JP2947066B2 - 換気扇取付装置 - Google Patents

換気扇取付装置

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JP2947066B2 JP6107116A JP10711694A JP2947066B2 JP 2947066 B2 JP2947066 B2 JP 2947066B2 JP 6107116 A JP6107116 A JP 6107116A JP 10711694 A JP10711694 A JP 10711694A JP 2947066 B2 JP2947066 B2 JP 2947066B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天井裏の空間に取付けら
れる換気扇の取付けに供する換気扇取付装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】天井裏の空間においてダクトを介して換
気を行なうように構成した換気扇の取付けには、例えば
特開平3ー168540号公報に示されている吊下装置
や、実開平5ー1936号公報に示されているような補
助枠などの専用の取付装置が使われている。前者は、天
井から垂下されたアンカーボルトに引掛部を設けたL形
状の吊下金具を上下調節可能にねじ装着し、機器本体の
側部に引掛部の係合する係合孔を設けた構成である。こ
の取付装置では、機器本体の係合孔を吊下金具の引掛部
に係合させ掛け止めることにより機器本体をアンカーボ
ルトによって吊り支持させることができる。特に、上記
公報によるものでは係合孔の位置を上下に調節できる構
造が採られ、吊下金具のアンカーボルトに対する位置調
整後にも係合孔の位置を上下に調整することができるよ
うに工夫されている。
【0003】しかし、機器本体をアンカーボルトに直接
的に吊り支持させるものは、上記したように上下の調節
を多段階にできるようにしないと、機器本体を最終的に
最適な取付姿勢にすることが簡単にはできないことにな
り、構成の複雑さや取付け操作のし難さなどが伴うた
め、後者のようにアンカーボルトに対して吊り支持させ
る補助枠に機器本体を取付けるタイプの取付装置が使わ
れることが多くなっている。上記公報に示された補助枠
による取付装置は、図6に示すように、天井に設けられ
天井面に開口部を形成する取付枠101に対して嵌め装
着する枠構造102に、天井から垂下されたアンカーボ
ルト103に取り付けるための取付板104を設けた門
形の吊り枠105を枠構造102を跨ぐように突出させ
た構成である。取付板104には防振ゴム106を装着
したボルト挿通孔が設けられ、アンカーボルト103に
ねじ嵌めされたナット107によりワッシャを介して防
振ゴム106が挟み付けられるようになっている。
【0004】この取付装置は、図7に示すように枠構造
102に一体の吊り枠105をその取付板104により
アンカーボルト103に防振ゴム106を介して吊り支
持させ、枠構造102内に換気扇本体108を収め込ん
で枠構造102とともに天井に設けられ、天井面に開口
部を形成する取付枠101に換気扇本体108を固定す
るものである。即ち、換気扇本体108は枠構造102
を介して取付枠101に取付けられ、枠構造102の取
付けにおいてその位置調整をしておけば、換気扇本体1
08は枠構造102に嵌め固定するだけで適正な取付け
位置になり、換気扇本体108の取付け操作は簡単にな
る。
【0005】上記の取付装置では吊り枠105が枠構造
102を跨ぐ門形で、その中央に設けた取付板104に
おいてアンカーボルト103に吊り支持させるので天井
面の開口部からの操作は容易なものの、アンカーボルト
103の長さを規定しておかないと換気扇本体108に
当ったりすることになるうえ、天井裏の空間の高さが低
いような場合には適用できないこともある。そこで図8
に示すように吊り枠105を門形でなく、左右に分けて
設け、枠構造102より外側にアンカーボルト103に
対する取付部を構成したものもある。これにより、アン
カーボルト103の長さを規定せずに済み、また天井裏
の空間の高さが低いような場合にも適用できるものとな
っている。
【0006】しかしながら、上記したいずれの取付装置
においても枠構造102と吊り枠105とが結合した構
成であり、吊り枠105は枠構造102から大きく突出
しているものであるため包装容積が大きくなり、かさば
るため保管や輸送などのコストが高くつくといった問題
点がある。また、換気扇本体108には図9に示すよう
に、ダクト109の接続により複数の部屋の換気を可能
にしたものや、ダクト109の接続方向を変えることが
できるようにしたものなど種々の機種があるが、上記し
た取付装置では吊り枠105が邪魔になり、吊り枠10
5の有る面に設けられた換気扇本体108側の接続口1
10にダクト109を接続できないので、こうした機種
の取付装置には適用することができないといった問題点
もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解消するためになされたもので、その課題と
するところは分解状態にして包装できる換気扇取付装置
を得ることであり、組立てが簡単で確実に行なうことが
できる換気扇取付装置を得ることであり、換気扇の機種
の違いやダクト接続の仕方の違いに対応できる換気扇取
付装置を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る換気扇取
付装置においては、天井面に設けられ、換気扇本体が挿
入される開口部と、この開口部の天井裏の梁等に固定さ
れ、上記開口部を介して対向するように配置された複数
のアンカーボルトと、この各アンカーボルトにナット等
の接続部材で脱着自在に取り付けられ、上記開口部側へ
吊り下がる各吊り金具と、この各吊り金具に装着され、
上記換気扇本体を収納する枠構造部と、を備え、上記枠
構造部の側面に、四角形の係止孔及び当該係止孔の直上
に固定孔を設け、上記吊り金具の下部に、上方へ延出し
ながら波形に屈曲した帯状の係止爪部を設け、この係止
爪部を上記係止孔に挿通して吊ることにより、上記係止
爪部の波形に屈曲した突部と上記固定孔とが係合して上
記枠構造部が上記吊り金具に装着されるような構造にし
たものである。
【0009】側部位置決め手段が、上記係止爪部が挿入
される上記係止孔から所定の位置の両側または底部に設
けられ、上記係止爪部が上記係止孔に挿通される際、上
記係止爪部を規制しながらガイドするものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】請求項1にかかる前記手段においては、天井面
に設けられ、換気扇本体が挿入される開口部と、この開
口部の天井裏の梁等に固定され、上記開口部を介して対
向するように配置された複数のアンカーボルトと、この
各アンカーボルトにナット等の接続部材で脱着自在に取
り付けられ、上記開口部側へ吊り下がる各吊り金具と、
この各吊り金具に装着され、上記換気扇本体を収納する
枠構造部と、を備え上記枠構造部の側面に、四角形の係
止孔及び当該係止孔の直上に固定孔を設け、上記吊り金
具の下部に、上方へ延出しながら波形に屈曲した帯状の
係止爪部を設け、この係止爪部を上記係止孔に挿通して
吊ることにより、上記係止爪部の波形に屈曲した突部と
上記固定孔とが係合して上記枠構造部が上記吊り金具に
装着されるような構造にしたので、枠構造から吊り金具
を外した状態で取り扱うことができ、分解したかさばら
ない状態で包装することができ、枠構造と吊り金具との
組立も容易になるうえ、枠構造と吊り金具との連結状態
が安定性し、しっかりした連結となる。
【0015】また、側部位置決め手段が、上記係止爪部
が挿入される上記係止孔から所定の位置の両側または底
部に設けられ、上記係止爪部が上記係止孔に挿通される
際、上記係止爪部を規制しながらガイドするので、吊り
金具を枠構造へ取付ける際、互いの位置を規定できるよ
うになる。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はこの発明の一実施例を示す換気扇取付装
置の全体を示す斜視図である。この換気扇取付装置は、
図1及び図5に示すように天井に設けられ天井面1に開
口部を形成する取付枠2に対して嵌め装着する板金製の
枠構造3と、図5に示すように天井から垂下されたアン
カーボルト4に取付けるための吊り金具5とからなり、
吊り金具5によって枠構造3をアンカーボルト4に吊り
支持させ、枠構造3内に換気扇本体6を収め込んで枠構
造3とともに取付枠2に換気扇本体6を固定するもので
ある。
【0021】枠構造3は換気扇本体6に応じて本例では
四角形の角筒枠として構成され、その下端には外方へ張
り出す取付フランジ7が曲げ形成されている。この取付
フランジ7には取付枠2へのネジ締めのための取付孔8
と、ダクト接続口(図示しない)を取付ることができる
ように接続口取付孔9とが設けられている。枠構造3の
角筒部の対向する側面には幅方向の中央部と片側寄りの
幅方向の端部とにそれぞれ吊り金具5を連結するための
連結部が設けられている。幅方向の端部に設けられてい
る連結部の一側側と他側側のものとは図1に示すように
対角状に構成され、中央部の連結部は対向状に構成され
ている。
【0022】連結部は、枠構造3の側面下部に形成され
た係止孔10としての四角形の角孔と、この係止孔10
の直上に係止孔10に隣接して形成された固定孔11と
しての四角形のスリット状の角孔とを基本的な連結構造
として構成されている。図示のものは、連結時の安定性
を向上させるために、上記のような基本的な連結構造を
横並びに二つ設けて連結部を構成している。
【0023】一方、吊り金具5は帯状の金属板の一端側
を取付部12として直角に曲げ成形したL状の金具とし
て構成され、取付部12にはアンカーボルト4を挿通さ
せる防振ゴム13を装着したボルト挿通孔14が上下方
向に形成されている(図2参照)。この取付部12とは
反対側の端部側には取付面15が形成されている。この
取付面15の取付部12側の面には係止爪16が切り起
こされている。係止爪16は音符の4分休符のような形
態に弾性変形可能の上向きのフックとして形成され、通
常は取付面15との隙間が枠構造3の肉厚より小さめに
なっている(図2参照)。この係止爪16も枠構造3側
の構成に対応して横並びに二個ずつ形成されている。吊
り金具5は左右(前後のこともある)に一つずつ設けら
れるが、左右とも同一の構成のものである。各係止爪1
6の幅は係止孔10及び固定孔11の幅寸法より僅かに
小さく構成され、その外側に反りの付けられた自由端に
至近する内側の突部17は固定孔11への突入が可能に
なっている(図3参照)。即ち、係止爪16の内側にお
ける下端と突部17との間隔は、係止孔10の上側孔縁
と固定孔11との間の寸法にほぼ一致している。
【0024】また、図2に示すように枠構造3の取付フ
ランジ7の上面から係止孔10の上側孔縁までの寸法A
より、吊り金具5の取付面15の下端から係止爪16の
自由端までの寸法Bの方がわずかに長く設定されてい
る。各吊り金具5は取付部12をそれぞれ外向きにして
枠構造3の連結部に内側から係止爪16を使って掛け止
め、図4や図5に示すように連結することができるが、
枠構造3の連結部には吊り金具5の取付面15が接合し
連結した状態で、取付面15の下端に下から当る下部位
置決め突起18と、取付面15の両側端に当る上下二個
ずつ合計4個の側部位置決め突起19がそれぞれ位置決
め構造として図4に示すように設けられている。
【0025】上記構成の換気扇取付装置においては、枠
構造3と吊り金具5とを分離した状態で取り扱うことが
でき、この状態で包装することができる。この分解形態
での包装は、枠構造3を収納できる容積の包装容器を用
意すれば、枠構造3内に吊り金具5を収めることもでき
るので足りる。この包装形態は、枠構造3に吊り金具5
を結合した状態での包装容積に比べ格段に小さなものと
なり、保管や輸送にかさばらずこれらにかかるコストを
大幅に低減させうる。
【0026】枠構造3と2個の吊り金具5とが分離して
いる換気扇取付装置を使用可能態に組立てることは殆ど
ワンタッチで行なうことができる。即ち、吊り金具5の
取付面15を枠構造3側に向け、取付部12が枠構造3
の外側に向くようにして、各係止爪16を各係止孔10
に枠内方から掛け通して、吊り金具5を引き上げれば良
い。係止爪16は弾性変形を伴いながら弾性力を枠構造
3の連結部に作用し挟持状態に掛け止まりつつ、取付面
15の下端が下部位置決め突起18を音を立てて乗り越
え、取付面15の下端に下部位置決め突起18が当る。
これにより、吊り金具5の下方への位置ずれは規制さ
れ、同時に係止爪16の自由端側の突部17が係止孔1
0の直上の固定孔11に弾性復帰によりはまり込み、取
付面15は枠構造3の内側面に圧接状態に接合し、枠構
造3と吊り金具5とはしっかりと連結する。連結状態の
吊り金具5の取付面15は、両側の上下において側部位
置決め突起19に拘束され左右へのずれやがた付きも、
上下へのづれやがた付きもない安定で確実な連結状態と
なる。吊り金具5の連結操作が適正に行なわれれば取付
面15の下端が下部位置決め突起18を乗り越えるとき
音を立てるので、この音を目安にすれば連結操作の適正
化も図ることができる。
【0027】吊り金具5の連結状態は、吊り金具5が幅
広で、係止爪16も幅広であるため係止孔10との係合
関係を比較的緻密に設計するだけでも実用に供し得る程
度の横方向の安定性は得られる。従って、必ずしも側部
位置決め突起19を設けなくてもよい。また、吊り金具
5の連結操作を枠構造3の内側面側から行なう説明をし
たが、この実施例のものでは寸法A、寸法Bの設定によ
り実際には内側面側からしか係止爪16を係止孔10に
挿通させることはできない。従って、吊り金具5が外側
面から連結されるような誤った連結態様が採られること
を未然に防止することができる。
【0028】この実施例のものでは枠構造3の連結部を
基本的な連結構造を横並びに二つ設けて構成し、これに
応じて吊り金具5にも係止爪16を2個並んで設けてい
るが、一つずつでも上記実施例とほぼ同様な機能を果た
しうる。また、固定孔11を設けることにより連結状態
が安定で確実なものとなるが、係止孔10と係止爪16
による基本的な構成によっても、分解状態での扱いや、
組立ての容易性などの基本的機能は果たしうる。
【0029】上述の吊り金具5の連結に関する説明は、
換気扇本体6の天井面1側の開口部と換気扇本体6の背
面や正面にダクトを接続して換気を行なう場合である。
即ち、こうした場合には枠構造3の中央部の各連結部に
吊り金具5を連結しても、吊り金具5がダクトの配管や
接続に支障となることはない。しかし、従来の技術の説
明においても触れたように、図9に示す換気扇本体10
8のようにダクト109の接続により複数の部屋の換気
を可能にするものや、ダクト109の接続方向を変える
必要がおきたりした場合には、中央に吊り金具5を連結
すると換気扇本体108の当該面に相応する面へのダク
ト配管や接続が吊り金具5が邪魔になり実施できない。
こうした場合には枠構造3の対角状にある端部よりの連
結部を使って吊り金具5を連結することになる。これに
より、吊り金具5の位置する面へのダクト配管も接続も
支障なく実施することができ、汎用性のある換気扇取付
装置となる。
【0030】換気扇取付装置自体の天井への取付けは従
来のものと同じである。即ち、図5に示すように枠構造
3に連結した各吊り金具5の取付部12に設けられたボ
ルト挿通孔14に、アンカーボルト4を防振ゴム13を
介して通してナット20で固定し全体を吊り支持させ、
枠構造3内に換気扇本体6を収め込んで枠構造3の取付
フランジ7とともに天井に設けられ天井面1に開口部を
形成する取付枠2に換気扇本体6のフランジを合わせて
固定する。このとき、吊り金具5の取付部12が枠構造
3の投影平面の外側にあるので、アンカーボルト4の長
さを規定しなくてもアンカーボルト4が換気扇本体6と
干渉することはなく、また天井裏の空間の高さが低いよ
うな場合にも適用できることになる。
【0031】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに請求項1の発明によれば、枠構造から吊り金具を外
した状態で取り扱うことができ、分解したかさばらない
状態で包装することができ、枠構造と吊り金具との組立
も容易になるうえ、枠構造と吊り金具との連結状態が安
定性し、しっかりした連結となるため、包装容積の減小
によるコストの低減ができ、安定性した連結状態を維持
する経済的で、信頼性の高い換気扇取付装置が得られ
る。また、吊り金具を枠構造へ取付ける際、互いの位置
を規定できるようになるため、容易に装着できる使い勝
手の良い換気扇取付装置が得られる。枠構造から吊り金
具を外した状態で取り扱うことができ、分解したかさば
らない状態で包装することができ、包装容積の減小によ
りコストを低減でき、枠構造と吊り金具との組立も容易
であり、安定でしっかりした連結状態となる。
【0032】また、吊り金具を枠構造へ取付ける際、互
いの位置を規定できるようになるため、容易に装着でき
る使い勝手の良い換気扇取付装置が得られる。
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としての換気扇取付装置を
分解状態で示す斜視図である。
【図2】実施例の換気扇取付装置の主要部の分解状態の
縦断面図である。
【図3】実施例の換気扇取付装置の主要部の組立状態の
縦断面図である。
【図4】図3におけるC矢視図である。
【図5】実施例の換気扇取付装置を取付状態で示す縦断
面図である。
【図6】従来の取付装置を取付状態で示す縦断面図であ
る。
【図7】従来の取付装置を示す斜視図である。
【図8】従来の他の取付装置を示す斜視図である。
【図9】取付装置を適用する換気扇の他の適用例を示す
換気扇の斜視図である。
【符号の説明】
1 天井面 2 取付枠 3 枠構造 4 アンカーボルト 5 吊り金具 6 換気扇本体 7 取付フランジ 10 係止孔 11 固定孔 12 取付部 15 取付面 16 係止爪 17 突部 18 下部位置決め突起 19 側部位置決め突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−126378(JP,A) 特開 平4−217725(JP,A) 実開 昭60−130326(JP,U) 実開 昭61−86621(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 7/10 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に設けられ、換気扇本体が挿入さ
    れる開口部と、この開口部の天井裏の梁等に固定され、
    上記開口部を介して対向するように配置された複数のア
    ンカーボルトと、この各アンカーボルトにナット等の接
    続部材で脱着自在に取り付けられ、上記開口部側へ吊り
    下がる各吊り金具と、この各吊り金具に装着され、上記
    換気扇本体を収納する枠構造部と、を備え、 上記枠構造部の側面に、四角形の係止孔及び当該係止孔
    の直上に固定孔を設け、上記吊り金具の下部に、上方へ
    延出しながら波形に屈曲した帯状の係止爪部を設け、こ
    の係止爪部を上記係止孔に挿通して吊ることにより、上
    記係止爪部の波形に屈曲した突部と上記固定孔とが係合
    して上記枠構造部が上記吊り金具に装着されるような構
    造にしたことを特徴とする換気扇取付装置。
  2. 【請求項2】 側部位置決め手段が、上記係止爪部が挿
    入される上記係止孔から所定の位置の両側または底部に
    設けられ、上記係止爪部が上記係止孔に挿通される際、
    上記係止爪部を規制しながらガイドすることを特徴とす
    る請求項1に記載の換気扇取付装置。
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