JP2008282082A - 計量器、計量器用料金箱および、光熱水の供給停止解除システム - Google Patents

計量器、計量器用料金箱および、光熱水の供給停止解除システム Download PDF

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Abstract

【課題】 電気などを供給停止されている需要家が料金を支払った場合に、電気などの供給停止を迅速に解除する。
【解決手段】 供給停止されている需要家Cの計器本体21に、料金箱23を備えた計器ボックス22を取り付ける。需要家Cが料金箱23に料金を入れて電力会社Eの料金管理サーバ4に通知すると、料金管理サーバ4から警備会社Kの業務管理サーバ5に解除指令が送信される。そして、業務管理サーバ5において、需要家宅Hを訪問して供給停止を解除する警備員Gが選出され、この警備員Gの携帯端末6に解除作業指令が送信される。これを受けて警備員Gが需要家宅Hを訪問し、供給停止を解除する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電気やガス、水道などの光熱水の使用量を計量する計量器、計量器に取付可能な計量器用料金箱および、光熱水の供給停止を解除する光熱水の供給停止解除システムに関する。
例えば、電気料金やガス料金などの光熱水費の支払い方法として、口座引き落としや、振込み、窓口持参、集金員による集金などがある。また、振込みに要する支払い者の負担を軽減するために、POS(Point Of Sales)端末を利用した料金収納代行システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムは、支払い者がコンビニエンスストアなどに振込み票を持参して料金を支払うと、コンビニエンスストアなどに設置されたPOS端末によって、振込み票のバーコードが読み取られる。そして、読み取られたバーコードの情報が電力会社など(支払い先)のサーバに送られ、料金の支払処理が行われるものである。
一方、例えば電気料金を一定期間支払わない場合には、電気の供給を停止する措置が取られる。すなわち、電力会社の作業員などが当該需要家宅に訪問し、電力量計(計量器)に挿入接続されている接続線を抜いて、電力供給源側と需要家宅側との接続を切り離していた。そして、電気料金が支払われると、供給停止を解除して、電気の供給が再開される。すなわち、電力会社の作業員などが再び当該需要家宅に訪問し、電力量計に接続線を挿入接続して、電力供給源側と需要家宅側とを再接続していた。このように、供給停止および停止解除には、需要家宅への訪問を要するため、多くの時間と労力とを要していた。このため、遠隔から電力量計内の開閉スイッチをオン・オフすることで、供給停止および停止解除を遠隔で行えるようにした遠隔式給電停止解除装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平7−244693号公報 特開2004−266981号公報
ところで、供給停止を受けていた需要家が電気料金を支払った場合には、速やかに電気の供給を再開する必要がある。すなわち、例えば、需要家が夜間に電気料金を支払った場合であっても、電力会社の作業員などが速やかに当該需要家宅に訪問し、供給再開の措置を行う必要がある。しかしながら、いつ要するか予測がつかない供給再開のために夜間などに作業員を確保することは、電力会社などにとって大きな負担となる。一方、上記の遠隔式給電停止解除装置では、装置の作動信頼性が確保されていることを要するが、現状では確保されるに至っていない。さらに、どの需要家が供給停止の対象になるか予測がつかないため、すべての需要家を対象にして本装置を設置する必要があり、膨大な費用を要することになる。
そこでこの発明は、料金が支払われた場合に、電気やガスなどの供給停止を迅速に、さらには安価に解除することを可能にする計量器、計量器用料金箱および、光熱水の供給停止解除システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、電気やガス、水道などの光熱水の使用量を計量する計量器であって、金銭を出し入れ可能な料金箱を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、電気やガス、水道などの光熱水の使用量を計量する計量器に取付可能で、金銭を出し入れ可能であることを特徴とする計量器用料金箱である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の計量器または請求項2に記載の計量器用料金箱において、金銭が入れられたことを知らせる入金表示手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の計量器または請求項2に記載の計量器用料金箱において、料金の支払いを管理する料金管理センタと通信する通信手段を備え、金銭が入れられたことを前記通信手段によって前記料金管理センタに送信することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、電気やガス、水道などの光熱水の供給停止を解除する光熱水の供給停止解除システムであって、供給停止されている需要家から光熱水の料金が支払われたことを、料金の支払いを管理する料金管理センタに通知する支払通知手段と、前記料金管理センタからの指令を受けて、前記料金を支払った需要家宅を訪問して供給停止を解除する要員を選出する要員選出手段と、を備えることを特徴とする。
(作用)
光熱水を供給停止されている需要家が料金を支払うと、支払われたことが支払通知手段によって料金管理センタに通知される。そして、料金管理センタからの指令を受けて、要員選出手段によって料金を支払った需要家宅を訪問すべき要員が選出される。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の光熱水の供給停止解除システムにおいて、前記要員選出手段は、前記選出した要員の携帯端末に訪問指令を送信することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の光熱水の供給停止解除システムにおいて、警備員を要員とする警備会社に前記要員選出手段が設けられていることを特徴とする。
請求項1および2に記載の発明によれば、供給停止されている需要家が料金箱(計量器用料金箱)に光熱水の料金を入れ電力会社などに連絡することで、電力会社などから要員を当該需要家宅に訪問させることができる。この結果、供給停止を迅速に解除するシステムを構築することが可能になるとともに、計量器に料金箱を備えるだけでよいため、供給停止を解除するシステムを安価に構築することが可能となる。しかも、請求項2に記載の発明によれば、計量器に計量器用料金箱を取付可能なため、供給停止されている需要家の計量器にのみ計量器用料金箱を取り付ければよく、すべての計量器に料金箱を備える必要がない。この結果、より安価にシステムを構築することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、料金箱(計量器用料金箱)に金銭が入れられたことが入金表示手段によって知らされるため、料金が支払われたことを迅速かつ正確に知得することができる。
請求項4に記載の発明によれば、料金箱(計量器用料金箱)に金銭が入れられたことが料金管理センタに送信されるため、より迅速に要員を需要家宅に訪問させて供給停止を解除することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、光熱水を供給停止されている需要家が料金を支払うと、当該需要家宅を訪問すべき要員が選出されるため、適正な要員を需要家宅に訪問させて供給停止をより迅速に解除することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、選出した要員の携帯端末に訪問指令が送信されるため、要員が外出中などであっても、迅速に需要家宅に訪問させて供給停止を解除することが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、警備会社に要員選出手段が設けられているため、警備員を要員として、通常の警備業務と供給停止の解除業務とを兼務することで、供給停止の解除だけを行うための要員を別途確保する必要がなくなる。この結果、要員費を削減して、より安価に供給停止の解除を行うことが可能となる。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、この実施の形態に係る光熱水の供給停止解除システム(以下、適宜「解除システム」という)1の概略構成図である。この解除システム1は、電気料金を一定期間支払わなかったために電気(光熱水)の供給を停止された需要家Cが電気料金を支払った場合に、電気の供給停止を解除するシステムである。この解除システム1では、主として、需要家Cの需要家宅Hに電力量計2が設置され、電力会社Eに料金管理サーバ(料金管理センタ)4が設けられ、警備会社Kに業務管理サーバ5が設けられている。
電力量計2は、電気の使用量を計量する計器であって、図2に示すように、計器本体(計量器)21が計器ボックス22に収容されている。計器ボックス22の下側には、金銭を出し入れ可能な計量器用料金箱(キャッシュディスペンサ)23が設けられている。この料金箱23は、計器ボックス22に設けられたキー24で暗証番号を入力すると開扉し、金銭を出し入れできるようになっている。また、料金箱23内にはセンサ(図示せず)が配設され、料金箱23に金銭が入れたことをセンサが感知すると、計器ボックス22に設けられたLED(Light Emitting Diode、入金表示手段)25が点灯し、金銭が入れられたことを知らせるようになっている。このような計器ボックス22への電力は、計器本体21を介して商用電源から供給されるようになっている。また、この計器ボックス22は、規定の計器本体21に着脱自在となっており、後述するように、電気の供給を停止する際に、料金箱23などを有さない通常の計器ボックスに替わって計器本体21に取り付けられ、供給停止を解除する際に、取り外されて通常の計器ボックスが再び取り付けられる。そして、計器ボックス22の着脱に伴って、料金箱23が計器本体21に着脱自在となっている。
図1中符号3は、需要家Cが所有する携帯電話(支払通知手段)であり、需要家Cが電気料金を料金箱23に入れた際に、電力会社Eの料金管理サーバ4に電気料金を入金した旨を通知するものである。すなわち、この実施の形態では、後述する料金管理サーバ4の入金通知のWebページ41にアクセスし、需要家Cの氏名と契約番号とを入力して送信することで、通信網Nを介して料金管理サーバ4に入金の旨が通知される。また、音声によって入金した旨を通知するようにしてもよい。すなわち、音声認識機能や音声案内機能などを備えた自動音声応答装置(IVR;Interactive Voice Response Unit)を電力会社E内に備え、需要家Cから音声によって入金した旨を通知し、その情報をデジタル変換して料金管理サーバ4に伝送するようにしてもよい。
料金管理サーバ4は、図3に示すように、主として、Webページ41と、需要家データベース42と、料金データベース43と、供給停止タスク44と、停止解除タスク45と、これらを起動制御などする制御タスク46とを備えている。
Webページ41は、電気を供給停止されている需要家Cがアクセスして氏名と契約番号とを送信することで、電気料金が入金された旨を受けるインターネット上のWebページである。そして、このWebページ41によって入金された旨を受けると、制御タスク46によって停止解除タスク45が起動されるようになっている。
需要家データベース42は、各需要家Cの情報を記憶したデータベースであり、図4に示すように、契約番号421ごとに、需要家名422、連絡先423、所在地424、メータ番号425、供給停止426、暗証番号427および、その他428が記憶されている。そして、需要家名422には、需要家Cの氏名が記憶され、連絡先423には、需要家Cの連絡先電話番号や電子メールアドレスなどが記憶されている。所在地424には、需要家Cの需要家宅Hの所在地が記憶され、メータ番号425には、当該需要家宅Hに設定されている電力量計2(計器本体21)の識別番号が記憶されている。供給停止426には、当該需要家宅Hが電気の供給を停止されているか否かが記憶され、暗証番号427には、電気の供給を停止されている場合、つまり上記の計器ボックス22が取り付けられている場合の料金箱23の暗証番号が記憶されている。この暗証番号427には、後述するように、警備会社Kの業務管理サーバ5からの停止完了情報に基づいて、暗証番号が記憶さる。
料金データベース43は、契約番号ごとに料金の支払い状況を管理、記憶したベータベースである。すなわち、各契約番号に対して、各月の請求額および支払いの有無が記憶され、最新月の請求額が記憶された時点では「未払い」が記憶され、入金が確認されると「支払い済み」が記憶されるようになっている。ここで、入金の確認は、後述するように、業務管理サーバ5からの解除完了情報を受信することで行われるとともに、供給停止されていない需要家Cからの口座引き落としや振込みなどによる通常の支払いによる支払いシステム(料金収納代行システムなど)からによっても行われる。
供給停止タスク44は、電気料金を一定期間支払わない需要家Cに対して、電気の供給停止を手配するタスクであり、図5に示すフローチャートに基づいている。まず、料金データベース43から最初の契約番号の支払い状況を取得し(ステップS1)、支払い遅延があるか否かを判断する(ステップS2)。つまり、「未払い」の請求月が一定期間経過しているか否かを判断し、遅延がない場合にはステップS5に進む。一方、遅延がある場合には、当該契約番号の情報を需要家データベース42から取得して、供給停止の対象リストに、契約番号421、需要家名422、連絡先423、所在地424およびメータ番号425の情報を書き込む(ステップS3)。さらに、当該契約番号の供給停止426には、供給停止の旨を記憶する(ステップS4)。
次に、料金データベース43内のすべての契約番号に対する処理が終了していない場合(ステップS5で「N」の場合)には、料金データベース43から次の契約番号の支払い状況を取得し(ステップS6)、ステップS2に進んで同様の処理を繰り返す。一方、すべての契約番号に対する処理が終了した場合(ステップS5で「Y」の場合)には、供給停止の対象リストを業務管理サーバ5に送信する(ステップS7)ものである。このような供給停止タスク44は、制御タスク46によって定期的に(例えば、1日1回)起動されるサイクルタスクとなっており、電気料金を一定期間支払わない時点で、供給停止が手配されるようになっている。
停止解除タスク45は、上記のように、電気料金が入金された旨をWebページ41などで受けると起動され、電気の供給停止を解除する旨の指令を業務管理サーバ5に送信するタスクである。すなわち、Webページ41などで受信した契約番号の情報を需要家データベース42から取得して、供給停止426に供給停止が記憶されている場合に、当該契約番号を含む解除指令を業務管理サーバ5に送信するものである。なお、供給停止426および暗証番号427の解除(クリア)は、後述する業務管理サーバ5からの解除完了情報を受信して行われる。
業務管理サーバ5は、図6に示すように、主として、供給停止データベース51と、警備員データベース52と、停止作業タスク53と、解除作業タスク(要員選出手段)54と、これらを起動制御などする制御タスク55とを備えている。
供給停止データベース51は、料金管理サーバ4から受信した情報に基づいて、契約番号ごとの供給停止情報を記憶したデータベースであり、図7に示すように、契約番号511ごとに、需要家名512、連絡先513、所在地514、メータ番号515、ボックス番号516、暗証番号517および、その他518が記憶されている。そして、需要家名512、連絡先513、所在地514およびメータ番号515には、料金管理サーバ4から受信した供給停止の対象リスト中の需要家名422、連絡先423、所在地424およびメータ番号425の情報が記憶されている。ボックス番号516には、後述するようにして当該需要家宅Hに割り当てられた計器ボックス22の識別番号が記憶され、暗証番号517には、当該計器ボックス22の料金箱23の暗証番号が記憶されている。
警備員データベース52は、警備会社Kの各警備員(要員)Gの出勤ケージュール、巡回地域、巡回時間および、携帯端末6の連絡先などを記憶したデータベースである。
停止作業タスク53は、料金管理サーバ4から受信した供給停止の対象リストに基づいて、該当する需要家宅Hを訪問して電気の供給停止を行うことを警備員Gに指示するタスクであり、図8に示すフローチャートに基づいている。まず、対象リストから最初の契約番号の情報を取得し(ステップS11)、この需要家宅Hに設置する計器ボックス22を取得する(ステップS12)。すなわち、計器ボックス22の使用状況などを記憶、管理するデータベースから、需要家宅Hに設置可能な計器ボックス22の識別番号を取得する。次に、取得した計器ボックス22の料金箱23に設定する暗証番号を、暗証番号を付与するプログラムで取得する(ステップS13)。続いて、需要家宅Hを訪問すべき警備員Gを選出する(ステップS14)。すなわち、警備員データベース52の情報に基づいて、当該需要家宅Hを最も早く訪問可能な警備員G、例えば、当該需要家宅Hの地域を巡回地域とする出勤中の警備員Gを選出する。
次に、選出した警備員Gの携帯端末6に、訪問すべき需要家Cの契約番号、需要家名、連絡先、所在地、メータ番号および、設置すべき計器ボックス22の識別番号と暗証番号を含む停止作業指令(訪問指令)を送信する(ステップS15)。そして、供給停止データベース51に情報を記憶する(ステップS16)。つまり、契約番号511〜メータ番号515には、対象リスト中の契約番号421〜メータ番号425の情報を記憶し、ボックス番号516と暗証番号517とには、取得した計器ボックス22の識別番号と暗証番号とを記憶する。さらに、その他518には、選出した警備員Gの識別情報を記憶する。次に、対象リスト内のすべての契約番号に対する処理が終了していない場合(ステップS17で「N」の場合)には、対象リストから次の契約番号の情報を取得し(ステップS18)、ステップS12に進んで同様の処理を繰り返す。一方、すべての契約番号に対する処理が終了した場合(ステップS17で「Y」の場合)には、タスクを終了するものである。
解除作業タスク54は、料金管理サーバから解除指令を受信した場合に、需要家宅Hを訪問して供給停止の解除を行うことを警備員Gに指示するタスクであり、図9に示すフローチャートに基づいている。まず、解除指令中の契約番号に基づいて、供給停止データベース51から解除対象の情報を取得する(ステップS21)。次に、当該需要家宅Hを訪問すべき警備員Gを選出する(ステップS22)。すなわち、警備員データベース52の情報に基づいて、当該需要家宅Hを最も早く訪問可能な警備員Gを選出する。このとき、その他518に記憶されている警備員Gを優先的に選出する。つまり、当該需要家宅Hの供給停止を行った警備員Gが出勤中で訪問可能な場合には、この警備員Gを選出する。続いて、選出した警備員Gの携帯端末6に、訪問すべき需要家Cの契約番号、需要家名、連絡先、所在地、メータ番号および、計器ボックス22の暗証番号を含む解除作業指令(訪問指令)を送信する(ステップS23)。そして、供給停止データベース51のその他518に、選出した警備員Gの識別情報および、解除作業指令を送信済みである旨を記憶する(ステップS24)ものである。
次に、このような構成の解除システム1の処理動作について、図10、11に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、料金管理サーバ4において定期的に供給停止タスク44が起動されると(ステップS31)、供給停止の対象リストが業務管理サーバ5に送信される(ステップS32)。この対象リストを受信すると、業務管理サーバ5において停止作業タスク53が起動され(ステップS33)、選出した警備員Gの携帯端末6に停止作業指令が送信される(ステップS34)。次に、指令を受けた警備員Gが、指定された計器ボックス22を持って停止対象の需要家宅Hを訪問し、供給停止の作業が行われる(ステップS35)。すなわち、計器本体21内の接続線を抜いて接続を切り離すとともに、計器本体21に取り付けられている通常の計器ボックスに替わって持参した計器ボックス22を取り付け、指定された暗証番号を設定する。
作業が終了すると、警備員Gの携帯端末6から、当該需要家Cの契約番号を含む停止完了情報が業務管理サーバ5に送信され(ステップS36)、業務管理サーバ5において供給停止の作業が完了したことが記憶、処理される(ステップS37)。さらに、契約番号と暗証番号を含む停止完了情報が業務管理サーバ5から料金管理サーバ4に送信され(ステップS38)、料金管理サーバ4において供給停止の作業が完了したことが記憶、処理される(ステップS39)。このとき、需要家データベース42の暗証番号427には、受信した暗証番号が記憶さる。
次に、電気を供給停止されている需要家Cが計器ボックス22の料金箱23に電気料金を入れると(ステップS41)、料金箱23内のセンサが感知してLED25が点灯される。続いて、需要家Cが料金管理サーバ4のWebページ41にアクセスして氏名や契約番号を送信すると(ステップS42)、料金管理サーバ4において停止解除タスク45が起動され(ステップS43)、契約番号を含む解除指令が業務管理サーバ5に送信される(ステップS44)。次に、解除指令を受けて業務管理サーバ5で解除作業タスク54が起動され(ステップS45)、選出した警備員Gの携帯端末6に解除作業指令が送信される(ステップS46)。次に、指令を受けた警備員Gが解除対象の需要家宅Hを訪問し、停止解除の作業が行われる(ステップS47)。すなわち、計器本体21に接続線を挿入接続するとともに、計器本体21に取り付けられている計器ボックス22を取り外し、供給停止の際に取り外した通常の計器ボックスを取り付ける。
作業が終了すると、警備員Gの携帯端末6から、当該需要家Cの契約番号および入金された金額を含む解除完了情報が業務管理サーバ5に送信され(ステップS48)、業務管理サーバ5において停止解除の作業が完了したことが記憶、処理される(ステップS49)。このとき、供給停止データベース51の当該契約番号の情報が消去される。さらに、契約番号と金額とを含む解除完了情報が業務管理サーバ5から料金管理サーバ4に送信され(ステップS50)、料金管理サーバ4において停止解除の作業が完了したことが記憶、処理される(ステップS51)。このとき、需要家データベース42の当該契約番号の供給停止426および暗証番号427が解除(クリア)されるとともに、入金された金額に基づいて、料金データベース43の該当月に「支払い済み」が記憶される。
以上のように、この解除システム1によれば、電気を供給停止されている需要家Cが料金箱23に電気料金を入れてWebページ41にアクセスすることで、最も早く訪問可能な警備員Gによって供給停止が解除される。しかも、昼夜を問わず警備業務、巡回業務を行っている警備会社Kの警備員Gが解除作業を行うため、例えば夜間に需要家Cが入金を行っても、迅速に供給停止を解除することができる。さらに、通常の警備業務と供給停止の解除業務とを兼務することで、供給停止の解除だけを行うための要員を電力会社Eや警備会社Kに別途確保する必要がなくなる。この結果、要員費を削減して、より安価に供給停止の解除を行うことが可能となる。
また、電気料金を回収するために、計器ボックス22を取り付けるだけでよく、しかも、計器ボックス22(料金箱23)が計器本体21に着脱可能なため、供給を停止する需要家Cの計器本体21にのみ計器ボックス22を取り付ければよい。この結果、より安価にシステムを構築することが可能となる。さらに、料金箱23に電気料金が入れられるとLED25が点灯するため、需要家宅Hを訪問した警備員Gは、料金が支払われたことを迅速かつ正確に知得することができる。
(実施の形態2)
図12は、この実施の形態に係る光熱水の供給停止解除システム11の概略構成図である。この解除システム11では、電気を供給停止されている需要家Cが電気料金を支払ったことを料金管理サーバ4に通知する支払通知手段が実施の形態1と異なっている。なお、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付して説明する。
図中符号7は、支払通知手段としてのPOS端末であり、コンビニエンスストアPに設定されている。このPOS端末7はバーコードリーダ71を備え、電気を供給停止されている需要家CがコンビニエンスストアPに振込み票を持参して料金を支払うと、バーコードリーダ71によって振込み票のバーコードが読み取られる。そして、読み取られたバーコードの情報、つまり契約番号や支払対象月などの支払い情報が電力会社Eの料金管理サーバ4に送られようになっている。その後、POS端末7からの情報に基づいて停止解除タスク45が起動され、業務管理サーバ5に解除指令が送信されて、警備員Gの携帯端末6に解除作業指令が送信されるものである。
このような解除システム11では、POS端末7からの情報を受けて供給停止の解除が手配されるため、需要家CがWebページ41にアクセスなどする必要がなく、需要家Cの負担が削減される。また、POS端末7での支払いを行うと即座に支払い情報が料金管理サーバ4に送信され、供給停止の解除が手配されるため、より迅速に供給停止を解除することが可能となる。さらに、POS端末7を利用した料金収納代行システムが既に存在するため、この料金収納代行システムを利用することで、容易かつ安価にこの解除システム11を構築することが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、計器ボックス22を介して料金箱23が計器本体21に着脱可能となっているが、図13に示すように、計器本体(計量器)21自体に、料金箱23やキー24、LED25を備え、全体として(一体的に)電力量計2を構成するようにしてもよい。また、計器ボックス22に通信装置を備え、無線通信や電力線通信などによって入金された旨を料金管理サーバ4に送信するようにしてもよい。これにより、より迅速に警備員Gを需要家宅Hに訪問させて供給停止を解除することができるとともに、需要家Cの負担を削減できる。さらに、料金箱23は、電子マネーを入出金できるものであってもよい。
また、上記の実施の形態では、警備会社Kの警備員Gが供給停止の作業をも行っているが、電力会社E内の作業担当部署などに供給停止の対象リストを送信し、この作業担当部署などにおいて供給停止の作業を行うようにしてもよい。なお、光熱水が電気の場合について説明したが、ガス、水道などその他の光熱水にも適用できることは勿論である。
この発明の実施の形態1に係る光熱水の供給停止解除システムの概略構成図である。 図1のシステムにおける電力量計の正面図である。 図1のシステムにおける料金管理サーバの概略構成ブロック図である。 図3の料金管理サーバの需要家データベースのデータ構成図である。 図3の料金管理サーバの供給停止タスクのフローチャートである。 図1のシステムにおける業務管理サーバの概略構成ブロック図である。 図6の業務管理サーバの供給停止データベースのデータ構成図である。 図6の業務管理サーバの停止作業タスクのフローチャートである。 図6の業務管理サーバの解除作業タスクのフローチャートである。 図1のシステムの供給停止の処理フローを示すフローチャートである。 図1のシステムの停止解除の処理フローを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る光熱水の供給停止解除システムの概略構成図である。 この発明の実施の形態における他の電力量計の正面図である。
符号の説明
1、11 光熱水の供給停止解除システム
2 電力量計
21 計器本体(計量器)
22 計器ボックス
23 計量器用料金箱
24 キー
25 LED(入金表示手段)
3 携帯電話(支払通知手段)
4 料金管理サーバ(料金管理センタ)
5 業務管理サーバ
6 警備員の携帯端末
7 POS端末(支払通知手段)
C 需要家
H 需要家宅
E 電力会社
K 警備会社
G 警備員(要員)
P コンビニエンスストア
N 通信網

Claims (7)

  1. 電気やガス、水道などの光熱水の使用量を計量する計量器であって、
    金銭を出し入れ可能な料金箱を備えたことを特徴とする計量器。
  2. 電気やガス、水道などの光熱水の使用量を計量する計量器に取付可能で、金銭を出し入れ可能であることを特徴とする計量器用料金箱。
  3. 金銭が入れられたことを知らせる入金表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の計量器または請求項2に記載の計量器用料金箱。
  4. 料金の支払いを管理する料金管理センタと通信する通信手段を備え、金銭が入れられたことを前記通信手段によって前記料金管理センタに送信することを特徴とする請求項1に記載の計量器または請求項2に記載の計量器用料金箱。
  5. 電気やガス、水道などの光熱水の供給停止を解除する光熱水の供給停止解除システムであって、
    供給停止されている需要家から光熱水の料金が支払われたことを、料金の支払いを管理する料金管理センタに通知する支払通知手段と、
    前記料金管理センタからの指令を受けて、前記料金を支払った需要家宅を訪問して供給停止を解除する要員を選出する要員選出手段と、を備えることを特徴とする光熱水の供給停止解除システム。
  6. 前記要員選出手段は、前記選出した要員の携帯端末に訪問指令を送信することを特徴とする請求項5に記載の光熱水の供給停止解除システム。
  7. 警備員を要員とする警備会社に前記要員選出手段が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の光熱水の供給停止解除システム。
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