JP2950011B2 - ミラー駆動装置 - Google Patents

ミラー駆動装置

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JP2950011B2
JP2950011B2 JP4083576A JP8357692A JP2950011B2 JP 2950011 B2 JP2950011 B2 JP 2950011B2 JP 4083576 A JP4083576 A JP 4083576A JP 8357692 A JP8357692 A JP 8357692A JP 2950011 B2 JP2950011 B2 JP 2950011B2
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    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08547Arrangements for positioning the light beam only without moving the head, e.g. using static electro-optical elements
    • G11B7/08564Arrangements for positioning the light beam only without moving the head, e.g. using static electro-optical elements using galvanomirrors

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置におい
て、光スポットをディスク媒体上の記録トラックに対し
てトラッキングさせるためのガルバノミラー等のミラー
駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクの高速アクセスを実現
するために、光ヘッド可動部重量の軽量化が課題となっ
ており、ガルバノミラーを用いたトラッキング制御を
ことにより可動部からトラッキング駆動装置を取り除
いて軽量化を図る方式が注目されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
ミラー駆動装置の一例について説明する。
【0004】図8(a)は従来のミラー駆動装置の構成
を示す分解構成図である。図8(b)は従来のミラー駆
動装置の構成を示す構成図である。図8(a)、図8
(b)において、1は永久磁石、2はコイルである。永
久磁石1とコイル2により駆動部を構成する。3はコイ
ル2を固定する板バネ、4は板バネ3に固定された可動
ミラーである。コイル2と板バネ3と可動ミラー4とで
可動部を構成する。6は可動部の回動中心軸、7は可動
部の回動方向、5は永久磁石1と板バネ3の一端を固定
するハウジング、31は制御信号、8は駆動回路であ
る。
【0005】以上のように構成されたミラー駆動装置に
ついて、以下その動作について説明する。
【0006】まず、制御信号31が駆動回路8に与えら
れると、制御信号31に応じた電流がコイル2に通電さ
れ、コイル2は永久磁石1から制御信号31に応じた電
磁力を受ける。その結果、コイル2と板バネ3と可動ミ
ラー4とから構成される可動部は回動中心軸6を中心
して回動方向7に回動制御される。この動作により、可
動ミラー4に照射されるレーザ光(図示せず)の反射光
移動が可能となり、光ディスク装置におけるトラッキン
グ制御が実現される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、可動ミラー4が板バネ3によって支持さ
れるという機械振動系のみの構成となっているため、可
動ミラーの不感帯領域(ヒステリシス特性)の減少およ
び0次共振値の抑圧というトラッキング制御用アクチュ
エータとして必要な2つの課題を両立できないという問
題点を有していた。
【0008】また、可動ミラーの中点の静止中点位置
は板バネ3の機械的復帰力だけで与えられていることか
ら、板バネ3の固定状態によって微変動する。さらに、
コイル2のハウジング5への配線において、コイル2の
微少な湾曲およびねじれが発生することによって静止中
点位置は大きく変動する。その結果、可動ミラーの不
感帯領域(ヒステリシス特性)が不均一で一定の値を保
持しにくいという問題点を有していた。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、可動ミラー
の不感帯領域(ヒステリシス特性)の減少および可動ミ
ラー4の回動方向7に生じる0次共振値の抑圧というト
ラッキング制御用アクチュエータとして必要な2つの課
題を両立できるミラー駆動装置を提供するものであり、
可動ミラーの不感帯領域(ヒステリシス特性)の均一
安定化を実現できるミラー駆動装置を提供するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のミラー駆動装置は、可動ミラーと、可動ミ
ラーを回動支持しかつ機械的復帰力によって可動ミラー
の静止中点位置を与える支持部材と、支持部材を固定す
る固定部と、可動ミラーを回動させる駆動部と、駆動部
特定周波数の微弱重畳信号を重畳したサーボ信号を入
力する制御部とを備え、制御部は、可動ミラーを微弱に
振動させて可動ミラーを静止中点位置に復帰させる制御
を行うようにしたものである。また、上記問題点を解決
するために本発明のミラー駆動装置の制御部は、可動ミ
ラーまたは支持部材に取り付けられた可動電極と、可動
電極に対し微小な空隙を保ち略平行に近接配置された
定部に固定された固定電極と、可動電極と固定電極間の
静電容量を検出する検出系と、検出系で得られた検出信
号により可動ミラーを駆動制御する制御系とから構成さ
れているものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成によって、可動電極と固
定電極間の静電容量を検出し、その静電容量または静電
容量変化として検出される可動ミラーの位置または速度
変化をその駆動部に逐次帰還させることにより、可動ミ
ラーの帰還制御を行い、可動ミラーの回動方向に生じる
0次共振値を電気的に抑圧させる。その結果、可動ミラ
ーの不感帯領域(ヒステリシス特性)を増大させること
なく、可動ミラー回動方向に生じる0次共振値を抑圧す
ることができ、良好なトラッキング制御が実現できる。
【0012】また、可動ミラー動作時において可動ミラ
ーを常時微動させ、支持部材の均一な中点復帰力を得る
ことにより、可動ミラーの不感帯領域(ヒステリシス特
性)の均一安定化を実現するものである。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例のミラー駆動装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0014】図1(a)は本発明の実施例におけるミラ
ー駆動装置の構成を示す分解構成図、図1(b)は本発
明の実施例におけるミラー駆動装置の構成を示す構成
図、図2は検出部の第1の回路図、図3は検出部の第2
の回路図、図4は第1の電極構造の説明図、図5は第2
の電極構造の説明図、図6(a)は速度帰還制御系のブ
ロック図、図6(b)は位置帰還制御系のブロック図で
ある。
【0015】図1(a)、図1(b)において、1は永
久磁石、2はコイル、永久磁石1とコイル2により駆動
部を構成する。11は固定電極、12は可動電極、3は
板バネ、4は可動ミラー、コイル2と板バネ3と可動ミ
ラー4と可動電極12で可動部を構成する。は永久磁
石1と板バネ3の一端を固定するハウジングである。2
2は可動部の回動中心軸、23は可動部の回動方向であ
る。図2において、13及び14は抵抗器、15及び1
6は電界制御形トランジスタ(FET)、17は減算器
である。図4において、21は基材である。図6
(a)、図6(b)において、50は制御信号、51は
ミラー駆動機構の伝達ブロック、52は可動ミラー4の
位置検出信号、53は可動ミラー4の0次共振周波数よ
りも高いカットオフ周波数をもつローパスフィルター回
路、40は位置制御信号、43は位相補償回路である。
【0016】以上のように構成されたミラー駆動装置に
ついて、以下図1、図2、図4および図6を用いてその
動作を説明する。
【0017】まず図1は検出部を除いた基本構成を示す
ものであって、光ディスクシャーシに固定されるハウジ
ングにはまず永久磁石1が接着され、永久磁石1の一
端に電極1と電極2に分割された固定電極11が接着さ
れている。可動ミラー4は板バネ3に接着されており、
その反対面に帯電膜(例えばエレクトレット膜)である
可動電極12とコイル2が接着されている。この可動電
極12の接続は導体である板バネ3を介して行われる。
さらに、板バネ3はハウジングに固定される。したが
って永久磁石1とコイル2により構成される駆動部の駆
動力により、回動中心軸22を中心として可動ミラー4
が回動方向23に回動され、この回動とともに可動電極
12も回動する。図4は電極構造の説明図であり、固定
電極11は21を基材として、板バネ3の回動中心に沿
って電極1と電極2に分割されている。この分割によっ
て、可動ミラー4の回動に応じて、可動電極12と電極
1間の静電容量C1と可動電極12と電極2間の静電容
量C2は互いに逆方向に変化することとなる。図におい
て、可動電極12の幅は約8mm、電極1及び電極2の
面積は各々約32平方mm、板バネ3の中点静止時の電
極間間隔は150ミクロン程度であり、静電容量C1及
びC2は約1.8PFとなっている。また、可動ミラー
4の最大可動範囲は概ね0.1度で良いため、可動電極
12の回動を考慮すれば、動作時のC1及びC2は±約
2.3%変化する。
【0018】図2は検出部の第1の回路図を示してお
り、帯電膜(例えばエレクトレット膜)である可動電極
12には予め200ボルト程度の電荷が固定されている
ため、これに対向して設けられた電極1及び電極2には
前記固定電荷にしたがった電荷が励起されている。可動
電極12の回動は静電容量C1とC2の容量変化をきた
すため、電極1及び電極2に励起された電荷は抵抗器1
3及び14を介して移動することになり、抵抗器13及
び14の両端には静電容量C1とC2の変化に応じた電
圧が検出される。FET15及び16はこの電圧を取り
出し、減算器17はその差をとって出力する。
【0019】さらに図6(a)に示すように、可動ミラ
ー4の移動量として検出された可動ミラー4の位置検出
信号52をローパスフィルター回路53に通し、フィル
タリング後の信号を制御信号50に対して負帰還を施す
ことにより、可動ミラー4の0次共振値を抑圧すること
が可能となる。
【0020】また、図6(b)に示すように、可動ミラ
ー4の移動量として検出された可動ミラー4の位置検出
信号52を位相補償回路43に通し、位相補償後の信号
を可動ミラー4の目標位置信号40に対して負帰還を施
すことにより、可動ミラー4の不感帯領域(ヒステリシ
ス特性)を減少させることも可能となる。以上のように
本実施例によれば、可動ミラーとともに移動する可動電
極と、可動電極に対向するように外部に固定された固定
電極と、可動電極と固定電極間に生じる静電容量変化を
検出する検出部を設けることにより可動ミラーの移動量
を高感度に検出することができる。そして検出部で得ら
れた検出信号を制御信号に対して帰還する可動ミラー駆
動制御部を設けることにより、可動ミラーの0次共振値
を抑圧および不感帯領域(ヒステリシス特性)を減少さ
せることが可能となる。
【0021】以下、本発明の検出部の第2の回路につい
て図面を参照しながら説明する。図3は本発明の検出部
第2の回路図である。図3において、17は発振器で
ある。18及び19は1次、2次及び3次側の3つの結
合を持つコイルであり、20は乗算器である。
【0022】同図において、11は固定電極、12は可
動電極で、以上は図1の構成と同様なものである。
【0023】図1と異なるのは、静電容量C1及びC2
の検出を交流的に行うようにした点である。
【0024】まず、発振器17により発生される高周波
信号はコイル18及び19の1次側に加えられる。コイ
ル18及び19の3次側より取り出された高周波信号は
乗算器20により乗算が行われ、その低周波数域成分が
出力される。コイル18の2次側と静電容量C1、コイ
ル19の2次側と静電容量C2とで前記高周波信号周波
数付近に共振点をもつ共振回路が構成されており、静電
容量C1及びC2の変化は結果としてコイル18及び1
9の3次側に励起される高周波信号位相の変化をきたす
ことになる。このとき乗算器位相検波器として動作し
て、静電容量C1及びC2の変化を出力することとな
る。
【0025】図2の実施例では直流付近の非常に低い周
波数成分の静電容量変化を検出することは回路構成上困
難であるが、図3のように、静電容量を交流的に検出す
る方式では本質的に直流的な静電容量の検出も可能であ
り、低周波数域の検出感度を大幅に改善することができ
る。
【0026】以上の一連の説明において分かるように、
板バネの回動の検出感度は中点静止時の静電容量と、
動作時の変化容量の比で決定される。言い換えれば、
4において、可動電極12と固定電極11の距離におい
て、動作時と中点静止時との比で決定されるものと考え
ることができる。即ち、図4では回動軸近傍の方が電極
外辺よりも効率が悪くなることは明らかである。図5は
固定電極11と可動電極12の構造の第2の例であり、
2分割された固定電極が板バネ3の回動軸中心に対して
略放射状になるように配置される。このような電極構造
により、検出感度を高くすることが可能である。
【0027】上記第1の実施例においては、可動電極1
2をエレクトレット膜で構成したものであり、このよう
に一方の電極をエレクトレット膜のような帯電膜で構成
することにより高感度の静電容量検出部が可能となる。
さらに、静電容量検出であるため温度ドリフト・ノイズ
等の外乱要因も少なく、他のセンサー(例えば光学式セ
ンサー)に比べ小型で安価な構成で実現できる。
【0028】以下本発明の第2の実施例のミラー駆動装
置について、図面を参照しながら説明する。
【0029】図7は本発明の実施例におけるミラー駆動
装置の構成図である。図7において、1は永久磁石、2
はコイルである。永久磁石1とコイル2により駆動部を
構成する。3はコイル2を固定する板バネ、4は板バネ
3に固定された可動ミラーである。コイル2と板バネ3
と可動ミラー4とで可動部を構成する。6は可動ミラー
4の回動中心軸、7は可動ミラー4の回動方向、5は永
久磁石1と板バネ3の一端を固定するハウジング、10
は可動ミラー4の制御帯域外の高周波微弱重畳信号、3
1は制御信号、9は加算アンプ、8は駆動回路、32は
駆動制御信号である。
【0030】以上のように構成されたミラー駆動装置に
ついて、以下、図7を用いてその動作を説明する。
【0031】まず、制御信号31と高周波微弱重畳信号
10とを加算アンプ9により加算する。この加算された
駆動制御信号32が駆動回路8を介し駆動制御信号32
に応じた電流がコイル2に通電される。その結果、コイ
ル2は永久磁石1から駆動制御信号32に応じた電磁力
受け、コイル2と板バネ3と可動ミラー4とから構成
される可動部は回動中心軸6を中心として回動方向7に
回動制御される。この動作により、可動ミラー4に照射
されるレーザ光(図示せず)の反射光移動制御が可能と
なり、光ディスク装置におけるトラッキング制御が実現
される。さらに、駆動制御信号32には可動ミラー4の
トラッキング制御帯域外の高周波微弱重畳信号10が重
畳されているため、可動ミラー4は常時、制御帯域外の
高周波数で微動し、板バネ3の中点復帰力を均一に保つ
ことが可能となる。その結果、可動ミラー4を支持して
いる板バネ3のヒステリシス特性は改善され、常に均一
な不感帯領域を保持することができる。また、可動ミラ
ー4はトラッキング制御帯域外の高周波数で微動してい
るため、本来のトラッキング制御には何ら支障をきたさ
ないという利点がある。
【0032】なお、第1および第2の実施例を組み合わ
せることにより、可動ミラーの不感帯領域(ヒステリ
シス特性)の減少および0次共振値の抑圧というトラッ
キング制御用アクチュエータとして必要な2つの課題を
両立できることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明は、可動ミラーと、
可動ミラーを回動支持しかつ機械的復 帰力によって可動
ミラーの静止中点位置を与える支持部材と、支持部材を
固定する固定部と、可動ミラーを回動させる駆動部と、
駆動部に特定周波数の微弱重畳信号を重畳したサーボ信
号を入力する制御部とを備え、制御部は、可動ミラーを
微弱に振動させて可動ミラーを静止中点位置に復帰させ
る制御を行うようにしたものであり、可動ミラーの移動
量を高感度で検出することができ、かつその検出信号を
用いて可動ミラー駆動部に電気的な帰還制御を施すこ
とが可能となる。その結果、可動ミラーの不感帯領域
(ヒステリシス特性)を増大させることなく、可動ミラ
ー回動方向に生じる0次共振値を電気的に抑圧させ
好なトラッキング制御を行うことができる。
【0034】また、可動ミラートラッキング制御信号に
トラッキング制御帯域外の高周波微弱重畳信号を重畳す
ることにより可動ミラーを常時微動させ、可動ミラーと
その支持部材より構成される機械振動系の不感帯領域
(ヒステリシス特性)を本来のトラッキング制御に支障
をきたすことなく常に均一に保持することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第1の実施例におけるミラー駆動装置の構成を
示す分解構成図 (b)は同実施例におけるミラー駆動装置の構成を示す
構成図
【図2】同実施例における検出部の第1の回路図
【図3】同実施例における検出部の第2の回路図
【図4】同実施例における第1の電極構造の説明図
【図5】同実施例における第2の電極構造の説明図
【図6】 (a)は同実施例における速度帰還制御系のブロック図 (b)は同実施例における位置帰還制御系のブロック図
【図7】第2の実施例におけるミラー駆動装置の構成図
【図8】 (a)は従来のミラー駆動装置の構成を示す分解構成図 (b)は従来のミラー駆動装置の構成を示す構成図
【符号の説明】
1 永久磁石 2 コイル 3 板バネ 4 可動ミラー 5 ハウジング 6 回動中心軸 7 回動方向 11 固定電極 12 可動電極 13、14 抵抗器 15、16 電界効果形トランジスタ 17 発振器 18、19 コイル 20 乗算器 21 基材 22 回動中心軸 23 回動方向 31 制御信号 32 駆動制御信号 40 位置制御信号 43 位相補償回路 50 制御信号 51 ミラー駆動機構の伝達ブロック 52 可動ミラー位置検出信号 53 ローパスフィルター回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−2015(JP,A) 特開 昭57−27445(JP,A) 実開 昭55−141343(JP,U) 実開 昭60−39926(JP,U) 実開 昭56−159710(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/09 - 7/095 G02B 7/00 G02B 7/18 - 7/24

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動ミラーと、前記可動ミラーを回動支持
    しかつ機械的復帰力によって前記可動ミラーの静止中点
    位置を与える支持部材と、前記支持部材を固定する固定
    部と、前記可動ミラーを回動させる駆動部と、前記駆動
    部に特定周波数の微弱重畳信号を重畳したサーボ信号を
    入力する制御部とを備え、前記制御部は、前記可動ミラ
    ーを微弱に振動させて前記可動ミラーを前記静止中点位
    置に復帰させる制御を行うことを特徴とするミラー駆動
    装置。
  2. 【請求項2】制御部は、可動ミラーまたは支持部材に取
    り付けられた可動電極と、前記可動電極に対し微小な
    隙を保ち略平行に近接配置された固定部に固定された固
    定電極と、前記可動電極と前記固定電極間の静電容量を
    検出する検出系と、前記検出系で得られた検出信号によ
    り前記可動ミラーを駆動制御する制御系とから構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のミラー駆動装
    置。
  3. 【請求項3】制御系は、 静電容量変化として検出される
    可動ミラーの速度信号を用いた速度帰還制御系からなっ
    ていることを特徴とする請求項記載のミラー駆動装
    置。
  4. 【請求項4】制御系は、 静電容量として検出される可動
    ミラーの位置信号を用いた位置帰還制御系からなってい
    ことを特徴とする請求項記載のミラー駆動装置。
  5. 【請求項5】 可動電極と固定電極のうちの一方は可動ミ
    ラーの回動軸方向に沿って複数個に分割され、これによ
    り構成される少なくとも2個の静電容量の差動成分を検
    出する検出系を備えていることを特徴とする請求項2記
    載のミラー駆動装置。
  6. 【請求項6】 可動電極固定電極のうちの一方は帯電膜
    よりなり、かつ検出系は両電極間の静電容量に応じて前
    記帯電膜により前記固定電極または前記可動電極に励起
    される電荷量変化を検出することを特徴とする請求項2
    記載のミラー駆動装置。
  7. 【請求項7】可動電極と固定電極のうちの一方 を分割
    し、かつ前記固定電極が可動ミラーのある定められた回
    動量に対して前記可動電極と最も近接するように配置
    れていることを特徴とする請求項2記載のミラー駆動装
    置。
  8. 【請求項8】 可動ミラーの支持部材が可動電極を兼ねて
    いることを特徴とする請求項2記載のミラー駆動装置。
  9. 【請求項9】 微弱重畳信号の周波数可動ミラーのトラ
    ッキング制御帯域外の周波数であることを特徴とする請
    求項1記載のミラー駆動装置。
JP4083576A 1992-04-06 1992-04-06 ミラー駆動装置 Expired - Fee Related JP2950011B2 (ja)

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