JP2948422B2 - 冷凍コンテナ - Google Patents
冷凍コンテナInfo
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- JP2948422B2 JP2948422B2 JP24252692A JP24252692A JP2948422B2 JP 2948422 B2 JP2948422 B2 JP 2948422B2 JP 24252692 A JP24252692 A JP 24252692A JP 24252692 A JP24252692 A JP 24252692A JP 2948422 B2 JP2948422 B2 JP 2948422B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- air
- unit
- refrigeration
- refrigeration unit
- Prior art date
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- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は青果物等を収納して冷蔵
しながら輸送するのに好適な冷凍コンテナに関する。
しながら輸送するのに好適な冷凍コンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍コンテナが図3に示されてい
る。コンテナ1は直方体状をなし、その一方の端壁2に
は冷凍ユニット100 が組み付けられている。コンテナ1
の他方の端壁2に設けられた扉45からコンテナ1内に青
果物等の貨物を収納し、冷凍ユニット100 を運転するこ
とによってコンテナ1内の庫内空気を強制的に循環させ
ると同時に庫内空気を冷却してその温度を−25℃ないし
+25℃の範囲内で任意に設定された温度に維持しながら
コンテナ1を船舶、トラック、鉄道車両等に搭載して運
搬する。
る。コンテナ1は直方体状をなし、その一方の端壁2に
は冷凍ユニット100 が組み付けられている。コンテナ1
の他方の端壁2に設けられた扉45からコンテナ1内に青
果物等の貨物を収納し、冷凍ユニット100 を運転するこ
とによってコンテナ1内の庫内空気を強制的に循環させ
ると同時に庫内空気を冷却してその温度を−25℃ないし
+25℃の範囲内で任意に設定された温度に維持しながら
コンテナ1を船舶、トラック、鉄道車両等に搭載して運
搬する。
【0003】冷凍ユニット100 の略示的構成が図4に示
され、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断
面図、(C) は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。コ
ンプレッサ3から吐出されたガス冷媒は水冷コンデンサ
5又は空冷コンデンサ4に入りここで凝縮液化する。こ
の液冷媒はドライヤ7、ストレーナ8を経て電子膨張弁
9に入り、ここで絞られることにより断熱膨張して気液
二相の冷媒となる。この冷媒はエバポレータ10に入り、
ここで庫内空気を冷却することによって蒸発気化する。
そして、このガス冷媒はアキュムレ−タ13を経てコンプ
レッサ3に戻る。
され、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断
面図、(C) は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。コ
ンプレッサ3から吐出されたガス冷媒は水冷コンデンサ
5又は空冷コンデンサ4に入りここで凝縮液化する。こ
の液冷媒はドライヤ7、ストレーナ8を経て電子膨張弁
9に入り、ここで絞られることにより断熱膨張して気液
二相の冷媒となる。この冷媒はエバポレータ10に入り、
ここで庫内空気を冷却することによって蒸発気化する。
そして、このガス冷媒はアキュムレ−タ13を経てコンプ
レッサ3に戻る。
【0004】コンテナ1内の庫内空気は、実線矢印で示
すように、空気吸込口14からエバポレータセクション15
に入り、モータ11により駆動されるエバポレータフアン
12によって付勢され、エバポレータ10を流過する過程で
冷却された後、風路16、吹出室18を経てコンテナ1の底
面に設けられたT字状の多数の通風レール43の間隙から
コンテナ1内に吹き出される。
すように、空気吸込口14からエバポレータセクション15
に入り、モータ11により駆動されるエバポレータフアン
12によって付勢され、エバポレータ10を流過する過程で
冷却された後、風路16、吹出室18を経てコンテナ1の底
面に設けられたT字状の多数の通風レール43の間隙から
コンテナ1内に吹き出される。
【0005】空冷コンデンサ4を用いるときは、モータ
17によりコンデンサフアン6を駆動する。すると、外気
が、破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過す
る過程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、
コンデンサフアン6により付勢されて放出される。
17によりコンデンサフアン6を駆動する。すると、外気
が、破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過す
る過程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、
コンデンサフアン6により付勢されて放出される。
【0006】水冷コンデンサ5を用いるときは、冷却水
入口19及び冷却水出口20に図示しない給水管及び排水管
を接続して制水弁21を開とする。そして、コンデンサフ
アン6を停止する。すると、給水管から供給された冷却
水が冷却水入口19から図示しない水配管を経て水冷コン
デンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交換することに
より昇温した後、図示しない水配管、制水弁21を通り冷
却水出口20から排水管を経て排出される。
入口19及び冷却水出口20に図示しない給水管及び排水管
を接続して制水弁21を開とする。そして、コンデンサフ
アン6を停止する。すると、給水管から供給された冷却
水が冷却水入口19から図示しない水配管を経て水冷コン
デンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交換することに
より昇温した後、図示しない水配管、制水弁21を通り冷
却水出口20から排水管を経て排出される。
【0007】エバポレータ10に結露したドレンはドレン
パン22上に滴下し、ドレンホース23を経てドレンポート
24から排出される。
パン22上に滴下し、ドレンホース23を経てドレンポート
24から排出される。
【0008】41は断熱材からなる内外仕切壁で、その全
周に形成されたフランジによりコンテナ1の端壁2に締
結される。この仕切壁41の外側にはその下部中央にコン
デンサセクション42が形成され、仕切壁41の内側にはコ
ンデンサセクション42の上方にエバポレ−タセクション
15が、両側に風路16が、下方に吹出室18がそれぞれ形成
されている。エバポレータセクション15内にはエバポレ
ータ10、エバポレータフアン12等が据え付けられてい
る。コンデンサセクション42内にはコンプレッサ3、空
冷コンデンサ4、コンデンサフアン6等が据え付けられ
ている。
周に形成されたフランジによりコンテナ1の端壁2に締
結される。この仕切壁41の外側にはその下部中央にコン
デンサセクション42が形成され、仕切壁41の内側にはコ
ンデンサセクション42の上方にエバポレ−タセクション
15が、両側に風路16が、下方に吹出室18がそれぞれ形成
されている。エバポレータセクション15内にはエバポレ
ータ10、エバポレータフアン12等が据え付けられてい
る。コンデンサセクション42内にはコンプレッサ3、空
冷コンデンサ4、コンデンサフアン6等が据え付けられ
ている。
【0009】なお、25はコントロールボックス、26はコ
ンプレッサ3内に液冷媒を噴射して冷却するための液イ
ンジェクション用電磁弁、27は 200V級電源用プラグ、
28は400V級電源用プラグ、29は電源トランス、31はエ
バポレータ10に吸い込まれる庫内空気の温度を検出する
ための吸込空気温度センサ、30はこの温度センサ31のチ
ェック用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き
出された空気の温度を検出するための吹出空気温度セン
サ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計の挿入
口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出するため
の出口温度センサ、35は過熱防止センサ、36はコンプレ
ッサ3の吐出管の温度を検出するための吐出管温度セン
サ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出
するための外気温度センサ、38はエバポレ−タセクショ
ン15内の機器を点検するための点検蓋、39は点検蓋38を
着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
ンプレッサ3内に液冷媒を噴射して冷却するための液イ
ンジェクション用電磁弁、27は 200V級電源用プラグ、
28は400V級電源用プラグ、29は電源トランス、31はエ
バポレータ10に吸い込まれる庫内空気の温度を検出する
ための吸込空気温度センサ、30はこの温度センサ31のチ
ェック用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き
出された空気の温度を検出するための吹出空気温度セン
サ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計の挿入
口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出するため
の出口温度センサ、35は過熱防止センサ、36はコンプレ
ッサ3の吐出管の温度を検出するための吐出管温度セン
サ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出
するための外気温度センサ、38はエバポレ−タセクショ
ン15内の機器を点検するための点検蓋、39は点検蓋38を
着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍コンテ
ナにおいては、コンテナ1内に青果物を収納したとき、
青果物から排出されるエチレンによって青果物が熟成し
又は青果物の老化が促進され、青果物の鮮度が低下する
という問題があった。
ナにおいては、コンテナ1内に青果物を収納したとき、
青果物から排出されるエチレンによって青果物が熟成し
又は青果物の老化が促進され、青果物の鮮度が低下する
という問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、青果物等の貨物が収納される直方体状
のコンテナの一方の端壁に上記コンテナ内空気を強制的
に循環させると同時に冷却するための冷凍ユニットを装
着し、他方の端壁にコンテナ内に貨物を出し入れするた
めの扉を設けてなる冷凍コンテナにおいて、空気取入口
及び排気口が形成されたカートン形のユニット本体内に
少なくとも紫外線ランプ、フアン及びこれを駆動するモ
ータを内蔵してなるエチレン除去ユニットを電気ケーブ
ルを介して上記冷凍ユニットに接続するとともに上記コ
ンテナ内の上記扉に近接して収納された青果物を内蔵す
る多数の梱包の上に積み付けたことを特徴とする冷凍コ
ンテナにある。
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、青果物等の貨物が収納される直方体状
のコンテナの一方の端壁に上記コンテナ内空気を強制的
に循環させると同時に冷却するための冷凍ユニットを装
着し、他方の端壁にコンテナ内に貨物を出し入れするた
めの扉を設けてなる冷凍コンテナにおいて、空気取入口
及び排気口が形成されたカートン形のユニット本体内に
少なくとも紫外線ランプ、フアン及びこれを駆動するモ
ータを内蔵してなるエチレン除去ユニットを電気ケーブ
ルを介して上記冷凍ユニットに接続するとともに上記コ
ンテナ内の上記扉に近接して収納された青果物を内蔵す
る多数の梱包の上に積み付けたことを特徴とする冷凍コ
ンテナにある。
【0012】第2の発明の要旨とするところは、青果物
等の貨物が収納される直方体状のコンテナの一方の端壁
に上記コンテナ内空気を強制的に循環させると同時に冷
却するための冷凍ユニットを装着してなる冷凍ユニット
において、空気取入口及び排気口が形成されたユニット
本体内に少なくとも紫外線ランプを内蔵してなるエチレ
ン除去ユニットをその排気口が上記冷凍ユニットの空気
吸込口と接続されるように上記冷凍ユニットに対して着
脱自在に取り付けたことを特徴とする冷凍コンテナにあ
る。
等の貨物が収納される直方体状のコンテナの一方の端壁
に上記コンテナ内空気を強制的に循環させると同時に冷
却するための冷凍ユニットを装着してなる冷凍ユニット
において、空気取入口及び排気口が形成されたユニット
本体内に少なくとも紫外線ランプを内蔵してなるエチレ
ン除去ユニットをその排気口が上記冷凍ユニットの空気
吸込口と接続されるように上記冷凍ユニットに対して着
脱自在に取り付けたことを特徴とする冷凍コンテナにあ
る。
【0013】
【作用】第1の発明においては、エチレン除去ユニット
をコンテナ内の扉に近接して収納された青果物を内蔵す
る多数の梱包の上に積み付けるとともに電気ケーブルを
介して冷凍ユニットに接続して冷凍ユニットからの電気
をエチレン除去ユニットに内蔵された紫外線ランプ及び
フアンモータに通電することによってコンテナ内空気中
のエチレンを除去する。
をコンテナ内の扉に近接して収納された青果物を内蔵す
る多数の梱包の上に積み付けるとともに電気ケーブルを
介して冷凍ユニットに接続して冷凍ユニットからの電気
をエチレン除去ユニットに内蔵された紫外線ランプ及び
フアンモータに通電することによってコンテナ内空気中
のエチレンを除去する。
【0014】第2の発明においては、エチレン除去ユニ
ットをその排気口が冷凍ユニットの空気吸込口に接続さ
れるように冷凍ユニットに取り付けてコンテナ内空気を
エチレン除去ユニットのユニット本体内を経て冷凍ユニ
ットに流入させることによってコンテナ空気中のエチレ
ンを除去する。
ットをその排気口が冷凍ユニットの空気吸込口に接続さ
れるように冷凍ユニットに取り付けてコンテナ内空気を
エチレン除去ユニットのユニット本体内を経て冷凍ユニ
ットに流入させることによってコンテナ空気中のエチレ
ンを除去する。
【0015】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。コ
ンテナ1内の扉45側にはカートン形のエチレン除去ユニ
ット50が積付けられ、このエチレン除去ユニット50はケ
ーブル57を介して冷凍ユニット100 に接続されている。
エチレン除去ユニット50のカートン形のユニット本体51
内には紫外線ランプ52、フアン53及びこれを駆動するモ
ータ56が内蔵され、ユニット本体51には空気取入口54及
び排気口55が形成されている。
ンテナ1内の扉45側にはカートン形のエチレン除去ユニ
ット50が積付けられ、このエチレン除去ユニット50はケ
ーブル57を介して冷凍ユニット100 に接続されている。
エチレン除去ユニット50のカートン形のユニット本体51
内には紫外線ランプ52、フアン53及びこれを駆動するモ
ータ56が内蔵され、ユニット本体51には空気取入口54及
び排気口55が形成されている。
【0016】しかして、扉45を開いてコンテナ1内に青
果物の梱包Cを多数積み込んだ後、扉45側の梱包C上に
エチレン除去ユニット50を積み付け、これを電気ケーブ
ル57を介して冷凍ユニット100 と接続する。そして、冷
凍ユニット100 からの電気を電気ケーブル57を経て紫外
線ランプ52及びモータ56に通電すると、フアン53によっ
てコンテナ1内の空気は空気取入口54を経てユニット本
体51内に導入され、ここで紫外線ランプ52から投射され
る波長184.9nm の紫外線に照射されることによって空気
中の酸素からオゾンが生成される。このオゾンは空気中
に浮遊する菌等を死滅させるとともにエチレンを酸化し
てエチレン化合物に転化させる。余剰のオゾンは紫外線
ランプ52から投射される波長253.7nm の紫外線に照射さ
れることによって分解され、酸素と発生期の酸素を生成
する。この発生期の酸素は空気中に残存するエチレンを
酸化してエチレン化合物に転化させる。このようにして
エチレンを除去された空気は排気口55からコンテナ1内
に戻される。
果物の梱包Cを多数積み込んだ後、扉45側の梱包C上に
エチレン除去ユニット50を積み付け、これを電気ケーブ
ル57を介して冷凍ユニット100 と接続する。そして、冷
凍ユニット100 からの電気を電気ケーブル57を経て紫外
線ランプ52及びモータ56に通電すると、フアン53によっ
てコンテナ1内の空気は空気取入口54を経てユニット本
体51内に導入され、ここで紫外線ランプ52から投射され
る波長184.9nm の紫外線に照射されることによって空気
中の酸素からオゾンが生成される。このオゾンは空気中
に浮遊する菌等を死滅させるとともにエチレンを酸化し
てエチレン化合物に転化させる。余剰のオゾンは紫外線
ランプ52から投射される波長253.7nm の紫外線に照射さ
れることによって分解され、酸素と発生期の酸素を生成
する。この発生期の酸素は空気中に残存するエチレンを
酸化してエチレン化合物に転化させる。このようにして
エチレンを除去された空気は排気口55からコンテナ1内
に戻される。
【0017】本発明の第2の実施例が図2に示されてい
る。この第2の実施例においては、エチレン除去ユニッ
ト50はその排気口55が冷凍ユニット100 の空気吸込口14
に接続されるように冷凍ユニット100 に対して着脱自在
に設置されている。そして、このエチレン除去ユニット
50はフアン53及びこれを駆動するモータ56を備えていな
い。
る。この第2の実施例においては、エチレン除去ユニッ
ト50はその排気口55が冷凍ユニット100 の空気吸込口14
に接続されるように冷凍ユニット100 に対して着脱自在
に設置されている。そして、このエチレン除去ユニット
50はフアン53及びこれを駆動するモータ56を備えていな
い。
【0018】しかして、コンテナ1内に青果物を収納す
る場合には、これに先立ってエチレン除去ユニット50を
冷凍ユニット100 に取り付ける。そして、冷凍ユニット
100 を運転すると同時に紫外線ランプ52から波長184.9n
m 及び253.7nm の紫外線を照射する。すると、冷凍ユニ
ット100 のエバポレータフアン12の駆動に伴ってコンテ
ナ1内の空気は空気取入付口54からユニット本体51に入
り、ここで紫外線ランプ52から照射される紫外線によっ
て空気中のエチレンが除去された後、排気口55から空気
吸込口14を経てエバポレータセクション15内に入り、エ
バポレータフアン12によって付勢され、エバポレータ10
を流過することによって冷却された後、風路16、吹出室
18を経てコンテナ1内に戻る。
る場合には、これに先立ってエチレン除去ユニット50を
冷凍ユニット100 に取り付ける。そして、冷凍ユニット
100 を運転すると同時に紫外線ランプ52から波長184.9n
m 及び253.7nm の紫外線を照射する。すると、冷凍ユニ
ット100 のエバポレータフアン12の駆動に伴ってコンテ
ナ1内の空気は空気取入付口54からユニット本体51に入
り、ここで紫外線ランプ52から照射される紫外線によっ
て空気中のエチレンが除去された後、排気口55から空気
吸込口14を経てエバポレータセクション15内に入り、エ
バポレータフアン12によって付勢され、エバポレータ10
を流過することによって冷却された後、風路16、吹出室
18を経てコンテナ1内に戻る。
【0019】上記各実施例において、コンテナ1内に人
が出入する場合には活性炭や鉄、マンガン等の金属触媒
又はこれらの金属酸化物触媒を素材としたオゾン処理器
を紫外線ランプ52の後流側に設置して、空気中に残存す
るオゾンを酸素等に分解して無害化するのが望ましい。
が出入する場合には活性炭や鉄、マンガン等の金属触媒
又はこれらの金属酸化物触媒を素材としたオゾン処理器
を紫外線ランプ52の後流側に設置して、空気中に残存す
るオゾンを酸素等に分解して無害化するのが望ましい。
【0020】
【発明の効果】第1の発明においては、コンテナ内に青
果物を収納した場合、コンテナ内にエチレン除去ユニッ
トを積み付けるとともに電気ケーブルを介して冷凍ユニ
ットに接続して冷凍ユニットからの電気を電気ケーブル
を介して紫外線ランプ及びフアンモータに通電すること
によりコンテナ内空気中のエチレンを除去できるので、
青果物の鮮度低下を防止しうる。そして、エチレン除去
ユニットの本体はカートン形をなしているので、コンテ
ナ内に扉から青果物を内蔵する多数の梱包を積み込んだ
後、扉の近傍の梱包の上にこれと同様に容易に積み付け
ることができるので、青果物の梱包及びエチレン除去ユ
ニットの積み付けが極めて容易になる。
果物を収納した場合、コンテナ内にエチレン除去ユニッ
トを積み付けるとともに電気ケーブルを介して冷凍ユニ
ットに接続して冷凍ユニットからの電気を電気ケーブル
を介して紫外線ランプ及びフアンモータに通電すること
によりコンテナ内空気中のエチレンを除去できるので、
青果物の鮮度低下を防止しうる。そして、エチレン除去
ユニットの本体はカートン形をなしているので、コンテ
ナ内に扉から青果物を内蔵する多数の梱包を積み込んだ
後、扉の近傍の梱包の上にこれと同様に容易に積み付け
ることができるので、青果物の梱包及びエチレン除去ユ
ニットの積み付けが極めて容易になる。
【0021】また、青果物以外の貨物をコンテナに収納
する場合にはエチレン除去ユニットを積み付ける必要が
なく、従って、この種貨物の扉からコンテナへの出し入
れにエチレン除去ユニットが邪魔になることはない。ま
た、エチレン除去ユニットは電気ケーブルを介して冷凍
ユニットに接続され冷凍ユニットから電気が紫外線ラン
プ及びフアンモータに通電されるので、エチレン除去ユ
ニットを運転するための電源及び給電機構を別に設ける
必要もない。
する場合にはエチレン除去ユニットを積み付ける必要が
なく、従って、この種貨物の扉からコンテナへの出し入
れにエチレン除去ユニットが邪魔になることはない。ま
た、エチレン除去ユニットは電気ケーブルを介して冷凍
ユニットに接続され冷凍ユニットから電気が紫外線ラン
プ及びフアンモータに通電されるので、エチレン除去ユ
ニットを運転するための電源及び給電機構を別に設ける
必要もない。
【0022】第2の発明においては、エチレン除去ユニ
ットはその排気口が冷凍ユニットの空気吸込口に接続す
るように取り付けられるので、エチレン除去ユニット内
にコンテナ内空気を循環させるためのフアン及びその駆
動モータを設ける必要がなく、従って、エチレン除去ユ
ニットが簡素化され、かつ、そのコストを低減できる。
ットはその排気口が冷凍ユニットの空気吸込口に接続す
るように取り付けられるので、エチレン除去ユニット内
にコンテナ内空気を循環させるためのフアン及びその駆
動モータを設ける必要がなく、従って、エチレン除去ユ
ニットが簡素化され、かつ、そのコストを低減できる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す略示的縦断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第2の実施例の一部を省略して示す縦
断面図である。
断面図である。
【図3】従来の冷凍コンテナの略示的縦断面図である。
【図4】従来の冷凍ユニットの略示的構成を示し、(A)
は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断面図、(C)
は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。
は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断面図、(C)
は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。
1 コンテナ 100 冷凍ユニット 45 扉 50 エチレン除去ユニット 57 電気ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A23B 7/144 7/148 (56)参考文献 特開 昭64−5448(JP,A) 実開 平3−117480(JP,U) 実開 平3−117479(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 23/00 A23B 7/04 A23B 7/144 A23B 7/148
Claims (2)
- 【請求項1】 青果物等の貨物が収納される直方体状の
コンテナの一方の端壁に上記コンテナ内空気を強制的に
循環させると同時に冷却するための冷凍ユニットを装着
し、他方の端壁にコンテナ内に貨物を出し入れするため
の扉を設けてなる冷凍コンテナにおいて、空気取入口及
び排気口が形成されたカートン形のユニット本体内に少
なくとも紫外線ランプ、フアン及びこれを駆動するモー
タを内蔵してなるエチレン除去ユニットを電気ケーブル
を介して上記冷凍ユニットに接続するとともに上記コン
テナ内の上記扉に近接して収納された青果物を内蔵する
多数の梱包の上に積み付けたことを特徴とする冷凍コン
テナ。 - 【請求項2】 青果物等の貨物が収納される直方体状の
コンテナの一方の端壁に上記コンテナ内空気を強制的に
循環させると同時に冷却するための冷凍ユニットを装着
してなる冷凍ユニットにおいて、空気取入口及び排気口
が形成されたユニット本体内に少なくとも紫外線ランプ
を内蔵してなるエチレン除去ユニットをその排気口が上
記冷凍ユニットの空気吸込口と接続されるように上記冷
凍ユニットに対して着脱自在に取り付けたことを特徴と
する冷凍コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24252692A JP2948422B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 冷凍コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24252692A JP2948422B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 冷凍コンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666472A JPH0666472A (ja) | 1994-03-08 |
JP2948422B2 true JP2948422B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=17090429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24252692A Expired - Fee Related JP2948422B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 冷凍コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2948422B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP24252692A patent/JP2948422B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0666472A (ja) | 1994-03-08 |
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