JP2943940B2 - 表示・撮像装置 - Google Patents
表示・撮像装置Info
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- JP2943940B2 JP2943940B2 JP2288378A JP28837890A JP2943940B2 JP 2943940 B2 JP2943940 B2 JP 2943940B2 JP 2288378 A JP2288378 A JP 2288378A JP 28837890 A JP28837890 A JP 28837890A JP 2943940 B2 JP2943940 B2 JP 2943940B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は表示装置と撮像装置とを組み合わせて、表示
装置の前方の像を撮像することが可能な表示・撮像装置
に関する。
装置の前方の像を撮像することが可能な表示・撮像装置
に関する。
(従来の技術) 近年、通信技術の進展により、遠隔地間を映像・音声
通信網で接続したテレビ会議やテレビ電話等の双方向映
像通信システムが普及してきている。このような双方向
映像通信システムの端末の基本構成を第6図に示す。こ
の端末は表示装置1、撮像装置2、マイクロフォン3か
ら構成され、この外、音声・映像のインターフェース、
符号化装置、網制御装置等があって、通信網に接続され
る。
通信網で接続したテレビ会議やテレビ電話等の双方向映
像通信システムが普及してきている。このような双方向
映像通信システムの端末の基本構成を第6図に示す。こ
の端末は表示装置1、撮像装置2、マイクロフォン3か
ら構成され、この外、音声・映像のインターフェース、
符号化装置、網制御装置等があって、通信網に接続され
る。
このような端末では、通信者は、通常、表示装置1に
映し出される相手の映像を見ながら対話を行い、通信者
の映像は表示装置1の上部ないし横に設置された撮像装
置2によって撮像され、相手側へ伝達される。
映し出される相手の映像を見ながら対話を行い、通信者
の映像は表示装置1の上部ないし横に設置された撮像装
置2によって撮像され、相手側へ伝達される。
(発明が解決しようとする課題) 上述したような、従来の双方向映像通信システムの端
末では、通信者の視線は表示装置1上にあり、撮像装置
2上にはない。したがって、システムを通して対面する
通信者同士の視線が本質的に一致しない。この視線のず
れは、対面する通信者同士に違和感を与えるだけでな
く、相手の主張に対する反論や、議論への割り込み等相
手を見返すことが重要な対話の場合には、対話そのもの
に影響を与える欠点となる。
末では、通信者の視線は表示装置1上にあり、撮像装置
2上にはない。したがって、システムを通して対面する
通信者同士の視線が本質的に一致しない。この視線のず
れは、対面する通信者同士に違和感を与えるだけでな
く、相手の主張に対する反論や、議論への割り込み等相
手を見返すことが重要な対話の場合には、対話そのもの
に影響を与える欠点となる。
(発明の目的) 本発明は上記従来の双方向映像通信システム欠点であ
る通信者同士の視線の不一致を解消する表示・撮像装置
を提供することを目的のするものである。
る通信者同士の視線の不一致を解消する表示・撮像装置
を提供することを目的のするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決し目的を達成するため、表示
装置の後法に撮像装置が設置された表示・撮像装置にお
いて、前記表示装置の表示部内に複数の微小な穴を設
け、該複数の微小な穴の後方に光学ファイバ束を設置
し、複数の微小な穴を通して得られる表示装置前方の像
を光学ファイバ束を通して撮像装置に導びくようにした
ことである。
装置の後法に撮像装置が設置された表示・撮像装置にお
いて、前記表示装置の表示部内に複数の微小な穴を設
け、該複数の微小な穴の後方に光学ファイバ束を設置
し、複数の微小な穴を通して得られる表示装置前方の像
を光学ファイバ束を通して撮像装置に導びくようにした
ことである。
(作用) 上記構成の表示・撮像装置においては、撮像装置が表
示装置の表示面内に存在するのと等価であるため、通信
者が表示装置を見ることにより、撮像装置の位置が通信
者の視線上にくる。したがって、通信者は表示を見ると
同時に撮像装置を見ることになる。
示装置の表示面内に存在するのと等価であるため、通信
者が表示装置を見ることにより、撮像装置の位置が通信
者の視線上にくる。したがって、通信者は表示を見ると
同時に撮像装置を見ることになる。
ここで撮像された画像情報は、相手の表示・撮像装置
に伝送され、表示される。上述したように、撮像系と通
信者の視線が一致しているので、相手側の表示装置に映
し出される通信者の映像は、その相手側の通信側の通信
者の映像を見ているようになる。したがって、通信者同
士の視線が一致し、あたかも直接に対面して対話を行っ
ているかのような状況が得られる。
に伝送され、表示される。上述したように、撮像系と通
信者の視線が一致しているので、相手側の表示装置に映
し出される通信者の映像は、その相手側の通信側の通信
者の映像を見ているようになる。したがって、通信者同
士の視線が一致し、あたかも直接に対面して対話を行っ
ているかのような状況が得られる。
また、光は表示装置の表示面内に設けられた複数の微
小な穴を通し、光学ファイバ束により撮像装置に導びか
れるため、明るい画像情報が得られ、さらに、表示面の
広い範囲に微小な穴を設けることにより、画角を広くと
ることができる。
小な穴を通し、光学ファイバ束により撮像装置に導びか
れるため、明るい画像情報が得られ、さらに、表示面の
広い範囲に微小な穴を設けることにより、画角を広くと
ることができる。
(実施例) 第1図は本発明の基本構成を斜視図であって、表示装
置1の後方に撮像装置2を設置し、該表示装置1の表示
部内に複数の微小な穴4を設けた構成とし、この微小な
穴4を通して表示装置前方の像を撮像する。
置1の後方に撮像装置2を設置し、該表示装置1の表示
部内に複数の微小な穴4を設けた構成とし、この微小な
穴4を通して表示装置前方の像を撮像する。
初めに、第1図の基本構成を用いた二、三の参考例を
説明し、その後に本発明による好適な実施例を説明す
る。
説明し、その後に本発明による好適な実施例を説明す
る。
第2図は第1図に示す基本構成の表示・撮像装置を用
いた第1の参考例の構成図を示す。図に示すように表示
装置1の表示面内に微小な穴4を設け、撮像装置2を直
接微小な穴4の後方に設置する、 通信者5が表示装置1の表示面を視線6によって見る
と同時に、表示面内にある微小な穴4を同時にみること
となる。一方、撮像装置2は微小な穴4を通して、視野
7内にある表示装置1の前方を撮像する。この場合、微
小な穴4を通して表示装置前方を撮像するため、レンズ
を使用しなくても像(通信者5)を結像することが可能
である。
いた第1の参考例の構成図を示す。図に示すように表示
装置1の表示面内に微小な穴4を設け、撮像装置2を直
接微小な穴4の後方に設置する、 通信者5が表示装置1の表示面を視線6によって見る
と同時に、表示面内にある微小な穴4を同時にみること
となる。一方、撮像装置2は微小な穴4を通して、視野
7内にある表示装置1の前方を撮像する。この場合、微
小な穴4を通して表示装置前方を撮像するため、レンズ
を使用しなくても像(通信者5)を結像することが可能
である。
第3図は第1図に示す基本構成の表示・撮像装置を用
いた第2の参考例の構成図を示す。図に示すように表示
装置1の表示面内に設けられた微小な4の後方に鏡8を
設置し、この鏡8で反射された像(通信者5)を撮像装
置2で撮像する。この場合、撮像装置の周辺に設置する
ことが可能で、表示・撮像装置の薄型化が図れる。
いた第2の参考例の構成図を示す。図に示すように表示
装置1の表示面内に設けられた微小な4の後方に鏡8を
設置し、この鏡8で反射された像(通信者5)を撮像装
置2で撮像する。この場合、撮像装置の周辺に設置する
ことが可能で、表示・撮像装置の薄型化が図れる。
第4図は第1図に示す基本構成の表示・撮像装置を用
いた第3の参考例の構成図を示す。図に示すように表示
装置1の表示面内に微小な穴4を1つ設け、この微小な
穴4の後方に光学ファイバ9を設置し、この光学ファイ
バ9によって微小な穴4から得られる表示装置前方の像
(通信者5)を誘導し、撮像装置2で撮像する。この場
合、撮像装置2をある程度任意の位置に設置することが
可能であるので、第2の参考例の効果に加えて装置全体
の配置等の設計が容易となる。
いた第3の参考例の構成図を示す。図に示すように表示
装置1の表示面内に微小な穴4を1つ設け、この微小な
穴4の後方に光学ファイバ9を設置し、この光学ファイ
バ9によって微小な穴4から得られる表示装置前方の像
(通信者5)を誘導し、撮像装置2で撮像する。この場
合、撮像装置2をある程度任意の位置に設置することが
可能であるので、第2の参考例の効果に加えて装置全体
の配置等の設計が容易となる。
第5図は、第1図に示す基本構成の表示・撮像装置を
用いた本発明の実施例の構成図を示したものである。図
に示すように、表示装置1の表示面内に複数の微小な穴
4を設け、各微小な穴4を後方の夫々に光学ファイバ束
10を設置し、これらの光学ファイバ束10によって、各微
小な穴4から得られる表示装置前方の像(通信者5)を
誘導し、撮像装置2で撮像する。この場合、撮像装置2
に入射される光の量が増えるため、第2図乃至第4図に
示した参考例のように1つの微小な穴を用いる場合に比
べて明るくなる。また、表示装置の表示面の広い範囲に
微小な穴を設けることができるので、画角を広くとれ
る。
用いた本発明の実施例の構成図を示したものである。図
に示すように、表示装置1の表示面内に複数の微小な穴
4を設け、各微小な穴4を後方の夫々に光学ファイバ束
10を設置し、これらの光学ファイバ束10によって、各微
小な穴4から得られる表示装置前方の像(通信者5)を
誘導し、撮像装置2で撮像する。この場合、撮像装置2
に入射される光の量が増えるため、第2図乃至第4図に
示した参考例のように1つの微小な穴を用いる場合に比
べて明るくなる。また、表示装置の表示面の広い範囲に
微小な穴を設けることができるので、画角を広くとれ
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は遠隔地間で通信を行って
いる通信者同士の視線が一致し、これまで存在した違和
感を取り除くことができる。そのため、自然な会議、討
論が行え、会議の効率化が図れる。
いる通信者同士の視線が一致し、これまで存在した違和
感を取り除くことができる。そのため、自然な会議、討
論が行え、会議の効率化が図れる。
また、同様の効果を有する表示・撮像装置に比較し
て、本発明の表示・撮像装置は実施例でのべたようにレ
ンズを使用する必要がなく像を結像し、かつ光学ファイ
バを用いて撮像装置を表示装置の任意の位置に設置でき
るため、装置の薄型化・小型化・軽量化が図れる。
て、本発明の表示・撮像装置は実施例でのべたようにレ
ンズを使用する必要がなく像を結像し、かつ光学ファイ
バを用いて撮像装置を表示装置の任意の位置に設置でき
るため、装置の薄型化・小型化・軽量化が図れる。
さらに、複数の微小な穴を設けうことにより、1つの
微小な穴を用いる場合に比べて、明るい画像が得られ、
画角も広くとることができる。
微小な穴を用いる場合に比べて、明るい画像が得られ、
画角も広くとることができる。
第1図は本発明の基本構成の斜視図、第2図乃至第4図
は参考例の構成図、第5図は本発明の実施例の構成図、
第6図は従来の表示・撮像装置の構成図である。 1……表示装置、2……撮像装置、3……マイクロフォ
ン、4……微小な穴、5……通信者、6……通信者の視
線、7……撮像系の視野、8……鏡、9……光学ファイ
バ、10……光学ファイバ束。
は参考例の構成図、第5図は本発明の実施例の構成図、
第6図は従来の表示・撮像装置の構成図である。 1……表示装置、2……撮像装置、3……マイクロフォ
ン、4……微小な穴、5……通信者、6……通信者の視
線、7……撮像系の視野、8……鏡、9……光学ファイ
バ、10……光学ファイバ束。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 陶山 史朗 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 久力 真人 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22
Claims (1)
- 【請求項1】表示装置の後方に撮像装置が設置された表
示・撮像装置において、 表示装置の表示部内に複数の微小な穴を設け、該複数の
微小な穴の後方に光学ファイバー束を設置し、 前記複数の微小な穴を通して得られる表示装置前方の像
を前記光学ファイバ束を通して撮像装置に導びくように
構成してなる表示・撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2288378A JP2943940B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 表示・撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2288378A JP2943940B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 表示・撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04167690A JPH04167690A (ja) | 1992-06-15 |
JP2943940B2 true JP2943940B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=17729428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2288378A Expired - Fee Related JP2943940B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 表示・撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2943940B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100533268C (zh) * | 2003-06-18 | 2009-08-26 | 佳能株式会社 | 带摄像装置的显示装置 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2898496B2 (ja) * | 1993-02-05 | 1999-06-02 | 日本電信電話株式会社 | 撮像・表示装置 |
JP3387136B2 (ja) * | 1993-02-19 | 2003-03-17 | ソニー株式会社 | カメラ一体型ディスプレイ装置およびそれを用いた送信方法 |
JPH09130768A (ja) * | 1995-02-16 | 1997-05-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 伝送手段を介して対話者間の視線を一致させる機構を備えた双方向対話型システム、端末装置、及び撮像装置 |
JP2000152205A (ja) * | 1998-11-09 | 2000-05-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 撮像・表示装置 |
US7034866B1 (en) * | 2000-11-22 | 2006-04-25 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Combined display-camera for an image processing system |
JP4845336B2 (ja) | 2003-07-16 | 2011-12-28 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 撮像機能付き表示装置、及び双方向コミュニケーションシステム |
JP4922829B2 (ja) * | 2007-05-21 | 2012-04-25 | エイテスリンケージ株式会社 | 撮像装置付きディスプレイ用カバー |
WO2014141893A1 (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | シャープ株式会社 | 電子機器 |
US20180114493A1 (en) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | Motorola Mobility Llc | Electronic Device with Display-Based Image Compensation and Corresponding Systems and Methods |
-
1990
- 1990-10-29 JP JP2288378A patent/JP2943940B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100533268C (zh) * | 2003-06-18 | 2009-08-26 | 佳能株式会社 | 带摄像装置的显示装置 |
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---|---|
JPH04167690A (ja) | 1992-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |