JP2950849B2 - 塗布方法 - Google Patents

塗布方法

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JP2950849B2
JP2950849B2 JP1140870A JP14087089A JP2950849B2 JP 2950849 B2 JP2950849 B2 JP 2950849B2 JP 1140870 A JP1140870 A JP 1140870A JP 14087089 A JP14087089 A JP 14087089A JP 2950849 B2 JP2950849 B2 JP 2950849B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はレジスト及び現像液など塗布液の塗布方法に
関する。
[従来の技術及び発明が解決すべき課題] 従来から、半導体ウェハ製造工程のうちレジスト塗布
工程では高速回転するウェハ上に一定量のレジストをウ
ェハ上に設けたノズルより滴下させ、均一な膜厚のレジ
スト膜を塗布するスピンコータが使用されている。ま
た、レジスト塗布後所望のパターンを露光して現像する
工程でも一定量の現像液を高速回転させたウェハ上に滴
下して現像、洗浄を行うスピンデベロッパが用いられて
いる。
ここで、スピンコータやスピンデベロッパはモータ等
の回転駆動機構に接続されウェハを吸着する真空ポンプ
の吸着口を備えたチャックによりウェハを支持し、モー
タの回転に伴いウェハを高速回転させて高粘度のレジス
トや現像液を滴下して均一な塗布を行うものである。
ここで、モータの回転速度を停止状態から急激に高速
回転へ変化させると、ウェハは急激に加速され、ウェハ
は回転方向と反対方向に抵抗を生じてチャックの回転と
同時に回転せずに、チャックが僅かなある期間ウェハよ
り速く回転して両者の回転数にずれが生じてしまう。ま
た急激に減速する場合は逆にチャックよりウェハが速く
回転してウェハの回転数とチャックの回転数にずれを生
じる。その結果いずれの場合にも、ウェハとチャックと
の界面ではウェハとチャックが摩擦しスクラッチによる
パーテイクルが発生する。ここで通常チャックの材料と
してデルリン、テフロン(商品名)などのように、チャ
ッキングの際ウェハとの密着性が良好で、ウェハの裏面
を損傷することのないように比較的軟らかい樹脂が使用
されている。例えばデルリンなどの樹脂をチャックの材
料とする場合、デルリンはシリコンよりはるかに軟らか
いため、チャックとウェハ間において主にデルリンのパ
ーテイクルがウェハ裏面に圧着されたりウェハ裏面の凹
部に入り込むなどウェハ裏面の汚染の起因となってしま
う。
本発明は上記の欠点を解消するためになされたもの
で、支持台の回転速度を停止状態から高速回転へ加速す
る際、また高速回転から停止状態へ減速する際、段階的
に加速あるいは減速することにより、塗布液を被塗布体
に効率よく均一に塗布し、支持台と被塗布体間に回転速
度の違いを生じることがなく、支持台と被塗布体との摩
擦に伴うパーテイクル発生によるウェハの裏面汚染が生
じないレジスト及び現像液などの塗布液の塗布方法を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため本発明のレジスト及び現像
液などの塗布液の塗布方法は、回転駆動機構に接続され
る支持台に支持される被塗布体上に滴下される塗布液を
被塗布体に塗布する際、被塗布体に塗布液を滴下し支持
台を所定の回転速度まで少なくとも複数回に亘り段階的
に加速して塗布液を塗布し、支持台を所定の回転速度か
ら停止状態まで少なくとも複数回に亘り段階的に減速す
るものである。
[作用] 本発明のレジスト及び現像液などの塗布液の塗布方法
によれば被塗布体を支持する支持台の回転速度を所定の
回転速度まで段階的に加速し、その後段階的に減速して
被塗布体上に滴下される塗布液を塗布することにより、
塗布液を効率よく均一に塗布することができる。また、
被塗布体と支持台間に回転速度の急激な変化に伴う回転
のずれを生じさせないため、支持台と被塗布体が同じ回
転運動をするため支持台は被塗布体を固定して回転し、
支持台と被塗布体間に回転数のずれを生じることがな
い。従って、支持台と被塗布体との摩擦に伴うパーテイ
クル発生による被塗布体の裏面汚染はなく、塗布液を被
塗布体に効率よく均一に塗布することができる。
更に、回転駆動機構の回転速度の急激な変化を緩衝し
て支持台に伝達することにより、支持台が被塗布体を吸
着支持する力の方を被塗布体が受ける加速度より大きく
することにより支持台に被塗布体を確実に支持させ、被
塗布体と支持台間に回転速度の急激な変化に伴う回転の
ずれを生じさせない。このため、支持台と被塗布体が同
じ回転運動をするため支持台は被塗布体を固定して回転
し、支持台と被塗布体間に回転数のずれを生じることが
なく、支持台と被塗布体との摩擦に伴うパーテイクル発
生による被塗布体の裏面汚染はなく、塗布液を被塗布体
に効率よく均一に塗布することができる。
[実施例] 以下、本発明のレジスト及び現像液などの塗布液の塗
布方法を半導体ウェハへのレジスト塗布装置に適用した
一実施例を図面を参照して説明する。
第1図の構成図に図示のレジスト塗布装置は、真空吸
着等によって被塗布体である半導体ウェハWを載置固定
し、回転駆動機構であるモータ1の回転軸2に回転数の
変化を緩衝して伝達する伝動手段3を介して固定される
上面円板状の支持台であるチャック4が設けられる。チ
ャック4の中央部上方にはレジストを滴下するノズル5
が設けられる。このノズル5は例えばロットの切れ目等
でノズルからのディスペンスが所定時間実行されない場
合にはノズル5をチャック4上方より外側位置まで退避
させる必要があるため、スキャナー(図示せず)等によ
り移動自在となっている。ノズル5にはレジストの供給
装置である液体供給系6が接続される。
液体供給系6には、レジスト収納容器に収納された塗
布液であるレジストを所望の一定量供給するベローズポ
ンプ等のポンプ、フィルタ容器、ポンプを連動して開閉
されるバルブ、レジストをノズル5から吐出後レジスト
をノズル5内に引き戻し、レジストの液だれあるいは固
化を防止するためのサックバックバルブ等が設けられ
る。また、レジスト塗布時にレジストが装置外部へ飛散
することを防止するため処理容器としてのカップ7がウ
ェハWの周囲に設けられる。尚、カップ7は上下動可能
であってウェハWの搬入出時には図示の位置より下降
し、チャック4が露出し搬入出を容易にするように構成
され、カップ7の下部にはドレイン管、排気管等(図示
せず)が接続される。
更に、モータ1の回転速度の変化を緩衝してチャック
に伝達する伝動手段3について説明する。
伝動手段3は、第2図に示すような流体継手であって
もよい。流体継手はモータ1の回転軸2の中間に一定面
積を有する1対の円盤8、9が粘性のあるオイル10等を
介して配設され、モータ1に接続された円盤8の回転に
よりオイル10にうず流が生じ、オイル10のうず流に連動
されてチャック4に接続される円盤9に回転が生じる。
従ってモータ1の回転速度の急激な変化は円盤8から時
間差を持って除々に円盤9に伝達され、所定時間経過
後、チャック4の回転速度はモータ1の回転速度と同一
となる。
また、他の回転数の変化を緩衝してチャックに伝達す
る伝動手段としてスプリング継手も好適に使用できる。
第3図及び第4図に示すように、円盤8、9間をスプリ
ング11、12を介して接続し、モータ1の回転速度の急激
な変化がチャック4に緩衝して除々に伝達され、所定時
間経過後、チャック4の回転速度はモータ1の回転速度
と同一とすることができる。
また、他の継手としてモータ1の回転軸2とチャック
4の回転軸をベルトで連結するようにしてもよい。
以上のような構成の塗布装置を用いた本発明のレジス
ト及び現像液などの塗布液の塗布方法を説明する。
レジスト供給系6より一定量のレジストが送られ、ノ
ズル5からウェハWの中心部にレジストが滴下される
と、第5図の回転数と時間の関係のグラフの実線で示す
ようにモータ1の回転をa秒間で0から2000回転/分に
なるまで加速した後、(b−a)秒間は加速せず2000回
転/分で回転させる。この間にウェハの中心部に滴下さ
れたレジストはウェハの中央部分に拡散される。b秒
後、再びモータ1は(c−b)秒間に所定の回転数、例
えば4000回転/分になるまで加速した後、(d−c)秒
間は加速せず4000回転/分で回転させる。(d−b)秒
間に、レジストはウェハの中央部分から周辺部に拡散さ
れる。周辺部に拡散後、(e−d)秒間に2000回転/分
まで回転数を降下させ、その後(f−e)秒間は減速せ
ず2000回転/分で回転させる。f秒後、さらに(g−
f)秒間で0まで回転数を下げる。このような工程を経
ることにより、レジストはウェハ全面に均一に効率よく
塗布され得る。
更に、モータ1の回転数の変化は、伝動手段によりチ
ャック4に緩衝して伝達される。実線で示すa、b、
c、‥‥g秒におけるモータ1の急激な回転数の変化
は、チャック4には点線で示すように、曲線の変化とし
て伝達され、チャック4に支持されるウェハWが急激な
回転数の変化から受けるショックは緩衝される。そのた
め、チャック4とウェハW間に回転数のずれを生じるこ
となく、チャックとウェハとの摩擦に伴うパーテイクル
発生によるウェハの裏面の汚染はない。
以上の説明のレジスト塗布装置は一実施例であって、
本発明はこれに限定されることはなく、現像装置のスピ
ンデベロッパ、スプレエッチング等にも好適に用いるこ
とができるのは言うまでもないことである。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明のレジスト及び
現像液などの塗布液の塗布方法は、被塗布体を支持する
支持台の回転数を段階的に変化させるため、塗布液を均
一に効率よく塗布することができ、支持台の回転駆動機
構の回転の変化を緩衝して支持台に伝達させるため、被
塗布体と支持台間に回転速度の急激な変化に伴う回転の
ずれが生じない。このため、被塗布体と支持台との摩擦
に伴うパーテイクル発生による被塗布体の裏面汚染はな
く、均一な処理をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレジスト及び現像液などの塗布液の塗
布方法を適用した一実施例の塗布装置の構成図、第2図
は同部分断面図、第3図及び第4図は同部分斜視図、第
5図は一実施例の説明図である。 1……モータ(回転駆動機構) 4……チャック(支持台) w……ウェハ(被塗布体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/30 G03F 7/16 B05C 11/08 B05D 1/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動機構に接続される支持台に支持さ
    れる被塗布体上に滴下される塗布液を前記被塗布体に塗
    布する際、前記被塗布体に前記塗布液を滴下し前記支持
    台を所定の回転速度まで少なくとも複数回に亘り段階的
    に加速して前記塗布液を塗布し、前記支持台を前記所定
    の回転速度から停止状態まで少なくとも複数回に亘り段
    階的に減速することを特徴とするレジスト及び現像液な
    どの塗布液の塗布方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324621A (ja) * 1986-07-16 1988-02-02 Nec Corp フオトレジスト塗布機

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