JP5014233B2 - 集金端末および集金システム - Google Patents

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Description

この発明は、各種料金の集金および管理に用いられる集金端末および集金システムに関する。
各種の料金として例えば電気料金については、振り込みによる支払いが多いが、集金員が需要家宅を訪れて電気料金を領収する場合もある。こうした場合、集金員は、集金用マスターデータをあらかじめ記憶しているハンディターミナルと(例えば、特許文献1参照。)、手書き用領収証の冊子を所持して、需要家宅を訪れる。集金用マスターデータは、集金員が集金すべき料金の一覧を記録したデータであり、集金員が営業所を出る前に、ハンディターミナルにダウンロードされる。
ハンディターミナルに表示された需要家宅を訪れた集金員が、需要家から電気料金を受け取ると、この集金員は、ハンディターミナルを操作し、領収証を作成して需要家に渡し、次にハンディターミナルに表示された需要家宅に向かう。このとき、集金用マスターデータに記録されていない需要家を訪れて、電気料金を受け取る業務もある。例えば、他の取扱店または他の集金員が集金すべき料金の集金依頼がある場合や、雑収益等のような、電気料金以外の収入を集金する場合がある。この場合に、ハンディターミナルは集金用マスターデータに記録されている需要家に対してだけ領収証を発行するので、集金員は、手書き用領収証の冊子を用いて、手書きで領収証を作成し、需要家に渡す。
一日の集金が終了して、集金員が営業所に戻り、営業所の担当者にハンディターミナルと領収証の冊子と集金してきた電気料金を渡すと、集金員の1日の業務が終了する。
特開2002−144668号公報
ところで、従来のハンディターミナルを用いた料金の受領方法には、次の課題がある。集金員が手書き用領収証の冊子を所持して需要家宅を訪問するので、この冊子の紛失・盗難の可能性がある。この場合には、紛失・盗難の冊子が不正使用されることもある。
また、1日の業務が終了した集金員からハンディターミナルと共に領収証の冊子と集金してきた電気料金を受け取ると、営業所の担当者は、電気料金を受け取って受領処理をする。また、担当者は、手書き用領収証の冊子の使用順番や領収証控えの番号などを確認する作業、領収証の金額をコンピュータに入力する作業や入力作業で更新された管理簿と領収証の金額とを対比する作業などの日常管理を行う必要があり、担当者の負担が大きく、また、入力ミスも発生する可能性がある。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、手書き用領収証の冊子を不要にし、また、日常管理を低減して担当者の負担を軽くすることを可能にする集金端末および集金システムを提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、集金対象の顧客を記録したマスターデータを記憶し、該マスターデータにより顧客を順次に指定し、集金した際に該マスターデータを基にして領収証を発行する集金端末において、前記マスターデータに記録された顧客の訪問順序に対して割り込みの指示が入力され、割り込み対象の顧客のデータが入力される入力手段と、前記入力手段から割り込みの指示を受け取った後に、割り込み対象の顧客のデータを受け取ると、該顧客のデータと領収金額を基にして領収証を発行する処理手段とを備えることを特徴とする集金端末である。
請求項1の発明では通常の集金端末を次のようにしている。通常の集金端末は、集金対象の顧客を記録したマスターデータを記憶し、マスターデータにより顧客を順次に指定する。この後、集金端末は、集金した際にマスターデータを基にして領収証を発行する。こうした集金端末に対して、この発明では、マスターデータに記録された顧客の訪問順序に対して割り込みの指示が入力され、割り込み対象の顧客のデータが入力手段に入力されると、処理手段は、入力手段から割り込みの指示を受け取った後に、割り込み対象の顧客のデータを受け取ると、顧客のデータと領収金額を基にして領収証を発行する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の集金端末において、データを記憶する記憶手段を備え、前記処理手段は、前記領収証の発行に用いた顧客のデータと領収金額とを、領収データとして前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の集金端末を備える集金システムであって、前記集金端末の記憶手段が記憶している前記領収データを受け取ると、前記割り込み対象の顧客用の帳票を作成し、該顧客の未払いの金額と、該領収データに記録されている領収金額を該帳票に記録し、該帳票を用いて該未払いの金額と該領収金額とを管理する管理手段を備えることを特徴とする集金システムである。
請求項3の発明では、前述の集金端末を用いて、集金システムを構成している。つまり、管理手段は、集金端末の記憶手段が記憶している領収データを受け取ると、割り込み対象の顧客用の帳票を作成し、顧客の未払いの金額と、領収データに記録されている領収金額を帳票に記録する。この後、管理手段は、帳票を用いて未払いの金額と領収金額とを管理する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の集金システムにおいて、前記管理手段は、前記帳票の前記未払いの金額と前記領収金額との差額が無くなったときに、該帳票を削除することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、集金端末が臨時の領収証を発行するので、従来、臨時の集金の際に集金員に使用されていた手書き用領収証の冊子を不要にすることができる。この結果、冊子の紛失および盗難を防ぎ、また、紛失および盗難の冊子の不正使用を防ぐことができる。
請求項2の発明によれば、集金端末が領収データを記憶しているので、用紙等を用いて集金員が領収金額を記録することを不要にし、集金員の負担を軽減することができる。
請求項3の発明によれば、集金端末が記憶する領収データを管理手段が受け取ったときに帳票を作成して、割り込み対象の顧客の未払いの金額と領収金額を管理するので、従来、担当者が行っていた領収金額の入力を不要にすることができ、また、領収金額の入力ミスを防いで金額の確実な管理を可能にする。
請求項4の発明によれば、帳票の前記未払いの金額と領収金額との差額が無くなったときに、この帳票を削除するので、帳票が累積して管理が煩雑になることを防ぐことができる。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。以下の実施の形態では、電力会社の集金員が電気料金を領収する場合を例として説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態による集金システムについて、図1〜図3を用いて説明する。図1の集金システムは、電力会社の支社などに設けられている管理部門に設置されている管理サーバ11、業務サーバ12および通信制御装置13と、電力会社の営業所に設置されている管理コンピュータ21および通信制御装置22と、この営業所で集金員に使用される集金ハンディターミナル(HT)23とを備えている。管理部門と営業所とは、通信網NWを経由してデータの送受信が可能な状態にある。なお、電力会社の他の営業所は、図1の営業所と同様であるので、図示を省略している。
管理部門の管理サーバ11は、需要家に関する各種のデータなどを管理している。管理サーバ11が管理するデータには、各需要家が電気を使用した際の電気料金がある。管理サーバ11は、各需要家の電気料金のデータを用いて、営業所に所属する集金員が日毎に集金する需要家の一覧を、集金用マスターデータとして作成する。この集金用マスターデータを図4に示す。図4の集金用マスターデータには、集金員が訪問する順番を表す「001」、「002」などの番号が訪問番号として記録され、訪問する需要家が電力会社と契約した際の契約番号と契約者の名義が記録されている。また、集金用マスターデータには、訪問する需要家が使用した電気の使用量と電気料金が記録されている。この他にも、集金用マスターデータには、管理上必要なデータが記録されている。管理サーバ11は、こうした集金用マスターデータを各営業所の集金員毎に作成される。
業務サーバ12は、業務に必要とするデータを管理している。業務サーバ12が管理するデータには、臨時で領収した金額や需要家を管理する際に付けられる管理番号がある。業務サーバ12は、各営業所から管理番号の送信要求を受信すると、現在使用されている管理番号と重複しないようにして新たな管理番号を生成し、送信要求を出した営業所の管理コンピュータ21に、生成した管理番号を送る。
通信制御装置13は、通信網NWを経由して、管理部門の管理サーバ11および業務サーバ12とのデータ通信を可能にする。営業所の通信制御装置22も同様である。
営業所の管理コンピュータ21は、営業所の担当者の操作によって管理業務を行う際に使用される。つまり、管理部門の管理サーバ11が作成した集金用マスターデータ(図4)の受信指示が入力されると、管理コンピュータ21は、管理部門の管理サーバ11に対して集金用マスターデータの送信要求を送り、管理サーバ11から集金用マスターデータ(図4)を受信する。この後、各集金ハンディターミナル23から集金用マスターデータ(図4)の送信要求を受信すると、管理コンピュータ21は、該当する集金ハンディターミナル23に集金用マスターデータ(図4)を送信する。
管理コンピュータ21は、各集金ハンディターミナル23から通常の集金による領収データと、臨時の集金による領収データを受信すると、これらのデータを管理部門の管理サーバ11に送信する。この後、管理コンピュータ21は、管理部門の業務サーバ12に対して、領収金額を管理するための管理番号の送信要求を送り、業務サーバ12から管理番号を受け取る。
管理コンピュータ21は、臨時の集金による領収データを基にして作成された帳票データであって、管理帳票を表す帳票データを管理部門の管理サーバ11から受信する。この後、管理コンピュータ21は、受信した帳票データにより管理帳票を表示する。この管理帳票には、当日、集金員が臨時で訪問した需要家であって、電気料金を収めていない需要家の契約番号、名義、月分、金額などが表示される。さらに、この管理帳票には、管理番号を入力する入力欄がある。管理帳票の表示後に、管理部門の業務サーバ12から受信した管理番号が管理帳票に入力されると、管理コンピュータ21は、入力された管理番号を管理部門の管理サーバ11に送る。この後、管理サーバ11が更新した管理帳票を表す更新データを管理サーバ11から受け取ると、管理コンピュータ21は、更新された管理帳票を表示する。
営業所の集金ハンディターミナル23は、図2に示すように、集金の際に集金員が手101に持って操作するものであり、ケース23を備えている。ケース23の内側には、集金ハンディターミナル23の回路部分が収納されている。この回路部分は、図3に示すように、制御部23A、記憶部23B、操作部23C、電源部23D、表示部23E、印刷部23Fおよび通信部23Gを備えている。
記憶部23Bは、制御部23Aの制御によって、各種のデータを記憶するメモリである。電源部23Dは、バッテリ(図示を省略)と電源スイッチ(図示を省略)とを備えている。この電源スイッチを集金員がオンにすると、電源部23Dは、バッテリ電源を制御部23Aに供給する。さらに、制御部23Aは回路部分に対する電源供給を制御する。操作部23Cは、集金員によって操作されるものであり、操作パネル23Cを備えている。操作パネル23Cには、集金員が手101で押し下げる、多数の押下スイッチが設けられている。先に述べた電源部23Dの電源スイッチ(図示を省略)も操作パネル23Cに設けられた押下スイッチの1つである。
表示部23Eは、液晶ディスプレイのような表示パネル23Eを備え、制御部23Aの制御により、操作パネル23Cの操作によって制御部23Aが作成した領収データなどを表示する。印刷部23Fは、用紙排出口23F11を具備した印字装置23Fを備えている。印刷部23Fは、制御部23Aが作成した領収データにより、用紙に印字して領収証を作成し、作成した領収証を用紙排出口23F11から送り出す。通信部23Gは、管理コンピュータ21と無線や赤外線を用いてデータの送受信を行う。
制御部23Aは集金ハンディターミナル23に関する処理全般を行う。この処理として受信処理がある。集金員により操作部23Cが操作されて、集金用マスターデータの受信指示が入力されると、制御部23Aは、受信処理を行い、通信部23Gを経て管理コンピュータ21から、集金用マスターデータを受信する。
制御部23Aが行う処理には、集金員による集金業務を補助する集金処理がある。この集金処理を図5に示す。つまり、操作部23Cの操作パネル23Cが操作されて、集金開始の指示が入力されると、制御部23Aは、集金用マスターデータに記録されている、訪問番号が最初である需要家のデータを表示部23Eの表示パネル23Eに表示する(ステップS1)。ステップS1が終了した後、集金員により操作パネル23Cに対して割り込みの操作が無い場合(ステップS2)、制御部23Aは、操作パネル23Cの操作による領収金額の入力データを待つ(ステップS3)。
領収金額の入力データを操作部23Cから受け取ると、制御部23Aは、集金用マスターデータ(図4)の中から集金対象である需要家のデータと、領収金額を用いて領収データを作成し、記憶部23Bに記憶する(ステップS4)。そして、制御部23Aは、作成した領収データを用いて、この需要家に発行する領収証を、印刷部23Fを制御して印刷する(ステップS5)。
ステップS5が終了すると、制御部23Aは、集金用マスターデータ(図4)の中に次の訪問番号のデータがあるかどうかを判断する(ステップS6)。ステップS6で次の訪問番号のデータがあると、制御部23Aは、この訪問番号の需要家つまり次に訪問する需要家のデータを表示部23Eの表示パネル23Eに表示し(ステップS7)、処理をステップS2に戻す。また、ステップS6で次の訪問番号のデータが無ければ、制御部23Aは集金処理を終了する。
これらの一連の処理は、ステップS2を除くと集金ハンディターミナル23の通常の処理である。この実施の形態では、これに対してステップS2の処理をさらに付加している。つまり、ステップS2で、集金員による操作パネル23Cに対する割り込みの操作が有る場合、制御部23Aは割り込み処理を行う(ステップS8)。割り込み処理は、集金員が操作部23Cの操作パネル23Cを操作して、集金用マスターデータ(図4)に記録されていない需要家からの集金を補助するものである。通常の処理では、制御部23Aは集金用マスターデータ(図4)に記録された需要家からの入金を操作部23Cに入力する入金手続きと、領収証の発行とを行うだけであり、通常の処理の途中で、集金用マスターデータ(図4)に記録されていない需要家に関する入金手続きと領収証の発行を行うことはできない。ステップS2は、集金用マスターデータ(図4)に記録されていない需要家に関する入金手続きと領収証の発行を行うための処理である。
ステップS8の割り込み処理を図6に示す。割り込み処理を開始すると、制御部23Aは、集金用マスターデータ(図4)に記録されていない需要家のデータ、つまり、需要家の契約番号、名義、電気の使用量、電気料金などのデータの入力を待つ(ステップS21)。ステップS21で需要家のデータを受け取ると、制御部23Aは、受け取った需要家のデータを用いて領収データを作成し、領収データを記憶部23Bに記憶する(ステップS22)。そして、制御部23Aは、この領収データを用いて、集金対象の需要家に発行する領収証を、印刷部23Fを制御して印刷する(ステップS23)。印刷部23Fが印刷する領収証を図7に示す。この領収証は前述のステップS22で作成した領収データの内容を反映したものである。
こうして、制御部23Aは、ステップS8の割り込み処理を含む集金処理を行う。
次に、この実施の形態による集金システムを用いた集金方法について説明する。電力会社の管理部門では、管理サーバ11が集金用マスターデータ(図4)を作成する。電力会社の営業所では、集金ハンディターミナル23に受信指示が入力されると、集金ハンディターミナル23が集金用マスターデータ(図4)の送信要求を管理コンピュータ21に送る。これにより、管理部門の管理サーバ11に対して管理コンピュータ21が集金用マスターデータの送信要求を送り、管理サーバ11が要求を出した管理コンピュータ21に集金用マスターデータを送信する。営業所の管理コンピュータ21は、受信した集金用マスターデータ(図4)を記憶する。この後、管理コンピュータ21は、集金ハンディターミナル23から集金用マスターデータ(図4)の送信要求を受け取ると、該当する集金用マスターデータ(図4)を読み出し、送信要求を出した集金ハンディターミナル23に集金用マスターデータ(図4)を送信する。
この後、集金員は集金ハンディターミナル23を所持し、担当区域の需要家を訪問して電気料金を集金する。集金員が集金ハンディターミナル23を用いて入金手続きを行うと、集金ハンディターミナル23が領収証を発行する。このとき、営業所の担当者から臨時の集金依頼を集金員が受けると、この集金員は、臨時で集金する需要家宅に向かうと共に、集金ハンディターミナル23を操作して、割り込みの指示を入力する。集金ハンディターミナル23は、割り込みの指示を受けると、割り込み処理を行い、臨時で集金した電気料金の入金手続きを行い、領収データを記憶部23Bに記憶すると共に印刷部23Fを制御して領収証を発行する。
当日の集金を終わり、集金員が営業所に戻り集金ハンディターミナル23により集金結果を報告すると、図8に示すように、管理コンピュータ21は集金ハンディターミナル23から通常の集金で生成された領収データと、臨時の集金で生成された領収データとを読み出して(ステップS41)、これらのデータを管理部門の管理サーバ11に送信する(ステップS42)。
管理部門の管理サーバ11は、領収データを受信すると、領収データが通常の集金のものである場合、需要家のデータに電気料金の支払い済みを記録するための処理を行う。一方、領収データの中に臨時で集金したものがあると、管理サーバ11は管理帳票を作成する(ステップS43)。この管理帳票を図9に示す。この管理帳票には、需要家の契約番号などが記録されていると共に、領収証を管理するための管理番号を入れる入力欄W1が設けられている。また、該当する需要家のデータから読み込んだ、未払いの電気料金などが記録されている。データ管理サーバ11は、このような管理帳票を作成すると、この帳票を表す帳票データを管理コンピュータ21に送信する(ステップS44)。
営業所の管理コンピュータ21は、帳票データを受信すると、この帳票データを用いて管理帳票(図9)を表示する(ステップS45)。この後、管理コンピュータ21は、管理部門の業務サーバ12に対して、管理番号の送信要求を送る(ステップS46)。
管理部門の業務サーバ12は、営業所の管理コンピュータ21から管理番号の送信要求を受信すると、現在使用されている管理番号と重複しないようにして、新たな管理番号を生成し(ステップS47)、送信要求を出した営業所の管理コンピュータ21に、生成した管理番号を送信する(ステップS48)。管理コンピュータ21に送信する管理番号を例えば「98765」とする。
営業所の管理コンピュータ21は、管理部門の業務サーバ12から管理番号を受信すると、この番号「98765」を表示部23Eに表示する(ステップS49)。営業所の担当者が管理番号「98765」を管理帳票(図9)の入力欄W1に入力すると(ステップS50)、管理コンピュータ21は、入力欄W1に入力された管理番号「98765」を、管理部門の管理サーバ11に送信する(ステップS51)。
管理部門の管理サーバ11は、営業所の管理コンピュータ21から管理番号「98765」を受信すると、領収データに管理番号「98765」を添付して領収データを管理すると共に、この領収データの内容を管理帳票(図9)に反映して管理帳票(図9)を更新する(ステップS52)。こうして更新された管理帳票を図10に示す。この管理帳票(図10)には、集金員が臨時で集金した際の領収データの内容が反映されている。しかも、管理番号を用いることにより、管理部門の管理サーバ11が管理する管理帳票(図9)に対して、営業所の管理コンピュータ21から領収金額などのデータを変更することを防ぎ、かつ、集金員が領収した金額が確実に管理帳票(図10)に反映されている。管理サーバ11は、こうして更新した管理帳票(図10)を表す更新データを、営業所の管理コンピュータ21に送信する(ステップS53)。
営業所の管理コンピュータ21は、受信した更新データを基にして、更新された管理帳票(図10)を表示部23Eに表示する(ステップS54)。このように、営業所の管理コンピュータ21は管理部門の管理サーバ11と連動して管理帳票を表示する。
一方、管理部門の管理サーバ11は、更新された管理帳票(図10)の残金がゼロであるかどうかを判断する(ステップS55)。残金がゼロである場合には、管理サーバ11の管理する需要家のデータに、電気料金の未払いがゼロになったことを記録し、管理帳票(図10)と管理番号とを削除し(ステップS56)、また、削除した管理番号を業務サーバ12に通知する(ステップS57)。業務サーバ12は、番号削除の通知を受け取ると、受け取った管理番号を削除する(ステップS58)。
ところで、ステップS55で残金がゼロでない場合、管理部門の管理サーバ11は処理を最初に戻し、集金システムは残金がゼロになるまでステップS41〜S54を繰り返す。なお、この場合、管理サーバ11はステップS43の処理を省略する。
こうして、この実施の形態によれば、手書き用領収証の冊子を不要にすることができる。この結果、冊子の紛失および盗難を防ぎ、また、紛失および盗難の冊子の不正使用を防ぐことができる。また、この実施の形態によれば、手書き用領収証の冊子を不要にするので、手書き用領収証の冊子の使用順番や領収証控えの番号などを確認する作業、領収証の金額をコンピュータに入力する作業および入力作業で更新された管理簿と領収証の金額とを対比する作業などのように、手書き用領収証の冊子を使用することにより発生する日常的な管理を不要にすることができる。この結果、営業所の担当者の負担を軽減することができる。また、この実施の形態によれば、営業所の管理コンピュータ21からは管理帳票の変更などを行うことができないので、領収金額を間違いなく確実に管理することができる。さらに、この実施の形態によれば、電気料金の未払いがゼロになった場合には、管理部門の管理サーバ11が即時に管理帳票(図10)を削除するので、管理帳票が累積して管理が煩雑になることを防ぐことができる。
(実施の形態2)
この実施の形態では、各営業所の集金ハンディターミナル23が相互に通信可能である。つまり、集金ハンディターミナル23の通信部23Gは、無線によるデータ通信の機能を持ち、このデータ通信により通信網NWを経由して、別の営業所の集金ハンディターミナル23などと、相互にデータの送受信を行う。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。
こうした実施の形態により、次のようにして臨時の集金を行う。実施の形態1では、臨時の集金を行う場合に集金員が営業所の担当者から臨時の集金依頼を受けていたが、この実施の形態では、臨時の集金を申し出る集金員の集金ハンディターミナル23から、臨時の集金を受ける集金員の集金ハンディターミナル23に対して、集金依頼のメッセージを直接送信する。このとき、臨時の集金を申し出る集金員は、集金ハンディターミナル23を操作して、集金用マスターデータ(図4)から臨時の集金対象である需要家の契約番号、名義、電気の使用量、電気料金などのデータを抽出し、このデータを臨時の集金を受ける集金員の集金ハンディターミナル23に送信する。つまり、割り込み処理のステップS21を、臨時の集金を申し出る集金員の集金ハンディターミナル23と、通信網NWを経由して直接行うことができる。
こうして、この実施の形態により、臨時の集金を申し出る集金員の集金ハンディターミナル23と、臨時の集金を受ける集金員の集金ハンディターミナル23とが、臨時の集金対象である需要家のデータを直接送受信するので、臨時の集金を受ける集金員が操作部23Cの操作パネル23Cを操作してデータを入力する手間を省くことができ、集金員の負担を軽減することを可能にする。また、集金員による操作パネル23Cの操作を不要にするので、データの入力ミスの発生を防ぐことができる。
以上、この発明の各実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は各実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、各実施の形態では、電気料金の集金を例としたが、各種の料金の集金に対してこの発明を適用することができる。また、各実施の形態では、領収データに対して管理番号を付与して領収データを管理したが、領収データの管理をすべて自動で行う場合には管理番号を不要にすることも可能である。さらに、領収証を発行する際に、領収金額から消費税を引いた金額が3万円以上である場合に、金額に応じた印紙の必要枚数を制御部23Aが算出して表示部23Eに表示するようにしてもよい。
この発明の実施の形態1による集金システムを示す構成図である。 集金ハンディターミナルの外観を示す正面図である。 集金ハンディターミナルの回路部分を示すブロック図である。 集金用マスターデータの一例を示す図である。 集金処理を示すフローチャートである。 割り込み処理を示すフローチャートである。 領収証の一例を示す図である。 集金方法を説明するためのシーケンス図の一例を示す図である。 管理帳票の一例を示す図である。 更新された管理帳票の一例を示す図である。
符号の説明
11 管理サーバ(管理手段)
12 業務サーバ
13、22 通信制御装置
21 管理コンピュータ
23 集金ハンディターミナル(集金端末)
23A 制御部(処理手段)
23B 記憶部(記憶手段)
23C 操作部(入力手段)
23D 電源部
23E 表示部
23F 印刷部(処理手段)
23G 通信部

Claims (4)

  1. 集金対象の顧客を記録したマスターデータを記憶し、該マスターデータにより顧客を順次に指定し、集金した際に該マスターデータを基にして領収証を発行する集金端末において、
    前記マスターデータに記録された顧客の訪問順序に対して割り込みの指示が入力され、割り込み対象の顧客のデータが入力される入力手段と、
    前記入力手段から割り込みの指示を受け取った後に、割り込み対象の顧客のデータを受け取ると、該顧客のデータと領収金額を基にして領収証を発行する処理手段と、
    を備えることを特徴とする集金端末。
  2. データを記憶する記憶手段を備え、
    前記処理手段は、前記領収証の発行に用いた顧客のデータと領収金額とを、領収データとして前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載の集金端末。
  3. 請求項2に記載の集金端末を備える集金システムであって、
    前記集金端末の記憶手段が記憶している前記領収データを受け取ると、前記割り込み対象の顧客用の帳票を作成し、該顧客の未払いの金額と、該領収データに記録されている領収金額を該帳票に記録し、該帳票を用いて該未払いの金額と該領収金額とを管理する管理手段を備えることを特徴とする集金システム。
  4. 前記管理手段は、前記帳票の前記未払いの金額と前記領収金額との差額が無くなったときに、該帳票を削除することを特徴とする請求項3に記載の集金システム。
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