JP2943714B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2943714B2 JP8241126A JP24112696A JP2943714B2 JP 2943714 B2 JP2943714 B2 JP 2943714B2 JP 8241126 A JP8241126 A JP 8241126A JP 24112696 A JP24112696 A JP 24112696A JP 2943714 B2 JP2943714 B2 JP 2943714B2
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD型2次元固
体撮像装置に関し、特に固定パターン雑音を抑制すると
共にスミア特性を改善した構成の固体撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8に、従来のインターライン型のCC
D型固体撮像装置の構成を示す。図8を参照して、イン
ターライン方式のCCD型固体撮像装置は、光電変換す
るための複数のフォトダイオード101と、フォトダイ
オード101からの電荷を受け取って転送する垂直CC
Dレジスタ102と、垂直CCDレジスタ102からの
電荷を受け取って転送する水平CCDレジスタ103
と、水平CCDレジスタ103により転送されてきた電
荷を検出する電荷検出部104と、電荷検出部104の
出力を増幅して出力端子に出力する出力増幅器105
と、を備えて構成されている。図中、破線で囲まれた部
分が、単位画素106であり、2次元状に画素の配列さ
れた領域が撮像領域107である。
【0003】図9は、垂直CCDレジスタ102と水平
CCDレジスタ103との接続部近傍の構成を説明する
ための図である。図9には、垂直CCDレジスタ102
は、4相の垂直転送パルス(φV1〜φV4)で駆動さ
れ、水平CCDレジスタ103は、2相の水平転送パル
ス(φH1、φH2)で駆動される構成例が示されてい
る。
【0004】垂直CCDレジスタのチャネル111の上
部には、複数の垂直転送電極112および113、およ
び水平CCDレジスタ103に隣接する垂直最終転送電
極114が、水平方向に延在して設けられている。
【0005】フォトダイオード101上部の開口部分を
除いて、撮像領域107および水平CCDレジスタ10
3の上層部には、タングステン膜やアルミニウム膜など
からなる遮光膜115が設けられている。ただし、オプ
ティカルブラック領域内のフォトダイオード(ここで
は、簡略化のため、垂直方向に1画素のみとしている)
上には、遮光膜115が設けられている。
【0006】また、フォトダイオード101が設けられ
ていない領域(この例では、垂直転送電極が5電極分設
けられている)の各垂直CCDレジスタのチャネル間に
は、素子分離層116が設けられている。
【0007】各垂直CCDレジスタのチャネル111の
一端は、水平CCDレジスタのチャネル117に接続さ
れている。
【0008】水平CCDレジスタのチャネル117の上
部には、複数の水平転送電極118および119が設け
られている。各水平転送電極118および119は、厚
い二酸化シリコン膜の形成された領域(「フィールド領
域」という)まで延在しており、そこでコンタクト12
0により水平バスライン121と接続されている。
【0009】次に、単位画素(図8の106)の構成を
説明する。図10(a)及び図10(b)は、それぞ
れ、図9におけるA−A′線およびB−B′線に沿った
断面を示す図である。
【0010】図10を参照して、N型半導体基板131
の一主面上に、P型不純物ウェル層132が設けられて
いる。その内部にフォトダイオード101を構成するN
型不純物層133、およびその表面に暗電流の発生を抑
制するためのP+型不純物層134が設けられている。
【0011】また、垂直CCDレジスタ102を構成す
るN型不純物層135、およびその下部にP型不純物層
136が形成されている。
【0012】フォトダイオード101と垂直CCDレジ
スタ102との間には、読み出しゲート領域137を除
いて素子分離層138が設けられている。
【0013】N型半導体基板131の一主面上には、二
酸化シリコン膜や窒化シリコン膜などからなる絶縁膜1
39が設けられており、その上にポリシリコン膜などか
らなる垂直転送電極112および113が設けられてい
る。なお、垂直転送電極112と垂直転送電極113と
の間にも、二酸化シリコン膜などからなる絶縁膜140
が設けられている。
【0014】さらに、垂直転送電極112および113
の上には、二酸化シリコン膜などからなる絶縁膜141
を介して、タングステン膜やアルミニウム膜などからな
る遮光膜115が設けられている。さらに、その上に
は、二酸化シリコン膜などからなる絶縁膜142が設け
られている。
【0015】図11は、図9に示した固体撮像装置にお
ける垂直転送電極への、転送パルスの供給方法を説明す
るための図である。図11には、撮像領域107(図8
参照)の左側部分について示されているが、撮像領域の
右側部分についても同様な構成である。
【0016】図11において、垂直転送電極112、1
13、および垂直最終転送電極114は水平方向に延在
しており、撮像領域107の外側のフィールド領域にお
いて、垂直バスライン151とコンタクト152により
接続されている。
【0017】上述した従来の固体撮像装置においては、
垂直転送電極112、113、および垂直最終転送電極
114への垂直転送パルスの供給が、撮像領域107の
両端から行われるため、撮像領域107の中央部分で
は、垂直転送電極の抵抗および容量によるパルス波形の
なまりにより、垂直転送効率が劣化する恐れがある。特
に、有効画素領域が1インチ光学フォーマット(有効画
素領域の対角線の長さが16mm)のように大きい場合
には、この問題が生じる可能性が高い。
【0018】この問題を解決する手段として、例えば特
開平4−216672号公報には、各垂直CDDレジス
タに沿ってその上部に設けられた金属配線により垂直転
送電極に転送パルスを供給することで、パルスなまりを
抑制する方法が開示されている。なお、特開平4−21
6672号公報には、シャント配線構造を持つ撮像部に
おいて垂直方向の画素間に入射する光が原因となるスミ
ア成分の除去又は低減を可能としたFIT(フレームイ
ンターライン)型固体撮像装置が提案されている。上記
特開平4−216672号公報に開示されている技術を
適用したインターラインCCD型固体撮像装置におけ
る、垂直CCDレジスタと水平CCDレジスタとの接続
部近傍の構成を説明するための図である。図12におい
て、図9と同一構成要素には同一の参照符号が付されて
おり、以下では相違点のみを説明する。
【0019】各垂直転送電極112、113、および垂
直最終転送電極114は、垂直CCDレジスタ102に
沿って垂直方向に延在するシャント配線161と、それ
ぞれ裏打コンタクト162により接続されている。シャ
ント配線161は、タングステン膜やアルミニウム膜な
どからなり、垂直CCDレジスタ102の遮光膜として
も機能している。
【0020】シャント配線161は、水平方向に隣接す
る画素間で分離されているため、垂直方向に隣接するフ
ォトダイオード101間の領域(「渡し部」という)を
遮光することができず、スミアが増加するという問題が
生じる。そこで、渡し部を遮光するために、シャント配
線とは異なる遮光膜163が、水平方向に延在して設け
られている。また、水平CCDレジスタ103からオプ
ティカルブラック領域内のフォトダイオード(ここで
は、簡略化のため、垂直方向に1画素のみとしている)
に渡り、その上部にはアルミニウム膜などからなる遮光
膜164が設けられている。
【0021】なお、図12においては、シャント配線1
61と垂直転送電極112、113、および垂直最終転
送電極114とが裏打コンタクト162により直接接続
された構成が示されているが、ポリシリコン膜による緩
衝層を介して接続する場合もある。
【0022】次に、図12の固体撮像装置の単位画素の
断面構成を図面を参照して説明する。図13(a)およ
び図13(b)は、それぞれ図12におけるA−A′線
およびB−B′線に沿った断面を示す図である。図13
において、図10と同一の構成要素には同一の参照符号
を付し、以下では異なる点のみを説明する。
【0023】図13(a)に示すように、垂直転送電極
113の上部には、二酸化シリコン膜などからなる絶縁
膜141を介して、タングステン膜やアルミニウム膜な
どからなるシャント配線161が設けられている。垂直
転送電極113は、裏打コンタクトによりシャント配線
161に接続されている。
【0024】また、図13(b)に示すように、垂直方
向に隣接するフォトダイオード101間の領域である渡
し部上には、垂直転送電極112および113が設けら
れており、さらにその上部には二酸化シリコン膜などか
らなる絶縁膜171を介して、遮光膜163が設けられ
ている。
【0025】次に、垂直CCDレジスタ102における
電荷転送動作、および垂直CCDレジスタから水平CC
Dレジスタ103への電荷転送動作について説明する。
この動作は、基本的に図9および図12に示した2つの
固体撮像装置で共通である。
【0026】図14は、垂直CCDレジスタにおける電
荷転送動作を説明するための図であり、図14(a)
は、各垂直転送電極に印加される転送パルスのタイミン
グチャートを示し、図14(b)は、図14(a)にお
ける各時刻t1〜t9に対応する、各垂直転送電極11
2、113下部のチャネル電位を示す図である。ここ
で、チャネル電位は、図の下側を正としている。なお、
説明を簡略化するため、1パケットの信号電荷のみの転
送の様子について説明する。
【0027】時刻t1では、転送パルスがハイレベルと
なっているφV4およびφV1の印加された垂直転送電
極112および113下部のチャネルに信号電荷が蓄積
されている。
【0028】時刻t2では、さらにφV2がハイレベル
となり、信号電荷は3電極の下部のチャネルに蓄積され
ている。
【0029】時刻t3では、φV4がロウレベルとな
り、信号電荷はφV1およびφV2の印加された2電極
の下部のチャネルに蓄積されている。
【0030】すなわち、時刻t1〜t3への推移で、信
号電荷の位置が1電極分移動したことになる。以下、同
様にして、時刻t1〜t9までで4電極分(1段に相
当)移動する。この繰り返し動作により、信号電荷が垂
直CCDレジスタ102に転送される。
【0031】図15は、垂直CCDレジスタから水平C
CDレジスタへの電荷転送動作を説明するための図であ
り、図15(a)は、垂直転送電極に印加される転送パ
ルスの水平ブランキング期間内のタイミングチャートを
示し、図15(b)は、図15(a)における各時刻t
1〜t5に対応する、各電極下部のチャネル電位を示す
図である。ここで、チャネル電位は、図の下側を正とし
ている。また、各電極は、図9におけるC−C′断面に
沿った配列を示している。なお、説明を簡略化するた
め、1パケットの信号電荷のみの転送の様子について説
明する。
【0032】時刻t1では、転送パルスがハイレベルと
なっているφV4およびφV1の印加された垂直転送電
極112および113下部のチャネルに信号電荷が蓄積
されている。
【0033】時刻t2では、さらにφV2がハイレベル
となり、信号電荷はハイレベルとなっているφH1の印
加されている水平転送電極119を経由して、φH1の
印加されている水平転送電極118下部に向って転送さ
れる。ここで、水平転送電極119下部のチャネル電位
は、追加イオン注入により、水平転送電極118下部の
チャネル電位よりも低くなっている。また、水平転送電
極118下部のチャネル電位は、水平CCDレジスタの
チャネル117部分よりも、垂直CCDレジスタとの接
続部分のチャネル電位の方が低くなっているが、これは
狭チャネル効果によるものである。
【0034】時刻t3では、φV4がロウレベルとな
り、φV4の印加された垂直転送電極下部に残っていた
信号電荷が、水平CCDレジスタのチャネル117に向
って転送される。
【0035】時刻t4では、さらにφV1がロウレベル
となり、φV1の印加された垂直転送電極113下部に
残っていた信号電荷が、水平CCDレジスタのャネル1
17に向って転送される。
【0036】時刻t5では、φV2がロウレベルとな
り、φV2の印加された垂直最終転送電極114下部に
残っていた信号電荷が、水平CCDレジスタのチャネル
117に向って転送され、水平転送が開始される直前の
時刻t6では、すべての信号電荷が水平CCDレジスタ
のチャネル内に転送された状態となる。なお、この信号
電荷は、次の水平有効期間内で水平転送パルスによって
水平CCDレジスタ103を転送され、電荷検出部10
4および出力増幅器105(図8参照)から信号が出力
される。
【0037】垂直CCDレジスタから水平CCDレジス
タへの電荷転送効率が劣化した場合、再生画像上では、
垂直方向に延びる黒線状の固定パターン雑音として観測
され、著しく画質を劣化させる。
【0038】図12に示した固体撮像装置では、シャン
ト配線161により垂直最終転送電極114を裏打して
いるので、撮像領域107の中央部においても垂直転送
パルスのなまりが小さく、図9に示した固体撮像装置に
比べて、転送効率が改善され、固定パターン雑音が抑制
される。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の固体
撮像装置における光学フォーマットは、1/3インチや
1/4インチといった比較的小さいものが主流となって
いる。このような固体撮像装置で有効画素数を例えば4
0万画素程度とする場合、単位画素106の寸法は5〜
8μm角程度とした場合、単位画素寸法が小さくなった
時に問題となる主要な特性の1つにスミア特性がある。
「スミア」というのは、偽信号電荷が垂直CCDレジス
タ102に漏れ込むことにより発生するものであり、再
生画像上では白線状の雑音として観測される。
【0040】このスミアの原因の1つとして、遮光膜と
基板表面間の隙間から漏れ込んだ光が、遮光膜あるいは
垂直転送電極と基板表面間との間の多重反射により、垂
直CCDレジスタのチャネルに達し、そこで光電変換さ
れることがあげられる。
【0041】図12に示した従来の固体撮像装置におい
ては、渡し部上に遮光膜163を形成することで、スミ
ア特性の向上を図っているが、図9に示した固体撮像装
置に比べると、渡し部から垂直CCDレジスタに漏れ込
む光は多い。
【0042】この理由は、図13(b)に示す遮光膜1
63と基板表面との間隔G2が、図10(b)に示す遮
光膜115と基板表面との間隔G1よりも大きいことに
よる。この間隔G2がG1よりも大きいのは、図13
(b)に示すように、シャント配線161と遮光膜16
3との間には、絶縁膜171が存在することによる。
【0043】このため、図12に示した従来の固体撮像
装置では、スミアを十分に改善できないという問題があ
った。
【0044】なお、渡し部上のみ、隣接するシャント配
線161の間隔を0.1〜0.2μm程度に狭くするこ
とでスミアを改善することも可能ではあるが、このよう
なパターンを形成するには、例えば電子ビームによるフ
ォトレジストの直接描画のような、最先端技術を導入す
る必要があり、新たなプロセス技術の導入は、例えば製
造工程の改変、製造コストの点で好ましくない。また、
渡し部では、垂直転送電極が重なっているため段差が大
きく、エッチング残りなどが生じ易いため、このような
間隔の配線を形成することは容易ではない。
【0045】また、図9に示した従来の固体撮像装置に
おいて、垂直最終転送電極114のみ独立の端子から垂
直転送パルスを供給すれば負荷が小さくなるためパルス
なまりは抑制されるが、この場合には、端子が1つ増加
するという問題があり、好ましくない。
【0046】したがって、本発明は、上記事情に鑑みて
なされたものであって、その目的は、固定パターン雑音
の発生を抑制すると同時に、スミア特性を改善すること
ができ、しかも従来レベルのプロセス技術により製造で
き、かつ、端子数の増加を不要とした固体撮像装置の構
成を提供することにある。
【0047】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の固体撮像装置は、複数のフォトダイオード
と該フォトダイオードからの電荷を受け取って転送する
垂直CCDレジスタとを含む撮像領域と、前記垂直CC
Dレジスタからの電荷を受け取って転送する水平CCD
レジスタと、該水平CCDレジスタからの電荷を検出す
る電荷検出部と、出力増幅器と、を備えた固体撮像装置
において、前記水平CCDレジスタと、前記フォトダイ
オードと、の間の領域に設けられている、前記垂直CC
Dレジスタに配設された垂直転送電極のうち、前記水平
CCDレジスタに隣接する垂直最終転送電極のみを、該
電極の上部に設けられる金属配線と電気的に接続し、前
記撮像領域における少なくとも垂直転送方向に隣接する
フォトダイオード間の領域を遮光膜にて覆う、ようにし
たことを特徴とする。
【0048】本発明においては、第1の金属配線は撮像
領域の外部の領域において第2の金属配線と電気的に接
続されており、かつ、第1の金属配線と接続されていな
いすべての垂直転送電極は、前記撮像領域外部において
第2の金属配線と電気的に接続されている。
【0049】あるいは、本発明においては、すべての垂
直転送電極が、撮像領域外部において第2の金属配線と
電気的に接続されている。
【0050】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、複数のフォトダイオードとフォトダイオードからの
電荷を受け取って転送する垂直CCDレジスタとを含む
撮像領域と、垂直CCDレジスタからの電荷を受け取っ
て転送する水平CCDレジスタと、水平CCDレジスタ
からの電荷を検出する電荷検出部と、出力増幅器と、を
備え、垂直CCDレジスタの電荷転送チャネル上には、
電気的絶縁膜を介して複数の垂直転送電極が配列された
固体撮像装置において、水平CCDレジスタとフォトダ
イオードとの間の領域に設けられている垂直転送電極の
うち、少なくとも水平CCDレジスタに隣接する垂直最
終転送電極(図1の4)を、その上部に設けられたシャ
ント配線5と裏打コンタクト(図1の6)により電気的
に接続する。また、撮像領域において上下に隣接するフ
ォトダイオード間の領域を、遮光膜(図1の7、図2の
7)により覆う。シャント配線(図1の5)と遮光膜
(図1の7)との間隙および水平CCDレジスタ上を、
遮光膜(7)とは異なる遮光膜9により覆う(図3参
照)。
【0051】また、本発明の実施の形態においては、シ
ャント配線(図4の5)が、垂直バスライン(図4の4
1)とコンタクト(図4の43)を介して接続されてお
り、上部でシャント配線に接続されない垂直転送電極
(図4の2、3)は、撮像領域の外側のフィールド領域
において、垂直バスライン(図4の41)とコンタクト
(図4の42)により接続されている。
【0052】本発明の実施の形態においては、水平CC
Dレジスタに隣接する垂直転送電極(図1の4)がその
上部に設けられた第1の金属配線(図1のシャント配線
5)と接続されているため、撮像領域(図8の107)
の中央部でもパルスなまりが抑制される。したがって、
垂直CCDレジスタから水平CCDレジスタへの転送時
間を十分に確保することができ、固定パターン雑音が抑
制される。
【0053】また、本発明の実施の形態においては、撮
像領域において上下に隣接するフォトダイオード間の領
域は、金属膜(図2(b)の7参照)により遮光されて
いるので、スミアも抑制できる。
【0054】また、本発明の実施の形態に係る固体撮像
装置の構成は、従来のプロセス技術で容易に製造可能と
され、かつ、端子数の増加もない。
【0055】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0056】[実施例1]図1は、本発明の第1の実施
例に係る固体撮像装置における垂直CCDレジスタと水
平CCDレジスタとの接続部近傍の構成を説明するため
の図である。図1には、垂直CCDレジスタ102は4
相の垂直転送パルス(φV1〜φV4)で駆動され、水
平CCDレジスタ103は2相の水平転送パルス(φH
1〜φH2)で駆動される構成例が示されている。
【0057】図1を参照すると、垂直CCDレジスタの
チャネル1の上部には、複数の垂直転送電極2、3、お
よび垂直CCDレジスタ103に隣接する垂直最終転送
電極4が、水平方向に延在して設けられている。
【0058】垂直最終転送電極4は、電極4の上部を水
平方向に延在して設けられたシャント配線5と、裏打コ
ンタクト6により、接続されている。
【0059】また、シャント配線5と同一の製造工程で
形成され、シャント配線と電気的に分離された遮光膜
が、フォトダイオード101上部の開口部分を除いて、
撮像領域107上部に設けられている。ただし、オプテ
ィカルブラック領域内のフォトダイオード(ここでは、
簡略化のため、垂直方向に1画素のみとしている)上に
は遮光膜7が設けられている。なお、遮光膜7は、例え
ばGND電位に固定されている。
【0060】また、フォトダイオード101のない領域
(ここでは、垂直転送電極5電極分としている)の各垂
直CCDレジスタのチャネル1間には、素子分離層8が
設けられている。
【0061】さらに、シャント配線5と遮光膜7との間
隙および水平CCDレジスタ103の上部を覆うよう
に、アルミニウム膜などからなる遮光膜9が設けられて
いる。
【0062】各垂直CCDレジスタのチャネル1は、水
平CCDレジスタのチャネル10に接続されている。水
平CCDレジスタのチャネル10の上部には、複数の水
平転送電極11および12が設けられている。各水平転
送電極11および12は、フィールド領域まで延在され
ており、そこでコンタクト13により水平バスライン1
4と接続されている。
【0063】次に、単位画素の構成を説明する。図2
(a)および図2(b)は、それぞれ図1におけるA−
A′線およびB−B′線に沿った断面を示す図である。
【0064】図2を参照して、N型半導体基板21の主
面上にP型不純物ウェル層22が設けられている。その
内部にフォトダイオード101を構成するN型不純物層
23、およびその表面に暗電流の発生を抑制するための
+型不純物層24が設けられている。また、垂直CC
Dレジスタ102を構成するN型不純物層25、および
その下部にP型不純物層26が形成されている。
【0065】フォトダイオード101と垂直CCDレジ
スタ102との間には、読み出しゲート領域27を除い
て、素子分離層28が設けられている。
【0066】N型半導体基板21の一主面上には、二酸
化シリコン膜や窒化シリコン膜などからなる絶縁膜29
が設けられており、その上に、ポリシリコン膜などから
なる垂直転送電極2および3が設けられている。なお、
垂直転送電極2と垂直転送電極3との間にも、二酸化シ
リコン膜などからなる絶縁膜30が設けられている。
【0067】さらに、その上には、二酸化シリコン膜な
どからなる絶縁膜31を介して、タングステン膜やアル
ミニウム膜などからなる遮光膜7が設けられている。
【0068】さらに、その上には、二酸化シリコン膜な
どからなる絶縁膜32が設けられている。
【0069】次に、垂直最終転送電極4とシャント配線
5との接続形態、およびシャント配線と遮光膜7との位
置関係を、断面図を参照して詳細に説明する。図3
(a)および図3(b)は、それぞれ図1におけるC−
C′線およびD−D′線に沿った断面を示す図である。
【0070】図3(a)は、垂直CCDレジスタのチャ
ネル1に沿った断面図である。図3(a)を参照する
と、P型不純物ウェル層22の内部に、N型不純物層2
5およびP型不純物層26が形成されている。なお、水
平転送電極12の下部は、追加イオン注入によりN-
不純物層となっている。垂直最終転送電極4の上部に
は、絶縁膜31を介してシャント配線5が設けられてお
り、それ以外の垂直転送電極2および3の上部には、絶
縁膜31を介して、遮光膜7が設けられている。さら
に、絶縁膜32を介して、シャント配線5と遮光膜7と
の間隙部分を覆い、水平CCDレジスタ103側に広が
る遮光膜9が設けられている。
【0071】図3(b)は、垂直CCDレジスタのチャ
ネル1間の素子分離層8に沿った断面図である。図3
(b)を参照すると、P型不純物ウェル層22の内部
で、水平CCDレジスタのチャネル10以外の部分に
は、素子分離層8が設けられている。シャント配線5、
遮光膜7および遮光膜9の配置は、図3(a)と同様で
ある。シャント配線5は、垂直最終転送電極4と裏打コ
ンタクト6により接続されている。なお、裏打コンタク
ト6は、垂直CCDレジスタのチャネル1上に設けるこ
とも可能である。
【0072】図4は、図1に示した固体撮像装置におけ
る垂直転送電極への、転送パルスの供給方法を説明する
ための図である。図4は、撮像領域107の左側部分に
ついて示しているが、撮像領域の右側部分についても同
様な構成である。
【0073】図4を参照すると、垂直転送電極2、3は
水平方向に延在しており、撮像領域107の外側のフィ
ールド領域において、垂直バスライン41とコンタクト
42により接続されている。一方、垂直最終転送電極4
は、撮像領域107の外側のフィールド領域まで延在し
ているが、垂直バスライン41とは直接に接続されてい
ず、シャント配線5が、垂直バスライン41とコンタク
ト43により接続されている。ここで、コンタクト42
とコンタクト43とは、同一の製造工程で形成すること
ができる。
【0074】例えば、垂直最終転送電極4がポリシリコ
ン膜で形成され、シャント配線5がタングステン膜で形
成される場合、同一膜厚と仮定すると、タングステン膜
のシート抵抗はポリシリコン膜の1/50から1/10
0程度と小さい。したがって、シャント配線5で垂直最
終転送電極4を裏打することで、配線抵抗が1/50か
ら1/100程度に小さくなり、垂直転送パルスのなま
りが大幅に改善される。
【0075】なお、垂直CCDレジスタ102における
電荷転送動作、および垂直CCDレジスタから水平CC
Dレジスタ103への電荷転送動作は、図14および図
15に示した従来技術と同様であるので、その説明を省
略する。
【0076】図1に示した固体撮像装置に対応させるた
めには、図14および図15における各参照符号につい
て、それぞれ112を2に、113を3に、114を4
に、117を10に、118を11に、119を12に
置き換えればよい。
【0077】次に、垂直最終転送電極4のみをシャント
配線5で裏打する理由を説明する。
【0078】図14に示した垂直CCDレジスタ102
の通常転送と、図15に示した垂直CCDレジスタから
水平CCDレジスタ103への転送の、転送効率につい
て定性的に比較する。以下では、垂直転送電極113お
よび垂直最終転送電極114下部のチャネルの中で、そ
れぞれ最も転送され難い位置、すなわち転送先から最も
遠い位置に存在する信号電荷について考える。
【0079】垂直CCDレジスタ102の通常転送にお
いては、例えば図14に示す垂直転送パルスφV1がロ
ウレベルになっている期間PA内に、信号電荷は距離L
A分転送される必要がある。
【0080】一方、垂直CCDレジスタ102から水平
CCDレジスタ103への転送においては、垂直最終転
送電極114に印加される垂直転送パルスφV2がロウ
レベルになってから水平転送が開始されるまでの期間P
B内(図15参照)に、信号電荷が距離LB分転送され
る必要がある。
【0081】なお、図15に示したように、垂直最終転
送電極114にハイレベルのパルスが印加された時のチ
ャネル電位V1が、水平転送電極119にハイレベルの
パルスが印加された時のチャネル電位V2より低く(図
では、上側)なっている限りにおいては、φV2がハイ
レベルになった時点から、垂直最終転送電極下部の信号
電荷の転送が開始する。しかし、φV2がハイレベルの
期間には転送されずに、垂直最終転送電極114下部に
残っている信号電荷もあり得る。特に、V1とV2の電
位差が0〜1V程度と小さい場合にはこの可能性が高
い。このような残留電荷は、図15における時刻t5の
ように、垂直最終転送電極114にロウレベルのパルス
が印加されてから水平CCDレジスタのチャネル117
に向って転送されると考えられる。
【0082】図5(a)および図5(b)は、垂直転送
パルス波形がなまった場合の、図14および図15に示
した転送期間PAおよびPBの変化を説明するための図
である。図14および図15では、垂直転送パルスを矩
形波としていたので、完全にロウレベルとなっている期
間PAおよびPBを転送期間としていた。ここでは、上
述したような残留電荷の転送において、実際に転送に有
効な期間が、振幅の中央値のレベルより低い電圧となっ
ている期間と仮定する。
【0083】この場合、図5(a)に示すように、垂直
CCDレジスタ102の通常転送においては、転送期間
PA′はPAとほぼ同じ長さが確保されるため、転送効
率の劣化は小さい。
【0084】一方、図5(b)に示すように、垂直CC
Dレジスタ102から水平CCDレジスタ103への転
送では、水平転送の開始時刻は一定であるので、垂直転
送パルスのなまりにより転送期間PB′がPBより短く
なり、著しく転送効率が劣化する。すなわち、垂直転送
パルスがなまった場合、垂直CCDレジスタ102から
水平CCDレジスタ103への転送の方が、垂直CCD
レジスタの通常転送よりも大きな影響が生じる。
【0085】このことは、垂直転送パルスのハイレベル
のピークとロウレベルのピークとの差が減衰するような
極端ななまりが生じない場合には、垂直最終転送電極4
のみシャント配線5で裏打すれば、固定パターン雑音を
抑制でき、通常部の垂直転送効率の劣化も支障のない程
度に小さく抑制できることを意味する。
【0086】さらに、垂直最終転送電極4以外の垂直転
送電極2および3を裏打ちしないことにより、渡し部
を、図9に示した従来の固体撮像装置と同様に、基板表
面に近い位置に形成される遮光膜で覆うことが可能とな
り、スミアを低減することができる。光学フォーマット
が1/3インチや1/4インチと比較的小さく、かつ、
画素寸法が数μm角である固体撮像装置においては、通
常部の垂直転送効率の僅かな劣化があったとしても、ス
ミアが大きく改善される、本実施例の構成が極めて有効
となる。
【0087】図6は、図1に示した固体撮像装置におけ
る垂直転送電極への、転送パルスの供給方方の他の例を
説明するための図である。以下では、図4と異なる点の
み説明する。
【0088】垂直最終転送電極4は、垂直バスライン4
1とコンタクト42により接続されている。一方、シャ
ント配線5は、垂直バスライン41とは直接に接続され
てはいない。この構成でも、撮像領域の中央部におい
て、垂直最終転送電極4に伝達される転送パルスのなま
りを、図4の場合とほぼ同程度に抑制できる。
【0089】[実施例2]図7は、本発明の第2の実施
例の固体撮像装置における垂直CCDレジスタと水平C
CDレジスタとの接続部近傍の構成を説明するための図
である。図7において、図1と同一の構成要素には同一
の参照符号を付し、以下では、図1に示した実施例1と
の相違点について説明する。
【0090】本実施例では、垂直最終電極4に加えて、
水平CCDレジスタ103とフォトダイオード101と
の間の領域に設けられている垂直転送電極2および3
も、シャント配線5により裏打されている。また、シャ
ント配線5と電気的に分離された遮光膜7が、フォトダ
イオード101上部の開口部分を除いて、撮像領域10
7上部に設けられている。さらに、シャント配線5と遮
光膜7との間隙、シャント配線間、および水平CCDレ
ジスタ103の上部を覆うように、アルミニウム膜など
からなる遮光膜9が設けられている。
【0091】なお、本実施例において、各垂直転送電極
への転送パルスの供給方法は、図4および図6に示した
方法に準ずる。
【0092】図7に示す構成でも、垂直最終転送電極4
が裏打されており、かつ、渡し部上には遮光膜7が存在
するため、図1に示した構成と同様な作用効果を得るこ
とができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
垂直最終転送電極がその上部に設けられたシャント配線
と接続されているため、撮像領域の中央部でもパルスな
まりが抑制される。このため、本発明によれば、垂直C
CDレジスタから水平CCDレジスタへの転送時間を十
分に確保でき、固定パターン雑音を抑制するという効果
を奏する。また、本発明によれば、基板表面に近い位置
に形成される遮光膜により上下に隣接するフォトダイオ
ード間を覆うことができるので、スミアを抑制すること
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の固体撮像装置における
垂直CCDレジスタと水平CCDレジスタとの接続部近
傍の構成を説明するための図である。
【図2】図1におけるA−A′およびB−B′線の断面
図である。
【図3】図1におけるC−C′およびD−D′線の断面
図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る固体撮像装置にお
ける垂直転送電極への、転送パルスの供給方法を説明す
るための図である。
【図5】垂直転送パルスのなまった場合の、図14およ
び図15に示した転送期間PAおよびPBの変化を説明
するための図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係る固体撮像装置にお
ける垂直転送電極への、転送パルスの供給方法の他の例
を説明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る固体撮像装置にお
ける垂直CCDレジスタと水平CCDレジスタとの接続
部近傍の構成を説明するための図である。
【図8】一般的なインターライン型のCCD型固体撮像
装置の概略構成を示す図である。
【図9】垂直CCDレジスタと水平CCDレジスタとの
接続部近傍の構成を説明するための図である。
【図10】図9におけるA−A′およびB−B′線の断
面図である。
【図11】図9に示した従来の固体撮像装置における垂
直転送電極への、転送パルスの供給方法を説明するため
の図である。
【図12】特開平4−216672号公報に開示されて
いる技術を適用したインターラインCCD型固体撮像装
置における、垂直CCDレジスタと水平CCDレジスタ
の接続部近傍の構成を説明するための図である。
【図13】図12におけるA−A′およびB−B′線の
断面図である。
【図14】垂直CCDレジスタにおける電荷転送動作を
説明するための図であり、(a)は、各垂直転送電極に
印加される転送パルスのタイミングチャート、(b)
は、(a)における各時刻t1〜t9に対応する、各垂
直転送電極下部のチャネル電位を示す図である。
【図15】垂直CCDレジスタから水平CCDレジスタ
への電荷転送動作を説明するための図であり、(a)
は、各垂直転送電極に印加される転送パルスの水平ブラ
ンキング期間内のタイミングチャート、(b)は、
(a)における各時刻t1〜t5に対応する、各電極下
部のチャネル電位を示す図である。
【符号の説明】
1、111 垂直CCDレジスタのチャネル 2、3、112、113 垂直転送電極 4、114 垂直最終転送電極 5、161 シャント配線 6、162 裏打コンタクト 7、9、115、163、164 遮光膜 8、28、116、138 素子分離層 10、117 水平CCDレジスタのチャネル 11、12、118、119 水平転送電極 13、42、43、120、152 コンタクト 14、121 水平バスライン 21、131 N型半導体基板 22、132 P型不純物ウェル層 23、25、133、135 N型不純物層 24、134 P+型不純物層 26、136 P型不純物層 27、137 読み出しゲート領域 29、30、31、32、139、140、141、1
42、171 絶縁膜 41、151 垂直バスライン 101 フォトダイオード 102 垂直CCDレジスタ 103 水平CCDレジスタ 104 電荷検出部 105 出力増幅器 106 撮像領域 107 撮像領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/148 H01L 27/14 H04N 5/335

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のフォトダイオードと該フォトダイオ
    ードからの電荷を受け取って転送する垂直CCDレジス
    タとを含む撮像領域と、前記垂直CCDレジスタからの
    電荷を受け取って転送する水平CCDレジスタと、該水
    平CCDレジスタからの電荷を検出する電荷検出部と、
    出力増幅器と、を備えた固体撮像装置において、 前記水平CCDレジスタと、前記フォトダイオードと、
    の間の領域に設けられている、前記垂直CCDレジスタ
    に配設された垂直転送電極のうち、前記水平CCDレジ
    スタに隣接する垂直最終転送電極のみを、該電極の上部
    に設けられる金属配線と電気的に接続し、前記撮像領域
    における少なくとも垂直転送方向に隣接するフォトダイ
    オード間の領域を遮光膜にて覆う、ようにしたことを特
    徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】複数のフォトダイオードと、該フォトダイ
    オードからの電荷を受け取って転送する垂直CCDレジ
    スタとを含む撮像領域と、 前記垂直CCDレジスタからの電荷を受け取って転送す
    る水平CCDレジスタと、 該水平CCDレジスタからの電荷を検出する電荷検出部
    と、 出力増幅器と、 を備え、 前記垂直CCDレジスタの電荷転送チャネル上には電気
    的絶縁膜を介して複数の垂直転送電極が配列されてなる
    固体撮像装置において、 前記水平CCDレジスタと、前記フォトダイオードと、
    の間の領域に設けられている前記垂直転送電極のうち、
    前記水平CCDレジスタに隣接する前記垂直転送電極を
    含む少なくとも1つの該垂直転送電極が、それぞれ該垂
    直転送電極の上部にそれと平行に延在する第1の金属配
    線と電気的に接続されており、かつ、少なくとも垂直転
    送方向に隣接する前記フォトダイオード間の領域が、前
    記第1の金属配線と同一の製造工程で形成される金属膜
    で覆われている、 ことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 【請求項3】前記第1の金属配線が前記撮像領域の外部
    の領域において第2の金属配線が電気的に接続されてお
    り、前記第1の金属配線と接続されていない垂直転送電
    極が、前記撮像領域外部において、前記第2の金属配線
    と電気的に接続されていることを特徴とする請求項2記
    載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】前記垂直転送電極が全て、前記撮像領域外
    部において前記第2の金属配線と電気的に接続されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
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