JP2898496B2 - 撮像・表示装置 - Google Patents

撮像・表示装置

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JP2898496B2
JP2898496B2 JP5018455A JP1845593A JP2898496B2 JP 2898496 B2 JP2898496 B2 JP 2898496B2 JP 5018455 A JP5018455 A JP 5018455A JP 1845593 A JP1845593 A JP 1845593A JP 2898496 B2 JP2898496 B2 JP 2898496B2
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忠彦 小松
憲二 中沢
新一 志和
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対面型の画像通信、す
なわちテレビ(TV)電話、テレビ会議等に用いる撮
像、表示装置に関し、特に、撮像・表示装置における視
線一致装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像通信技術の発達に伴い、遠隔
地間を画像、音声通信網で接続したテレビ(TV)電
話、テレビ会議サービスが普及しつつある。図4に標準
的な画像通信端末の表示、撮像部の配置を示す。この端
末構成の場合、観察者19を撮影する撮影用のカメラ1
4はディスプレイ装置21の枠外に設置しなければなら
ない。結果として、撮影された人物は、撮影用のカメラ
14の位置により上下、又は横向きいずれかの画像22
として表示され、視線のずれた不自然な画像となり、自
然な対面通信ができない。この問題を解決するため、ハ
ーフミラーを用いた視線一致方式が提案されている。図
5にその原理を示す。ディスプレイ装置21の表示面の
前面に傾斜させてハーフミラー23を配置し、反射した
人物像を撮像カメラ14で撮影することにより、視線一
致画像を得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハーフ
ミラーを用いた視線一致方式を用いると、表示画面サイ
ズが大きくなるにつれて、画面前部に設置したハーフミ
ラーのサイズが拡大し、端末の設置スペースが急激に大
きくなる等の問題が生じるため、半身以上の人物像を実
物大に表示するビジュアルテレホン、あるいは壁一面に
等身大の画像を映し出すビデオウオール等の応用に用い
るためには問題がある。
【0004】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は薄型のディスプレイ
装置を用いて、しかも画像に欠落部がなく自然な対面通
信のできる撮像・表示装置を提供することである。
【0005】本発明の前記ならびにその他の目的及び新
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明ら
かにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本願において開示される発明の概要を簡単に説明
すれば、下記の通りである。すなわち、本発明は、穴を
有する第1の反射型スクリーンと、前記第1の反射型ス
クリーンに画像を投影する投影器と、前記第1の反射型
スクリーンの穴の部分の背面側に穴を覆うようにして配
置されて内面にハーフミラーコートが施された半透明の
半球体と、前記半球体の後方に配置されて前記穴を通し
前記半球体を透過して観察者を撮影する撮影用のカメラ
とを備え、前記半球体は、その半径が前記穴の直径より
大きく、また、その球心が、前記第1の反射型スクリー
ンの背面上であって前記穴の外部になるように配置さ
れ、さらに、前記第1の反射型スクリーン背面側の前記
半球体に覆われた部分を第2の反射型スクリーンとした
ことを特徴とする。また、本発明は、穴を有する第1の
反射型スクリーンと、前記第1の反射型スクリーンに画
像を投影する投影器と、前記第1の反射型スクリーンの
穴の部分の背面側に前記第1の反射型スクリーンに対し
て傾けて配置されハーフミラーと、前記ハーフミラー
の上方に配置された小型の第2の反射型スクリーンと、
前記ハーフミラーの後方に配置された前記穴を通し前記
ハーフミラーを透過して観察者を撮影する撮影用のカメ
ラとを備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】前述の手段によれば、作用は以下の通りであ
る。 すなわち、本発明は、前記投影器からの前記第1の
反射型スクリーンの穴の部分に投影された画像を前記半
球体で反射して前記第2の反射型スクリーンに結像し、
その結像した画像を再び前記半球体で反射させて前記第
1の反射型スクリーンの穴の部分から観察者の目に届く
ようにして、あたかも穴の部分に投影された前記画像が
穴の部分に有るかのように見させて、観察者にとって、
前記第1の反射型スクリーン上に投影された画像がほぼ
連続して見えることができる。また、本発明は、前記投
影器からの第1の反射型スクリーンの穴の部分に投影さ
れた画像を前記ハーフミラーで反射して前記第2の反射
型スクリーンに結像し、その結像した画像を再び前記ハ
ーフミラーで反射させて前記第1の反射型スクリーンの
穴の部分から観察者の目に届くようにして、あたかも穴
の部分に投影された前記画像がハーフミラーの後方に有
るかのように見させて、観察者にとって、前記第1の反
射型スクリーン上に投影された画像がほぼ連続して見え
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。なお、実施例を説明する全図において、同一
機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説
明は省略する。
【0009】 (実施例1) 図1は、本発明の実施例1の概略構成を示す模式構成図
である。図1において、人物像を表示するディスプレイ
装置の反射型スクリーン11の表示部分に穴12を設
け、その背面に半径が穴の直径よりも大きく、かつ内面
にハーフミラーコートを施した半球体13を半球体の球
心が穴12の外部で反射型スクリーン11背面平面上
位置する様に固定している。半球体13の後方には、穴
12を通して人物像を撮影するカメラ14が設置されて
いる。カメラ14の前面及び投影器15の投影レンズの
前面にはそれぞれ互いに偏光方向を直交させた偏光フィ
ルタ16及び17を配置し、撮影用のカメラ14に投影
光が入射しないようにしている。表示スクリーン11の
背面で、半球体13で被われた部分は反射型スクリーン
11の前面の反射面より反射効率の高いスクリーンによ
り背面スクリーン18を形成している。投影器15から
の投影光が、半球体13の内面で1回反射した後、背面
スクリーン18上に結像する。背面スクリーン18上に
結像された投影像からの反射光は再び半球体13の内面
で反射し、前記穴12を通って観察者19に到達する。
したがって、観察者19から見れば、前記穴12の位置
に対応する画像が、背面スクリーン18上で結像され、
その結像された画像が、半球体ミラーの光学的反射の性
質により、前記穴の位置に投影されたように見える、す
なわち前記穴の位置に虚像が見えることとなる。このた
め、観察者19は図2に示すようにスクリーン11上の
穴12の位置に欠落が無く、かつ、視線一致した画像を
観察することができる。なお、投影器15から穴の部分
に投影された画像が半球体での内面で反射されて背面ス
クリーン上に結像する位置は、半球体ミラーの光学的反
射の性質により半球体の球心を軸として穴の位置とほぼ
対称のところである。したがって、半球体の球心の位置
が穴の位置と重なると、背面スクリーン上に結像される
べき画像は穴の位置に架かるため、穴の位置に架かった
背面スクリーン上に結像されるべき画像は結像されず、
観察者には結果として穴の位置に架かった結像されるべ
き画像分だけ欠けて見えることになる。
【0010】 (実施例2) 図3は、本発明の実施例2の概略構成を示す模式構成図
である。ディスプレイ装置の反射型スクリーン11上の
中央部に穴12が設けられ、その直後にはハーフミラー
31がスクリーン面に対して傾けて設置されている。ハ
ーフミラー31の後方には偏光フィルタ16を介して人
物撮影用のカメラ14が設置されている。カメラ14の
前面及び投影器15の投影レンズの前面にはそれぞれ互
いに偏光方向を直交させた偏光フィルタ16及び17を
配置し、撮影用のカメラ14に投影光が入射しないよう
にしている。ハーフミラー31で反射した入射光はその
上方に配置した小型の反射スクリーン32に入射し、そ
の上に投影像が結像する。反射スクリーン32上に結像
された投影像からの反射光は再びハーフミラー31で反
射し、前記穴12を通って観察者19に到達する。した
がって、観察者19からは、ハーフミラーの後方の観察
者の視線延長上でハーフミラーと小型のスクリーンとの
距離と同じ距離の虚像位置33に虚像が観察される。
の場合、虚像位置33は、スクリーン面11よりも、
型の反射スクリーン32までの光路長だけ後ろの位置に
なるが、ハーフミラー31のサイズが小さい場合にはそ
の光路長も無視できる程度であり、観察者19はスクリ
ーン11にほぼ連続した画像として観察することができ
る。
【0011】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更し得
ることはいうまでもない。
【0012】
【発明の効果】以上、本発明によればディスプレイ装置
の反射型スクリーン内に穴を設け、その後方にカメラを
設置し、その間に半球体のハーフミラーと反射スクリー
ンもしくはハーフミラーと小型の反射スクリーンを設置
したので、穿孔部分の表面もしくはその直近に画像が結
像され、自然な対面通信のできる撮像・表示装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の概略構成を示す模式構成
図、
【図2】 本発明の実施例1によりスクリーン上に表示
された画像、
【図3】 本発明の実施例2の概略構成を示す模式構成
図、
【図4】 従来の標準的な画像通信端末の表示、撮像部
の配置、
【図5】 従来の視線一致装置の原理を示す図。
【符号の説明】
11…反射スクリーン、12…穴、13…半球体、14
…カメラ、15…投影器、16,17…偏光フィルタ、
18…背面スクリーン、19…観察者、21…ディスプ
レイ装置、22…画像、23,31…ハーフミラー、3
2…反射スクリーン、33…虚像位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/14 - 7/15 H04N 5/74 G03B 21/60 - 21/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穴を有する第1の反射型スクリーンと、 前記第1の反射型スクリーンに画像を投影する投影器
    と、 前記第1の反射型スクリーンの穴の部分の背面側に穴を
    覆うようにして配置されて内面にハーフミラーコートが
    施された半透明の半球体と、 前記半球体の後方に配置されて前記穴を通し前記半球体
    を透過して観察者を撮影する撮影用のカメラとを備え、 前記半球体は、その半径が前記穴の直径より大きく、ま
    た、その球心が、前記第1の反射型スクリーンの背面上
    であって前記穴の外部になるように配置され、 さらに、前記第1の反射型スクリーン背面側の前記半球
    体に覆われた部分を第2の反射型スクリーンとした 撮像
    ・表示装置であって、前記投影器からの前記第1の反射型スクリーンの穴の部
    分に投影された画像を前記半球体で反射して前記第2の
    反射型スクリーンに結像し、その結像した画像を再び前
    記半球体で反射させて前記第1の反射型スクリーンの穴
    の部分から観察者の目に届くようにして、あたかも穴の
    部分に投影された前記画像が穴の部分に有るかのように
    見させて、観察者にとって、前記第1の反射型スクリー
    ン上に投影された画像がほぼ連続して見える ことを特徴
    とする撮像・表示装置。
  2. 【請求項2】 穴を有する第1の反射型スクリーンと、 前記第1の反射型スクリーンに画像を投影する投影器
    と、 前記第1の反射型スクリーンの穴の部分の背面側に前記
    第1の反射型スクリーンに対して傾けて配置されハー
    フミラーと、前記ハーフミラーの上方に配置された小型の第2の反射
    型スクリーンと、 前記ハーフミラーの後方に配置された前記穴を通し前記
    ハーフミラーを透過して観察者を撮影する撮影用のカメ
    ラとを備える撮像・表示装置であって、 前記投影器からの第1の反射型スクリーンの穴の部分に
    投影された画像を前記ハーフミラーで反射して前記第2
    の反射型スクリーンに結像し、その結像した画像を再び
    前記ハーフミラーで反射させて前記第1の反射型スクリ
    ーンの穴の部分から観察者の目に届くようにして、あた
    かも穴の部分に投影された前記画像がハーフミラーの後
    方に有るかのように見させて、観察者にとって、前記第
    1の反射 型スクリーン上に投影された画像がほぼ連続し
    て見える ことを特徴とする撮像・表示装置。
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