徴収作業の簡易化を図ることができるという効果を奏する。
請求項4及び11の各発明によれば、何れも、滞納者が在宅で集金不可能の際に、この滞納者の集金計画データをハンディターミナルにて督励として更新するので、滞納者が在宅でありながら集金不可能の際の督励の処理においても、作業負担の軽減を図ることができるという効果を奏する。
請求項5及び12の各発明によれば、何れも、ハンディターミナルの操作ログをクライアントコンピュータにて確認することができるので、業務処理に誤りが有ったときなど、その場面に遡及して容易に操作手順を確認することができ、システムの信頼性を向上させるという効果を奏する。
請求項6及び13の各発明によれば、何れも、サーバーコンピュータにて、他システムとの間で集金計画データの受け渡しを行うので、既存のシステムとの融合や他システムとの融合を容易に行うことができるという効果を奏する。
請求項7及び14の各発明によれば、何れも、集金計画データの手入力を可能とするので、集金計画データを蓄積するホストコンピュータやサーバーコンピュータが存在しなくとも、システムを活用することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる訪問集金業務管理システムおよび訪問集金業務管理方法の実施の形態を公金徴収業務管理を例にして図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明にかかる訪問集金業務管理システムの実施の形態を示すシステム構成図である。図1において、訪問集金業務管理システムは、例えば、各関係担当課毎に設置される複数のクライアントコンピュータ30及びプリンタ50と、このクライアントコンピュータ30に接続可能であるとともに、この接続を外して携帯可能となるハンディターミナル10と、例えば、電算室等に設置される少なくとも1台のサーバーコンピュータ60を備えている。
複数のクライアントコンピュータ30とプリンタ50とは、庁内に張りめぐらされたイーサネット(Ethernetは登録商標)によるLAN(Local Area Network)51にて相互に接続されている。又、複数のクライアントコンピュータ30は、LAN51上に設けられたハブ53を介してサーバーコンピュータ60に接続されている。さらにサーバーコンピュータ60は、専用回線或いはインターネット通信網などの汎用回線55により、中央のホストコンピュータ70に接続されている。ハンディターミナル10は、例えば、USB(Universal
Serial Bus)等のインターフェースケーブルにて、必要に応じてクライアントコンピュータ30に接続される。ハンディターミナル10には、モバイルプリンタ10aが装備されている。
図2はサーバーコンピュータ60とクライアントコンピュータ30とハンディターミナル10の複数の処理部を示すブロック図である。各処理部は、図示しないハードディスク等の記憶装置に記憶されたプログラムで構成されるソフトウェアと、コンピュータに装備されたI/O機器等のハードウェアから構成されている。サーバーコンピュータ60は、ホスト取込処理部61と、ホスト出力処理部62と、他システム取込処理部63と、他システム出力処理部64を含んで構成されている。
クライアントコンピュータ30は、認証処理部31と、メンテナンス処理部32と、ハンディターミナル通信処理部33と、帳票印刷処理部34と、住民入力処理部(住民入力処理部)35と、調停入力処理部36と、計画入力処理部37と、集金委託入力処理部38と、収納状況入力処理部39と、編集用データ出力処理部40と、クライアントプログラム更新処理部41と、ハンディターミナル操作ログ表示処理部42と、データバックアップ処理部43とを含んで構成されている。
ハンディターミナル10は、認証処理部11と、メンテナンス処理部12と、滞納者抽出処理部13と、集金処理部14と、領収証書印刷処理部15と、督励処理部16と、不在票印刷処理部17と、クライアント通信処理部18と、ハンディターミナルプログラム更新処理部19と、手書領収証書処理部20と、ハンディターミナルデータ削除処理部21と、ハンディターミナルデータ暗号化処理部22とを含んで構成されている。
次ぎに、このシステムを用いて行う訪問集金業務の手順を各処理部の動作とともにフローチャートに沿って説明する。図3−1から図3−3は訪問集金業務の基本的な手順を示すフローチャートであって、特にホストコンピュータ70に集金データが蓄積されている場合の業務手順を示している。
図3−1から図3−3のフローチャートにおいて、まず、サーバーコンピュータ60のホスト取込処理部61とホスト出力処理部62とによって、必要なタイミングのときに所定のトリガにてホストコンピュータ70から、集金データの取り込みが行われる(ステップS1)。ここで、所定のトリガとは、オペレータ(管理者)の操作入力によるトリガや、例えば午前午後1日2回といったタイマによる周期的なトリガである。そして、集金データの取り込みが成功か否かが判断され(ステップS2)、成功でない場合はステップS1へ戻り再度取り込み動作が行われる。つまり、成功するまで集金データ取り込み動作が繰り返えされる。集金データ取り込みが成功すると、次ステップに移行する。
ステップS3に移行して、読み込んだ集金データに基づいてクライアントコンピュータ30にて徴収計画(世帯ごとの徴収科目および集金金額等が記載された集金計画データ)が作成される(ステップS3)。この徴収計画の作成は、集金データを取り込んだタイミングで自動的に行われてもよいし、オペレータ(管理者或いは徴収員)の操作入力により行われてもよい。そして、この徴収計画がソートされて、本日(所定の徴収日)の徴収が有りか否かを判断する(ステップS4)。徴収有りの場合は、次のステップS5に移行し、徴収無しの場合は業務を終了する。尚、クライアントコンピュータ30の操作を開始する際には、操作が許可された者か否かが認証処理部31によりチェックされ、これによりセキュリティが保たれるようにされている。
ステップS5に移行し、次ぎに、ハンディターミナル通信処理部33及びクライアント通信処理部18により、本日(所定の徴収日)分のデータがクライアントコンピュータ30からハンディターミナル10へと転送される(ステップS5)。そして、この転送が成功か否かが判断される(ステップS6)成功の場合は、次のステップS7に移行し、そうでない場合はステップS5に戻り再度の転送を試みる。尚、ハンディターミナル10の操作を行う際にも、操作が許可された者か否か認証処理部11によりチェックされセキュリティが保たれている。
ステップS7に移行し、徴収員は、ハンディターミナル10を携帯して、徴収計画に基づき滞納者宅へ訪問する(ステップS7)。次ぎに、ハンディターミナル10から滞納者抽出処理部13にて、本日分の徴収データの中から滞納者を選択する(ステップS8)。そして、ハンディターミナル10内に操作ログが採取される(ステップS9)。この操作ログの採取は、ハンディターミナル10に対して所定の操作が行われる度に自動的に行われる。採取された操作ログは、帰庁後、必要に応じて、クライアントコンピュータ30のハンディターミナル操作ログ表示処理部42により確認することができる。
その後、滞納者より集金が可能か否かを判断して(ステップS10)、可能の場合は、次のステップS11に移行し、不可能な場合はステップS18に移行する。集金が可能の場合、集金予定分の金額を受け取り、ハンディターミナル10の集金処理部14により記録する(ステップS11)、次いで、領収証書印刷処理部15によりハンディターミナル10に接続されたモバイルプリンタ10aを使って領収証書とその控えを発行する(ステップS12)。ハンディターミナル10内に操作ログが採取される(ステップS13)。そして、領収証書とその控えの印刷が成功か否かを判断し(ステップS14)、成功の場合には、次ステップに移行し、印刷した領収証書を滞納者へ渡し(ステップS15)、領収証書(控)は庁に持ち帰る(ステップS16)。一方、印刷が失敗した場合には、失敗した領収証書と控の両方を庁に持ち帰ることにする(ステップS17)とともに、ステップS12に戻り、再度、領収証書とその控えの発行を試みる。
又、上記ステップS10にて、滞納者より集金が不可能と判断した場合は、さらに、滞納者が不在か否かを判断して(ステップS18)、不在の場合には、この滞納者の集金データを不在として更新して、不在票印刷処理部17を使ってモバイルプリンタ10aより不在票発行し(ステップS19)、操作ログが採取される(ステップS20)。そして、不在票印刷が成功か否かを判断し(ステップS21)、成功の場合は、不在票を滞納者宅へ置く(ステップS22)とともに、印刷が失敗の場合には、ステップS19に戻り、再度、不在票発行を試みる。尚、滞納者が不在の場合、集金データに次回の訪問予定等も入力してシステムとして管理することができる。
一方、上記ステップS18にて、滞納者が不在でない、つまり滞納者が在宅であると判断した場合は、督励処理部16を使って支払不可能理由をハンディターミナル10に督励記録入力して(ステップS23)、操作ログが採取される(ステップS24)。
その後、滞納者抽出処理部13にて、本日の徴収予定が全部終了したか否かを判断して(ステップS25)、全部終了していない場合には、ステップS7に戻り、次の滞納者宅へ訪問する。このようにして、本日の徴収予定が全部終了するまで、ステップS7からステップS25までの処理を繰り返し、滞納者宅を巡る。そして、本日の徴収予定が全部終了した後、帰庁する(ステップS26)。
帰庁の後は、ハンディターミナル通信処理部33及びクライアント通信処理部18により、クライアントコンピュータ30にてハンディターミナル10から集金結果データを吸い上げ(ステップS27)、帳票印刷処理部34にて庁舎内据え置きプリンタ50より帳票(課内管理者提出用帳票、庁内金融機関提出用帳票)を印刷する(ステップS28)。その後、庁舎内金融機関へ滞納者からの集金分を町内金融機関提出用帳票と共に預け(ステップS29)、庁内金融機関より領収証書を受け取る(ステップS30)。そして、ハンディターミナル10で印刷した控えの領収証書(印刷に失敗した領収証書含む)を庁内で印刷した帳票にのり付けして(ステップS31)、印刷した庁内金融機関提出用帳票を課内管理者へ提出し(ステップS32)、承認を依頼する(ステップS33)。そして、その承認の結果により(ステップS34)、承認をもらえた場合には、次ステップに進み、一方、承認がもらえなかった場合には、提出した庁内金融機関提出用帳票を再チェックして(ステップS35)、ステップS32に戻る。
このようにして、集金業務が完了すると、サーバーコンピュータ60上の集金データ(集金結果データ)が更新され(ステップS36)、その後、この更新された集金データ(集金結果データ)は、ホスト取込処理部61とホスト出力処理部62にてサーバーコンピュータ60からホストコンピュータ70へ受渡しされる(ステップS37)、これにより、管理業務も含めた訪問集金業務が終了する。
以上のように、本実施の形態の訪問集金業務管理システム及び訪問集金業務管理方法によれば、集金データ(集金計画データ)を記憶したハンディターミナル10を徴収員が携帯し、訪問先での滞納者からの集金の際に、集金データをハンディターミナル10にて更新するとともにハンディターミナル10に接続されたモバイルプリンタ10aにより領収書を印字する。そのため、クライアントコンピュータ30からハンディターミナル10へ、直接データが転送され、訪問前の事前の事務処理時間が従来に比べ大幅に短縮される。又、訪問先での滞納税金の徴収および領収書の発行がコンピュータ化され手処理で行う必要が無くなり、さらに帰庁後の集金結果データの吸い上げ及び各種帳票の印字が自動的に行われることとなり、訪問集金業務の作業を簡易化し、作業負担の軽減、業務の効率化を図ることができる。
又、ステップS4にて、集金データ(徴収計画)をクライアントコンピュータ30にてソートすることにより、所定の徴収日の徴収業務の有無を確認するので、徴収業務の有無が即座に判り、さらなる業務の効率化を図ることができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態の訪問集金業務管理システム及び訪問集金業務管理方法によれば、滞納者が不在の際に、ステップS19にて、この滞納者の集金データを不在として更新して、モバイルプリンタ10aにより不在票領収書を印字するので、滞納者が在宅した場合の作業を簡易化のみならず、滞納者が不在の場合の徴収作業の簡易化を図ることができる。
又、滞納者が在宅で集金不可能の際に、ステップS23にて、この滞納者の集金データをハンディターミナル10にて督励として更新するので、滞納者が在宅でありながら集金不可能の際の督励の処理においても、作業負担の軽減を図ることができる。そして、滞納者との徴収相談記録、督励記録等を、訪問先にてハンディターミナル10に直接入力ができることで、適切にデータを保持することができる。
さらに、本実施の形態の訪問集金業務管理システム及び訪問集金業務管理方法によれば、ハンディターミナル10の操作ログをクライアントコンピュータ30にて確認することができるので、業務処理に誤りが有ったとき等、遡及して容易に操作手順を確認することができ、システムの信頼性を向上させる。
尚、本実施の形態の訪問集金業務管理システムにおいては、上記のようにデータを各種帳票として印字できるほかに、編集用データ出力処理部40の機能により、データをCSV(Comma Separated Values)形式のファイルに出力可能とされている。そのため、パソコン等で動作する汎用のワープロ等にて容易に活用することができる。
実施の形態2.
本実施の形態においては、図1において、訪問集金業務管理システムのサーバーコンピュータ60は、専用回線或いはインターネット通信網などの汎用回線55により、他社のホストコンピュータ70に接続されている。
図4−1から図4−3は本実施の形態の訪問集金業務の手順を示すフローチャートである。図4−1において、本実施の形態のサーバーコンピュータ60は、他システム取込処理部63及び他システム出力処理部64により、実施の形態1のホストコンピュータに替わって、他システムのホストコンピュータ70から集金データを読み込む(ステップS101)。
そして、集金データの取り込みが成功か否かが判断され(ステップS102)、成功でない場合はステップS101へ戻り、再度集金データの取り込み動作が行われる。つまり、成功するまで集金データ取り込み動作が繰り返えされる。集金データ取り込みが成功すると、次ステップに移行する。
ステップS103からステップS135の動作は、実施の形態1のステップS4からステップS36の動作と同じである。図4−3において、ステップS136に移行して、更新された集金データ(集金結果データ)は、他システム取込処理部63及び他システム出力処理部64にてサーバーコンピュータ60から他システムのホストコンピュータ70へ受渡しされる(ステップS136)、これにより、管理業務も含めた訪問集金業務が終了する。
本実施の形態の訪問集金業務管理システム及び訪問集金業務管理方法によれば、サーバーコンピュータ60は、他システム取込処理部63及び他システム出力処理部64により、他システムのホストコンピュータ70から集金データを読み込むので、既存のシステム(滞納情報関連)との融合や他システム(調定・滞納データ管理)との融合を容易に行うことができる。
実施の形態3.
本実施の形態のサーバーコンピュータ60においては、手入力により集金データが入力される。図5−1から図5−3は本実施の形態の訪問集金業務の手順を示すフローチャートである。図5−1において、サーバーコンピュータ60は、住民入力処理部(住民入力処理部)35の機能により、実施の形態1のホストコンピュータ70に替わって、手入力により集金データを入力される(ステップS201からステップS203)。ステップS204からステップS237の動作は、実施の形態1のステップS3からステップS36の動作と同じである。
本実施の形態の訪問集金業務管理システム及び訪問集金業務管理方法によれば、集金データ(集金計画データ)の手入力を可能とするので、集金データを蓄積するホストコンピュータやサーバーコンピュータが存在しなくとも、システムを活用することができる。
以上のように、本発明にかかる訪問集金業務管理システムおよび訪問集金業務管理方法は、徴収員が訪問先に出向いて集金を行う訪問集金の管理業務に適用されて好適なものであり、特に市役所等の官庁の行う滞納金の訪問集金の管理業務に適用されて最適なものである。
本発明にかかる訪問集金業務管理システムの実施の形態を示すシステム構成図である。 サーバーコンピュータとクライアントコンピュータとハンディターミナルの処理部を示すブロック図である。 実施の形態1の訪問集金業務の手順を示すフローチャートである。 図3−1に続く実施の形態1の訪問集金業務の手順を示すフローチャートである。 図3−2に続く実施の形態1の訪問集金業務の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2の訪問集金業務の手順を示すフローチャートである。 図4−1に続く実施の形態2の訪問集金業務の手順を示すフローチャートである。 図4−2に続く実施の形態2の訪問集金業務の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3の訪問集金業務の手順を示すフローチャートである。 図5−1に続く実施の形態3の訪問集金業務の手順を示すフローチャートである。 図5−2に続く実施の形態3の訪問集金業務の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ハンディターミナル
10a モバイルプリンタ
11 認証処理部
12 メンテナンス処理部
13 滞納者抽出処理部
14 集金処理部
15 領収証書印刷処理部
16 督励処理部
17 不在票印刷処理部
18 クライアント通信処理部
19 ハンディターミナルプログラム更新処理部
20 手書領収証書処理部
21 ハンディターミナルデータ削除処理部
22 ハンディターミナルデータ暗号化処理部
30 クライアントコンピュータ
31 認証処理部
32 メンテナンス処理部
33 ハンディターミナル通信処理部
34 帳票印刷処理部
35 住民入力処理部(集金計画データ入力処理部)
36 調停入力処理部
37 計画入力処理部
38 集金委託入力処理部
39 収納状況入力処理部
40 編集用データ出力処理部
41 クライアントプログラム更新処理部
42 ハンディターミナル操作ログ表示処理部
43 データバックアップ処理部
50 庁舎内据え置きプリンタ
53 ハブ
55 専用回線或いはインターネット通信網などの汎用回線
60 サーバーコンピュータ
61 ホスト取込処理部
62 ホスト出力処理部
63 他システム取込処理部
64 他システム出力処理部
70 ホストコンピュータ

Claims (14)

  1. サーバーコンピュータよりLANを経由して転送された集金計画データを保持するとともに、後述のハンディターミナルから吸い上げた集金結果データを保持するクライアントコンピュータと、
    前記クライアントコンピュータから転送された前記集金計画データを記憶し、徴収員に携帯され、訪問先での滞納者からの集金の際に、前記集金計画データを更新するとともに接続されたモバイルプリンタにより領収書を印字するハンディターミナルと
    を備えたことを特徴とする訪問集金業務管理システム。
  2. 前記クライアントコンピュータは、前記集金計画データをソートして所定の徴収日の滞納者を抽出するタイミング抽出処理部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の訪問集金業務管理システム。
  3. 前記ハンディターミナルは、滞納者が不在の際に、当該滞納者の前記集金計画データを不在として更新するとともに前記モバイルプリンタにより不在票領収書を印字する不在票印刷処理部を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の訪問集金業務管理システム。
  4. 前記ハンディターミナルは、滞納者が在宅で集金不可能の際に、当該滞納者の前記集金計画データを督励として更新する督励処理部を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の訪問集金業務管理システム。
  5. 前記ハンディターミナルは、操作ログを採取し、
    前記クライアントコンピュータは、前記ハンディターミナルから転送された前記操作ログを表示するハンディターミナル操作ログ表示処理部を有する
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の訪問集金業務管理システム。
  6. 前記サーバーコンピュータは、他システムとの間で前記集金計画データの受け渡しを行う他システム取込処理部及び他システム出力処理部を有する
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の訪問集金業務管理システム。
  7. 前記クライアントコンピュータは、前記集金計画データを手入力可能とする集金計画データ入力処理部を有する
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の訪問集金業務管理システム。
  8. サーバーコンピュータよりLANを通して転送されクライアントコンピュータにて保持された集金計画データを、前記クライアントコンピュータからハンディターミナルに転送し、
    前記ハンディターミナルを徴収員が携帯し、訪問先での滞納者からの集金の際に、前記集金計画データを前記ハンディターミナルにて更新するとともに前記ハンディターミナルに接続されたモバイルプリンタにより領収書を印字し、
    集金終了時、前記ハンディターミナルから前記クライアントコンピュータへ集金結果データを転送する
    ことを特徴とする訪問集金業務管理方法。
  9. 前記集金計画データを前記クライアントコンピュータにてソートすることにより、所定の徴収日の徴収業務の有無を確認する
    ことを特徴とする請求項8に記載の訪問集金業務管理方法。
  10. 滞納者が不在の際に、当該滞納者の前記集金計画データを前記ハンディターミナルにて不在として更新するとともに前記モバイルプリンタにより不在票領収書を印字することを特徴とする請求項8又は9に記載の訪問集金業務管理方法。
  11. 滞納者が在宅で集金不可能の際に、当該滞納者の前記集金計画データを前記ハンディターミナルにて督励として更新する
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の訪問集金業務管理方法。
  12. 前記ハンディターミナルが操作ログを採取するようにしておき、前記クライアントコンピュータに前記操作ログを転送して表示する
    ことを特徴とする請求項8から11の何れか1項に記載の訪問集金業務管理方法。
  13. 前記サーバーコンピュータにて、他システムとの間で前記集金計画データの受け渡しを行う
    ことを特徴とする請求項8から12の何れか1項に記載の訪問集金業務管理方法。
  14. 前記集金計画データを、前記クライアントコンピュータから手入力する
    ことを特徴とする請求項8から12に記載の訪問集金業務管理システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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