JP2943309B2 - ノズル装置 - Google Patents

ノズル装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、免疫反応等の生化学反応測定に好適に使用
される、反応容器内部洗浄用のノズル装置に関するもの
である。
(発明の背景) 従来、試料中の微量の成分(アナライト)を測定する
ために、目的のアナライトに対して親和性を有する物質
を使用する、いわゆる生化学的反応が実施されている。
一例としては、近年の免疫反応を利用して生体試料(血
液、血清、尿等)中の微量の物質を測定する免疫測定法
がある。この方法は、通常、例えば癌等の発病により生
体試料中に出現したり、又は発病により生体試料中の濃
度が上昇する成分をアナライトとして、当該アナライト
を特異的に認識する抗体又は抗原使用するものである。
また例えば、遺伝子の本体であるDNA中の、変異を生じ
た部分をアナライトとして、当該部分にハイブリダイズ
する核酸プローブを使用する方法もある。いずれの方法
も、アナライトに対して親和性を有する物質とアナライ
トを含んでいるかもしれない試料を混合する工程を含む
こと、最終的に測定されるのは、アナライトと親和性を
有する物質に結合した標識物質である点が共通してい
る。
以上のような生化学反応を利用したアナライトの測定
方法の代表的なものとして、いわゆるサンドイッチ法、
競争法がある。以下、免疫測定法を具体例としてこれら
方法を説明すると、サンドイッチ法は、アナライトに対
して親和性を有する2の抗体(場合によっては抗体と抗
原、抗原と抗原の組み合わせであっても良い)とアナラ
イトを混合させて3つの成分からなる免疫複合体を形成
させるが、ここで、アナライト以外のいずれかの成分に
直接又は間接的に光学的手段により測定し得る標識(例
えば蛍光物質、放射性同位元素、酵素等)を導入し、測
定される光学的シグナルからアナライトを測定するもの
である。一方、競争法においては、アナライトとアナラ
イトに対して親和性を有する物質を結合させる際に、予
め標識を結合させた既知量のアナライトを共存させるこ
とを特徴とするものである。
以上に説明した方法では、直接又は間接的に光学的手
段により検出される標識を結合した、アナライトに対し
て親和性を有する物質又は既知量のアナライトを使用す
るが、使用されたもののうちアナライトと結合しなかっ
たものを除去する必要がある。このため、サンドイッチ
法においてはアナライトに対して親和性を有する物質の
一方を、競争法においては親和性を有する物質を、水に
不溶性の物質(担体)に固定化しておき、後に担体上に
固定化されなかった成分を除去する方法が採用されてい
る。また反応液を排水すると同時に、適当な洗浄用試薬
を含む洗浄液を給水するなどしてより精度を高める工夫
が必要となる。
以上のような担体以外の成分を除去する工程において
は、アナライトを含む複合体を固定化する担体を生化学
反応を生じさせる反応容器から除去する恐れのないこ
と、担体上に形成された複合体に悪影響を及ぼさないこ
とが必要とされる。例えば時願昭61−157607号には、先
端部に多孔質フィルターを供えたノズル装置が記載され
ている。このノズル装置は、先端部の多孔質フィルター
により担体を押さえ、かつフィルター中心に位置する排
水・給水管により、容器中の液体(反応液)を排水する
と同時に洗浄液を給水して残存成分を希釈・排水するこ
とが可能である。
本発明者は、多孔質フィルターを供えたノズル装置を
使用して反応容器中の反応液を除去する実験を行ったと
ころ、2000回程度除去操作を繰り返した段階で多孔質フ
ィルターに目詰まりが生じ、結果として反応液の除去効
率が低下するという事態に遭遇した。これは、除去され
るべき反応溶液中の、アナライト結合しなかった標識の
結合した物質、試料に由来するアナライト以外の物質更
には生化学反応を効率良く生じさせるために添加した安
定化剤等が多孔質フィルターに付着した結果生じるもの
と推測される。
(発明の目的) 本発明は、反応容器から担体が除去されたり表面の複
合体に悪影響を与えることなく、かつ、前述したような
成分が付着することで反応液等の反応容器内の液体の排
水効率が低下するような現象が生じることのないノズル
装置を提供するものである。
(発明の概要) 前述の目的のためになされた本発明のノズル装置は、
担体を内部に有する反応容器内部に洗浄液を給水すると
共に容器中の液体を排水するためのノズル装置であっ
て、当該容器に対向した一端は開口した軸芯穴を有する
頂点のない円錐状であり、他端は液体の排水のための吸
引手段と連絡する筒状の外管と、外管内部に遊嵌し、容
器に対向した一端は外管の前記開口に到達して実質的に
間隙なくこれと嵌合し、他端は洗浄液給水のための手段
と連絡してそれ自体洗浄液の給水路を形成すると共にそ
の外壁と外管の内壁との間に液体の排水路を形成する筒
状の内管を備え、外管の円錐状部には内管の外壁と外管
の内壁の間隙により形成される液体排水路に容器内の液
体を導入するためのスリットが形成された装置であり、
少なくとも前記外管の円錐状部分が弗化樹脂で構成され
るか弗化樹脂でコーティングされた装置である。ここ
で、反応容器とは抗原や抗体等による免疫反応やDNAやm
RNA等による核酸のハイブリダイゼーション反応等の生
化学的反応を生じさせるための反応空間を提供するもの
であるが、本発明のノズル装置はいかなる形状の容器に
体しても使用可能である。しかし、口径が小さかった
り、また複雑な形状の容器に対しては、ノズル装置の形
状がある程度制限されてしまうことも事実であり、本発
明のノズル装置は、特に、断面径の変化が少ない、上部
開口を有する筒状、なかでも円筒状の容器に対して好適
に使用される。担体は前述したように、生化学反応を生
じせしめる成分のいずれかが直接又は間接的に固定化さ
れるものであり、水不溶性の大きさを有したものであれ
ば本発明のノズル装置を適用することが可能である。特
に、径が1mm程度以上の球状の担体に対して本発明のノ
ズル装置は好適に使用できる。
本発明において、洗浄液を給水し、反応容器内の液体
を排水するのは前述のように内管と外管によって構成さ
れる二重管により達成される。この二重管部分は、外管
の容器に対向する一端を除き、全体として異なる径を有
する筒状部材が同軸芯に構成されたものであり、内管内
部を通して洗浄液が給水され、外管の内壁と内管の外壁
の間隙を通して液体が排水される。このため、内管と外
管の反応容器に対向していない一端は、それぞれ洗浄液
給水手段又は液体排水手段と連絡している。これらの手
段は通常使用されるもので良く、例えば給水手段であれ
ば洗浄液タンク、洗浄液をノズル装置に輸送するポン
プ、ポンプとノズル装置の間に位置する弁装置から構成
される手段等が例示でき、排水手段であれば引圧を発生
する手段、排水をトラップするトラップボトル等から構
成される手段が例示できる。
外管の径は反応容器の開口の大きさとの関係におい
て、外管の容器に対向する一端が容器底に到達可能であ
るように決定する。外管の一端は前記したように頂点の
ない円錐状であるが、断面の径の最も太い部分が容器の
内壁よりも大径であるなどして外管の一端が容器底に到
達できない場合には、容器内の排水されるべき液体の一
部が残存する可能性があるからである。
外管の容器に対向する頂点のない円錐状部に位置する
軸芯穴は、正面から観察した場合には内管の外径に外管
を構成する部材の肉厚を加えた大きさの径となる。即ち
内管の容器に対向する一端は、外管の前記開口に到達し
て実質的に間隙なくこれと嵌合する。しかしながら、内
管を比較的弾力のある部材を採用した場合にはこの限り
ではない。従って、外管の軸芯穴の内径は内管の外径に
合わせて構成することが必要である。
外管は頂点のない円錐状を呈しており、これを横から
観察すると台形状である。内管は完全にこの台形の上底
部分に到達した状態に内装されていることが望ましい
が、多少のずれがあっても差支えない(内管が極わずか
だけ外管の開口内部に隠れるか、開口から出た状態)。
外管の円錐状部分は、ノズル装置の軸芯に対して5〜30
度程度の傾斜を有することが好ましく、これより角度が
大きかったり小さかったりした場合には、後に説明する
効果が減少する恐れがある。
なお、外管の円錐状部分以外、及び、内管の外管との
嵌合部分以外は特に円筒状である必要はなく、例えば多
角形の筒状等であっても良いが、円筒状に構成すること
が好ましい。
外管の円錐状部分には、容器内の液体を外管内壁と内
管外壁の間隙により形成される排水経路に導入するため
に1以上のスリットを形成する。このスリットの幅は、
担体を排水経路に導入しないように、担体の短方向の幅
以下とすることが必要である。しかし、このように構成
してもスリットの幅が大きいと、排水の際の吸引圧によ
り担体がスリット部分に吸着する恐れがあるため、スリ
ット幅を担体の短方向の幅の1/5以下とすると良い。ス
リットは、外管の容器に対抗する一端の軸芯穴から軸芯
方向に構成する。スリットの軸芯方向の長さ(高さ)に
特別の制限はないが、担体の短方向の幅以上の高さとす
ることが好ましい。スリットの高さが高すぎると、液体
の排出に伴なって(洗浄液の給水を停止した状態で)容
器内の液面が低下するにつれスリットから空気が侵入し
て吸引圧が低下する結果、排水が不完全となり液体が残
存する恐れがあり、反対に高さが低すぎると液体がほぼ
完全に排出された後でも初期の吸引圧が維持されてしま
う結果、スリットに担体が吸着する恐れが生じるのであ
る。しかしながら逆に言えばこのことは、特にスリット
の高さ等を意図的に変化させることで液体の除去が完了
した時点での吸引圧を、本装置を使用する者が決定出来
ることを同時に意味するのである。
スリットは1以上形成すれば良いが、より効果的な排
水のためには3〜8程度の複数のスリットを等間隔で形
成すると良い。しかしながら、多数のスリットを形成す
ると、それに伴なって外管の開口の強度不足に起因する
装置の変形等の弊害が生じる恐れがあるため、前記した
範囲のスリット数とすることが好ましい。
本発明のノズル装置は、外管の円錐状部分が弗化樹脂
で構成されるか又は弗化樹脂でコーティングされる。こ
れにより、反応容器中に存在する成分がノズル装置に付
着することを防止することが可能である。より好ましく
は、吸引された排出されるべき液体と接触する部分、即
ち前記した外管の円錐状部分以外にもその内壁や内管の
外壁も同様に弗化樹脂で構成するか、あるいは弗化樹脂
でコーティングすると良い。弗化樹脂としては、例えば
四弗化エチレン、三弗化エチレン等を例示することがで
きる。ノズル装置のその他の部分は、例えばシリコンゴ
ム、ステンレス、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
アセタール等の、生化学反応において使用された反応成
分に対して安定なものであれば制限はない。
本発明の装置は、駆動する移送装置に搭載した状態で
使用する。即ち、反応容器の開口が上部に位置していれ
ば、上方向よりノズル装置を容器内に侵入せしめるため
に、上下方向に駆動する移送装置に搭載するのである。
移送装置は、ノズル装置の液体吸引能力やノズル装置の
外管と反応容器の底面の位置関係においてその移送距離
等を決定し、設計すれば良いが、ノズル装置による洗浄
効率を向上させるため、容器のほぼ中央にノズル装置を
侵入させることが可能なようにノズルの侵入方向と垂直
な方向に対しても駆動可能に構成することが好ましい。
以上に説明したノズル装置の移送装置は、反応容器を上
下又は左右方向に駆動する移送装置であっても良い。
以上のようなノズル装置の移送装置においては、機械
的にノズル装置を容器の底面まで侵入させるような機能
を有するものよりも、例えばノズル装置の軸芯上に担体
が位置してしまった結果、ノズル装置が担体を挟んでし
まった場合に移送を中止するような機能を有するものが
好ましい。
本発明の装置は、外管部を構成する外管部材と内管部
を構成する内管部材の最低2の部材からなるノズル装置
である。しかしながら、より簡便にこのノズル装置を作
製する場合には、弗化樹脂で構成した外管の一端をなす
部分を別途作製し、これを単純に外管と内管の二重管を
構成する部材に差し込むなどしても良い。
(発明の効果) 本発明は、例えば不溶性担体に抗体を固定化し、試料
中の測定されるべき抗原(アナライト)と当該抗体の複
合体を形成させ、更に光学的に検出可能な標識物質を結
合させた前記抗原に対する抗体をこの複合体と反応させ
た後、担体に間接的に結合しなかった標識と結合した抗
体を除去し、次いで担体と結合した標識物質を検出し、
この結果から抗原の濃度を測定するような方法におけ
る、いわゆるB/F分離と呼ばれる前記除去操作に好適に
使用されるノズル装置である。特に本ノズル装置は、単
に容器中の液体を吸引するのみでなく、同時に又は別途
内管より適当な洗浄液を吐出することも可能な洗浄用の
ノズル装置である。
例えば前記した免疫測定法等においては、洗浄により
担体に結合しなかった標識物質を除去するわけである
が、この操作が効果的に行われないならば測定結果は誤
差を多分に含んだものとなる。即ち、ノズル装置に要求
されるのは、担体を吸着せしめ、最悪の場合には担体を
容器の外に排除したり、担体の表面に結合した生化学反
応によって形成された複合体に悪影響を与えることな
く、数千回におよぶ洗浄操作を実施した場合でも除去さ
れるべき成分によりノズル装置に目詰まりが生じ難いこ
とである。目詰まりが生じた場合には、当然洗浄効率が
低下して当該操作に要する時間が長くなったり、最悪の
場合には洗浄操作が実施不可能となってしまうことも予
想される。操作に要する時間が長くなれば、一定の時間
当たりに処理可能(測定可能)な試料の数が減少するこ
とになり、迅速に大量の試料を測定したいという使用者
の願望と逆行するものとなるだろうし、目詰まりを生じ
させないようにするために一定時間を目安としてノズル
装置を洗浄したり交換したりとするとしても、このよう
なメインテナンスは極力少なくしなければならない。
本発明のノズル装置は、外管の容器に対抗する一端を
従来例のなかった頂点のない円錐状部分とし、吸引口を
この部分に設けたスリットとすることで、特に球状の担
体が吸着することを防止すると同時にノズル装置が容器
中を下降する際の担体との接触(摩擦)を極力減少させ
て複合体への影響を排除し、かつ、この円錐状部分を弗
化樹脂で形成するか、弗化樹脂でコーティングすること
により、除去されるべき成分がこれに付着することを防
止することを可能にするものである。
ノズル装置を反応容器の底部まで侵入させようとする
場合には、担体を侵入経路上から移動させることが好ま
しいが、洗浄液の供給を液体の吸引と別個に行うことが
可能な本ノズル装置においては、前記したように担体と
の接触(摩擦)を減少させることが可能なうえに、ノズ
ル装置の侵入と同時に洗浄液を吐出し、担体を移動させ
ることも可能である。
本ノズル装置を反応容器の底部まで侵入させない場合
においては、液体の吸引により排除されるべき容器内の
液面が低下するのに伴い、スリットの液体との接触面積
が小さくなったり、空気が侵入して吸引圧が低下し、液
体が完全に除去されずに残存する恐れがある。しかし実
際には、液体が吸引される際に容器内に生じるノズル装
置への水流によりノズル装置の周辺に移動した複数の担
体間の間隙が、ノズル装置への液体の導入口的な役割を
果たす結果、なおも効率的な吸引効果が得られるのであ
る。従って、複数の担体を保持する容器の洗浄に対して
本発明の装置は効果的である。このような効果は、担体
がほぼ同径の球状である場合にはより顕著である。従っ
て、複数のほぼ同径の球状担体を保持する容器の洗浄に
対して本発明の装置は特に効果的である。
本発明のノズル装置で、外管の一端を円錐状としたか
ら、この部分での排除されるべき液体の流速は他の、例
えば柱状又は円柱状の外管と柱状又は円柱状の内管で形
成される二重管構造部分での流速と比較して大きくな
り、除去されるべき成分の付着はこの意味でも防止され
る。また、スリットの幅と高さを調節することにより、
吸引操作の初期段階(スリットの全部が吸引されるべき
液体中に浸漬した状態)と吸引操作の終了段階(ほとん
どの吸引されるべき液体が排除された状態)での吸引力
を加減することも可能であり、しかも、吸引に伴って容
器中の液体の液面が低下するにつれ、スリットに空気が
侵入することで吸引力を序々に減少させることも可能で
ある。
(発明の実施例) 以下、本発明を酵素免疫測定装置に適用した場合につ
いて、図面及び実際の洗浄効果を行った結果に基づいて
説明する。
第1図は本発明のノズル装置を側面から観察した図で
ある。本図では、下側方向に反応容器が位置することに
なり、外管の容器に対抗する一端は開口した軸芯穴
(a)を有する頂点のない円錐状を呈しており(b)、
他端は不図示の液体吸引装置と連絡している(c)。内
管の容器に対抗する一端は外管の円錐状部の頂点にまで
達しており(d)、他端は不図示の洗浄液供給装置と連
絡している(e)。外管の容器に対向した一端には、外
管円錐状部の開口部から軸芯方向に向かうスリット
(f)がある。この図では、4つのスリットを有する装
置を示している。
本例では、ノズル装置の容器に対向する先端部分
(g)と単なる二重管構造部分(h)が同じ太さとなる
構成であるが、例えば先端部分を二重管構造部分と比較
して細く、又は、逆に太く構成しても良い。
第2図は第1図に示したノズル装置を反応容器側から
観察した図である。内管の一端(d)は、外管の円錐状
部(b)の開口した軸芯穴(a)と間隙なく嵌合してい
る。外管には、開口部から軸芯方向に伸びる4つのスリ
ット(f)がある。
外管の軸芯穴(a)は、実際には内管の一端と嵌合し
ているため、実質的に隙間なく塞がれている。
なお、本図では、本発明のノズル装置をより理解し易
く示すために、外管と内管の端面に斜線を施してある。
第3図は、第1、第2図に示したノズル装置の反応容
器に対向する端を斜め下方から観察した図である。外管
の円錐状部(b)の開口した軸芯穴(a)には、間隙な
く嵌合した内管(d)が存在し、この内管がそれ自体、
洗浄液の供給経路(i)を形成している。開口した軸芯
穴には、4つのスリット(f)があり、除去されるべき
液体のノズルへの導入口(j)を形成している。
なお、本図においても、外管と内管の端面に斜線を施
してある。
第4図は、ノズル装置の反応容器に対向する一端の一
部断面を示すものである。本例は、第1図における二重
管部分(h)と特に外管の円錐状部の先端部分(g)を
別個に作製し、後にこれを結合させて装置を完成する場
合に有効な構成である。即ち、外管の円錐状部分のみを
弗化樹脂で別個に作製する場合には、このように当該部
分を分離し得る構成としておくことが好ましい。
内管(k)、外管(11、12)の肉厚等は、特に制限さ
れない。このとき、遊嵌する外管と内管により形成され
る除去されるべき液体の排水経路(m)を十分に考慮し
て、外管の口径等を決定すべきである。
第5図は本発明のノズル装置を用いた反応カップの洗
浄の様子を示すものである。(A)は反応容器(n)に
対して一定の間隔を置いて停止した状態で洗浄液を供給
している場面を示し、(B)は不図示の移送手段により
担体(o)と接触する位置まで下降し、液体の除去を開
始した場面を示し、(C)は液体の除去が終了した場面
を示す。
本図に示したように、特に担体(o)が球状である場
合には、中心に担体が吸引される結果、液体の除去に伴
って液面(p)が低下し、吸引力が低下しても、球と球
との間隙が液体のノズル装置への導入経路として働くこ
とになり、驚くべきことにはスリットと液体の接触面積
が小さくともなおも効率的な吸引効果を得ることが出来
る。従って、本発明のノズル装置は、球状の担体を保持
する反応容器の洗浄に対して、特に好ましく使用するこ
とが出来ると思われる。
なお、本図は洗浄液の吐出と容器中の液体の吸引を別
途行っている様子を示しているが、これら操作は同時に
実施しても良い。
参考第1図は、後の実験で使用した比較用のノズル装
置を示すものである。二重管構造等は本発明の装置と同
様であるが、外管を円錐状に構成せず、代わりに多孔質
フィルター(q)が容器に対向する一端に装着されてい
る。なお、本図では、不図示の液体吸引装置とノズル装
置の連絡する外管の容器に対向する一端の他端(c)が
例示されている。このような他端(c)の構成は、本発
明のノズル装置においても採用し得るものである。
参考第2図は、参考第1図の装置を反応容器の方向か
ら観察したものである。
反応容器の洗浄実験 1 ノズル装置として、第1図で示される外観の装置を使
用した。この装置は、第4図に示すように、外管の円錐
状部を別途作製して後にノズル装置を構成するタイプの
ものである。
詳細は、内管(円筒形);四弗化エチレン製,内径0.
4mm,外径1.4mm,肉厚0.5mm,長さ10cm、外管11部(円筒
形、11部については第4図参照);ポリプロピレン製,
内径4mm,外径5.5mm,肉厚0.75mm,長さ9cm、外管12部(12
部については第4図参照);四弗化エチレン製,長さ7m
m(内2mmは11部との嵌合部分);(最大寸法)内径3mm,
外径5.5mm,肉厚1.25mm,(最小部)内径1.4mm,外径2.4m
m、肉厚0.5mmである。この装置は、幅0.3mm、長さ1.5mm
のスリットを4つ供えている。また、この装置の円錐状
部は、軸芯に対して約9度の角度で傾斜している。
比較に用いたノズル装置は、特願昭61−157607号に記
載された、参考第1、2図のような構成の、先端に、そ
れ自体が洗浄液の供給経路を形成する内管が貫通した多
孔質フィルターを供えた装置である。本実験では、先に
説明した装置の外管円錐状部のかわりに、外径が5.5mm
で口径1.4mmの貫通孔を有する長さ5mmのセラミックス製
フィルターを装備するノズル装置を使用した。なお、こ
の装置のフィルター部分は、外径が4mmで長さ2mmの、口
径1.4mmの貫通孔を有する突起部を有し、この突起部を
前記外管11部と嵌合させることで装着した。また、 以上の2種類のノズル装置を使用して次の実験を行っ
た。0.1mlの牛血清に10mgのゼラチンを溶解した溶液
を,直径が2mmのガラスビーズ(6個)を含むポリプロ
ピレン製の反応容器(直径10mm、高さ20mmの円柱状の形
状)に入れ、撹拌した。
まずそれぞれのノズル装置を反応容器の底面から20mm
の地点まで侵入させ、0.6mlの洗浄液を吐出した後、ノ
ズルの先端がガラスビーズに接触するまで降下させ、後
に容器中の液体を吸引する操作、を11回実施した。な
お、ノズル装置は容器底面の中心点の上に位置させて操
作を実施し、洗浄液としては、2.5リットルの精製水に
1.1gのモノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタンと
14.6gの塩化ナトリウムを含む溶液を使用した。
牛血清の中に含まれるアルカリ性フォスファターゼ
(ALP)について、ALPの特異的基質である4−メチルウ
ンベリフェリル燐酸(4MUP)を添加して分解された4MU
の量を測定することによりどれだけ牛血清の成分が除去
されずに反応容器中に残存しているかを測定した。
1mMの4−MUPを含む反応液を0.2ml、上記のようにし
て洗浄した後の反応容器に添加し、40分間室温でインキ
ュベートした後、市販の免疫測定装置(AIA−1200、商
品名、東ソー(株)製)の蛍光検出部を用いて励起波長
360nm、検出波長450nmで測定した。なお、以上の測定は
レート法により実施した。
以上の実験を、1ロット当たり500個の反応容器につ
いて、合計で3000個の容器について実施し、測定結果が
3nM/secを越えるものを洗浄不良と判断し、1ロット当
たり洗浄不良と判断された容器が0個であったロットを
良好な洗浄(良)と行われたとし、1〜5個が洗浄不良
と判断されたロットを実用的な洗浄が行われたとし
(実)、6個以上が洗浄不良と判断されたロットを実用
に不向きな洗浄が行われた(悪)と認定した。
結果を表に示す。表によれば、本発明のノズル装置で
は6ロット3000個の容器を洗浄した場合でも良好な洗浄
が行われていたのに対して、比較のために用いたノズル
装置では3ロット1500個の容器を洗浄した後には洗浄の
効率が悪化し、実際の免疫測定で使用する場合には洗浄
又はフィルターの交換等が必要であることを示してい
る。
反応容器の洗浄実験 2 前記洗浄実験1で使用した本発明のノズル装置と、内
管(内径0.4mm,外径1.4mm,肉厚0.5mm,長さ10cm)と外管
(ポリプロピレン製,内径4mm,外径5.5mm,肉厚0.75mm,
長さ10cm)により単に二重管様に構成されたノズル装置
を用いて、実験1と同様の実験を試みた。その結果、比
較のために用いた二重管様装置では汚れにより目詰まり
が生じることはなかったが、時折、直径2mmの球状ガラ
ス製担体が外管の一端に吸着し、容器に侵入した装置を
容器外に移送する際、担体が共に容器の外部に移送され
る事態が生じた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のノズル装置を側面から見た図であ
り、第2図は斜め下方(反応容器に対向する方向)から
見た図であり、第3図は斜め下方から見た図である。 第4図は本発明のノズル装置を軸芯に沿って部分的に段
面した図を示すものである。 第5図は本発明のノズル装置を用いて球状の担体を保持
する容器を洗浄する場合を模式的に示す図である。 a;外管の容器に対向する一端の開口した軸芯穴 b;外管の頂点のない円錐状部 c;外管の一端(液体吸引装置と連絡する管) d;内管の容器に対向する一端 e;内管の一端(洗浄液供給装置と連絡する管) f;スリット g;ノズル装置の容器に対向する先端部分 h;ノズル装置の二重管構造部分 i;洗浄液の供給経路 j;液体のノズルへの導入口 k;内管 l;外管 m;液体の廃水経路 n;反応容器 o;担体 p;液面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】担体を内部に有する反応容器内部に洗浄液
    を給水すると共に容器中の液体を排水するためのノズル
    装置であって、当該容器に対向した一端は開口した軸芯
    穴を有する頂点のない円錐状であり、他端は液体の排水
    のための吸引手段と連絡する筒状の外管と、外管内部に
    遊嵌し、容器に対向した一端は外管の前記開口に到達し
    て実質的に間隙なくこれと嵌合し、他端は洗浄液給水の
    ための手段と連絡してそれ自体洗浄液の給水路を形成す
    ると共にその外壁と外管の内壁との間に液体の排水路を
    形成する筒状の内管を備え、外管の円錐状部には内管の
    外壁と外管の内壁の間隙により形成される液体排水路に
    容器内の液体を導入するためのスリットが形成された装
    置であり、少なくとも前記外管の円錐状部分が弗化樹脂
    で構成されるか弗化樹脂でコーティングされた装置。
  2. 【請求項2】弗化樹脂が四弗化エチレン又は三弗化エチ
    レンである請求項1に記載のノズル装置。
  3. 【請求項3】スリットが、担体の短方向の幅の1/5以下
    の幅であることを特徴とする請求項1に記載のノズル装
    置。
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