JP2943432B2 - 電動車両のバッテリ保持装置 - Google Patents
電動車両のバッテリ保持装置Info
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- battery
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電動車両に積載したバ
ッテリを固定するためのバッテリ保持装置に関するもの
である。
ッテリを固定するためのバッテリ保持装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】足に自信のない老人等が一人で外出しよ
うとするときに都合のよい乗物として電動車両がある。
これには、たとえば前輪を操舵用の一輪とし、後輪をシ
ートを安定して支える二輪とした三輪式のものがある。
このような電動車両の場合、電源としてバッテリを使用
し適当な距離走行後、あるいは適当期間の経過後に充電
等の管理を行なう必要がある（特開平2-49654 号公報参
照）。
うとするときに都合のよい乗物として電動車両がある。
これには、たとえば前輪を操舵用の一輪とし、後輪をシ
ートを安定して支える二輪とした三輪式のものがある。
このような電動車両の場合、電源としてバッテリを使用
し適当な距離走行後、あるいは適当期間の経過後に充電
等の管理を行なう必要がある（特開平2-49654 号公報参
照）。
【０００３】次に、従来の電動車両について説明する。
図８において、１は三輪式電動車両である。前部にステ
ップ２を備えた車体３に、１個の前輪４と、左右２個の
後輪５を有し、前輪４はステップ２を貫通したシャフト
６の下端にフォーク７を介して軸８により支持されてい
る。シャフト６の上端には搭乗者が握るハンドル９が取
り付けられている。車体３のステップ２より後方部位に
はバッテリ10が搭載されており、バッテリ10には上方か
らバッテリカバー11が被っている（図６および図７をも
参照）。
図８において、１は三輪式電動車両である。前部にステ
ップ２を備えた車体３に、１個の前輪４と、左右２個の
後輪５を有し、前輪４はステップ２を貫通したシャフト
６の下端にフォーク７を介して軸８により支持されてい
る。シャフト６の上端には搭乗者が握るハンドル９が取
り付けられている。車体３のステップ２より後方部位に
はバッテリ10が搭載されており、バッテリ10には上方か
らバッテリカバー11が被っている（図６および図７をも
参照）。
【０００４】車体３のバッテリ10を搭載した部分より後
方部位中央には、図６および図７に示すようにシートホ
ルダパイプ12が立設しており、このパイプ12にシート13
の下部に下方に向けて突出させた軸（図示せず）が嵌入
するようになっている。パイプ12の上部には前方に向け
て、板を折り曲げて形成したブラケット14が溶接により
取り付けられており、このブラケット14の前端近傍には
取付孔15が設けられている。ブラケット14にはバッテリ
押え板16が重ねられてその中央部に設けられた孔17と、
ブラケット14に設けられた取付孔15とに固定ボルト18を
挿通させて固定ボルト18にナットを螺合させて締め付け
ることによって左右のバッテリカバー11を介してバッテ
リ10を押えるようになっている。
方部位中央には、図６および図７に示すようにシートホ
ルダパイプ12が立設しており、このパイプ12にシート13
の下部に下方に向けて突出させた軸（図示せず）が嵌入
するようになっている。パイプ12の上部には前方に向け
て、板を折り曲げて形成したブラケット14が溶接により
取り付けられており、このブラケット14の前端近傍には
取付孔15が設けられている。ブラケット14にはバッテリ
押え板16が重ねられてその中央部に設けられた孔17と、
ブラケット14に設けられた取付孔15とに固定ボルト18を
挿通させて固定ボルト18にナットを螺合させて締め付け
ることによって左右のバッテリカバー11を介してバッテ
リ10を押えるようになっている。
【０００５】バッテリカバー11の形状はバッテリ10を上
部から覆うように下部部分を開放した直方体のもので、
これをバッテリ10の上部から被せてその下縁部分をバッ
テリ固定容器19の内部に嵌合させてから上部をバッテリ
押え板16によって押えるようにしている。
部から覆うように下部部分を開放した直方体のもので、
これをバッテリ10の上部から被せてその下縁部分をバッ
テリ固定容器19の内部に嵌合させてから上部をバッテリ
押え板16によって押えるようにしている。
【０００６】このような構成にかかる従来の電動車両に
おいては、バッテリ10の点検あるいは整備をするときに
車体３からバッテリカバー11をはずすことになる。その
方法としては、まずシート13を持ち上げて取り外し、そ
の状態で固定ボルト18を弛めてバッテリ押え板16を取り
バッテリカバー11をはずしてからバッテリ10の点検ある
いは整備を行う。そして、点検等が終了したらバッテリ
カバー11を再び被せ、バッテリ押え板16をブラケット14
に重ねて固定ボルト18とナットを締め付けこれによって
バッテリ押え板16でバッテリカバー11およびバッテリ10
を押える。
おいては、バッテリ10の点検あるいは整備をするときに
車体３からバッテリカバー11をはずすことになる。その
方法としては、まずシート13を持ち上げて取り外し、そ
の状態で固定ボルト18を弛めてバッテリ押え板16を取り
バッテリカバー11をはずしてからバッテリ10の点検ある
いは整備を行う。そして、点検等が終了したらバッテリ
カバー11を再び被せ、バッテリ押え板16をブラケット14
に重ねて固定ボルト18とナットを締め付けこれによって
バッテリ押え板16でバッテリカバー11およびバッテリ10
を押える。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
にあっては、バッテリを押える際にバッテリカバーをバ
ッテリ押え板によって押え、バッテリ押え板およびブラ
ケットを挿通させた固定ボルトにナット螺合させて締め
付けることによってバッテリ押え板でバッテリカバーを
介してバッテリを押えていたが、固定ボルトを締め付け
る際に固定ボルトを数回、たとえば５〜８回ほど回転さ
せなければ固定できず、このため締付力が必要になると
共に固定操作が煩雑であった。また、２個のバッテリ間
に空間があるので水や塵が入り易い問題もあった。
にあっては、バッテリを押える際にバッテリカバーをバ
ッテリ押え板によって押え、バッテリ押え板およびブラ
ケットを挿通させた固定ボルトにナット螺合させて締め
付けることによってバッテリ押え板でバッテリカバーを
介してバッテリを押えていたが、固定ボルトを締め付け
る際に固定ボルトを数回、たとえば５〜８回ほど回転さ
せなければ固定できず、このため締付力が必要になると
共に固定操作が煩雑であった。また、２個のバッテリ間
に空間があるので水や塵が入り易い問題もあった。
【０００８】本発明はこの点に鑑みて成されたものであ
り、軽く簡単な操作でバッテリを固定することができ、
かつ、防水性や防塵性を高めた電動車両のバッテリ保持
装置を提供することを目的とする。
り、軽く簡単な操作でバッテリを固定することができ、
かつ、防水性や防塵性を高めた電動車両のバッテリ保持
装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、車体上に２個のバッテリを横
置きに搭載し、該バッテリの上部を押え板で押えるよう
にした電動車両において、前記２個のバッテリの間を後
方から前方に延びるブラケットを設け、該ブラケットの
前端には２個のバッテリの間の空間を隠すカバーをカム
板を介して軸着し、前記ブラケットの内部には前記カバ
ーが垂下状態にあるとき前記カム板に押されてブラケッ
ト内の後方に位置する、一部に斜面を有するスライドプ
レートを装着し、上端にバッテリの押え板を取付けたシ
ャフトをその下端に直径方向にピンを挿通して該ピンが
前記スライドプレートの斜面に下方から接触するように
して前記ブラケットから上方に向けて貫通させ、該シャ
フトの外周に、該シャフトが上方に向かう力を付勢する
スプリングを介装したことを特徴とするものである。
決するための手段として、車体上に２個のバッテリを横
置きに搭載し、該バッテリの上部を押え板で押えるよう
にした電動車両において、前記２個のバッテリの間を後
方から前方に延びるブラケットを設け、該ブラケットの
前端には２個のバッテリの間の空間を隠すカバーをカム
板を介して軸着し、前記ブラケットの内部には前記カバ
ーが垂下状態にあるとき前記カム板に押されてブラケッ
ト内の後方に位置する、一部に斜面を有するスライドプ
レートを装着し、上端にバッテリの押え板を取付けたシ
ャフトをその下端に直径方向にピンを挿通して該ピンが
前記スライドプレートの斜面に下方から接触するように
して前記ブラケットから上方に向けて貫通させ、該シャ
フトの外周に、該シャフトが上方に向かう力を付勢する
スプリングを介装したことを特徴とするものである。
【００１０】
【作用】本発明はこのような構成としたので、バッテリ
カバーをはずしてバッテリの点検等を行う際には、垂下
状態にあるカバー下側の自由端を上方に持ち上げるとブ
ラケット内でスライドプレートを後方に押し付けてい
た、カバー上端のカム板の押圧力が弛みスライドプレー
トは斜面に下方から接触しているシャフトのピンと、シ
ャフトに上方に向かう力を付勢するスプリングの力とに
よって上方に押され、前方にスライドしてくる。これに
よってバッテリの押え板を取り付けたシャフトが上昇
し、バッテリカバーの押えが弛むことになる。後はシャ
フトを回転させればバッテリカバーの取り外しが可能と
なりバッテリの点検等が可能になる。
カバーをはずしてバッテリの点検等を行う際には、垂下
状態にあるカバー下側の自由端を上方に持ち上げるとブ
ラケット内でスライドプレートを後方に押し付けてい
た、カバー上端のカム板の押圧力が弛みスライドプレー
トは斜面に下方から接触しているシャフトのピンと、シ
ャフトに上方に向かう力を付勢するスプリングの力とに
よって上方に押され、前方にスライドしてくる。これに
よってバッテリの押え板を取り付けたシャフトが上昇
し、バッテリカバーの押えが弛むことになる。後はシャ
フトを回転させればバッテリカバーの取り外しが可能と
なりバッテリの点検等が可能になる。
【００１１】また、バッテリの点検等の後はバッテリに
バッテリカバーを取り付け、シャフトを回転させてシャ
フト下端のピンがスライドプレートの斜面の下方から接
触するように位置させてからカバーの自由端を下方向に
回転させればカム板によってスライドプレートが後方に
押されスライドプレートの斜面に下方から接触している
ピンは斜面によってスプリングの力に抗して下側に押さ
れる。これによってシャフトが下側に下がることになる
ので、バッテリの押え板も下がってバッテリカバーを押
えることが可能となり、バッテリの押えが可能となる。
また、カバーを垂下させている状態においては２個のバ
ッテリの間の空間をこのカバーによって覆い隠すことが
可能となる。
バッテリカバーを取り付け、シャフトを回転させてシャ
フト下端のピンがスライドプレートの斜面の下方から接
触するように位置させてからカバーの自由端を下方向に
回転させればカム板によってスライドプレートが後方に
押されスライドプレートの斜面に下方から接触している
ピンは斜面によってスプリングの力に抗して下側に押さ
れる。これによってシャフトが下側に下がることになる
ので、バッテリの押え板も下がってバッテリカバーを押
えることが可能となり、バッテリの押えが可能となる。
また、カバーを垂下させている状態においては２個のバ
ッテリの間の空間をこのカバーによって覆い隠すことが
可能となる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面につき、
図６ないし図８に示したものと同一の部材には同一の符
号を付して説明すると、まず図５に示すように電動車両
の車体３上には２個のバッテリ10が横置きに搭載されて
いる。この２個のバッテリ10の間を車体３の後方から前
方に延びるブラケット20が設けられている。このブラケ
ット20の前端には２個のバッテリ10の間の空間を隠すカ
バー21が取り付けられている。カバー21はブラケット20
の前端に左右２ケ所のビス22によって回転自在に設けら
れたカム板23にビス24で固定されている。
図６ないし図８に示したものと同一の部材には同一の符
号を付して説明すると、まず図５に示すように電動車両
の車体３上には２個のバッテリ10が横置きに搭載されて
いる。この２個のバッテリ10の間を車体３の後方から前
方に延びるブラケット20が設けられている。このブラケ
ット20の前端には２個のバッテリ10の間の空間を隠すカ
バー21が取り付けられている。カバー21はブラケット20
の前端に左右２ケ所のビス22によって回転自在に設けら
れたカム板23にビス24で固定されている。
【００１３】また、ブラケット20の内部には、一部に斜
面25a を有するスライドプレート25がブラケット20の上
板20a に沿わせて装着してある。スライドプレート25
は、ブラケット20に取り付けられた前後方向左右各２ケ
所のビス26によって前後方向にスライド自在に支持され
ている。また、ブラケット20の上板20a および下板20b
に貫通孔27が設けられ、この貫通孔27には、上端にバッ
テリの押え板28を取り付け下端に直径方向にピン29を挿
通したシャフト30が貫通している。シャフト30下端に挿
通したピン29はスライドプレート25の斜面25a に下方か
ら接触している。
面25a を有するスライドプレート25がブラケット20の上
板20a に沿わせて装着してある。スライドプレート25
は、ブラケット20に取り付けられた前後方向左右各２ケ
所のビス26によって前後方向にスライド自在に支持され
ている。また、ブラケット20の上板20a および下板20b
に貫通孔27が設けられ、この貫通孔27には、上端にバッ
テリの押え板28を取り付け下端に直径方向にピン29を挿
通したシャフト30が貫通している。シャフト30下端に挿
通したピン29はスライドプレート25の斜面25a に下方か
ら接触している。
【００１４】さらに、ブラケット20の上板20a より上部
にでているシャフト30の外周には、シャフト30が上方に
向かう力を付勢するスプリングすなわち圧縮スプリング
31が介装されている。圧縮スプリング31の下端はブラケ
ット20の上板20a に当接し、上端はシャフト30に設けた
ワッシャ32に当接している。すなわち圧縮スプリング31
の装着はシャフト30に圧縮スプリング31を嵌合させたら
ワッシャ32およびスペーサ（段付）33をも嵌め込み、さ
らに最上部にバッテリ10の押え板28を取り付けてボルト
34をシャフト30に螺合させて一体に固定している。この
場合、バッテリ10の押え板28は回転できるように装着さ
れている。
にでているシャフト30の外周には、シャフト30が上方に
向かう力を付勢するスプリングすなわち圧縮スプリング
31が介装されている。圧縮スプリング31の下端はブラケ
ット20の上板20a に当接し、上端はシャフト30に設けた
ワッシャ32に当接している。すなわち圧縮スプリング31
の装着はシャフト30に圧縮スプリング31を嵌合させたら
ワッシャ32およびスペーサ（段付）33をも嵌め込み、さ
らに最上部にバッテリ10の押え板28を取り付けてボルト
34をシャフト30に螺合させて一体に固定している。この
場合、バッテリ10の押え板28は回転できるように装着さ
れている。
【００１５】本発明の電動車両は以上のように構成した
ので、カバー21が垂下状態にあるときはブラケット20の
内部にある、一部に斜面25a を有するスライドプレート
25はカバー21が取り付けられたカム板23に押されてブラ
ケット20内の後方に位置することになる。このようにカ
バー21が垂下状態にあるときは、これによってバッテリ
カバー11を介してバッテリ10は車体３に固定されている
ことになる。
ので、カバー21が垂下状態にあるときはブラケット20の
内部にある、一部に斜面25a を有するスライドプレート
25はカバー21が取り付けられたカム板23に押されてブラ
ケット20内の後方に位置することになる。このようにカ
バー21が垂下状態にあるときは、これによってバッテリ
カバー11を介してバッテリ10は車体３に固定されている
ことになる。
【００１６】バッテリカバー11を取り外してバッテリ10
の点検等を行う際には、垂下状態にあるカバー21の下端
を上方に持ち上げると、ブラケット20内でスライドプレ
ート25を後方に押し付けていたカバー21上端のカム板23
の押圧力が弛み、スライドプレート25はスライドプレー
ト25の斜面25a に下方から接触していたシャフト30のピ
ン29と、シャフト30に上方に向かう力を付勢する圧縮ス
プリング31の力とによって上方向の力を受け前方にスラ
イドしてくる。これによってバッテリ10の押え板28を取
り付けたシャフト30が上昇し、バッテリカバー11の押え
が弛むことになる。この上昇したシャフト30を回転させ
ればこれによってバッテリカバー11の取り外しができバ
ッテリ10の点検等が可能になる。
の点検等を行う際には、垂下状態にあるカバー21の下端
を上方に持ち上げると、ブラケット20内でスライドプレ
ート25を後方に押し付けていたカバー21上端のカム板23
の押圧力が弛み、スライドプレート25はスライドプレー
ト25の斜面25a に下方から接触していたシャフト30のピ
ン29と、シャフト30に上方に向かう力を付勢する圧縮ス
プリング31の力とによって上方向の力を受け前方にスラ
イドしてくる。これによってバッテリ10の押え板28を取
り付けたシャフト30が上昇し、バッテリカバー11の押え
が弛むことになる。この上昇したシャフト30を回転させ
ればこれによってバッテリカバー11の取り外しができバ
ッテリ10の点検等が可能になる。
【００１７】また、バッテリ10の点検等をした後はバッ
テリ10にバッテリカバー11を取り付け、シャフト30を回
転させてシャフト30下端のピン29がスライドプレート25
の斜面25a の下方から接触するように位置させてからカ
バー21の自由端を下方向に回転させればカム板23によっ
てスライドプレート25が後方に押されスライドプレート
25の斜面に下方から接触しているピン29は斜面25a によ
って圧縮スプリング31の力に抗して下側に押されシャフ
ト30も下側に下がることになるので、バッテリ10の押え
板28も下がってバッテリカバー11を押えることができ、
バッテリ10が押えられることになる。
テリ10にバッテリカバー11を取り付け、シャフト30を回
転させてシャフト30下端のピン29がスライドプレート25
の斜面25a の下方から接触するように位置させてからカ
バー21の自由端を下方向に回転させればカム板23によっ
てスライドプレート25が後方に押されスライドプレート
25の斜面に下方から接触しているピン29は斜面25a によ
って圧縮スプリング31の力に抗して下側に押されシャフ
ト30も下側に下がることになるので、バッテリ10の押え
板28も下がってバッテリカバー11を押えることができ、
バッテリ10が押えられることになる。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、バッテリの点検等の際にはカバーを上方向に回転
させるだけでカム板のスライドプレートに対する押圧力
が弛んでスライドプレートが前方向に移動してスライド
プレートの斜面に下方から接触しているシャフトのピン
と、シャフトに嵌合している圧縮スプリングとによって
シャフトが上方向に移動すると共にバッテリの押え板が
上方向にすることになりバッテリカバーの取り外しが可
能となる。したがって、軽い操作で容易にバッテリを固
定したり、固定を解除したりすることができる。また、
バッテリを固定、解除する際にはカバーを動かすだけで
よいので操作が非常に簡単である。さらに、バッテリ間
の空間を隠すことができるので防水や防塵の効果があ
る。また、バッテリを固定していないときはカバーがス
テップ側に突出していることになり乗車に邪魔になるの
でるのでバッテリが固定されているか否かの確認が容易
にできる効果がある。
ので、バッテリの点検等の際にはカバーを上方向に回転
させるだけでカム板のスライドプレートに対する押圧力
が弛んでスライドプレートが前方向に移動してスライド
プレートの斜面に下方から接触しているシャフトのピン
と、シャフトに嵌合している圧縮スプリングとによって
シャフトが上方向に移動すると共にバッテリの押え板が
上方向にすることになりバッテリカバーの取り外しが可
能となる。したがって、軽い操作で容易にバッテリを固
定したり、固定を解除したりすることができる。また、
バッテリを固定、解除する際にはカバーを動かすだけで
よいので操作が非常に簡単である。さらに、バッテリ間
の空間を隠すことができるので防水や防塵の効果があ
る。また、バッテリを固定していないときはカバーがス
テップ側に突出していることになり乗車に邪魔になるの
でるのでバッテリが固定されているか否かの確認が容易
にできる効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示す模式図である。
【図２】図１のものの側面図である。
【図３】図１のものの正面図である。
【図４】図１のものの平面図である。
【図５】本発明のバッテリ固定装置を装着した電動車両
の斜視図である。
の斜視図である。
【図６】従来のバッテリ固定装置を示す斜視図である。
【図７】図６のＡ−Ａ線に沿う模式図である。
【図８】従来のバッテリ固定装置を装着した電動車両の
斜視図である。
斜視図である。
１ 電動車両 ３ 車体 10 バッテリ 20 ブラケット 21 カバー 23 カム板 25 スライドプレート 25a 斜面 29 ピン 30 シャフト 31 圧縮スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60K 1/00 - 1/04 A61G 5/04 B60R 16/04 H01M 2/10
Claims (1)
- 【請求項１】 車体上に２個のバッテリを横置きに搭載
し、該バッテリの上部を押え板で押えるようにした電動
車両において、前記２個のバッテリの間を後方から前方
に延びるブラケットを設け、該ブラケットの前端には２
個のバッテリの間の空間を隠すカバーをカム板を介して
軸着し、前記ブラケットの内部には前記カバーが垂下状
態にあるとき前記カム板に押されてブラケット内の後方
に位置する、一部に斜面を有するスライドプレートを装
着し、上端にバッテリの押え板を取付けたシャフトをそ
の下端に直径方向にピンを挿通して該ピンが前記スライ
ドプレートの斜面に下方から接触するようにして前記ブ
ラケットから上方に向けて貫通させ、該シャフトの外周
に、該シャフトが上方に向かう力を付勢するスプリング
を介装したことを特徴とする電動車両のバッテリ保持装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3214799A JP2943432B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 電動車両のバッテリ保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3214799A JP2943432B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 電動車両のバッテリ保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538949A JPH0538949A (ja) | 1993-02-19 |
| JP2943432B2 true JP2943432B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=16661719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3214799A Expired - Fee Related JP2943432B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 電動車両のバッテリ保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2943432B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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