JP3570341B2 - 釣銭管理システムおよび金銭管理方法 - Google Patents

釣銭管理システムおよび金銭管理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等における釣銭の入出力を管理する釣銭管理システムに関するものであり、特に、硬貨および紙幣による釣銭を数えることなく支払うための釣銭機を用いた釣銭管理システム、およびその金銭管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の釣銭管理システムについて説明する。近年、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の流通業界では、店舗レジにおける客との現金の受け渡し業務に、POS(Point of Sales)端末および釣銭機とホスト計算機とをネットワークを介して接続した釣銭管理システムが使用されている。この釣銭管理システムでは、釣銭機が、投入された紙幣や硬貨を機械的に取り込んで収納し、その入金情報はPOS端末で手入力し、さらに、POS端末からの払い出しの要求に応じて、収納された紙幣や硬貨を払い出す。
【0003】
上記、釣銭管理システムの導入により、金銭の払い出しおよび収納作業を自動化することができるため、レジを担当するキャッシャーによる現金の取り扱い負荷を軽減しつつ、精算業務の効果をあげること、および違算を減少させること、が可能となった。
【0004】
また、受け取った金銭が釣銭機内に収納され、さらに釣銭として必要な金額のみが払い出されるため、セキュリティを大幅に向上させることができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記、従来の釣銭管理システムを導入した店舗において、売上金額と釣銭機内部に収納されている金額とが一致しないような場合、すなわち、違算が発生した場合、店舗の管理者に呼ばれたメーカ側のサービスマンが、レジのジャーナルと釣銭機のデータとを人手で比較することにより、その違算が人為的なミスによるものなのか、または装置側の不具合によるものなのか、を判断しなければならない、という問題があった。
【0006】
また、従来の釣銭管理システムにおいては、管理者が現金収納量を監視していないため、最適な現金の補充および回収のタイミングを事前に予知できず、客の多い時間帯でも、要求申請書を書く作業、現金補充作業、および現金回収作業を行っていた。そのため、キャッシャーが補充金の要求申請書を書くためにかかる時間、足りなくなった現金の補充にかかる作業時間、および満杯になった現金の回収にかかる時間等で、客を待たせてしまう場合がある、という問題があった。また、現金の補充および回収のタイミングがわからないため、補充のタイミングが遅れて釣銭が足りなくなってしまう場合がある、という問題があった。
【0007】
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、違算管理の簡素化および現金の補充/回収タイミングの適正化を実現可能な釣銭管理システム、およびその金銭管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の発明にかかる釣銭管理システムにあっては、業務の効率を向上させるための処理を行うホスト計算機と、複数のレジと、を備え、ホスト計算機および各レジ間を同一伝送路で接続した構成とし、さらに、前記各レジが、紙幣および硬貨の入出力を管理する釣銭機と、前記釣銭機に対して紙幣および硬貨の払い出しを指示するPOSと、前記POSおよび前記釣銭機から読み出した所定の情報を集計し、その集計結果をホスト計算機に対して通知するか、または、前記読み出した所定の情報を集計し、ホームページ形式でホスト計算機に対して提供するネットワークアダプタと、を備え、前記ネットワークアダプタが、前記ホスト計算機からの命令に基づいて、前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を取得し、取得した情報を一括して前記ホスト計算機へ通知し、前記ホスト計算機が、前記ネットワークアダプタから、前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を受け取り、それらの情報に基づいて違算管理を行うことを特徴とする。
【0009】
この請求項1に記載の発明によれば、ホスト計算機がPOSにて管理する売上金額に関する情報と釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報とを受け取ることで、従来のようにメーカ側のサービスマンを店舗に呼ぶことなく、店舗内での違算管理を行う。
【0010】
また、請求項2に記載の発明にかかる釣銭管理システムにあっては、業務の効率を向上させるための処理を行うホスト計算機と、複数のレジと、を備え、ホスト計算機および各レジ間を無線回線で接続した構成とし、さらに、前記各レジが、紙幣および硬貨の入出力を管理する釣銭機と、前記釣銭機に対して紙幣および硬貨の払い出しを指示するPOSと、無線通信を行うために必要な変復調処理を行い、前記POSおよび前記釣銭機から読み出された所定の情報をホスト計算機に対して通知する通信ユニットと、を備え、前記ネットワークアダプタが、前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を定期的に取得し、取得した情報に基づいて違算を検出し、前記違算を検出した場合に、ただちに取得した情報を一括して前記ホスト計算機へ通知し、前記ホスト計算機が、前記ネットワークアダプタから、前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を受け取り、それらの情報に基づいて違算管理を行うことを特徴とする。
【0011】
この請求項2に記載の発明によれば、ネットワークアダプタの機能をホスト計算機に持たせ、各レジに接続された高価なネットワークアダプタを取り除く。また、外部の店舗との通信を、レジ単位ではなく、ホスト計算機が店舗単位で実施する。
【0012】
また、請求項3に記載の発明にかかる釣銭管理システムにおいて、さらに、前記ホスト計算機にあっては、前記釣銭機にて管理する各紙幣および硬貨の量に関する情報を定期的に受け取り、その情報に基づいて時間別、日別、または季節別の現金収納状態を分析することを特徴とする。
【0013】
この請求項3に記載の発明によれば、各紙幣および硬貨の量に関する情報に基づいて時間別、日別、または季節別の現金収納状態を分析し、その分析結果から現金の補充/回収のタイミングを予想する。また、前記分析結果から適正な釣銭準備金を推定する。
【0014】
また、請求項4に記載の発明にかかる釣銭管理システムにおいて、さらに、前記ホスト計算機にあっては、前記釣銭機にて管理する「釣銭機の稼動状況」に関する情報と、前記POSにて管理する「POSの稼動状況」に関する情報と、を受け取り、それらの稼動状況に関する情報に基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を分析することを特徴とする。
【0015】
この請求項4に記載の発明によれば、釣銭機にて管理する「釣銭機の稼動状況」に関する情報、およびPOSにて管理する「POSの稼動状況」に関する情報に基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を分析し、その分析結果から適正なレジ台数を予想する。
【0016】
また、請求項5に記載の発明にかかる釣銭管理システムにおいて、さらに、前記ホスト計算機にあっては、前記釣銭機にて管理する「釣銭機のイベント」に関する情報と、前記POSにて管理する「POSのイベント」に関する情報と、を受け取り、それらのイベントに関する情報に基づいて、キャッシャーの操作を分析することを特徴とする。
【0017】
この請求項5に記載の発明によれば、釣銭機にて管理する「釣銭機のイベント」に関する情報、およびPOSにて管理する「POSのイベント」に関する情報に基づいて、各キャッシャーの操作を分析し、各キャッシャーに対して適切な指導を行う。
【0018】
また、請求項6に記載の発明にかかる金銭管理方法にあっては、ホスト計算機にて、POSにて管理する売上金額に関する情報と、釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を受け取り、それらの情報に基づいて違算管理を行う違算管理ステップ、を含むことを特徴とする。
【0019】
この請求項6に記載の発明によれば、ホスト計算機がPOSにて管理する売上金額に関する情報と釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報とを受け取ることで、従来のようにメーカ側のサービスマンを店舗に呼ぶことなく、店舗内で違算管理を行う。
【0020】
また、請求項7に記載の発明にかかる金銭管理方法にあっては、さらに、ホスト計算機にて、釣銭機にて管理する各紙幣および硬貨の量に関する情報を定期的に受け取り、その情報に基づいて時間別、日別、または季節別の現金収納状態を分析する現金収納状態分析ステップ、を含むことを特徴とする。
【0021】
この請求項7に記載の発明によれば、ネットワークアダプタの機能をホスト計算機に持たせ、各レジに接続された高価なネットワークアダプタを取り除く。また、外部の店舗との通信を、レジ単位ではなく、ホスト計算機が店舗単位で実施する。
【0022】
また、請求項8に記載の発明にかかる金銭管理方法にあっては、さらに、ホスト計算機にて、釣銭機にて管理する「釣銭機の稼動状況」に関する情報と、POSにて管理する「POSの稼動状況」に関する情報と、を受け取り、それらの稼動状況に関する情報に基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を分析する稼動状況分析ステップ、を含むことを特徴とする。
【0023】
この請求項8に記載の発明によれば、釣銭機にて管理する「釣銭機の稼動状況」に関する情報、およびPOSにて管理する「POSの稼動状況」に関する情報に基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を分析し、その分析結果から適正なレジ台数を予想する。
【0024】
また、請求項9に記載の発明にかかる金銭管理方法にあっては、さらに、ホスト計算機にて、釣銭機にて管理する「釣銭機のイベント」に関する情報と、POSにて管理する「POSのイベント」に関する情報と、を受け取り、それらのイベントに関する情報に基づいて、キャッシャーの操作を分析する操作分析ステップ、を含むことを特徴とする。
【0025】
この請求項9に記載の発明によれば、釣銭機にて管理する「釣銭機のイベント」に関する情報、およびPOSにて管理する「POSのイベント」に関する情報に基づいて、各キャッシャーの操作を分析し、各キャッシャーに対して適切な指導を行う。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明にかかる釣銭管理システムおよび金銭管理方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0027】
(実施の形態1)
図1は、この発明にかかる釣銭管理システムの実施の形態1の構成を示す図である。図1において、1,2,3はPHSを介して通信可能な店舗であり、4は公衆網を用いて通信可能な店舗本部(またはメンテナンス会社等)であり、5はアンテナであり、11は、たとえば、違算管理や適正な現金補充/回収タイミングの指示等、業務の効率を向上させるために必要な処理を制御する店舗ホスト計算機であり、12a,12b,…はレジであり、13は客に対して各種表示を行うための客用ガイダンスユニットであり、14はレジ内のキャッシャーに対して各種表示を行うためのキャッシャー用ガイダンスユニットであり、15は店舗ホスト計算機11の使用者に各種表示を行うためのホスト用ガイダンスユニットであり、21a,21b,…は、たとえば、LAN等の通信回線により店舗用ホスト計算機1に接続され、POSおよび釣銭機で管理される取引情報を通知するか、または、POSおよび釣銭機で管理される取引情報をホームページ形式で提供するNA(ネットワークアダプタ)であり、22a,22b,…は紙幣および硬貨の入出力を管理する釣銭機であり、23a,23b,…は釣銭機に対して紙幣および硬貨の払い出しを指示するPOSであり、31は機器の障害復旧サービス/原因究明を行うメンテナンスホスト計算機である。
【0028】
なお、本実施の形態では、店舗ホスト計算機11およびホスト用ガイダンスユニット15が店舗のバックヤードに設置され、その他のレジ12a、レジ12b、客用ガイダンスユニット13およびキャッシャー用ガイダンスユニット14が店舗内の所定の位置に設置されているものとする。
【0029】
また、レジ内のNAは、接続されたPOSおよび釣銭機からの情報を管理(ホームページ形式での表示機能やメール送信機能に相当する)し、さらに、それらの情報を、店舗ホスト計算機11およびメンテナンスホスト計算機31からの命令で、または、定期的に、各ホスト計算機に対して通知する。なお、上記表示機能は、店舗の釣銭機の状況をホームページ形式で閲覧するための手段として用いられる。これにより、たとえば、ソフトのバージョンアップのときに、サービスの担当者が現地まで出向く必要がなくなり、インターネットを用いたダウンロードが可能となる。
【0030】
また、メール送信機能は、メンテナンス情報の連絡により、メンテナンス会社のサービス担当者が迅速に対応するための手段として用いられる。具体的には、障害発生時、寿命部品の交換時期事前連絡時(たとえば、該当部品が設定された稼動回数、パス数に達した場合)等に用いられる。これにより、メンテナンス会社は、状況に応じて適切な対応を取ることができる。
【0031】
また、各ガイダンスユニットは、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置が接続された表示装置であり、各ホスト計算機からの指示、または、入力装置からの命令で、所望の画面を表示する。
【0032】
図2は、この発明にかかる釣銭管理システムによる金銭管理方法を示すフローチャートである。以下、図2を用いて、本実施の形態における金銭管理方法を具体的に説明する。なお、図2(a)は、店舗ホスト計算機11が主導で管理を行う場合の釣銭管理システムの処理を示す例であり、図2(b)は、各NAが主導で管理を行う場合の釣銭管理システムの処理を示す例である。
【0033】
まず、本実施の形態における金銭管理方法の第1の具体例として、「違算管理」について説明する。たとえば、レジ12aにおいて、POS23aにより管理されている売上金額と釣銭機内部に収納されている金額とが一致しないような場合、すなわち、違算が発生した場合、図2(a)における釣銭管理システムでは、店舗ホスト計算機11が、NA21aに対して、上記売上金額に関する情報と、釣銭機22aで管理する金銭の入出力に関するログデータと、を読み出すための命令を出力する(ステップS1)。
【0034】
この命令を受け取ったNA21aでは、まず、釣銭機22aに対して、ログデータ読み出し命令を送信し(ステップS2)、釣銭機22aから最新のログデータを取得する(ステップS3)。つぎに、POS23aに対して、売上金額読み出し命令を送信し(ステップS4)、POS23aから最新の売上金額に関する情報を取得する(ステップS5)。
【0035】
この段階で、NA21aは、ログデータと売上金額に関する情報とを一括して店舗ホスト計算機11に対して通知する(ステップS6)。なお、前記ログデータおよび売上金額に関する情報を通知するための方法としては、たとえば、NA21aが、通信回線を介してその情報を送信することとしてもよいし、または、その情報をホームページ形式で表示(表またはグラフ等の見やすい表示画面をNA内で作成)し、それを管理者に閲覧させることで提供することとしてもよい。
【0036】
最後に、ログデータと売上金額に関する情報を受け取った店舗ホスト計算機11が、それらの情報を表またはグラフ等で表示し、これを見た店舗の管理者が、それらの情報に基づいて、上記違算の発生が人為的なミスによるものなのか、装置側の不具合によるものなのか、を判断する。
【0037】
図2(a)に示すように、店舗ホスト計算機11主導で違算管理を行う場合には、違算が発生したときに、その都度、ステップS1〜S6の処理を行い、ログデータと売上金額に関する情報とをそれぞれ読み出す。
【0038】
このように、本実施の形態においては、違算が発生した場合においても、従来のようにメーカ側のサービスマンを店舗に呼ぶ必要がなくなり、逆に店舗内での処理が可能となるため、違算管理を大幅に簡素化できる。
【0039】
また、図2(b)に示すように、NA主導で違算管理を行う釣銭管理システムについては、違算が発生した場合、たとえば、NA21aが、釣銭機22aからログデータを、POS23aから売上金額に関する情報を、それぞれ定期的に読み出し(ステップS11〜S14)、その読み出した内容を定期的に店舗ホスト計算機11に対して送信する(ステップS15)ことで、上記同様の効果を得ることが可能となる。
【0040】
なお、この場合は、NA21aが、定期的にログデータと売上金額に関する情報とを読み出しているため、たとえば、違算の発生を検出した場合、ただちにホスト用ガイダンスユニット15に対してその旨を通知する。そして、管理者側では、ホスト用ガイダンスユニット15の表示により、早急に違算の発生を知ることが可能となる。
【0041】
つぎに、本実施の形態における金銭管理方法の第2の具体例として、「現金の補充/回収タイミングの適正化による金銭管理」について説明する。図2(b)に示すように、NA主導で管理を行う釣銭管理システムでは、たとえば、NA21aが、釣銭機22aから定期的に読み出す在高(各紙幣および硬貨の量)を監視し、その在高をログデータとして蓄積する(ステップS11,S12の繰り返し)。そして、その蓄積ログデータを定期的に店舗ホスト計算機11に対して送信する(ステップS15)。
【0042】
なお、前記蓄積されたログデータを通知するための方法としては、上記同様、NA21aが通信回線を介してその情報を送信することとしてもよいし、ホームページ形式の表示を閲覧させることとしてもよい。
【0043】
店舗ホスト計算機11では、受け取った蓄積ログデータに基づいて、時間別、日別、季節別等の現金収納状態を分析し、適正な現金の補充/回収タイミングを把握する。また、ここでは、店舗ホスト計算機11が、上記蓄積ログデータに基づいて、適正な釣銭準備金についても推定する。なお、本実施の形態においては、店舗ホスト計算機11が、現金の補充/回収を実施するレジの客用ガイダンスユニット13に対してその旨を通知し、この通知を受け取った客用ガイダンスユニット13が、現金の補充/回収があることを事前表示する。
【0044】
このように、本実施の形態においては、管理者が実際に釣銭機の中を確認しなくても、過去の実績から現金の補充/回収のタイミングを予想できるため、客の少ない時間帯に、かつ客を待たせることなく、現金の補充/回収作業を実施できる。また、適正な補充タイミングを予想できるため、釣銭が足りなくなってしまう、という問題点をも解消することができる。
【0045】
また、本実施の形態においては、容易に釣銭準備金の適正額を推定することができるため、余分を見込んで多めに釣銭を用意する必要がなくなり、従来と比較して、店舗自体の貯蓄の量を大幅に増やすことができるようになる。
【0046】
つぎに、本実施の形態における金銭管理方法の第3の具体例として、「レジ台数の適正化による金銭管理」について説明する。図2(b)に示すように、NA主導で管理を行う釣銭管理システムでは、たとえば、NA21aが、釣銭機22aから定期的に読み出す「釣銭機の稼動状況(単位時間当たりの入金/出金件数)」および「POSの稼動状況(単位時間当たりの客の処理人数)」を監視し、それらの稼動状況に関する情報をログデータとして蓄積する(ステップS11〜S14の繰り返し)。そして、その蓄積ログデータを定期的に店舗ホスト計算機11に対して送信する(ステップS15)。
【0047】
なお、前記蓄積されたログデータを通知するための方法としては、上記同様、NA21aが通信回線を介してその情報を送信することとしてもよいし、ホームページ形式の表示を閲覧させることとしてもよい。
【0048】
店舗ホスト計算機11では、受け取ったすべてのレジからの蓄積ログデータに基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を分析し、適正なレジ台数を決定する。たとえば、客の少ない時間帯を予め予想しておき、時間帯に応じて適正な数のレジを稼動させる。なお、本実施の形態においては、店舗ホスト計算機11が、閉鎖するレジのキャッシャー用ガイダンスユニット14に対して閉鎖する旨を通知し、この通知を受け取ったキャッシャー用ガイダンスユニット14が、キャッシャーに対してレジの閉鎖を事前予告する。また、同様に、閉鎖するレジの客用ガイダンスユニット13に対しても閉鎖する旨を通知し、客に対してもレジの閉鎖を事前予告する。
【0049】
このように、本実施の形態においては、過去の実績から適正なレジ台数を予想できるため、すべての時間帯に客を待たせることなく、かつレジの稼働率を向上させることができる。
【0050】
つぎに、本実施の形態における金銭管理方法の第4の具体例として、「キャッシャーの技術レベルの向上による金銭管理」について説明する。図2(b)に示すように、NA主導で管理を行う釣銭管理システムでは、たとえば、NA21aが、釣銭機22aから定期的に読み出す「釣銭機のイベント」および「POSのイベント」を監視し、それらのイベント(たとえば、ボタン操作や鍵操作に相当)に関する情報を蓄積する(ステップS11〜S14の繰り返し)。そして、その蓄積情報を定期的に店舗ホスト計算機11に対して送信する(ステップS15)。
【0051】
なお、前記蓄積情報を通知するための方法としては、上記同様、NA21aが通信回線を介してその情報を送信することとしてもよいし、ホームページ形式の表示を閲覧させることとしてもよい。
【0052】
店舗ホスト計算機11では、受け取った蓄積情報に基づいてすべてのキャッシャーの操作を分析し、さらに、その分析結果に基づいて各キャッシャーを指導することで、各人の技術レベルの向上を図る。このとき、各キャッシャーの指導は、キャッシャー用ガイダンスユニット14に対して、そのときの適切な処理を表示することで実施する。
【0053】
このように、本実施の形態においては、各装置のイベント分析結果に基づいて適切な指導が可能となるため、各キャッシャーの処理の均一化、および処理の効率化を図ることができる。
【0054】
なお、本実施の形態においては、特にレジ12aを用いて各処理の説明を行ったが、これに限らず、すべてのレジが同様の処理を実施する。また、各ガイダンスユニットについては、上記以外につぎの内容を表示する。
【0055】
(1)障害発生時に、キャッシャー用ガイダンスユニット14にそのエラーに対応した復旧方法を視覚的に表示する。これによって、復旧方法をより確実にかつ把握することができ、復旧までに時間を短縮することができる。
【0056】
(2)キャッシャー用ガイダンスユニット14とホスト用ガイダンスユニット15間で通信を行うことで、問い合わせた価格を表示する。これによって、客を待たせることなく、迅速な対応をとることができる。
【0057】
(3)レジ交替時に、レジ閉鎖予告を表示する。これは、ホスト側からの指示によって、あるいは交替シフトスケジュールの事前設定によって容易にかつ確実におこなうことができる。
【0058】
(4)インターネットを利用したコミュニケーションツールとして使用し、ホームページ等を表示する。具体的には、機器の障害時にガイダンスユニットでメンテナンス会社へ連絡を行い、これに対する回答をメンテナンス会社側から店舗に返信をおこなうことができる。また、メンテナンス会社側で把握した機器の使われ方に対しての店舗への改善指摘・指導などもおこなうことができる。これらの内容は、ガイダンスユニットにより視覚的にかつ容易に把握することができる。
【0059】
(実施の形態2)
図3は、この発明にかかる釣銭管理システムの実施の形態2の構成を示す図である。本実施の形態では、前述のNA(ネットワークアダプタ)に置き換えて、無線通信を実施可能な通信ユニットを用いることで、コストの低減を図り、さらに、NAの機能を店舗ホスト計算機11に持たせることで、実施の形態1と同様の効果を得る。なお、前述の実施の形態1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0060】
図3において、12a,12b,12c,12d,12e,12fは店舗内のレジであり、16は店舗ホスト計算機11に接続された通信ユニットであり、22は釣銭機であり、23はPOSであり、24は各レジに個別に接続された通信ユニットである。
【0061】
なお、上記各通信ユニットは、単に無線通信を行うために必要な送受信処理(変復調処理)を行うための装置であり、前述のNAと同様の機能は持たない。本実施の形態では、店舗ホスト計算機11は、読み出したPOSおよび釣銭機からの情報を管理(ホームページ形式での表示機能やメール送信機能に相当する)する。また、各ガイダンスユニットは、前述同様の構成を備え、各ホスト計算機からの指示、または、入力装置からの命令で、所望の画面を表示する。また、本実施の形態では、図示のとおり、POSと釣銭機が直接接続され、POSが定期的に所定の情報を釣銭機に対して通知するか、または、釣銭機が定期的にPOS内の所定の情報を読み出す(図4、S31参照)。
【0062】
図4は、この発明にかかる釣銭管理システムによる金銭管理方法を示すフローチャートである。以下、図4を用いて、本実施の形態における金銭管理方法を具体的に説明する。
【0063】
まず、本実施の形態における金銭管理方法の第1の具体例として、「違算管理」について説明する。たとえば、レジ12aにおいて、POS23aにより管理されている売上金額と釣銭機内部に収納されている金額とが一致しないような場合、すなわち、違算が発生した場合、本実施の形態の釣銭管理システムでは、店舗ホスト計算機11が、通信ユニット16および24を介して、釣銭機22に対して、POS23から定期的に通知される売上金額に関する情報(ステップS31)と、釣銭機22で管理する金銭の入出力に関するログデータと、を読み出すための命令を出力する(ステップS21,S22,S23)。
【0064】
この命令を受け取った釣銭機22では、上記ログデータと売上金額に関する情報とを、通信ユニット16および24を介して、店舗ホスト計算機11に対して通知する(ステップS24,S25,S26)。
【0065】
最後に、ログデータと売上金額に関する情報を受け取った店舗ホスト計算機11が、それらの情報を表またはグラフ等で表示し、これを見た店舗の管理者が、それらの情報に基づいて、上記違算の発生が人為的なミスによるものなのか、装置側の不具合によるものなのか、を判断する。
【0066】
つぎに、本実施の形態における金銭管理方法の第2の具体例として、「現金の補充/回収タイミングの適正化による金銭管理」について説明する。図4に示すように、本実施の形態の釣銭管理システムでは、たとえば、店舗ホスト計算機11が、通信ユニット16および24を介して、釣銭機22から定期的に在高(各紙幣および硬貨の量)を読み出し、その在高をログデータとして蓄積する(ステップS21〜S26の繰り返し)。
【0067】
そして、店舗ホスト計算機11では、上記蓄積したログデータに基づいて、時間別、日別、季節別等の現金収納状態を分析し、適正な現金の補充/回収タイミングを把握する。また、ここでは、店舗ホスト計算機11が、上記蓄積ログデータに基づいて、適正な釣銭準備金についても推定する。なお、本実施の形態においては、店舗ホスト計算機11が、現金の補充/回収を実施するレジの客用ガイダンスユニット13に対してその旨を通知し、この通知を受け取った客用ガイダンスユニット13が、現金の補充/回収があることを事前表示する。
【0068】
つぎに、本実施の形態における金銭管理方法の第3の具体例として、「レジ台数の適正化による金銭管理」について説明する。本実施の形態の釣銭管理システムでは、たとえば、店舗ホスト計算機11が、通信ユニット16および24を介して、釣銭機22から定期的に、「釣銭機の稼動状況」と、POS23が定期的に釣銭機22に対して通知する「POSの稼動状況」と、を読み出し、それらの稼動状況に関する情報をログデータとして蓄積する(ステップS21〜S26の繰り返し)。
【0069】
そして、店舗ホスト計算機11では、上記蓄積したすべてのレジからのログデータに基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を分析し、適正なレジ台数を決定する。たとえば、客の少ない時間帯を予め予想しておき、時間帯に応じて適正な数のレジを稼動させる。なお、本実施の形態においては、店舗ホスト計算機11が、閉鎖するレジのキャッシャー用ガイダンスユニット14に対して閉鎖する旨を通知し、この通知を受け取ったキャッシャー用ガイダンスユニット14が、キャッシャーに対してレジの閉鎖を事前予告する。また、同様に、閉鎖するレジの客用ガイダンスユニット13に対しても閉鎖する旨を通知し、客に対してもレジの閉鎖を事前予告する。
【0070】
つぎに、本実施の形態における金銭管理方法の第4の具体例として、「キャッシャーの技術レベルの向上による金銭管理」について説明する。本実施の形態の釣銭管理システムでは、たとえば、店舗ホスト計算機11が、通信ユニット16および24を介して、釣銭機22から定期的に、「釣銭機のイベント」と、POS23が定期的に釣銭機22に対して通知する「POSのイベント」と、を読み出し、それらのイベント(たとえば、ボタン操作や鍵操作に相当)に関する情報を蓄積する(ステップS21〜S26の繰り返し)。
【0071】
そして、店舗ホスト計算機11では、上記蓄積した情報に基づいてすべてのキャッシャーの操作を分析し、さらに、その分析結果に基づいて各キャッシャーを指導することで、各人の技術レベルの向上を図る。このとき、各キャッシャーの指導は、キャッシャー用ガイダンスユニット14に対して、そのときの適切な処理を表示することで実施する。
【0072】
このように、本実施の形態においては、前述の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、NAの機能を店舗ホスト計算機に持たせ、各レジに接続された高価なNAを取り除くことで、安価なレジを実現させる。さらに、外部の店舗との通信を、レジ単位ではなく、店舗ホスト計算機が店舗単位で実施することで、通信費用についても低減させる。
【0073】
なお、本実施の形態においては、特にレジ12aを用いて各処理の説明を行ったが、これに限らず、すべてのレジが同様の処理を実施する。
【0074】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、請求項1に記載の発明によれば、違算が発生した場合においても、従来のようにメーカ側のサービスマンを店舗に呼ぶ必要がなくなり、逆に店舗内での処理が可能となるため、違算管理を大幅に簡素化することが可能な釣銭管理システムが得られるという効果を奏する。
【0075】
また、請求項2に記載の発明によれば、さらに、ネットワークアダプタの機能をホスト計算機に持たせ、各レジに接続された高価なネットワークアダプタを取り除くことで、安価なレジを実現することが可能な釣銭管理システムを得ることができる、という効果を奏する。さらに、外部の店舗との通信を、レジ単位ではなく、ホスト計算機が店舗単位で実施することで、通信費用についても低減させることが可能な釣銭管理システムが得られるという効果を奏する。
【0076】
また、請求項3に記載の発明によれば、管理者が実際に釣銭機の中を確認しなくても、過去の実績から現金の補充/回収のタイミングを予想できるため、客の少ない時間帯に、かつ客を待たせることなく、現金の補充/回収作業を実施可能な釣銭管理システムを得ることができる、という効果を奏する。また、過去の実績から適正な釣銭準備金を推定できるため、釣銭が足りなくなってしまう、という問題点をも解消可能な釣銭管理システムが得られるという効果を奏する。
【0077】
また、請求項4に記載の発明によれば、過去の実績から適正なレジ台数を予想できるため、すべての時間帯に客を待たせることなく、かつレジの稼働率を向上させることが可能な釣銭管理システムが得られるという効果を奏する。
【0078】
また、請求項5に記載の発明によれば、各装置のイベント分析結果に基づいて適切な指導が可能となるため、各キャッシャーの処理の均一化、および処理の効率化を図ることが可能な釣銭管理システムが得られるという効果を奏する。
【0079】
また、請求項6に記載の発明によれば、違算が発生した場合においても、従来のようにメーカ側のサービスマンを店舗に呼ぶ必要がなくなり、逆に店舗内での処理が可能となるため、違算管理を大幅に簡素化することが可能な金銭管理方法が得られるという効果を奏する。
【0080】
また、請求項7に記載の発明によれば、管理者が実際に釣銭機の中を確認しなくても、過去の実績から現金の補充/回収のタイミングを予想できるため、客の少ない時間帯に、かつ客を待たせることなく、現金の補充/回収作業を実施できる、という効果を奏する。また、過去の実績から適正な釣銭準備金を推定できるため、釣銭が足りなくなってしまうという問題点をも解消することが可能な金銭管理方法が得られるという効果を奏する。
【0081】
また、請求項8に記載の発明によれば、過去の実績から適正なレジ台数を予想できるため、すべての時間帯に客を待たせることなく、かつレジの稼働率を向上させることが可能な金銭管理方法が得られるという効果を奏する。
【0082】
また、請求項9に記載の発明によれば、各装置のイベント分析結果に基づいて適切な指導が可能となるため、各キャッシャーの処理の均一化、および処理の効率化を図ることが可能な金銭管理方法が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる釣銭管理システムの実施の形態1の構成を示す図である。
【図2】実施の形態1の金銭管理方法を示すフローチャートである。
【図3】この発明にかかる釣銭管理システムの実施の形態2の構成を示す図である。
【図4】実施の形態2の金銭管理方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2,3 店舗
4 店舗本部
5 アンテナ
11 店舗ホスト計算機
12a,12b,12c,12d,12e,12f レジ
13 客用ガイダンスユニット
14 キャッシャー用ガイダンスユニット
15 ホスト用ガイダンスユニット
16,24 通信ユニット
21a,21b NA
22,22a,22b 釣銭機
23,23a,23b POS
31 メンテナンスホスト計算機

Claims (9)

  1. 業務の効率を向上させるための処理を行うホスト計算機と、複数のレジと、を備え、ホスト計算機および各レジ間を同一伝送路で接続した釣銭管理システムにおいて、
    前記各レジが、
    紙幣および硬貨の入出力を管理する釣銭機と、
    前記釣銭機に対して紙幣および硬貨の払い出しを指示するPOSと、
    前記POSおよび前記釣銭機から読み出した所定の情報を集計し、その集計結果をホスト計算機に対して通知するか、または、前記読み出した所定の情報を集計し、ホームページ形式でホスト計算機に対して提供するネットワークアダプタと、
    を備え、
    前記ネットワークアダプタが、前記ホスト計算機からの命令に基づいて、前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を取得し、取得した情報を一括して前記ホスト計算機へ通知し、
    前記ホスト計算機が、前記ネットワークアダプタから、前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を受け取り、それらの情報に基づいて違算管理を行うことを特徴とする釣銭管理システム。
  2. 業務の効率を向上させるための処理を行うホスト計算機と、複数のレジと、を備え、ホスト計算機および各レジ間を無線回線で接続した釣銭管理システムにおいて、
    前記各レジが、
    紙幣および硬貨の入出力を管理する釣銭機と、
    前記釣銭機に対して紙幣および硬貨の払い出しを指示するPOSと、
    前記POSおよび前記釣銭機から読み出した所定の情報を集計し、その集計結果をホスト計算機に対して通知するか、または、前記読み出した所定の情報を集計し、ホームページ形式でホスト計算機に対して提供するネットワークアダプタと、
    を備え、
    前記ネットワークアダプタが、前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を定期的に取得し、取得した情報に基づいて違算を検出し、前記違算を検出した場合に、ただちに取得した情報を一括して前記ホスト計算機へ通知し、
    前記ホスト計算機が、前記ネットワークアダプタから、前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を受け取り、それらの情報に基づいて違算管理を行うことを特徴とする釣銭管理システム。
  3. さらに、前記ホスト計算機にあっては、
    前記釣銭機にて管理する各紙幣および硬貨の量に関する情報を定期的に受け取り、その情報に基づいて時間別、日別、または季節別の現金収納状態を分析することを特徴とする請求項1または2に記載の釣銭管理システム。
  4. さらに、前記ホスト計算機にあっては、
    前記釣銭機にて管理する「釣銭機の稼動状況」に関する情報と、前記POSにて管理する「POSの稼動状況」に関する情報と、を受け取り、それらの稼動状況に関する情報に基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を分析することを特徴とする請求項1、2または3に記載の釣銭管理システム。
  5. さらに、前記ホスト計算機にあっては、
    前記釣銭機にて管理する「釣銭機のイベント」に関する情報と、前記POSにて管理する「POSのイベント」に関する情報と、を受け取り、それらのイベントに関する情報に基づいて、キャッシャーの操作を分析することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の釣銭管理システム。
  6. 業務の効率を向上させるための処理を行うホスト計算機と、釣銭機とPOSで構成された複数のレジと、を備えた釣銭管理システムの金銭管理方法であって、
    各レジにて、前記ホスト計算機からの命令に基づいて、前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を取得し、取得した情報を一括して前記ホスト計算機へ通知する、あるいは、前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を定期的に取得し、取得した情報に基づいて違算を検出し、前記違算を検出した場合に、ただちに取得した情報を一括して前記ホスト計算機へ通知する通知ステップと、
    前記ホスト計算機にて、前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を受け取り、それらの情報に基づいて違算管理を行う違算管理ステップ、
    を含むことを特徴とする金銭管理方法。
  7. さらに、前記ホスト計算機にて、前記釣銭機にて管理する各紙幣および硬貨の量に関する情報を定期的に受け取り、その情報に基づいて時間別、日別、または季節別の現金収納状態を分析する現金収納状態分析ステップ、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の金銭管理方法。
  8. さらに、前記ホスト計算機にて、前記釣銭機にて管理する「釣銭機の稼動状況」に関する情報と、前記POSにて管理する「POSの稼動状況」に関する情報と、を受け取り、それらの稼動状況に関する情報に基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を分析する稼動状況分析ステップ、
    を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の金銭管理方法。
  9. さらに、前記ホスト計算機にて、前記釣銭機にて管理する「釣銭機のイベント」に関する情報と、前記POSにて管理する「POSのイベント」に関する情報と、を受け取り、それらのイベントに関する情報に基づいて、キャッシャーの操作を分析する操作分析ステップ、
    を含むことを特徴とする請求項6、7または8に記載の金銭管理方法。
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