JP2946463B1 - ロックキャップ - Google Patents

ロックキャップ

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JP2946463B1
JP2946463B1 JP12787698A JP12787698A JP2946463B1 JP 2946463 B1 JP2946463 B1 JP 2946463B1 JP 12787698 A JP12787698 A JP 12787698A JP 12787698 A JP12787698 A JP 12787698A JP 2946463 B1 JP2946463 B1 JP 2946463B1
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健一 山田
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

【要約】 【解決課題】シリンダー錠等のロックユニットにおける
扉外部の露出部分を被覆して鍵穴の防水、防塵等に資す
ることができるロックキャップを提供する。 【手段】シリンダーキャップ1をベース体10と、ベー
ス体10に対し、ローラ付きピン30を介して回動可能
に連結されるキャップ本体20とで構成し、キャップ本
体20の回動の終始端によってシリンダーキャップ1の
閉鎖状態及び開放状態を規定する。閉鎖状態においてク
リックスプリング34がピン30を上方に押圧し、これ
に伴ってキャップ本体20の外側傾斜面22’がベース
体10の内側傾斜面12’に当接する。キャップ本体2
0を閉鎖状態から把手部25から手前に持ち上げて回動
させる際、キャップ蓋部21−キャップ上側部22間の
角部22”がベース体10の内側傾斜面12’上を摺動
し、最終的にキャップ本体20の蓋部21の表面が内側
傾斜面12’に接し、キャップ上側部22がベース体1
0の凹み11’に入り込んで開放状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はロックキャップに関
し、更に詳しくは、例えば各種自動販売機、屋外用分電
盤、交通信号機等の筐体の扉に付設され該扉の施解錠を
行うシリンダー錠、コイン錠等のロックユニットにおけ
る該扉外部に露出する概ねシリンダー状の露出部分を被
覆するロックキャップ(シリンダーキャップ)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば各種自動販売機等の筐体の扉の施
解錠を行うためのシリンダー錠等は、扉外部からキー操
作を行うべく表面に鍵穴が備わるほぼシリンダー状の部
分が扉外部に露出するように設置される。従って、例え
ば鍵穴に雨水あるいは糞塵等が侵入し、ロック機構の耐
久性が損なわれる等の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、シリンダー錠等
のロックユニットにおける扉外部の露出部分を被覆して
鍵穴の防水、防塵等に資することができるロックキャッ
プを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロックキャ
ップは、筐体の扉の施解錠を行うロックユニットにおけ
る当該扉の外部に露出する露出部分を被覆するためのキ
ャップであって、前記露出部分を受入れ可能な穴を有す
るベース体と、このベース体に対し回動可能に連結して
前記露出部分を被覆する閉鎖状態と前記露出部分を露出
させる開放状態とを規定するキャップ本体と、閉鎖状態
又は開放状態の前記キャップ本体を弾性的に押圧して該
キャップ本体の外側傾斜面又は蓋部表面を前記ベース体
の内側傾斜面に当接させる弾性部材と備えることを特徴
とする。
【0005】ここで、筐体としては、例えば各種自動販
売機、屋外用分電盤、交通信号機ボックス等の風雨にさ
らされ得る屋外に設置されるものが主たる対象となる
が、これらに特に限定されるものではなく、屋内の各種
筐体も含まれる。また、特殊車両等に組み込まれ内部機
構を施錠付の扉によって保護する筐体様部分もここにい
う筐体に含まれる。
【0006】ロックユニットとは、キー操作によって止
め金を回動させるなどして施解錠を行う、シリンダー
錠、コイン錠(カム錠)等をいい、これらは扉(パネ
ル)に所定の穴を穿設して取り付けられ、鍵穴が表面に
備わるシリンダー状部分が扉外部に露出される。
【0007】ベース体における露出部分を受入れ可能な
穴は、露出部分の基端側外周に合致させることが好まし
く、一般に露出部分は前端部(外部に最も突出し、表面
に鍵穴が備わる部分)がこれより後方(上記基端側)の
部分に比べ拡径するため、ロックユニットを扉に取り付
ける際、ロックユニット本体(止め金等を除く部分)を
扉表側からまずベース体の穴に通し、次いで扉に設けた
取付け用の穴に通すことにより、ロックユニット露出部
分の前端部がベース体を扉との間に挟み付け、これによ
ってネジ等を用いることなく、本ロックキャップを扉に
取り付けることができる。
【0008】性的に押圧して拘束するとは、キャップ
本体を強固に移動困難に拘束するものではなく、弾性的
付勢によってキャップ本体を閉鎖状態又は開放状態を規
定する位置に比較的緩やかに拘束する趣旨であり、これ
によってキャップ本体を閉鎖状態又は開放状態に位置さ
せる際、当該弾性的拘束力をクリック感として得ること
ができる。
【0009】尚、弾性部材としては、コイルスプリング
を好ましく挙げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面を参照して説明する。
【0011】図1及び図2は本発明に係るロックキャッ
プとしてのシリンダーキャップ1の閉鎖状態を示す平面
図及び側面図であり、閉鎖状態から開放状態に変化した
状態のシリンダーキャップ1の断面を図3に示す。シリ
ンダーキャップ1はベース体10と、ベース体10に対
し、ローラ付きピン30(図9参照)を介して回動可能
に連結されるキャップ本体20とを備え、ベース体10
に対するキャップ本体20の回動の終始端によってシリ
ンダーキャップ1の閉鎖状態及び開放状態が規定され
る。
【0012】ベース体10は、図4乃至図6に示すよう
に、ベース底部11と、ベース底部11の下方を除く周
辺からコの字状に隆起するベース上側部12及びベース
左右側部13とを有する。ベース底部11には被覆対象
であるシリンダー錠等のロックユニット(図示せず)に
おけるシリンダー状の露出部分(以下単に「シリンダ
ー」という。)の前端部に比べ縮径する基端側周囲を合
致的に通す穴14が穿設される。ベース上側部12の下
面(内側)にはベース底部11に対し約100度にて傾
斜する内側傾斜面12’が設定され、この内側傾斜面1
2’はキャップ本体20の回動を制限して開放状態を規
定するストッパー的機能を担う。ベース底部11におけ
る内側傾斜面12’のすぐ下方には内側傾斜面12’と
ほぼ直角をなして若干窪む凹み11’が設定される。
【0013】ベース左右側部13内には、コイル状のク
リックスプリング34(図10参照)を収容するスプリ
ング収容部15が長手方向に沿って設けられ、このスプ
リング収容部15にはピン受け溝16が内側に連設さ
れ、スプリング収容部15はピン受け溝16を介してベ
ース体10の内側に開放する(図6参照)。
【0014】キャップ本体20は、図7及び図8に示す
ように、キャップ蓋部21と、キャップ蓋部21周辺か
ら裏側に隆起するキャップ上側部22、キャップ左右側
部23及びキャップ下側部24とを有し、キャップ下側
部24より下方に突出する部分は、キャップ本体20を
回動させる際に把手する把手部25となる。
【0015】キャップ左右側部23の上方外側には、ロ
ーラ付きピン30のローラ33及び内側ピン31を受け
入れるピン受け部27が設定され、このピン受け部27
に収容されたピン30の外側ピン32は、キャップ左右
側部23の外側に重なるベース左右両側部13のピン受
け溝16からスプリング収容部15内へと入り込み、
(図10参照)、クリックスプリング34によって上方
に付勢される。尚、スプリング収容部15内下端部には
六角穴付き止めねじ35が螺合され(図10参照)、こ
れによってスプリング34は圧縮されて上方への所定の
弾性的押圧力を具備する。また、ローラ33の外周には
平目ローレットが付される。
【0016】キャップ蓋部21の裏面には、閉鎖状態に
おいてシリンダー前端部を受け入れる凹部26が設けら
れ、また、キャップ上側部22の外側にはキャップ蓋部
21に対し約80度をなす外側傾斜面22’が設定され
る。
【0017】次にシリンダーキャップ1の使用状態につ
いて説明する。
【0018】まず、シリンダーキャップ1を取り付ける
に当たっては、ベース体10の穴14と同様の穴を筐体
の扉に穿設し、シリンダーを穴14次いで扉の穴に通し
て、シリンダーを所要に設置する。この際、シリンダー
の鍵穴を有する前端部は各穴を通過することができず、
従って、シリンダー前端部と扉との間でベース体10を
挟持した形となり、これによってシリンダーキャップ1
が扉に取り付けられる。
【0019】尚、ベース体10の裏面にパッキン36
(図3参照)を設けてベース体10と扉表面とを密着さ
せることができる。以上のようにシリンダーキャップ1
を設置して、キャップ本体20を把手部25から回動さ
せることにより、シリンダーキャップ1をシリンダーが
外部に対し被覆される閉鎖状態、又はシリンダーが開放
させてキー操作可能となる開放状態にすることができ
る。
【0020】図3等を参照して、キャップ本体20を閉
鎖状態から開放状態とする動作を説明すれば、まず、閉
鎖状態においてスプリング34がピン30の外側ピン3
2を上方に押圧し(図10参照)、これに伴ってローラ
33及び内側ピン31も上方に押圧されることにより、
キャップ本体20の外側傾斜面22’がベース体10の
内側傾斜面12’に当接し、この内側傾斜面12’に対
する外側傾斜面22’の当接はこの状態を弾性的に拘束
するように作用する。
【0021】次にキャップ本体20を把手部25から手
前に持ち上げて回動させる際、まず、キャップ蓋部21
−キャップ上側部22間の角部22”がベース体10の
内側傾斜面12’に接し、これによるテコ様作用によっ
てピン30は回動途中で下方に移動し、上記角部22”
が内側傾斜面12’上を上方から下方(この方向は図3
に基づく。)に摺動し、最終的にキャップ本体20の蓋
部21の表面が内側傾斜面12’に接し、キャップ上側
部22がベース体10の凹み11’に入り込んで開放状
態となる。この開放状態においても、ピン30を介する
スプリング34の付勢によって内側傾斜面12’にキャ
ップ蓋部21の表面が当接して弾性的な拘束を受ける。
【0022】また、キャップ本体20の閉鎖状態又は開
放状態の直前においては、キャップ本体20の角部2
2”がベース体10の内側傾斜面12’上をスプリング
34の押圧によって滑り、キャップ本体20が自動的に
閉鎖状態又は開放状態に収まるように作用し、このよう
に閉鎖状態又は開放状態に収まるキャップ本体20の一
部が内側傾斜面12’に当接することにより、閉鎖状態
又は開放状態と閉鎖状態−開放状態間の回動途中とを明
確に区別するクリック感を操作する者に与える。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るロック
キャップでは、筐体の扉の施解錠を行うロックユニット
の扉外に露出する露出部分をベース体に対しキャップ本
体を回動させて被覆することにより、鍵穴の防水や防塵
等に資することができ、また、キャップ本体を開放させ
てキー操作を行うことができる。また、弾性部材によっ
てキャップ本体の閉鎖状態及び開放状態を弾性的に拘束
して、キャップ本体を閉鎖状態又は開放状態とする際、
クリック感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダーキャップの閉鎖状態を示す平面図で
ある。
【図2】シリンダーキャップの閉鎖状態を示す側面図で
ある。
【図3】シリンダーキャップが閉鎖状態から開放状態に
変化した状態を示す断面図である。
【図4】キャップベースの平面図である。
【図5】キャップベースの縦断面図である。
【図6】キャップベースの横断面図である。
【図7】キャップ本体の裏面の平面図である。
【図8】キャップ本体の断面図である。
【図9】ロール付きピンの側面図である。
【図10】開放状態におけるロール付きピン及びクリッ
クスプリングの収容状態を一部透視して示す破断説明図
である。
【符号の説明】
1 シリンダーキャップ 10 ベース体 11 ベース底部 11’ 凹み 12 ベース上側部 12’ 内側傾斜面 13 左右側部 14 穴 15 スプリング収容部 16 ピン受け溝 20 キャップ本体 21 キャップ蓋部 22 キャップ上側部 22’ 外側傾斜面 22” 角部 23 キャップ左右両側部 24 キャップ下側部 25 把手部 26 凹部 27 ピン受け部 30 ローラ付きピン 31 内側ピン 32 外側ピン 33 ローラ 34 クリックスプリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の扉の施解錠を行うロックユニット
    における当該扉の外部に露出する露出部分を被覆するた
    めのキャップであって、前記露出部分を受入れ可能な穴
    を有するベース体と、このベース体に対し回動可能に連
    結して前記露出部分を被覆する閉鎖状態と前記露出部分
    を露出させる開放状態とを規定するキャップ本体と、閉
    鎖状態又は開放状態の前記キャップ本体を弾性的に押圧
    して該キャップ本体の外側傾斜面又は蓋部表面を前記ベ
    ース体の内側傾斜面に当接させる弾性部材とを備えるこ
    とを特徴とするロックキャップ。
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