JP2943850B2 - 二段式立体駐車装置 - Google Patents

二段式立体駐車装置

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JP2943850B2
JP2943850B2 JP21476695A JP21476695A JP2943850B2 JP 2943850 B2 JP2943850 B2 JP 2943850B2 JP 21476695 A JP21476695 A JP 21476695A JP 21476695 A JP21476695 A JP 21476695A JP 2943850 B2 JP2943850 B2 JP 2943850B2
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英孝 伊東
雄作 遠藤
三男 小松
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌を載置させる
パレットをピット内に、チェーン又はワイヤーロープで
懸吊して昇降させるようにした二段式立体駐車装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種駐車装置は、図3に示す如
く、車輌を載置させるためのパレットAの四隅にスプロ
ケット10a,10b,10c,10dを設け、2本のチェーン
11a,11bを各スプロケットのうち相隣接したスプロケ
ット10aと10d及び10bと10cにわたって並列平行状に
張設し、両チェーン11a,11bの一端をピットBの上部
一側に設けた根止め部12a,12bに各々連結固定させ、
他端をピットPの上部他側に設けた同軸シャフト13に
直接巻回連結させるか、或いは同軸シャフト13に取付
けたスプロケット14a,14bを通して根止め15a,15b
し、同軸シャフト13を駆動用モータMで回転駆動させ
ることにより、パレットAをピットB内で昇降させるよ
うに構成していた。その為、比較的長い同軸シャフトを
必要とし、従って大きな設置スペースを要すると共に、
現場における設置施工作業が大変であり、コスト高とな
る不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
の不具合に鑑みてなされたものであり、従来使用してい
た同軸シャフトを不要とし、小さな設置スペースで済む
と共に、設置施工作業が容易でコストダウンを図ること
が出来、しかもパレットのガイドレールがなくともパレ
ットを安定して昇降動作させることが可能な二段式立体
駐車装置を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成する本発
明の二段式立体駐車装置は、車輌を載置させるパレット
をピット内にチェーン(又はワイヤーロープ、以下同
じ。)で懸吊して昇降させる二段式立体駐車装置におい
て、パレットの四隅上面にチェーンの一端を根止めし、
ピットの上部位置にはパレットの四隅に対応させて4つ
の上部固定滑車を設置し、ピットの下部位置にはパレッ
トの四隅に対応させて4つの下部固定滑車を設置すると
共に各下部固定滑車の近傍に定置滑車を夫々配置せし
め、前記各チェーンをその直上に位置する上記上部固定
滑車からその直下に位置する上記定置滑車にわたって架
設し、更にその内のパレットの一側側に配置された2本
のチェーンをそれぞれ対角線上に位置する上記下部固定
滑車に架設すると共に、パレットの他側側に配置された
2本のチェーンをパレットの一側側に位置する上記下部
固定滑車に架設せしめ、前記各チェーンの他端を各々パ
レットの四隅下面に根止めし、前記各チェーンのいずれ
か1本に駆動用モータを連繋させてなる事を特徴とした
ものである。尚、チェーンの代わりにワイヤーロープを
用いたり、或いは各滑車と噛合する部分だけをチェーン
構造としその他の部分はワイヤーロープにすることも可
能である。以下の説明では、ワイヤーロープを含めて単
にチェーンと表記する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明実施の一例を、模式
的に現した索取り面に基づいて説明する。図中Aは、車
輌載置させるためのパレットであり、一台又は複数台の
車輌を載置し得る程度の大きさを有する平面略矩形状に
形成してなり、その四隅上面部分に各チエーン1a,1
b,1c,1dの一端をそれぞれ根止め2a,2b,2
c,2dすると共に、四隅下面部分に各チエーン1a〜
1dの他端をそれぞれ根止め3a,3b,3c,3dす
る。
【0006】他方、パレットAを昇降自在に設置させる
ためのピットBは、図2に示す如く地面Gを掘り下げて
形成しても良いし、或いは地面G上にパレットAの四周
を取り囲むように柱を起立設置させて形成しても良い。
【0007】そして、ピットBの上部位置には、パレッ
トAの四隅に対応させて4つの上部固定滑車4a,4
b,4c,4dを設置する。即ち、パレットAの四隅の
直上位置にそれぞれ上部固定滑車4a〜4dを設置する
ものである。
【0008】また、ピットBの下部位置には、パレット
Aの四隅に対応させて4つの下部固定滑車5a,5b,
5c,5dを設置すると共に、各下部固定滑車5a〜5
dの近傍にそれぞれ定置滑車6a,6b,6c,6dを
配置せしめる。
【0009】かくして、4本のチェーン1a〜1bをそ
れぞれ、直上に位置する上部固定滑車4a〜4dからそ
の直下に位置する定置滑車6a〜6dにわたって架設
し、更にその内のパレットAの一側側(例えば向かって
左側)に配置された2本のチェーン1aと1bをそれぞ
れ、それら対角線上に位置する下部固定滑車5c,5d
に架設せしめてパレットAの下面部でたすき掛け状に交
叉させると共に、パレットAの他側側(例えば向かって
右側)に配置された2本のチェーン1cと1dをそれぞ
れ、パレットAの一側側に隣接位置する下部固定滑車5
b,5aに架設せしめてパレットAの下面部で平行状に
並列させる。
【0010】そして、各チェーン1a〜1bの他端は、
パレットAの四隅下面、詳しくは各下部固定滑車5a〜
5bの直上に位置するパレットAの四隅下面に根止め3
a,3b,3c,3dし、各チェーン1a〜1bの内い
ずれか1本(図示例では1aのチェーン)に駆動用モー
タMを連繋させる。
【0011】而して、駆動用モータ9を動作させて、下
部固定滑車5cと兼用の伝達用スプロケットを例えば反
時計方向に回転させると、全チェーン1a〜1dがそれ
ぞれ矢印Y方向に動いてパレットAが上昇し、逆に伝達
用スプロケットを時計方向に回転させれば、パレットA
が下降する。
【0012】この時、パレットAの四隅上面に根止め2
a〜2dされたチェーン1a〜1dの一端と、パレット
Aの四隅下面に根止め3a〜3dされたチェーン1a〜
1dの他端とがそれぞれ異なる(例えば、一端がパレッ
ト上面に根止め2aされたチェーン1aの他端はチェー
ン1cの一端が根止め2cされた裏側(パレット下面)
に根止め3aされ、チェーン1aの一端が根止め2aさ
れた裏側(パレット下面)にはチェーン1dの他端が根
止め3dされている)ので、各チェーン1a〜1dがそ
れぞれ単独で動くことは不可能であり、従ってパレット
Aの昇降動作に伴ってパレットAが前後並びに左右に傾
くようなことはない。
【0013】
【発明の効果】本発明の二段式立体駐車装置は斯様に構
成したので、従来装置で使用していた同軸シャフトが不
要となり、小さな設置スペースで済むと共に、構成が簡
素になって設置施工作業が容易となり、全体としてコス
トダウンを図ることが出来る。
【0014】しかも、パレットを懸吊支持している4本
のチェーンがそれぞれ単独で動くことは機構上不可能で
あるため、パレットのガイドレールがなくとも、パレッ
トをピット内で水平に保持した状態でバランス良く昇降
動作させることが出来、よって安定した安全且つ確実な
パレットの昇降動作を期することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す機構模式図(索取り
図)。
【図2】 同設置状態を示す断面模式図。
【図3】 従来例を示す機構模式図。
【符号の説明】
A………パレット B………ピット M………駆動用モータ 1a〜1d…チェーン 2a〜2d…根
止め 3a〜3d…根止め 4a〜4d…上
部固定滑車 5a〜5d…下部固定滑車 6a〜6d…定
置滑車

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌を載置させるパレットをピット内
    にチェーン(又はワイヤーロープ、以下同じ。)で懸吊
    して昇降させる二段式立体駐車装置において、パレット
    の四隅上面にチェーンの一端を根止めし、ピットの上部
    位置にはパレットの四隅に対応させて4つの上部固定滑
    車を設置し、ピットの下部位置にはパレットの四隅に対
    応させて4つの下部固定滑車を設置すると共に各下部固
    定滑車の近傍に定置滑車を夫々配置せしめ、前記各チェ
    ーンをその直上に位置する上記上部固定滑車からその直
    下に位置する上記定置滑車にわたって架設し、更にその
    内のパレットの一側側に配置された2本のチェーンをそ
    れぞれ対角線上に位置する上記下部固定滑車に架設する
    と共に、パレットの他側側に配置された2本のチェーン
    をパレットの一側側に位置する上記下部固定滑車に架設
    せしめ、前記各チェーンの他端を各々パレットの四隅下
    面に根止めし、前記各チェーンのいずれか1本に駆動用
    モータを連繋させてなる事を特徴とする二段式立体駐車
    装置。
JP21476695A 1995-08-23 1995-08-23 二段式立体駐車装置 Expired - Fee Related JP2943850B2 (ja)

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JPH0960322A JPH0960322A (ja) 1997-03-04
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RU2430225C1 (ru) * 2010-03-29 2011-09-27 Андрей Анатольевич Косалимов Двухъярусная парковка открытого типа с зацеплением автомобильного поддона за боковую поверхность

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